JPH11355203A - メッセージ送信方式 - Google Patents

メッセージ送信方式

Info

Publication number
JPH11355203A
JPH11355203A JP10163170A JP16317098A JPH11355203A JP H11355203 A JPH11355203 A JP H11355203A JP 10163170 A JP10163170 A JP 10163170A JP 16317098 A JP16317098 A JP 16317098A JP H11355203 A JPH11355203 A JP H11355203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
message
broadcast message
mobile terminals
group identifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10163170A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Oki
浩 大木
Shunichi Itano
俊一 板野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10163170A priority Critical patent/JPH11355203A/ja
Publication of JPH11355203A publication Critical patent/JPH11355203A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の移動端末に同一メッセージを容易に送
信でき、しかも同報の対象となる移動端末を任意に指定
できるメッセージ送信方式を提供する。 【解決手段】 複数の移動端末に共通のグループ識別子
を付与し、このグループ識別子とそれに属する複数の移
動端末の呼出番号との対応関係を各移動端末1a,1
b,1c,1dおよび1eがメンバ表60として記憶し
ていることにより、任意の移動端末1a,1b,1c,
1dまたは1eがこのグループ識別子を伴う同報メッセ
ージを受信したとき、このメンバ表をグループ識別子に
基づいて参照して次送信先に同報メッセージ101を送
信し、次々と、この同報メッセージ101を受信した移
動端末1a,1b,1c,1dまたは1eはこのグルー
プ識別子を伴う同報メッセージ101を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の移動可能
な無線端末(以下、移動端末と呼ぶ)へ同一メッセージ
を送信するメッセージ送信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば特開平1−202937
号公報に示された従来の同報メッセージ送信方式の一例
を示すシステム構成図である。
【0003】図8において、移動端末1a,1bが同一
メッセージを送る複数の宛先を予め指定して、それらに
共通のグループ識別子を付与し、そのグループ識別子と
それに属する移動端末の呼出番号の対応関係を同報制御
装置8に送信し、その後移動端末1a,1bがそのグル
ープ識別子とメッセージを同報制御装置8に送信するこ
とにより該グループ識別子に属する移動端末にメッセー
ジを送信する構成となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のシステム構
成では複数の移動端末に同一メッセージを送信するため
同報制御装置を必要とした。また、同報制御装置を利用
せずに同一メッセージを送信するためには発信元の移動
端末がすべての宛先にメッセージを送信しなくてはなら
ず、利便性にかけるという問題点があった。
【0005】この発明は、従来方式の問題点を解消する
ためになされたもので、複数の移動端末に同一メッセー
ジを容易に送信でき、しかも同報の対象となる移動端末
を任意に指定できるメッセージ送信方式を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るメッセ
ージ送信方式では、通信網に伝送路を介して接続する複
数の無線交換局と、前記無線交換局にそれぞれ伝送路を
介して接続する複数の無線基地局と、前記複数の無線基
地局のうち1局に無線通信網を介して接続する複数の移
動端末とを備えた通信システムにおけるメッセージ送信
方式において、前記移動端末が複数の移動端末宛てに同
報メッセージを送信するため、これら複数の移動端末に
共通のグループ識別子を付与し、このグループ識別子と
