JPH11344908A - 画像形成装置に着脱可能なカ―トリッジ、画像形成装置、画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置に着脱可能なカ―トリッジ、画像形成装置、画像形成装置の制御方法

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JPH11344908A
JPH11344908A JP11071566A JP7156699A JPH11344908A JP H11344908 A JPH11344908 A JP H11344908A JP 11071566 A JP11071566 A JP 11071566A JP 7156699 A JP7156699 A JP 7156699A JP H11344908 A JPH11344908 A JP H11344908A
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JP
Japan
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image
image forming
toner
forming apparatus
mode
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JP11071566A
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English (en)
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Tomonori Mori
友紀 森
Hisayoshi Kojima
久義 小嶋
Kazunari Murayama
一成 村山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モノブラック画像や印字率の低い画像など、
収容器に収容される廃トナーの量が少ない画像を形成し
たときに、できるだけ多くの枚数をプリントすることが
できるカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成装置
の制御方法を提供すること。 【解決手段】 カートリッジに設けられた不揮発性記録
媒体には、所定値が格納されており、この所定値は、画
像形成するとカウントされるカウント値とともに画像形
成装置を制御するために用いられるものである。第1画
像形成モードで画像を形成するときにカウントするカウ
ント値と、前記第1画像形成モードとはクリーニング容
器に収容される廃トナーの最大量が異なる第2画像形成
モードで画像を形成するときにカウントするカウント値
とは、異なる値である。このような構成により、クリー
ニング容器の限界まで廃トナーが収容されるまでに印字
できる枚数を多くし、ユーザーがカートリッジを準備す
る期間をなるべく長く確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式ある
いは静電記録方式の画像形成装置、画像形成装置に用い
られるカートリッジ、画像形成装置の制御方法に関する
ものである。
【0002】特に、本発明は、トナーを担持する像担持
体表面からクリーニングされたトナーを収容する収容器
を備えたカートリッジ、及び画像形成装置、収容器にト
ナーを収容する収容スペースを備える画像形成装置の制
御方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は、帯電器に
よって一様に帯電された像担持体に選択的な露光をして
潜像を形成し、現像器によって前記潜像を現像剤(トナ
ー)で顕像化するとともに該現像剤による像を記録媒体
に転写して画像記録を行う。そして転写後に像担持体に
残留した現像剤はクリーニングブレードで除去するとと
もにクリーニング容器内に現像剤を貯留し表面がきれい
な像担持体によって次の現像を行うようにしている。
【0004】近年では前記像担持体、帯電器、現像器、
クリーニング部、廃トナーボックス等を一体構造にまと
めてカートリッジ化することにより、ユーザーが前記カ
ートリッジを装置本体に装填することによって、現像剤
の像担持体の部品交換可能としメンテナンスを容易にし
たものが実用化されている。更に像担持体の寿命が延び
プリント可能枚数が増えると、供給能力に制限の生じる
現像器を独立なユニットとし、現像カートリッジと、画
像形成プロセス手段としての像担持体、帯電器、クリー
ニング部を一体としたプロセスカートリッジであるドラ
