JPH11354181A - 配線接続装置 - Google Patents

配線接続装置

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JPH11354181A
JPH11354181A JP16191898A JP16191898A JPH11354181A JP H11354181 A JPH11354181 A JP H11354181A JP 16191898 A JP16191898 A JP 16191898A JP 16191898 A JP16191898 A JP 16191898A JP H11354181 A JPH11354181 A JP H11354181A
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JP
Japan
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wiring
hole
connection
terminal
press
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Pending
Application number
JP16191898A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kajio
博行 梶尾
Takashi Niwa
孝志 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器から突設された接続端子にリード線を接
続するに、簡単な操作で信頼性の高い確実な配線接続を
行うことができるとともに、メンテナンス性にも優れた
ものにする。 【解決手段】 機器1に連結される連結体6に貫通孔8
を備え、この貫通孔8は、その一端から接続端子4を挿
抜可能に構成するとともに、リード線5に圧着した圧着
端子10を貫通孔8の他端側から挿入止着可能に構成
し、かつ、圧着端子10には、貫通孔8の一端から挿入
された接続端子4に接触導通される接触片10aを備え
てある。ここで、圧着端子10には、互いに対向して巻
き込み形成された一対の接触片10aが備えられ、両接
触片10aの間の空間に接続端子4が圧入されるよう構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御盤のパネルな
どに装着される押しボタンスイッチなどの各種の機器の
配線処理に好適な配線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、機器の接続端子にリード線を
接続する手段としては、(1)接続端子にリード線をハ
ンダ付け接続する手段、(2)接続端子をラッピング端
子にしてラッピング機を用いてリード線に接続する手
段、(3)接続端子をネジ止め端子にして、リード線を
ネジで接続する手段などがあり、小型の機器ではハンダ
付け接続手段が多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ハンダ付け接
続手段は、最も構造簡単で多用されている手段である
が、ハンダ付けに使用するフラックスが機器に浸入して
接触不良の原因になったり、ハンダこてによる過熱で機
器ケースを変形あるいは溶融させてしまうおそれがあ
り、作業には十分な注意を要するものであった。また、
メンテナンスや機器の交換の際にはハンダを外す必要が
あり、作業性の低いものになりがちであった。また、ラ
ッピング接続手段は、専用の工具が必要で、制御盤など
の配線が密集しているような箇所では使い勝手が悪いも
のであった。また、ネジ止め接続手段は、配線の接続お
よび分離が容易ではあるが、接続電線の引出し方向と端
子方向とが直角になっているので、相互干渉を避ける段
差を設けたり、取り付け面のスペースを大きくとる必要
があり、小型機器には不適なものであった。
【0004】特に、図21に示すように、押しボタンス
イッチなどの小型の機器1を制御盤などにおける操作パ
ネル13に並列して装備するような場合、機器1の後面
に突設された多数の接続端子4の夫々にハンダ付けによ
る配線接続処理を施すことになるのであるが、各接続端
子4の間隔が狭くて作業がしづらい上に、制御盤の裏側
では他の配線が密集しており、一層作業が行いにくいも
のとなっていた。
