JPH1143829A - 紡績機のピーシング方法 - Google Patents

紡績機のピーシング方法

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JPH1143829A
JPH1143829A JP9195690A JP19569097A JPH1143829A JP H1143829 A JPH1143829 A JP H1143829A JP 9195690 A JP9195690 A JP 9195690A JP 19569097 A JP19569097 A JP 19569097A JP H1143829 A JPH1143829 A JP H1143829A
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JP
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yarn
piecing
spinning
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JP9195690A
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Noboru Nakayama
昇 中山
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウール短繊維等の摩擦係数の低い繊維をピー
シングする際に、糸継ぎ部の糸強力が十分強くなるピー
シング方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 ピーシングの際に、紡績部に親糸を導入
する圧縮エアーに水分を付加して前記親糸に水分を添加
した後に、ドラフトされたスライバとピーシングを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気紡績機のピー
シング方法に関するものであり、特にピーシング部分の
糸強力を増大させる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紡績ノズルの旋回流を利用して紡
績糸を製造する紡績装置において、紡績糸が切断した場
合に、種糸或いは巻き取り部のパッケージから巻き戻さ
れた巻き取り側の親糸を、紡績部に導入してスライバの
供給を再開し、前記紡績部内において種糸或いは親糸に
スライバ繊維を巻き付かせて紡績を再開するピーシング
方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のピーシング方法
でピーシング(糸継ぎ)した時の糸継ぎ部分の糸強力
は、綿100%或いはエステル綿混の紡績糸の場合はそ
れぞれ親糸の80〜90%程の糸強力が得られて、何ら
問題もなくピーシングが行われていた。最近種々の繊維
素材にて紡績テストをおこなったところ、ウールの短繊
維紡績の際に従来と同じピーシング方法にて得られた糸
継ぎ部の糸強力は、親糸の50%程度にしかならなかっ
た。
【0004】その原因を調べたところ、ウール繊維はウ
ール繊維同士の摩擦係数が低く、紡績ノズルの旋回流に
よって巻き取りパッケージから巻き戻された親糸にドラ
フトされたスライバ繊維を巻き付かせた際に、該巻き付
けの力が弱く糸継ぎ部の糸強力が上がらないことが判っ
た。
【0005】本発明は、従来のピーシング方法が有する
問題点を解決し、ウール繊維のような摩擦係数の低い繊
維の場合でも、糸継ぎ部の糸強力が十分強くなるピーシ
ング方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明においては、中空スピンドルと紡績
ノズルからなる紡績部を有する空気紡績機において、親
糸を紡績部に導入して、ドラフトされて送りだされてく
るスライバと前記親糸とを紡績ノズルの旋回流にてピー
シングし、連続的に紡績を開始する紡績機の糸継ぎの際
に、該糸継ぎ部に水分を付与することを要旨とする。従
って、スライバ繊維が親糸に巻き付く糸継ぎ部におい
