JPH1139408A - 可変プリントシステム - Google Patents

可変プリントシステム

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JPH1139408A
JPH1139408A JP9190888A JP19088897A JPH1139408A JP H1139408 A JPH1139408 A JP H1139408A JP 9190888 A JP9190888 A JP 9190888A JP 19088897 A JP19088897 A JP 19088897A JP H1139408 A JPH1139408 A JP H1139408A
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file
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JP9190888A
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English (en)
Inventor
Koyo Ueno
幸洋 上野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品毎に個別にプログラムを作成することな
く、個々の顧客に適したデータを出力することができ、
媒体の員数管理に必要な印字項目を生成印字し員数管理
用の帳票を作成することができる可変プリントシステム
を提供する。 【解決手段】 画像情報ファイル11、可変情報ファイ
ル14、プリント条件ファイル15、面付け条件ファイ
ル13を備えた記憶手段と、可変情報ファイルのデータ
をプリント用に編集するデータ編集処理手段24と、プ
リント内容のレイアウトを指示する情報を生成するレイ
アウト指示手段21と、連続帳票の各面に付される管理
連番を生成し、データ編集処理手段で編集された個々の
データと画像情報と管理連番とを流し込み位置に流し込
むことにより印刷可能な状態にする流し込み手段25
と、各連続帳票毎に管理連番の開始番号と終了番号とが
記録された管理帳票30を作成する管理帳票出力手段2
6とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用して、ダイレクトメール、請求書等の個々の顧客に適
した可変情報を印刷した印刷媒体を提供する可変プリン
トシステムに関し、更に詳しくは、製品毎に個別にプロ
グラムを作成することなく、顧客の様々な属性情報を個
々の顧客に適したデータに変換して出力することができ
るとともに、一つのページに複数の面付けが施された帳
票媒体を提供する上で、製品毎に個別にプログラムを作
成することなく、員数管理に必要な印字項目を生成印字
することができるとともに員数管理用の帳票を作成する
ことができるようにしたシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを利用して、個々の
顧客に適した可変情報を印刷した印刷媒体を提供する可
変プリントシステムが開発され、ダイレクトメール、請
求書等の印刷に盛んに利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の可変プリントシ
ステムでは、顧客の様々な属性情報を個々の顧客に適し
た文字や画像に変換して出力する部分については、製品
毎に個別にプログラムを作成しなければならなかった。
【0004】また、一つのページに複数の面付けが施さ
れた連続帳票の場合、後工程で断裁加工が行われて各面
が切り離されるため、員数管理を行う必要が有るが、従
来の可変プリントシステムでは、員数を管理するための
印字項目を生成印字したり、員数の管理を行うために必
要な帳票を作成するには、製品毎にプログラムを作成し
なければならなかった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであって、その目的は、製品毎に個別に
プログラムを作成することなく、顧客の様々な属性情報
を個々の顧客に適したデータに変換して出力することが
でき、かつ、一つのページに複数の面付けが施された帳
票媒体を提供する上で、製品毎に個別にプログラムを作
