JPH1143635A - インキ組成物 - Google Patents

インキ組成物

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JPH1143635A
JPH1143635A JP20183897A JP20183897A JPH1143635A JP H1143635 A JPH1143635 A JP H1143635A JP 20183897 A JP20183897 A JP 20183897A JP 20183897 A JP20183897 A JP 20183897A JP H1143635 A JPH1143635 A JP H1143635A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂面、ガラス面、金属面などの様々な種類
の捺印面に対して捺印が可能で、非吸収表面に対する捺
印固着性、耐水性、耐アルコール性に優れ、かつ、これ
らの捺印面が剥離性又は揆水性を有する捺印面であって
も確実に捺印できる浸透印用及びスタンプ台用及び朱肉
用インキ組成物を提供する。 【解決手段】 グリコールエーテル類、グリコールエー
テルアセテート類、エステル類及びこれらの誘導体から
なる群から選択される少なくとも1種である有機溶剤
と、顔料及び/又は染料からなる着色剤と、25℃にお
ける水及びエタノールへの溶解度が7%以下となる樹脂
と、フッ素系界面活性剤とを含有する浸透印用及びスタ
ンプ台用及び朱肉用インキ組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、捺印印影の非吸収
面、例えば樹脂面、ガラス面、金属面などに対して捺印
固着性、耐水性、耐アルコール性、乾燥性に優れ、か
つ、これらの捺印面が剥離性又は揆水性を有するような
面であっても確実に捺印することが可能な浸透印用及び
スタンプ台用及び朱肉用インキ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浸透印、スタンプ台及び朱肉台に
用いられるインキは、浸透印や朱肉台では主溶剤がヒマ
シ油やそれらの誘導体を使用し、またスタンプ台では主
溶剤がグリコール、グリセリン系等を使用しているた
め、蒸気圧が極端に低く、乾燥が極度に遅い。そのた
め、樹脂面、ガラス面、金属面等の非吸収面での捺印が
できないという問題があった。また、従来の浸透印に用
いられるインキは耐アルコール性も悪く、その捺印印影
はアルコール等で簡単に消去されてしまうという問題も
あった。さらに、従来の浸透印に用いられるインキで
は、剥離面、撥水面に対して塗布することができないと
いう問題があった。一方、従来の油性スタンプ台に用い
られるインキは、主溶剤の吸湿性が高いため気候により
捺印性能が左右され、その上、耐アルコール性、耐水性
が悪く、印影が水で滲んだり、アルコール等で簡単に消
去されてしまうという欠点があった。また、主溶剤が乾
燥性の溶剤である場合は、やはり耐アルコール性が悪
く、その印影はアルコール等で簡単に消去されてしまう
という欠点があった。朱肉もスタンプ台と同様の傾向が
あった。
【0003】一方、特公平5−62630号公報には、
接着テープ、パラフィン紙、剥離紙等の揆水材などに筆
記ができ、かつ、プラスチック、陶磁器、金属等の非浸
透性面に筆記したときにも、レベルング性が良好となる
インキ組成物として、(a)脂肪族炭化水素及び/又は
脂環族炭化水素系溶剤に可溶のアルキルフェノール樹
脂、フェノール変性キシレン樹脂およびフェノール・テ
ルペン樹脂よりなる群より選ばれた樹脂と、(b)脂肪
族炭化水素及び/又は脂環族炭化水素系溶剤に可溶であ
り、25℃で不揮発性でかつ粘度が100〜10000
00cs.の中粘度及び/又は高粘度シリコーンオイル
と、(c)顔料及び/又は油溶性染料と、d.脂肪族炭
化水素及び/又は脂環族炭化水素系溶剤と、(e)沸点
が80〜160℃で且つ25℃での粘度が1.5以下の
低粘度シリコーンオイルとよりなるインキ組成物が開示
されている。
【0004】また、特公平7−91502号公報には、
荷造り用クラフトテープなどの表面張力が低く、濡れ性
が悪い材料の表面に対しても密着性の優れた油性インキ
として、着色剤と溶剤に造膜用樹脂としてレジン成分と
オイル又はガム成分からなるシリコーン系粘着剤のみを
添加した油性インキが開示されている。
【0005】これらの公報に開示の筆記具用インキ組成
物は、従来の筆記具用インキ組成物に較べて、濡れ性が
悪い接着テープ、パラフィン紙、剥離紙等の揆水材など
に筆記ができ、しかも、プラスチック、陶磁器、金属等
の非浸透性面に筆記したときにも、レベルング性が良好
となるものであるが、筆記描線の乾燥性、固着性が未だ
充分でなく、しかも、アルコール等の溶剤で容易に消去
されてしまうなどの課題がある。特に、重要書類等を筆
記するものにあっては、現状の筆記具用インキ組成物で
は筆記描線が改竄されるおそれがあり、筆記描線が溶剤
等で消去されず、改竄されない筆記具用インキ組成物が
望まれている。
【0006】他方、特公昭62−16233号公報に
は、シリコーン又はフッ素樹脂を含有する各種成形品表
面にマーキングを施すためのマーキングインキ組成物と
して、マーキングインキに反応性を有する線状シリコー
ン重合体と分岐状シリコーン重合体との混合物を添加し
てなるマーキングインキ組成物が開示されている。
【0007】また、特公昭62−61239号公報に
は、表面張力が著しく低く、濡れ性が悪い材料の表面に
も、はじき現象がなく密着性の良い油性インキとして、
着色剤、合成樹脂、フッ素系界面活性剤、シランカップ
リング剤および溶剤よりなる油性インキが開示されてい
る。
【0008】しかしながら、上記前者の特公昭62−1
6233号公報のマーキングインキ組成物は、フッ素樹
脂を含有する各種成形品表面にマーキングした後、該マ
ーキング部を加熱して硬化させるものであり、筆記具用
インキとしての用途が異なるものであり、本発明とは技
術思想が異なるものである。
【0009】また、上記後者の特公昭62−61239
号公報の油性インキは、フッ素系界面活性剤を使用する