それに属する複数の移動端末の呼出番号との対応関係を
各移動端末がメンバ表として記憶し、同報メッセージの
発信元の移動端末はメンバ表の自呼出番号の次の呼出番
号の移動端末宛てにこのグループ識別子を伴う同報メッ
セージを送信する手段を有するとともに、このグループ
識別子を伴う同報メッセージを受信した移動端末は、グ
ループ識別子に基づいてメンバ表を参照することにより
次に送信すべき移動端末を知り、その移動端末宛てに当
該同報メッセージを送信する手段を有するものである。
【0007】第2の発明では、前記複数の移動端末はそ
れぞれが記憶しているメンバ表に該当しない複数の移動
端末宛てに同報メッセージを送信するため、これら複数
の移動端末に共通の新たなグループ識別子を付与し、こ
のグループ識別子とそれに属する複数の移動端末の呼出
番号との対応関係を各移動端末に送信する手段を有する
とともに、各移動端末は受信した新たなグループ識別子
とそれに属する移動端末の呼出番号との対応関係をメン
バ表に追加する手段を有し、この新たなグループ識別子
を伴う同報メッセージを送信する手段を有するものであ
る。
【0008】第3の発明では、通信網に伝送路を介して
接続する複数の無線交換局と、前記無線交換局にそれぞ
れ伝送路を介して接続する複数の無線基地局と、前記複
数の無線基地局のうち1局に無線通信網を介して接続す
る複数の移動端末とを備えた通信システムにおけるメッ
セージ送信方式において、前記複数の移動端末は複数の
移動端末宛てに同報メッセージを送信するため、これら
複数の移動端末の呼出番号を伴う同報メッセージを送信
する手段を有するとともに、この複数の移動端末の呼出
番号を伴う同報メッセージを受信した移動端末は受信し
た同報メッセージから自呼出番号を削除し、当該同報メ
ッセージに移動端末の呼出番号が含まれていればその移
動端末宛てに、含まれていなければ発信元の移動端末宛
てに、当該同報メッセージを送信する手段を有するもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.次に、この発明の
実施の形態1を、図1,図2,図3および図4を用いて
説明する。
【0010】図1において、この発明の実施の形態1の
メッセージ送信方式は、任意の場所に移動可能な移動端
末1a,1b,1c,1d,1eと、無線基地局2a,
2b,2c,2d,2eと、無線交換局3a,3bと、
前記移動端末1a,1b,1c,1d,1eと前記無線
基地局2a,2b,2c,2d,2eとを結ぶ無線通信
網4と、前記無線交換局3a,3bと伝送路を介して結
ばれている通信網5から構成される。
【0011】図2において、前記移動端末1a,1b,
1c,1d,1eは、前記無線基地局2a,2b,2
c,2d,2eとの間で電波を送受信する無線アンテナ
11と、移動端末としての動作を管理、制御する制御部
12と、前記無線アンテナ11を管理、制御する無線部
13と、受信したメッセージを表示する表示部14と、
メッセージの同報先を記憶しているグループメンバ記憶
部15と、受信したメッセージを記憶しているメッセー
ジ記憶部16とから構成される。
【0012】図3において、メンバ表60は、移動端末
の呼出番号とグループ識別子との対応関係を示すテーブ
ルで、各移動端末1a,1b,1c,1d,1eのグル
ープメンバ記憶部15に記憶されるテーブルである。
【0013】図4において、移動端末1aはグループメ
ンバ記憶部15に記憶しているグループ識別子GIDa
を用いて移動端末1bと移動端末1cに同一メッセージ
を送信する動作を説明するシーケンス図である。
【0014】次に、この発明の実施の形態1の動作につ
いて、図1,図2,図3および図4を用いて説明する。
【0015】まず、移動端末1aと移動端末1bと移動
端末1cに共通のグループ識別子GIDaを付与する。
つまり、このグループ識別子GIDaはメンバ数3でこ
のグループに属するメンバの呼出番号はそれぞれPID
aとPIDbとPIDcである。このようなグループ識
別子と移動端末の呼出番号との対応関係を移動端末1
a、移動端末1bおよび移動端末1cがそれぞれグルー
プメンバ記憶部15にメンバ表60として記憶してい
る。
【0016】移動端末1aは、移動端末1bと移動端末
1cに同一メッセージを送信するため、グループメンバ
記憶部15に記憶しているメンバ表60を参照し、グル
ープ識別子GIDaを用いることを知り、このメンバ表
60のグループ識別子GIDaの欄の自呼出番号PID
aの次に記載されている呼出番号PIDbが次送信先で
あることを知り、呼出番号PIDb宛てにメッセージ記
憶部16に記憶している同報メッセージ101を送信す
る。