成することなく、員数管理に必要な印字項目を生成印字
することができるとともに員数管理用の帳票を作成する
ことができるようにした可変プリントシステムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1の可変プリントシステムは、印刷媒体
にプリントすべき画像情報を記憶する画像情報ファイ
ル、個人に関する可変情報を記憶する可変情報ファイ
ル、前記可変情報ファイルの個々のデータを印刷媒体に
プリントするデータに変換する条件を指示するプリント
条件情報を記憶するプリント条件ファイル、及び、各ペ
ージに複数個の面付けが施される連続帳票の面付け条件
を指示する面付け条件情報と前記各面に付される管理連
番の印刷条件を指示する印刷条件情報とを記憶する面付
け条件ファイル、を備えた記憶手段と、前記可変情報フ
ァイルの個々のデータを前記プリント条件情報に基づい
てプリント用に編集するデータ編集処理手段と、プリン
ト内容のレイアウトを指示するレイアウト指示情報を生
成するレイアウト指示手段と、前記面付け条件情報に基
づいて前記管理連番を生成するとともに、前記レイアウ
ト指示情報、前記面付け条件情報、及び前記印刷条件情
報に基づいて、前記データ編集処理手段で編集された個
々のデータと前記画像情報と前記管理連番とを流し込み
位置に流し込むことにより、印刷可能な状態にする流し
込み手段と、前記各連続帳票毎に前記管理連番の開始番
号と終了番号とが記録されている管理帳票を作成する管
理帳票出力手段と、を含むことを特徴とするものであ
る。
【0007】また、請求項2の可変プリントシステム
は、前記流し込み手段が、前記管理連番をバーコードに
変換して流し込み位置に流し込むことを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態で
ある可変プリントシステムの基本構成を示すブロック図
である。
【0009】本実施形態の可変プリントシステムは、画
像情報ファイル11、レイアウト指示ファイル12、面
付け条件ファイル13、可変情報ファイル14、プリン
ト条件ファイル15、バリアブルデータファイル16等
を有する記憶手段を備えている。
【0010】画像情報ファイル11は、個人属性に依存
しない固定画像と、個人属性に応じてプリントする必要
のある可変画像とが収録されるファイルである。なお、
プリント時に画像を印刷する必要が無い場合は、本ファ
イルは必要としない。
【0011】レイアウト指示ファイル12は、帳票サイ
ズはもとより、個人属性に依存しない固定部のデータを
印字する領域、個人属性に依存して変化する可変部のデ
ータを印字する領域を記録しており、文字を印刷する場
合は、その大きさ、書体、文字ピッチ、色等の情報が収
録されるファイルである。
【0012】面付け条件ファイル13は、連続帳票の1
ページ当たりの天地/左右方向の各面付け数、基本とな
る最も左で最も上の論理ページから、天地方向に隣接す
る次の面までの移動量、左右方向に隣接する次の面まで
の移動量、管理連番の印字位置、管理連番の発番号、老
番号、ページ連番の印字位置、各連続帳票毎に付される
山番号の印字位置、各連続帳票のページ数等が収録され
るファイルである。
【0013】可変情報ファイル14は、郵便番号、住
所、氏名、年齢、商品選別フラグ等の属性情報が、各顧
客や消費者毎に収録されるファイルである。ただし、管
理連番の発番号、老番号のみの指定で印刷する場合は、
本ファイルは必要としない。
【0014】プリント条件ファイル15は、各個人毎に
可変情報ファイル中の何を、どういう条件の場合に、ど
う変換して出力するか等のプリント条件情報が収録され
るファイルである。
【0015】また、この可変プリントシステムは、レイ
アウト指示部21、面付け指示部22、プリント条件指
定部23、データ編集処理部24、流し込み処理部2
5、管理帳票出力処理部26を備えている。
【0016】レイアウト指示部21は、各個人の属性に
よらず固定で印刷する部分と、各個人の属性に応じて印
刷する内容が変わる可変部分の画像流し込み枠、テキス
ト流し込み枠の位置、大きさを指定し、テキストに関し
ては、印刷する文字の色、書体、文字サイズ、印刷書式
(中央揃え、左揃え、右揃え、両端揃え等)等を指定す
る部分である。
【0017】面付け指示部22は、連続帳票の各ページ
