JPH1138670A - 電子写真用現像剤 - Google Patents

電子写真用現像剤

Info

Publication number
JPH1138670A
JPH1138670A JP20832997A JP20832997A JPH1138670A JP H1138670 A JPH1138670 A JP H1138670A JP 20832997 A JP20832997 A JP 20832997A JP 20832997 A JP20832997 A JP 20832997A JP H1138670 A JPH1138670 A JP H1138670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
parts
developer
treated
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20832997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Tomita
正実 冨田
Yasuo Asahina
安雄 朝比奈
Hiroyuki Fushimi
寛之 伏見
Mitsuteru Kato
光輝 加藤
Tomomi Suzuki
智美 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP20832997A priority Critical patent/JPH1138670A/ja
Publication of JPH1138670A publication Critical patent/JPH1138670A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワックス入りのカラートナーにおいても、十
分な流動性を示し、帯電の立上り特性が良好で、地肌汚
れの発生しない現像剤を提供すること。 【解決手段】 少なくとも結着樹脂、着色剤、ワック
ス、帯電制御剤及び外添剤からなるカラートナー及びキ
ャリアからなる現像剤において、前記外添剤としてシリ
コーンオイルで表面処理されたシリカと含フッ素シラン
系カップリング剤で表面処理された酸化チタンを合わせ
含有することを特徴とする現像剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真、静電記
録、静電印刷等における静電荷像を現像するための静電
荷像現像用の現像剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いたハードコピ
ーの技術は白黒からフルカラーヘの展開が急速になされ
つつあり、フルカラーの市場は特に拡大している。フル
カラー電子写真法によるカラー画像形成は一般に3原色
であるイエロー、マゼンタ、シアンの3色のカラートナ
ーまたはそれに黒色を加えた4色を用いてすべての色の
再現を行なうものである。その一般的方法は、まず原稿
からの光をトナーの色と補色の関係にある色分解光透過
フィルターを通して光導電層上に静電潜像を形成する。
次いで現像、転写工程を経てトナーは支持体に保持され
る。次いで前述の工程を順次複数回行い、レジストレー
ションを合せつつ、同一支持体上にトナーは重ね合せら
れ、ただ一回のみの定着によって最終のフルカラー画像
が得られる。このような複数回の現像を行い、定着工程
として同一支持体上に色の異なる数種のトナー像の重ね
合せを必要とするカラー電子写真法では、カラートナー
が持つべき定着特性はきわめて重要な要素である。即
ち、定着したカラートナーは、トナー粒子による乱反射
をできる限り抑え、適度の光沢性やつやが必要である。
また、トナー層の下層にある異なる色調のトナー層を妨
げない透明性を有し、色再現性の広いカラートナーでな
ければならない。
【0003】一方、カラートナーの定着に用いられる定
着器は、表面剥離性の優れた材料を用いたローラを用い
るものの、ローラ表面にオイルを塗布したものが殆どで
ある。ところが、離型性を増すための多量のオイル塗布
は、転写紙のオイル汚れ、コストアップ、オイルを収納
するタンクのスペースが必要になり、定着器が大型化す
る等の問題がある。
【0004】この定着離型性をトナーで改善するために
は、トナーに用いる結着樹脂の分子量分布を制御すると
共に、トナー中にワックスを分散させる必要がある。こ
れにより定着ローラにオイルを塗布する必要がなくな
る。一方、カラートナーは一定の定着温度で結着樹脂が
溶融し、色重ねにより十分な発色性を必要とするため、
白黒コピア用のトナーに比べ、結着樹脂の軟化点を下げ
る必要があり、そのために結着樹脂の分子量を低くする
必要がある。したがって、トナー中に非常に低い分子量
の成分が存在したり、また、ワックスを含有するトナー
においては、トナー表面に存在する低融点のワックスの
影響で、トナー自身の流動性(粉体流動性)を大幅に悪
化させる。また、更に高画質を得るためにトナーの粒子
径は小粒径化する方向にあり、これもまた、流動性を悪
化させる要因となる。トナーの流動性の悪化は、トナー
の搬送性、現像性、転写性等を悪化させる要因となる。
【0005】一方、カラートナー及び現像剤において
は、一般にカラー原稿の面積が、白黒コピアで用いられ
るものよりも広いといわれ、更に現像剤の使用量が白黒
コピアよりも少ないことから、現像剤に供給されたトナ
ーが短時間で現像に寄与される。したがって、供給され
るトナーは瞬時にキャリアと接触し、十分な帯電量を得
る必要がある。しかし、上述した理由から流動性が悪
く、更に瞬時に十分な帯電量を得ることのできるトナー
及び現像剤は得られていないのが現状である。
【0006】例えば、特開昭59−34539号公報に
は、ケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸化により生成され
たシリカ微粉体がシランカップリング剤で処理され、疎
水化度が30〜80%の現像剤が記載されており、ま
た、特開昭61−277964号公報には、シリコーン
オイルで処理された疎水化度90%以上のシリカ微粉体
を有することを特徴とする現像剤が記載されているが、
これらはトナーの流動性に優れるものの、帯電の立上り
特性が不十分であり、地肌汚れを完全に防止することが
困難である。
【0007】また、特開昭58−60754号公報に
は、湿式法により合成されたシリカ微粉末にシリコーン
オイルで疎水化されたシリカ微粉末を含有することを特
徴とする現像剤が記載されており、特開昭59−522
55号公報には、アルキルトリアルコキシシランで疎水
化処理された酸化チタン微粉末を含有するトナーが記載
されており、特開平5−53366号公報には、フッ素
原子を有するシランカップリング剤により表面処理され
た酸化チタン微粒子が外添されたトナーを使用すること
が記載されているが、いずれもトナーの流動性が不十分
であり、補給されたトナーが現像剤中のキャリアと短時
間に接触せず、地肌汚れを完全に防止することが困難で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に鑑み、ワックス入りのカラートナーにおいて
も、十分な流動性を示し、帯電の立上り特性が良好で、
地肌汚れの発生しない現像剤を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の
(1)「少なくとも結着樹脂、着色剤、ワックス、帯電