点で本発明と共通しているが、当該油性インキは表面が
シリコーン皮膜で覆われた荷造り用ガームテープ等の材
料に対しても、はじき現象がなく筆記を可能とすること
を目的とするものであるので、筆記描線の乾燥性、固着
性が未だ充分でなく、しかも、アルコール等の溶剤で容
易に消去されてしまうなどの課題があり、特に、重要書
類等を筆記するものにあっては、筆記描線が改竄される
おそれがある。更に、この油性インキ中で配合される合
成樹脂、溶剤は、従来から一般の筆記具用インキに用い
られているものであり、本発明の樹脂、有機溶剤とはそ
の使用目的、物性等が異なるものであり、当該樹脂、有
機溶剤の面からも本発明とは技術思想が異なるものであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題に鑑み、これを解消しようとするものであり、
樹脂面、ガラス面、金属面などの非吸収面に対して捺印
固着性、耐水性、耐アルコール性、乾燥性に優れ、捺印
印影が溶剤等で消去されず、改竄することができず、か
つ、捺印面が剥離性あるいは撥水性を持つような面であ
っても捺印することが可能な浸透印用及びスタンプ台用
及び朱肉用インキ組成物を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
技術の課題について鋭意検討した結果、特定物性の溶剤
と、特定のインキ成分などを含有させることにより、上
記目的の浸透印用及びスタンプ台用及び朱肉用インキ組
成物を得ることに成功し、本発明を完成するに至ったの
である。
【0012】すなわち、本発明の浸透印用及びスタンプ
台用及び朱肉用インキ組成物は、次の〜に存する。 グリコールエーテル類、グリコールエーテルアセテ
ート類、エステル類及びこれらの誘導体からなる群から
選択される少なくとも1種である有機溶剤と、顔料及び
/又は染料からなる着色剤と、25℃における水及びエ
タノールへの溶解度が7%以下となる樹脂と、フッ素系
界面活性剤とを含有する浸透印用及びスタンプ台用及び
朱肉用インキ組成物。 前記水及びエタノールへの溶解度が7%以下となる
樹脂は、ビニル樹脂、その変性ビニル樹脂、アクリル系
樹脂及びフッ素系樹脂からなる群から選択される少なく
とも1種である上記に記載の浸透印用及びスタンプ台
用及び朱肉用インキ組成物。 前記有機溶剤のSP値が5〜15であり且つ20℃
における蒸気圧が0.001mmHg〜45mmHgである上記
に記載の浸透印用及びスタンプ台用及び朱肉用インキ
組成物。 前記フッ素系界面活性剤は、パーフルオロアルキル
基又はフッ素化アルキル基を有する界面活性剤又はこれ
らのオリゴマーから選択される少なくとも1種である上
記に記載の浸透印用及びスタンプ台用及び朱肉用イン
キ組成物。 インキの表面張力が13〜40dyn/cmである上記
〜の何れか一つに記載の浸透印用及びスタンプ台用及
び朱肉用インキ組成物。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。本発明の浸透印用及びスタンプ台用及び
朱肉用インキ組成物は、グリコールエーテル類、グリコ
ールエーテルアセテート類、エステル類及びこれらの誘
導体からなる群から選択される少なくとも1種である有
機溶剤と、顔料及び/又は染料からなる着色剤と、該着
色剤が顔料の場合は25℃における水及びエタノールへ
の溶解度が7%以下となる分散樹脂とを含むと共に、上
記着色剤が染料の場合は25℃における水及びエタノー
ルへの溶解度が1%以下となる固着樹脂と、フッ素系界
面活性剤とを含有する。
【0014】本発明に用いる有機溶剤は、SP値が5〜
15、好ましくは、7〜13であり、20℃における蒸
気圧が0.001mmHg〜45mmHg、好ましくは、0.0
1mmHg〜20mmHgであることが必要である。有機溶剤の
SP(Solubility Parameter)値〔溶解パラメーター
(δ)〕は、インキ中に溶解させることができる材料の
面から限定したものであり、そのSP値が5未満である
と、インキ中に使用する溶剤及び樹脂の官能基が少なく
なり固着性が低下し、SP値が15を越えると、溶剤と
しての極性が高くなり、インキ中に使用するための樹脂
としてエタノールに溶解しやすい樹脂も含まれてしまう
ため、好ましくない。
【0015】なお、本発明で規定するSP値〔溶解パラ
メーター(δ)〕とは、混合溶解する際の各成分間の混
合性の尺度として表され、溶解を以下のように表現す
る。二つの成分、成分Iと成分IIが溶解する際、それぞ
れ分子間でI−I、II−IIの結合がI−IIに変わるもの
としてその熱収支を考えたとき、それぞれの分子をそれ
を囲む分子の分子間力から開放させるとは気化させるこ
とであるから、気化したものを混合し、そのまま凝集さ
せるときの内部エネルギーの変化は、次式で表される。 ΔE=ΔE1+ΔE2−2(ΔE1・ΔE20.5 ΔE=〔(ΔE10.5−(ΔE20.52 〔ΔE1; 成分Iを気化させたときの内部エネルギー
変化、 ΔE2; 成分IIを気化させたときの内部エネルギー変
化、 (ΔE1・ΔE20.5; I、IIの間にできた結合エネ
ルギーで回収されるエネルギー〕
【0016】すなわち、(ΔE10.5−(ΔE20.5
小さいほど、溶解のエンタルピー変化ΔHは、小さく溶
解しやすい。各成分の単位体積当たりのΔEを凝集エネ
ルギーとよぶと、ΔEは、蒸発のエンタルピーΔHV
ΔH=ΔE+RTの関係にあるため、蒸気圧の温度依存
性からClausius−Clapeyronの式によ
ってΔHを求め、ΔEを知ることができる。
【0017】ここで、凝集エネルギー密度の平方根を溶
解パラメーターとよび、次式で表される。 δ=(ΔE/V)0.5 〔ΔE; 分子凝集エネルギー(cal/mol)、 V; 分子容(ml/mol)〕
【0018】その求め方は、いろいろであり、測定方法
や計算方法によって多少異なった値が得られている。そ
の具体例としては、蒸発潜熱法(Hildebrand法)、蒸気
圧法(Hoy法)、溶解法、膨潤法、表面張力法、臨界圧
法、熱膨張係数法、分子引力定数法などが知られてお
り、本発明では基本的には蒸発潜熱方法による数値を意
味する。
【0019】また、有機溶剤の蒸気圧(20℃)が0.