の天地/左右方向の各面付け数、基本となる最左最上の
論理ページから、天地方向に隣接する次の面までの移動
量、左右方向に隣接する次の面までの移動量、管理連番
の印字位置、管理連番の発番号、老番号、ページ連番の
印字位置、山番号のページ位置、各連続帳票のページ数
等を指定する部分である。
【0018】プリント条件指定部23は、可変情報ファ
イルのデータ仕様を入力し、レコード内容のうちで、ど
のフィールドデータを印刷するかを指示する部分であ
る。
【0019】データ編集処理部24は、プリント条件フ
ァイル15を参照して、条件に見合ったデータを可変情
報ファイル14から抽出し、プリント条件に従ってプリ
ント用に編集する部分である。
【0020】流し込み処理部25は、レイアウト指示さ
れた箇所に、バリアブルデータファイル16に設定され
ている情報に基づいて、画像情報ファイル11から適し
た画像を抽出し、また、テキストの場合は、バリアブル
データファイル16に設定されている情報をもとにして
テキストデータを抽出し、各個人に応じた印刷内容を、
レイアウト指示された条件により、印刷できるデータへ
と変換する部分である。また、面付け条件ファイル13
に設定されている面付け数分のデータを1ページ上に配
置させ、管理連番、山番号、ページ連番を所定の位置に
印字するように印刷データを作成する。
【0021】管理帳票出力処理部26は、各連続帳票毎
に管理連番の開始番号と終了番号とが記録されている管
理帳票を出力する部分である。
【0022】次に、本実施形態の可変プリントシステム
の動作を、細部の構成とともに説明する。得意先1との
間で、帳票媒体6の製造を行うために、通常、仕様書
(設計書)2を作成する。この仕様書2は、各個人毎に
印刷する内容として、郵便番号、住所、氏名等の可変情
報と、性別に応じてある商品を振り分けて画像印刷する
こと等が記載される他に、印刷物のレイアウト、提供さ
れる個人情報データのデータ仕様等が記載されている。
得意先1は、この仕様書2に基づいて、印刷会社に可変
情報データ14Dや、カラー原稿(不図示)を支給す
る。
【0023】図2は、本実施形態に係る可変情報データ
の一例を説明する図である。可変情報データ14Dは、
個人毎に郵便番号、住所、性別等が、通常1レコードず
つ記録されている。データ仕様書3は、この可変情報デ
ータに対して、郵便番号がどの位置に記録されており、
そのコード種類が何であるか等が記載されている。
【0024】一方、画像情報データ11Dに対しては、
前記カラー原稿が支給され、スキャナ29によって取り
込んで補正等を行い、画像情報ファイル11を得る場合
もあるし、得意先1から補正済みの画像情報ファイル1
1が支給される場合もある。
【0025】レイアウト指示書4は、どのように印刷紙
面をレイアウトするかを定義するためのものである。レ
イアウトは、固定部と可変部とに分かれている。固定部
のデータの作成は、DTPシステム等によって行われ
る。
【0026】レイアウト指示部21は、可変部(可変情
報を印刷する部分)に対して、画像の貼り込み位置/大
きさ/貼り込み書式(中央揃え、上下左右揃え等)を設
定する。また、レイアウト指示部21は、テキストにつ
いても同様に、テキストの貼り込み位置、流し込み枠の
大きさ、書体、文字サイズ、文字色、貼り込み角度等を
設定することによって、レイアウト指示ファイル12を
作成する。
【0027】プリント条件指定部23は、データ仕様書
3に基づいて、可変情報データ14Dの仕様を設定して
ゆく。
【0028】図3は、本実施形態に係る可変情報データ
の設定内容を示す図である。No.の項目には、可変情
報データ14Dのフィールド番号を設定する。フィール
ド番号は、図2の可変情報データの場合に、郵便番号が
「1」、住所1が「2」、住所2が「3」、住所3が
「4」、氏名が「5」、性別フラグが「6」、ポイント
数が「7」となる。開始の項目は、上記フィールドが開
始するバイト位置を設定する。
【0029】属性の項目は、数値データであるのか、A
NKデータであるのか、日本語データであるのかを設定
する。Pの項目は、パック/アンパックのどちらである
のかを設定する。コード種類の項目は、各フィールドに
記録されているデータがASCII、EBCDIC等で
あったり、JIS、Shift−JIS等であるのかな
