JPH1141783A - 電力系統制御装置 - Google Patents

電力系統制御装置

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JPH1141783A
JPH1141783A JP9186635A JP18663597A JPH1141783A JP H1141783 A JPH1141783 A JP H1141783A JP 9186635 A JP9186635 A JP 9186635A JP 18663597 A JP18663597 A JP 18663597A JP H1141783 A JPH1141783 A JP H1141783A
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富裕 高野
Miyuki Nakabayashi
見幸 仲林
Tadashi Kitayama
匡史 北山
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    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力系統に発生した異常のレベルを判定し、
そのレベルに応じて的確な処置をしうる電力系統制御装
置を得る。 【解決手段】 異常判定装置10は、図示しない各機器
に設けられたセンサ4から機器の状態に関する情報S1
を、保護装置6からは保護リレーの動作状況ほかの動作
情報S2を得て、異常のレベルを予め定められた基準に
照らし、事故レベル、重異常レベル、軽異常レベル、通
常レベルのいづれに該当するか判定する。重異常レベル
の場合は、機器緊急停止装置20により該当機器を緊急
停止し、事故を未然に防止する。事故レベルの場合は、
事故自動復旧装置40により停電範囲が最小になるよう
に復旧する。保護装置6の動作情報S2とセンサ4によ
る機器の状態の検知情報S1を用いて総合的に事故のレ
ベルを判定するので、的確に判定でき、それに応じて混
乱することなく迅速に措置を講じることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力系統制御装
置、特に電力系統に異常が発生したときにその異常のレ
ベルを判定することができ、またその異常のレベルに応
じて各機器の緊急停止操作や事故による停電の復旧操作
を容易に行うことのできる電力系統制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統制御装置において、一般に次の
ようなことが行われている。計器用変流器や計器用変圧
器により電力系統の各点における電流や電圧を測定して
いる。保護装置は、電力系統に地絡や短絡事故が生じた
ときの事故電流や事故電圧を検出して所定の遮断器を開
くための保護信号を発する。
【0003】制御装置は、上記保護装置からの保護信号
や後述の監視制御系サーバから運転員によって設定され
た機器の操作指令を受けて遮断器や断路器の開閉操作を
実行するとともに、監視制御系サーバや運転保守支援サ
ーバへその実行内容を送出する。
【0004】監視制御系サーバは、制御装置、各機器に
設けられたセンサから送出されたデータを記録するとと
もに、監視制御卓の画面に出力し運転員に知らせる。ま
た、監視制御卓で運転員によって設定された機器の操作
指令を前述の制御装置に送出する。運転保守支援サーバ
は、各機器に設けられたセンサからの機器監視情報を記
録するとともに、運転員の機器保守計画の立案作業や、
電力系統に事故が発生した場合に制御装置を介して送信
される電流・電圧値や保護装置の動作情報などから事故
箇所の特定作業を、業務支援卓を介して支援する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力系統制御装
置は以上のように構成されているので、次のような問題
点があった。
【0006】電力系統の機器に異常が発生したとき、機
器の取り付けられたセンサからの測定値が、例えば予め
設定された所定のしきい値を超える。従来、このしきい
値を超えたものについて系統監視盤、監視制御卓のアラ
ーム点滅や警報などにより、運転員に報知していた。し
かし、一つの異常発生により、多くのセンサの測定値が
同時にしきい値を超えるため、一斉に多くのアラームが
点滅し、運転員を混乱させるおそれがあった。
【0007】また、機器の緊急停止を必要とする異常が
発生したとき、当該機器を強制的に切り離す対処方法
か、あるいはアラームを運転員に提示するのみで後の緊