【0017】次に、移動端末1bは、移動端末1aから
のグループ識別子GIDaを伴う同報メッセージ101
を受信し、この同報メッセージ101がメッセージ記憶
部16に記憶されていないことを確認してからメッセー
ジ記憶部16に記憶するとともに表示部14にて同報メ
ッセージ101を表示する。この同報メッセージ101
に示されているグループ識別子GIDaに基づいてグル
ープメンバ記憶部15に記憶しているメンバ表60を検
索し、グループ識別子GIDaの欄の自呼出番号PID
bの次に記載されている呼出番号PIDcが次送信先で
あることを知り、呼出番号PIDc宛てにメッセージ記
憶部16に記憶している同報メッセージ101を送信す
る。
【0018】次に、移動端末1cは、移動端末1bから
のグループ識別子GIDaを伴う同報メッセージ101
を受信し、この同報メッセージ101がメッセージ記憶
部16に記憶されていないことを確認してからメッセー
ジ記憶部16に記憶するとともに表示部14にて同報メ
ッセージ101を表示する。この同報メッセージ101
に示されているグループ識別子GIDaに基づいてグル
ープメンバ記憶部15に記憶しているメンバ表60を検
索し、グループ識別子GIDaの欄の自呼出番号PID
cの次に呼出番号が記載されていないことを知り、この
欄の先頭の呼出番号PIDaが次送信先であることを知
り、呼出番号PIDa宛てにメッセージ記憶部16に記
憶している同報メッセージ101を送信する。
【0019】次に、移動端末1aは、移動端末1cから
のグループ識別子GIDaを伴う同報メッセージ101
を受信し、この同報メッセージ101がメッセージ記憶
部16に記憶していたことを認識し、この同報メッセー
ジ101は自分が発信元であることを知る。
【0020】このようにして、複数の移動端末に同一メ
ッセージを送信する。
【0021】この実施の形態のメッセージ送信方式は、
通信網に伝送路を介して接続する複数の無線交換局と、
前記無線交換局にそれぞれ伝送路を介して接続する複数
の無線基地局と、前記複数の無線基地局のうち1局に無
線通信網を介して接続する複数の移動端末とを備えてい
る通信システムにおいて、移動端末1a,1b,1c,
1dまたは1eはメンバ表60の自呼出番号の次の呼出
番号の移動端末宛てに同報メッセージを送信する手段に
より同一メッセージを複数の移動端末に送信するメッセ
ージ送信方式である。
【0022】この実施の形態1のメッセージ送信方式に
おいては、複数の移動端末1a,1b,1c,1dまた
は1eに共通のグループ識別子を付与し、このグループ
識別子とそれに属する複数の移動端末の呼出番号との対
応関係を各移動端末1a,1b,1c,1dおよび1e
がメンバ表60として記憶していることにより、任意の
移動端末1a,1b,1c,1dまたは1eがこのグル
ープ識別子を伴う同報メッセージを受信したとき、この
メンバ表をグループ識別子に基づいて参照して次送信先
に同報メッセージ101を送信し、次々と、この同報メ
ッセージ101を受信した移動端末1a,1b,1c,
1dまたは1eはこのグループ識別子を伴う同報メッセ
ージ101を送信するので、同一メッセージを複数の移
動端末に送信することとなる。
【0023】この発明による実施の形態1によれば、同
報制御装置を用いずに複数の移動端末1a,1b,1
c,1dまたは1eに同一のメッセージを送信できるよ
うにしたので、システム構成が安価にでき、任意の移動
端末に同一メッセージを送信できる。
【0024】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を、図1,図2,図3および図5を用いて説明す
る。
【0025】図5において、移動端末1bはグループメ
ンバ記憶部15に記憶しているメンバ表60に該当する
グループの存在しない移動端末1bと移動端末1cと移
動端末1dとから構成されるグループに同一メッセージ
を送信する動作を説明するシーケンス図である。
【0026】次に、この実施の形態2の動作について、
図1,図2,図3および図5を用いて説明する。
【0027】まず、移動端末1bは、グループメンバ記
憶部15に記憶しているメンバ表60のグループ識別子
と重複がないように、移動端末1bと移動端末1cと移
動端末1dに共通の新たなグループ識別子GIDbbを
付与する。つまり、この新たなグループ識別子GIDb
bはメンバ数3でメンバの呼出番号はそれぞれPIDb
とPIDcとPIDdである。このようなグループ識別
子と移動端末の呼出番号との対応関係をグループメンバ
記憶部15に記憶しているメンバ表60に追加するとと
もに、この新たなグループの自移動端末以外の移動端末
1cと移動端末1dに送信する。