どを設定する。コメントの項目は、各フィールドの内容
が何であるのかを設定することによって、修正やプリン
ト条件を設定する際の目安となるものである。
【0030】可変情報データの仕様を設定したら、次
に、可変情報データのうち、どのデータを所定の流し込
み枠に印刷するかを設定する。
【0031】図4は、本実施形態に係る流し込み枠の設
定画面の一例を示す図である。この設定画面40は、テ
キスト/画像選択欄41と、流し込み枠番号欄42と、
フィールド欄43と、矢印欄44と、連結順序欄45
と、矢印欄46と、出力グループ欄47と、フィールド
選択欄48と、設定オプション欄49等を備えている。
【0032】仕様書2は、流し込み枠番号と、その流し
込み枠番号にどのフィールドをどういう条件の場合に印
刷するかを明記してある。本実施形態の仕様書2には、
「流し込み枠番号1に郵便番号、枠番号2に住所1と住
所2と住所3を空白無しで連結、枠番号3に氏名、枠番
号4に男性でポイント数が50点以下の人にはAという
画像を、男性でポイント数が51点以上の人にはBとい
う画像を、女性でポイント数が50点以下の人にはCと
いう画像を、女性でポイント数が51点以上の人にはD
という画像を印刷する」と記載されているものとする。
【0033】つぎに、図5から図9を参照しながら、流
し込み枠の設定の仕方について説明する。図4におい
て、テキスト/画像選択画欄41は、テキストが選択さ
れた場合には、下矢印ボタンはアクティブ状態となり、
画像が選択された場合には、下矢印ボタンは非アクティ
ブ状態となる。フィールド欄43は、エディター入力可
能とする。テキストが選択された場合には、レコードフ
ィールド番号の頭に「#」を付けて設定し、フィールド
中のバイト位置を指定する場合は、「(相対的なフィー
ルド開始位置:相対的なフィールド終了位置)」として
設定する。例えば、フィールド番号30の3バイト〜5
バイトの場合は、#30(3:5)と設定する。文字列
を条件式に設定する場合は、「’(シングルクォーテー
ション)」で文字列を囲む。
【0034】画像を選択した場合には、そのまま画像フ
ァイル名を入力する。画像を選択し、入力フィールドに
レコードフィールドが選択された場合には、インターフ
ェースデータ作成時に、データ値.epsとしてファイ
ル名を記憶する。チェックデジットを入力する場合に
は、<C>と入力する。まず、流し込み枠番号欄42に
は、「1」を設定する。テキストが選択された場合に、
下矢印ボタンをクリックすると、(操作[1])、図5
のような画面が表示される。フィールド選択欄43に
は、先に設定した可変情報データの仕様設定のレコード
レイアウトの内容(図3の内容)が表示される(操作
[2])ので、郵便番号に相当するものをマウスで選択
して(操作[3])、反転表示させる。そして、選択し
たフィールド番号と、相対バイト位置を表示させる(操
作[4])。
【0035】図6は、フィールド選択条件が存在しない
場合(連結無し)を示す説明図である。図6において、
フィールドの場合は、下矢印ボタンをクリックして所望
のフィールドを選択する(操作[1])。文字の場合
は、所望の文字列を入力する。下矢印ボタン44aをク
リックすると(操作[2])、連結順序欄45に、所望
のフィールド番号が表示される(操作[3])。連結順
序に登録し、郵便番号フィールド以外に連結するものが
無いので、さらに、下矢印ボタン46aをクリックする
(操作[4])。
【0036】そして、所望のフィールド番号#1が表示
されるので(操作[5])、設定ボタンをクリックする
ことによって、出力グループ欄47に、流し込み枠番号
1に印刷するデータが登録されたことになる。
【0037】図7は、フィールド選択条件が存在しない
場合(連結有り)を示す説明図である。流し込み枠番号
2は、図7に示すように、住所1、住所2、住所3のフ
ィールドを順次連結するように設定を行い、その後に、
連結オプションとして、空白無しで連結するように設定
する。
【0038】図7において、フィールドの場合は、下矢
印ボタンをクリックして所望のフィールドを選択する
(操作[1])。文字の場合は、所望の文字列を入力す
る。下矢印ボタン44aをクリックすると(操作
[2])、所望のフィールド番号#2が表示される(操
作[3])。
【0039】連結するものがフィールドの場合には、下
