JPH11352414A - 対物光学装置 - Google Patents

対物光学装置

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JPH11352414A
JPH11352414A JP10163748A JP16374898A JPH11352414A JP H11352414 A JPH11352414 A JP H11352414A JP 10163748 A JP10163748 A JP 10163748A JP 16374898 A JP16374898 A JP 16374898A JP H11352414 A JPH11352414 A JP H11352414A
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lens frame
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1レンズが破損した際に、破損した第1レ
ンズを割って交換する作業に伴って破損することがある
第2レンズの交換作業の手間を軽減する。 【解決手段】 第2レンズ7外周の形状を円形のレンズ
枠3内周に内接する略四角形に形成し、第2レンズ7外
周とレンズ枠3内周との間に隙間8を確保した。これに
より、破損した第1レンズを取り出した後に、ピンセッ
ト等を隙間8に挿入し、容易に第2レンズ7を取り出す
ことができる。また、第1レンズ1をレンズ枠3に固定
する接着剤が第2レンズ7付近に流れ込んで付着してい
る場合でも、第2レンズ7外周とレンズ枠3内周との接
触個所は4個所のみであり、付着した接着剤を剥離し易
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば内視鏡の先
端部等に設けられる撮像装置等を構成する被写体像を結
像するための対物光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、図示しない内視鏡の先端部に設
けられた撮像装置を構成する被写体像を結像するための
対物光学装置4の構成の従来例である。
【0003】図6に示す対物光学装置4は、それぞれの
外周が円形形状の第1レンズ1、第2レンズ6等のレン
ズ、絞り2等の絞り、レンズの間隔を保持するための間
隔環5、内周が円形形状の略円筒状のレンズ枠3等から
構成されている。
【0004】なお、本明細書においては、被写体に最も
近い位置に配置されているレンズから順に第1レンズ、
第2レンズ、…、と呼んでいる。また、本明細書におい
ては、平行平板も含めてレンズと呼んでいる。
【0005】対物光学装置4は、レンズ枠3の前方から
レンズ枠3の前側部3aに、第2レンズ6、絞り2、第
1レンズ1を順に嵌入して、第1レンズ1をレンズ枠3
に接着固定し、レンズ枠3の後方からレンズ枠3の後側
部3bに、レンズ、間隔環5、絞り等を嵌入して、レン
ズ枠3に嵌入したレンズの内最後端に位置するレンズを
レンズ枠3に接着固定することにより、組み立てられて
いる。
【0006】この時、第1レンズ1、第2レンズ6等の
レンズのそれぞれの外周は、レンズ枠3の内周に全周で
嵌合している。
【0007】ところで、第1レンズ1は、露出している
ため、例えば内視鏡の使用時や移動時等に誤ってぶつけ
たり、落としたりして、キズ・割れといった破損を生じ
てしまうことがある。
【0008】従来、第1レンズに破損が生じた場合に
は、第1レンズ1を割り、第1レンズ1をレンズ枠3か
ら取り出し、第1レンズ1を交換している。
【0009】第1レンズ1を割る時には、第2レンズ6
にもキズ・割れといった破損が生じてしまう場合があ
り、このような場合には、第1レンズ1ばかりでなく第
2レンズもレンズ枠3から取り出して交換する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第2レ
ンズ6の外周とレンズ枠3の内周とは全周で嵌合してお
り、第1レンズ1をレンズ枠3から取り除いても、レン
ズ枠3の奥の方に嵌入されている第2レンズ6を掴みに
くく、第2レンズ6をレンズ枠3から取り出しにくい。
【0011】また、第2レンズ6の外周とレンズ枠3の
内周とは全周で嵌合しており、第1レンズ1をレンズ枠
3に接着固定する際の接着剤が第2レンズ6の個所に流
れ込んで第2レンズ6の外周とレンズ枠3の内周との嵌