【0005】本発明は、簡単な操作で信頼性の高い確実
な配線接続を行うことができるとともに、メンテナンス
性にも優れた配線接続装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次のように構成している。
【0007】請求項1に係る発明の配線接続装置は、機
器の接続端子に配線を接続する配線接続装置であって、
前記機器に連結される連結体を備え、該連結体は、一端
から前記接続端子が挿入可能で、他端から前記配線に圧
着された圧着端子が挿入可能な貫通孔を有し、前記圧着
端子は、前記貫通孔内おいて、該貫通孔に挿入された前
記接続端子に圧接される圧接部分を有するものである。
【0008】請求項2に係る発明の配線接続装置は、機
器の接続端子に配線を接続する配線接続装置であって、
前記機器に連結される連結体を備え、該連結体は、一端
から前記接続端子が挿入可能で、他端から前記配線が挿
入可能な貫通孔を有し、該貫通孔内には、バネ性を有す
る圧接体が装備され、該圧接体は、前記貫通孔の一端か
ら挿入される接続端子に弾性変形して圧接する圧接部分
と、前記貫通孔の他端から挿入される配線に弾性変形し
て圧接する圧接部分とを有している。
【0009】請求項3に係る発明の配線接続装置は、請
求項2記載の発明において、前記圧接体の配線側の圧接
部分が複数に分岐形成され、各分岐部が独立して弾性変
形可能に構成されている。
【0010】請求項4に係る発明の配線接続装置は、請
求項2または3記載の発明において、複数の貫通孔のそ
れぞれに挿入可能な複数の挿入部が一体に連結された短
絡部材を備え、該短絡部材の各挿入部を、各貫通孔にそ
れぞれ挿入して各貫通孔の圧接体同志を導通させるもの
である。
【0011】請求項5に係る発明の配線接続装置は、請
求項2ないし4のいずれか記載の発明において、前記連
結体に、配線を挿通状態に保持する配線保持体を装着し
ている。
【0012】請求項6に係る発明の配線接続装置は、請
求項5記載の発明において、前記配線保持体は、前記連
結体に装着固定される固定部材と、この固定部材に対し
てスライド自在に装着される可動部材とからなり、固定
部材に形成した配線挿通孔と可動部材に形成した配線挿
通孔とに亘って挿通した配線を、可動部材のスライドに
よって両配線挿通孔間で挟持して固定するものである。
【0013】請求項7に係る発明の配線接続装置は、請
求項1ないし6のいずれかに記載の発明において、前記
機器が、スイッチング機構を内蔵したパネル装着型のス
イッチである。
【0014】〔作用〕請求項1に係る発明の構成による
と、配線に取り付けた圧着端子を連結体の貫通孔に挿入
止着しておき、この連結体を機器に連結することで、機
器の接続端子が連結体の貫通孔に挿入されて、圧着端子
の圧接部分に圧接され、接続端子が対応する配線に圧着
端子を介して導通接続される。
【0015】請求項2に係る発明の構成によると、連結
体の貫通孔に装備した弾性変形可能な圧接体の各圧接部
分に対して、貫通孔の一端から挿入された機器の接続端
子、および、貫通孔の他端から挿入された配線が弾性的
に接触して、接続端子と配線とを導通接続する。
【0016】請求項3に係る発明の構成によると、配線
側の圧接部分は複数に分岐構成されているので、複数の
配線を挿入しても、各配線に各分岐部を独立的に弾性変
形させて接触させることができる。
【0017】請求項4に係る発明の構成によると、複数
の挿入部を備えた短絡部材を複数の貫通孔に挿入してそ
れぞの圧接体に接触させることで、渡り配線を用いるこ
となくコモン端子などの共通特性の複数の接続端子を互
いに導通接続することができる。この際、一つの圧接体
において、分岐形成された分岐部の一方を配線に接触さ
せるとともに、他方を短絡部材の挿入部に接触させるこ
とで、一つの貫通孔に短絡部材と配線とを装着すること
ができる。
【0018】請求項5に係る発明の構成によると、圧接
体の圧接部分に弾性的に接触された配線を配線保持体を
介して連結体に固定して、配線が貫通孔から不用意に抜
け出ないようにすることができる。
【0019】請求項6に係る発明の構成によると、固定
部材と可動部材との相対スライドによって、配線を両部
材に設けた配線挿通孔同志で挟持して、強力な配線保持
作用を発揮する。
【0020】請求項7に係る発明の構成によると、パネ
ルに装着したスイッチの接続端子を配線にハンダ接続す