て、繊維同士の摩擦係数が増加すると共にしっかりと巻
き付くことにより糸継ぎ部分の糸強力が増加した。請求
項2の発明においては、上記親糸を紡績部に導入する際
に使用する圧縮エアーに水分を混入したことを要旨とす
る。従って、巻き取りパッケージから巻き戻される親糸
を中空スピンドルに導入する際に使用する圧縮エアーに
水分を添加するだけで簡単に前記親糸に水分を付加する
ことが可能となった。請求項3の発明においては、上記
水分に増摩剤を添加したことを要旨とする。従って、水
分を付加するだけではなく摩擦力を高める増摩剤を添加
したために、さらに繊維同士の摩擦力が強くなって、糸
継ぎ部分の糸強力が安定するようになった。請求項4の
発明においては、上記水分に静電防止剤を添加したこと
を要旨とする。従って、帯電し易い繊維同士をピーシン
グする際に繊維同士の絡みつきが改善されて糸強力の増
加が達成された。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1な
いし図8に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係
わる紡績部の側面図であってピーシングの際に親糸を中
空スピンドルに導入するところを示す。図2は本発明に
係わる紡績部及びドラフト部の側面図であり、親糸の中
空スピンドル導入後に圧縮エアーの吹き付けによって前
記親糸をノズル部材の前に送り出したところを示す。図
3は中空スピンドルの第二の実施例を示す側面図であ
る。図4は本発明が適用されるピーシング装置のピーシ
ング動作を説明する側面図である。図5は紡績ユニット
一錘分を示す正面図である。図6はピーシングの際にサ
クションマウスが糸端を吸引して待機位置にもどった状
態を示す斜視図である。図7に本発明に係わるピーシン
グのタイムチャートを示す。図8は本発明が適用される
ピーシング装置を有する紡績機の全体を示す正面図であ
る。
【0008】先ず本発明が適用される空気紡績機につい
て説明する。図8に示すように、本紡績機は紡績ユニッ
トUが多数配列された構成となっており、スライバLが
ドラフト装置Dに送られ紡績部Spにより紡績糸Yに形
成された後、該紡績糸YはニップローラRn及びスラブ
キャッチャーZ等を経て巻き取り部Wに巻き取られる。
Pは糸継ぎを行うピーシング装置であり、紡績機の長手
方向に沿って紡績機の内部下方を走行するように構成さ
れている。
【0009】図2によりスライバLが紡績糸Yとなって
パッケージ5に形成されるまでの工程を説明する。ドラ
フト装置Dは、バックローラRb,サードローラRt,
エプロンを有するセカンドローラRs及びフロントロー
ラRfからなる所謂4線式のドラフト装置であって、そ
れぞれ一対のローラから成る。該ドラフト装置Dはスラ
イバガイドTを経て供給されるスライバLを所定の細さ
に引き延ばす装置であって、各ローラの回転速度を段々
増加することによってドラフトを行う。所定の細さにド
ラフトされたスライバLは、紡績ノズルN及び中空スピ
ンドル4を含むスピンドル部材Sからなる紡績部Spに
供給され、該紡績部Spにおいて紡績糸Yに形成され
る。スピンドル部材SはシリンダーCsのロッドrの先
端の支持部材hに保持されており、後述するように紡績
ノズルNから分離可能に構成されている。
【0010】中空スピンドル4は、糸通路となる中空部
を有しており、紡績ノズルNは複数個の空気噴射孔nを
有している。該噴射孔nから圧縮空気を前記中空スピン
ドル4の先端部に向けて噴射することによって発生する
旋回流によって紡績糸Yを形成するがここでは詳述しな
い。
【0011】次に、上記のような紡績部Spを有する紡
績ユニットUが多数配列された紡績機の長手方向に沿っ
て走行するピーシング装置Pが、糸切れが発生した紡績
ユニットUを検出し糸継ぎを行うピーシング方法につい
て、図4乃至図6により詳述する。
【0012】スラブキャッチャーZによって糸欠点を検
知した時、又は紡績不良による糸切れを該スラブキャッ
チャーZが検知した時には、先ずバックローラRbの駆
動を制御する電磁クラッチChがオフとなり該バックロ
