JPH11349457A - カチオン性直接染料とポリオ―ル又はポリオ―ルエ―テルを含有するケラチン繊維の染色用組成物 - Google Patents
カチオン性直接染料とポリオ―ル又はポリオ―ルエ―テルを含有するケラチン繊維の染色用組成物Info
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- JPH11349457A JPH11349457A JP11148934A JP14893499A JPH11349457A JP H11349457 A JPH11349457 A JP H11349457A JP 11148934 A JP11148934 A JP 11148934A JP 14893499 A JP14893499 A JP 14893499A JP H11349457 A JPH11349457 A JP H11349457A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 均一な染色性と、優れた耐性を有する染色用
組成物及び染色方法を提供する。 【解決手段】 染色に適切な媒体中に、少なくとも1種
の所定の式のカチオン性直接染料と、少なくともグルセ
ロール及び/又は1種の特定のポリオール及び/又はポ
リオールエーテルを含有せしめた染色用組成物を調製
し、これをケラチン繊維に適用する。
組成物及び染色方法を提供する。 【解決手段】 染色に適切な媒体中に、少なくとも1種
の所定の式のカチオン性直接染料と、少なくともグルセ
ロール及び/又は1種の特定のポリオール及び/又はポ
リオールエーテルを含有せしめた染色用組成物を調製
し、これをケラチン繊維に適用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染色に適切な媒体
中に、所定の式の少なくとも1種のカチオン性直接染料
と、少なくともグルセロール及び/又は1種の特定のポ
リオール及び/又はポリオールエーテルを含有せしめて
なる、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維
用の染色用組成物に関する。また本発明は、前記組成物
を使用した染色方法及び染色装置に関する。
中に、所定の式の少なくとも1種のカチオン性直接染料
と、少なくともグルセロール及び/又は1種の特定のポ
リオール及び/又はポリオールエーテルを含有せしめて
なる、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維
用の染色用組成物に関する。また本発明は、前記組成物
を使用した染色方法及び染色装置に関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪処理の分野においては、2種類の染
色方法に区別することができる。第1は半永久的又は一
時的な染色、すなわち直接染色であり、これは、程度の
違いはあるが数回の洗髪に対して耐性がある明白な色調
変化を毛髪の天然の色調に付与することが可能な染料を
使用する。これらの染料は直接染料として知られている
ものであり、酸化剤と共に、又は酸化剤を用いないで使
用することができる。酸化剤が存在する場合は、艶出し
(ligthening)のための着色を得ることが目的である。
艶出し着色は、使用時に調製される直接染料と酸化剤と
の混合物を毛髪に適用することにより行われ、特に、毛
髪のメラニンを明るくすることにより、有利な効果、例
えばグレイの毛髪の場合は単一の色調を得ることがで
き、また天然の有色の毛髪の場合は本来の色調を引き出
すことができる。
色方法に区別することができる。第1は半永久的又は一
時的な染色、すなわち直接染色であり、これは、程度の
違いはあるが数回の洗髪に対して耐性がある明白な色調
変化を毛髪の天然の色調に付与することが可能な染料を
使用する。これらの染料は直接染料として知られている
ものであり、酸化剤と共に、又は酸化剤を用いないで使
用することができる。酸化剤が存在する場合は、艶出し
(ligthening)のための着色を得ることが目的である。
艶出し着色は、使用時に調製される直接染料と酸化剤と
の混合物を毛髪に適用することにより行われ、特に、毛
髪のメラニンを明るくすることにより、有利な効果、例
えばグレイの毛髪の場合は単一の色調を得ることがで
き、また天然の有色の毛髪の場合は本来の色調を引き出
すことができる。
【0003】第2は永久的染色すなわち酸化染色であ
る。これは、酸化染料先駆物質とカップラーを含有する
「酸化」染料として知られている染料を用いて行うもの
である。一般に「酸化ベース」と呼ばれる酸化染料先駆
物質は、使用時に添加される酸化剤の存在下で毛髪への
染色力を発現させて着色化合物及び染料の生成をもたら
す、最初は無色か弱く着色した化合物である。これら着
色化合物及び染料の形成は、「酸化ベース」のそれ自体
との酸化縮合か、あるいは一般的に酸化染色に使用され
る染色用組成物中に存在する一般に「カップラー」とし
て知られている調色剤化合物との「酸化ベース」の酸化
縮合に起因するものである。前記酸化染料により得られ
る色調を変化させるため、又は色調を光沢に富むものと
するため、酸化染料に直接染料を加えることが知られて
いる。
る。これは、酸化染料先駆物質とカップラーを含有する
「酸化」染料として知られている染料を用いて行うもの
である。一般に「酸化ベース」と呼ばれる酸化染料先駆
物質は、使用時に添加される酸化剤の存在下で毛髪への
染色力を発現させて着色化合物及び染料の生成をもたら
す、最初は無色か弱く着色した化合物である。これら着
色化合物及び染料の形成は、「酸化ベース」のそれ自体
との酸化縮合か、あるいは一般的に酸化染色に使用され
る染色用組成物中に存在する一般に「カップラー」とし
て知られている調色剤化合物との「酸化ベース」の酸化
縮合に起因するものである。前記酸化染料により得られ
る色調を変化させるため、又は色調を光沢に富むものと
するため、酸化染料に直接染料を加えることが知られて
いる。
【0004】ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維の
染色の分野において利用できるカチオン性直接染料の中
で、既に公知の化合物はその構造が以下に記載されてい
るものである;しかしながら、これらの染料では、繊維