制御剤及び外添剤からなるカラートナー及びキャリアか
らなる現像剤において、前記外添剤としてシリコーンオ
イルで表面処理されたシリカと含フッ素シラン系カップ
リング剤で表面処理された酸化チタンを合わせ含有する
ことを特徴とする現像剤」、(2)「前記現像剤に用い
るキャリアと撹拌時の外添剤を含まぬ母体トナーの帯電
量が−15〜+5(μc/g)で、外添剤を含むトナー
の帯電量が−20〜−35(μc/g)であることを特
徴とする前記(1)項に記載の現像剤」、(3)「前記
帯電制御剤に、サリチル酸誘導体金属塩を用いることを
特徴とする前記(1)項に記載の現像剤」、(4)「前
記キャリアが球型磁性粒子の表面にアミノシラン系カッ
プリング剤の分散されたシリコーン樹脂でコーティング
されていることを特徴とする前記(1)項に記載の現像
剤」によって解決される。
【0010】以下、本発明の内容を詳細に説明する。電
子写真におけるカラー画像を得るための現像方式に用い
られるトナー及び現像剤において、本発明者らが検討し
た結果、本発明の構成からなるカラートナー及び現像剤
を用いることにより、トナーの帯電量の立上りが良好
で、地肌汚れが発生しないことが可能となった。
【0011】すなわち、前述のとおり、ワックスを含有
したトナーにおいては、トナーの流動性が不十分であ
り、補給されたトナーのキャリアへの撹拌能力が不十分
であるため、十分な帯電特性を得ることが困難となり、
未帯電若しくは弱帯電のトナーによって、地肌汚れや飛
散といった現象が発生しやすくなる。
【0012】これらを防止するためには、補給された
トナーが短時間(弱い撹拌により)でキャリアに接触す
ること、キャリアに接触したトナーが瞬時に帯電付与
されること(立上りのよいこと)、キャリアに補給さ
れたトナーが滞留せず、順次現像され、滞留したトナー
がキャリア表面にスペント(融着)しないこと、が必要
になる。
【0013】本発明では、ワックスを含有するカラート
ナーにおいて、シリコーンオイルで表面処理されたシリ
カと、含フッ素シラン系カップリング剤で表面処理され
た酸化チタンを外添剤として合わせ含有することによ
り、トナーの帯電立上り特性が良好となることを見い出
した。理由は定かではないが、これらの外添剤を合わせ
含有することにより上記〜のすべてが改良されるこ
とが明らかとなり、地肌汚れの発生が防止されることが
明らかとなった。ここで、シリコーンオイルで表面処理
されたシリカとは、以下の内容のものを示す。
【0014】まず、本発明に用いられるシリカは、一般
に湿式法若しくは乾式法で生成されたものがあるが、特
に乾式法(ケイ素化ハロゲン化合物の蒸気相酸化)によ
り生成された、いわゆるヒュームドシリカと称されるも
のが流動性の面から好ましい。これは従来公知の技術に
よって製造されるものである。例えば四塩化ケイ素ガス
の酸水素焔中における熱分解酸化反応を利用するもの
で、基礎となる反応式は次のようなものである。
【0015】
【化1】SiCl4+2H2+O2→SiO2+4HCl また、この製造行程において例えば、塩化アルミニウム
又は塩化チタン等他の金属ハロゲン化合物をケイ素ハロ
ゲン化合物と共に用いることによってシリカと他の金属
酸化物の複合微粉体を得ることも可能であり、それらも
包含する。その粒径は平均の一次粒径として0.001
〜2μの範囲内であることが望ましく、特に好ましくは
0.002〜0.2μの範囲内のシリカ微粉体を使用す
るのがよい。
【0016】本発明に好ましく用いられるケイ素ハロゲ
ン化合物の蒸気相酸化により生成された市販のシリカ微
粉体としては、例えば以下のような商品名で市販されて
いるものがある。 AEROSIL(日本エアロジル社) 130 AEROSIL(日本エアロジル社) 200 AEROSIL(日本エアロジル社) 300 AEROSIL(日本エアロジル社) 380 AEROSIL(日本エアロジル社) TT 600 AEROSIL(日本エアロジル社) MOX 80 AEROSIL(日本エアロジル社) MOX170 AEROSIL(日本エアロジル社) COK 84 Ca−O−SiL(CABOT Co.) M−5 Ca−O−SiL(CABOT Co.) MS−7 Ca−O−SiL(CABOT Co.) MS−75 Ca−O−SiL(CABOT Co.) HS−5 Ca−O−SiL(CABOT Co.) EH−5 Wacker HDK N20 (WACKER−CHFMIEGMBH社) V1S Wacker HDK N20 (WACKER−CHFMIEGMBH社) N20E Wacker HDK N20 (WACKER−CHFMIEGMBH社) T30 Wacker HDK N20 (WACKER−CHFMIEGMBH社) T40
【0017】また、本発明に用いられるシリコーンオイ
ルは、特に制約はないが、一般式(1)で表わされるジ
メチルポリシロキサンタイプ、一般式(2)で表わされ
るメチルハイドロジエンポリシロキサンタイプ、一般式
(3)で表わされるメチルフェニルポリシロキサンタイ
プ等が使用できる。
【0018】
【化2】
【0019】
【化3】
【0020】
【化4】 また、更に必要に応じて、アルキル変性、アミノ変性、
エポキシ変性、エポキシ・ポリエーテル変性、カルボキ
シル変性、メルカプト変性、アルコール変性、フッ素変
性等を行なってもよい。
【0021】また、シリカ微粉末をシリコーンオイルで
疎水化処理する方法としては、シリコーンオイルを溶剤
に溶かし、その中にシリカ微粉末を分散させた後、風
乾、若しくは濾過乾燥する方法、シリカ微粉末をシリコ
ーンオイル蒸気に接触させ、シリコーンオイルを吸着さ
せる方法、シリカ微粉末とシリコーンオイルを直接混合
する方法等が挙げられる。更に、シリコーンオイルの処
理量は、シリカ微粉末100重量部に対し、0.5〜3
0重量部程度が適当である。また、トナーに対する処理
シリカ量は、トナー100重量部に対し、0.05〜5
重量部、好ましくは0.1〜3重量部が適当である。ま
た、含フッ素シラン系カップリング剤で表面処理された
酸化チタンとは、以下の内容のものを示す。
【0022】本発明で用いられる酸化チタン微粒子とし
ては、硫酸法と塩素法により製造されたものがあり、ル
チル型、アナターゼ型、アモルファス及びその混合型全
てが使用可能である。酸化チタン微粒子の具体例として
は、P−25(デグッサ社製);IT−S、IT−P
B、IT−PC(いずれも出光興産社製);R−82
0、R−830、R−680、CR−50、CR−6
0、A−100、A−220(いずれも石原産業社
製);JA−1、JA−2、JR、JRNC、JR60
0E、MT−150W、MT−500B、MT−600
B(いずれもテイカ社製);STT−30A等(チタン
工業社製)等が挙げられる。なお、使用される酸化チタ
ン微粒子の粒径としては0.01〜1μmの範囲が適切
であり、特に好ましくは0.01〜0.5μmである。
【0023】また、含フッ素シランカップリング剤の具
体例としては、以下のものが挙げられる。CF3(CH2)
2SiCl3、CF3(CF2)5SiCl3、CF3(CF2)
5(CH2)2SiCl3、CF3(CF2)7(CH2)2SiC
3、CF3(CF2)7CH2CH2Si(OCH3)3、CF
3(CF2)7(CH2)2Si(CH3)Cl2、CF3(CF2)2
i(OCH3)3、CF3(CF2)2Si(CH3)(OCH3)2
CF3(CF2)3(CH2)2Si(OCH3)3、CF3(CF2)5
CONH(CH2)2Si(OC25)3、CF3(CF2)4CO