る必要がない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、機器の一例であ
る押しボタンスイッチに適用した実施態様のいくつかを
図面に基づいて説明する。
【0022】〔第1例〕図1に、本発明の配線接続装置
の第1例の分解状態が、また、図2に、その接続状態が
それぞれ示されている。
【0023】この押しボタンスイッチ1は、樹脂製のケ
ース2に2組のスイッチング機構(図示せず)を内蔵
し、前面の押しボタン3によって接点切り換え操作を行
うとともに、その操作状態を内蔵ランプによって表示す
るよう構成されたものであり、ケース2の後端面に多数
の接続端子4が所定の配列で突設されている。なお、こ
の接続端子4には、常開端子、常閉端子、および、コモ
ン端子を含んだスイッチング用の2組の接続端子4(S)
群と、表示ランプ作動用の接続端子4(L) 群が含まれて
いる。
【0024】この押しボタンスイッチ1の各接続端子4
にリード線5を接続するための配線接続装置Aには、角
形ブロック状に樹脂成型された連結体としてのソケット
6が利用される。
【0025】前記ソケット6には、押しボタンスイッチ
1のケース2に左右から外嵌される薄板状の取付け片6
aが延出され、各取付け片6aの内面先端に突設した係
止爪6bがケース2の左右側面に形成された凹部7に係
入されて、ソケット6の外れ止めがなされるようになっ
ている。また、このソケット6には、前後に貫通して多
数の貫通孔8が前記各接続端子4の配列パターンで形成
されている。各貫通孔8の前端開口8aは各接続端子4
がガタつきなく挿入可能なスリット状に形成されるとと
もに、貫通孔8の後端開口8bは、リード線5が圧着連
結された圧着端子10をガタつきなく挿入できる大きさ
の長円形に形成されている。このソケット6によって、
各接続端子4毎の絶縁および位置決めを図ることができ
る。
【0026】なお、ケース2の後端面において、スイッ
チング用の2組の接続端子4(S) 群の間に絶縁用の仕切
り壁9が立設され、これを挿入するスリット10がソケ
ット6の前面に形成されている。
【0027】この配線接続装置Aに用いる前記圧着端子
10は、図3に示すように、圧接部分を構成する巻込み
形成された一対の接触片10aと、リード線5の外皮に
巻締められる舌片10bと、リード線5の芯線5aに巻
締められる舌片cとが一体形成されたものであり、前記
貫通孔8にその後端開口8bから挿入されると、図4中
に示すように、接触片10a形成部の背面側に切出し突
設した爪片10dが貫通孔8の内部に形成した段部11
に係止されて、貫通孔8からの圧着端子10の抜け出し
が阻止されるようになっている。
【0028】配線接続処理においては、先ず、リード線
5の先端に圧着した圧着端子10をソケット6の各貫通
孔8に後方から挿入止着し、図5に示すように、リード
線5群を装着したソケット6をケース2の後方から装着
して、各接続端子4を対応する貫通孔8の前方から挿入
することで、図6に示すように、各接続端子4が一対の
接触片10aの間の空間に圧入され、接触片10aが弾
性変形しながらその遊端が接続端子4の一側面に圧接さ
れ、接続端子4群と対応するリード線5群とが導通接続
されることになる。なお、接続端子4の接触片10aへ
の接触を円滑に行わせるために、各接触片10aの遊端
角部eは傾斜案内形状に形成されている。
【0029】なお、各スイッチング機構のコモン端子と
なる接続端子が挿入される貫通孔8に渡り配線を行う場
合には、図7に示すように、リード線5と渡り線12を
接続した圧着端子10を用いるとよい。
【0030】また、前記圧着端子10としては、図8に
示すように、片持ち状に弾性変形可能な接触片10aを
備えたものを利用することもできる。
【0031】図9および図10は、複数の押しボタンス
イッチ1を操作パネル13に接近して並列装着した使用
例を示しており、本発明の配線接続装置Aはこのような
時に特に有効に使用でき、リード線5の横方向への突出
がなく、機器の並設取り付けが容易であり、また、ソケ
ット6が絶縁体を兼ねるので、余分な保護部材を必要と
しない。
【0032】〔第2例〕図11に、本発明の配線接続装
置Aの第2例の分解状態が示されている。
【0033】この配線接続装置Aにも、角形ブロック状
に樹脂成型された連結体としてのソケット6が用いられ
