JPH11348632A - 車両用テーブル - Google Patents

車両用テーブル

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JPH11348632A
JPH11348632A JP16188198A JP16188198A JPH11348632A JP H11348632 A JPH11348632 A JP H11348632A JP 16188198 A JP16188198 A JP 16188198A JP 16188198 A JP16188198 A JP 16188198A JP H11348632 A JPH11348632 A JP H11348632A
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祐輔 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車室内の僅かなスペースに独立して設けること
ができ、必要に応じて書類等を固定することができ、見
栄えが良い車両用テーブルを得る。 【解決手段】車両用テーブルは、車内に取付けられた収
納ケース16と、収納ケースに引出し可能に収納された
テーブル17と、テーブルとともに移動しテーブルを収
納ケースから引抜き不能に収納ケースに係止するストッ
パ18とを備える。テーブルは引出された状態で回動可
能にストッパに取付けられる。収納されたテーブル17
の前端に収納ケースの開口部16aを塞ぐ蓋17cが設
けられ、引出された状態でストッパに開口部を塞ぐ遮蔽
壁18bが設けられ、更にテーブルを下向きに回転する
ように付勢するスプリング22が設けられる。テーブル
に固定具23が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の室内に設けら
れた車両用テーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のインストルメントパネルに
は小物を収容するためにグラブボックスが設けられる。
このグラブボックスは、前面が開口した物品収納用ボッ
クスと、この物品収納用ボックスの開口部をその開口部
の下縁を中心として水平軸回りに回動する蓋とを有す
る。このグラブボックスに運転者又は助手席者が手持の
小物等を収納することによりその小物の紛失を防止でき
るようになっている。このグラブボックスの蓋を開いて
水平状態に維持することにより、テーブルとして使用す
ることができるグラブボックスが提案されている(実開
昭58−46646)。しかし、水平状態の蓋は小物を
載せる置き台には適するが、地図等の小さな書籍を開い
た状態で安定に、しかも運転者又は助手席者がその開い
た書籍を容易に見得るように維持するには不適切であっ
た。
【0003】これらの点を解消するために、物品収納用
ボックスの天井部に収納ケースを設け、この収納ケース
の前端から開放状態の蓋まで掛渡し可能な本立て用の板
を収納した車両のグラブボックス構造が提案されている
(実開平7−22854)。このグラブボックス構造で
は収納ケースの前端から蓋まで掛渡された本立て用の板
に地図等の書籍を開いた状態で立てかけることにより傾
斜させた状態で書籍を安定に維持することができるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した車両
のグラブボックス構造ではグラブボックスの蓋体を開放
しなければ本立て用の板を掛渡すことができず、また本
立て用の板が掛渡された状態では物品収納用ボックス内
部の小物を取出すことができない不具合がある。また、
グラブボックスは通常助手席側のインストルメントパネ
ルに設けられるため、運転者が本立て用の板に立てかけ
られた書籍等を見ることは一般的に困難であり、筆記す
るためのテーブルとしても使用しずらいものである。更
に、本立て用の板に立てかけられた書籍やメモなどが本
立て用の板から落下し易い問題点がある。本発明の目的
は、車室内の僅かなスペースに独立に取付けることがで
きる車両用テーブルを提供することにある。本発明の別
の目的は、書類、シート又はカードを固定することがで
きる車両用テーブルを提供することにある。本発明の更
に別の目的は、使用時若しくは不使用時において見栄え
の良い車両用テーブルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、車内に取付けられた収納ケース16
と、収納ケース16に引出し可能に収納されたテーブル
17と、テーブル17とともに移動しテーブル17を収
納ケース16から引抜き不能に収納ケース16に係止す
るストッパ18とを備え、テーブル17が引出された状
態で回動可能にストッパ18に取付けられた車両用テー
ブルである。この請求項1に係る発明では、車両用テー
ブルの使用時には、テーブル17を収納ケース16から
ストッパ18で停止するまで引出した後、図3に示すよ