急停止の操作は運転員が手動で行う対処方法か、いずれ
かの方法がとられていた。強制的に切り離す場合、通
常、異常により緊急停止する機器よりも下流にある電力
系統が停電する。運転員が手動で対処する場合は、手動
によるため操作に時間を要し、その間に当該機器が損傷
してしまうなど、重大な事故を招くおそれがあった。
【0008】さらに、地絡事故や短絡事故が発生したと
き、保護装置が電流・電圧の異常を検知し、異常箇所を
電力系統からの切り離すため、切り離し区間より下流の
電力系統は停電する。この場合、復旧手順の自動作成や
復旧の自動操作などを導入して、事故区間を回避する別
経路で早急に停電領域を復旧することが望まれる。
【0009】従来、事故の復旧手順の自動作成や復旧操
作の自動化を行う試みとして、例えば特開平3−243
144号公報や平成8年電気学会電力・エネルギー部門
大会予稿集第959頁に記載された青嶋ほかの「超高圧
無人変電所への自動復旧システムの導入」等にて提案さ
れたものがある。しかし、これらは復旧手順を復旧に関
する知識に基づいて復旧推論等を行うものであり、平常
時の運転支援システムとは無関係に作成されている。す
なわち、復旧手順を作成するアルゴリズムは平常時にお
ける機器保守のための停止手順を作成する平常時の操作
手順作成装置の手順と共通部分が多いにもかかわらず、
平常時の操作手順作成装置が活用されていないので、無
駄があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決し
て、次のような電力系統制御装置を得ることを目的とす
る。
【0011】・電力系統に発生した異常のレベルを的確
に判定でき、混乱することなく異常のレベルに応じた適
切な処置をとりうる。
【0012】・緊急停止を要するような機器異常が発生
したとき、緊急停止手順を自動作成して作成された緊急
停止手順に従って緊急停止を行うことができる。
【0013】・緊急停止手順や復旧手順を平常時の操作
手順作成装置の情報を利用して自動作成でき、無駄が省
ける。
【0014】・自動作成された緊急停止手順や復旧手順
に基づいて緊急停止の自動操作や復旧の自動操作がで
き、事故の未然防止や事故の早期復旧ができる。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の電力系統制御装置においては、電
力系統に発生した異常のレベルを、電力系統の保護装置
の動作情報及び電力系統の各機器に設けられ各機器の状
態を検知する機器状態検知手段の検知情報に基づいて各
機器の緊急停止を必要とする緊急停止レベルと異常によ
って電力系統に停電が発生した事故レベルとを含む複数
のレベルのうちのいずれに該当するかを判定する異常判
定装置を設けたものである。
【0016】このように、電力系統の動作情報と機器の
状態の検知情報とを総合すれば、電力系統の動作情報だ
けでは判定することができない異常、例えば緊急停止を
必要とする緊急停止レベルの異常を事故に至る前に判定
することができ、緊急停止レベル、事故レベルなどの異
常のレベルに応じて混乱することなく適切な措置を講じ
ることができる。
【0017】そして、異常判定装置を、保護装置の動作
情報に基づいて電力系統の診断を行う系統診断部及び機
器状態検知手段の検知情報に基づいて各機器の異常のレ
ベルの診断を行う機器異常診断部を有し、各診断部の診
断結果に基づいて異常のレベルが複数のレベルのいずれ
に該当するかを判定するものとした。
【0018】系統診断部の診断結果と機器異常診断部の
診断結果とを総合して判断でき、系統診断部の診断だけ
では判定することができない異常を含めた異常のレベル
を判定することができ、混乱することなく適切な措置を
講じることができる。
【0019】さらに、異常判定装置により異常のレベル
が緊急停止レベルと判定されたとき各機器の緊急停止手
順を自動作成する緊急停止手順作成装置を設けたもので
ある。
【0020】緊急停止手順が自動作成されるので、迅速
に誤ることなく正確に作成される。その作成された手順
に従って迅速かつ容易に緊急停止を行うことができる。
【0021】また、緊急停止手順作成装置を、平常時の
操作手順作成装置の情報を利用して各機器の緊急停止手
順を自動作成するものとした。
【0022】従来利用されていなかった平常時の操作手
順作成装置の情報を利用することにより、情報資源が有
効活用され、また装置の開発が合理化されるため費用の
低減が可能となる。
【0023】そして、緊急停止手順作成装置により作成