O(CH2)2Si(OCH3)3、CF3(CF2)7(CH2)2
i(OCH3)3、CF3(CF2)7(CH2)2Si(CH3)(O
CH3)2、CF3(CF2)7SO2NH(CH2)3Si(OC2
5)3、CF3(CF2)8(CH2)2Si(OCH3)3
【0024】また、酸化チタン粒子表面の含フッ素シラ
ンカップリング剤による処理には従来公知の方法が使用
される。具体的には、あらかじめ上記の酸化チタン微粒
子を真空下で100〜150℃に加熱し、デシケータ中
に貯蔵することによって処理し、水を除去しておく。例
えば、脱水処理した酸化チタン微粒子と上記含フッ素シ
ランカップリング剤とを、トルエン中で反応させ、酸化
チタン表面のOH基を疎水化処理する方法等が挙げられ
る。更に、含フッ素シランカップリング剤の処理量は酸
化チタン微粉末100重量部に対し、5〜50重量部程
度が適当である。また、トナーに対する処理酸化チタン
量は、トナー100重量部に対し、0.05〜5重量
部、好ましくは0.1〜3重量部が適当である。含フッ
素シラン系カップリング剤で表面処理された酸化チタン
の製造例を以下に示す。
【0025】製造例1 マグネッチクスターラーとトラップとを備えた丸底フラ
スコで110℃、24時間乾燥させた5部のシリカ(日
本アエロジル社製;アエロジル200)に、150部の
脱水トルエンと1.5部のCF3(CF2)2Si(OCH3)
3を加え、更に緩衝剤として酢酸を0.5部加えた。得
られた懸濁液を50〜60℃で7時間還流させ、室温に
冷却し、その後、吸引濾過した。続いて濾物をトルエン
で洗浄し、110℃で4時間乾燥を行なった。その後、
吸引濾過し、今度はエタノールで吸引濾過し、110℃
で4時間乾燥し、メノー乳鉢で粉砕し、白色粉末状物質
を得た。
【0026】製造例2 マグネッチクスターラーとトラップとを備えた丸底フラ
スコで110℃、24時間乾燥させた5部の酸化チタン
(テイカ社製;MT−500B)に、150部の脱水ト
ルエンと1.5部のCF3(CF2)7CH2CH2Si(OC
3)3を加え、更に緩衝剤として酢酸を0.5部加え
た。得られた懸濁液を50〜60℃で7時間還流させ、
室温に冷却し、その後、吸引濾過した。続いて濾物をト
ルエンで洗浄し、110℃で4時間乾燥を行なった。そ
の後、吸引濾過し、今度はエタノールで吸引濾過し、1
10℃で4時間乾燥し、メノー乳鉢で粉砕し、白色粉末
状物質を得た。
【0027】製造例3 マグネッチクスターラーとトラップとを備えた丸底フラ
スコで110℃、24時間乾燥させた5部の酸化チタン
(チタン工業社製;STT−30A)に、150部の脱
水トルエンと1.5部のCF3(CF2)2Si(OCH3)3
を加え、更に緩衝剤として酢酸を0.5部加えた。得ら
れた懸濁液を50〜60℃で7時間還流させ、室温に冷
却し、その後、吸引濾過した。続いて濾物をトルエンで
洗浄し、110℃で4時間乾燥を行なった。その後、吸
引濾過し、今度はエタノールで吸引濾過し、110℃で
4時間乾燥し、メノー乳鉢で粉砕し、白色粉末状物質を
得た。
【0028】また、本発明の現像剤に用いられるキャリ
アと撹拌時の外添剤を含まぬ母体トナーの帯電量が−1
5〜+5(μc/g)で、外添剤を含むトナーの帯電量
が−20〜−35(μc/g)であることにより、地肌
汚れのレベルがより改善される。これらの特性を得るこ
とにより、母体トナーに外添剤が静電的に強く付着し、
トナー自身が均一な帯電量になるものと考えられる。ま
た、これらの帯電量を得るためには、トナー中の結着樹
脂、帯電制御剤、外添剤の処理材料の組成、及びキャリ
アの構成により、適宜選択される。なお、帯電量の測定
方法は、現像剤に使用されるキャリア57gと、トナー
3gを、円柱状のステンレスポット(100cc)に入
れ、88rpmの回転数で10分間撹拌後のサンプル
を、ブローオフ装置により測定したものである。
【0029】また、特に帯電制御剤として、安定した帯
電立上り特性を得るために、サリチル酸誘導体の金属塩
を用いることが好ましい。本化合物は、
【0030】
【化5】 (但し、式中R3、R4及びR5は水素原子又は炭素数1
〜10のアルキル基、或いはアリル基であるが、特に特
に水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基、或いはアリ
ル基が望ましい。ここでR3、R4及びR5は同時に同じ
であっても異なっていてもよい。また、Meは亜鉛、ニ
ッケル、コバルト、銅及びクロムから選ばれる何れかの
金属である。)
【0031】また、本化合物は、CLARK,J,L,
Kao,H(1948)J.Amer.Chem.So
c.70,2151に記載された方法によって容易に合
成することができる。例えば溶媒中に2モルのサリチル
酸ナトリウム塩(サリチル酸誘導体のナトリウム塩を含
む)と、1モルの塩化亜鉛とを添加し混合し、加温して
撹拌することにより亜鉛塩として得ることができる。こ
の金属塩は白色を呈する結晶であり、トナーバインダー
中に分散させた場合にも着色を示さないものである。金
属塩が亜鉛塩以外のものについても、上記の方法に準じ
て製造することができる。本化合物の配合量は、バイン
ダー樹脂100重量部に対し、0.1〜10重量部、好
ましくは0.5〜5重量部程度である。なお、本化合物
の具体例としては、以下に示すもの等が挙げられる。
【0032】
【表1−1】
【0033】
【表1−2】
【0034】また、特に安定した帯電立上り特性を得る
ために、用いるキャリアとして、球型磁性粒子の表面に
アミノシラン系カップリング剤の分散されたシリコーン
樹脂でコーティングされたものを用いることにより、よ
り本発明の目的が達成される。球型磁性粒子としてはフ
ェライト、マグネタイト等が挙げられ、粒子の平均粒径
は30〜100μmのものが選択される。
【0035】また、シリコーン系樹脂としては、オルガ
ノシロキサン結合からなるストレートシリコーン樹脂で
あればよく、市販品としては、信越化学社製KR−27
1、KR−255、東レ・ダウコーニング・シリコーン
社製SR−2410、SR−2406、SR−241
1、東芝シリコーン社製TRS−127B、TRS−1
44等があり、また必要に応じ触媒等を添加してもよ
い。また、変性シリコーン系樹脂としては、アルキッド
樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂、アクリル樹脂等による変性シリコーン樹脂が使用
でき、市販品としては、信越化学社製KR−206(ア
ルキッド樹脂変性)、KR−9706(アクリル樹脂変
性)、ES−1001N(エポキシ樹脂変性)、東レ・
ダウコーニング・シリコーン社製SR−2101(アル
キッド樹脂変性)等がある。また、好ましくはストレー
トシリコーン樹脂であり、特にメチルシリコーン系樹脂
のほうが被膜強度の面から好ましい。また、アミノシラ
ン系カップリング剤としては、以下の一般式で表わすこ
とができる。
【0036】
【化6】 (但し、R6は炭素数1〜4のアルキレン基、フェニレ
ン基、R7、R8は炭素数1〜2のアルキル基、R9、R
10は水素原子、メチル基、エチル基、フェニル基、アミ
ノメチル基、アミノエチル基又はアミノフェニル基等、
n=2又は3である。) このアミノシラン系カップリング剤は、シリコーン樹脂
中のベースレジンに反応して、強固に密着し、特に均一
な立上りのよい帯電特性が得られる。上記の中でも特に
6は炭素数3のアルキレン基、R7、R8は炭素数2の