合部分の全周にわたり接着剤が貼り付いてしまっている
場合があり、第1レンズ1をレンズ3から取り除いて
も、第2レンズ6の外周に張り付いた接着剤を剥離させ
るのに手間がかかり、第2レンズ6をレンズ枠3から取
り出しにくい。
【0012】従って、例えば第1レンズ1が破損した際
に、破損した第1レンズ1を割って第1レンズ1を交換
する作業に伴って破損することがある第2レンズ6の交
換作業に手間がかかる等といった、レンズ破損時の修復
作業に手間がかかるという問題点があった。
【0013】本発明は、上述した問題点に鑑みてなされ
たものであり、レンズが破損した際に、破損したレンズ
を交換する作業に伴って破損することがある他のレンズ
の交換作業の手間を軽減し、レンズ破損時の修復効率を
向上できる対物光学装置を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】複数のレンズからなるレ
ンズ群と、内周が前記レンズ群を構成する各レンズの外
周と嵌合する略円筒状のレンズ枠と、を有する被写体像
を結像するための対物光学装置において、前記レンズ枠
の内周と前記レンズ群の内少なくとも1つのレンズの外
周との嵌合部分に隙間ができるような形状に前記少なく
とも1つのレンズ及び前記レンズ枠を形成することによ
って、レンズが破損した際に、破損したレンズを交換す
る作業に伴って破損することがある他のレンズの交換作
業の手間を軽減し、レンズ破損時の修復効率を向上す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、図面
を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1
ないし図3は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は
撮像装置の構成を示す断面図、図2はレンズの形状を説
明する図1のA−A断面図、図3はケーブルの配置を示
す図1のB−B断面図である。
【0016】(構成)図1に示すように、図示しない内
視鏡の先端部等に用いられる撮像装置9は、撮像装置9
前端側の被写体像を結像するための対物光学装置4、撮
像装置9後端側の結像した被写体像を撮像するための固
体撮像素子10を有する撮像装置本体13等から主に構
成される。
【0017】先ず、対物光学装置4の構成を説明する。
【0018】対物光学装置4は、対物光学装置4の枠体
である略円筒形のレンズ枠3、レンズ枠3に嵌入された
光学系等から構成されている。
【0019】レンズ枠3は、光学系をレンズ枠3の前側
から嵌入する前側部3a、後側から嵌入する後側部3b
等から構成されている。
【0020】前側部3aには、第2レンズ7,絞り2,
第1レンズ1の順に光学系が嵌入され、第1レンズ1の
全周がレンズ枠3に接着剤で固定されている。全周で接
着されていることにより、防水構造になっている。
【0021】第2レンズ7の外周は、例えば図2(A)
に示すようなレンズ枠3の内周に内接する四角形、或い
は図2(B)に示すような四角形の角を面取りした略四
角形に形成されている。従って、レンズ枠3に嵌入され
た第2レンズ7の外周とレンズ枠3の内周との間には隙
間8が確保されている。この隙間8が確保できる形状で
あれば、第2レンズ7の外周は図2(A)ないし(B)
に示す形状に限らず、例えば略六角形等の他の形状に形
成されていてもよい。
【0022】後側部3bには、レンズ、絞り、間隔環5
等が嵌入され、後側部3bに嵌入されたレンズの内最後
端に位置するレンズの全周がレンズ枠3に全周で接着さ
れている。
【0023】次に、対物光学装置4の作用を説明する。
【0024】第1レンズ1は、露出しているため、例え
ば内視鏡の使用時や移動時等に誤ってぶつけたり、落と
したりして、キズ・割れといった破損を生じてしまうこ
とある。
【0025】従来、第1レンズが破損した場合には、第
1レンズ1を割り、第1レンズ1をレンズ枠3から取り
出し、第1レンズ1を交換している。
【0026】第1レンズ1を割る時には、第2レンズ7
にもキズ・割れが付いてしまう場合があるため、第1レ
ンズ1が破損した場合には、第2レンズ7もレンズ枠3
から取り出して交換する。
【0027】この時、第1レンズ1及び第2レンズ7
は、前側部3aに嵌入されているため、レンズ枠3を撮
像装置9から取り外さずに、第1レンズ1及び第2レン