に沿って分布する色調の均一性(「同質性(uniso
n)」)(この場合は着色が選択的すぎるといわれる)
と、毛髪が受けるであろう種々の攻撃要因(光、悪天
候、シャンプー)に対する耐性で表される残存力並びに
強さの点で同時に尚も不充分な性質を持つ着色がもたら
される。
染色の分野において利用できるカチオン性直接染料の中
で、既に公知の化合物はその構造が以下に記載されてい
るものである;しかしながら、これらの染料では、繊維
に沿って分布する色調の均一性(「同質性(uniso
n)」)(この場合は着色が選択的すぎるといわれる)
と、毛髪が受けるであろう種々の攻撃要因(光、悪天
候、シャンプー)に対する耐性で表される残存力並びに
強さの点で同時に尚も不充分な性質を持つ着色がもたら
される。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】こ
の問題に関し鋭意研究を行ったところ、本出願人は、以
下の式(I)で定義され、従来から公知の少なくとも1
種のカチオン性直接染料と、少なくとも1種の特定のポ
リオール及び/又はポリオールエーテルとを組合せるこ
とにより、毛髪が被るであろう種々の攻撃要因に対して
より良好な耐性を示し、選択性が少ない着色を施すこと
のできる、ケラチン繊維染色用の新規組成物を得ること
が可能であることを見出した。この発見が本発明の基礎
をなすものである。
の問題に関し鋭意研究を行ったところ、本出願人は、以
下の式(I)で定義され、従来から公知の少なくとも1
種のカチオン性直接染料と、少なくとも1種の特定のポ
リオール及び/又はポリオールエーテルとを組合せるこ
とにより、毛髪が被るであろう種々の攻撃要因に対して
より良好な耐性を示し、選択性が少ない着色を施すこと
のできる、ケラチン繊維染色用の新規組成物を得ること
が可能であることを見出した。この発見が本発明の基礎
をなすものである。
【0006】よって、本発明の第一の主題は、染色に適
切な媒体に、(i)以下の式に相当する構造の少なくと
も1種のカチオン性直接染料を含有してなる組成物にお
いて、(ii)少なくともグルセロール及び/又は1種
の特定のポリオール及び/又はポリオールエーテルをさ
らに含有することを特徴とする、ケラチン繊維、特に毛
髪等のヒトのケラチン繊維の染色用組成物にある。
切な媒体に、(i)以下の式に相当する構造の少なくと
も1種のカチオン性直接染料を含有してなる組成物にお
いて、(ii)少なくともグルセロール及び/又は1種
の特定のポリオール及び/又はポリオールエーテルをさ
らに含有することを特徴とする、ケラチン繊維、特に毛
髪等のヒトのケラチン繊維の染色用組成物にある。
【0007】(i)本発明で使用可能なカチオン性直接
染料は、以下の式(I): A−N=N−B (I) [上式(I)中、符合Aは、次の式で示される構造A1
ないしA3:
染料は、以下の式(I): A−N=N−B (I) [上式(I)中、符合Aは、次の式で示される構造A1
ないしA3:
【化47】 {上式中、R1は、塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素から
選択されるハロゲン原子、C1−C4アルキル基で置換
可能なフェニル基又はC1−C4アルキル基を示し;R
2は、C1−C4アルキル基又はフェニル基を示し;R
3とR4は、同一でも異なっていてもよく、C1−C4
アルキル基、フェニル基を表すか、又は構造A1の場合
には、共同して置換されたベンゼン環を形成可能であ
り、構造A2の場合は、共同して、一又は複数のC1−
C4アルキル、C1−C4アルコキシもしくはNO2基
で置換されていてもよいベンゼン環を形成可能であり;
R3はまた水素原子を示し得るものであり;Zは、酸素
もしくは硫黄原子又は−NR2基を示し;Mは、−C
H、−CR(RはC1−C4アルキルを示す)又は−N
R5(X−)r基を表し;Kは、−CH、−CR(Rは
C1−C4アルキルを示す)又は−NR5(X−)r基
を表し;Pは、−CH、−CR(RはC1−C4アルキ
ルを示す)又は−NR5(X−)r基を表し;上述した
rは0又は1であり;R5は、O−原子、C1−C4ア
ルコキシ基又はC1−C4アルキル基を表し;R6とR
7は、同一でも異なっていてもよく、水素原子又は塩
素、臭素、ヨウ素及びフッ素から選択されるハロゲン原
子、C1−C4アルキルもしくはC1−C4アルコキシ
基又は−NO2基を表し;X−は、好ましくは塩化物、
ヨウ化物、メチルスルファート、エチルスルファート、
アセタート及びペルクロラートから選択されるアニオン
を表し;但し、R4がC1−C4アルキル基を示し、Z
が硫黄原子を示す場合、R3は水素原子ではなく;R5
がO−を示す場合、rは0であり;K又はP又はMがC
1−C4の−N−アルキルX−を示す場合、R6又はR
7は水素原子以外であり;Kが−NR5(X−)rであ
る場合、M=P=−CH;−CRであり;Mが−NR5
(X−)rである場合、K=P=−CH;−CRであ
り;Pが−NR5(X−)rである場合、K=Mで−C
H又は−CRを示し;Zが−NR2を示し、R2がC1
−C4アルキル基を示す場合、A2のR1、R3又はR
4の少なくとも1つはC1−C4アルキル基以外であ
る}から選択される基を表し;符合Bは: − (a)次の構造B1:
選択されるハロゲン原子、C1−C4アルキル基で置換
可能なフェニル基又はC1−C4アルキル基を示し;R
2は、C1−C4アルキル基又はフェニル基を示し;R
3とR4は、同一でも異なっていてもよく、C1−C4
アルキル基、フェニル基を表すか、又は構造A1の場合
には、共同して置換されたベンゼン環を形成可能であ
り、構造A2の場合は、共同して、一又は複数のC1−
C4アルキル、C1−C4アルコキシもしくはNO2基
で置換されていてもよいベンゼン環を形成可能であり;
R3はまた水素原子を示し得るものであり;Zは、酸素
もしくは硫黄原子又は−NR2基を示し;Mは、−C
H、−CR(RはC1−C4アルキルを示す)又は−N
R5(X−)r基を表し;Kは、−CH、−CR(Rは
C1−C4アルキルを示す)又は−NR5(X−)r基
を表し;Pは、−CH、−CR(RはC1−C4アルキ
ルを示す)又は−NR5(X−)r基を表し;上述した
rは0又は1であり;R5は、O−原子、C1−C4ア
ルコキシ基又はC1−C4アルキル基を表し;R6とR
7は、同一でも異なっていてもよく、水素原子又は塩
