JPH1137111A - 直線シリンダ停止装置 - Google Patents

直線シリンダ停止装置

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JPH1137111A
JPH1137111A JP22292297A JP22292297A JPH1137111A JP H1137111 A JPH1137111 A JP H1137111A JP 22292297 A JP22292297 A JP 22292297A JP 22292297 A JP22292297 A JP 22292297A JP H1137111 A JPH1137111 A JP H1137111A
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JP
Japan
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piston rod
elastic body
brake
piston
shaped elastic
Prior art date
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Application number
JP22292297A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Yano
重幸 矢野
Kikunori Arima
▲きく▼徳 有馬
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線シリンダの停止装置を、小型、製作容易
で安価にした。 【構成】 停止させる直線シリンダのピストンロッドに
一本または複数のスリットを有する薄肉ブレーキシュを
外挿し、かつ、該薄肉ブレーキシュが拡開されたU字型
弾性体に内包された状態でケーシングに配設されたこと
によりピストンロッドをロックし、さらに、該U字型弾
性体の両端部内側に一対のローラが一個の支持ケースに
て配設され、該ローラ間に、テーパ部を有するピストン
の該テーパ部を押し込んで拡開されたU字型弾性体をさ
らに拡開してブレーキロックを解除するように構成した
直線シリンダ停止装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直線シリンダのピスト
ンロッドを任意の位置でロックして、停止させる直線シ
リンダ停止装置に係わり、特に小型で、製作容易で、安
価な直線シリンダ停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に直線シリンダ停止装置は、ピスト
ンロッドを挟み込むか、握ることによって、その摩擦力
でピストンロッドをロックする方法がよく用いられてい
るが、従来この種の停止装置としては、偏芯増力型、歪
み応力型、等がある、偏芯応力型はピストンロッドの軸
芯に対して偏芯した位置に回転中心を有する一対のブレ
ーキ部材を、互いに反対方向に回転させ、その偏芯距離
と回転中心からブレーキ力の発生源のバネの作用点まで
の距離の比率でバネ力を増力した直線シリンダ停止装置
である。
【0003】また歪み応力型は、内径をピストンロッド
の外径に対してわずかに小さくしたブレーキ部材を拡開
してピストンロッドに外挿し、このブレーキ部材にピス
トンロッドの軸方向に平行な開口部を設け、これを押し
広げることによりブレーキロックを解除する直線シリン
ダ停止装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、偏芯増力型は
ピストンロッドの軸芯に対して偏芯した位置に回転中心
を有する一対のブレーキ部材と、ブレーキ力を発生させ
るバネ、及び、ブレーキロックを解除するアクチェータ
から構成されるが、付帯するシリンダに比べ、大型とな
り、かつ偏芯加工を必要とするため、高い加工精度も必
要となり製作コストが高くなる問題がある。
【0005】また、歪み応力型は、ブレーキ力を発生さ
せるための歪み応力発生部材と、ピストンロッドを挟み
込む部材が同一であるため、挟まれるピストンロッドに
対しては傷を付けない柔らかい材質で、かつ、設計計算
上一定の定まった弾性係数を有する部材を選定する必要
がある、しかしピストンロッドの外径に対してブレーキ
ロックを解除したときの拡開寸法を大きく(0.05m
m以上)とるためには、部材の選定に困難があり、ま
た、使用上に起こる摩耗が進行した場合は、このブレー
キ部材全てを交換する必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、上記請求項1に係わる発明の構造上の特徴は、一本
または複数のスリットを有する薄肉ブレーキシュが、該
ピストンロッドに外挿され、かつ、拡開されたU字型弾
性体に内包されたことによりピストンロッドをロック
し、さらに該U字型弾性体の両端部内側に一対のローラ
がコイルバネにて支持された一個のケースにて配設さ
れ、回転かつ移動可能な状態で該ピストンロッドの軸方
向に平行して設けられ、テーパ状拡開部を有するピスト
ンが該ローラ間で該テーパ状拡開部の両側面が接触する
ように配設され、該ピストンをさらに押し込むことによ
って、拡開されたU字型弾性体をさらに拡開しブレーキ
ロックを解除するように構成し、ブレーキ摩擦部材と、
ブレーキ力発生部材を分離したことにある。
