JPH1144208A - 内燃機関用油温制御装置 - Google Patents

内燃機関用油温制御装置

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JPH1144208A
JPH1144208A JP20423297A JP20423297A JPH1144208A JP H1144208 A JPH1144208 A JP H1144208A JP 20423297 A JP20423297 A JP 20423297A JP 20423297 A JP20423297 A JP 20423297A JP H1144208 A JPH1144208 A JP H1144208A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関を潤滑する潤滑油を冷間始動時には
素早く昇温すると共に、高出力時には高くなり過ぎない
ように冷却すること。 【解決手段】 内燃機関10のオイルパン15内に貯留
された潤滑油の汲上げ先端のオイルストレーナ16内に
冷却水を循環させる熱交換管27が設けられ、この熱交
換管27を介してラジエータ20からの冷却水が循環さ
れ潤滑油と冷却水との間で熱交換される。これにより、
内燃機関10の冷間始動時では、潤滑油が熱交換管27
を介して冷却水にて暖められ、潤滑油の吸込側の流路抵
抗の大部分が低減され燃費が向上される。また、内燃機
関10の高出力時では、潤滑油が熱交換管27を介して
冷却水にて冷却され油温の上昇が抑制され、潤滑系の各
部位の信頼性が向上されると共に、潤滑油の長寿命化を
達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の潤滑系
の各部位に供給する潤滑油の温度を制御する内燃機関用
油温制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の潤滑系に供給される潤
滑油の油温と内燃機関を冷却する冷却水の冷却水温とに
は、図3(a)及び図3(b)の特性図に『従来』とし
て表すように、内燃機関の冷間始動時からの時間経過に
伴う昇温挙動や高出力(高負荷;燃料供給量が多い)時
における昇温挙動に相違があることが知られている。即
ち、内燃機関の冷間始動時からの潤滑油の油温の上昇は
鈍いのに対して冷却水の冷却水温の上昇は素早く、ま
た、高出力時では、油温はかなり高温(例えば、150
℃程度)まで昇温されることとなるが冷却水温は沸点1
00℃(実際には、凍結防止液が混入されているため1
05℃程度)までであり潤滑油ほど昇温されることはな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内燃機関の
冷間始動時で油温が低いときには、潤滑油は粘性が高く
オイルポンプや潤滑系の各部位における摩擦力が大きい
ため燃費の悪化を招き、逆に、内燃機関の高出力時に潤
滑油の油温が高くなり過ぎると、回転摺動部位の冷却不
足や油膜保持能力の低下による焼付の要因、更には潤滑
油の寿命をも短くするという不具合があった。
【0004】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、内燃機関の冷間始動時で潤滑
油の油温が低いときにはなるべく早く適切な粘性の得ら
れる温度まで昇温させ燃費を向上し、高出力時には潤滑
油の油温が高くなり過ぎないようにして潤滑油本来の性
能を発揮させ潤滑信頼性の向上と共に、潤滑油の長寿命
化を達成することができる内燃機関用油温制御装置の提
供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関用油
温制御装置によれば、内燃機関のオイルパン内に貯留さ
れた潤滑油が内燃機関の冷却水によって熱交換される。
このため、内燃機関の冷間始動時では、潤滑油が冷却水
にて暖められることで潤滑油の吸込側の流路抵抗が低減
され燃費が向上される。また、内燃機関の高出力時また
は高負荷時では、潤滑油が冷却水にて冷却されること
で、潤滑油の油温の上昇が抑制され潤滑系の各部位の信
頼性が向上されると共に、潤滑油の長寿命化を達成する