素、臭素、ヨウ素及びフッ素から選択されるハロゲン原
子、C1−C4アルキルもしくはC1−C4アルコキシ
基又は−NO2基を表し;X−は、好ましくは塩化物、
ヨウ化物、メチルスルファート、エチルスルファート、
アセタート及びペルクロラートから選択されるアニオン
を表し;但し、R4がC1−C4アルキル基を示し、Z
が硫黄原子を示す場合、R3は水素原子ではなく;R5
がO−を示す場合、rは0であり;K又はP又はMがC
1−C4の−N−アルキルX−を示す場合、R6又はR
7は水素原子以外であり;Kが−NR5(X−)rであ
る場合、M=P=−CH;−CRであり;Mが−NR5
(X−)rである場合、K=P=−CH;−CRであ
り;Pが−NR5(X−)rである場合、K=Mで−C
H又は−CRを示し;Zが−NR2を示し、R2がC1
−C4アルキル基を示す場合、A2のR1、R3又はR
4の少なくとも1つはC1−C4アルキル基以外であ
る}から選択される基を表し;符合Bは: − (a)次の構造B1:
【化48】 {構造B1において、R8は、水素原子、塩素、臭素、
ヨウ素及びフッ素から選択されるハロゲン原子、C1−
C4アルキルもしくはC1−C4アルコキシ基、−OH
基、−NO2、−NHR11、−NR12R13又は−
NHCO(C1−C4)アルキル基を表すか、又はR9
と共に、窒素、酸素及び硫黄から選択される一又は複数
のヘテロ原子を含有するか又は含有していない5−又は
6員環を形成し;R9は、水素原子、塩素、臭素、ヨウ
素及びフッ素から選択されるハロゲン原子、又はC1−
C4アルキルもしくはC1−C4アルコキシ基を表す
か、又はR 10又はR11と共に、窒素、酸素及び硫黄
から選択される一又は複数のヘテロ原子を含有するか又
は含有していない5−又は6員環を形成し;R10は、
水素原子、−OH基、−NHR11基又は−NR12R
13基を表し;R11は、水素原子、C1−C4アルキ
ル基、C1−C4モノヒドロキシアルキルもしくはC2
−C4ポリヒドロキシアルキル基又はフェニル基を表
し;R12とR13は、同一でも異なっていてもよく、
C1−C4アルキル基又はC1−C4モノヒドロキシア
ルキルもしくはC2−C4ポリヒドロキシアルキル基を
表す}の基: − (b)一又は複数のC1−C4アルキル、アミノ又
はフェニル基で置換可能で、他の(窒素以外の)ヘテロ
原子及び/又はカルボニル基を含有可能な、5−又は6
員の窒素性複素環基、特に次の構造B2:
ヨウ素及びフッ素から選択されるハロゲン原子、C1−
C4アルキルもしくはC1−C4アルコキシ基、−OH
基、−NO2、−NHR11、−NR12R13又は−
NHCO(C1−C4)アルキル基を表すか、又はR9
と共に、窒素、酸素及び硫黄から選択される一又は複数
のヘテロ原子を含有するか又は含有していない5−又は
6員環を形成し;R9は、水素原子、塩素、臭素、ヨウ
素及びフッ素から選択されるハロゲン原子、又はC1−
C4アルキルもしくはC1−C4アルコキシ基を表す
か、又はR 10又はR11と共に、窒素、酸素及び硫黄
から選択される一又は複数のヘテロ原子を含有するか又
は含有していない5−又は6員環を形成し;R10は、
水素原子、−OH基、−NHR11基又は−NR12R
13基を表し;R11は、水素原子、C1−C4アルキ
ル基、C1−C4モノヒドロキシアルキルもしくはC2
−C4ポリヒドロキシアルキル基又はフェニル基を表
し;R12とR13は、同一でも異なっていてもよく、
C1−C4アルキル基又はC1−C4モノヒドロキシア
ルキルもしくはC2−C4ポリヒドロキシアルキル基を
表す}の基: − (b)一又は複数のC1−C4アルキル、アミノ又
はフェニル基で置換可能で、他の(窒素以外の)ヘテロ
原子及び/又はカルボニル基を含有可能な、5−又は6
員の窒素性複素環基、特に次の構造B2:
【化49】 {構造B2において、R14とR15は、同一でも異な
っていてもよく、水素原子、C1−C4アルキル又はフ
ェニル基を表し;Yは−CO−基又は次の式:
っていてもよく、水素原子、C1−C4アルキル又はフ
ェニル基を表し;Yは−CO−基又は次の式:
【化50】 の基を示し、n=0又は1であり、nが1である場合、
Uは−CO−基を示す]の基を表す]で示される化合物
である。
Uは−CO−基を示す]の基を表す]で示される化合物
である。
【0008】上述した構造において、C1−C4アルキ
ル又はアルコキシ基は、好ましくはメチル、エチル、ブ
チル、メトキシ又はエトキシを示す。
ル又はアルコキシ基は、好ましくはメチル、エチル、ブ
チル、メトキシ又はエトキシを示す。
【0009】本発明の染色用組成物において使用可能な
式(I)のカチオン性直接染料は既知の化合物であり、
例えば、仏国特許出願第2189006号、同第228
5851号及び同第2140205号及びその追加特許
証に記載されている。
式(I)のカチオン性直接染料は既知の化合物であり、
例えば、仏国特許出願第2189006号、同第228
5851号及び同第2140205号及びその追加特許
証に記載されている。
【0010】本発明の染色用組成物において使用可能な
式(I)のカチオン性直接染料の中でも、符合Aが構造
A3を示し、符合Bが構造B1又はB2を示すものが特
に好ましい。
式(I)のカチオン性直接染料の中でも、符合Aが構造
A3を示し、符合Bが構造B1又はB2を示すものが特
に好ましい。
【0011】このような化合物としては、特に次の構造
(I)1ないし(I)77:
(I)1ないし(I)77:
【化51】
【化52】
【化53】
【化54】
【化55】
【化56】
【化57】
【化58】
【化59】
【化60】
【化61】
【化62】
【化63】
【化64】
【化65】
【化66】
【化67】
【化68】
【化69】
【化70】
【化71】
【化72】
【化73】
【化74】
【化75】
【化76】
【化77】
【化78】
【化79】
【化80】
【化81】
【化82】
【化83】
【化84】
【化85】
【化86】
【化87】
【化88】
【化89】
【化90】
【化91】
【化92】 の化合物を挙げることができる。
【0012】本発明で使用されるカチオン性直接染料
(類)は、染色用組成物の全重量に対して、約0.00
1〜10重量%、好ましくは約0.005〜5重量%で
ある。
(類)は、染色用組成物の全重量に対して、約0.00
1〜10重量%、好ましくは約0.005〜5重量%で