された緊急停止手順に基づいて各機器を自動操作する緊
急停止自動操作装置を設けたものである。
【0024】緊急停止手順に基づいて各機器を自動操作
することにより、迅速に緊急停止を行うことができる。
【0025】さらに、異常判定装置により異常のレベル
が事故レベルと判定されたとき停電を復旧するための各
機器の復旧手順を自動作成する復旧手順作成装置を設け
たものである。
【0026】復旧手順が自動作成されるので、迅速に作
成でき、また誤った手順を作成するおそれもなくなる。
【0027】また、復旧手順作成装置を、平常時の操作
手順作成装置の情報を利用して復旧手順を自動作成する
ものとした。
【0028】従来利用されていなかった平常時の操作手
順作成装置の情報を利用することにより、情報資源が有
効活用され、また装置の開発が合理化されるため費用の
低減が可能となる。
【0029】そして、復旧手順作成装置により作成され
た復旧手順に基づいて各機器を自動操作する復旧自動操
作装置を設けた。
【0030】復旧手順に基づいて各機器を自動操作する
ことにより、早期に復旧を行うことができ、停電による
被害も軽減される。
【0031】さらに、電力系統の各機器は、ガス絶縁変
電所及び電力用変圧器のうちの少なくとも一つを含むも
のである。
【0032】このような内部の状態を目視できないよう
な機器について、その状態に関する検知情報の利用は異
常レベルの判定に有効である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図12によりこの発
明の実施の一形態を説明する。図1はこの発明の電力系
統制御装置である自動制御装置の構成を示すブロック
図、図2は異常判定装置の構成を示すブロック図、図3
は機器緊急停止装置の構成を示すブロック図である。図
4は図3の機器緊急停止装置のうちの機器緊急停止手順
作成装置の構成を示すブロック図である。図5は事故自
動復旧装置の構成を示すブロック図、図6は事故自動復
旧装置のうちの事故復旧手順作成装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0034】また、図7は図2に示した異常判定装置の
機器異常診断部の動作を示すフロー図、図8は同じく総
合判定部の動作を示すフロー図である。図9は機器緊急
停止の手順を説明するための電力系統の回路図、図10
は機器緊急停止手順を作成する過程を説明するための説
明図である。図11は事故復旧の操作手順を説明するた
めの電力系統の回路図、図12は事故復旧手順を作成す
る過程を説明するための説明図である。
【0035】図1において、自動制御装置2はセンサ4
から各機器の状態に関する検知情報を検出信号S1とし
て受信し、保護装置6から保護装置が動作したときその
動作に関する動作情報、例えば保護リレーの動作状況、
遮断器等の開閉機器の動作状態、電力系統の充停電状態
などの動作情報を動作信号S2として受信する。機器状
態検知手段としてのセンサ4は、電力系統を構成する図
示しない各機器、例えばガス絶縁開閉装置(以下、GI
Sという)や油入変圧器ごとに取付けられている。GI
Sにおいては、例えばガス圧、ガス成分、温度、部分放
電の発生回数等の状態を検出する。油入変圧器において
は、例えばタンク内の圧力、部分放電の発生回数、油温
度、油中ガスの成分、油の汚損度、油面等の状態を検出
する。
【0036】自動制御装置2は、異常判定装置10、機
器緊急停止装置20、平常時操作票作成装置30、事故
自動復旧装置40、及び異常表示部50により構成され
ている。異常判定装置10は、センサ4からの測定値信
号S1と、保護装置6からの動作信号S2を受信し、こ
れら信号S1、S2に基づいて、電力系統に発生した異
常のレベルを事故レベル、重異常レベル、軽異常レベ
ル、通常レベルのいずれであるかを判定する。そして、
その程度に応じて重異常レベル信号R1を後述の機器緊
急停止装置20へ、事故レベル信号Fを後述の事故自動
復旧装置40へ出力する。あわせて、重異常レベル信号
R1、軽異常レベル信号R2、通常レベル信号R3及び
事故レベル信号Fを異常表示部50へ出力し、その内容
を表示する。
【0037】ここで、異常判定装置10の詳細構成を図
2により説明する。異常判定装置10は、図2に示すよ
うに測定値信号受信部11、機器異常診断部12、動作
信号受信部13、系統事故診断部14及び総合判定部1
5を有する。また、機器異常診断部12は異常判定用し
きい値データベース12a、異常傾向データベース12
b、しきい値判定部12cを有する。