ことができる。
【0006】請求項2の内燃機関用油温制御装置では、
内燃機関のオイルパン内の潤滑油の貯留領域に配設され
たオイルストレーナ内に設けられた熱交換手段を介して
冷却水が循環され潤滑油と冷却水との間で熱交換され
る。これにより、内燃機関の冷間始動時では、潤滑油が
冷却水にて暖められることで潤滑油の吸込側の流路抵抗
の大部分が低減され燃費が向上される。また、内燃機関
の高出力時または高負荷時では、潤滑油が冷却水にて冷
却されることで、潤滑油の油温の上昇が抑制され潤滑系
の各部位の信頼性が向上されると共に、潤滑油の長寿命
化を達成することができる。
【0007】請求項3の内燃機関用油温制御装置では、
内燃機関のオイルパン内の潤滑油の貯留領域内に配設さ
れた熱交換手段としての熱交換器を介して冷却水が循環
され潤滑油と冷却水との間で熱交換される。これによ
り、内燃機関の冷間始動時では、潤滑油が冷却水にて暖
められることで潤滑油の吸込側の流路抵抗の大部分が低
減され燃費が向上される。また、内燃機関の高出力時ま
たは高負荷時では、潤滑油が冷却水にて冷却されること
で、潤滑油の油温の上昇が抑制され潤滑系の各部位の信
頼性が向上されると共に、潤滑油の長寿命化を達成する
ことができる。
【0008】請求項4の内燃機関用油温制御装置では、
二重構造とされた熱交換手段としてのオイルパンの外周
囲側を冷却水が循環されオイルパン内の潤滑油との間で
熱交換される。これにより、内燃機関の冷間始動時で
は、潤滑油が冷却水にて暖められることで潤滑油の吸込
側の流路抵抗の大部分が低減され燃費が向上される。ま
た、内燃機関の高出力時または高負荷時では、潤滑油が
冷却水にて冷却されることで、潤滑油の油温の上昇が抑
制され潤滑系の各部位の信頼性が向上されると共に、潤
滑油の長寿命化を達成することができる。
【0009】請求項5の内燃機関用油温制御装置によれ
ば、内燃機関の高出力時または高負荷時で外部冷却系の
能力が不足するときには、温感式流量制御弁の作動によ
って熱交換手段に対する冷却水の流量が制限される。こ
れにより、冷却水を内燃機関の冷却のためだけに使用で
き、冷却水の沸騰が防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0011】〈実施例1〉図1は本発明の実施の形態の
第1実施例にかかる内燃機関用油温制御装置の冷間始動
時における動作を示す概略構成図である。また、図2は
本発明の実施の形態の第1実施例にかかる内燃機関用油
温制御装置の高出力時における動作を示す概略構成図で
ある。なお、以下の図中における白抜矢印は熱の流れ方
向を示す。
【0012】図1及び図2において、まず、内燃機関1
0を冷却する破線矢印で流れ方向を示す冷却水の流路に
ついて述べる。
【0013】内燃機関10のシリンダブロック11のシ
リンダ周囲には冷却水の流路としてのウォータジャケッ
ト12が形成され、また、内燃機関10と分離され冷却
水の外部冷却系としてのラジエータ20が配設されてい
る。これら内燃機関10のシリンダブロック11とラジ
エータ20との間は配管21,22にて接続され、この
配管22途中にはバイパス管23を通るバイパス流路を
設定するサーモスタット24、内燃機関10にて駆動さ
れ冷却水を強制的に循環させるウォータポンプ25が配
設されている。
【0014】ここで、ラジエータ20側からシリンダブ
ロック11側への冷却水の流れ方向の配管22でウォー
タポンプ25の下流側には後述のオイルストレーナ16
内に配設された熱交換管27に冷却水を導くための導入
管26が接続され、シリンダブロック11側からラジエ
ータ20側への冷却水の流れ方向の配管21には熱交換
管27からの冷却水を戻すための導出管28が接続され
ている。
【0015】次に、図1及び図2において、内燃機関1
0の潤滑系の各部位に供給するための実線矢印で流れ方
向を示す潤滑油の流路について述べる。
【0016】内燃機関10にて駆動されるオイルポンプ
17は、内燃機関10のシリンダブロック11と一体化
されたオイルパン15内の潤滑油の貯留領域内に配設さ
れたオイルストレーナ16を介して濾過された潤滑油を
シリンダブロック11内の潤滑系の各部位に流路として