ーラRbへ回転が伝達されなくなってスライバLの供給
が停止される。そして、その糸切れの信号を感知して、
糸切れの発生した紡績ユニットUに前記機台内を走行し
ているピーシング装置Pが停止してピーシング(糸継
ぎ)を行う。
【0013】糸切れした紡績ユニットUは、スライバL
の供給が停止され、中空スピンドル4を含むスピンドル
部材SがシリンダCsにより紡績ノズルNから分離さ
れ、軸8を支点として回動可能なクレードルアーム6に
保持されているパッケージ5は巻取ドラム7から分離さ
れて待機状態となっているが、ここではその機構につい
ては詳述しない。又、紡績部Spから巻取り部に紡績糸
を送りだすニップローラRnはデリベリーローラRdと
接離可能に構成されているが、通常は当接しており、ピ
ーシングの際にピーシング装置Pに装着されているレバ
ー装置によって機械的に当接−分離の制御がなされるよ
うに構成されている。
【0014】該ピーシング装置Pは、紡績機下部のフレ
ーム12に渡されたレール13上を駆動輪14により走
行可能となっており、回転自在な2対のガイドローラ1
5a,15bが紡績機本体に設置されたガイドレール1
6を挟持するように配置されていて該ピーシング装置P
の姿勢を安定に保っている。前記ピーシング装置Pは、
糸切れを起こした紡績ユニットのパッケージ5からパッ
ケージ5に巻き込まれた紡績糸Yを巻き戻すためにパッ
ケージ5を巻取ドラム7から離すと共に、その位置にパ
ッケージ5を保持するためのパッケージ押し出し部材
J,巻取ドラム7から離されたパッケージ5を巻取方向
と反対方向に逆転させるための逆転ローラRw,パッケ
ージ5から紡績糸Yの糸端を引き出すための吸引部材S
u,パッケージ5から引き出された紡績糸Yを親糸Ya
として所定の位置で把持し、紡績部Spの中空スピンド
ル4の後端部に移送するトランスファーアーム部材Ta
及び該親糸Yaを前記中空スピンドル4の中空糸通路に
糸通しするエアーサッカー部材As等から構成されてい
る。また該エアーサッカー部材Asには、前記中空スピ
ンドル4に糸通しされた親糸Yaの先端部を解繊するた
めの解繊管を設けたものもあり、必要に応じて選択する
ことができる。
【0015】該ピーシング装置Pによるピーシング動作
は先ずパッケージ押し出し部材Jが図示していないピー
シング装置本体のカム機構によりパッケージ5に当接し
て該パッケージ5の位置決めを行う。それから吸引装置
Suを構成している糸端サクションマウス17が回動し
てパッケージ5に接近し、逆転ローラRwが該パッケー
ジ5を紡績糸解舒方向に回転させて糸切れして巻き取ら
れた糸端を吸引する。図6に示すように前記サクション
マウス17はその先端部にパッケージ5の幅に略等しい
長さをした吸引スリット17aが形成されており図示し
ていないブロワからの吸引によって糸端を吸引可能とな
っている。
【0016】図6に示すように、糸端を吸引した前記サ
クションマウス17が上方に回動して待機状態となる
と、吸引された糸端がガイド部材Guに案内され所定の
位置に保持された後に,トランスファーアーム部材Ta
が該糸端を受取に行く。該トランスファーアーム部材T
aの先端ヘッド部材kに含まれる一対の送りローラRで
ある駆動ローラ1と従動ローラ2により糸端が把持され
ると,ガイド部材Guに装着されているカッター18に
より糸端を切断し、前記送りローラRから飛び出ている
糸端の長さを一定とする。この後、図4に示すようにト
ランスファーアーム部材Taが支点9を回転中心として
上方に回動して、該糸端(親糸Ya)を中空スピンドル
4のラッパ状後端部10に該糸端を移送する。
【0017】トランスファーアーム部材Taは図5に示
すように、回動動作を行うモータm,水平方向の往復動
を行うシリンダt,連結操作部材q,連結部材v及び先
端ヘッド部材k等により構成されている。尚、詳細な機
構説明はここでは行わない。又パッケージ押し出し部材
Jによるパッケージ5の位置決め動作、糸端サクション
マウス17の回動動作は全てピーシング装置Pに内蔵さ
れたカム機構によって行われるがここではその詳細につ
いては説明しない。