【0038】機器異常診断部12は、測定値信号受信部
11で受信した各測定値をもとに、各機器に異常がある
か否かを診断する。具体的には、しきい値判定部12c
が測定値信号受信部11で受信した各測定値について異
常判定用しきい値データベース12aにあらかじめ定義
された軽異常しきい値、重異常しきい値を超えているか
否かを判定する。また、その測定値を異常傾向データベ
ース12bに記録し、さらに過去の測定値から、任意の
時間帯での測定値の増減率、しきい値を超えた頻度など
を算出し、その結果が異常判定用しきい値データベース
12aであらかじめ定義された軽異常しきい値、重異常
しきい値を超えているかを判定する。そして、判定結果
を重異常レベル信号R1、軽異常レベル信号R2、通常
レベル信号R3として後述の総合判定部15へ出力す
る。なお、さらに詳細な動作は後述する。
【0039】動作信号受信部13は、保護装置6が動作
したとき、保護装置6から図示しない制御装置を介して
その動作、遮断器などの開閉機器の開閉状態、電力系統
の充停電状態などの動作信号S2を受信する。系統事故
診断部14は、動作信号受信部13の受信情報から可能
な限り事故箇所や事故原因を推定する。総合判定部15
は、設備機器データベース16に記憶されている設備器
機器間の接続関係などの情報を参照しつつ、機器異常診
断部12による判定結果と系統事故診断部14の診断結
果との間の関連性の有無を検討して総合判定を行い、そ
の結果を重異常レベル信号R1、軽異常レベル信号R
2、通常レベル信号R3、事故レベル信号Fとして出力
する。その動作の詳細は後述する。
【0040】次に、機器緊急停止装置20の構成を図3
により説明する。機器緊急停止装置20は機器緊急停止
指令生成部21、機器緊急停止手順作成装置22、操作
手順確認部23、及び操作手順実行部24を有する。機
器緊急停止手順作成装置22は図4に示すように、機器
緊急停止指令受信部22a、操作指令変換部22b、不
要手順削除部22c及び機器緊急操作手順送出部22d
を有する。
【0041】図3に戻って、異常判定装置10から重異
常レベル信号R1が出力されると機器緊急停止指令生成
部21により機器緊停止指令RR1を機器緊急停止手順
作成装置22へ発する。図4において、機器緊急停止手
順作成装置22の操作指令変換部22bは機器緊急停止
指令受信部22aを介して受信した機器緊急停止指令R
R1を平常時の操作票作成における操作指令に変換して
平常時操作票作成装置30へ伝える。平常時操作票作成
装置30からはこの操作指令に対応した通常の操作手順
を不要手順削除部22cへ出力して緊急時には省略可能
な部分を削除して機器緊急操作手順送出部22dから機
器緊急停止手順P1を出力する。
【0042】図3に戻って、操作手順確認部23はこの
作成された機器緊急停止手順P1の操作の可否を模擬実
行と潮流計算などによって確認し、操作手順実行部24
へ出力する。操作手順実行部24は確認された操作手順
に従って所定の機器を所定の順序にて自動的に操作し、
緊急停止を要する機器の緊急停止操作を自動的に実行す
る。
【0043】事故自動復旧装置40は図5に示すように
復旧指令生成部41、事故復旧手順作成装置42、操作
手順確認部43及び操作手順実行部44を有する。復旧
指令生成部41は、機器の異常により停電区域が発生す
るような事故レベルの異常により異常判定装置10から
事故レベル信号Fが入力されたとき、当該事故機器を系
統から切離すとともに、事故機器は果していた機能を他
の健全な機器に移すよように切替操作を行って停電を復
旧する復旧指令FFを生成する。
【0044】事故復旧手順作成装置42は復旧指令生成
部41の復旧指令FFの内容に対応した事故復旧手順P
2を平常時操作票作成装置30のデータを利用して作成
する。事故復旧手順作成装置42の動作についての詳細
は後述する。操作手順確認部43は、作成された事故復
旧手順P2を模擬実行と潮流計算等によって操作の可否
を判定する。操作手順実行部44は、操作手順確認部4
3によって確認された事故復旧手順P2に従って自動的
に各機器を操作して事故により生じた停電を継続して停
電する範囲が最小となるようにして復旧する。
【0045】なお、事故復旧手順作成装置42は図6に
示すように復旧指令受信部42a、操作指令変換部42
b、不要手順削除部42c及び機器操作手順送出部42
dを有する。復旧指令受信部42aは復旧指令生成部4
1から停電区域の復旧のための様々な復旧指令FFを受
信し、操作指令変換部42bへ伝える。操作指令変換部