アルキル基、R9、R10が水素原子であるアミノシラン
系カップリング剤が本発明の目的を十分に達成する。本
発明のカラートナーに用いられる結着樹脂は、カラート
ナーに必要な透明性、光沢性、定着性、帯電性等から選
択される各種のタイプのものが使用されるが、特にポリ
エステル樹脂やポリオール樹脂が好ましい。
【0037】ポリエステル樹脂としては、各種のタイプ
のものがあるが、以下のものがカラートナーに必要な特
性を維持するために好ましい。
【0038】
【化7】 (式中、R11は、炭素数2〜4のアルキレン基であり、
x、yは正の整数であり、その和の平均値は2〜16で
ある。)
【0039】
【化8】
【0040】
【化9】 (式中、R12、R13は炭素数4〜20の飽和もしくは不
飽和の炭化水素基である。) (I)式で示されるジオール成分と、(ロ)2価以上の
多価カルボン酸、その無水物及びその低級アルキルエス
テルからなる群から選ばれる上記(II)式、又は(II
I)式、で示される2価カルボン酸もしくはその無水物
を含有する酸成分、もしくは、トリメリット酸か、その
無水物も含有する酸成分とを縮合重合して得られるポリ
エステル樹脂である。また、(ロ)の残余成分として、
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、
フマル酸、及びそれらの無水物、及びそれらの低級アル
キルエステル等の化合物が使用できる。また、(II)式
又は(III)式で示される化合物として、n−ドデセニ
ルコハク酸、n−ドデシルコハク酸、n−ブチルコハク
酸、イソ−ドデセニルコハク酸、イソ−オクチルコハク
酸等のコハク酸誘導体が挙げられ、特に、トナーとして
の低温時の定着性が十分で、さらに光沢も向上する。
【0041】また、前記(I)式で示されるジオールの
例としては、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキ
シエステル(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(6)−2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキ
シプロピレン(16)−2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン、等が挙げられる。
【0042】なお、ジオール成分に下記のような2官能
以上のポリヒドロキシ化合物を約5モル%以下使用する
こともできる。エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロ
ールプロパン、水素添加ビスフェノールA、ソルビトー
ル、又はそれらのエーテル化ポリヒドロキシル化合物
等。上記ポリエステル樹脂は、通常ポリオール成分と多
価カルボン酸成分とを不活性ガス雰囲気中で180〜2
50℃の温度で縮重合することによって製造することが
できる。
【0043】また、ポリオール樹脂は、各種のタイプの
ものが使用できるが、本発明に用いられるものとして、
以下のものが特に好ましい。特にポリオール樹脂とし
て、エポキシ樹脂と、2価フェノールのアルキレン
オキサイド付加物もしくはそのグリシジルエーテルと、
エポキシ基と反応する活性水素を分子中に1固有する
化合物と、エポキシ基と反応する活性水素を分子中に
2個以上有する化合物を反応してなるポリオールを用い
ることが好ましい。さらにまた、のエポキシ樹脂は、
数平均分子量の相違する少なくとも2種以上のビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂であることが特に好ましい。こ
のポリオール樹脂は、良好な光沢、透明性を付与し、耐
オフセット性に効果がある。
【0044】本発明に用いられるエポキシ樹脂は、好ま
しくはビスフェノールAやビスフェノールF等のビスフ
ェノールとエピクロロヒドリンを結合して得られたもの
である。エポキシ樹脂は、安定した定着特性や光沢を得
るために数平均分子量の相違する少なくとも2種以上の
ビスフェノールA型エポキシ樹脂で、低分子量成分の数
平均分子量が360〜2000であり、高分子量成分の
数平均分子量が3000〜10000であることが好ま
しい。さらに低分子量成分が20〜50wt%、高分子
量成分が5〜40wt%であることが好ましい。低分子
量成分が多すぎたり、分子量が360よりさらに低分子
の場合は、光沢が出すぎたり、さらには保存性の悪化の
可能性がある。また、高分子量成分が多すぎたり、分子
量10000よりさらに高分子の場合は、光沢が不足し
たり、さらには定着性の悪化の可能性がある。
【0045】本発明で用いられる化合物として、即ち、
2価フェノールのアルキレンオキサイド付加物としては
以下のものが例示される。エチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイド、ブチレンオキサイド及びこれらの混合
物とビスフェノールAやビスフェノールF等のビスフェ
ノールとの反応生成物が挙げられる。得られた付加物を
エピクロロヒドリンやβ−メチルエピクロロヒドリンで
グリシジル化して用いてもよい。特に下記(VI)式で表
わされるビスフェノールAのアルキレンオキサイド付加
物のジグリシジルエーテルが好ましい。
【0046】
【化10】 また、n、mは繰り返し単位の数であり、各々1以上で
あって、n+m=2〜6である。)
【0047】また、2価フェノールのアルキレンオキサ
イド付加物もしくはそのグリシジルエーテルが、ポリオ
ール樹脂に対して10〜40wt%含まれていることが
好ましい。ここで量が少ないとカールが増すなどの不具
合が生じ、また、n+mが7以上であったり量が多すぎ
ると、光沢が出すぎたり、さらには保存性の悪化の可能
性がある。本発明で用いられるエポキシ基と反応する活
性水素を分子中に1個有する化合物としては、1価フェ
ノール類、2級アミン類、カルボン酸類がある。1価フ
ェノール類としては以下のものが例示される。即ち、フ
ェノール、クレゾール、イソプロピルフェノール、アミ
ノフェノール、ノニルフェノール、ドデシルフェノー
ル、キシレノール、p−クミルフェノール等が挙げられ
る。2級アミン類としては、ジエチルアミン、ジオプロ
ピルアミン、ジブチルアミン、N−メチル(エチル)ピ
ペラジン、ピペリジン等が挙げられる。また、カルボン
酸類としては、プロピオン酸、カプロン酸等が挙げられ
る。
【0048】本発明の主鎖にエポキシ樹脂部とアルキレ
ンオキサイド部を有するポリオール樹脂を得るために
は、種々の原材料組み合わせが可能ではある。例えば、
両末端グリシジル基のエポキシ樹脂と両末端グリシジル
基の2価フェノールのアルキレンオキサイド付加物をジ
ハライドやジイソシアネート、ジアミン、ジチオール、
多価フェノール、ジカルボン酸と反応させることにより
得ることができる。このうち、2価のフェノールを反応
させるのが反応安定性の点で最も好ましい。また、ゲル
化しない範囲で多価フェノール類や多価カルボン酸類を
2価フェノールと併用するのも好ましい。ここで、多価
フェノール類、多価カルボン酸類の量は全量に対し15
%以下、好ましくは10%以下である。
【0049】本発明で用いられるエポキシ基と反応する
活性水素を分子中に2個以上有する化合物としては、2
価フェノール類、多価フェノール類、多価カルボン酸類
が挙げられる。2価フェノールとしてはビスフェノール
AやビスフェノールF等のビスフェノールが挙げられ
る。また、多価フェノール類としてはオルソクレゾール
