JPH08228432A - 配電系統操作装置 - Google Patents

配電系統操作装置

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JPH08228432A
JPH08228432A JP5818095A JP5818095A JPH08228432A JP H08228432 A JPH08228432 A JP H08228432A JP 5818095 A JP5818095 A JP 5818095A JP 5818095 A JP5818095 A JP 5818095A JP H08228432 A JPH08228432 A JP H08228432A
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JP5818095A
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Koichi Oida
浩一 老田
Koji Hikita
孝治 疋田
Katsunori Asahina
勝則 浅雛
Shiro Okada
史朗 岡田
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Toshiba Corp
Hokuriku Electric Power Co
Original Assignee
Toshiba Corp
Hokuriku Electric Power Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配電系統操作装置において、断線による停電
事故を確実に検出するようにする。 【構成】 配電系統操作装置において、配電線用しゃ断
器が動作したことを条件に、当該配電線に設置されてい
る遠方監視制御子局装置の断線検出リレーの動作情報と
当該開閉器の開情報とを用いて、当該情報が同時に動作
中の遠方監視制御子局装置が設置されている電源側区間
を断線発生区間と判定する断線区間判定手段と、断線区
間を除去するための操作手順を作成する断線区間切離し
開閉器操作手順作成手段と、当該断線区間より負荷側の
健全停電区間への電力の融通を行なう開閉器操作手順を
作成する開閉器操作手順作成手段と、当該開閉器操作手
順を前記遠方監視制御親局装置及び遠方監視制御子局装
置を用いて実行する開閉器操作指示手段とから構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配電系統に発生する断線
による停電事故を検出するための配電系統操作装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、配電系統に断線による瞬時地絡事
故が発生した場合、変電所側に設置された保護装置だけ
では、地絡状態が継続していないため、断線の発生して
いる区間を検出ができないケースがあった。一般に、こ
の事故地点を検出する方法としては、変電所に設置され
ている再閉路装置と配電線用しゃ断器を組み合わせて配
電線の区間単位に充電させていく時限式事故捜査方式を
採用している。
【0003】即ち、配電線用しゃ断器を投入後、開閉器
を電源側から区間毎に一定時間間隔で順次閉路させてい
き、ある開閉器が閉路されてから所定の時間内に配電線
用しゃ断器が再しゃ断されると、その直前に閉路された
開閉器の負荷側区間を事故区間と判定する方式である。
しかし、この方式では断線発生により地絡事故が継続し
ていない場合、断線発生箇所を誤って認識することがあ
るといった課題を残していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、断線による
地絡事故が継続していない場合、配電線用しゃ断器が再
しゃ断されないため、その発生箇所を見つける調査が必
要であり、場合によっては、多くの保守員を動員するこ
ともある。従って従来の変電所の保護装置による検出方
式だけでは不十分である。又、複雑かつ日々系統構成状
態が変化していく配電系統において、一旦断線による停
電事故が発生すると断線箇所を発見するために多大な労
力と時間を費していた。
【0005】近年の電力需要に対する社会情勢は電力供
給の質的向上を要求しており、そのためにも、断線に
伴なう瞬時地絡事故の発生した箇所を早期発見するこ
と、断線発生の区間を取り除くための開閉器操作手順
を早期作成すること、が早急に解決しなければならない
課題として挙げられていた。本発明は上記事情に鑑みて