ムカートリッジとに分け、前述した現像器と像担持体が
ユニット化しているプロセスカートリッジと同様に装置
本体の装着とメンテナンスを容易にし、尚かつそれぞれ
主要部品の寿命に即した使いかたがされるようになって
きている。このドラムカートリッジにおいて、クリーニ
ングによってクリーニングされたトナーである廃トナー
は像担持体の寿命の間十分に収納しうる容積のクリーニ
ング容器内に蓄えられ、ドラムカートリッジ交換時に取
り除かれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような画像形成装
置には、たとえば、特開平10−39692号公報に述
べられているような画像形成装置がある。クリーニング
された廃トナーを回収する回収容器が満杯となり、交換
予告をしたのち、プリント可能とし、プリントするプリ
ント枚数をカウントして満杯検知を行っている。そし
て、所定枚数をプリントした際には、画像形成装置本体
を停止させている。
【0006】しかしながら、特開平10−39692号
公報の方法では、回収容器が満杯となり、交換予告をし
たのち、プリントするプリント枚数をカウントしている
ため、たとえば、交換予告をしたのにモノブラック画像
や印字率の低い画像など廃トナー量の少ない画像を多数
枚プリントすると、まだ、プリントを許可しても本体が
ダメージを受けない状態であるにも関わらず、画像形成
装置本体が停止してしまうことになるのである。
【0007】本発明の目的は、モノブラック画像や印字
率の低い画像など、収容器に収容される廃トナーの量が
少ない画像を形成したときに、できるだけ多くの枚数を
プリントすることができるカートリッジ、画像形成装
置、及び画像形成装置の制御方法を提供することにあ
る。
【0008】本発明の他の目的は、画像形成モードに応
じてトナー像を第1像担持体上に形成する第1画像形成
ステップと、前記第1像担持体上のトナー像を前記第1
像担持体とは異なる第2像担持体上に転写する転写ステ
ップと、前記転写ステップの後の前記第1像担持体表面
に残留したトナーをクリーニングするクリーニングステ
ップと、前記クリーニングステップによりクリーニング
したトナーを収容器に収容する収容ステップと、前記収
容器とともに画像形成装置本体に着脱可能である不揮発
性の記憶媒体に格納された所定値に基づいて画像形成装
置を制御する制御ステップと、を備え、前記制御ステッ
プにおいて、前記所定値は、画像形成装置を制御するた
め、第1画像形成モードの時にカウントする第1のカウ
ント値と、第2画像形成モードの時にカウントする、前
記第1カウント値とは異なる、第2カウント値とともに
用いられ、前記第1画像形成モードで画像を形成したと
きに前記収容器に収容されるトナーの最大量と前記第2
画像形成モードで画像を形成したときに前記収容器に収
容されるトナーの最大量は異なる、画像形成装置の制御
方法を提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、画像形成モード
に応じてトナー像を第1像担持体上に形成する第1画像
形成ステップと、前記第1像担持体上のトナー像を前記
第1像担持体とは異なる第2像担持体上に転写する転写
ステップと、前記転写ステップの後の前記第1像担持体
表面に残留したトナーをクリーニングするクリーニング
ステップと、前記クリーニングステップによりクリーニ
ングしたトナーを収容器に収容する収容ステップと、前
記収容器に収容したトナー収容量が所定量に達したこと
を検知する検知ステップと、前記検知ステップの後で不
揮発性記憶媒体に格納されている所定値に基づいて画像
形成装置を制御する制御ステップと、を備え、前記制御
ステップにおいて、前記所定値は、画像形成装置を制御
するため、第1画像形成モードの時にカウントする第1
のカウント値と、前記第1画像形成モードと異なる第2
画像形成モードの時にカウントする、前記第1カウント
値とは異なる、第2カウント値とともに用いられ、前記
第1画像形成モードで画像を形成したときに前記収容器
に収容されるトナーの最大量と前記第2画像形成モード
で画像を形成したときに前記収容器に収容されるトナー
の最大量は異なる、画像形成装置の制御方法を提供する
ことにある。
【0010】本発明の他の目的は、トナーを担持する像
担持体表面からクリーニングされるトナーを収容する収
容器と、画像形成装置を制御するための所定値を格納し
ている不揮発性記憶媒体と、を備え、前記不揮発性記憶
媒体の格納している所定値は、画像形成装置を制御する
ため、第1画像形成モードで画像を形成するときにカウ
ントする第1カウント値、及び、前記第1画像形成モー
ドとは異なる第2画像形成モードで画像を形成するとき