のメインホール19を通して送出し強制的に循環させ
る。ここで、内燃機関10のシリンダブロック11には
オイルクーラ機能を有するオイルフィルタ18が配設さ
れており、オイルポンプ17からの潤滑油はオイルフィ
ルタ18にて濾過されると同時に、シリンダブロック1
1のウォータジャケット12を循環される冷却水を利用
して冷却されたのちメインホール19側に送出される。
【0017】次に、その動作及び作用について、図1、
図2及び図3を参照して説明する。ここで、図3は本実
施例の内燃機関用油温制御装置における油温と冷却水温
との昇温挙動を従来と比較して表す特性図である。
【0018】内燃機関10からの発熱の大部分を冷却水
が受取ることで、図3(a)に表すように、冷間始動時
には冷却水温>油温となる。図1に示すように、冷間始
動時にはサーモスタット24の働きによってバイパス管
23側が開、ラジエータ20側が閉とされることでバイ
パス管23を通る冷却水の流路(破線矢印)が形成され
る。また、内燃機関10のオイルパン15内の潤滑油の
貯留領域内に配設されたオイルストレーナ16内の熱交
換管27を通る冷却水の流路(破線矢印)が形成されて
いる。
【0019】このため、内燃機関10からの冷却水は配
管21、バイパス管23、配管22を通りラジエータ2
0を介すことなくシリンダブロック11のウォータジャ
ケット12に戻される。即ち、冷間始動時における冷却
水はシリンダブロック11のウォータジャケット12内
をほぼ循環されるだけであり、図3(a)に『本発明』
として表すように『従来』とほぼ同様に素早く昇温され
る。同時に、冷却水は導入管26、オイルストレーナ1
6内の熱交換管27、導出管28を通って循環される。
このように、オイルストレーナ16内の熱交換管27を
冷却水が通ることでオイルポンプ17によって汲上げら
れる際の潤滑油の昇温が促進され、図3(a)に『本発
明』として表すように、内燃機関10の早期暖機が可能
となる。
【0020】本実施例では、オイルポンプ17における
吸込側の流路抵抗の大部分を占めるオイルストレーナ1
6内の潤滑油が暖められるため、冷間始動時の負担を効
率良く軽減することができる。なお、潤滑油量に対し冷
却水量は十分多いため、上述の熱交換の影響で冷却水温
の昇温が鈍るというような懸念はない(図3(a)参
照)。
【0021】内燃機関10の暖機後であって高出力時に
は、図3(b)に表すように、潤滑油の冷却が十分でな
いことも手伝って油温>冷却水温となる。図2に示すよ
うに、このような高出力時にはサーモスタット24の働
きによってラジエータ20側が開、バイパス管23側が
閉とされることでラジエータ20を通る冷却水の流路
(破線矢印)が形成される。また、冷間始動時と同様
に、内燃機関10のオイルパン15内の潤滑油の貯留領
域内に配設されたオイルストレーナ16内の熱交換管2
7を通る冷却水の流路(破線矢印)が形成されている。
【0022】このため、内燃機関10からの冷却水は配
管21、ラジエータ20、配管22を通りシリンダブロ
ック11のウォータジャケット12に戻される。即ち、
高出力時における内燃機関10のシリンダブロック11
側からの冷却水はラジエータ20で冷却されシリンダブ
ロック11のウォータジャケット12側に戻され、冷却
水温は図3(b)に『本発明』として表すように『従
来』とほぼ同様な昇温挙動となる。同時に、ラジエータ
20で冷却された冷却水は導入管26、オイルストレー
ナ16内の熱交換管27、導出管28を通って循環され
る。このように、オイルストレーナ16内の熱交換管2
7を冷却水が通ることでオイルポンプ17によって汲上
げられる際の潤滑油が冷却され、図3(b)に『本発
明』として表すように『従来』として表すのに比べて、
内燃機関10の潤滑系の各部へ供給する潤滑油の極端な
高温化が防止される。なお、潤滑油量に対し冷却水量は
十分多いため、上述の熱交換の影響で冷却水温の冷却が
鈍るというような懸念はない(図3(b)参照)。
【0023】このように、本実施例の内燃機関用油温制
御装置は、内燃機関10のオイルパン11内に貯留され
た潤滑油を汲上げて潤滑系の各部位へ供給するオイルス