なされたものであり、断線による停電事故を確実に検出
することの可能な配電系統操作装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る配電系統操作装置は、配電系統の配電線用しゃ断器
の投入しゃ断状態信号と、複数区間に区分された配電線
相互を接続する開閉器の開閉状態信号と、当該配電線の
区間毎に断線状態を検出する断線検出リレーを設けた遠
方監視制御子局装置と、各配電線の負荷電流信号と予め
設定されているかあるいは、遠方監視制御親局装置を用
いてオンラインで取り込んだ区間負荷電流信号、及び配
電区間相互がどのように接続されているかを示す、つな
がり情報とを用いて配電系統の運用を行なう配電系統操
作装置において、配電線用しゃ断器が動作したことを条
件に、当該配電線に設置されている遠方監視制御子局装
置の断線検出リレーの動作情報と当該開閉器の開情報と
を用いて、当該情報が同時に動作中の遠方監視制御子局
装置が設置されている電源側区間を断線発生区間と判定
する断線区間判定手段と、断線区間を除去するための操
作手順を作成する断線区間切離し開閉器操作手順作成手
段と、当該断線区間より負荷側の健全停電区間への電力
の融通を行なう開閉器操作手順を作成する開閉器操作手
順作成手段と、当該開閉器操作手順を前記遠方監視制御
親局装置及び遠方監視制御子局装置を用いて実行する開
閉器操作指示手段とから構成した。
【0007】本発明の[請求項2]に係る配電系統操作
装置は、[請求項1]において、配電線しゃ断器の再閉
路を得てから所定時間後に断線検出リレーの動作によっ
て開路している開閉器があるかを検出し、これらの条件
を満たした開閉器があるとき、当該開閉器の電源側区間
を断線区間と判定するように構成した。
【0008】
【作用】配電系統で発生した断線による瞬時地絡事故時
においては、変電所内に設置されている保護装置により
配電線用しゃ断器がしゃ断され、又、再閉路装置により
一定時間経過後配電線用しゃ断器が投入される。断線し
た配電線は、一度は導体部分が大地や構造物に接触して
地絡状態になるが、その後は配電線の導体部分を被う絶
縁体によって地絡状態が継続しない場合が多い。そのた
め配電線用しゃ断器は、再しゃ断されない。このような
場合、本発明の[請求項1],[請求項2]に係る配電
系統操作装置は、一定時間経過後当該配電線に設置され
たTC子局の情報を入手し、断線検出リレーの動作情報
と当該開閉器の開情報が同時に設定されているTC子局
を探査する。このTC子局の電源側区間を断線発生区間
として判定する。
【0009】ここで断線検出リレーを備えたTC子局と
開閉器を用いて配電系統に故障が発生した場合の故障検
出機能について説明する。TC子局は電源側に電圧が印
加されると任意に設定された一定時間が経過した後に開
閉器を投入する。この投入されるまでの一定時間内に断
線検出リレーの動作を検出するとTC子局は、開閉器に
対する投入動作をやめて開状態を維持する。したがっ
て、断線区間判定手段は、断線リレーの動作と共に開閉
器開状態の維持をしているTC子局の電源側区間が断線
区間であると判定する。
【0010】又、断線区間の負荷側開閉器は開状態を維
持しているため、当該開閉器より負荷側区間は停電にな
る。このため開閉器操作手順作成手段は、当該区間への
融通操作手順を作成し、当該開閉器手順を開閉器操作指
示手段が実行する。次に、開閉器操作手順作成手段は断
線発生の区間を系統から切り離す開閉器操作手順を作成
し、当該開閉器手順を開閉器操作指示手段が実行する。
又、この断線区間の切離し操作のため新たに発生した健
全な停電区間への電力の融通を行なう開閉器操作手順を
開閉器操作手順作成手段によって作成し、当該開閉器手
順を開閉器操作指示手段によって実行する。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明の[請求項1]に係る配電系統操作装置の一実
施例の構成図である。この図は配電系統における1つの
1配電線の一部に着目して表したもので、変電所母線10
0 に配電線200 を接続する配電線用しゃ断器1と、地絡
を検出して配電線用しゃ断器1をしゃ断する機能を持つ
地絡検出装置2と、配電線用しゃ断器1がしゃ断したと
き、一定時間をおいて配電線用しゃ断器1を投入する機
能を持つ再閉路装置3と、配電線200 を適宜区分する開
閉器SW1,SW2,SW3,……から構成された配電
系統において、各開閉器SW1,SW2,SW3,……