にカウントする、前記第1カウント値とは異なる、第2
カウント値とともに用いるための値である、カートリッ
ジ、及び画像形成装置を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、トナーを担持す
る像担持体表面からクリーニングされたトナーを収容す
る収容器と、画像形成装置を制御するための所定値を格
納している不揮発性記憶媒体と、を備え、前記不揮発性
記憶媒体の格納している所定値は、画像形成装置を制御
するため、画像に用いられているトナーの色数毎にカウ
ントするカウント値とともに用いる値である、カートリ
ッジを提供することにある。
【0012】本発明の更なる目的は以下の説明より明ら
かになるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、 (1)画像形成モードに応じてトナー像を第1像担持体
上に形成する第1画像形成ステップ、前記第1像担持体
上のトナー像を前記第1像担持体とは異なる第2像担持
体上に転写する転写ステップ、前記転写ステップの後の
前記第1像担持体表面に残留したトナーをクリーニング
するクリーニングステップ、前記クリーニングステップ
によりクリーニングしたトナーを収容器に収容する収容
ステップ、前記収容器とともに画像形成装置本体に着脱
可能である不揮発性の記憶媒体に格納された所定値に基
づいて画像形成装置を制御する制御ステップ、を備え、
前記制御ステップにおいて、前記所定値は、画像形成装
置を制御するため、第1画像形成モードの時にカウント
する第1のカウント値と、第2画像形成モードの時にカ
ウントする、前記第1カウント値とは異なる、第2カウ
ント値とともに用いられ、前記第1画像形成モードで画
像を形成したときに前記収容器に収容されるトナーの最
大量と前記第2画像形成モードで画像を形成したときに
前記収容器に収容されるトナーの最大量は異なることを
特徴とする画像形成装置の制御方法である。
【0014】(2)画像形成モードに応じてトナー像を
第1像担持体上に形成する第1画像形成ステップ、前記
第1像担持体上のトナー像を前記第1像担持体とは異な
る第2像担持体上に転写する転写ステップ、前記転写ス
テップの後の前記第1像担持体表面に残留したトナーを
クリーニングするクリーニングステップ、前記クリーニ
ングステップによりクリーニングしたトナーを収容器に
収容する収容ステップ、前記収容器に収容したトナー収
容量が所定量に達したことを検知する検知ステップ、前
記検知ステップの後で不揮発性記憶媒体に格納されてい
る所定値に基づいて画像形成装置を制御する制御ステッ
プ、を備え、前記制御ステップにおいて、前記所定値
は、画像形成装置を制御するため、第1画像形成モード
の時にカウントする第1のカウント値と、前記第1画像
形成モードと異なる第2画像形成モードの時にカウント
する、前記第1カウント値とは異なる、第2カウント値
とともに用いられ、前記第1画像形成モードで画像を形
成したときに前記収容器に収容されるトナーの最大量と
前記第2画像形成モードで画像を形成したときに前記収
容器に収容されるトナーの最大量は異なることを特徴と
する画像形成装置の制御方法である。
【0015】(3)トナーを担持する像担持体表面から
クリーニングされるトナーを収容する収容器、画像形成
装置を制御するための所定値を格納している不揮発性記
憶媒体、を備え、前記不揮発性記憶媒体の格納している
所定値は、画像形成装置を制御するため、第1画像形成
モードで画像を形成するときにカウントする第1カウン
ト値、及び、前記第1画像形成モードとは異なる第2画
像形成モードで画像を形成するときにカウントする、前
記第1カウント値とは異なる、第2カウント値とともに
用いるための値であることを特徴とする画像形成装置に
着脱可能なカートリッジである。
【0016】(4)トナー像を担持する第1像担持体、
前記第1像担持体上のトナー像を前記第1像担持体とは
異なる第2像担持体に転写する転写手段、前記転写手段
による転写後の前記第1像担持体表面に残留しているト
ナーをクリーニングするクリーニング手段、前記クリー
ニング手段によりクリーニングされたトナーを収容する
収容器、前記収容器を備えた着脱可能なユニットに設け
られ、画像形成装置本体を制御するための所定値を格納
している不揮発性記憶媒体、を備え、前記不揮発性記憶
媒体に格納されている所定値は、画像形成装置を制御す
るために、第1カウント値と、前記第1カウント値と異
なる第2カウント値とともに用いられることを特徴とす
る画像形成装置である。
【0017】(5)トナーを担持する像担持体表面から
クリーニングされたトナーを収容する収容器、画像形成