トレーナ16、オイルポンプ17、オイルフィルタ1
8、メインホール19等にて達成される潤滑手段と、外
部冷却系としてのラジエータ20との間で冷却水を循環
させ熱交換によって内燃機関10を冷却するラジエータ
20、ウォータポンプ25、配管21,22等にて達成
される冷却手段と、オイルパン15内に貯留された潤滑
油と冷却水との間で熱交換する熱交換手段とを具備する
ものであり、この熱交換手段として、本実施例では具体
的に、オイルパン15内に貯留された潤滑油の汲上げ先
端のオイルストレーナ16内に冷却水を循環させる熱交
換管27を設けたものである。つまり、内燃機関10の
オイルパン15内の潤滑油の貯留領域に配設されたオイ
ルストレーナ16内に設けられた熱交換管27を介して
ラジエータ20からの冷却水が循環され潤滑油と冷却水
との間で熱交換される。
【0024】このため、内燃機関10の冷間始動時で
は、オイルストレーナ16を通してオイルポンプ17に
て汲上げられる際の潤滑油が熱交換管27を介して冷却
水にて暖められることで、潤滑油の吸込側の流路抵抗の
大部分が低減され燃費が向上される。また、内燃機関1
0の高出力時では、オイルストレーナ16を通してオイ
ルポンプ17にて汲上げられる際の潤滑油が熱交換管2
7を介して冷却水にて冷却されることで、潤滑油の油温
の上昇が抑制され潤滑系の各部位の信頼性が向上される
と共に、潤滑油の長寿命化を達成することができる。
【0025】次に、図4は上述の内燃機関用油温制御装
置の変形例を示す概略構成図である。この変形例は、上
述の実施例で使用されているサーモスタット24に加え
て、導出管28が接続されている配管21部分にサーモ
スタット31を設けて2サーモスタット方式としたもの
である。図5は図4のサーモスタット24,31の冷却
水温に対応する動作を示す動作図であり、図6は図4の
サーモスタット24,31の冷却水温〔℃〕に対応する
動作に基づく潤滑油との熱交換に使用される冷却水の割
合〔%〕を表す説明図である。なお、図中、上述の実施
例と同様の構成または相当部分からなるものについては
同一符号及び同一記号を付し、その詳細な説明を省略す
る。
【0026】内燃機関10の冷間始動時では、サーモス
タット24,31は図4に示す動作状態にあり、冷却水
は破線矢印で示すようにラジエータ20側へ流れずバイ
パス管23を流れることとなる。このときのサーモスタ
ット24,31の具体的な動作を図5(a)に示す。つ
まり、潤滑油との熱交換に使用される冷却水の割合は、
図6に示すように、潤滑油をできるだけ素早く昇温する
ため30%程度とされる。
【0027】冷却水の冷却水温が約82℃となり内燃機
関10が暖機状態となると、図5(b)に示すように、
サーモスタット24にてバイパス管23側が閉鎖状態と
されるため、冷却水は破線矢印で示すように、バイパス
管23へ流れなくなりラジエータ20を介して循環され
ることとなる。
【0028】そして、内燃機関10の高出力時には冷却
水の循環量が多くなるが、この際、内燃機関10の冷却
には冷却水量も多く必要となる。このため、冷却水の冷
却水温が95℃以上の高温となると、図5(c)に示す
ように、サーモスタット31にて熱交換管28側が閉鎖
状態とされ、内燃機関10を冷却するためだけに冷却水
を使用し冷却水温のこれ以上の上昇を防ぐようにされ
る。つまり、図6に示すように、冷却水温95℃以上で
は潤滑油との熱交換に使用される冷却水の割合が0%と
制限される。これにより、潤滑油の油温は当然のことな
がら上昇ぎみとなるが、潤滑油の使用温度には冷却水の
使用温度に比べて余裕があり、内燃機関10の高出力時
に対処することができる。
【0029】このように、本実施例の内燃機関用油温制
御装置は、更に、熱交換手段としての熱交換管27に対
して冷却水の冷却水温に感応して流量を制御する温感式
流量制御弁としてのサーモスタット31を具備し、内燃
機関10の高出力時または高負荷時で外部冷却系として
のラジエータ20の能力が不足するときには、サーモス
タット31を作動することで潤滑油との熱交換に用いる
冷却水の流量を制限するものである。
【0030】したがって、内燃機関10の高出力時また
は高負荷時でラジエータ20の能力が不足するときに