【0028】移動端末1cと移動端末1dは、移動端末
1bから送付されたメンバ表201をそれぞれのグルー
プメンバ記憶部15に記憶しているメンバ表60に追加
して記憶する。
【0029】次に、移動端末1bは、移動端末1cと移
動端末1dに同一メッセージを送信するため、先ほど新
たに付与したグループ識別子GIDbbを用いて、自呼
出番号PIDbの次の呼出番号PIDc宛てにメッセー
ジ記憶部16に記憶している同報メッセージ202を送
信する。
【0030】次に、移動端末1cは、移動端末1bから
のグループ識別子GIDbbを伴う同報メッセージ20
2を受信し、この同報メッセージ202がメッセージ記
憶部16に記憶されていないことを確認してからメッセ
ージ記憶部16に記憶するとともに表示部14にて同報
メッセージ202を表示する。この同報メッセージ20
2に示されているグループ識別子GIDbbに基づいて
グループメンバ記憶部15に記憶しているメンバ表60
を検索し、グループ識別子GIDbbの欄の自呼出番号
PIDcの次に記載されている呼出番号PIDdが次送
信先であることを知り、呼出番号PIDd宛てにメッセ
ージ記憶部16に記憶している同報メッセージ202を
送信する。
【0031】次に、移動端末1dは、移動端末1cから
のグループ識別子GIDbbを伴う同報メッセージ20
2を受信し、この同報メッセージ202がメッセージ記
憶部16に記憶されていないことを確認してからメッセ
ージ記憶部16に記憶するとともに表示部14にて同報
メッセージ202を表示する。この同報メッセージ20
2に示されているグループ識別子GIDbbに基づいて
グループメンバ記憶部15に記憶しているメンバ表60
を検索し、グループ識別子GIDbbの欄の自呼出番号
PIDdの次に呼出番号が記載されていないことを知
り、この欄の先頭の呼出番号PIDbが次送信先である
ことを知り、呼出番号PIDb宛てにメッセージ記憶部
16に記憶している同報メッセージ202を送信する。
【0032】次に、移動端末1bは、移動端末1dから
のグループ識別子GIDbbを伴う同報メッセージ20
2を受信し、この同報メッセージ202がメッセージ記
憶部16に記憶していることを認識し、この同報メッセ
ージ202は自分が発信元であることを知る。
【0033】このようにして、複数の移動端末からなる
新たなグループを形成して同一メッセージを送信する。
【0034】この実施の形態2のメッセージ送信方式
は、複数の移動端末1a,1b,1c,1dおよび1e
に共通の新たなグループ識別子を付与し、このグループ
識別子とこのグループに属する移動端末の呼出番号との
対応関係を各移動端末に送信する手段と、各移動端末は
この新たなグループ識別子とこのグループに属する移動
端末の呼出番号との対応関係をメンバ表60に追加する
手段により、それまで記憶していたメンバ表60になか
った複数の移動端末宛てに同一メッセージを送信するメ
ッセージ送信方式である。
【0035】この実施の形態2のメッセージ送信方式に
おいては、メンバ表60に記憶していない複数の移動端
末に新たなグループ識別子を付与し、この新たなグルー
プ識別子とこの新たなグループに属する移動端末の呼出
番号との対応関係を各移動端末1a,1b,1c,1d
および1eに送信して、各移動端末1a,1b,1c,
1dおよび1eはこの新たな対応関係をメンバ表60に
追加することにより、メンバ表60に記憶していなかっ
た複数の移動端末にも同一のメッセージを送信できるこ
とになる。
【0036】この発明による実施の形態2によれば、メ
ンバ表60に記憶していない複数の移動端末に新たなグ
ループ識別子を付与し、この新たなグループ識別子とこ
の新たなグループに属する移動端末の呼出番号との対応
関係を各移動端末1a,1b,1c,1dおよび1eに
送信して、各移動端末はこの新たな対応関係をメンバ表
60に追加することにより、メンバ表60に記憶してい
なかった複数の移動端末にも同一のメッセージを送信で
きる。
【0037】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3を、図1,図2,図6および図7を用いて説明す
る。
【0038】図6において、移動端末1a,1c,1e
に送られる同報メッセージ301は、発信元71と宛先
数72と宛先73a,73bからなるメッセージヘッダ
70とメッセージ本体74から構成される。
【0039】図7において、移動端末1aは、グループ
メンバ記憶部15に記憶しているメンバ表60に該当す
るグループの存在しない場合や、あるいは、グループメ
ンバ記憶部15が存在しない場合であっても、移動端末
1aと移動端末1cと移動端末1eとから構成されるグ