装置を制御するための所定値を格納している不揮発性記
憶媒体、を備え、前記不揮発性記憶媒体の格納している
所定値は、画像形成装置を制御するため、画像に用いら
れているトナーの色数毎にカウントするカウント値とと
もに用いる値であることを特徴とする画像形成装置に着
脱可能なカートリッジである。
【0018】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕以下、本発明に
係わる画像形成装置を図面に沿って説明する。
【0019】〔画像形成装置の全体の説明〕まず画像形
成装置の全体構成について、図1を参照して概略説明す
る。
【0020】図1はカラー画像形成装置の一形態である
レーザープリンターの全体構成説明図である。
【0021】カラーレーザープリンターは図1に示すよ
うに、一定速度で回転する第1の像担持体であるドラム
形状の感光体15と、固定の黒現像器21Bと回転可能
な3つのカラー現像器20Y,20M,20Cとからな
る現像手段20,21と、これらの現像手段20,21
により現像され多重転写されたカラー画像を保持し、給
送部60から給送された第3の像担持体としての記録材
である転写材2に更に転写する第2の像担持体である中
間転写体9とを有する。カラー画像を転写された転写材
2を次いで定着部25へ搬送してカラー画像を転写材2
に定着し、排出ローラー34,35,36によってプリ
ンター本体(画像形成装置本体)A上面の排出部37へ
排出するものである。尚上記回転可能なカラー現像器2
0Y,20M,20C及び固定の黒現像器21Bはプリ
ンター本体Aに対して個別に着脱可能に構成されてい
る。また給送部60と排出ローラー34,35,36と
で搬送手段が構成されている。
【0022】次に上記画像形成装置の各部の構成につい
て順次詳細に説明する。
【0023】〔像担持体ユニット〕プロセスカートリッ
ジとしてのユニットであるドラムカートリッジ13は、
感光体15と、感光体15のホルダーを兼ねるクリーニ
ング装置Cのクリーニング容器14とを一体的に構成し
たものである。このドラムカートリッジ13はプリンタ
ー本体Aに設けた不図示の装着口からカートリッジ収納
部に挿入され、該カートリッジ収納部内に設けられた装
着手段としての装着ガイド(図示せず)に対して着脱自
在に支持され、感光体15の寿命に合わせて容易にユニ
ット交換可能であるよう構成されている。本実施の形態
に係わる感光体15は直径約60mmのアルミシリンダ
ーの外側に有機光導電体層を塗布して構成し、クリーニ
ング容器14に回転自在に支持されている。感光体15
の周りには、クリーニングブレード16、一次帯電手段
17が配置されている。また図示後方の一方端に、図示
しない駆動モーターの駆動力を伝達することにより、感
光体15を画像形成動作に応じて図示反時計回りに回転
させるようにしている。
【0024】〔帯電手段〕帯電手段17は接触帯電方法
を用いたものであり、導電性ローラを感光体15に当接
させ、この導電性ローラーに電圧を印加することによっ
て感光体15の表面を一様に帯電させるものである。
【0025】〔露光手段〕上記感光体15への露光はス
キャナー部30から行われる。即ち画像信号がレーザー
ダイオード(図示せず)に与えられると、このレーザー
ダイオードは画像信号に対応する画像光をポリゴンミラ
ー31へと照射する。このポリゴンミラー31はスキャ
ナーモーター(図示せず)によって高速回転し、ポリゴ
ンミラー31で反射した画像光が結像レンズ32及び反
射ミラー33を介して一定速度で回転する感光体15の
表面を選択的に露光し、その結果、感光体15上に静電
潜像を形成する。
【0026】〔現像手段〕現像手段20,21は、上記
静電潜像を可視像化するために、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの各色現像を可能とする3個の回転現
像器20Y,20M,20Cと1個の黒現像器21Bか
ら構成される。
【0027】黒現像器21Bは固定現像器であり、感光
体15に対向した位置にスリーブ21BSが感光体15
に対し微小間隔(300μm程度)をもって配置され、
感光体15にブラックトナーによる可視像を形成する。
【0028】ブラック現像器21Bは容器内のトナーを
送り機構(図示せず)によって送り込み、スリーブ21
BSの外周に圧接された塗布ブレード21BBによって
図示時計方向に回転するスリーブ21BSの外周にトナ
ーを薄層塗布し、且つトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)
する。またスリーブ21BSに現像バイアスを印加する