は、サーモスタット31の作動によって熱交換管27を
流れる冷却水の流量が制限される。このため、冷却水を
内燃機関10の冷却のためだけに使用でき、冷却水の沸
騰が防止される。
【0031】また、図7は上述の内燃機関用油温制御装
置の他の変形例を示す概略構成図である。この変形例は
上述の変形例で使用されているサーモスタット24,3
1に替えて、一体化されたサーモスタット41を用いた
ものである。図8は図7のサーモスタット41の冷却水
温に対応する動作を示す動作図である。なお、図7のサ
ーモスタット41の冷却水温〔℃〕に対応する動作に基
づく潤滑油との熱交換に使用される冷却水の割合〔%〕
は図6と同様である。また、図中、上述の実施例と同様
の構成または相当部分からなるものについては同一符号
及び同一記号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0032】内燃機関10の冷間始動時では、サーモス
タット41は図7に示す動作状態にあり、冷却水は破線
矢印で示すようにラジエータ20側へ流れずバイパス管
23を流れることとなる。このときのサーモスタット4
1の具体的な動作を図8(a)に示し、潤滑油との熱交
換に使用される冷却水の割合は、図6に示すように、潤
滑油をできるだけ素早く昇温するため30%程度とされ
る。
【0033】冷却水の冷却水温が約82℃となり内燃機
関10が暖機状態となると、図8(b)に示すように、
サーモスタット41にてバイパス管23側が閉鎖状態と
されるため、冷却水は破線矢印で示すように、ラジエー
タ20を介して循環されることとなる。
【0034】そして、内燃機関10の高出力時には冷却
水の循環量が多くなるが、この際、内燃機関10の冷却
には冷却水量も多く必要となる。このため、冷却水の冷
却水温が95℃以上の高温となると、図8(c)に示す
ように、サーモスタット41にて熱交換管28側が閉鎖
状態とされ、内燃機関10を冷却するためだけに冷却水
を使用し冷却水温のこれ以上の上昇を防ぐようにされ
る。つまり、図6に示すように、冷却水温95℃以上で
は潤滑油との熱交換に使用される冷却水の割合が0%と
制限される。これにより、潤滑油の油温は当然のことな
がら上昇ぎみとなるが、潤滑油の使用温度には冷却水の
使用温度に比べて余裕があり、内燃機関10の高出力時
に対処することができる。
【0035】図9及び図10は上述の実施例におけるオ
イルストレーナ16の詳細な構造を示す分解斜視図であ
る。ここで、オイルストレーナ16内の熱交換管27
は、上述の実施例における形状の他、図9に示すような
渦巻型や図10に示すような冷却羽根付格子型を採用す
ることもできる。
【0036】〈実施例2〉図11は本発明の実施の形態
の第2実施例にかかる内燃機関用油温制御装置の冷間始
動時における動作を示す概略構成図である。また、図1
2は本発明の実施の形態の第2実施例にかかる内燃機関
用油温制御装置の高出力時における動作を示す概略構成
図である。なお、図中、上述の実施例と同様の構成また
は相当部分からなるものについては同一符号及び同一記
号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0037】上述の実施例では内燃機関10のオイルパ
ン15内に配設されたオイルストレーナ16内に熱交換
管27が設けられ、冷却水の一部が熱交換管27内に循
環され潤滑油と冷却水との間で熱交換されているが、本
実施例では、図11及び図12に示すように、オイルス
トレーナ16とは別にオイルパン15内の潤滑油の貯留
領域内に熱交換器50が配設され、この熱交換器50内
に冷却水の一部が循環され潤滑油との間で熱交換する点
が相違している。本実施例では、オイルパン15内の潤
滑油の貯留領域内でオイルストレーナ16の周囲のスペ
ースを利用して大型の熱交換器50を設置し、導入管2
6と導出管28とにより配管21,22と接続するもの
である。
【0038】次に、その動作及び作用について、図11
及び図12を参照して説明する。
【0039】図11に示すように、内燃機関10の冷間
始動時にはサーモスタット24の働きによってバイパス
管23側が開、ラジエータ20側が閉とされることでバ