ノボラック類、フェノールノボラック類、トリス(4−
ヒドロキシフェニル)メタン、1−〔α−メチル−α−
(4−ヒドロキシフェニル)エチル〕ベンゼンが例示さ
れる。多価カルボン酸類としては、マロン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、
フタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、無水トリメ
ット酸が例示される。また、これらのポリエステル樹脂
やポリオール樹脂は、高い架橋密度を持たせると、透明
性や光沢度が得られにくくなり、好ましくは、非架橋も
しくは弱い架橋(THF;テトラヒドロフラン:不溶分
5%以下)とすることが好ましい。また、これらのタイ
プの樹脂に限らず、必要に応じて公知のものを合わせて
使用することもできる。
【0050】例えば、ポリスチレン、ポリ−p−クロロ
スチレン、ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置
換体の単重合体;スチレン−p−クロロスチレン共重合
体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニル
トルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合
体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−
アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチ
ル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、
スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブ
チル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ス
チレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビ
ニルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチル
ケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチ
レン−イソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリ
ル−インデン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合
体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレ
ン系共重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチル
メタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレ
タン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラー
ル、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペ
ン樹脂、フェノール樹脂等。
【0051】またさらに、本発明に用いられるワックス
としては、各種のものが用いられるが、特に、結着樹脂
に非相溶のワックスがエステル系またはオレフィン系の
ワックスとすることで、特に耐オフセット性が向上する
ことが明らかとなった。これらのワックスは、結着樹脂
に非相溶でありながら均一に分散されることから、トナ
ーの定着時に耐オフセット性を示し、特にポリエステル
樹脂やポリオール樹脂を結着樹脂として用いた場合にそ
の効果が高い。なお、ここでエステル系ワックスとして
は、エステル結合を有するワックスのことを示し、キャ
ンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワック
ス等の天然ワックス、及びモンタンワックス等を示し、
オレフィン系のワックスとしては、ポリエチレンワック
ス、ポリプロピレンワックス等を示す。
【0052】次に、着色剤としては、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック色のトナーを得ることが可能な染
顔料が使用できる。例えば、カーボンブラック、ランプ
ブラック、群青、アニリンブルー、フタロシアニンブル
ー、フタロシアニングリーン、ハンザイエローG、ロー
ダミン6G、レーキ、カルコオイルブルー、クロムイエ
ロー、キナクリドン、ベンジジンイエロー、ローズベン
ガル、トリアリルメタン系染料、等の染顔料等、従来公
知のいかなる染顔料をも単独或いは混合して使用し得
る。これらの着色剤の使用量は結着樹脂に対して、通常
1〜30重量%、好ましくは1.5〜20重量%であ
る。
【0053】また、トナーに帯電を付与する目的で帯電
制御剤を用い、安定した帯電量を得ることが好ましい。
この場合の帯電制御剤としては、カラートナーの色調を
損なうことのない透明色から白色の物質を添加し、負極
性もしくは正極性にトナーを安定化付与することが好ま
しい。具体的には、正極性のものとして、4級アンモニ
ウム塩類、イミダゾール金属錯体や塩類、等が用いら
れ、負極性のものとして、サリチル酸金属錯体や塩類、
有機ホウ素塩類、カリックスアレン系化合物等が用いら
れる。
【0054】また、本発明のトナーの粒径は体積平均粒
径で3〜10μm程度が好ましく、これよりも小粒径の
場合には現像時に地汚れの原因となったり、流動性を悪
化させ、トナーの補給やクリーニング性を阻害する場合
がある。また、これよりも大粒径の場合には画像中のチ
リや、解像性の悪化等が問題となる場合がある。
【0055】また、外添剤として本発明に用いられるシ
リカや酸化チタンと合わせてトナーの流動性を向上させ
る目的で、異なる種類の疎水性のシリカや酸化チタン、
更にアルミナ等を添加することが可能である。なお、必
要に応じて脂肪酸金属塩(ステアリン酸亜鉛、ステアリ
ン酸アルミニウム等)や、ポリフッ化ビニリデン、等を
添加してもよい。
【0056】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
する。しかしながら、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。なお、実施例中の部は重量部を表わす。 実施例1トナーの作成 ・結着樹脂 ポリエステル樹脂(軟化点92℃) 70部 スチレン−アクリル樹脂(軟化点120℃) 30部 ・ワックス マイクロワックス(融点81℃) 4部 ・帯電制御剤 含フッ素4級アンモニウム塩化合物 2部 ・着色剤 イエロートナー用顔料 5部 (ジスアゾ系イエロー顔料:C.I.Pigment Yellow17) マゼンタトナー用顔料 5部 (キナクリドン系マゼンタ顔料:C.I.Pigment Red122) シアントナー用顔料 2.5部 (銅フタロシアニン系シアン顔料:C.I.Pigment Blue15) ブラックトナー用顔料 7部 (カーボンブラック) 上記材料を各色毎にヘンシェルミキサーにて混合を行な
い、100〜110℃に加熱した2本ロールにより溶融
混練した。混練物を自然放冷後、カッターミルで粗粉砕