ており、このソケット6には、前後に貫通して多数の貫
通孔8が前記各接続端子4の配列パターンで形成されて
おり、各貫通孔8の前端開口8aは各接続端子4がガタ
つきなく挿入可能なスリット状に形成されるとともに、
貫通孔8自体は弾性変形可能な圧接体としてのバネ端子
21を挿入できる大きさの角孔に形成されている。
【0034】前記バネ端子21は、図12に示すよう
に、その前端部には、二股状に切り込まれた山形の圧接
部分である接触片22が折り曲げ連設されるとともに、
その後端部には、二股状に切り込まれた直線レバー状の
圧接部分である接触片23が片持ち状に折り曲げ連設さ
れており、かつ、後部の両側端には、貫通孔8の後端部
のスリット8c(図15参照)に圧入係止される抜け止
め爪24が形成されている。
【0035】図14(a)に示すように、各バネ端子2
1をソケット6の各貫通孔8の後方より挿入止着した上
で、貫通孔8に後方よりリード線5を挿入することで、
その芯線5aを、後部の接触片23と孔内面との間に弾
性的に挟持し、すなわち、接触片23が芯線5aに弾性
的に圧接されて、リード線5とバネ端子21を導通接続
することができる。また、バネ端子21を貫通孔8に挿
入止着した状態では、貫通孔8の前端開口8aが前部の
接触片22の山形頂部に臨むことになり、図14(b)
に示すように、各リード線5を貫通孔8に挿入装着した
状態で、機器ケース2にソケット6を装着することで、
各貫通孔8に挿入された各接続端子4に、各バネ端子2
1の接触片22が弾性的に圧接され、接続端子4群とリ
ード線5群とがバネ端子21を介して導通接続されるの
である。
【0036】なお、図13〜図15に示すように、各ス
イッチング機構のコモン端子となる接続端子4が挿入さ
れる貫通孔8には、金属板をE形に打ち抜き形成した短
絡片25の挿入部である脚部25a,25b,25cを
挿入することで、渡り配線を不要にすることができる。
この場合、図15中に示すように、短絡片25とリード
線5とが挿入される貫通孔8においては、二股状の接触
片23に短絡片25の脚部25aとリード線5とが独立
して接触されることになり、厚さの異なる脚部25aと
リード線5に応じて各接触片部分が弾性変形して適切に
接触導通させることができる。
【0037】〔第3例〕図16に、本発明の配線接続装
置Aの第3例の分解状態が示されている。
【0038】この例の配線接続装置Aは、上記第2例の
構成においてリード線保持機能を高めるよう改造された
ものであり、角形ブロック状に樹脂成型された連結体と
してのソケット6とリード線保持体31とで構成されて
いる。このソケット6自体は、基本的には第2例のソケ
ット6と同様に構成されており、各接続端子4の配列パ
ターンで貫通孔8が形成されるとともに、図12で示さ
れるバネ端子21が各貫通孔8に後方より圧入係止され
ている。
【0039】前記リード線保持体31は、ソケット6の
後端に連結固定される樹脂製の固定板32と、この固定
板32に対してスライド可能に装着される樹脂製の可動
板33とから構成されており、固定板32の上下に設け
られた中抜き係止アーム32aがソケット6の上下外面
に形成した溝34に係入されるとともに、この溝34内
に***形成した突部35に中抜き係止アーム32aが係
合することで、固定板32がソケット6に固定される。
また、この固定板32には、貫通孔8と同じ配列パター
ンでリード線挿通孔36が貫通形成されている。
【0040】可動板33は、固定板32の左右に突設さ
れたガイド32bに案内されながら固定板32の表面に
沿って上下スライド可能に支持されるとともに、可動板
33の左右側辺に設けた係合突起33a,33bがガイ
ド32bに設けた係合孔37および切り欠き38に係入
して、固定板32の表面に沿った装着状態が維持される
ようになっている。さらに、可動板33の上端部が、固
定板32の上端に設けられた鉤形ガイド39に切り込み
40を介して係合されて、固定板32から可動板33が
浮き上がるのが阻止されるようになっている。また、可
動板33には、リード線挿通孔36と同じ配列パターン
で、やゝ上下に長いリード線挿通孔41が貫通形成され
ている。
【0041】以下に、上記第3例の配線接続装置Aの取
扱いについて説明する。
【0042】配線接続に際しては、先ず、ソケット6に
リード線保持体31を装着する。この場合、図17
(a)および図18(a)に示すように、ソケット6に