【0018】図1により本発明に係わるピーシング方法
について説明する。前記先端ヘッド部材kの送りローラ
Rに把持された親糸Yaがラッパ状後端部10に案内さ
れ、中空スピンドル4の先端に係合されたエアーサッカ
ー部材Asの吸引と、前記送りローラRの回転による糸
送りとにより該親糸Yaを中空スピンドル4の前方に送
り出す。その後エアーサッカー部材Asが下方に降下
し、シリンダーCsによりスピンドル部材Sは紡績ノズ
ルNと合体する。その後糸送りノズル3からの圧縮エア
ー噴射と前記送りローラRの糸送りとにより、図2に示
すように親糸Yaを紡績ノズルNの前方に送り出して吸
引管Kuに吸引して紡績開始準備完了となり、前記送り
ローラRは糸把持を解除し該送りローラRを含むトラン
スファーアーム部材Taは原点位置に戻る。
【0019】紡績の開始は先ず電磁クラッチChがオン
されて、バックローラRbが回転を開始してドラフト部
へスライバLを供給する。ドラフトされたスライバLは
その先端が一端前記吸引管Kuに吸引される。その後パ
ッケージ5が巻き取りドラム7に当接し、紡績ノズルN
から圧縮エアーが噴射されて紡績開始された時に、前記
吸引管Kuに吸引されていたスライバLは、親糸Yaと
合流して紡績部Spへ引き込まれることによってピーシ
ング(糸継ぎ)されるようになっている。
【0020】図7にピーシングの際のタイムチャートを
示す。親糸Yaを中空スピンドル4の前方に送りだし
て、スピンドル部材Sと紡績ノズルNが合体して紡績開
始の準備が完了すると、先ず時間T0にて糸送りノズル
3から圧縮エアーが噴射され、その後少し遅れたT1か
らT2まで送りローラRによる糸送りが行われる。この
糸送り操作により前記親糸Yaは紡績ノズルNの前方に
所定長送り出されて、前記ノズル3からのエアー噴射は
時間T3に停止する。この時、前記親糸Yaの先端は吸
引管Kuに所定の長さ吸引された状態となっている。そ
の後、時間T4にてバックローラの駆動が始まりスライ
バLの送りが開始され、該スライバLはドラフト装置D
によりドラフトされてフロントローラRfから送り出さ
れて吸引管Kuに吸引される。該吸引されるころの時間
T5にてニップローラRnの駆動を開始し、また殆ど同
時に紡績ノズルNの圧縮エアー噴射を開始することによ
り、吸引管Kuから親糸Yaとドラフトされたスライバ
Lを同時に引き出して紡績を再開することでピーシング
動作が完了する。
【0021】糸送りノズル3に供給されるエアーは公知
であるバーポライザ3bを経過して導管3aにより供給
される。このため供給されるエアーには霧状の水分が含
有されることになり、該糸送りノズル3によって前記親
糸Yaを紡績ノズルN前方に送り出した際、該親糸Ya
は水分を添加されることになる。又、該ノズル3による
エアーの吹き出しは一回のピーシングで2〜3秒と短時
間であって、前記親糸Yaへの水分付加が確実に行える
と共に、中空スピンドル4や紡績ノズルNに付着する水
分は微量であり、紡績開始後にすぐ乾燥する程度であっ
て非常に有効な方法である。
【0022】上記に述べたようなピーシング方法によっ
て、ウール短繊維のピーシング部の糸強力は大きく増加
した。例えば繊維長1インチのウール繊維によってNm
30の紡績の場合に、紡績糸の糸強力は160gであっ
て、従来のピーシング方法では、そのピーシング部の糸
強力は83gであったが、本発明によるピーシング方法
では128gとなった。さらにこのピーシングされた糸
を乾燥した部屋に13時間放置した後に測定したところ
125gの糸強力があり、実用上何ら問題のないことが
判った。
【0023】又、前記バーポライザ3bの水分中に増摩
剤若しくは静電防止剤を添加したところ、繊維同士の絡
みつきが改善されて、ピーシング部の糸強力が僅かなが
らも増加する傾向がみられた。該増摩剤若しくは静電防
止剤は市販されているものの中から紡績中の繊維原料に
対応した適当なものを選択すればよい。
【0024】図3に示すスピンドル部材は中空スピンド
ル4aの中間部に圧縮エアーをジワッと逃がす多孔性部
材4bを設けたスピンドル部材であって、該スピンドル
部材を使用すればエアーサッカー部材を必要とせず、糸