001mmHg未満であると、インキとして捺印した際、乾
燥性が悪くなり、好ましくなく、また、蒸気圧(20
℃)が45mmHg超過であると、製品性能上、浸透印では
印面、スタンプ台や朱肉台では盤面でのドライアップ
(乾燥)が激しく捺印性能に大きく影響するため、好ま
しくない。
【0020】上記SP値(δ)の範囲内である有機溶剤
を用いることにより、目的の顔料の分散や捺印固着性
(堅牢性)を発揮でき、また、上記蒸気圧(20℃)
〔p〕の範囲内である有機溶剤を用いることにより、優
れた速乾性を発揮できることとなり、濡れ性が悪い接着
テープ、パラフィン紙、プラスチック、陶磁器、金属等
の非浸透性面等に捺印した印影も素早く固着することと
なる。
【0021】本発明に用いる有機溶剤は、上記SP値及
び蒸気圧(20℃)の範囲内である有機溶剤であれば、
特に限定されるものではないが、コスト、安全性、取り
扱い性等の面から、グリコールエーテル類、グリコール
エーテルアセテート類類、エステル類及びこれらの誘導
体からなる群から選択される少なくとも1種であること
が望ましい。
【0022】グリコールエーテル類及びその誘導体とし
ては、例えば、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコール
モノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシル
エーテル、エチレングリコールモノ2ーエチルヘキシル
エーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチ
レングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエ
ーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、テ
トラエチレングリコールジメチルエーテル、プロピレン
グリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール
モノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノ−t−ブチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレン
グリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコール
モノフェニルエーテル、トリエチレングリコールモノブ
チルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エ
チレングリコールモノ−2−エチルブチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノエチルエーテル、3−メチルー
3−メトキシー1−ブタノール、ジエチレングリコール
メチルエチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキ
シルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルヘキシ
ルエーテル等が挙げられる。
【0023】また、グリコールエーテルアセテート類及
びその誘導体としては、例えば、エチレングリコールメ
チルエーテルアセテート、エチレングリコールエチルエ
ーテルアセテート、エチレングリコールブチルエーテル
アセテート、エチレングリコールジアセテート、ジエチ
レングリコールエチルエーテルアセテート、ジエチレン
グリコールブチルエーテルアセテート、プロピレングリ
コールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコー
ルジアセテート、ジプロピレングリコールメチルエーテ
ルアセテート、3−メチルー3−メトキシブチルアセテ
-ト、プロピレングリコールエチルエーテルアセテー
ト、酢酸−3メトキシブチル等が挙げられる。
【0024】エステル類としては、例えば、酢酸エチ
ル、酢酸−n−プロピル、酢酸イソプロプル、酢酸−n
−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸−n−アミル、酢酸イ
ソアミル、酢酸ヘキシル、酢酸−2−メチルペンチル、
酢酸−1−メチルアミル、酢酸ヘプチル、酢酸オクチ
ル、酢酸−2−エチルヘキシル、酢酸ノニル、酢酸デシ
ル、n−酢酸メチル、イソ酪酸イソブチル、カプロン酸
メチル、カプロン酸エチル、カプリル酸エチル、乳酸エ
チル、乳酸−n−ブチル、コハク酸ジエチル、3−トキ
シプロピオン酸エチル等が挙げられる。
【0025】これらの有機溶剤は、単独で又は2種以上
混合して使用するこができ、安全性及び経口毒性等の点
から、更に、好ましくは、エチレングリコール誘導体等
以外の有機溶剤を使用した方が望ましい。
【0026】また、本発明に用いる上記条件を満足する
有機溶剤の配合量は、有機溶剤の使用態様、すなわち、
単独使用の場合又は2種以上を混合して使用する場合に
より、その配合量は変動するものであり、インキ組成物
全量に対し、20〜97重量%、好ましくは、30〜9
3重量%である。有機溶剤の配合量が20重量%未満で
あると、インキとしての流動性が乏しくなり、97重量
%を越えると、着色剤や樹脂及びその他の添加剤の割合
が少なくなり、製品の品質に大きく影響を及ぼすことと
なるので、好ましくない。
【0027】本発明に用いる着色剤としては、顔料及び
/又は染料が挙げられる。染料としては、好ましくは、
水及びエタノールへの溶解度が低い染料であることが望
ましい。顔料としては、有機顔料、無機顔料が使用で
き、用いる有機溶剤に溶解しにくいものが好ましい。有
機顔料の場合は、分散後の平均粒径が30nm〜700nm
となるものが好ましく、無機顔料の場合は、分散後の平
均粒径が30nm〜10μmとなるものが好ましい。染料
としては、上記水及びエタノールへの溶解度が低いもの
であれば特に限定されるものではないが、その溶解度は
常温で10%以下のもので、主溶剤には常温で3%以上
溶解するものが挙げられる。また、特に、顔料沈降や粘
度増加等の安定性が悪くなければ、染料及び顔料の併用
もかまわない。
【0028】顔料の配合量は、インキ組成物全量に対
し、0.5〜25重量%、好ましくは、0.5〜20重
量%、染料としては、0.1〜35重量%、好ましくは
0.5〜20重量%までの範囲で必要に応じて配合する
ことができる。
【0029】使用できる無機顔料としては、例えば、カ
ーボンブラック、チタンブラック、亜鉛華、べんがら、
酸化チタン、酸化クロム、鉄黒、コバルトブルー、酸化
鉄黄、ビリジアン、硫化亜鉛、リトポン、カドミウムエ
ロー、朱、ガドミウムレッド、黄鉛、モリブデードオレ
ンジ、ジンククロメート、ストロンチウムクロメート、
ホワイトカーボン、クレー、タルク、群青、沈降性硫酸
バリウム、バライト粉、炭酸カルシウム、鉛白、紺青、
マンガンバイオレット、アルミニウム粉、真鍮粉等の無
機顔料が挙げられる。
【0030】また、使用できる有機顔料としては、アニ
リン系、シアニン系、アゾ系(モノアゾ系、ジスアゾ
系)、フタロシアニン系、アジン系などが挙げられ、こ
れらを単独又は2種以上の混合で使用することができ
る。典型的な具体例を挙げれば、ハンザイエロー、ベン