42bは復旧指令FFを平常時の操作票作成における操
作指令に変換し、平常時操作票作成装置30から上記操
作指令に対応した操作手順を抽出する。不要手順削除部
42cは抽出された操作手順から緊急を要さない不要な
操作部分を削除して機器操作手順送出部42dから事故
復旧手順P2を出力する。
【0046】次に、図2に示した異常判定装置10の詳
細動作を、機器異常診断部12の動作を示す図7のフロ
ー図、総合判定部15の動作を示す図8のフロー図を用
いて説明する。
【0047】図7において、ステップS21にて、セン
サによる機器の測定項目の測定値の信号S1を受信す
る。ステップS22にて、該当機器の該当項目の重異常
しきい値を異常判定用しきい値データベース12aから
参照し、測定値がしきい値を超えているかを判定する。
もし超えていた場合は、重異常レベルの異常としてステ
ップS23において重異常レベル信号R1を出力する。
【0048】ステップS22において、もし超えていな
ければ、ステップS24にて、新規に測定された値と、
異常傾向データベース12bで記録されている過去の値
から、任意の時間帯での測定値の増減率、しきい値を超
えた頻度などを算出し、その結果が異常判定用しきい値
データベース12aの重異常しきい値を超えているかを
判定する。もし超えていた場合は、重異常レベルの異常
としてステップS23において重異常レベル信号R1を
出力する。
【0049】ステップS24において、もし超えていな
ければ、次のステップS25にて、該当機器の該当項目
の軽異常しきい値を異常判定用しきい値データベース1
2aから参照し、測定値がしきい値を超えているかを判
定する。ステップS25において、もし超えていた場合
は、軽異常レベルの異常としてステップS26において
軽異常レベル信号R2を出力する。
【0050】ステップS25において、もし超えていな
ければ、ステップS27にて、新規に測定された値と、
異常傾向データベース12bで記録されている過去の値
から、任意の時間帯での測定値の増減率、しきい値を超
えた頻度などを算出し、その結果が異常判定用しきい値
データベース12aの軽異常しきい値を超えているかを
判定する。もし超えていた場合は、軽異常レベルの異常
としてステップS26にて軽異常レベル信号R2を出力
する。
【0051】ステップS27において、もし超えていな
ければ、異常のない通常レベルとしてステップS28に
おいて通常レベル信号R3を出力する。
【0052】次に、図2に示した総合判定部15の詳細
動作を図8のフロー図により説明する。
【0053】まず、ステップS31にて機器異常診断部
12及び系統事故診断部14(図2)からの信号受信す
る。次に、ステップS32にて異常レベルの判定、すな
わち機器異常診断部12から信号である重異常レベル信
号R1、軽異常レベル信号R2、通常レベル信号R3を
判別し、もし重異常レベル信号R1であればステップS
33にて系統事故診断部14が事故ありと判断し系統事
故信号Fが出されているか否かを確認する。事故ありと
診断されていれば、ステップS34において、両者の異
常の関連性を、時間の前後関係、異常箇所の一致あるい
は隣接性などから調べる。
【0054】ステップS35において、両者の異常に関
連性があるかどうかを判定し、関連性がある場合はステ
ップS36にて、両異常を同一事故による事故レベルの
異常として事故レベル信号Fを出力する。ステップS3
7において事故自動復旧装置40により事故の復旧を行
い、ステップS38にて異常表示部50(図1)により
その表示を行う。
【0055】ステップS33において、系統事故なしと
判定された場合は異常が事故レベルに拡大するのを防止
すべくステップS39にて機器緊急停止装置20により
該当異常機器の緊急停止を行う。ステップS35におい
て、両者の異常に関連性がないと判定されれば、ステッ
プS40にて両異常、すなわち重異常レベル信号R1、
系統事故信号Fを個別に出力し、重異常レベル信号R1
によりステップS39にて該当異常機器の緊急停止を行
う。
【0056】ステップS32において、重異常レベルの
異常がなければステップS41にて異常判定装置10に
よる判定結果、すなわち軽異常レベル信号R2、通常レ
ベル信号R3を出力し、ステップS38にて異常表示部
50へ判定結果を表示する。
【0057】次に、図4に示した機器緊急停止手順作成
装置22の具体的な動作例を図9の回路図及び図10の
説明図により説明する。
【0058】図9において、変電所60は、二重母線の
甲母線61と乙母線62とを有し、母線連絡用の開閉器