ズ7を対物光学装置4の前方から取り出すことができる
ようになっている。
【0028】また、第2レンズ7の外周とレンズ枠3の
内周との間には隙間8が確保されているため、この隙間
8にピンセットや針金等を差し込むことによって、第2
レンズ7を容易にレンズ枠3から取り出すことができる
ようになっている。
【0029】この隙間8は、第2レンズ7を取り出して
交換する場合以外にも、ピンセットや針金等を用いて、
第2レンズ7の傾き調整等に使用することもできるよう
になっている。
【0030】また、第1レンズ1をレンズ枠3に接着す
る接着剤が第2レンズ7に流れ込んでいる場合がある。
この場合であっても、第2レンズ7の外周とレンズ枠3
の内周との接している部分は全周で接している場合より
も少ない、例えば図2に示す形状の第2レンズ7の場合
レンズ枠3の内周に接している部分は4個所のみである
ため、全周で接している場合よりも接着剤を剥離させ易
く、第2レンズ7を取り出し易くなっている。
【0031】以上のように、破損した第1レンズ1の交
換作業に伴って発生する第2レンズ7の交換作業を効率
良く行うことができるようになっている。
【0032】次に、撮像装置本体13の構成を説明す
る。
【0033】図1に示すように、撮像装置本体13に
は、固体撮像素子10が内蔵されている。この固体撮像
素子10は、チップ部10b及びカバーガラス10aか
ら構成されている。
【0034】個体撮像素子10の側面近傍から後方の個
所には、TABテープ12が配設されている。このTA
Bテープ12の表面には、固体撮像素子10用のドライ
ブ回路等を構成する電子部品類17が搭載されている。
TABテープ12の裏面には、ケーブルを接続するため
の電極18が配置されている。
【0035】固体撮像素子10の側面及び裏面とTAB
テープ12との間,TABテープインナーリードバンプ
接合部12a周辺は、接着剤で補強され、固体撮像素子
10とTABテープ12との間の強度が確保されてい
る。
【0036】固体撮像素子10のカバーガラス10aの
前面には、レンズ14が接合されている。このレンズ1
4の後面もしくは前面には、蒸着で遮光マスク15が付
けられている。
【0037】固体撮像素子10の前方には、略円筒状の
固体撮像素子枠16が取り付けられており、固体撮像素
子10の前端と固体撮像素子枠16の後端とは接着固定
されている。また、固体撮像素子枠16は、レンズ14
の外周に外嵌するように取り付けられており、固体撮像
素子枠16とレンズ14との嵌合部分も接着固定されて
いる。
【0038】ケーブルは、7芯複合ケーブル19、単芯
ケーブル20、同軸ケーブル21の3本で構成され、こ
れらのケーブルは、撮像装置9の後方へ延出している。
【0039】7芯複合ケーブル19は、7本の同軸線等
を最外皮23で被覆したものである。この最外皮23が
後方へずれてしまうことを防ぐ為に、最外皮23の前端
部は熱収縮チューブ22で被覆され締め付けられてい
る。
【0040】3本のケーブルは、TABテープ12の表
面に配設されている電子部品類17に設けられている図
示しない電極や、TABテープ12の裏面の電極18に
半田付けされている。
【0041】TABテープ12の裏面の電極18は、前
後2列に配置されている。前列側の電極18に接続する
ためのケーブルと後列側の電極18付近との短絡を防ぐ
ために、後列側の電極18にケーブルを半田付けした
後、後列側の電極18に半田付けしたケーブルの上に絶
縁テープ24を貼ってから、前列側の電極18にケーブ
ルを半田付けしている。
【0042】固体撮像素子10のTABテープ12に
は、電子部品類17に設けられている図示しない電極や
TABテープ12の裏面の電極18にケーブルを接続し
た後、固体撮像素子10、TABテープ12,ケーブル
前端の付近に、補強のための接着剤が塗布される。
【0043】固体撮像素子枠16の前端からケーブル前
端付近の熱収縮チューブ22を覆う程度の位置にかけ
て、撮像装置本体13は熱収縮チューブ25で被覆さ
れ、締め付けられている。
【0044】熱収縮チューブ25を熱収縮する際には、
後方へ延出する7芯ケーブル19,単芯ケーブル20,
同軸ケーブル21といった3本のケーブルと図示しない
内視鏡等に配設されている他の内蔵物とが干渉しないよ
うな配置になるようにこれら3本のケーブルを束ねてか
ら、熱収縮してある。本実施の形態の例では、3本のケ