ジジンイエローなどの黄色有機顔料、ベンジジンオレン
ジ、パーマネントオレンジなどの橙色有機顔料、レーキ
レッド、パーマネントカーミンなどの赤色有機顔料、キ
ナクリドンバイオレット、ジオキサジンバイオレットな
どの紫色有機顔料、フタロシアニンブルー、ファストス
カイブルーなどの青色有機顔料、フタロシアニングリー
ン、パーマネントブラウンーなどの緑色有機顔料等であ
る。
【0031】更に、スチレン、アクリル酸、アクリル酸
エステル、メタアクリル酸、メタアクリル酸エステル、
アクリルニトリル、オレフィン系モノマーを重合して得
られる樹脂エマルションや、インキ中では膨潤して不定
形となる中空樹脂エマルション、または、これらのエマ
ルション自身を着色剤で染着して得られる染着樹脂粒子
からなる有機多色顔料等が挙げられる。
【0032】上記有機溶剤に可溶で、かつ、本発明に適
した染料としては、例えば、C.I.solvent
black 3、C.I.solvent black
5、C.I.solvent black 7、C.
I.solvent black 27、C.I.so
lvent black 29、C.I.solvent
black 34、C.I.solvent yell
ow 2、C.I.solvent yellow 1
4、C.I.solvent yellow16、C.
I.solvent yellow 29、C.I.s
olventyellow 33 C.I.solve
nt yellow 56、C.I.solvent
yellow 77、C.I.solvent yel
low 79、C.I.solvent yellow
82、C.I.solvent yellow 9
3、C.I.solvent red 1、C.I.s
olvent red 3、C.I.solvent
red 4、C.I.solvent red 8、
C.I.solvent red 18、C.I.so
lvent red 24、C.I.solvent
red 27、C.I.solvent red 4
9、C.I.solvent red 111、C.
I.solvent red 132、C.I.sol
vent red135、C.I.solvent r
ed 179、C.I.solventred 21
8、C.I.solvent blue 14、C.
I.solvent blue 25、C.I.sol
vent blue 35、C.I.solvent
blue 70、C.I.solvent blue
94、Basic blue 7、C.I.solve
nt orange 45、C.I.solvent
orange 60、C.I.solvent ora
nge 62、C.I.solvent green
3、C.I.solvent violet 8、C.
I.solvent violet 13、C.I.s
olvent violet 14、C.I.solv
ent brown 5等が挙げられ、その他、これら
の誘導体や耐水性のある染料の造塩体等が挙げられる。
【0033】本発明に用いる樹脂は、使用する着色剤に
より、樹脂の特性が異なり、着色剤に顔料を用いた場合
は、分散剤又は分散剤兼固着剤となりうるものであり、
上記有機溶剤に溶解し、顔料を分散するものであればよ
く、また、着色剤に染料を用いた場合は、固着剤として
配合するものとなる。
【0034】本発明において、着色剤が顔料単独の場合
は、25℃における水及びエタノールへの溶解度が7%
以下となる分散樹脂又は分散兼固着樹脂の1種又は2種
以上使用され、インキの性能に応じて固着樹脂を更に添
加することもできる。また、着色剤が染料単独の場合
は、25℃における水及びエタノールへの溶解度が1%
以下となる固着樹脂が使用され、更に、着色剤が顔料及
び染料の併用使用の場合は、25℃における水及びエタ
ノールへの溶解度が7%以下となる分散樹脂又は分散兼
固着樹脂の1種又は2種以上使用され、インキの性能に
応じて固着樹脂が使用される。
【0035】これらの条件の樹脂を使用することによ
り、インキの安定性、捺印印影の耐水性及び耐アルコー
ル性、捺印固着性(堅牢性)を発揮することができる。
25℃における水及びエタノールへの溶解度が7%を越
える分散樹脂及び溶解度が1%を越える固着樹脂である
と、捺印印影の耐水性及び耐アルコール性が悪くなり、
水及びアルコールに対して着色剤の濃度が低下したり、
消えてしまったりするので、好ましくない。
【0036】本発明に用いる分散樹脂は、25℃におけ
る水及びエタノールへの溶解度が7%以下となることが
必要であり、好ましくは、3%以下、さらに好ましく
は、1%以下となる樹脂であれば、特に限定されるもの
でなく、また、固着樹脂は、25℃における水及びエタ
ノールへの溶解度が1%以下となることが必要である。
【0037】これらの物性を満足する樹脂としては、例
えば、塩化ビニル・酢酸ビニルコポリマー、ヒドロキシ
ル変性塩化ビニル・酢酸ビニルコポリマー、カルボキシ
ル変性塩化ビニル・酢酸ビニルコポリマー等の等のビニ
ル樹脂及びその変性ビニル樹脂、メタクリル酸およびア
クリル酸のエステルの単独および共重合体を主成分とし
たアクリル系樹脂あるいはそれらの誘導体を用いた特殊
なアクリル系モノマーを使用した重合体等のアクリル系
樹脂、フルオロオレフィンと複数のアルキルビニルエー
テルとからなる共重合樹脂のフッ素系樹脂〔例えば、商
品名「ルミフロン」(旭硝子社製)、商品名「フルオネ
ート K−702,K−705」(大日本インキ化学工
業社製)〕、その他の合成樹脂としては、ロジン変性マ
レイン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂等も酸価が低
ければ使用可能である〔例えば、商品名「ベッカサイ
ト」(大日本インキ化学社製)〕。
【0038】また、その他の樹脂として本発明に用いる
樹脂として溶解度の範囲に属するものとしては、例え
ば、商品名「ソルスパース24,000SC」、「ソル
スパース24,000GR」、「ソルスパース26,0
00」、「ソルスパース28,000」等〔ゼネカ社
製、(旧 ICI社製)〕が挙げられる。更に、これら
以外の樹脂でも、上記物性の範囲内にあり、インキの安
定性に悪影響を及ぼさないものであれば、特に限定され
ずに使用可能である。これらの樹脂の配合量としては、
少なくとも1重量%以上、好ましくは、1〜15重量%
までの範囲で配合することができる。
【0039】なお、上記の樹脂において、溶液重合法に
て製造された樹脂、例えば、アクリル系樹脂やルミフロ
ン等は、30〜70%有機溶剤(例えば、酢酸エチル、
酢酸ブチル、トルエン等)に溶解されたものとなってい
るので、これらの樹脂については、一度、固形分を不溶
化させ、乾燥した後、エタノール及び水への溶解度を確
認した上で使用した。
【0040】本発明に用いるフッ素系界面活性剤として
は、例えば、パーフルオロアルキル基又はフッ素化アル
キル基を有する界面活性剤又はこれらのオリゴマーが挙
げられる。具体的には、パーフルオロアルキルアルコキ
シレート〔商品名「FC−171」(住友3M社
製)〕、フッ素化アルキルエステル〔商品名「FC−4
30」、「FC−431」(住友3M社製)や、パーフ
ルオロアルキル含有オリゴマー〔商品名「S−38
1」、「S−383」、「S−393」、「SC−10