イパス管23を通る冷却水の流路(破線矢印)が形成さ
れる。また、内燃機関10のオイルパン15内の潤滑油
の貯留領域内に配設された熱交換器50を通る冷却水の
流路(破線矢印)が形成されている。
【0040】このため、内燃機関10からの冷却水は配
管21、バイパス管23、配管22を通りラジエータ2
0を介すことなくシリンダブロック11のウォータジャ
ケット12に戻される。即ち、冷間始動時における冷却
水はシリンダブロック11のウォータジャケット12内
をほぼ循環されるだけであり素早く昇温される。同時
に、冷却水は導入管26、熱交換器50、導出管28を
通って循環される。このように、熱交換器50を冷却水
が通ることでオイルポンプ17によって汲上げられる潤
滑油の昇温が促進され、内燃機関10の早期暖機が可能
となる。
【0041】本実施例では、オイルストレーナ16から
吸込まれるオイルパン15内の潤滑油が暖められるた
め、冷間始動時の負担を軽減することができる。なお、
潤滑油量に対し冷却水量は十分多いため、上述の熱交換
の影響で冷却水温の昇温が鈍るというような懸念はな
い。
【0042】図12に示すように、内燃機関10の暖機
後であって高出力時には、サーモスタット24の働きに
よってラジエータ20側が開、バイパス管23側が閉と
されることでラジエータ20を通る冷却水の流路(破線
矢印)が形成される。また、冷間始動時と同様に、内燃
機関10のオイルパン15内の潤滑油の貯留領域内に配
設された熱交換器50を通る冷却水の流路(破線矢印)
が形成されている。
【0043】このため、内燃機関10からの冷却水は配
管21、ラジエータ20、配管22を通りシリンダブロ
ック11のウォータジャケット12に戻される。即ち、
高出力時における内燃機関10のシリンダブロック11
側からの冷却水はラジエータ20で冷却されシリンダブ
ロック11のウォータジャケット12側に戻される。同
時に、ラジエータ20で冷却された冷却水は導入管2
6、熱交換器50、導出管28を通って循環される。こ
のように、熱交換器50を冷却水が通ることでオイルポ
ンプ17によって汲上げられる潤滑油が冷却され、内燃
機関10の潤滑系の各部へ供給する潤滑油の極端な高温
化が防止される。なお、潤滑油量に対し冷却水量は十分
多いため、上述の熱交換の影響で冷却水温の冷却が鈍る
というような懸念はない。
【0044】このように、本実施例の内燃機関用油温制
御装置は、オイルパン15内の潤滑油の貯留領域内に配
設された熱交換手段としての熱交換器50であって、熱
交換器50内に冷却水を循環させるものである。したが
って、内燃機関10のオイルパン15内の潤滑油の貯留
領域内に配設された熱交換器50を介して冷却水が循環
され潤滑油と冷却水との間で熱交換される。これによ
り、内燃機関10の冷間始動時では、潤滑油が冷却水に
て暖められることで潤滑油の吸込側の流路抵抗が低減さ
れ燃費が向上される。また、内燃機関10の高出力時ま
たは高負荷時では、潤滑油が冷却水にて冷却されること
で、潤滑油の油温の上昇が抑制され潤滑系の各部位の信
頼性が向上されると共に、潤滑油の長寿命化を達成する
ことができる。
【0045】〈実施例3〉図13は本発明の実施の形態
の第3実施例にかかる内燃機関用油温制御装置の冷間始
動時における動作を示す概略構成図である。また、図1
4は本発明の実施の形態の第3実施例にかかる内燃機関
用油温制御装置の高出力時における動作を示す概略構成
図である。なお、図中、上述の実施例と同様の構成また
は相当部分からなるものについては同一符号及び同一記
号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0046】上述の実施例では内燃機関10のオイルパ
ン15内に配設されたオイルストレーナ16内の熱交換
管27やオイルストレーナ16とは別にオイルパン15
内に熱交換器50が設けられ、冷却水の一部が熱交換管
27内や熱交換器50内に循環され潤滑油と冷却水との
間で熱交換されているが、本実施例では、図13及び図
14に示すように、二重構造のオイルパン55を形成
し、内側を従来と同様の潤滑油の貯留領域とし、外周囲