ーブルを図3に示す配置とした。
【0045】7芯複合ケーブル19の最外皮23、単芯
ケーブル20の最外皮、同軸ケーブル21の最外皮は、
図示しない内視鏡等に配設されている他の内蔵物と擦れ
合うので、対摩耗性の強いポリエステルやポリイミド系
の材質により形成されている。
【0046】撮像装置本体13の固体撮像素子枠16
は、対物光学装置4のレンズ枠3の後方から外嵌され、
焦点調整等の位置調整が行われ、接着固定されている。
【0047】(効果)以上述べた本実施の形態による効
果を以下に挙げる。
【0048】第1レンズ1及び第2レンズ7は、レンズ
枠3の前側部3aに収められているため、対物光学装置
4を撮像装置9から取り外す等といった手間無く、第1
レンズ1及び第2レンズ7を対物光学装置4の前方から
取り除き、交換することができる。
【0049】第2レンズ7の外周とレンズ枠3の内周と
の間に隙間8があるので、第1レンズ1を対物光学装置
4から取り外した後、ピンセットや針等を隙間8に差し
込み、第2レンズ7をレンズ枠3から容易に取り出すこ
とができる。また、第2レンズ7の傾き調整等を行うこ
とができる。
【0050】第2レンズ7の外周とレンズ枠3の内周と
の間に隙間8があるので、第2レンズ7の外周とレンズ
枠3の内周との接触個所が少なく、第1レンズ1とレン
ズ枠3とを固定する接着剤が第2レンズの個所まで流れ
込んでしまっている場合でも、第2レンズ7とレンズ枠
3との接着個所が少なく、第1レンズ1をレンズ枠3か
ら取り除いた後、第2レンズ7とレンズ枠3との間に貼
り付いている接着剤を剥離する手間を軽減することがで
きる。
【0051】以上により、破損した第1レンズ1の交換
作業に伴って破損することがある第2レンズ7の交換作
業の手間を軽減することができ、第1レンズ1破損時の
修復効率を向上できる。
【0052】(第2の実施の形態)以下、図面を参照し
て本発明の第2の実施の形態を説明する。図4ないし図
5は本発明の第2の実施の形態に係り、図4は対物光学
装置の構成を示す断面図、図5はレンズ枠の形状を説明
する図4のC−C断面図である。なお、本実施の形態で
述べていない部位の構成は、第1の実施の形態における
構成と同様である。
【0053】(構成)図4ないし図5に示すように、本
実施の形態では、第1の実施の形態のように第2レンズ
7の外周の形状を円形から内側に変形させた形状(図2
参照)に形成するのではなく、レンズ枠3の内周の第2
レンズ7と嵌合する個所の形状を円形から変形させた形
状に形成し、レンズ枠3の内周と第2レンズ7の外周と
の間に隙間8を確保している。図5の例では、円形の第
2レンズ7の外周に外接するような略四角形の形状にレ
ンズ枠3の内周が形成されている。
【0054】(効果)本実施の形態によれば、第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。なお、本発
明は、第1の実施の形態ないし第2の実施の形態で述べ
た実施の形態のみに限定されるものではなく、発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0055】第1の実施の形態における第2レンズ7の
外周の形状は略四角形に限らない。例えば、略六角形、
略八角形等の形状であってもよい。
【0056】第2の実施の形態におけるレンズ枠3の内
周の形状は略四角形に限らない。例えば、略六角形、略
八角形等の形状であってもよい。
【0057】実施の形態では、破損した第1レンズ1の
交換作業に伴って破損することがある第2レンズ7の交
換作業を軽減するための構成を示したが、破損した第1
レンズ1の交換作業に伴って第2レンズ7ばかりでなく
第3レンズ等他のレンズも破損する可能性がある。この
場合、第3レンズ等他のレンズを第2レンズ7と同様の
構成にしても本発明の範疇である。
【0058】また、実施の形態では、第1レンズ1が露
出している場合のレンズの交換作業を軽減するための構
成を示したが、例えば第1レンズ1よりも前方に図示し
ないカバーガラスを対物光学装置4が有する場合には、
実施の形態で述べた第1レンズ1を図示しないカバーガ
ラスと組み替え、第2レンズ7を第1レンズと組み替え
た構成、つまり第1レンズ1を第2レンズ7と同様の構
成とした対物光学装置4の構成としても本発明の範疇で
ある。
【0059】従って、第2レンズ7以外の他のレンズを
第2レンズ7と同様の構成としても本発明の範疇であ