おける貫通孔8のリード線挿入部位に固定板32のリー
ド線挿通孔36が対向した状態で固定板32がソケット
6に固定される。また、可動板33は、そのリード線挿
通孔41の上部がリード線挿通孔36に対向するよう、
少し下方にずらした状態で固定板32に支持させてお
く。この状態で、各リード線挿通孔41の上部とリード
線挿通孔36を通ってリード線5をソケット6の貫通孔
8に挿入して、その芯線5aをバネ端子21の後部接触
片23に接触導通させる。
【0043】全部のリード線装着が終了すると、図17
(b)および図18(b)に示すように、可動板33を
限界まで上方にスライド移動させる。この時、リード線
挿通孔41の下端内縁がリード線5の被覆に強く押しつ
けられ、これによってリード線5が両リード線挿通孔3
6,41の孔縁で上下から挟持されて抜け出し不能に保
持され、衝撃や振動にも強いものとなる。
【0044】そして、第2例の場合と同様に、リード線
5を装着したソケット6を機器1におけるケース2に装
着することで、接続端子4群と対応するリード線5群を
バネ端子21を介して接続するのである。
【0045】なお、図19および図20に示すように、
前記可動板33に形成するリード線保持用孔41の下部
に弾性変形可能な押圧アーム42を設けておくと、リー
ド線5の径や挿入されるリード線5の本数に対応して押
圧アーム42が変形して、無理なくリード線5を押圧し
て固定することができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば以下に示すような効果が期待できる。
【0047】請求項1に係る発明の配線接続装置によれ
ば、ハンダ付けを行うことなく簡単な操作で信頼性の高
い配線接続を行うことができるようになった。しかも、
連結体を外すことで接続を簡単に解除できるので、メン
テナンス性および取扱い性の優れたものとなっている。
殊に、多くの接続端子が狭い間隔で突設されている押し
ボタンスイッチなどの小型の機器を並べてパネルに装着
するような場合には、密集した配線の中での簡単迅速に
配線接続処理を行うことができ、本発明の機能を特に有
効に発揮させることができる。
【0048】また、連結体には貫通孔を形成するだけで
あり、かつ、圧着端子を利用するので、安価に実施する
ことができ、実用上の利点も大きい。
【0049】請求項2に係る発明によれば、圧接体への
接続端子および配線の接触が圧接部分の弾性変形により
円滑に行われることになり、操作性および接触信頼性が
優れたものとなる。
【0050】請求項3に係る発明によれば、圧接体の配
線側の圧接部分を分岐形成して、各分岐部を独立的に弾
性変形できるようにしたので、互いに径の異なる2本の
配線を一つの貫通孔に装着することが容易となり、渡り
配線処理が簡単に行える。
【0051】請求項4に係る発明によれば、短絡部材を
利用することで渡り配線を不要とすることができ、コモ
ン端子などの共通特性の接続端子同志を互いに導通して
配線接続する作業が簡単容易となる。
【0052】請求項5に係る発明によれば、配線を円滑
に挿入して圧接体に接続できるものでありながら、その
挿入状態を配線保持体で保持することができ、配線接続
作業中や作業終了の後に、配線が不用意に抜け出すこと
を確実に防止でき、作業性が向上するのみならず処理後
の信頼性の向上に有効となる。
【0053】請求項6に係る発明によれば、配線の保持
操作や解除操作をネジ操作などを要することなく、可動
部材の簡単なスライド操作だけで行うことができ、取扱
い性に優れたものとなり、請求項6に係る発明の上記効
果を助長する。
【0054】請求項7に係る発明によれば、パネルに装
着されたスイッチの接続端子を、パネル裏面の狭い空間
で簡単迅速に配線接続処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機器とこれに利用する第1例の配線接続装置を
後方から見た分解斜視図である。
【図2】第1例の配線接続装置を用いて配線接続した機
器の後方から見た斜視図である。
【図3】接続端子と圧着端子とを対比させた斜視図であ
る。
【図4】第1例の配線接続装置の横断平面図である。
【図5】接続操作された第1例の配線接続装置の横断平
面図である。
【図6】接続部位の縦断正面図である。
【図7】第1例の配線接続装置に用いる渡り配線用の圧
着端子の斜視図である。