し、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後、風力分級
装置を用いて各色の母体着色粒子を得た。なお、各色母
体着色剤粒子の体積平均粒径は、以下のとおりであっ
た。(体積平均粒径は、コールターエレクトロニクス社
製のコールアカウンターモデルTA−IIにより計測し
た。) イエロートナー:7.5μm マゼンタトナー:7.3μm シアントナー :7.6μm ブラックトナー:7.7μm
【0057】さらに、これらの各母体着色粒子100重
量部に以下の外添剤をヘンシェルミキサーにて添加し
た。 シリカ 0.5部 (コロイダルシリカ微粉末♯200(日本アエロジル社製)100部をジメチ ルシリコーンオイル(KF−96、100cs(信越化学社製))25部を溶剤 にて希釈したものとヘンシェルミキサーにて混合処理し、乾燥後、260℃で加 熱処理したもの。) 酸化チタン 0.5部 (製造例1で作成したもの。)
【0058】キャリアの作成 ・芯材料 Cu−Znフェライト(平均粒子径45μm) 100部 ・コート材料 シリコーン樹脂(SR−2411、固形分20重量%、東レダウコーニン グ・シリコーン社製) を流動床を用いて芯材料に対し、1.2重量部コーティ
ングし、更に210℃で2時間焼成を行ない、上記樹脂
で被覆されたキャリアを得た。
【0059】現像剤の作成 得られたトナー4wt%と、キャリア96wt%をター
ブラーミキサーで混合し、各色の現像剤を得た。得られ
た現像剤をリコー製プリテール300にセットし、非画
像部に相当する感光体上に付着したトナーの部分にプリ
ンタックを貼り付け、剥がしたプリンタックをリコー製
タイプ6200ペーパーに貼り付け、X−rite社製
のSpectro densitometerにより濃
度を測定し、プリンタックのみの濃度との差を、感光体
上地汚れ濃度とした。品質評価結果を表2に示す。
【0060】 実施例2トナーの作成 ・結着樹脂 ポリエステル樹脂(軟化点94℃) 40部 ポリエステル樹脂(軟化点118℃) 60部 ・ワックス パラフィンワックス(融点71℃) 4部 ・帯電制御剤 含フッ素4級アンモニウム塩化合物 1.5部 ・着色剤 実施例1に同じ を実施例1と同様に処理し、母体着色粒子を得た。各色
母体着色剤粒子の体積平均粒径は、以下のとおりであっ
た。 イエロートナー:7.5μm マゼンタトナー:7.7μm シアントナー :7.6μm ブラックトナー:7.8μm
【0061】さらに、これらの各母体着色粒子100重
量部に以下の外添剤をヘンシェルミキサーにて添加し
た。 シリカ 0.6部 コロイダルシリカ微粉末♯200(日本アエロジル社製)100部を、フッ素 変性シリコーンオイル(FL−100、450cs(信越化学社製))25部を 溶剤希釈したもので処理後、乾燥し、260℃で加熱処理したもの。 酸化チタン 0.6部 (製造例1で作成したもの。)
【0062】キャリアの作成 ・芯材料 Cu−Znフェライト、(球型、平均粒子径50μm) 100部 ・コート材料 シリコーン樹脂(実施例1と同じもの)1.0部を実施例1と同様に処理 し、キャリアを得た。
【0063】現像剤の作成 得られたトナー5wt%と、キャリア95wt%を実施
例1と同様に処理し、現像剤を得た。得られた現像剤を
実施例1と同様に評価した。品質評価結果を表2に示
す。
【0064】 実施例3トナーの作成 ・結着樹脂 ポリエステル樹脂(軟化点96℃) 100部 ・ワックス エステル系ワックス(融点83℃) 5部 ・帯電制御剤 サリチル酸誘導体金属塩(化合物例1に示されるもの) 2部 ・着色剤 実施例1に同じ を実施例1と同様に処理し、母体着色粒子を得た。各色
母体着色剤粒子の体積平均粒径は、以下のとおりであっ
た。 イエロートナー:7.3μm マゼンタトナー:7.6μm シアントナー :7.2μm ブラックトナー:7.9μm
【0065】さらに、これらの各母体着色粒子100重
量部に以下の外添剤をヘンシェルミキサーにて添加し
た。 シリカ 0.7部 コロイダルシリカ微粉末♯130(日本アエロジル社製)100部を、オレフ ィン変性シリコーンオイル(KF−415(信越化学社製))30部を溶剤希釈 したもので処理後、乾燥し、260℃で加熱処理したもの。 酸化チタン 0.4部 (製造例2で作成したもの。)
【0066】キャリアの作成 ・芯材料 Li−フェライト(球型、平均粒子径50μm) 100部 ・コート材料 シリコーン樹脂(実施例1と同じもの)1.2部を実施例1と同様に処理 し、キャリアを得た。
【0067】現像剤の作成 得られたトナー6wt%と、キャリア94wt%を実施
例1と同様に処理し、現像剤を得た。得られた現像剤を
実施例1と同様に評価した。品質評価結果を表2に示
す。
【0068】 実施例4トナーの作成 ・結着樹脂 ポリオール樹脂(軟化点108℃) 100部 ・ワックス エステル系ワックス(融点83℃) 6部 ・帯電制御剤 サリチル酸誘導体金属塩 2.5部 (化合物具体例No.(2)に示されるもの) ・着色剤 実施例1に同じ を実施例1と同様に処理し、母体着色粒子を得た。各色
母体着色剤粒子の体積平均粒径は、以下のとおりであっ
た。 イエロートナー:7.1μm マゼンタトナー:7.8μm シアントナー :7.4μm ブラックトナー:7.6μm
【0069】さらに、これらの各母体着色粒子100重
量部に以下の外添剤をヘンシェルミキサーにて添加し
た。 シリカ 0.4部 コロイダルシリカ微粉末♯200(日本アエロジル社製)100部を、ジメチ ルシリコーンオイル(KF−96、100cs(信越化学社製))25部を溶剤 希釈したもので処理後、乾燥し、260℃で加熱処理したもの。 酸化チタン 0.7部 (製造例3で作成したもの。)
【0070】キャリアの作成 ・芯材料 マグネタイト、(球型、平均粒子径50μm) 100部 ・コート材料 シリコーン樹脂(実施例1と同じもの:固形分20%)の固形分に対し、 γ−アミノプロピルメトチルジメトキシシランを20重量%混合し、芯材料に対 し1.0部を実施例1と同様に処理し、キャリアを得た。
【0071】現像剤の作成 得られたトナー7wt%と、キャリア93wt%を実施
例1と同様に処理し、現像剤を得た。得られた現像剤を
実施例1と同様に評価した。品質評価結果を表2に示
す。
【0072】 実施例5トナーの作成 ・結着樹脂 ポリエステル樹脂(軟化点109℃) 100部 ・ワックス ポリエチレンワックス(融点80℃) 5部 ・帯電制御剤 サリチル酸誘導体金属塩 2部 (化合物具体例No.(4)に示されるもの) ・着色剤 実施例1に同じ を実施例1と同様に処理し、母体着色粒子を得た。各色
母体着色剤粒子の体積平均粒径は、以下のとおりであっ
た。 イエロートナー:7.5μm マゼンタトナー:7.5μm シアントナー :7.3μm ブラックトナー:7.6μm
【0073】さらに、これらの各母体着色粒子100重
量部に以下の外添剤をヘンシェルミキサーにて添加し
た。 シリカ 0.7部 コロイダルシリカ微粉末♯130(日本アエロジル社製)100部を、α−メ チルスチレン変性シリコーンオイル(KF−410(信越化学社製))20部を 溶剤希釈したもので処理後、乾燥し、260℃で加熱処理したもの。 酸化チタン 0.7部 (製造例5で作成したもの。)
【0074】キャリアの作成 ・芯材料 マグネタイト、(球型、平均粒子径40μm) 100部 ・コート材料 シリコーン樹脂(実施例1と同じもの:固形分20%)の固形分に対し、 γ−アミノプロピルトリエトキシシランを25重量%混合し、芯材料に対し1. 9部を実施例1と同様に処理し、キャリアを得た。