矢印ボタンをクリックして所望のフィールドを選択する
(操作[4])。下矢印ボタン44aをクリックすると
(操作[5])、連結するフィールド番号#3が表示さ
れる(操作[6])。全て連結したら、下矢印ボタン4
6aをクリックする。連結が終了していない場合には、
操作[4]から操作[6]を繰り返す。そして、連結順
にフィールド番号#2、#3、#4が表示されるので
(操作[8])、設定ボタン51をクリックすることに
よって、出力グループ欄47に、流し込み枠番号2に印
刷するデータが登録されたことになる。
【0040】流し込み枠番号3は、氏名を設定するが、
郵便番号と方法は同様である。流し込み枠番号4は、男
性でポイント数が50点以下の人にはAという画像を、
男性でポイント数が51点以上の人にはBという画像
を、女性でポイント数が50点以下の人にはCという画
像を、女性でポイント数が51点以上の人にはDという
画像を印刷するように設定する必要がある。
【0041】フィールドの値を使用して、条件設定する
には、図4におけるフィールド選択条件を設定すればよ
い。フィールド選択条件欄48は、編集対象となるテキ
ストデータ、もしくは、画像データをマスターデータ中
のデータ値によって選択する場合に、その条件を選定す
るためのものである。フィールド選択条件欄48は、水
平方向に「AND」の論理演算子の状態、垂直方向に
「OR」の論理演算子の状態をもつものとして設定を行
う。
【0042】ここで「AND」、「OR」の論理演算テ
ーブルの数は、仮に、最大50個としてある。各フィー
ルド内は、「=」、「≠」、「<」、「>」、「≦」、
「≧」の関係演算子で条件式を設定する。各符号ボタン
は、アクティブの設定フィールド内に入力表示し、エデ
ィタの使用を簡便にするものである。
【0043】レコードフィールドを条件式に設定する場
合には、「#」を頭につけて、レコードフィールド番号
を入力する。例えば、フィールド番号を30の場合に
は、#30と設定する。レコードフィールドにおいて、
フィールド中のバイト位置を指定する場合は、「(相対
的なフィールド開始位置:相対的なフィールド終了位
置)」として設定する。例えば、フィールド番号30の
3バイト〜5バイトの場合は、#30(3:5)と設定
する。文字列を条件式に設定する場合は、「’(シング
ルクォーテーション)」で文字列を囲む。
【0044】図8は、本実施形態に係るフィールド条件
の設定例を示す説明図である。図8において、<1>に
示すように、フィールド番号1の3バイト目が「0」
で、かつ、フィールド番号2が「0」の場合に、フィー
ルド番号5を出力する。<2>に示すように、フィール
ド番号1の3バイト目が「1」または「2」で、かつ、
フィールド番号2が「1」の場合に、フィールド番号6
(N(10))を出力する。<3>に示すように、フィ
ールド番号1の3バイト目が「0」以外で、かつ、フィ
ールド番号1の3バイト目が「1」以外で、かつ、フィ
ールド番号3が「大日本印刷」の場合に、フィールド番
号7の10バイト目〜20バイト目を出力する。
【0045】図9は、本実施形態に係るフィールド選択
条件の設定例を示す説明図である。図9において、<1
>に示すように、性別フラグの「0」(男性)で、か
つ、ポイント数が50点以下の場合に、画像Aを出力す
る。<2>に示すように、性別フラグの「0」(男性)
で、かつ、ポイント数が51点以上の場合に、画像Bを
出力する。<3>に示すように、性別フラグの「1」
(女性)で、かつポイント数が50点以下の場合に、画
像Cを出力する。<4>に示すように、性別フラグの
「1」(女性)で、かつポイント数が51点以上の場合
に、画像Dを出力する。
【0046】このようにして、プリント条件を指定する
と、プリント条件ファイルが生成される。図10は、プ
リント条件ファイルのファイルフォーマット及び実施例
を示す図である。図10のファイルフォーマットにおい
て、例えば、var_noは、流し込み枠を指定する識
別子である。d_typeは、データタイプを記録する
識別子であって、テキストの場合には「T」、画像の場
合には「I」を記録する。f_selectは、フィー
ルド選択条件を記録する識別子である。記録内容は、定
義画面と同様の方法をとり、横方向にAND条件、縦方
向にOR条件を設定する。AND条件が複数存在する場