側に冷却水の一部が循環され潤滑油との間で熱交換する
点が相違している。本実施例では、オイルパン55に潤
滑油の貯留に加えて、潤滑油と冷却水との熱交換機能を
兼用させ、導入管26と導出管28とにより配管21,
22と接続するものである。
【0047】次に、その動作及び作用について、図13
及び図14を参照して説明する。
【0048】図13に示すように、内燃機関10の冷間
始動時にはサーモスタット24の働きによってバイパス
管23側が開、ラジエータ20側が閉とされることでバ
イパス管23を通る冷却水の流路(破線矢印)が形成さ
れる。また、内燃機関10のオイルパン55の外周囲側
を通る冷却水の流路(破線矢印)が形成されている。こ
のため、内燃機関10からの冷却水は配管21、バイパ
ス管23、配管22を通りラジエータ20を介すことな
くシリンダブロック11のウォータジャケット12に戻
される。即ち、冷間始動時における冷却水はシリンダブ
ロック11のウォータジャケット12内をほぼ循環され
るだけであり素早く昇温される。同時に、冷却水は導入
管26、オイルパン55の外周囲側、導出管28を通っ
て循環される。このように、オイルパン55の外周囲側
を冷却水が通ることでオイルポンプ17によって汲上げ
られる潤滑油の昇温が促進され、内燃機関10の早期暖
機が可能となる。
【0049】本実施例では、オイルストレーナ16から
吸込まれるオイルパン55内の潤滑油がその外周囲側か
ら暖められるため、冷間始動時の負担を軽減することが
できる。なお、潤滑油量に対し冷却水量は十分多いた
め、上述の熱交換の影響で冷却水温の昇温が鈍るという
ような懸念はない。
【0050】図14に示すように、内燃機関10の暖機
後であって高出力時には、サーモスタット24の働きに
よってラジエータ20側が開、バイパス管23側が閉と
されることでラジエータ20を通る冷却水の流路(破線
矢印)が形成される。また、冷間始動時と同様に、内燃
機関10のオイルパン55の外周囲側を通る冷却水の流
路(破線矢印)が形成されている。
【0051】このため、内燃機関10からの冷却水は配
管21、ラジエータ20、配管22を通りシリンダブロ
ック11のウォータジャケット12に戻される。即ち、
高出力時における内燃機関10のシリンダブロック11
側からの冷却水はラジエータ20で冷却されシリンダブ
ロック11のウォータジャケット12側に戻される。同
時に、ラジエータ20で冷却された冷却水は導入管2
6、オイルパン55の外周囲側、導出管28を通って循
環される。このように、オイルパン55の外周囲側を冷
却水が通ることでオイルポンプ17によって汲上げられ
る潤滑油が冷却され、内燃機関10の潤滑系の各部へ供
給する潤滑油の極端な高温化が防止される。なお、潤滑
油量に対し冷却水量は十分多いため、上述の熱交換の影
響で冷却水温の冷却が鈍るというような懸念はない。
【0052】このように、本実施例の内燃機関用油温制
御装置は、二重構造としたオイルパン55であって、オ
イルパン55外周囲側に冷却水を循環させるものであ
る。したがって、オイルパン55を介してオイルパン内
の潤滑油と外周囲側の冷却水との間で熱交換される。こ
のため、内燃機関の冷間始動時では、潤滑油が冷却水に
て暖められることで潤滑油の吸込側の流路抵抗が低減さ
れ燃費が向上される。また、内燃機関の高出力時または
高負荷時では、潤滑油が冷却水にて冷却されることで、
潤滑油の油温の上昇が抑制され潤滑系の各部位の信頼性
が向上されると共に、潤滑油の長寿命化を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かる内燃機関用油温制御装置の冷間始動時における動作
を示す概略構成図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かる内燃機関用油温制御装置の高出力時における動作を
示す概略構成図である。
【図3】 図3は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かる内燃機関用油温制御装置における油温と冷却水温と