うにテーブル17を回転して傾斜させ、テーブル17の
表面に書籍等を置く。車両用テーブルの不使用時にはテ
ーブル17を元に戻して図2に示すように収納ケース1
6に収納する。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、テーブル17が収納された状態でテーブル
17の前端に収納ケース16の開口部16aを塞ぐ蓋1
7cが設けられた車両用テーブルである。請求項2に係
る発明では、テーブル17の前端に設けられた蓋17c
により収納ケース16の開口部16aが塞がれるので、
特にテーブル17の不使用時において車両用テーブルの
見栄えが向上する。請求項3に係る発明は、請求項1又
は2に係る発明であって、テーブル17が引出された状
態でストッパ18に収納ケース16の開口部16aを塞
ぐ遮蔽壁18bが設けられた車両用テーブルである。請
求項3に係る発明では、ストッパ18に設けられた遮蔽
壁18bにより収納ケース16の開口部16aが塞がれ
るので、特にテーブル17の使用時において車両用テー
ブルの見栄えが向上する。
【0007】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
いずれかに係る発明であって、引出された状態のテーブ
ル17を下向きに回転するように付勢するスプリング2
2が設けられた車両用テーブルである。この請求項4に
係る発明では、スプリング22がテーブル17を下向き
に回転するように付勢するので、引出された状態のテー
ブル17が車両走行等により振動して異音を発生させる
ことを防止する。
【0008】請求項5に係る発明は、請求項1ないし4
いずれかに係る発明であって、図8に示すように、テー
ブル27が、テーブル本体28と、収納ケース16に収
納された状態でテーブル本体28に重合し収納ケース1
6から引出された状態で展開するようにテーブル本体2
8に枢着された補助テーブル29とを備えた車両用テー
ブルである。この請求項5に係る発明では、収納ケース
16に収納された状態で補助テーブル29がテーブル本
体28に重合するので、収納ケース16の奥行長さを小
さくすることができ、収納ケース16から引出された状
態で補助テーブル29は展開してテーブル本体28とと
もにテーブル面を形成するので、テーブル27の使用面
積を拡大させるとともに少ないスペースに本発明の車両
用テーブルの取付けを可能にする。
【0009】請求項6に係る発明は、請求項1ないし4
いずれかに係る発明であって、図1に示すように、テー
ブル17に書類、シート又はカードの固定具23が設け
られた車両用テーブルである。請求項7に係る発明は、
請求項5に係る発明であって、図8に示すように、補助
テーブル29に書類、シート又はカードの固定具33が
設けられた車両用テーブルである。請求項6又は請求項
7に係る発明では、テーブル17又は補助テーブル28
に固定具23、33を設け、この固定具23、33を介
して書類、シート又はカードをテーブル17,27に固
定することにより書籍、シート又はカードがテーブル1
7,27から落下しなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図7に示すように、車両の車
内に取付けられたインストルメントパネル11の両側部
にはサイドレジスタ12a,12bが設けられ、その中
央上部にはセンタレジスタ12cが設けられる。運転席
前方に位置するインストルメントパネル11にはスピー
ドメータ等の車両を運転するために必要な表示機器が配
置され、助手席前方にはグラブボックス11aが設けら
れる。本発明に係る車両用テーブル13は例えばセンタ
レジスタ12cの下方、この実施の形態では運転席と助
手席の間の略中央のインストルメントパネル11に設け
られる。図1に示すように、車両用テーブル13はイン
ストルメントパネル11に取付けられた収納ケース16
と、このケース16に水平方向に引出し可能に収納され
たテーブル17と、このテーブル17とともに移動しテ
ーブル17を収納ケース16から引抜き不能に収納ケー
ス16に係止するストッパ18とを備える。
【0011】収納ケース16は長方形の開口部16aを
有する角筒状に形成され、上側には切欠き部16bが形
成され、下側の開口縁には指挿入用の隙間を形成する段
部16jが形成される。収納ケース16の両側壁16c
にはそれぞれ角孔16d,16eが形成される。図1で
は角孔16d,16eは一方の側壁16cのみ示す。収
納ケース16の両側壁16c内面には角孔16d,16
eを使用して一対のレール19,19が取付けられる。
レール19は収納ケース16の角孔16d,16eに対
向する位置に係止爪19a及び19fがそれぞれ突設さ
れ、係止爪19a及び19fを角孔16d及び16eに
それぞれ係止することによりレール19が収納ケース1
6に固定されるようになっている。レール19にはテー
ブル17の両側部及びストッパ18の両側部を遊挿可能
な凹溝19bが形成され、この凹溝19b内にはその長