1」、「SC−105」(旭硝子社製)〕、パーフルオ
ロアルキルエチレンオキシド付加物〔商品名「KH−4
0」(旭硝子社製)〕、パーフルオロアルキル含有特殊
配合品〔商品名「SA−100」(旭硝子社製)〕や、
パーフルオロアルキル基・親水性基含有オリゴマー〔商
品名「F−171」(大日本インキ化学社製)〕、パー
フルオロアルキル基・親油性基含有オリゴマー〔商品名
「F−172」、「F−173」(大日本インキ化学社
製)〕、パーフルオロアルキル基・(親水性基・親油性
基)含有オリゴマー〔商品名「F−177」(大日本イ
ンキ化学社製)〕、パーフルオロアルキル基含有オリゴ
マー〔商品名「F−178A」、「F−178K」、
「F−179」(大日本インキ化学社製)〕、パーフル
オロアルキル基・親油性基含有ウレタン〔商品名「F−
183」、「F−184」(大日本インキ化学社製)〕
や、パーフルオロアルキル基・親油性基含有オリゴマー
〔商品名「EF−801」、「EF−351」(三菱マ
テリアル社製)、パーフルオロアルキル基・親水性基含
有オリゴマーのEF−802、EF−352(三菱マテ
リアル社製)等が挙げられ、これらは単独又は2種以上
混合して使用することができる。
【0041】これらのフッ素系界面活性剤の配合量は、
インキ組成物全量に対し、0.01〜15重量%、好ま
しくは0.1〜7重量%である。フッ素系界面活性剤の
配合量が0.01重量%未満であると、製品性能上、剥
離性あるいは撥水性を有する捺印面に対して効果が極度
に低下する。また、15重量%を越えると、インキ粘度
やインキ安定性及び捺印した場合の乾燥性を低下させる
原因となるため好ましくない。
【0042】更に、本発明では、必要に応じて、更に、
その他の分散剤、分散補助剤やインキに悪影響を及ぼさ
ず相溶することができる防腐剤、防黴剤、界面活性剤、
防錆剤、潤滑剤及び湿潤剤等を配合することができ、更
に、インキの安定性を損なうものでなければ、製品性能
上補助溶剤も配合することができる。また、乾燥抑制用
補助溶剤として、製品特性上、悪影響を及ぼさない範囲
で主溶剤に相溶する不揮発性溶剤(例えば、ヒマシ油変
成物)を配合することもできる。
【0043】防腐剤若しくは防黴剤としては、例えば、
フェノール、ナトリウムオマジン、ペンタクロロフェノ
ールナトリウム、1,2−ベンズイソチアゾリン3−ワ
ン、2,3,5,6−テトラクロロ−4(メチルスルフ
ォニル)ピリジン、安息香酸ナトリウムなど安息香酸や
ソルビン酸やデヒドロ酢酸のアルカリ金属塩、ベンズイ
ミダゾール系化合物等が挙げられる。
【0044】防錆剤としては、例えば、ベンゾトリアゾ
ール、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト、ジ
イソプロピルアンモニウムナイトライト、トリルトリア
ゾール等が挙げられる。
【0045】潤滑剤及び湿潤剤としては、例えば、ジメ
チルポリシロキサンのポリエチレングリコール付加物な
どのポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。ま
た、これら以外の添加剤も目的のインキ組成物に悪影響
を及ぼさない範囲内で配合することができる。
【0046】本発明の浸透印用及びスタンプ台用及び朱
肉用インキ組成物のインキ粘度は、10〜3000mPa・
s(25℃、E型粘度計、20rpm測定値)であるこ
とが必要であり、浸透印及びスタンプ台の用途により上
記粘度範囲内で適宜調整される。上記粘度範囲とするこ
とにより、浸透印及びスタンプ台及び朱肉として捺印面
に対してインキを転写することができ、粘度が10mPa・
s未満であると、インキの流出量を調節することができ
ず、過剰なインキによる捺印印影に悪影響を及ぼすこと
となり、粘度が3000mPa・sを越えると、インキの流
出量が少なく、捺印印影の鮮明性に欠けるため、好まし
くない。
【0047】また、本発明の浸透印用及びスタンプ台用
及び朱肉用インキ組成物は、インキの表面張力が13〜
40dyn/cm、好ましくは、14〜30dyn/cmであること
が望ましい。インキの表面張力が13dyn/cm未満である
と、製品性能としての滲みや、流出機構部(ペン芯等)
からの直流(インキの垂れ)などが問題となり、表面張
力が40dyn/cmを越えると、インキ組成材料を溶解しな
い範囲の溶剤となり、好ましくない。
【0048】本発明の浸透印用及びスタンプ台用及び朱
肉用インキ組成物を製造するには、従来から公知の種々
の方法が採用できる。例えば、上記各成分を配合し、デ
ィゾルバー等の撹拌機により、混合撹拌することによっ
て、又、ボールミルや三本ロール、ビーズミル、サンド
ミル等によって混合粉砕した後、遠心分離や濾過によっ
て、顔料粒子や酸化チタン粒子の粗大粒子、及び未溶解
物、混入固形物を取り除くことによって容易に得ること
ができる。
【0049】
【実施例】次に、実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものでない。インキを吸蔵させる部材は、耐溶剤性の
ある部材にインキを吸蔵させて評価した。なお、スタン
プ台の場合、使用するゴム印に関してもやはり耐溶剤性
のあるゴム印材を使用しなければならない。以下、実施
例及び比較例は、浸透印の形にしてその性能を評価し
た。
【0050】(実施例1〜14及び比較例1〜8)下記
表1及び表2に記載される物性の有機溶剤及び樹脂を使
用して、以下の各配合内容(組成成分)を撹拌後濾過し
て、浸透印用インキ組成物を調製した。なお、以下にお
いて、「%」は重量%を意味し、また、塩化ビニル・酢
酸ビニルコポリマーを「塩酢ビ」と略する。
【0051】 (実施例1) 溶 剤;プロピレングリコールエチルエーテルアセテート 36.5% ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル 45.8% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(I) 6.5% 樹 脂;ヒドロキシ変性塩酢ビ〔UCC社製〕 VROH 5.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-2005 5.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基及び親水性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-352 1.2%
【0052】 (実施例2) 溶 剤;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 43.5% ジプロピレングリコールモノブチルエーテル 37.0% 着色剤; カーボンブラック〔三菱化成製〕 #44 5.0% 樹 脂;カルボキシル変性塩酢ビ〔UCC社製〕 VMCH 4.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-404-1 7.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル含有オリゴマー 〔旭硝子社製〕 SC-101 3.5%