ある。
【0013】(ii)本発明の目的に対して、「ポリオ
ール」という用語は、少なくとも2つの−OH基をアル
キル鎖に担持する直鎖状、分枝状又は環状の飽和もしく
は不飽和アルキル型の化合物並びにこれらのポリヒドロ
キシアルキル化合物のポリマー(ポリエーテル)を指
す。本発明において用いられる特定のポリオールは少な
くとも4個の炭素原子を有し、特に、C4−C9ポリオ
ール及びポリアルキレングリコール、例えばより詳細に
はポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコー
ルから選ぶことができる。
ール」という用語は、少なくとも2つの−OH基をアル
キル鎖に担持する直鎖状、分枝状又は環状の飽和もしく
は不飽和アルキル型の化合物並びにこれらのポリヒドロ
キシアルキル化合物のポリマー(ポリエーテル)を指
す。本発明において用いられる特定のポリオールは少な
くとも4個の炭素原子を有し、特に、C4−C9ポリオ
ール及びポリアルキレングリコール、例えばより詳細に
はポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコー
ルから選ぶことができる。
【0014】C4−C9ポリオールとしては、特に、2
−ブテン−1,4−ジオール、ペンタン−1,5−ジオ
ール、2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール、
3−メチルペンタン−1,5−ジオール、ペンタン−
1,2−ジオール、2,2,4−トリメチルペンタン−
1,3−ジオール、2−メチルプロパン−1,3−ジオ
ール、ヘキシレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール
及びトリエチレングリコールをあげることができる。
−ブテン−1,4−ジオール、ペンタン−1,5−ジオ
ール、2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール、
3−メチルペンタン−1,5−ジオール、ペンタン−
1,2−ジオール、2,2,4−トリメチルペンタン−
1,3−ジオール、2−メチルプロパン−1,3−ジオ
ール、ヘキシレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール
及びトリエチレングリコールをあげることができる。
【0015】本発明における特定のポリオールエーテル
は、C3−C9ポリオールのC1−C8脂肪族エーテル
及びC2−C9ポリオールのC6−C8芳香族エーテル
から選ぶことができる。C3−C9ポリオールのC1−
C8脂肪族エーテルとしては、特にプロピレングリコー
ルモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチ
ルエーテル、イソプロピレングリコールジメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノメチルエーテエル及びモ
ノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチル
エーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル及びジエチレングリコールジメチルエーテルをあげる
ことができる。
は、C3−C9ポリオールのC1−C8脂肪族エーテル
及びC2−C9ポリオールのC6−C8芳香族エーテル
から選ぶことができる。C3−C9ポリオールのC1−
C8脂肪族エーテルとしては、特にプロピレングリコー
ルモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチ
ルエーテル、イソプロピレングリコールジメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノメチルエーテエル及びモ
ノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチル
エーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル及びジエチレングリコールジメチルエーテルをあげる
ことができる。
【0016】C2−C9ポリオールのC6−C8芳香族
エーテルとしては、特にエチレングリコールモノフェニ
ルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテ
ル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル、プロ
ピレングリコールモノベンジルエーテル、ジエチレング
リコールモノフェニルエーテル及びジエチレングリコー
ルモノベンジルエーテルをあげることができる。
エーテルとしては、特にエチレングリコールモノフェニ
ルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテ
ル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル、プロ
ピレングリコールモノベンジルエーテル、ジエチレング
リコールモノフェニルエーテル及びジエチレングリコー
ルモノベンジルエーテルをあげることができる。
【0017】本発明の染色用組成物におけるグルセロー
ル及び/又はポリオール(類)及び/又はポリオールエ
ーテル(類)は、染色用組成物の全重量に対して一般に
約0.1〜40%の割合、好ましくは0.5〜20%の
割合で含有され得る。
ル及び/又はポリオール(類)及び/又はポリオールエ
ーテル(類)は、染色用組成物の全重量に対して一般に
約0.1〜40%の割合、好ましくは0.5〜20%の
割合で含有され得る。
【0018】染色に適した媒体(又は支持体)は、一般
的に、水と上述の少なくともグリセロール及び/又はポ
リオール及び/又はポリオールエーテルとの混合物から
なる。水に十分には可溶ではない化合物を溶解させるた
めに、本発明において使用されるグリセロール及び/又
はポリオール(類)及び/又はポリオールエーテル
(類)以外の有機溶媒を含有することもできる。例示で
きる有機溶媒としては、例えば、C1−C4アルカノー
ル類、例えば、エタノール及びイソプロパノール、並び
に芳香族アルコール類、例えばベンジルアルコール、そ
れらの類似物及び混合物である。