【0075】現像剤の作成 得られたトナー5wt%と、キャリア95wt%を実施
例1と同様に処理し、現像剤を得た。得られた現像剤を
実施例1と同様に評価した。品質評価結果を表2に示
す。
【0076】 比較例1トナーの作成 ・結着樹脂 ポリオール樹脂(軟化点111℃) 100部 ・ワックス パラフィンワックス(融点70℃) 5部 ・帯電制御剤 含フッ素4級アンモニウム塩化合物 2部 ・着色剤 実施例1に同じ を実施例1と同様に処理し、母体着色粒子を得た。各色
母体着色剤粒子の体積平均粒径は、以下のとおりであっ
た。 イエロートナー:7.4μm マゼンタトナー:7.6μm シアントナー :7.6μm ブラックトナー:7.3μm
【0077】さらに、これらの各母体着色粒子100重
量部に以下の外添剤をヘンシェルミキサーにて添加し
た。 シリカ 0.5部 コロイダルシリカ微粉末♯200(日本アエロジル社製)100部をジメチル シリコーンオイル(KF−96、100cs(信越化学社製))20部を溶剤希 釈したもので処理後、乾燥し、260℃で加熱処理したもの。 酸化チタン 0.5部 酸化チタン微粉末(P−25(日本アエロジル社製))100部を、オクチル トリメトキシシラン20部を溶剤希釈、処理後、乾燥し、150℃で加熱処理し たもの。
【0078】キャリアの作成 ・芯材料 Cu−Znフェライト(平均粒子径50μm) 100部 ・コート材料 シリコーン樹脂(実施例1と同じもの)0.8部を実施例1と同様に処理 し、キャリアを得た。
【0079】現像剤の作成 得られたトナー5wt%と、キャリア95wt%を実施
例1と同様に処理し、現像剤を得た。得られた現像剤を
実施例1と同様に評価した。品質評価結果を表2に示
す。
【0080】 比較例2トナーの作成 ・結着樹脂 ポリオール樹脂(軟化点108℃) 100部 ・ワックス エステル系ワックス(融点83℃) 6部 ・帯電制御剤 サリチル酸誘導体金属塩 2.5部 (化合物具体例No.(2)に示されるもの) ・着色剤 実施例1に同じ を実施例1と同様に処理し、母体着色粒子を得た。各色
母体着色剤粒子の体積平均粒径は、以下のとおりであっ
た。 イエロートナー:7.4μm マゼンタトナー:7.4μm シアントナー :7.6μm ブラックトナー:7.8μm
【0081】さらに、これらの各母体着色粒子100重
量部に以下の外添剤をヘンシェルミキサーにて添加し
た。 シリカ 0.7部 コロイダルシリカ微粉末♯200(日本アエロジル社製)100部を、ヘキサ メチルジシラザン20部を溶剤希釈したもので処理後、乾燥し、200℃で加熱 処理したもの。 酸化チタン 0.6部 製造例3で作成したもの。
【0082】キャリアの作成 ・芯材料 Cu−Znフェライト(平均粒子径45μm) 100部 ・コート材料 シリコーン樹脂(実施例1と同じもの)1.0部を実施例1と同様に処理 し、キャリアを得た。
【0083】現像剤の作成 得られたトナー6wt%と、キャリア94wt%を実施
例1と同様に処理し、現像剤を得た。得られた現像剤を
実施例1と同様に評価した。品質評価結果を表2に示
す。
【0084】 比較例3トナーの作成 ・結着樹脂 ポリエステル樹脂(軟化点110℃) 100部 ・ワックス ポリプロピレンワックス(融点118℃) 5部 ・帯電制御剤 含フッ素4級アンモニウム塩化合物 1.5部 ・着色剤 実施例1に同じ を実施例1と同様に処理し、母体着色粒子を得た。各色
母体着色剤粒子の体積平均粒径は、以下のとおりであっ
た。 イエロートナー:7.2μm マゼンタトナー:7.3μm シアントナー :7.4μm ブラックトナー:7.5μm
【0085】さらに、これらの各母体着色粒子100重
量部に以下の外添剤をヘンシェルミキサーにて添加し
た。 シリカ 0.4部 (比較例2に示すものと同じ。) 酸化チタン 0.4部 (比較例1に示すものと同じ。)
【0086】キャリアの作成 ・芯材料 マグネタイト(球型、平均粒子径40μm) 100部 ・コート材料 シリコーン樹脂(実施例1と同じもの)1.3部を実施例1と同様に処理 し、キャリアを得た。
【0087】現像剤の作成 得られたトナー5wt%と、キャリア95wt%を実施
例1と同様に処理し、現像剤を得た。得られた現像剤を
実施例1と同様に評価した。品質評価結果を表2に示
す。
【0088】
【表2−1】
【0089】
【表2−2】
【0090】
【表2−3】
【0091】
【発明の効果】以上、詳細かつ具体的な説明から明らか
なように、本発明の現像剤は、少なくとも結着樹脂、着
色剤、ワックス、帯電制御剤及び外添剤からなるカラー
トナー及びキャリアからなる現像剤において、前記外添
剤としてシリコーンオイルで表面処理されたシリカと含
フッ素シラン系カップリング剤で表面処理された酸化チ
タンを合わせ含有することを特徴とすることから、ワッ
クス入りのカラートナーにおいても十分な流動性と帯電
立上り特性が良好で、地肌汚れの発生が防止され、更に
前記現像剤に用いるキャリアと撹拌時の外添剤を含まぬ
母体トナーの帯電量が−15〜+5(μc/g)で、外
添剤を含むトナーの帯電量が−20〜−35(μc/
g)であることを特徴とすることから、帯電立上り特性
が良好で、更に地肌汚れの発生防止効果をもち、また、
前記帯電制御剤に、サリチル酸誘導体金属塩を用いるこ
とを特徴とすることにより、帯電立上り特性が更に良好
となり、地肌汚れの発生を更に防止でき、更にまた、前
記キャリアが球型磁性粒子の表面にアミノシラン系カッ
プリング剤の分散されたシリコーン樹脂でコーティング
されていることを特徴とすることにより、帯電立上り特
性が更に良好となり、地肌汚れの発生を更に防止できる
という、極めて優れた効果を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 光輝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 智美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも結着樹脂、着色剤、ワック
    ス、帯電制御剤及び外添剤からなるカラートナー及びキ
    ャリアからなる現像剤において、前記外添剤としてシリ
    コーンオイルで表面処理されたシリカと含フッ素シラン
    系カップリング剤で表面処理された酸化チタンを合わせ
    含有することを特徴とする現像剤。
  2. 【請求項2】 前記現像剤に用いるキャリアと撹拌時の
    外添剤を含まぬ母体トナーの帯電量が−15〜+5(μ
    c/g)で、外添剤を含むトナーの帯電量が−20〜−
    35(μc/g)であることを特徴とする請求項1に記
    載の現像剤。
  3. 【請求項3】 前記帯電制御剤に、サリチル酸誘導体金
    属塩を用いることを特徴とする請求項1に記載の現像
    剤。
  4. 【請求項4】 前記キャリアが球型磁性粒子の表面にア
    ミノシラン系カップリング剤の分散されたシリコーン樹
    脂でコーティングされていることを特徴とする請求項1
    に記載の現像剤。