の電源側と負荷側の断線を検出する断線検出リレー1
71 ,172 ,173 ,……を各開閉器SW1,SW2,S
W3,……に対応して設置し、更に、各開閉器SW1,
SW2,SW3,……に対応して設けられたその断線検
出信号又は開閉器の開閉信号を伝送するTC子局151
152 ,153 ,……及びこれらTC子局151 ,152 ,1
53 ,……を統括するTC親局12と、配電用しゃ断器1
の投入しゃ断信号を伝送する情報伝達装置18と、演算装
置13とから構成される。
【0012】なお、TC子局151 ,152 ,153 ,……は
夫々対応する開閉器SW1,SW2,SW3,……に対
し、電源の供給がなくなると開路する機能と、電源側か
ら電圧を印加されると一定時間後に閉路する機能と、こ
の一定時間内に断線検出リレー17が断線検出をしたとき
開路状態を維持する機能を持つ。
【0013】又、演算装置13は情報伝達装置18から得ら
れる配電線用しゃ断器のしゃ断信号と、TC親局装置12
から得られる断線検出信号又は開閉器の開閉信号から断
線発生区間を判定する断線区間判定手段13A と、断線に
よる瞬時地絡事故のため停電している全区間へ電力を融
通する開閉器操作手順作成及び判定した断線区間を配電
系統から除去するための断線区間切離し開閉器操作手順
作成手段13B と、除去後に停電となる負荷側の健全な区
間に電力を融通する開閉器操作手順作成を行なう電力融
通開閉器操作手順作成手段13C と、当該作成した各開閉
器操作手順をTC親局12,TC子局15を介して実行させ
る開閉器操作指示手段13D を備えている。
【0014】上記装置の作用について説明する。先ず、
TC子局151 ,152 ,153 ,……の機能について図2を
参照して説明する。なお、TC子局151 ……153 は同一
機能を奏するので、以降の各TC子局に共通する説明で
は添字を省略する。図2はTC子局15の動作をフローチ
ャートで示したものである。ステップS21はTC子局15
の電源電圧に変化が生じなければ、現在の状態を維持す
ることを示す。又、電源電圧に変化が生じたとき、ステ
ップS22に移行することを示す。ステップS22では電源
電圧がなくなった場合は、ステップS28に移行すること
を示し、又、電源電圧が印加された場合は、ステップS
23に移行することを示す。
【0015】ステップS23,ステップS25は一定時間処
理を繰り返すことを示す。ステップS22からステップS
28に移行すると、TC子局15は開閉器を開路状態にす
る。ステップS22からステップS23に移行すると、TC
子局15はステップS23,ステップS24,ステップS25を
一定時間繰り返す。このときステップS24によって断線
検出リレー17の動作を検出しなければ、ステップS26に
移行する。ステップS26は開閉器SWを閉路することを
示す。
【0016】TC子局15と開閉器SWの開閉状態との関
係を図3のタイムチャートに示す。時間t1 でTC子局
15の電源電圧がなくなると、開閉器SWは開路し、時間
2で再び電源電圧が印加されると一定時間Tx 経過後
の時間t3 に開閉器SWは閉路する。ステップS23,ス
テップS24,ステップS25を繰り返しているとき、ステ
ップS24で断線検出リレー17の動作を検出すると、ステ
ップS27に移行する。
【0017】ステップS27は開閉器SWを開路すること
を示す。このときのTC子局15と開閉器SWの開閉状態
と断線検出リレー17の動作状態との関係を図4のタイム
チャートに示す。TC子局15は電源電圧が印加されて一
定時間経過するまでに断線検出リレー17の動作を検出す
ると開閉器を開路する。
【0018】次に、断線によって瞬時地絡事故が発生し
たときの配電系統操作装置の動作を図5,図6を参照し
ながら説明する。図5は配電系統の1配電線を表したも
のであり、配電線用しゃ断器1,地絡検出装置2,再閉
路装置3,開閉器SW1,SW2,SW3、及び他の配
電系統と連系する目的で設置されている常開の連系開閉
器TSW6、又、分岐した系統の開閉器SW4,SW
5,常開の連系開閉器TSW7から構成されている。
【0019】図5の配電系統は配電線用しゃ断器1から
全区間が充電されている状態であり、正常状態を示す。
このような状態において、例えば地点ア3相配電線のう
ち任意相にで断線が発生し、更に断線した配電線の導体
部分が地面に接触することによって瞬時地絡が発生した
とする。
【0020】図6は断線した配電線の導体部分が地面に
接触することによって瞬時地絡が発生したときの配電線