【0007】
【発明の作用、効果】上記のように構成した、請求項1
に係わる発明においては、ピストンロッドを挟み込む部
材と、ブレーキ力を発生させる部材が異なっているた
め、各々最適条件の部材を選定することができ、かつブ
レーキロックを解除した時の拡開寸法も大きく(0.1
mm程度)取れるため組立製作が容易で、コストも安く
小型化でき、かつ、使用上に起こる摩耗が発生した場合
も、安価な薄肉ブレーキシュの消耗部品交換のみで対応
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1〜図4は本発明の実施に係わる直線シリンダ停
止装置を概略的に示したものである。直線シリンダ停止
装置Bは図1に示すように直線シリンダCのピストンロ
ッド5に外挿され、直線シリンダに組み付けられてい
る。
【0009】直線シリンダ停止装置Bは、ピストンロッ
ド5の外径よりもわずかに大きい内径を有し、ピストン
ロッド5の軸方向に一本または複数のスリットを有する
ブレーキシュ7をピストンロッド5に外挿し、U字型弾
性体2が拡開されてブレーキシュ7を内包する構造で、
ケーシング6内にブレーキシュ7、U字型弾性体2、ピ
ストン4、ピストンパッキン4a、一対のローラ1、ケ
ース3、コイルバネ3a、コイルバネ4c、を内蔵した
ものである。
【0010】次に、上記のように構成した直線シリンダ
停止装置の動作について説明する。ピストンロッド5の
外形よりも、わずかに大きい内径を有するブレーキシュ
7が、拡開されたU字型弾性体2に内包されて、シリン
ダCに組み付けられた直線シリンダ停止装置Bのエアー
供給ポート6aから、ブレーキ解除のための加圧エアー
を加えると、ピストン4のテーパ部4bが一対のローラ
1間に押し込まれ、この一対のローラ1は、U字型弾性
体2の両端部2aを押し拡げることによりU字型弾性体
2は、より拡開され、ブレーキシュ7の内径はピストン
ロッド5の外径よりも大きい初期状態となり、ブレーキ
を解除する。また直線シリンダ停止装置Bのエアー供給
ポート6aから、加圧エアーが排気されるとピストン4
はコイルバネ4cにより移動させられピストン4のテー
パ部4bもコイルバネ3aにてケース3と共に移動した
一対のローラ1間から脱出する、このためU字型弾性体
2の両端部2aに加わっていた押し広げる力は無くなり
U字型弾性体2は、内包されているブレーキシュ7を縮
径してピストンロッド5を締め付けブレーキを掛ける。
【0011】以上に説明したように、本実施例に係わる
直線シリンダ停止装置は、ピストンロッドを挟み込む部
材と、ブレーキ力を発生させる部材が異なっているた
め、各々、最適の部材の選定ができ、かつ、ブレーキ解
除時のブレーキシュの内径が大きくとれるため組立が容
易で製造価格も安くでき、消耗部品の交換で製品寿命も
永くできる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる直線シリンダ停止装
置の断面図である。
【図2】本直線シリンダ停止装置のI−I断面図であ
る。
【図3】本直線シリンダ停止装置のII−II断面から
見た図の一部である。
【図4】図3のIII−III線方向の図である。
【符号の説明】
1;ローラ、 2;U字型弾性体、 3:ケース、
4;ピストン、5;ピストンロッド、 6;ケーシン
グ、 7;ブレーキシュ、 B;直線シリンダ停止装
置、 C;直線シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線シリンダのピストンロッドの軸方向
    に一本または複数のスリットを有する薄肉ブレーキシュ
    が、該ピストンロッドに外挿され、かつ、拡開されたU
    字型弾性体に内包され、該U字型弾性体の両端部内側に
    一対のローラが一個のケースに配設され、回転かつ移動
    可能な状態で該ピストンロッドの軸方向に平行して設け
    られ、テーパ状拡開部を有するピストンが該ローラ間で
    該テーパ状拡開部の両側面が接触するように配設され、
    該ピストンを押し込むことによって拡開されたU字型弾
    性体をさらに拡開し、該薄肉ブレーキシュを介したブレ
    ーキロックを解除するように構成した直線シリンダ停止
    装置。
JP22292297A 1997-07-14 1997-07-14 直線シリンダ停止装置 Pending JPH1137111A (ja)

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JP22292297A JPH1137111A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 直線シリンダ停止装置

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JPH1137111A true JPH1137111A (ja) 1999-02-09

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JP2008075699A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 I & T:Kk 制動装置
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