合には、カンマで区切り、OR条件が複数存在する場合
には、f_select識別子を複数連続して記録す
る。o_dataは、出力グループの一つを、連結順に
記録する識別子であり、複数のデータを連結する場合に
は、カンマで区切る。c_optionは、連結オプシ
ョンを記録する識別子である。有効文字(空白付き)の
場合は、「1」を、有効文字(空白無し)の場合には
「2」を記録する。フィールドを連結して、連結オプシ
ョンが設定されていない場合には、「0」を記録する。
【0047】データ編集処理部24では、可変情報ファ
イル14とプリント条件ファイル15を利用して、可変
情報ファイル14中の先頭から1レコードずつ処理して
ゆき、プリント条件ファイル15に応じて、必要なデー
タを抽出/変換して、各個人に応じて印刷すべき情報を
作成してゆき、バリアブルデータファイル16を作成す
る。
【0048】図11は、バリアブルデータファイルのデ
ータフォーマットと実施例を示す図である。データ編集
処理部24で作成するバリアブルデータは、流し込み枠
に入る必要最小限のデータで構成されるものとし、各流
し込み枠どうしの識別を行うキャラクタは、カンマを使
用する。このカンマセパレートの第1フィールドは、レ
コードシーケンス番号となる。カンマセパレートの第2
フィールド以降は、印刷するバリアブルデータを意味
し、テキストデータか、画像データかの識別は、枠の属
性設定側で指定する。画像データは、画像ファイル名を
そのまま設定する。拡張子は、”.eps”とする。
「V0001」、「V0002」等は、流し込み枠番号
を意味する。ある編集フィールドに対して、印刷するデ
ータが無い場合には、カンマを続ける必要は無く、印刷
するデータが存在する編集フィールド番号をとびとびで
記録してかまわない。ファイル構造における改行コード
は、0x0d0aとする。カンマセパレートの最終フィ
ールドのデータは、カンマを使用せずに、改行コードで
判別する。
【0049】次に、図1に戻って流し込み処理に入る。
流し込み処理部25は、レイアウト指示ファイル12、
画像情報ファイル11、面付け条件ファイル13、及び
バリアブルデータファイル16を使用して、各面の論理
ページにおけるそれぞれの流し込み位置に、画像もしく
はテキストデータを所定の書式で流し込むとともに、面
構成に応じて印刷する順番に並び替え、管理連番、ペー
ジ連番、山番号を生成して面付け条件ファイルに従って
所定の位置に流し込むデータを作成する。
【0050】まず、可変情報ファイル14が存在する場
合は、レコード件数を求め、これを出力件数とし、可変
情報ファイル14が存在せず、管理連番のみを印刷する
場合は、面付け条件ファイル13より開始番号と終了番
号を読み込み、次式から出力件数を求める。
【0051】 出力件数=終了番号−開始番号+1 (数式1)
【0052】次に、得られた出力件数を、次式に示す如
く、連続帳票1山のページ数×1ページの面付け数で割
り、商と余りを求める。
【0053】 出力件数÷(1山のページ数×1ページの面付け数)=商・・・余り (数式2) 余りが0の場合はその時の商の値が山数となる。余りが
0以外の場合は商+1の値が山数となる。一山のページ
数は一箱に入るページ数を指している。出力件数が、
(1山のページ数×1ページの面付け数)件となるごと
に、山番号が001から1ずつカウントアップされる。
山番号は、1ページ上に一つ出力し、出力位置は面付け
条件ファイル13から読み込む。
【0054】管理連番については、1ページ上に面付け
数分出力する。管理連番は、連続帳票の最も上のページ
の左上の面が開始番号(図12の例では000000
1)となり、その下のページの同じ面が開始番号+1と
なり、その下に位置する各ページの同じ面が下に向かっ
て順次1ずつカウントアップされた番号となる。番号が
最も下のページに達すると、最も上のページに戻り、左
上の面と天地方向に隣接する面が開始番号+1山のペー
ジ数の番号(図12の例では0001001)となり、
再び番号が下のページに進んでゆき、最も下のページに
達すると、また最も上のページに戻り、天地方向の次の
面が開始番号+1山のページ数×2の番号(図12の例
では0002001)となり、再び番号が下に進んでゆ
く。そして、最も下のページの左下の面に達すると、次