用しゃ断器1,開閉器SW1,開閉器SW2,開閉器S
W3及び断線検出リレーの応動を示したタイムチャート
である。時刻T61では地絡検出装置2の地絡検出によっ
て配電線用しゃ断器1がしゃ断され、更にTC子局1
51 ,152 ,153 ,の電源電圧の消失によって、開閉器
SW1,開閉器SW2,開閉器SW3が解放状態になっ
ている。
【0021】この後、時刻T62では再閉路装置3によっ
て配電線用しゃ断器1が再閉路されることにより区間A
が充電され、、TC子局151 に電源電圧が印加される。
時刻T63ではTC子局151 に電源電圧が印加されてから
一定時間Tx 経過しているため、開閉器SW1が閉路さ
れ、その結果次の区間Bも充電され、TC子局152 の健
全相に電源電圧が印加される。すると、時刻T64では断
線検出リレー172 の動作をTC子局152 が検出し、時刻
T63から一定時間Tx 経過しても開閉器SW2は開路の
ままである。
【0022】上述の配電線用しゃ断器1のしゃ断,再閉
路の動作は情報伝達装置18を介して、そして断線検出リ
レーの動作及び開閉器の開閉状態はTC子局装置15とT
C親局装置12を介して演算装置13に入力される。なお、
配電系統以外の部分は図1に示されている通りであり、
図5では省略している。断線区間判定手段13A はこれら
の情報を基に断線区間の判定を行なう。
【0023】図5,図7を用いて断線区間判定手段13A
の動作を説明する。図7のフローチャートにおいてステ
ップS71にて配電線用しゃ断器1の再閉路情報を情報伝
達装置18から得ると、ステップS72に移行する。ステッ
プS72では当該配電線が充電されるのを確認するため一
定時間待つ。ステップS73では当該配電線につながる開
閉器SW1,SW2,SW3,SW4,SW5,SW
6,TSW7の開閉状態、及び断線検出リレー171 ……
175 の動作状態を確認する。
【0024】ステップS74では前述の確認をした結果、
断線検出リレー17が断線を検出したため、開閉器が開路
状態になっているものがあるか確認する。図5の例で
は、地点アで断線が発生しているため開閉器SW2が解
放状態にあり、かつ断線検出リレー172 が断線を検出し
ている。このとき、ステップS75に移行し開閉器SW2
の電源側区間、即ち、区間Bを断線発生区間であると判
定する。これが[請求項2]である。ステップS73で断
線検出リレー172 が断線を検出していなかった場合は、
ステップS74の判定によってステップS76へ移行し、断
線した区間はないと判定する。
【0025】次に、断線による瞬時地絡事故のたの停電
を迅速に復旧させるために、電力融通開閉器操作手順作
成手段13C は、開路状態を維持している開閉器SW2以
降の区間C,区間Dに対して、電力を融通する開閉器操
作手順を作成する処理を行なう。電力融通開閉器操作手
順作成手段13C を図8のフローチャートを参照しながら
説明する。
【0026】ステップS81では停電区間、即ち、電力融
通の対象となる区間を把握する。図5の例では区間Cと
区間Dである。ステップS82では把握した停電区間の開
閉器SW3と、隣接区間と連系している開閉器SW2と
TSW6を検索する。ステップS81とステップS82で得
た停電区間と開閉器の情報を基に、ステップS83で停電
区間への電力融通計算を行なう。
【0027】ステップS84では電力融通が可能か否かを
判定し、可能であればステップS85へ移行し、電力融通
のための開閉器操作手順を作成する。図5の例では、開
閉器SW2又は連系開閉器TSW6から電力を融通する
手順が作成される。又、ステップS84で電力融通が不可
能と判定されればステップS86へ移行し、電力融通は不
可能とする。
【0028】次に、配電線の断線状態を復旧させるため
に、断線区間切離し開閉器操作手順作成手段13B が断線
区間の切離しを行なう。断線区間切離し開閉器操作手順
作成手段13B を図9を参照しながら説明する。先ず、ス
テップS91では断線区間判定手段13A で判定した断線区
間をセットし、ステップS92へ移行する。ステップS92
では断線区間を形成している開閉器群を検索する。図5
の例では、開閉器SW1,SW2,SW4が検索され
る。次に、ステップS93ではその開閉器群のなかから最
電源側にある開閉器を検索する。図5の例では、開閉器
SW1が検索される。ステップS94ではステップS93で
検索した開閉器の開路手順を作成する。
【0029】開閉器操作指示手段13D は断線区間切離し
開閉器操作手順作成手段13B で作成した開閉器操作手順