ことにより、感光体15の静電潜像に対応してトナー現
像を行うものである。
【0029】3個の回転現像器20Y,20M,20C
は、軸22を中心として回転する現像ロータリー23に
夫々着脱可能に保持され、画像形成に際しては各現像器
20Y,20M,20Cが現像ロータリー23に保持さ
れた状態で軸22を中心に回転移動し、所定の現像器2
0Y,20M,20Cが、感光体15に対向した位置に
止り、更に現像スリーブ20YS,20MS,20CS
が感光体15に対し微小間隔(300μm程度)をもっ
て対向するように位置決めされた後、感光体15の静電
潜像に対応して可視像を形成する。カラー画像形成時に
は中間転写体9の1回転毎に現像ロータリー23が回転
し、イエロー現像器20Y、マゼンタ現像器20M、シ
アン現像器20C、次いで黒現像器20Bの順で現像工
程がなされる。
【0030】図1ではイエローの回転現像器20Yがド
ラムカートリッジ13に対向した位置に位置決め静止し
ている状態を示している。回転現像器20Yは容器内の
トナーを送り機構(図示せず)によって塗布ローラー2
0YRへ送り込み、図示時計方向に回転する塗布ローラ
ー20YR及びスリーブ20YSの外周に圧接されたブ
レード20YBによって図示時計方向に回転するスリー
ブYSの外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電荷
を付与(摩擦帯電)する。潜像が形成された感光体15
と対向したスリーブ20YSに現像バイアスを印加する
ことにより、潜像に応じて感光体15上にトナー現像を
行うものである。マゼンタ現像器20M、シアン現像器
20Cについても上記同様なメカニズムでトナー現像が
行われる。
【0031】また各回転現像器20Y,20M,20C
の各スリーブ20YS,20MS,20CSは各現像器
が現像位置に回転移動されたときプリンター本体Aに設
けられた各色現像器用高圧電源及び駆動手段(何れも図
示せず)と接続されており、各色現像毎に順次選択的に
電圧が印加され駆動手段が接続される。
【0032】〔中間転写体〕中間転写体9はカラー画像
形成動作時には各現像器20Y,20M,20Cにより
可視像化された感光体15上のトナー画像を4回(Y、
M、C、Bの4色の各画像)にわたり多重転写を受ける
ため感光体15の外周速度と同期して図示時計回りに回
転し、また多重転写を受けた中間転写体9は電圧を印加
された転写ローラー10とによって転写材2を挟み込み
搬送することにより転写材2に中間転写体上の各色トナ
ー像を同時多重転写する。
【0033】本実施の形態に係わる中間転写体9は直径
180mmのアルミシリンダー12の外周を中抵抗スポ
ンジや中抵抗ゴム等の弾性層11で覆った構成をしてい
る。この中間転写体9は回転自在に支持され一体的に固
定されるギヤ(図示せず)に駆動を受けて回転する。
【0034】〔クリーニング装置〕クリーニング装置C
は現像手段20,21によって感光体15に可視像化さ
れたトナーが中間転写体9に転写された後、感光体15
表面上に残ったトナーをクリーニングするものであり、
クリーニングされたトナーである廃トナーはクリーニン
グ容器14内に蓄えられる。クリーニング容器14内に
蓄えられる廃トナーの量は、感光体15の寿命よりも早
くクリーニング容器14を限界まで満たすことはなく、
従ってクリーニング容器14は感光体15の寿命交換時
に同時に一体で交換処理される。クリーニング容器14
の構成は後程詳細に説明する。
【0035】〔給紙部〕給紙部60は転写部へ転写材2
を搬送するものであり、複数枚の転写材2を収納したカ
セット1と給紙ローラー3、給送ローラー4、重送防止
のリタードローラー5、給紙ガイド6、レジストローラ
ー8から主に構成される。画像形成時には給紙ローラー
3が画像形成動作に応じて駆動回転し、給紙カセット1
内の転写材2を一枚ずつ分離給送すると共に、給紙ガイ
ド6によってガイドし、搬送ローラー7を経由してレジ
ストローラー8に至る。画像形成動作中にレジストロー
ラー8は、転写材2を静止待機させる非回転の動作と転
写材2を中間転写体9に向けて搬送する回転の動作とを
所定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時の画
像と転写材2との位置合わせを行う。
【0036】〔転写部〕転写部は揺動可能な転写ローラ
ー10からなる。
【0037】転写ローラー10は金属軸を中抵抗発泡弾
性体で巻いてあり、図示上下に移動可能で且つ駆動を有
す。上記中間転写体9上に4色のトナー像を形成してい
る間、即ち中間転写体9が複数回転する間はその画像を