ループに同一メッセージを送信する動作を説明するシー
ケンス図である。
【0040】次に、この実施の形態3の動作について、
図1,図2,図6および図7を用いて説明する。
【0041】まず、移動端末1aは、移動端末1cと移
動端末1eに同一メッセージを送信するため、メッセー
ジヘッダ70の発信元71を移動端末1aに、宛先数7
2を2に、宛先73a,73bをそれぞれ移動端末1c
と移動端末1eに設定した同報メッセージ301を移動
端末1c宛てに送信し、同報メッセージ本体74をメッ
セージ記憶部16に記憶する。
【0042】次に、移動端末1cは、移動端末1aから
の同報メッセージ301を受信し、この同報メッセージ
301のメッセージヘッダ70の発信元71が自呼出番
号でないことを確認して、メッセージ記憶部16にメッ
セージ本体74を記憶するとともに表示部14にてメッ
セージ本体74を表示する。この同報メッセージ301
のメッセージヘッダ70から自宛先73aを削除し、宛
先数72を1減じて、宛先数が0でないので、次宛先7
3bに基づいて呼出番号PIDe宛てに同報メッセージ
301を送信する。
【0043】次に、移動端末1eは、移動端末1cから
の同報メッセージ301を受信し、この同報メッセージ
301のメッセージヘッダ70の発信元71が自呼出番
号でないことを確認して、メッセージ記憶部16にメッ
セージ本体74を記憶するとともに表示部14にてメッ
セージ本体74を表示する。この同報メッセージ301
のメッセージヘッダ70から自宛先73bを削除し、宛
先数72を1減じて、宛先数が0となったので、発信元
71に基づいて呼出番号PIDa宛てに同報メッセージ
301を送信する。
【0044】次に、移動端末1aは、移動端末1eから
の同報メッセージ301を受信し、この同報メッセージ
301のメッセージヘッダ70の発信元71が自呼出番
号であることから、自分が発信元であることを知る。
【0045】このようにして、複数の移動端末からなる
新たなグループを形成してグループメンバ記憶部15の
有無に関わらず同一メッセージを送信する。
【0046】この発明による実施の形態3のメッセージ
送信方式は、複数の移動端末1a,1b,1c,1dま
たは1eの呼出番号を伴う同報メッセージを送信する手
段と、同報メッセージから自呼出番号を削除し、当該同
報メッセージに移動端末の呼出番号が含まれていればそ
の移動端末宛てに、含まれていなければ発信元の移動端
末宛てに、当該同報メッセージ301を送信する手段に
より、メンバ表を持たない移動端末も含む任意の複数の
移動端末宛てに同一メッセージを送信するメッセージ送
信方式である。
【0047】この実施の形態3のメッセージ送信方式に
おいては、複数の移動端末1a,1b,1c,1dまた
は1eの呼出番号を伴う同報メッセージを送信すること
により、移動端末1a,1b,1c,1dまたは1eが
この複数の移動端末の呼出番号を伴う同報メッセージ3
01を受信したとき、この同報メッセージ301から自
呼出番号を削除して、当該同報メッセージ301に移動
端末の呼出番号が含まれていればその移動端末宛てに、
含まれていなければ発信元の移動端末宛てに、当該同報
メッセージ301を送信することができるので、メンバ
表の有無に関わらず任意の移動端末に同一メッセージを
送信できることになる。
【0048】この発明による実施の形態3によれば、複
数の移動端末の呼出番号を伴う同報メッセージを送信す
ることにより、移動端末1a,1b,1c,1dまたは
1eがこの複数の移動端末の呼出番号を伴う同報メッセ
ージ301を受信したとき、この同報メッセージ301
から自呼出番号を削除して、当該同報メッセージに移動
端末の呼出番号が含まれていればその移動端末宛てに、
含まれていなければ発信元の移動端末宛てに、当該同報
メッセージ301を送信することができるので、メンバ
表の有無に関わらず任意の移動端末に同一メッセージを
送信できる。
【0049】
【発明の効果】第1の発明によれば、同報制御装置を用
いずに複数の移動端末に同一のメッセージを送信できる
ようにしたので、システム構成が安価にでき、任意の移
動端末に同一メッセージを送信できる。
【0050】第2の発明によれば、メンバ表に記憶して
いない複数の移動端末に新たなグループ識別子を付与
し、この新たなグループ識別子とこの新たなグループに
属する移動端末の呼出番号との対応関係を各移動端末に
送信して、各移動端末はこの新たな対応関係をメンバ表
に追加することにより、メンバ表に記憶していなかった
複数の移動端末にも同一のメッセージを送信できる。
【0051】第3の発明によれば、複数の移動端末の呼
出番号を伴う同報メッセージを送信することにより、移
動端末がこの複数の移動端末の呼出番号を伴う同報メッ