的に、水と上述の少なくともグリセロール及び/又はポ
リオール及び/又はポリオールエーテルとの混合物から
なる。水に十分には可溶ではない化合物を溶解させるた
めに、本発明において使用されるグリセロール及び/又
はポリオール(類)及び/又はポリオールエーテル
(類)以外の有機溶媒を含有することもできる。例示で
きる有機溶媒としては、例えば、C1−C4アルカノー
ル類、例えば、エタノール及びイソプロパノール、並び
に芳香族アルコール類、例えばベンジルアルコール、そ
れらの類似物及び混合物である。
【0019】上記の更なる有機溶媒は、染色用組成物の
全重量に対して、好ましくは、約0.5〜40重量%、
さらに好ましくは、約1〜20重量%の割合で存在し得
る。
全重量に対して、好ましくは、約0.5〜40重量%、
さらに好ましくは、約1〜20重量%の割合で存在し得
る。
【0020】本発明の染色用組成物のpHは、一般的に
約2〜11、好ましくは約5〜10である。pHは、ケ
ラチン繊維の染色に対して通常使用される酸性化剤又は
塩基性化剤を使用して、所望の値に調節することができ
る。
約2〜11、好ましくは約5〜10である。pHは、ケ
ラチン繊維の染色に対して通常使用される酸性化剤又は
塩基性化剤を使用して、所望の値に調節することができ
る。
【0021】酸性化剤としては、例えば、無機又は有機
酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸、
例えば酢酸、酒石酸、クエン酸又は乳酸、及びスルホン
酸類を挙げることができる。
酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸、
例えば酢酸、酒石酸、クエン酸又は乳酸、及びスルホン
酸類を挙げることができる。
【0022】塩基性化剤としては、例えば、アンモニア
水、アルカリ性炭酸塩類、アルカノールアミン類、例え
ばモノ−、ジ−及びトリエタノールアミンとその誘導
体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の式
(II):
水、アルカリ性炭酸塩類、アルカノールアミン類、例え
ばモノ−、ジ−及びトリエタノールアミンとその誘導
体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の式
(II):
【化93】 [上式(II)中、Wは、C1−C6アルキル基又はヒ
ドロキシル基で置換されていてもよいプロピレン残基で
あり;R16、R17、R18及びR19は、同一でも
異なっていてもよく、水素原子又はC1−C6アルキル
もしくはC1−C 6ヒドロキシアルキル基を表す]で示
される化合物を挙げることができる。
ドロキシル基で置換されていてもよいプロピレン残基で
あり;R16、R17、R18及びR19は、同一でも
異なっていてもよく、水素原子又はC1−C6アルキル
もしくはC1−C 6ヒドロキシアルキル基を表す]で示
される化合物を挙げることができる。
【0023】上述したカチオン性直接染料(i)に加え
て、本発明の染色用組成物は、例えばカチオン性ではな
いアゾ染料、キサンテン染料、トリアリールメタン染
料、ナフトキノン染料、アントラキノン染料、ニトロベ
ンゼン染料から選択される一又は複数の付加的な直接染
料を含有し得る。
て、本発明の染色用組成物は、例えばカチオン性ではな
いアゾ染料、キサンテン染料、トリアリールメタン染
料、ナフトキノン染料、アントラキノン染料、ニトロベ
ンゼン染料から選択される一又は複数の付加的な直接染
料を含有し得る。
【0024】酸化染色を意図した場合、本発明の染色用
組成物は、カチオン性直接染料(i)に加えて、酸化染
色に対して従来から使用されている酸化ベースから選択
される一又は複数の酸化ベースをさらに含有し、このよ
うなものとしては、特にパラ−フェニレンジアミン類、
ビス(フェニル)アルキレンジアミン類、パラ−アミノ
フェノール類、オルト−アミノフェノール類及び複素環
ベースを挙げることができる。酸化ベースを使用する場
合、これは、染色用組成物の全重量に対して、好ましく
は約0.0005〜12重量%、さらに好ましくは約
0.005〜6重量%である。
組成物は、カチオン性直接染料(i)に加えて、酸化染
色に対して従来から使用されている酸化ベースから選択
される一又は複数の酸化ベースをさらに含有し、このよ
うなものとしては、特にパラ−フェニレンジアミン類、
ビス(フェニル)アルキレンジアミン類、パラ−アミノ
フェノール類、オルト−アミノフェノール類及び複素環
ベースを挙げることができる。酸化ベースを使用する場
合、これは、染色用組成物の全重量に対して、好ましく
は約0.0005〜12重量%、さらに好ましくは約
0.005〜6重量%である。
【0025】酸化染色を意図した場合、本発明の染色用
組成物は、カチオン性直接染料及び上述のグルセロール
及び/又は特定のポリオール及び/又はポリオールエー
テル並びに酸化ベースに加えて、カチオン性直接染料
(類)及び酸化ベースを使用して得られた色調を変化さ
せ、又は光沢で富ませるために、一又は複数のカップラ
ーをさらに含有してもよい。
組成物は、カチオン性直接染料及び上述のグルセロール
及び/又は特定のポリオール及び/又はポリオールエー
テル並びに酸化ベースに加えて、カチオン性直接染料
(類)及び酸化ベースを使用して得られた色調を変化さ
せ、又は光沢で富ませるために、一又は複数のカップラ
ーをさらに含有してもよい。
【0026】本発明の染色用組成物に使用可能なカップ
ラーは、酸化染色に対して従来から使用されているカッ
プラーから選択することができ、このようなものとして
は、特にメタ−フェニレンジアミン類、メタ−アミノフ
ェノール類、メタ−ジフェノール類及び複素環カップラ
ー類を挙げることができる。カップラーが存在する場
合、これらは染色用組成物の全重量に対して、好ましく
は約0.0001〜10重量%、さらに好ましくは0.
005〜5重量%である。
ラーは、酸化染色に対して従来から使用されているカッ
プラーから選択することができ、このようなものとして
は、特にメタ−フェニレンジアミン類、メタ−アミノフ
ェノール類、メタ−ジフェノール類及び複素環カップラ
ー類を挙げることができる。カップラーが存在する場
合、これらは染色用組成物の全重量に対して、好ましく
は約0.0001〜10重量%、さらに好ましくは0.