【図8】別の圧着端子を用いた配線接続形態を示す要部
の縦断平面図である。
【図9】使用例の前方から見た斜視図である。
【図10】使用例の後方から見た斜視図である。
【図11】機器とこれに利用する第2例の配線接続装置
を後方から見た分解斜視図である。
【図12】第2例の配線接続装置に組み込まれる部材の
斜視図である。
【図13】第2例の配線接続装置の使用例の一つを示す
斜視図である。
【図14】第2例の配線接続装置の縦断側面図である。
【図15】第2例の配線接続装置の横断平面図である。
【図16】機器とこれに利用する第3例の配線接続装置
を後方から見た分解斜視図である。
【図17】第3例の配線接続装置による接続手順を示す
斜視図である。
【図18】第3例の配線接続装置による接続手順を示す
縦断側面図である。
【図19】第3例の配線接続装置に用いる部材の変形例
を示す分解斜視図である。
【図20】その使用状態を示す正面図である。
【図21】スイッチを並列装着した一般例の裏面側から
の斜視図である。
【符号の説明】
1 機器 4 接続端子 5 リード線 5a 芯線 6 連結体(ソケット) 8 貫通孔 10 圧着端子 10a 接触片 21 バネ端子 22 接触片 23 接触片 31 リード線保持体 32 固定板 33 可動板 36 リード線挿通孔 41 リード線挿通孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の接続端子に配線を接続する配線接
    続装置であって、 前記機器に連結される連結体を備え、該連結体は、一端
    から前記接続端子が挿入可能で、他端から前記配線に圧
    着された圧着端子が挿入可能な貫通孔を有し、前記圧着
    端子は、前記貫通孔内おいて、該貫通孔に挿入された前
    記接続端子に圧接される圧接部分を有することを特徴と
    する配線接続装置。
  2. 【請求項2】 機器の接続端子に配線を接続する配線接
    続装置であって、 前記機器に連結される連結体を備え、該連結体は、一端
    から前記接続端子が挿入可能で、他端から前記配線が挿
    入可能な貫通孔を有し、該貫通孔内には、バネ性を有す
    る圧接体が装備され、該圧接体は、前記貫通孔の一端か
    ら挿入される接続端子に弾性変形して圧接する圧接部分
    と、前記貫通孔の他端から挿入される配線に弾性変形し
    て圧接する圧接部分とを有することを特徴とする配線接
    続装置。
  3. 【請求項3】 前記圧接体の配線側の圧接部分が複数に
    分岐形成され、各分岐部が独立して弾性変形可能に構成
    されている請求項2記載の配線接続装置。
  4. 【請求項4】 複数の貫通孔のそれぞれに挿入可能な複
    数の挿入部が一体に連結された短絡部材を備え、該短絡
    部材の各挿入部を、各貫通孔にそれぞれ挿入して各貫通
    孔の圧接体同志を導通させる請求項2または3記載の配
    線接続装置。
  5. 【請求項5】 前記連結体に、配線を挿通状態に保持す
    る配線保持体を装着してある請求項2ないし4のいずれ
    かに記載の配線接続装置。
  6. 【請求項6】 前記配線保持体は、前記連結体に装着固
    定される固定部材と、この固定部材に対してスライド自
    在に装着される可動部材とからなり、固定部材に形成し
    た配線挿通孔と可動部材に形成した配線挿通孔とに亘っ
    て挿通した配線を、可動部材のスライドによって両配線
    挿通孔間で挟持して固定する請求項5記載の配線接続装
    置。
  7. 【請求項7】 前記機器が、スイッチング機構を内蔵し
    たパネル装着型のスイッチである請求項1ないし6のい
    ずれかに記載の配線接続装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008300111A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Chichibu Fuji Co Ltd パネル取付機器の配線接続装置
CN103633468A (zh) * 2012-08-27 2014-03-12 宏碁股份有限公司 插头装置以及应用该插头装置的电连接器与电子装置

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