の昇温挙動を従来と比較して表す特性図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かる内燃機関用油温制御装置の変形例の冷間始動時にお
ける動作を示す概略構成図である。
【図5】 図5は図4の変形例におけるサーモスタット
の冷却水温に対応する動作を示す動作図である。
【図6】 図6は図4のサーモスタットの冷却水温に対
応する動作に基づく潤滑油との熱交換に使用される冷却
水の割合を表す説明図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かる内燃機関用油温制御装置の他の変形例の冷間始動時
における動作を示す概略構成図である。
【図8】 図8は図7の変形例におけるサーモスタット
の冷却水温に対応する動作を示す動作図である。
【図9】 図9は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かる内燃機関用油温制御装置のオイルストレーナ内の熱
交換管の変形例を示す斜視図である。
【図10】 図10は本発明の実施の形態の第1実施例
にかかる内燃機関用油温制御装置のオイルストレーナ内
の熱交換管の他の変形例を示す斜視図である。
【図11】 図11は本発明の実施の形態の第2実施例
にかかる内燃機関用油温制御装置の冷間始動時における
動作を示す概略構成図である。
【図12】 図12は本発明の実施の形態の第2実施例
にかかる内燃機関用油温制御装置の高出力時における動
作を示す概略構成図である。
【図13】 図13は本発明の実施の形態の第3実施例
にかかる内燃機関用油温制御装置の冷間始動時における
動作を示す概略構成図である。
【図14】 図14は本発明の実施の形態の第3実施例
にかかる内燃機関用油温制御装置の高出力時における動
作を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 内燃機関 15 オイルパン 16 オイルストレーナ 17 オイルポンプ 18 オイルフィルタ 20 ラジエータ 24 サーモスタット 25 ウォータポンプ 27 熱交換管 50 熱交換器 51 オイルパン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のオイルパン内に貯留された潤
    滑油を汲上げて潤滑系の各部位へ供給する潤滑手段と、 外部冷却系との間で冷却水を循環させ熱交換によって前
    記内燃機関を冷却する冷却手段と、 前記オイルパン内に貯留された前記潤滑油と前記冷却水
    との間で熱交換する熱交換手段とを具備することを特徴
    とする内燃機関用油温制御装置。
  2. 【請求項2】 前記熱交換手段は、前記オイルパン内に
    貯留された前記潤滑油の汲上げ先端のオイルストレーナ
    内に配設され、前記オイルストレーナ内で前記冷却水を
    循環させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関
    用油温制御装置。
  3. 【請求項3】 前記熱交換手段は、前記オイルパン内の
    前記潤滑油の貯留領域内に配設された熱交換器であっ
    て、前記熱交換器内に前記冷却水を循環させることを特
    徴とする請求項1に記載の内燃機関用油温制御装置。
  4. 【請求項4】 前記熱交換手段は、二重構造とした前記
    オイルパンであって、前記オイルパンの外周囲側に前記
    冷却水を循環させることを特徴とする請求項1に記載の
    内燃機関用油温制御装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記熱交換手段に対して前記冷却
    水の冷却水温に感応して流量を制御する温感式流量制御
    弁を具備し、前記内燃機関の高出力時または高負荷時で
    前記外部冷却系の能力が不足するときには、前記温感式
    流量制御弁を作動することで前記潤滑油との熱交換に用
    いる前記冷却水の流量を制限することを特徴とする請求
    項1乃至請求項4の何れか1つに記載の内燃機関用油温
    制御装置。
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