である断路器LS1、遮断器CB1、断路器LS2にて
連結しうるようにされている。現在、断路器LS1、遮
断器CB1、断路器LS2はいずれも開放されている。
なお、図9においては閉路されている断路器、遮断器は
黒く塗りつぶし、開路されている断路器、遮断器は白抜
きで表示している。
【0059】送電線63から甲母線61、乙母線62へ
は遮断器CB2及び断路器LS3、断路器LS4を介し
て電力が供給されるが、図9においては遮断器CB2、
断路器LS3が閉、断路器LS4が開で、送電線63は
甲母線61に接続されている。また、断路器LS5、断
路器LS6及び遮断器CB3を介して変圧器64が甲母
線61及び乙母線62に接続しうるようにされており、
図9においては、変圧器64が遮断器CB3及び断路器
LS6を介して乙母線62に接続され、電力の供給を受
けるようにされている。
【0060】ここで、甲母線61に取り付けられたセン
サからの測定値、例えば部分放電検出センサによる部分
放電回数によって、異常判定装置10により甲母線61
の緊急停止の必要性が判定され、機器緊急停止指令受信
部22aにて「甲母線緊急停止」指令が受信されたとす
る。操作指令変換部22bにて同指令は平常時操作の指
令である「甲母線作業停止」指令に変換され、平常時操
作票作成装置30へ渡される。
【0061】平常時操作票作成装置30では「甲母線作
業停止」のための操作手順が図10(a)のように作成
される。不要手順削除部22cにおいて、平常時操作票
作成装置30で作成された操作手順のうち、確認手順な
ど緊急時には省略しうる手順を削除し、図10(b)の
ような手順票を作成し、機器緊急停止操作手順送出部2
2dから操作手順確認部23へ送出する。操作手順確認
部23で操作手順を確認したうえで、操作手順実行部2
4により図10(b)の手順票の内容を自動的に実行
し、送電線63の接続を甲母線61から乙母線62へ切
り替え、甲母線61を緊急停止する。
【0062】また、図6に示した事故復旧手順作成装置
42の具体的な動作例を図11の回路図及び図12の説
明図により説明する。
【0063】現在、変電所60の各機器の開閉状態は図
11(a)に示す状態にあるものとする。ここで、甲母
線61で事故が発生し、図示しない保護装置が事故を検
出後、事故の拡大を防ぐために、甲母線61に接続する
遮断器CB1、遮断器CB3を自動的に開いた結果(図
11(b)において×印を付している)、各機器の開閉
状態が図11(b)に示すようになり、変圧器64が停
電したとする。変圧器64は事故箇所ではないため、健
全機器である乙母線62へと接続を切り替えることによ
って停電が回復しない範囲を最小限にするようにして復
旧する。
【0064】そこで、図6の復旧指令受信部42aは、
復旧指令生成部41(図5)から復旧指令FFを受け
て、操作指令変換部42bにより同指令FFは平常時の
「変圧器64を甲母線61から乙母線62へ停電切替」
操作に変換され、平常時操作票作成装置30へ渡され
る。平常時操作票作成装置30では「変圧器64を甲母
線61から乙母線62へ停電切替」のための操作手順が
図12(a)のように作成される。
【0065】不要手順削除部42cにおいて、緊急時に
は省略できる手順を省き、図12(b)のような緊急時
の「変圧器64、乙母線62から復旧」の復旧の操作手
順が作成される。この復旧手順を図5に示す操作手順確
認部43が実行可能か確認し、操作手順実行部44によ
り自動的に操作を実行して、変圧器64の接続を乙母線
62へ切り替えて、停電の復旧を行う。
【0066】図8のフロー図においては、総合判定部1
5(図2)はステップS32において重異常レベルの異
常でなければステップS41にて判定結果をそのまま出
力するようにしたが、例えば軽異常レベルのときにはそ
の内容に応じて、潮流を調整したり、機器の予防保全計
画に反映するなどの処理を適宜行うようにすることもで
きる。図3、図6に示したように機器緊急停止手順作成
装置22及び事故復旧手順作成装置42は、平常時操作
票作成装置30を利用しておのおのの手順を作成するの
で、平常時操作票作成装置30のデータや機能を有効に
活用できるとともに、平常時の操作手順を変更したとき
には緊急停止や事故復旧手順にも自動的に反映され最新
の情報を活用できる利点もある。もちろん、総合的に全
体価格が安価になる利点もある。
【0067】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次のような効果を奏する。