に、最も上のページの左上の面の左右方向に隣接する面
に移動して、同様に下方向と天地方向に進んでゆく。こ
のようにして、全ての面の管理連番が決定される。
【0055】左上の面の管理連番の印字位置は、面付け
条件ファイル13中の座標値より求める。その他の面の
管理連番の印字位置は、左上の面の印字位置に天地方向
の移動量、左右方向の移動量を加算して求める。面付け
の数は面付け条件ファイル13より読み込む。山番号が
数式2で求めた商の値以下の山では、管理連番は、上記
と同様にして付される。また、これらの山の開始番号
は、前の山の開始番号に1山のページ数×1ページの面
付け数を加えた番号となる。
【0056】数式2で余りが生じている場合には、最後
の山のページ数は他の山のページ数より少なくなる。最
後の山のページ数は次の式によって求める。
【0057】 数式2の余り÷1ページの面付け数=商・・・余り (数式3)
【0058】余りが0の場合は商の値が最後の山のペー
ジ数となる。余りが0以外の場合は商+1の値が最後の
山のページ数となる。例えば、出力件数が7000、1
山のページ数が1000、面付け数が6の場合、山数
は、数式2より、7000÷6000=1・・・100
0であるため、2となる。最初の山は図12に示すよう
な出力となる。最後の山のページ数は、数式3より、1
000÷6=166・・・4であるため、167ページ
となる。最後の山の開始番号は6000+1=6001
となり、ページ数は167であるので、図13に示すよ
うな出力となる。なお、この例では、最後のページに2
面の余丁が発生することになるが、この箇所の管理連番
は出力していない。
【0059】流し込み処理部25は、流し込み枠の属性
を参照して、テキストの場合は、バリアブルデータファ
イル16中のテキストデータを読み、レイアウト指示フ
ァイル12に設定されている書体、文字サイズ、文字
色、貼り込み角度に基づいて流し込む。また、画像の場
合は、バリアブルデータファイル16中に指定されてい
る画像ファイル名の画像をレイアウト指示ファイル12
に設定されている揃え位置に従って流し込み処理を行
う。
【0060】それぞれバリアブルデータファイル16の
データを1レコードずつ処理し、各個人に応じた紙面デ
ータを作成してゆく。フルカラープリンタ27に対する
インターフェイスがポストスクリプト言語であれば、流
し込み処理は、各個人に応じた紙面データをポストスク
リプトによって生成する。
【0061】流し込み処理部25からの各個人の紙面デ
ータは、印刷用データハンドリング部26に出力され、
印刷用データハンドリング部26は、各個人に応じた印
刷紙面データをフルカラープリンタ27に送信し、フル
カラープリンタ27は、個人属性に応じた印刷媒体を出
力することになる。この印刷媒体は、出力後に、加工製
本機28を通すことによって、パーソナルカタログやパ
ーソナルメール等の媒体に加工される。
【0062】管理帳票出力部26は、図14に示すよう
な管理帳票30を出力する。同図に示すように、この帳
票の各ページの右上には日付とページ数が印字されてお
り、ページ数はページを更新する毎に1ずつカウントア
ップされる。各ページの上部中央には製品名が印字され
ている。各ブロックには、それぞれ一つの山の各面の管
理連番の開始番号と終了番号とが印字されている。面番
号は、左上を001とし、天地方向に1ずつ増加し、天
地面付け数分カウントしたら右上の面に行き、再び天地
方向に1ずつ増加するように決められている。例えば、
6面の場合には、図15に示すように、の面が00
1、が002、が003、が004、が00
5、が006となる。なお、各ブロックの左上には山
番号が印字されている。
【0063】印刷が終了した連続帳票は断裁されて各面
毎に分離され、製品となる。各製品には管理連番が付さ
れており、これと図14の管理帳票30とから員数のチ
ェックを行うことができる。
【0064】また、印刷時のジャムや断裁時のずれ等に
より不良が発生した場合には、その不良となった部分の
みを再出力しなければならないが、不良部分の管理連番
と、管理帳票30に印刷されたデータと突き合わせるこ
とにより、どの山のどのページのどの部分を再出力しな
ければならないかを容易に知ることができるため、再出
力に手間がかからない。なお、管理連番をバーコードで