送りノズル3からの圧縮エアー吹き出しと糸送りローラ
の糸送りのみによって紡績ノズル前部まで親糸を送り出
すことが可能となったものである。つまり該中空スピン
ドル4aを使用すれば、エアーサッカー部材Asを必要
とせず、またそのためにスピンドル部材Sと紡績ノズル
Nとを分離する必要もなく、紡績部の構造を簡単にする
ことができた。この構造の場合においても、糸継ぎの際
に、親糸Yaを搬送する圧縮エアーに水分を付加するこ
とにより、継ぎ目の糸強力が十分に強いウール短繊維紡
績糸を得ることができた。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
空気紡績機の糸継ぎを行うピーシングの際に、パッケー
ジから巻き戻される親糸に水分を付加するようにしたた
めに、ウール繊維のように摩擦係数が低い繊維を、紡績
ノズルにより該親糸にドラフトされたスライバを巻き付
かせるようにしてピーシングを行うピーシング方法で
も、実用上十分なピーシング部の糸強力を得ることがで
きるようになった。さらに親糸に付加する水分を、該親
糸を紡績ノズル前方に送り出す糸送りノズルのエアーに
含有させるようにしたために、確実に又簡単に該親糸へ
の水分付加が行えるようになった。又、水分を付加する
だけではなく摩擦力を高める増摩剤を添加したために、
さらに繊維同士の摩擦力が強くなって、糸継ぎ部分の糸
強力が安定するようになった。さらに前記水分中に静電
防止剤を添加したために紡績中に紡績糸に蓄積される静
電気の悪弊を軽減することができ、繊維同士の絡みつき
が強くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる紡績部の側面図である。
【図2】本発明に係わる紡績部及びドラフト部の側面図
である。
【図3】中空スピンドルの第二の実施例を示す側面図で
ある。
【図4】本発明が適用されるピーシング装置のピーシン
グ動作を説明する側面図である。
【図5】紡績ユニット一錘分を示す正面図である。
【図6】ピーシングの際にサクションマウスが糸端を吸
引して待機位置にもどった状態を示す斜視図である。
【図7】本発明に係わるピーシングのタイムチャートを
示す。
【図8】本発明が適用されるピーシング装置を有する紡
績機の全体を示す正面図である。
【符号の説明】
3 糸送りノズル 3b バーポライザ 4、4a 中空スピンドル S スピンドル部材 Sp 紡績部 N 紡績ノズル D ドラフト装置 P ピーシング装置 L スライバ Y 紡績糸 Ya 親糸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空スピンドルと紡績ノズルからなる紡
    績部を有する空気紡績機において、親糸を紡績部に導入
    して、ドラフトされて送りだされてくるスライバと前記
    親糸とを紡績ノズルの旋回流にてピーシングし、連続的
    に紡績を開始する紡績機の糸継ぎの際に、該糸継ぎ部に
    水分を付与することを特徴とする紡績機のピーシング方
    法。
  2. 【請求項2】 上記水分を付与するために、前記親糸を
    紡績部に導入する際に使用する圧縮エアーに水分を混入
    したことを特徴とする請求項1に記載の紡績機のピーシ
    ング方法。
  3. 【請求項3】 上記水分に増摩剤を混入したことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の紡績機のピーシング方
    法。
  4. 【請求項4】 上記水分に静電防止剤を混入したことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の紡績機のピーシング
    方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103510200A (zh) * 2012-06-19 2014-01-15 里特机械公司 喷气式纺织机及其运行方法
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