【0068】電力系統に発生した異常のレベルを、電力
系統の保護装置の動作情報及び電力系統の各機器に設け
られ各機器の状態を検知する機器状態検知手段の検知情
報に基づいて各機器の緊急停止を必要とする緊急停止レ
ベルと異常によって電力系統に停電が発生した事故レベ
ルとを含む複数のレベルのうちのいずれに該当するかを
判定する異常判定装置を設けたことにより、電力系統の
動作情報と機器の状態の検知情報とにより総合的に異常
のレベルを判定でき、電力系統の動作情報だけでは判定
することができない異常、例えば事故に至る前の緊急停
止を必要とする緊急停止レベルの異常を的確に判定で
き、緊急停止レベル、事故レベルなどの異常のレベルに
応じて混乱することなく適切な措置を講じることができ
る。
【0069】そして、異常判定装置を保護装置の動作情
報に基づいて電力系統の診断を行う系統診断部及び機器
状態検知手段の検知情報に基づいて各機器の異常のレベ
ルの診断を行う機器異常診断部を有し、各診断部の診断
結果に基づいて異常のレベルが複数のレベルのいずれに
該当するかを判定するものとしたので、系統診断部の診
断結果と機器異常診断部の診断結果とを総合して判定で
き、系統診断部の診断だけでは判定することができない
異常を含めた異常のレベルを判定することができ、緊急
停止レベル、事故レベルなどの異常のレベルに応じて適
切な措置を講じることができる。
【0070】さらに、異常判定装置により異常のレベル
が緊急停止レベルと判定されたとき各機器の緊急停止手
順を自動作成する緊急停止手順作成装置を設けたので、
緊急停止手順を自動的に迅速に誤ることなく作成でき、
その作成された手順に従って迅速かつ容易に緊急停止を
行うことができる。
【0071】また、緊急停止手順作成装置を平常時の操
作手順作成装置の情報を利用して各機器の緊急停止手順
を自動作成するものとしたので、従来利用されていなか
った平常時の操作手順作成装置の情報資源が有効活用さ
れ、また装置の開発が合理化されるため費用の低減が可
能となる。
【0072】そして、緊急停止手順作成装置により作成
された緊急停止手順に基づいて各機器を自動操作する緊
急停止自動操作装置を設けたので、緊急停止手順に基づ
いて各機器を自動操作することにより、迅速に緊急停止
を行うことができ、ひいては事故レベルの異常に発展す
るのを防止できる。
【0073】さらに、異常判定装置により異常のレベル
が事故レベルと判定されたとき停電を復旧するための各
機器の復旧手順を自動作成する復旧手順作成装置を設け
たので、復旧手順の自動的に迅速に作成でき、また誤っ
た手順を作成するおそれもなくなる。その作成された手
順に従って迅速かつ容易に復旧の措置を講じることがで
きる。
【0074】また、復旧手順作成装置を、平常時の操作
手順作成装置の情報を利用して復旧手順を自動作成する
ものとしたので、従来利用されていなかった平常時の操
作手順作成装置の情報を利用することにより、情報資源
が有効活用され、また装置の開発が合理化されるため費
用の低減が可能となる。
【0075】そして、復旧手順作成装置により作成され
た復旧手順に基づいて各機器を自動操作する復旧自動操
作装置を設けたので、復旧手順に基づいて各機器を自動
操作することにより、早期に復旧を行うことができ、停
電による被害も軽減される。
【0076】さらに、電力系統の各機器はガス絶縁変電
所及び電力用変圧器のうちの少なくとも一つを含むもの
であるので、このような内部の状態を目視できないよう
な機器についてその状態に関する検知情報を利用して的
確に異常のレベルを判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態である自動制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した自動制御装置のうちの異常判定
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示した自動制御装置のうちの機器緊急
停止装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 図3に示した機器緊急停止装置のうちの機器
緊急停止手順作成装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 図1に示した自動制御装置のうちの事故自動
復旧装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示した事故自動復旧装置のうちの事故