に従い、操作実行指示をTC親局12へ出力する。又、こ
の断線区間切離し開閉器操作手順の実行によって、新た
に健全停電区間が発生した場合、再度、電力融通開閉器
操作手順作成手段13C を用いて、当該区間に対して電力
を融通する開閉器操作手順作成し、開路操作指示手段13
D が操作実行指示をTC親局12へ出力する。なお、以上
の説明では、情報伝送装置18の出力を直に演算装置13に
入力するようにしたが、TC親局12を介して演算装置13
の断線区間判断手段13A に入力するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば配
電系統で断線による瞬時地絡事故が発生したとき、先ず
停電が発生した箇所に対して迅速な送電操作が可能とな
り、更に断線区間を切離すことが可能となる。このた
め、従来の運転員や保守員が総動員で行なっていた作業
内容を自動化できるため、迅速かつ正確な対応ができ、
運転,保守の省力化、事故復旧時間の大幅な短縮が可能
となる配電系統操作装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配電系統操作装置の一実施例の構
成構成図。
【図2】TC子局15の機能を示すフローチャート。
【図3】TC子局15の電源電圧と開閉器の開閉状態との
関係を示すタイムチャート。
【図4】TC子局15の電源電圧と断線検出リレー17と開
閉器の開閉状態との関係を示すタイムチャート。
【図5】配電系統の一例を示す図。
【図6】配電線用しゃ断器1と開閉器との関係を示すタ
イムチャート。
【図7】断線区間判定手段13A の機能を示すフローチャ
ート。
【図8】電力融通開閉器操作手順作成手段13C の機能を
示すフローチャート。
【図9】断線区間切離し開閉器操作手順作成手段13B の
機能を示すフローチャート。
【符号の説明】
100 変電所母線 200 配電線 1 配電線用しゃ断器 2 地絡検出装置 3 再閉路装置 12 TC親局 13 演算装置 13A 断線区間判定手段 13B 断線区間切離し開閉器操作手順作成手段 13C 電力融通開閉器操作手順作成手段 13D 開閉器操作指示手段 15 TC子局 17 断線検出リレー 18 情報伝達装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅雛 勝則 愛知県瀬戸市穴田町991 株式会社東芝愛 知工場内 (72)発明者 岡田 史朗 愛知県瀬戸市穴田町991 株式会社東芝愛 知工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電系統の配電線用しゃ断器の投入しゃ
    断状態信号と、複数区間に区分された配電線相互を接続
    する開閉器の開閉状態信号と、当該配電線の区間毎に断
    線状態を検出する断線検出リレーを設けた遠方監視制御
    子局装置と、各配電線の負荷電流信号と予め設定されて
    いるかあるいは、遠方監視制御親局装置を用いてオンラ
    インで取り込んだ区間負荷電流信号、及び配電区間相互
    がどのように接続されているかを示す、つながり情報と
    を用いて配電系統の運用を行なう配電系統操作装置にお
    いて、配電線用しゃ断器が動作したことを条件に、当該
    配電線に設置されている遠方監視制御子局装置の断線検
    出リレーの動作情報と当該開閉器の開情報とを用いて、
    当該情報が同時に動作中の遠方監視制御子局装置が設置
    されている電源側区間を断線発生区間と判定する断線区
    間判定手段と、断線区間を除去するための操作手順を作
    成する断線区間切離し開閉器操作手順作成手段と、当該
    断線区間より負荷側の健全停電区間への電力の融通を行
    なう開閉器操作手順を作成する開閉器操作手順作成手段
    と、当該開閉器操作手順を前記遠方監視制御親局装置及
    び遠方監視制御子局装置を用いて実行する開閉器操作指
    示手段を備えたことを特徴とする配電系統操作装置。
  2. 【請求項2】 配電線しゃ断器の再閉路を得てから所定
    時間後に断線検出リレーの動作によって開路している開
    閉器があるかを検出し、これらの条件を満たした開閉器
    があるとき、当該開閉器の電源側区間を断線区間と判定
    することを特徴とする請求項1記載の配電系統操作装
    置。
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