手方向に延びてテーブル17の側部下端又はストッパ1
8の側部下端が摺動可能に当接する弾性変形可能な湾曲
した板ばね21がそれぞれ取付けられる。
【0012】ストッパ18及びテーブル17はその両側
部をそれぞれ収納ケース16の開口部16aからレール
19の凹溝19bにこの順序で挿入することにより収納
ケース16に収納され、図1及び図2に示すように、テ
ーブル17にはテーブル17が収納された状態でテーブ
ル17の前端に収納ケース16の開口部16aを塞ぐ蓋
17cがテーブル17の引出し端縁に沿って設けられ
る。ストッパ18のテーブル17に対向する端縁には一
対の突設片18cが形成され、テーブル17にはこの突
設片18cが挿入可能な凹部17eが形成される。図1
の拡大図に示すように、凹部17eには枢支ピン17f
が設けられ、この枢支ピン17fを突設片18cに形成
された枢支孔18eに挿入することによりテーブル17
はストッパ18に対して回動可能に取付けられる。
【0013】図3に示すように、ストッパ18にはテー
ブル17が引出された状態で収納ケース16の切欠き部
16bに当接してテーブル17のそれ以上の引出しを禁
止する係止壁18aが形成され、係止壁18aが切欠き
部16bに当接することによりテーブル17は収納ケー
ス16から引抜き不能に構成される。また、ストッパ1
8には、テーブル17が収納ケース16から引出された
状態で収納ケース16の開口部16aを塞ぐ遮蔽壁18
bが設けられ、ストッパ18の一対の突設片18cには
引出された状態のテーブル17を下向きに回転するよう
に付勢するスプリング22(図1)が設けられる。
【0014】図5及び図6に示すように、本実施の形態
におけるスプリングはストッパ18のテーブル側に突設
した突設片18cの湾曲した先端部分を覆うように設け
られた板バネ22であって、板バネ22の一端が突設片
18cの下部に例えばリベット22bにより取付られ
る。板バネ22の他端は突設片18cの外径に相応する
ように曲げられ、図5に示すように、テーブル17がス
トッパ18とともに同一面にある場合にはテーブル17
に押されて板バネ22は突設片18cの先端部分に沿っ
て曲げられ、図6に示すように、テーブル17がストッ
パ18に対して下方に回動した状態ではテーブル17の
後端を押してそのテーブル17がストッパ18に対して
下方に回動するように付勢する。なお、図3に示すよう
に、テーブル17背面のインストルメントパネル11に
当接する部分にはクッション材17dが貼付けられる。
【0015】図1に戻って、テーブル17には書類、シ
ート又はカード等を綴込むための固定具23が設けられ
る。本実施の形態における固定具は、テーブル17に形
成された一対の取付片17a,17aに両端がそれぞれ
取付けられた弾性を有する鋼線23である。この鋼線2
3の中央が折曲げられて取手部分23aが形成される。
図4に示すように、鋼線23の両端部が折曲げられて取
付片17aに取付けられる。具体的に鋼線23の端部は
押え部分23bと取付部分23cと係止部分23dから
なる。押え部分23bは書類等をテーブル17に押付け
る。取付部分23cは押え部分23bに対して平行にず
らして形成され、取付片17aの隙間から取付片17a
の略中央に挿入して装着される。係止部分23dは取付
片17aの上部に形成された凹溝17bに挿入して取付
部分23cの回転を禁止する。このように取付けられた
固定具である鋼線23は中央に形成された取手部分23
aを指で摘んでテーブル17から押え部分23bを離す
ように引上げ、押え部分23bとテーブル17との間に
綴込む書類、シート又はカード等を挿入して取手部分2
3aを離すと、鋼線23の弾性によりその書籍等に押え
部分23bに押付けられてテーブル17に固定される。
【0016】このように構成された車両用テーブルの動
作を説明する。図2に示すように、蓋17cに指をかけ
て収納ケース16に収納されているテーブル17を図3
の一点鎖線で示すように引出すとストッパ18がテーブ
ル17とともに移動し、ストッパ18の係止壁18aが
収納ケース16の切欠き部16bに当接するまで移動す
る。係止壁18aが切欠き部16bに当接した状態では
ストッパ18とテーブル17の枢支部分は収納ケース1
6の開口部16aから突出し、引出されたテーブル17
はスプリング22(図5及び図6)の付勢力によりスト
ッパ18に対して実線矢印で示すように下方に回動す
る。回動したテーブル17の背面はクッション材17d
を介してインストルメントパネル11に当接してそれ以
上の回転が禁止され、図7に示すように、インストルメ
ントパネル11の前面に傾斜した状態で維持される。こ
の状態で蓋17cは固定具23に書類等を固定しない場
合に書類等の落下防止にも役立つ。
【0017】テーブル17が引出された状態ではストッ
パ18に形成された遮蔽壁18bが収納ケース16の開
口部16aを塞いで見栄えを向上させ、運転者又は助手
席者等の乗員は収納ケース16から出現したテーブル1