【0053】 (実施例3) 溶 剤;ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 25.0% 3−メチル−3−メトキシブチルアセテート 53.0% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(I) 10.0% 樹 脂;ヒドロキシ変性塩酢ビ〔UCC社製〕 VROH 5.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-404-1 7.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基及び親油性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-351 2.0%
【0054】 (実施例4) 溶 剤;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 21.0% 3−メチル−3−メトキシブチルアセテート 57.5% 着色剤; フタロシアニン顔料 〔大日本インキ化学社製〕 Fastogen Blue NK 7.0% 樹 脂;ヒドロキシ変性塩酢ビ〔UCC社製〕 VYES 5.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-2002-1 6.5% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル含有オリゴマー 〔旭硝子社製〕 SC-101 3.0%
【0055】 (実施例5) 溶 剤;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 30.0% ジプロピレングリコールモノブチルエーテル 50.0% 着色剤; フタロシアニン顔料 〔大日本インキ化学社製〕 Fastogen Blue NK 5.0% 着色剤; 染料〔保土ヶ谷化学工業社製〕 Spilon Blue #2BNH 2.0% 樹 脂;ヒドロキシ変性塩酢ビ〔UCC社製〕 VYES 4.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MH-7057 7.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基及び親水性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-352 2.0%
【0056】 (実施例6) 溶 剤;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 43.3% ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 42.0% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(II) 4.0% 樹 脂;カルボキシル変性塩酢ビ〔UCC社製〕 VMCH 3.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-404-1 5.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基及び親油性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-351 3.0%
【0057】 (実施例7) 溶 剤;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 37.5% ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル 48.0% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(III) 3.0% 樹 脂;アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-404-1 2.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-428 7.5% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基含有オリゴマー 〔旭硝子社製〕 SC-105 2.0%
【0058】 (実施例8) 溶 剤;ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 70.0% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(IV) 6.0% 樹 脂;フッ素系樹脂 〔旭硝子社製〕ルミフロン(LM-400) 6.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-2002-1 15.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基及び親水性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-802 1.5% パーフルオロアルキル基及び親水性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-352 1.5%
【0059】 (実施例9) 溶 剤;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 19.5% 3−メチル−3−メトキシブチルアセテート 50.0% 着色剤; キナクリドン顔料〔大日本インキ化学社製〕 Fastogen Super Magenta RTS 11.0% 樹 脂;〔ICI社製〕 ソルスパース 24,000SC 9.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MS-2003-1 10.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基及び親油性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-351 0.5%
【0060】 (実施例10) 溶 剤;プロピレングリコールフェニルエーテル 36.0% プロピレングリコールブチルエーテル 30.0% プロピレングリコールメチルエーテル 15.0% 着色剤; 染料〔保土ヶ谷化学工業社製〕Spilon Blue #2BNH 3.0% 樹 脂;〔大日本インキ化学社製〕 ベッカサイトF-6302 15.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル含有オリゴマー 〔旭硝子社製〕 S-383 1.0%
【0061】 (実施例11) 溶 剤;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 41.5% プロピレングリコールフェニルエーテル 37.5% 着色剤; 染料〔オリエント化学工業社製〕 Valifast Blue 2606 3.5% 樹 脂;〔大日本インキ化学社製〕 ベッカサイト1120 9.0% 〔大日本インキ化学社製〕 ベッカサイト1120HV 5.0% フッ素系界面活性剤;フッ素化アルキルエステル 〔住友3M社製〕 FC-171 2.5% パーフルオロアルキル含有オリゴマー 〔旭硝子社製〕 S-393 1.0%