る。
【0060】対物光学装置4は、対物光学装置4で結像
した被写体像を固体撮像素子10で撮像する構成例えば
撮像装置9のような構成で使用するばかりでなく、対物
光学装置4で結像した被写体像をイメージガイドファイ
バに入射して被写体像を伝送するような構成で使用して
もよい。
【0061】。
【0062】対物光学装置4を使用して構成された内視
鏡は、医療用途に限らず各種産業用途で使用してもよ
い。例えば、配管の検査等に使用してもよい。
【0063】対物光学装置4の技術思想は、内視鏡を構
成するために使用するばかりでなく、他の装置を構成す
るために使用してもよい。例えば、TVカメラで使用し
てもよい。
【0064】[付記] (1)複数のレンズからなるレンズ群と、内周が前記レ
ンズ群を構成する各レンズの外周と嵌合する略円筒状の
レンズ枠と、を有する被写体像を結像するための対物光
学装置において、前記レンズ枠の内周と前記レンズ群の
内少なくとも1つのレンズの外周との嵌合部分に隙間が
できるような形状に前記少なくとも1つのレンズ及び前
記レンズ枠を形成したこと、を特徴とする対物光学装
置。
【0065】(2)前記レンズ枠の内周の形状を円形に
形成し、前記少なくとも1つのレンズの外周の形状を前
記レンズ枠の内周に内接するように円形から内側に変形
させた形状に形成したこと、を特徴とする付記(1)に
記載の対物光学装置。
【0066】(3)前記レンズ枠は前記レンズ群を前方
から及び後方からそれぞれ分けて嵌入できる前側部及び
後側部を有し、前記少なくとも1つのレンズを前記前側
部に配置したこと、を特徴とする付記(2)に記載の対
物光学装置。
【0067】(4)前記少なくとも1つのレンズは前記
レンズ群の内最前から2番目に位置するレンズであるこ
と、を特徴とする付記(3)に記載の対物光学装置。
【0068】(5)付記(1)ないし付記(4)に記載
の対物光学装置の内いずれかの対物光学装置を備えた内
視鏡。
【0069】
【発明の効果】複数のレンズからなるレンズ群と、内周
が前記レンズ群を構成する各レンズの外周と嵌合する略
円筒状のレンズ枠と、を有する被写体像を結像するため
の対物光学装置において、前記レンズ枠の内周と前記レ
ンズ群の内少なくとも1つのレンズの外周との嵌合部分
に隙間ができるような形状に前記少なくとも1つのレン
ズ及び前記レンズ枠を形成したことによって、レンズが
破損した際に、破損したレンズを交換する作業に伴って
破損することがある他のレンズの交換作業の手間を軽減
し、レンズ破損時の修復効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の第1の実施の形態に
係り、撮像装置の構成を示す断面図
【図2】レンズの形状を説明する図1のA−A断面図
【図3】ケーブルの配置を示す図1のB−B断面図
【図4】図4ないし図5は本発明の第2の実施の形態に
係り、対物光学装置の構成を示す断面図
【図5】レンズ枠の形状を説明する図4のC−C断面図
【図6】従来技術の説明に使用し、対物光学装置の従来
例の構成を示す断面図
【符号の説明】
1…第1レンズ 2…絞り 3…レンズ枠 3a…前側部 3b…後側部 4…対物光学装置 5…間隔環 6…第2レンズ(従来例) 7…第2レンズ 8…隙間 9…撮像装置 10…固体撮像素子 10a…カバーガラス 10b…チップ部 11…受光面 12…TABテープ 12a…インナーリードバンプ接合部 13…撮像装置本体 14…レンズ 15…遮光マスク 16…固体撮像素子枠 17…電子部品類 18…電極 19…7芯複合ケーブル 20…単芯ケーブル 21…同軸ケーブル 22…熱収縮チューブ 23…最外皮 24…絶縁テープ 25…熱収縮チューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレンズからなるレンズ群と、 内周が前記レンズ群を構成する各レンズの外周と嵌合す
    る略円筒状のレンズ枠と、 を有する被写体像を結像するための対物光学装置におい
    て、 前記レンズ枠の内周と前記レンズ群の内少なくとも1つ
    のレンズの外周との嵌合部分に隙間ができるような形状
    に前記少なくとも1つのレンズ及び前記レンズ枠を形成
    したこと、 を特徴とする対物光学装置。
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