005〜5重量%である。
【0027】また、本発明の染色用組成物は、従来から
毛髪の染色用組成物に使用されている種々のアジュバン
ト、例えば酸化防止剤、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香
料、バッファー、分散剤、界面活性剤、皮膜形成剤、セ
ラミド類、防腐剤、遮蔽剤及び不透明化剤をさらに含有
してもよい。
毛髪の染色用組成物に使用されている種々のアジュバン
ト、例えば酸化防止剤、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香
料、バッファー、分散剤、界面活性剤、皮膜形成剤、セ
ラミド類、防腐剤、遮蔽剤及び不透明化剤をさらに含有
してもよい。
【0028】言うまでもなく、当業者であれば、本発明
の染色用組成物に固有の有利な特性が、考えられる添加
により悪影響を全く受けないか、実質的には受けないよ
うに、留意して任意の補足的な化合物を選択するであろ
う。
の染色用組成物に固有の有利な特性が、考えられる添加
により悪影響を全く受けないか、実質的には受けないよ
うに、留意して任意の補足的な化合物を選択するであろ
う。
【0029】本発明の染色用組成物は、種々の形態、例
えば液体、シャンプー、クリーム又はゲルの形態、又は
ケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するのに適した任
意の他の形態とすることができる。本発明の染色用組成
物は、カチオン性染料(一又は複数)を含有し、粉状で
あってもよい組成物を、グリセロール及び/又は特定の
ポリオール及び/又はポリオールエーテルを含有する組
成物に、使用時に混合することにより得ることができ
る。
えば液体、シャンプー、クリーム又はゲルの形態、又は
ケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するのに適した任
意の他の形態とすることができる。本発明の染色用組成
物は、カチオン性染料(一又は複数)を含有し、粉状で
あってもよい組成物を、グリセロール及び/又は特定の
ポリオール及び/又はポリオールエーテルを含有する組
成物に、使用時に混合することにより得ることができ
る。
【0030】本発明のカチオン性直接染料とグリセロー
ル及び/又は特定のポリオール及び/又はポリオールエ
ーテルの組合せが、酸化染色を意図した組成物に使用さ
れる場合(場合によっては一又は複数のカップラーの存
在下で、一又は複数の酸化ベースが使用される)、又は
艶出し直接染色を意図した組成物に使用される場合、本
発明の染色用組成物は、例えば過酸化水素、過酸化尿
素、臭素酸のアルカリ金属塩類、過酸塩類、例えば過ホ
ウ酸塩及び過硫酸塩、及び酵素、例えばペルオキシダー
ゼ、ラッカーゼ及び2電子オキシドレダクターゼから選
択される少なくとも1種の酸化剤をさらに含有してもよ
い。過酸化水素又は酵素の使用が特に好ましい。
ル及び/又は特定のポリオール及び/又はポリオールエ
ーテルの組合せが、酸化染色を意図した組成物に使用さ
れる場合(場合によっては一又は複数のカップラーの存
在下で、一又は複数の酸化ベースが使用される)、又は
艶出し直接染色を意図した組成物に使用される場合、本
発明の染色用組成物は、例えば過酸化水素、過酸化尿
素、臭素酸のアルカリ金属塩類、過酸塩類、例えば過ホ
ウ酸塩及び過硫酸塩、及び酵素、例えばペルオキシダー
ゼ、ラッカーゼ及び2電子オキシドレダクターゼから選
択される少なくとも1種の酸化剤をさらに含有してもよ
い。過酸化水素又は酵素の使用が特に好ましい。
【0031】また、本発明の他の主題は、上述した染色
用組成物を使用する、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒト
のケラチン繊維の染色方法にある。
用組成物を使用する、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒト
のケラチン繊維の染色方法にある。
【0032】本発明の染色方法の第一の変形例は、上述
した少なくとも一の染色用組成物を、所望の色調を発色
させるのに十分な時間、繊維に適用し、繊維をすすぎ、
場合によってはシャンプーで洗浄し、再度すすいで乾燥
させるものである。ケラチン繊維の発色に必要な時間は
一般的には3〜60分、より厳密には5〜40分であ
る。
した少なくとも一の染色用組成物を、所望の色調を発色
させるのに十分な時間、繊維に適用し、繊維をすすぎ、
場合によってはシャンプーで洗浄し、再度すすいで乾燥
させるものである。ケラチン繊維の発色に必要な時間は
一般的には3〜60分、より厳密には5〜40分であ
る。
【0033】本発明の染色方法の第2の変形例は、上述
した少なくとも一の染色用組成物を、所望の色調を発色
させるのに十分な時間、繊維に適用し、最終のすすぎを
行わないものである。
した少なくとも一の染色用組成物を、所望の色調を発色
させるのに十分な時間、繊維に適用し、最終のすすぎを
行わないものである。
【0034】この染色方法の特定の一実施態様におい
て、本発明の染色用組成物が少なくとも1種の酸化ベー
スと少なくとも1種の酸化剤を含有する場合、該染色方
法は、一方では少なくとも1種のカチオン性直接染料と
上述の少なくともグリセロール及び/又は1種の特定の
ポリオール及び/又はポリオールエーテル及び少なくと
も1種の酸化ベースを染色に適切な媒体中に含有する組
成物(A1)と、他方では少なくとも1種の酸化剤を染
色に適切な媒体中に含有する組成物(B1)とを別々に
保存し、使用時にそれらを混合し、ついで該混合物をケ
ラチン繊維に適用することからなる予備段階を含むもの
である。
て、本発明の染色用組成物が少なくとも1種の酸化ベー
スと少なくとも1種の酸化剤を含有する場合、該染色方
法は、一方では少なくとも1種のカチオン性直接染料と
上述の少なくともグリセロール及び/又は1種の特定の
ポリオール及び/又はポリオールエーテル及び少なくと
も1種の酸化ベースを染色に適切な媒体中に含有する組
成物(A1)と、他方では少なくとも1種の酸化剤を染
色に適切な媒体中に含有する組成物(B1)とを別々に
保存し、使用時にそれらを混合し、ついで該混合物をケ
ラチン繊維に適用することからなる予備段階を含むもの
である。
【0035】この染色方法の他の特定の実施態様におい
て、本発明の染色用組成物が少なくとも1種の酸化剤を
含有する場合、該染色方法は、一方では少なくとも1種
のカチオン性直接染料と上述の少なくともグリセロール
及び/又は1種の特定のポリオール及び/又はポリオー
ルエーテルを染色に適切な媒体中に含有する組成物(A
2)と、他方では少なくとも1種の酸化剤を染色に適切
な媒体中に含有する組成物(B2)とを別々に保存し、
使用時にそれらを混合し、ついで該混合物をケラチン繊
維に適用することからなる予備段階を含むものである。
て、本発明の染色用組成物が少なくとも1種の酸化剤を
含有する場合、該染色方法は、一方では少なくとも1種
のカチオン性直接染料と上述の少なくともグリセロール
及び/又は1種の特定のポリオール及び/又はポリオー
ルエーテルを染色に適切な媒体中に含有する組成物(A