【0062】 (実施例12) 溶 剤;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 33.0% プロピレングリコールモノメチルエーテル 40.0% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(III) 7.0% 樹 脂;〔ICI社製〕 ソルスパース 28,000 5.0% 〔大日本インキ化学社製〕 ベッカサイト1120 10.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-2005-1 5.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基及び親油性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-352 1.2%
【0063】 (実施例13) 溶 剤;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 27.0% ジプロピレングリコールモノブチルエーテル 46.0% 着色剤; キナクリドン顔料〔大日本インキ化学社製〕 Fastogen Super Magenta RTS 5.0% 樹 脂;〔ICI社製〕 ソルスパース 24,000GR 5.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-404-1 9.0% フッ素系界面活性剤;フッ素化アルキルエステル 〔住友3M社製〕フロラード FC-430 2.5% パーフルオロアルキル基及び親油性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-351 2.5%
【0064】 (実施例14) 溶 剤;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 29.0% トリプロピレングリコールモノブチルエーテル 47.5% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(I) 5.0% 樹 脂;カルボキシル変性塩酢ビ〔UCC社製〕 VMCH 4.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-404-1 7.0% 補助溶剤;〔伊藤製油社製〕CO-FA-ブチル(ヒマシ油変性物) 5.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基含有オリゴマー 〔旭硝子社製〕 SC-105 2.5%
【0065】 (比較例1) 溶 剤;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 10.0% ポリオキシエチレン2級アルキルエーテル 69.5% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(I) 5.0% 樹 脂;ヒドロキシ変性塩酢ビ〔UCC社製〕 VROH 4.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-404-1 10.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基及び親水性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-352 1.5%
【0066】 (比較例2) 溶 剤;プロパノール(SP=12) 79.5% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(II) 6.0% 樹 脂;ヒドロキシ変性塩酢ビ〔UCC社製〕 VROH 5.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-404-1 7.0% フッ素系界面活性剤;フッ素化アルキルエステル 〔住友3M社製〕 FC-430 2.5%
【0067】 (比較例3) 溶 剤;プロパノール(SP=12) 81.5% 着色剤; キナクリドン顔料〔大日本インキ化学社製〕 Fastogen Super Magenta RTS 7.0% 樹 脂;〔積水化学社製〕 エスレック B BM-1 10.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基及び親水性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-352 1.5%
【0068】 (比較例4) 溶 剤;ジプロピレングリコール(SP=15.5) 59.5% ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 14.0% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(III) 9.0% 樹 脂;ヒドロキシ変性塩酢ビ〔UCC社製〕 VROH 5.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-428 9.0% フッ素系界面活性剤;フッ素化アルキルエステル 〔住友3M社製〕 FC-430 3.5%
【0069】 (比較例5) 溶 剤;ジプロピレングリコール(SP=15.5) 52.0% ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 27.5% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(I) 9.0% 樹 脂;〔積水化学社製〕エスレック B BM-1 10.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル基及び親水性基 含有オリゴマー〔三菱マテリアル社製〕 EF-352 1.5%
【0070】 (比較例6) 溶 剤;ジプロピレングリコールモノブチルエーテル 74.5% 着色剤; 染料〔オリエント化学工業社製〕 Valifast Blue 2606 4.0% 樹 脂;〔日立化成社製〕 ハイラック 110H 10.0% 〔積水化学社製〕エスレック B BLS 10.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル含有オリゴマー 〔旭硝子社製〕 S-383 1.5%
【0071】 (比較例7) 溶 剤;ジプロピレングリコールモノブチルエーテル 76.5% 着色剤; 染料〔オリエント化学工業社製〕 Valifast Blue 2606 3.0% 樹 脂;〔荒川化学社製〕 マルキードNo.31 14.0% 〔積水化学社製〕エスレック B BH-1 5.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル含有オリゴマー 〔旭硝子社製〕 S-383 1.5%
【0072】 (比較例8) 溶 剤;酢酸エチル 79.5% 着色剤; 不溶性アゾ顔料(III) 7.0% 樹 脂;カルボキシル変性塩酢ビ〔UCC社製〕 VMCH 6.0% アクリル系樹脂〔藤倉化成製〕 MM-404-1 5.0% フッ素系界面活性剤;パーフルオロアルキル含有オリゴマー 〔旭硝子社製〕 SC-105 2.5%