印刷しておき、これをバーコードリーダで読み込んだ
り、あるいは、管理連番をOCR処理で読み込むように
してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明の可変プリン
トシステムによれば、製品毎に個別にプログラムを作成
することなく、顧客の様々な属性情報を個々の顧客に適
した文字や画像に変換して出力することができる。ま
た、一つのページに複数の面付けが施された帳票媒体を
提供する上で、製品毎に個別にプログラムを作成するこ
となく、員数管理に必要な印字項目と員数管理用の帳票
とを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である可変プリントシス
テムの基本構成を示すブロック図。
【図2】 本実施形態の可変情報データの一例を示す説
明図。
【図3】 本実施形態の可変情報データの設定内容を示
す図。
【図4】 本実施形態の流し込み枠の設定画面の一例を
示す図。
【図5】 本実施形態のフィールド選択欄の設定画面の
一例を示す図。
【図6】 フィールド選択条件が存在しない場合(連結
無し)を示す説明図。
【図7】 フィールド選択条件が存在しない場合(連結
有り)を示す説明図。
【図8】 本実施形態のフィールド条件の設定例を示す
説明図。
【図9】 本実施形態のフィールド選択条件の設定例を
示す説明図。
【図10】 プリント条件ファイルのファイルフォーマ
ット及び実施例を示す図。
【図11】 バリアブルデータファイルのデータフォー
マットと実施例を示す図。
【図12】 本実施形態の連続帳票の斜視図。
【図13】 本実施形態の連続帳票の斜視図。
【図14】 本実施形態の管理帳票の平面図。
【図15】 面番号の設定方法を示す説明図。
【符号の説明】
11 画像情報ファイル 13 面付け条件ファイル 14 可変情報ファイル 15 プリント条件ファイル 21 レイアウト指示部(レイアウト指示手段) 24 データ編集処理部(データ編集処理手段) 25 流し込み処理部(流し込み手段) 26 管理帳票出力処理部(管理帳票出力手段) 30 管理帳票

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体にプリントすべき画像情報を記
    憶する画像情報ファイル、個人に関する可変情報を記憶
    する可変情報ファイル、前記可変情報ファイルの個々の
    データを印刷媒体にプリントするデータに変換する条件
    を指示するプリント条件情報を記憶するプリント条件フ
    ァイル、及び、各ページに複数個の面付けが施される連
    続帳票の面付け条件を指示する面付け条件情報と前記各
    面に付される管理連番の印刷条件を指示する印刷条件情
    報とを記憶する面付け条件ファイル、を備えた記憶手段
    と、 前記可変情報ファイルの個々のデータを前記プリント条
    件情報に基づいてプリント用に編集するデータ編集処理
    手段と、 プリント内容のレイアウトを指示するレイアウト指示情
    報を生成するレイアウト指示手段と、 前記面付け条件情報に基づいて前記管理連番を生成する
    とともに、前記レイアウト指示情報、前記面付け条件情
    報、及び前記印刷条件情報に基づいて、前記データ編集
    処理手段で編集された個々のデータと前記画像情報と前
    記管理連番とを流し込み位置に流し込むことにより、印
    刷可能な状態にする流し込み手段と、 前記各連続帳票毎に前記管理連番の開始番号と終了番号
    とが記録されている管理帳票を作成する管理帳票出力手
    段と、を含むことを特徴とする可変プリントシステム。
  2. 【請求項2】 前記流し込み手段が、前記管理連番をバ
    ーコードに変換して流し込み位置に流し込むことを特徴
    とする請求項1に記載の可変プリントシステム。
JP9190888A 1997-07-16 1997-07-16 可変プリントシステム Pending JPH1139408A (ja)

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Cited By (3)

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