2)と、他方では少なくとも1種の酸化剤を染色に適切
な媒体中に含有する組成物(B2)とを別々に保存し、
使用時にそれらを混合し、ついで該混合物をケラチン繊
維に適用することからなる予備段階を含むものである。
【0036】本発明の他の主題は、第1の区画が上述し
た組成物(A1)又は(A2)を収容し、第2の区画が
上述した組成物(B1)又は(B2)を収容する多区画
染色具又は「キット」あるいは任意の他の多区画包装シ
ステムにある。これらは、毛髪に所望の混合物を付与す
る手段を備えたものであってよく、このようなものとし
ては、例えば、本出願人の仏国特許第2586913号
に記載されているものを挙げることができる。
た組成物(A1)又は(A2)を収容し、第2の区画が
上述した組成物(B1)又は(B2)を収容する多区画
染色具又は「キット」あるいは任意の他の多区画包装シ
ステムにある。これらは、毛髪に所望の混合物を付与す
る手段を備えたものであってよく、このようなものとし
ては、例えば、本出願人の仏国特許第2586913号
に記載されているものを挙げることができる。
【0037】
【実施例】次の実施例は本発明を例証するためのもので
あって、その範囲を限定するものではない。実施例1 : 以下の染色用組成物を調製した: 式(I)27のカチオン性直接染料 0.1g グリセロール 10.0g 2−アミノ−2−メチルプロパノール pHを9にする量 脱塩水 全体を100.0gにする量
あって、その範囲を限定するものではない。実施例1 : 以下の染色用組成物を調製した: 式(I)27のカチオン性直接染料 0.1g グリセロール 10.0g 2−アミノ−2−メチルプロパノール pHを9にする量 脱塩水 全体を100.0gにする量
【0038】上述した組成物を、白髪を90%含有する
ナチュラルなグレイの毛髪に30分間適用した。ついで
髪の束をすすぎ、通常のシャンプーを用いて洗髪を行
い、乾燥させた。髪の束は強い紫色に染色された。
ナチュラルなグレイの毛髪に30分間適用した。ついで
髪の束をすすぎ、通常のシャンプーを用いて洗髪を行
い、乾燥させた。髪の束は強い紫色に染色された。
【0039】実施例2 : 以下の染色用組成物を調製した: 式(I)10のカチオン性直接染料 0.12g プロピレングリコールモノメチルエーテル 10.0g 2−アミノ−2−メチルプロパノール pHを9にする量 脱塩水 全体を100.0gにする量
【0040】上述した組成物を、白髪を90%含有する
ナチュラルなグレイの毛髪に30分間適用した。ついで
髪の束をすすぎ、通常のシャンプーを用いて洗髪を行
い、乾燥した。髪の束は強い赤色に染色された。
ナチュラルなグレイの毛髪に30分間適用した。ついで
髪の束をすすぎ、通常のシャンプーを用いて洗髪を行
い、乾燥した。髪の束は強い赤色に染色された。
Claims (23)
- 【請求項1】 染色に適した媒体中に: (i) 以下の式(I): A−N=N−B (I) [上式(I)中、 符号Aは、次の構造A1からA3: 【化1】 {上の構造A1からA3中、 R1は、塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素から選ばれるハ
ロゲン原子、C1−C 4アルキル基で置換可能なフェニ
ル基又はC1−C4アルキル基を表し;R2は、C1−
C4アルキル基又はフェニル基を表し;R3及びR
4は、同一でも異なっていてもよく、C1−C4アルキ
ル基、フェニル基又は、構造A1の場合は、共同して置
換されたベンゼン環を形成可能で、構造A2の場合は、
共同して、一又は複数のC1−C4アルキル、C1−C
4アルコキシ又はNO2基で置換されていてもよいベン
ゼン環を形成可能であり;R3はまた水素原子を表すこ
とができ;Zは、酸素もしくは硫黄原子又は−NR2基
を表し;Mは、−CH、−CR(RはC1−C4アルキ
ルを表す)もしくは−NR5(X−)r基を表し;K
は、−CH、−CR(RはC1−C4アルキルを表す)
もしくは−NR5(X−)r基を表し;Pは、−CH、
−CR(RはC1−C4アルキルを表す)もしくは−N
R5(X−)r基を表し;rは0もしくは1であり;R
5は、O−原子、C1−C4アルコキシ基もしくはC1
−C4アルキル基を表し;R6とR7は、同一でも異な
っていてもよく、水素原子又は塩素、臭素、ヨウ素及び
フッ素から選ばれるハロゲン原子、C1−C4アルキル
もしくはC1−C 4アルコキシ基又はNO2基を表し;
X−は、好ましくは塩化物、ヨウ化物、メチルスルファ
ート、エチルスルファート、アセタート及びペルクロラ
ートから選択されるアニオンを表し;但し、R4がC1
−C4アルキル基を表しかつZが硫黄原子を表す場合
は、R 3は水素原子ではなく;R5がO−を表す場合
は、rはゼロであり、;KもしくはP又はMがC1−C
4の−N−アルキルX−を表す場合は、R6もしくはR
7は水素原子以外であり;Kが−NR5(X−)rを表
す場合は、M=P=−CH;−CRであり;Mが−NR
5(X−)rを表す場合は、K=P=−CH;−CRで
あり;Pが−NR5(X−)rを表す場合は、K=M
で、−CHもしくは−CRを表し;Zが−NR2を示
し、R2がC1−C4アルキル基を表す場合は、A2の
基R 1、R3又はR4の少なくとも一つはC1−C4ア
ルキル基以外である}から選ばれる基を表し;記号B
は: − (a)次の構造B1: 【化2】 {上記構造B1において、 R8は、水素原子、塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素から
選択されるハロゲン原子、C1−C4アルキルもしくは
C1−C4アルコキシ基、−OH基、−NO2、−NH
R11、−NR12R13もしくは−NHCO(C1−
C4)アルキル基を表すか、又はR9と共に、窒素、酸
素及び硫黄から選択される一又は複数のヘテロ原子を含
有するか又は含有していない5−又は6員環を形成し;
R9は、水素原子、塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素から
選択されるハロゲン原子、又はC1−C4アルキルもし
くはC1−C4アルコキシ基を表すか、又はR 10又は
R11と共に、窒素、酸素及び硫黄から選択される一又
は複数のヘテロ原子を含有するか又は含有していない5
−又は6員環を形成し;R10は、水素原子、−OH
基、−NHR11基又は−NR12R13基を表し;R
11は、水素原子、C1−C4アルキル基、C1−C4
モノヒドロキシアルキルもしくはC2−C4ポリヒドロ
キシアルキル基又はフェニル基を表し;R12とR13
は、同一でも異なっていてもよく、C1−C4アルキル
基又はC1−C4モノヒドロキシアルキルもしくはC2
−C4ポリヒドロキシアルキル基を表す}の基: − (b)一又は複数のC1−C4アルキル、アミノも
しくはフェニル基で置換可能で、他のヘテロ原子及び/
又はカルボニル基を含有可能な5−又は6員の窒素性複
素環基、特に次の構造B2: 【化3】 {構造B2において、 R14とR15は、同一でも異なっていてもよく、水素
原子、C1−C4アルキル基又はフェニル基を表し;Y
は−CO−基又は次の式: 【化4】 の基を示し、 n=0又は1であり、nが1である場合、Uは−CO−