7に固定具である鋼線23を利用して書類、シート又は
カード等を固定して利用する。一方、テーブル17を使
用しない場合にはスプリング22の付勢力に打勝つ力で
テーブル17を図3の破線矢印で示すように略水平にな
るように回転させ、その状態で収納ケース16に押込
む。図2に示すように、テーブル17が押込まれるとス
トッパ18も同様に移動し、テーブル17の引出し側端
に形成された蓋17cは収納ケース16の開口部16a
を塞いで見栄えを向上させる。
【0018】図8〜図11に本発明の別の実施の形態を
示す。図中上述した実施の形態と同一符号は同一部品を
示し、繰返しての説明を省略する。図8に示すように、
車両用テーブル24の本実施の形態におけるテーブル2
7はテーブル本体28と補助テーブル29とにより構成
される。テーブル本体28のストッパ18に対向する端
縁には、ストッパ18の一対の突設片18cの内側に僅
かな隙間を保ってそれぞれ挿入する一対の第1突片28
a,28aが形成され、補助テーブル29には一対の第
1突片28a,28aの内側に僅かな隙間を保ってそれ
ぞれ挿入する一対の第2突片29a,29aが形成され
る。枢支ピン17fは一対の第1突片28a,28aに
それぞれ設けられ、この一対の第1突片28a,28a
には更に枢着孔28bがそれぞれ形成される。一対の第
2突片29a,29aにはそれぞれ枢着ピン29bが設
けられ、この枢着ピン29bを第1突片28a、28a
の枢着孔28bにそれぞれ挿入することにより補助テー
ブル29はテーブル本体28に対して回動可能に取付け
られる。テーブル本体28は、枢支ピン17fをストッ
パ18の突設片18cに形成された枢支孔18eに挿入
することによりストッパ18に回動可能に取付けられ、
突設片18cの先端部分には板バネ22が覆うように設
けられる。
【0019】図9に示すように、補助テーブル29は収
納ケース16に収納された状態でテーブル本体28に重
合し、図10に示すようにテーブル本体28が収納ケー
ス16から引出されると、補助テーブル29はテーブル
本体28に対して回動して展開するように構成される。
補助テーブル29が展開すると、図10の拡大図に示す
ように、その端縁がテーブル本体28の端縁と当接した
状態でテーブル本体28とともに平面を形成するように
構成され、それ以上の補助テーブル29のテーブル本体
28に対する展開が禁止される。この場合、補助テーブ
ル29とテーブル本体28で同一平面とすることが望ま
しい。なお、補助テーブル29は樹脂を成形することに
より作ることができ、この実施の形態では、補助テーブ
ル29に書類、シート又はカードを補助テーブル29と
ともに挟み込んで固定する固定具33が一体的に形成さ
れる。
【0020】このように構成された車両用テーブル24
では、図10に示すように、テーブル27が引出される
とテーブル本体28はスプリング22(図8)の付勢力
により背面がインストルメントパネル11に当接するま
で下方に回動してインストルメントパネル11の前面に
傾斜した状態で維持される。一方、補助テーブル29
は、運転者又は助手席者等の乗員がその手で図の矢印で
示すようにテーブル本体28に対して回転させて展開す
る。補助テーブル29は端縁がテーブル本体28の端縁
と当接した状態でそれ以上のテーブル本体28に対する
展開が禁止され、展開した補助テーブル29はテーブル
本体28とともに平面を形成する。テーブル本体28と
ともに平面を形成した補助テーブル29は、図11に示
すように、テーブル本体28とともにテーブル面を形成
してテーブル本体28とともにインストルメントパネル
11の前面に傾斜して維持される。運転者又は助手席者
等の乗員は補助テーブル29が展開して広くなった面に
補助テーブル29に設けられた固定具33を利用して書
類、シート又はカード等を固定して利用するとともに、
メモ書きする面として使用することができる。この場
合、テーブル本体28と補助テーブル29の間に図示し
ないバネを設け、補助テーブル29を展開方向に付勢さ
せることもできる。
【0021】一方、テーブル27を使用しない場合に
は、テーブル本体28を略水平になるように回転させる
とともに、図10の一点鎖線で示すように補助テーブル
29をテーブル本体28に重合させる。この状態からテ
ーブル本体28を補助テーブル29とともに収納ケース
16に押込む。テーブル本体28が押込まれると、図9
に示すように、補助テーブル29はテーブル本体28に
重合した状態で収納ケース16に収納され、テーブル本
体28の引出し側端に形成された蓋17cが収納ケース
16の開口部16aを塞いで見栄えを向上させる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、収
納ケースにテーブルとストッパを引出し可能に収納した
ので、必要に応じてテーブルを収納ケースから引出して
書籍等を立てかけ又は固定として利用することにより車
内の僅かなスペースに独立して車両用テーブルを設ける