JP20832997A 1997-07-18 1997-07-18 電子写真用現像剤 Pending JPH1138670A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20832997A JPH1138670A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 電子写真用現像剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20832997A JPH1138670A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 電子写真用現像剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1138670A true JPH1138670A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16554471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20832997A Pending JPH1138670A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 電子写真用現像剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1138670A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310880A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Mitsubishi Chemicals Corp カラー電子写真用現像剤
WO2003087951A1 (en) * 2002-04-11 2003-10-23 Lg Chem, Ltd. Method for preparing of non-magnetic monocomponent color toner having superior long term stability
KR100409079B1 (ko) * 2001-01-17 2003-12-11 주식회사 엘지화학 고 전사 효율을 가지는 토너 조성물 및 그 제조방법
JP2007079504A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Ricoh Co Ltd トナー、画像形成方法、及びトナーの定着方法
US7592114B2 (en) 2005-01-18 2009-09-22 Lg Chem Ltd. Color toner for non-magnetic mono-component system for increasing printing quality and a method for preparing the same

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310880A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Mitsubishi Chemicals Corp カラー電子写真用現像剤
KR100409079B1 (ko) * 2001-01-17 2003-12-11 주식회사 엘지화학 고 전사 효율을 가지는 토너 조성물 및 그 제조방법
WO2003087951A1 (en) * 2002-04-11 2003-10-23 Lg Chem, Ltd. Method for preparing of non-magnetic monocomponent color toner having superior long term stability
US7374846B2 (en) 2002-04-11 2008-05-20 Lg Chem, Ltd. Method for preparing of non-magnetic monocomponent color toner having superior long term stability
US7592114B2 (en) 2005-01-18 2009-09-22 Lg Chem Ltd. Color toner for non-magnetic mono-component system for increasing printing quality and a method for preparing the same
JP2007079504A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Ricoh Co Ltd トナー、画像形成方法、及びトナーの定着方法
JP4681997B2 (ja) * 2005-09-16 2011-05-11 株式会社リコー トナーを製造する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3327125B2 (ja) 静電潜像現像剤及び画像形成方法
JP2017102392A (ja) 正帯電性トナー
JP5450332B2 (ja) 電子写真用正帯電乾式トナー
JP2012063602A (ja) 電子写真用正帯電乾式トナー
US6187489B1 (en) Electrostatic latent image developing toner and image-forming process
JPH05142856A (ja) 電子写真用トナー
JP3883747B2 (ja) 電子写真用カラートナー及び該トナーの製造方法並びに画像形成方法
JPH1010770A (ja) 静電潜像現像用トナー
JP2006227308A (ja) トナー及びそれを用いた画像形成方法
US10248036B2 (en) Positively chargeable toner
JPH1138670A (ja) 電子写真用現像剤
JP3240276B2 (ja) 非磁性一成分用フルカラートナー
JP4037021B2 (ja) 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法
US5863684A (en) Developer, image forming method, and multicolor image forming method
US6824943B2 (en) Toner for electrostatic image development
JP4310146B2 (ja) トナー
JP3637378B2 (ja) 電子写真用カラートナー
JP2000010350A (ja) 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤及び画像形成方法
JP2787896B2 (ja) 電子写真用トナー組成物、電子写真用現像剤および画像形成方法
JPH11202545A (ja) 電子写真用カラー現像剤および現像方法
JP4063984B2 (ja) 負帯電性トナーおよび画像形成方法
JP7427965B2 (ja) トナー、トナー収容容器、現像剤、現像剤収容容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及びトナーの製造方法
JPH11249341A (ja) 非磁性一成分現像用カラートナー
JP3958147B2 (ja) 電子写真用トナー、それを用いた現像剤及び画像形成方法
JP2001005213A (ja) 静電荷像現像用トナー及び二成分現像剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061019