基を示す}で示される基を表す]で示される少なくとも
1種のカチオン性直接染料を含有する、ヒトの毛髪等の
ケラチン繊維の染色用組成物において、(ii) 少な
くともグリセロール及び/又は少なくとも4個の炭素原
子を含むポリオール及び/又はC3−C9ポリオールの
C1−C8脂肪族エーテル及び/又はC2−C9ポリオ
ールのC6−C8芳香族エーテルを含むことを特徴とす
る染色用組成物。 - 【請求項2】 式(I)において、C1−C4アルキル
基及びC1−C4アルコキシ基が、メチル、エチル、ブ
チル、メトキシ及びエトキシ基であることを特徴とする
請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 カチオン性直接染料が次に示す構造
(I)1ないし(I)7 7: 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 【化11】 【化12】 【化13】 【化14】 【化15】 【化16】 【化17】 【化18】 【化19】 【化20】 【化21】 【化22】 【化23】 【化24】 【化25】 【化26】 【化27】 【化28】 【化29】 【化30】 【化31】 【化32】 【化33】 【化34】 【化35】 【化36】 【化37】 【化38】 【化39】 【化40】 【化41】 【化42】 【化43】 【化44】 【化45】 【化46】 に相当するものであることを特徴とする請求項2に記載
の組成物。 - 【請求項4】 式(I)のカチオン性直接染料が、組成
物の全重量に対して、0.001〜10重量%であるこ
とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載
の組成物。 - 【請求項5】 式(I)のカチオン性直接染料が、組成
物の全重量に対して、0.005〜5重量%であること
を特徴とする請求項4に記載の組成物。 - 【請求項6】 グリセロール及び/又は少なくとも4個
の炭素原子を含むポリオール及び/又はC3−C9ポリ
オールのC1−C8脂肪族エーテル及び/又はC2−C
9ポリオールのC6−C8芳香族エーテルが組成物の全
重量に対して0.1から40%を占めることを特徴とす
る請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項7】 グリセロール及び/又は少なくとも4個
の炭素原子を含むポリオール及び/又はC3−C9ポリ
オールのC1−C8脂肪族エーテル及び/又はC2−C
9ポリオールのC6−C8芳香族エーテルが組成物の全
重量に対して0.5から20%を占めることを特徴とす
る請求項6に記載の組成物。 - 【請求項8】 更なる直接染料を含むことを特徴とする
請求項1ないし7のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項9】 ケラチン繊維に適した媒体(又は支持
体)が、水と前記グリセロール及び/又はポリオール及
び/又はポリオールエーテルから選ばれる少なくとも1
種の溶媒との混合物からなることを特徴とする請求項1
ないし8のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項10】 媒体が少なくとも1種の有機溶媒を含
んでなることを特徴とする請求項9に記載の組成物。 - 【請求項11】 pHが2〜11、好ましくは5〜10
であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか
1項に記載の組成物。 - 【請求項12】 酸化染色用であって、パラ−フェニレ
ンジアミン類、ビス(フェニル)アルキレンジアミン
類、パラ−アミノフェノール類、オルト−アミノフェノ
ール類及び複素環ベースから選択される一又は複数の酸
化ベースを含有していることを特徴とする請求項1ない
し11のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項13】 酸化ベースが、染色用組成物の全重量
に対して0.0005〜12重量%であることを特徴と
する請求項12に記載の組成物。 - 【請求項14】 酸化ベースが、染色用組成物の全重量
に対して0.005〜6重量%であることを特徴とする
請求項12に記載の組成物。 - 【請求項15】 メタ−フェニレンジアミン類、メタ−
アミノフェノール類、メタ−ジフェノール類及び複素環
カップラーから選択される一又は複数のカップラーを含
有していることを特徴とする請求項12ないし14のい
ずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項16】 カップラーが、染色用組成物の全重量
に対して0.0001〜10重量%であることを特徴と
する請求項15に記載の組成物。 - 【請求項17】 カップラーが、染色用組成物の全重量
に対して0.005〜5重量%であることを特徴とする
請求項16に記載の組成物。 - 【請求項18】 酸化染色又は艶出し直接染色用であっ
て、少なくとも1種の酸化剤を含有していることを特徴
とする請求項1ないし17のいずれか1項に記載の組成
物。 - 【請求項19】 請求項1ないし11のいずれか1項に
記載の少なくとも一の染色用組成物を、所望の色調を発
色させるのに十分な時間、繊維に適用し、ついで繊維を
すすぎ、場合によってはシャンプーで洗浄し、再度すす
いで乾燥させることを特徴とする、ヒトの毛髪等のケラ
チン繊維の染色方法。 - 【請求項20】 請求項1ないし11のいずれか1項に
記載の少なくとも一の染色用組成物を、所望の色調を発
色させるのに十分な時間、繊維に適用し、最後のすすぎ
は行わないことを特徴とする、ヒトの毛髪等のケラチン
繊維の染色方法。 - 【請求項21】 請求項1ないし18の組成物中の少な
くとも一の式(I)のカチオン性直接染料と少なくとも
グリセロール及び/又は一のポリオール及び/又はポリ
オールエーテルと少なくとも1種の酸化ベースとを染色
に適切な媒体中に含有する組成物(A1)と、少なくと
も1種の酸化剤を染色に適切な媒体中に含有する組成物
(B1)とを別々に保存し、使用時にそれらを混合し、
ついで該混合物をケラチン繊維に適用することからなる
予備段階を含むことを特徴とする、ヒトの毛髪等のケラ
チン繊維の染色方法。 - 【請求項22】 請求項1ないし18の組成物中の少な
くとも一の式(I)のカチオン性直接染料と少なくとも
グリセロール及び/又は一のポリオール及び/又はポリ
オールエーテルとを染色に適切な媒体中に含有する組成
物(A2)と、少なくとも1種の酸化剤を染色に適切な
媒体中に含有する組成物(B2)とを別々に保存し、使
用時にそれらを混合し、ついで該混合物をケラチン繊維
に適用することからなる予備段階を含むことを特徴とす
る、ヒトの毛髪等のケラチン繊維の染色方法。 - 【請求項23】 第1の区画が請求項21又は22に記
載の方法の組成物(A1)又は組成物(A2)を含有
し、第2の区画が請求項21又は22に記載の方法の組
成物(B1)を含有することを特徴とする多区画染色具
又は多区画染色キット。
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