セージを受信したとき、この同報メッセージから自呼出
番号を削除して、当該同報メッセージに移動端末の呼出
番号が含まれていればその移動端末宛てに、含まれてい
なければ発信元の移動端末宛てに、当該同報メッセージ
を送信することができるので、メンバ表の有無に関わら
ず任意の移動端末に同一メッセージを送信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態のメッセージ送信方
式を示すシステム構成図である。
【図2】 この発明の実施の一形態の移動端末のブロッ
ク図である。
【図3】 この発明の実施の一形態のグループ識別子と
これに属する移動端末の呼出番号との対応関係を説明す
るメンバ表を示す図である。
【図4】 この発明の実施の一形態の動作シーケンスを
示すシーケンス図である。
【図5】 この発明の実施の一形態の動作シーケンスを
示すシーケンス図である。
【図6】 この発明の実施の一形態の同報メッセージの
フォーマットを示す図である。
【図7】 この発明の実施の一形態の動作シーケンスを
示すシーケンス図である。
【図8】 従来のメッセージ送信方式を示すシステム構
成図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e 移動端末、2a,2
b,2c,2d,2e無線基地局、3a,3b 無線交
換局、4 無線通信網、5 通信網、11 無線アンテ
ナ、12 制御部、13 無線部、14 表示部、15
グループメンバ記憶部、16 メッセージ記憶部、6
0 メンバ表、101 同報メッセージ、201 メン
バ表、202 同報メッセージ、301 同報メッセー
ジ、70メッセージヘッダ、71 発信元の移動端末の
呼出番号、72 宛先数、73a,73b 宛先の移動
端末の呼出番号、74 同報メッセージの本体、8 同
報制御装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網に伝送路を介して接続する複数の
    無線交換局と、前記無線交換局にそれぞれ伝送路を介し
    て接続する複数の無線基地局と、前記複数の無線基地局
    のうち1局に無線通信網を介して接続する複数の移動端
    末とを備えた通信システムにおけるメッセージ送信方式
    において、前記移動端末が複数の移動端末宛てに同報メ
    ッセージを送信するため、これら複数の移動端末に共通
    のグループ識別子を付与し、このグループ識別子とそれ
    に属する複数の移動端末の呼出番号との対応関係を各移
    動端末がメンバ表として記憶し、同報メッセージの発信
    元の移動端末はメンバ表の自呼出番号の次の呼出番号の
    移動端末宛てにこのグループ識別子を伴う同報メッセー
    ジを送信する手段を有するとともに、このグループ識別
    子を伴う同報メッセージを受信した移動端末は、グルー
    プ識別子に基づいてメンバ表を参照することにより次に
    送信すべき移動端末を知り、その移動端末宛てに当該同
    報メッセージを送信する手段を有することを特徴とする
    メッセージ送信方式。
  2. 【請求項2】 前記複数の移動端末はそれぞれが記憶し
    ているメンバ表に該当しない複数の移動端末宛てに同報
    メッセージを送信するため、これら複数の移動端末に共
    通の新たなグループ識別子を付与し、このグループ識別
    子とそれに属する複数の移動端末の呼出番号との対応関
    係を各移動端末に送信する手段を有するとともに、各移
    動端末は受信した新たなグループ識別子とそれに属する
    移動端末の呼出番号との対応関係をメンバ表に追加する
    手段を有し、この新たなグループ識別子を伴う同報メッ
    セージを送信する手段を有することを特徴とする請求項
    1に記載のメッセージ送信方式。
  3. 【請求項3】 通信網に伝送路を介して接続する複数の
    無線交換局と、前記無線交換局にそれぞれ伝送路を介し
    て接続する複数の無線基地局と、前記複数の無線基地局
    のうち1局に無線通信網を介して接続する複数の移動端
    末とを備えた通信システムにおけるメッセージ送信方式
    において、前記複数の移動端末は複数の移動端末宛てに
    同報メッセージを送信するため、これら複数の移動端末
    の呼出番号を伴う同報メッセージを送信する手段を有す
    るとともに、この複数の移動端末の呼出番号を伴う同報
    メッセージを受信した移動端末は受信した同報メッセー
    ジから自呼出番号を削除し、当該同報メッセージに移動
    端末の呼出番号が含まれていればその移動端末宛てに、