ことができる。また、テーブルとストッパを引出し可能
に収納したので、不使用時にテーブルを収納ケースに収
納することにより不使用時における車内の車両用テーブ
ルの見栄えが良くなる。更に、テーブルを引出した状態
で回動可能にストッパに取付けたので、使用に際してテ
ーブルを傾斜させることができ、テーブルの使用時にお
ける利便性を向上させることができる。
【0023】また、テーブルの前端に蓋を設ければテー
ブルの不使用時における収納ケースの開口部をこの蓋に
より塞ぎ、ストッパに遮蔽壁を設ければテーブル使用時
における収納ケースの開口部をこの遮蔽壁により塞ぐの
で、テーブルの不使用時又は使用時における車両用テー
ブルの見栄えが良くなる。また、スプリングにより引出
された状態のテーブルを下向きに回転するように付勢す
れば、引出された状態のテーブルの振動を防止して異音
の発生を防止することができる。
【0024】更に、テーブルをテーブル本体と補助テー
ブルにより構成し、収納ケースに収納された状態で補助
テーブルをテーブル本体に重合させれば、収納ケースの
奥行長さを小さくすることができ、収納ケースから引出
された状態で補助テーブルを展開してテーブル本体とと
もにテーブル面を形成させることにより、テーブルの使
用面積を縮小させることなく更に少ないスペースに本発
明の車両用テーブルを設けることができる。また、テー
ブル又は補助テーブルに固定具を設ければ、固定具を介
して書類、シート又はカードをテーブルに固定すること
ができ、固定された書籍、シート又はカードがテーブル
から落下しなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用テーブルの構成を示す分解斜視
図。
【図2】テーブルが収納ケースに収納された状態を示す
中央付近の縦断面図。
【図3】テーブルが収納ケースから引出された状態を示
す図2に対応する断面図。
【図4】固定具の取付構造を示す図1のA部拡大斜視
図。
【図5】テーブルとストッパの取付状態を示す図1のB
方向から見た側面図。
【図6】テーブルが回動した状態を示す図5に対応する
側面図。
【図7】車両用テーブルが取付けられたインストルメン
トパネルの斜視図。
【図8】本発明の別の車両用テーブルの構成を示す分解
斜視図。
【図9】テーブル本体が補助テーブルとともに収納ケー
スに収納された状態を示す中央付近の縦断面図。
【図10】テーブル本体が収納ケースから引出されて補
助テーブルが展開した状態を示す図9に対応する断面
図。
【図11】本発明の別の車両用テーブルが取付けられた
インストルメントパネルの斜視図。
【符号の説明】
16 収納ケース 16a 開口部 17,27 テーブル 17c 蓋 18 ストッパ 18b 遮蔽壁 22 スプリング 28 テーブル本体 29 補助テーブル 23,33 固定具

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内に取付けられた収納ケース(16)と、 前記収納ケース(16)に引出し可能に収納されたテーブル
    (17)と、 前記テーブル(17)とともに移動し前記テーブル(17)を前
    記収納ケース(16)から引抜き不能に前記収納ケース(16)
    に係止するストッパ(18)とを備え、 前記テーブル(17)が引出された状態で回動可能に前記ス
    トッパ(18)に取付けられたことを特徴とする車両用テー
    ブル。
  2. 【請求項2】 テーブル(17)が収納された状態で前記テ
    ーブル(17)の前端に収納ケース(16)の開口部(16a)を塞
    ぐ蓋(17c)が設けられた請求項1記載の車両用テーブ
    ル。
  3. 【請求項3】 テーブル(17)が引出された状態でストッ
    パ(18)に収納ケース(16)の開口部(16a)を塞ぐ遮蔽壁(18
    b)が設けられた請求項1又は2記載の車両用テーブル。
  4. 【請求項4】 引出された状態のテーブル(17)を下向き
    に回転するように付勢するスプリング(22)が設けられた
    請求項1ないし3いずれか記載の車両用テーブル。
  5. 【請求項5】 テーブル(27)が、テーブル本体(28)と、
    収納ケース(16)に収納された状態で前記テーブル本体(2
    8)に重合し前記収納ケース(16)から引出された状態で展
    開するように前記テーブル本体(28)に枢着された補助テ
    ーブル(29)とを備えた請求項1ないし4いずれか記載の
    車両用テーブル。
  6. 【請求項6】 テーブル(17)に書類、シート又はカード
    の固定具(23)が設けられた請求項1ないし4いずれか記
    載の車両用テーブル。
  7. 【請求項7】 補助テーブル(29)に書類、シート又はカ
    ードの固定具(33)が設けられた請求項5記載の車両用テ
    ーブル。
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