復旧手順作成装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 図2に示した異常判定装置のうちの機器異常
診断部の動作を示すフロー図である。
【図8】 図2に示した異常判定装置のうちの総合判定
部の動作を示すフロー図である。
【図9】 機器緊急停止の手順を説明するための電力系
統の回路図である。
【図10】 機器緊急停止の手順作成の過程を説明する
ための説明図である。
【図11】 事故復旧の手順を説明するための電力系統
の回路図である。
【図12】 事故復旧手順作成の過程を説明するための
説明図である。
【符号の説明】
2 自動制御装置、10 異常判定装置、12 機器異
常診断部、14 系統事故診断部、15 総合判定部、
20 機器緊急停止装置、22 機器緊急停止手順作成
装置、22b 操作指令変換部、22c 不要手順削除
部、24 操作手順実行部、30 平常時操作票作成装
置、40 事故自動復旧装置、42 事故復旧手順作成
装置、42b 操作指令変換部、42b,42c 不要
手順削除部、60 変電所、61 甲母線、61,62
乙母線、63 送電線、64 変圧器。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統に発生した異常のレベルを、上
    記電力系統の保護装置の動作情報及び上記電力系統の各
    機器に設けられ上記各機器の状態を検知する機器状態検
    知手段の検知情報に基づいて上記各機器の緊急停止を必
    要とする緊急停止レベルと上記異常によって上記電力系
    統に停電が発生した事故レベルとを含む複数のレベルの
    うちのいずれに該当するかを判定する異常判定装置を備
    えた電力系統制御装置。
  2. 【請求項2】 異常判定装置は、保護装置の動作情報に
    基づいて電力系統の診断を行う系統診断部及び機器状態
    検知手段の検知情報に基づいて各機器の異常のレベルの
    診断を行う機器異常診断部を有し、上記各診断部の診断
    結果に基づいて異常のレベルが複数のレベルのいずれに
    該当するかを判定するものであることを特徴とする請求
    項1記載の電力系統制御装置。
  3. 【請求項3】 異常判定装置により異常のレベルが緊急
    停止レベルと判定されたとき各機器の緊急停止手順を自
    動作成する緊急停止手順作成装置を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の電力系統制御装置。
  4. 【請求項4】 緊急停止手順作成装置は、平常時の操作
    手順作成装置の情報を利用して各機器の緊急停止手順を
    自動作成するものであることを特徴とする請求項3記載
    の電力系統制御装置。
  5. 【請求項5】 緊急停止手順作成装置により作成された
    緊急停止手順に基づいて各機器を自動操作する緊急停止
    自動操作装置を設けたことを特徴とする請求項3記載の
    電力系統制御装置。
  6. 【請求項6】 異常判定装置により異常のレベルが事故
    レベルと判定されたとき停電を復旧するための各機器の
    復旧手順を自動作成する復旧手順作成装置を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の電力系統制御装置。
  7. 【請求項7】 復旧手順作成装置は、平常時の操作手順
    作成装置の情報を利用して復旧手順を自動作成するもの
    であることを特徴とする請求項6記載の電力系統制御装
    置。
  8. 【請求項8】 復旧手順作成装置により作成された復旧
    手順に基づいて各機器を自動操作する復旧自動操作装置
    を設けたことを特徴とする請求項6記載の電力系統制御
    装置。
  9. 【請求項9】 電力系統の各機器は、ガス絶縁変電所及
    び電力用変圧器のうちの少なくとも一つを含むものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の電力系統制御装置。
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JP2010074866A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Meidensha Corp 地絡順序遮断装置
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