    含まれていなければ発信元の移動端末宛てに、当該同報
    メッセージを送信する手段を有することを特徴とするメ
    ッセージ送信方式。
JP10163170A 1998-06-11 1998-06-11 メッセージ送信方式 Pending JPH11355203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10163170A JPH11355203A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 メッセージ送信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10163170A JPH11355203A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 メッセージ送信方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11355203A true JPH11355203A (ja) 1999-12-24

Family

ID=15768581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10163170A Pending JPH11355203A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 メッセージ送信方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11355203A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309381B1 (ko) * 1999-12-28 2001-10-17 윤종용 휴대용 무선 단말기의 단문메시지 동송 방법
KR20040016074A (ko) * 2002-08-14 2004-02-21 주식회사 다이알로직 코리아 Sms 공유 시스템 및 방법
KR100425701B1 (ko) * 2001-06-14 2004-04-03 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 단문 서비스 방법
KR100541990B1 (ko) * 2003-05-02 2006-01-10 주식회사 케이티프리텔 단발성 통화 서비스 제공 방법 및 장치
WO2007004769A1 (en) * 2005-07-01 2007-01-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Urgent message transmission system and method
US7181169B2 (en) 2003-02-15 2007-02-20 Lg Electronics Inc. Controlling apparatus and method of mobile communication terminal using electrostatic detection
KR100784258B1 (ko) 2006-06-29 2007-12-11 주식회사 케이티프리텔 메신저 서비스를 이용한 컨텐츠 유통 장치 및 그 방법
KR100907407B1 (ko) * 2002-09-28 2009-07-10 주식회사 케이티 대량 메시지 동보 전송을 위한 메시지 예약 및 전송 방법
KR101099910B1 (ko) * 2004-11-15 2011-12-28 삼성전자주식회사 이동통신단말장치의 단문메시지 릴레이 멀티 전송 방법

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309381B1 (ko) * 1999-12-28 2001-10-17 윤종용 휴대용 무선 단말기의 단문메시지 동송 방법
KR100425701B1 (ko) * 2001-06-14 2004-04-03 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 단문 서비스 방법
KR20040016074A (ko) * 2002-08-14 2004-02-21 주식회사 다이알로직 코리아 Sms 공유 시스템 및 방법
KR100907407B1 (ko) * 2002-09-28 2009-07-10 주식회사 케이티 대량 메시지 동보 전송을 위한 메시지 예약 및 전송 방법