【0073】上記実施例1〜14及び比較例1〜8で得
られたインキについて下記の試験方法でインキの表面張
力、粘度、分散後の平均粒径(顔料を使用した場合)等
の物性値を測定した。また、調製したインキの浸透印と
しての評価方法として、数種捺印面に対する捺印乾燥性
及び堅牢性、耐水性、耐アルコール性の評価試験を行っ
た。これらの結果を表1に示す。
【0074】(インキの表面張力の測定)インキ調製
後、25℃条件下にてCBVP式表面張力計(協和界面
科学社製)を使用することによって測定した。〔3回の
平均値を使用〕
【0075】(インキの粘度の測定)インキ調製後、E
型回転粘度計(TOKIMEC社製)を使用し、25℃
での20rpmの粘度値を測定した。
【0076】(顔料インキの平均粒子径の測定)インキ
調製後、Submicron Particle Si
zer(コールター製)を使用し、平均粒径を測定し
た。〔3回の平均値を使用〕
【0077】〔捺印乾燥性の測定〕…官能試験 捺印乾燥性の評価は、下記の各種捺印面に対して捺印3
分後にPPC用紙をのせ、その上に500gの荷重をか
けPPC用紙に転写されたインキの汚れ度合いにより評
価した。 捺印面;PPC用紙、プラスチック面(PS、アクリ
ル、PET、ABS)、金属面(銅板、アルミ板、真鍮
板、ステンレス板)、ガラス面 ◎;全く汚れなかったもの ○;部分的にほんの少し汚れがあるが、目立たないもの △;部分的にほんの少し汚れがあり、目立つもの ×;ほとんどの部分が汚れてしまったもの
【0078】〔捺印堅牢性の測定〕…官能試験 捺印堅牢性の評価は、下記の各種捺印面に対して捺印1
時間後に綿棒擦過を行い、その擦過度合いにより評価し
た。(擦過条件は、連続10回擦る) 捺印面;PPC用紙、プラスチック面(PS、アクリ
ル、PET、ABS)、金属面(銅板、アルミ板、真鍮
板、ステンレス板)、ガラス面 ◎;全く剥離しなかったもの ○;部分的にほんの少し剥離したが、目立たないもの △;部分的にほんの少し剥離して目立つもの ×;ほとんどの部分が剥離してしまったもの
【0079】〔耐水性の測定〕…官能試験 耐水性の評価は、PPC用紙及びコート紙に捺印した印
影を3時間後に水中に漬け、1日後の変化を漬けていな
いものと比較し、その程度により評価した。 ◎;全く滲まず、印影の濃度が低下しなかったもの ○;ほんの少し滲んだが、濃度の低下が少ないもの △;ほんの少し滲んだが、濃度の低下が目立つもの ×;非常に滲んだもの。あるいは濃度低下が激しかった
もの
【0080】〔耐アルコール性の測定〕…官能試験 耐アルコール性の評価は、PPC用紙及びコート紙に捺
印した印影を3時間後にエタノールを染み込ませた布に
てふくことにより、その変化の状態をふいていないもの
と比較し、その程度により評価した。 ◎;ほとんど、印影の濃度が低下しなかったもの ○;ほんの少し濃度の低下があったもの △;濃度の低下は、目立つもの ×;濃度低下が激しかったもの。あるいは色材濃度がほ
とんど確認できないもの
【0081】〔剥離面への捺印性測定〕…官能試験 剥離面への捺印性の評価は、クラフトテープ(商品名;
KP−50三菱鉛筆社製)に捺印した印影に対してイン
キの変化(はじき)の程度により評価した。 ◎;全く変化がなかったもの ○;変化(はじき)が少なく目立たないもの ×;変化(はじき)がはっきり目立つもの
【0082】〔撥水面への捺印堅牢性測定〕…官能試験 撥水面への捺印性の評価は、コート紙全面に撥水スプレ
ーを充分に吹きかけ3時間乾燥させた後、捺印する。捺
印した1時間後、アルコールを染み込ませた布にてふく
ことにより、その変化の状態をふいていないものと比較
し、その程度により評価した。 ◎;全く変化がなかったもの ○;変化(濃度低下)が少なく目立たないもの ×;変化(濃度低下)がはっきり目立つもの
【0083】
【表1】
【0084】
【表2】
【0085】(表1及び表2の考察)上記表1及び表2
の結果から明らかな様に、本発明範囲となる実施例1〜
14のインキ組成物は、本発明範囲外となる比較例1〜
8のインキ組成物に較べて乾燥性や堅牢性を含む捺印性
能や耐水性、耐アルコール性、剥離面への筆記性、撥水
面への捺印堅牢性の点で非常に優れていることが判明し
た。
【0086】個別的にみると、色材を問わず蒸気圧が高
い溶剤を多い割合で使用している実施例1〜14は、捺
印乾燥性の点で有利になる。また、捺印堅牢性に関して
は、特に樹脂の種類が左右し、印影塗膜を強固に形成
し、捺印面に対する密着性の良好な樹脂ほど優れている
ことが判る。更に、耐水性や耐アルコール性に関して
は、樹脂の溶解度はもちろんのこと色材が顔料であるほ
ど良好で、染料であると溶解性が悪いとはいえアルコー
ル中に色材が拡散していくことも確認できた。また、剥
離面への捺印性に関しては、本発明範囲内のフッ素界面
活性剤が必要不可欠であることが判り、撥水面に対する
捺印堅牢性に関しては、フッ素界面活性剤及びエタノー
ルへの溶解性が少ない樹脂を含有することが必要不可欠
であることが判明した。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、樹脂面、ガラス面、金
属面等の様々な種類の捺印面に対して捺印可能で、非吸
収面に対する捺印固着性、耐水性、耐アルコール性に優
れ、かつ、これらの捺印面が剥離性又は撥水性を有する
捺印面であっても確実に捺印でき、捺印印影が水やアル
コール等で消去されない浸透印用及びスタンプ台用及び
朱肉用インキ組成物が提供される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリコールエーテル類、グリコールエー
    テルアセテート類、エステル類及びこれらの誘導体から
    なる群から選択される少なくとも1種である有機溶剤
    と、顔料及び/又は染料からなる着色剤と、25℃にお
    ける水及びエタノールへの溶解度が7%以下となる樹脂
    と、フッ素系界面活性剤とを含有する浸透印用及びスタ
    ンプ台用及び朱肉用インキ組成物。
  2. 【請求項2】 前記水及びエタノールへの溶解度が7%
    以下となる樹脂は、ビニル樹脂、その変性ビニル樹脂、
    アクリル系樹脂及びフッ素系樹脂からなる群から選択さ
    れる少なくとも1種である請求項1記載の浸透印用及び
    スタンプ台用及び朱肉用インキ組成物。
  3. 【請求項3】 前記有機溶剤のSP値が5〜15であり
    且つ20℃における蒸気圧が0.001mmHg〜45mmHg
    である請求項1記載の浸透印用及びスタンプ台用及び朱
    肉用インキ組成物。
  4. 【請求項4】 前記フッ素系界面活性剤は、パーフルオ
    ロアルキル基又はフッ素化アルキル基を有する界面活性
    剤又はこれらのオリゴマーから選択される少なくとも1
    種である請求項1記載の浸透印用及びスタンプ台用及び
    朱肉用インキ組成物。
  5. 【請求項5】 インキの表面張力が13〜40dyn/cmで
    ある請求項1〜4の何れか1項記載の浸透印用及びスタ
    ンプ台用及び朱肉用インキ組成物。
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