US7181169B2 (en) 2003-02-15 2007-02-20 Lg Electronics Inc. Controlling apparatus and method of mobile communication terminal using electrostatic detection
KR100541990B1 (ko) * 2003-05-02 2006-01-10 주식회사 케이티프리텔 단발성 통화 서비스 제공 방법 및 장치
KR101099910B1 (ko) * 2004-11-15 2011-12-28 삼성전자주식회사 이동통신단말장치의 단문메시지 릴레이 멀티 전송 방법
WO2007004769A1 (en) * 2005-07-01 2007-01-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Urgent message transmission system and method
KR100754700B1 (ko) 2005-07-01 2007-09-03 삼성전자주식회사 긴급 메시지 전송 시스템 및 방법
US8242902B2 (en) 2005-07-01 2012-08-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Urgent message transmission system and method
KR100784258B1 (ko) 2006-06-29 2007-12-11 주식회사 케이티프리텔 메신저 서비스를 이용한 컨텐츠 유통 장치 및 그 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2154358C2 (ru) Мобильная телефонная система и способ передачи сообщений между мобильными станциями и центром обслуживания передачи сообщений
USH1641H (en) Connection of mobile devices to heterogenous networks
US5400338A (en) Parasitic adoption of coordinate-based addressing by roaming node
KR100336935B1 (ko) 무접속 패킷의 전송을 위한 이동 통신 시스템 및 방법
JP3217568B2 (ja) 移動ステーション引き渡しを含む無線ローカルエリアネットワークシステム
US6285667B1 (en) Page response on existing radio signaling channel
JP2001245355A (ja) 移動通信におけるパケット伝送システム
HU221581B (hu) Kommunikációs hálózat, valamint eljárás egy kommunikációs hálózatban terminálok közötti kommunikációra
US6157843A (en) Method for pre-establishing communications in a wireless communication network without the use of a multicast server
JPH11355203A (ja) メッセージ送信方式
JP2005168019A (ja) マルチゾーン私設無線ネットワークシステム間ショートメッセージサービス方法及びそのシステム
JPH06335048A (ja) 移動通信方式
EP1397011B1 (en) Mobile ip packet communication system
JP3155926B2 (ja) 無線パケット伝送装置
JPH10178429A (ja) 無線lanシステム
JP2985683B2 (ja) 無線中継装置
JP2863260B2 (ja) 通信中無線ゾーン切替方法
JP2000209230A (ja) Lan電話のグル―プ着信方法及び方式
JP2960349B2 (ja) 移動体通信網
JP2001204076A (ja) メッセージサービスシステム、移動通信システムおよびメッセージ管理方法
JP3256496B2 (ja) ハイブリッドipパケット通信システム
JP3297618B2 (ja) メッセージ転送方法、情報蓄積装置および交換機
JP2989736B2 (ja) 無線選択呼出方式
JPH0722287B2 (ja) 分散形同報方法
JPH09149081A (ja) 中継装置