乱さぬよう、図示実線で示す転写ローラー10は下方に
位置し中間転写体9とは離れている。上記中間転写体9
上に4色のトナー像が形成し終わった後、転写材2にカ
ラー画像を転写するタイミングに合わせて転写ローラー
10は図示しないカム部材により図示細線で示す上方の
位置、即ち転写材2を介して中間転写体9に所定の圧で
押しつけられる。この時同時に転写ローラー10にはバ
イアスが印加され中間転写体9上のトナー画像は転写材
2に転写される。ここで中間転写体9と転写ローラー1
0とは夫々駆動されているため、両者に挟まれた状態の
転写材2は転写工程が行われると同時に、図示左方向に
所定の速度で搬送され、次工程である定着器25にむけ
て送られる。
【0038】〔定着部〕定着器25は上記現像手段2
0,21により形成されたトナー画像を中間転写体9を
介して転写材2上に形成したトナー画像を定着させるも
のであり、図1に示すように、転写材2に熱を加えるた
めの定着ローラー26と転写材2を定着ローラー26に
圧接させるための加圧ローラー27とから成り、各ロー
ラー26,27は中空ローラーであり内部に夫々ヒータ
28,29を有し回転駆動され同時に転写材2を搬送す
るよう構成されている。
【0039】即ちトナー像を担持した転写材2は定着ロ
ーラー26と加圧ローラー27とにより搬送されると共
に熱及び圧力を加えられることによりトナーが転写材2
に定着される。
【0040】〔クリーニング容器〕クリーニング容器1
4の詳細を図2と図3を用い説明する。
【0041】クリーニング容器14は、容器本体14a
内にクリーニング室38と、廃トナーを収容する収容器
としてのトナー蓄積室39と、に2分する仕切り部材4
0を設けることで、廃トナーの逆流が生じクリーニング
に悪影響を及ぼすことがないようにしている。
【0042】感光体15表面に残留するトナーのクリー
ニングはクリーニング室38内でクリーニング手段であ
るクリーニングブレード16とクリーニングローラー1
9によって行う(図3参照)。感光体15表面上の残留
トナーはトナー受けシート18をすり抜けクリーニング
室38内に入り込み、はじめクリーニングローラー19
によって、次にクリーニングブレード16により掻き落
とされる。
【0043】クリーニングローラー19及びクリーニン
グブレード16によりクリーニングされクリーニング室
38内に堆積した廃トナーTはクリーニングローラー1
9によって後方のスクリュー41に送り出され、該スク
リュー41の回転により感光体15の長手方向に平行に
搬送されてトナー蓄積室39内に堆積する。
【0044】なお、本実施形態では、感光体15表面上
に残留したトナーを“残留トナー”と呼び、前記クリー
ニング手段によってクリーニングされたトナーを“廃ト
ナー”と呼んでいる。
【0045】トナー蓄積室39内に搬送堆積した廃トナ
ーTがトナー蓄積室39に設けられたスクリュー42の
位置に達すると、今度は該スクリュー42の回転により
クリーニング室38内のスクリュー41の搬送逆方向に
トナー蓄積室39内で送られて後述の満タン検知室44
に収容される(図2及び図3参照)。
【0046】トナー蓄積室39内は図2に示すように、
長手垂直方向に伸びた複数の廃トナー室仕切りリブ43
により4つの小室に分割されている。この小室のうちス
クリュー42による廃トナー搬送方向の最下流の満タン
検知室44に廃トナー満タン検知手段としての廃トナー
満タン検知機構50を配置することで、大容量のトナー
蓄積室39で廃トナーTが片寄り、誤って満タン検知す
るのを防いでいる。この廃トナー満タン検知機構とは、
収容されているトナー量が所定量に達したことを光によ
り検知する機構である。以下に詳細な説明をする。
【0047】〔廃トナー満タン検知機構〕廃トナー満タ
ン検知機構50による廃トナー検知は光学的に行われ
る。トナー蓄積室39の上面39dと後面39eの両面
に光透過窓45を対向して配置し、これらの光透過窓4
5間に窓清掃羽根46を設け回転させることで、光透過
窓45の廃トナー汚れを拭き取る。廃トナーTの有無は
プリンタ本体A内に、あるいはクリーニング容器14に
一体的に設けられた発光素子47と受光素子48によ
り、満タン検知室44内に光を透過させ検知する。満タ
ン検知室44内で蓄積した廃トナーTが光透過窓45の
位置まで達すると、光は廃トナーTによって遮断され受
光素子48で光を検知することができずプリンタ本体A
の制御回路(CPU)51(図5参照)により満タン状
態と判断される。この情報はプリンタ本体Aに設けた不
図示のオペーレションパネルまたはコンピュータ上に表
示され、ユーザーにドラムカートリッジ13の交換を伝
える。
【0048】この時点ではまだトナー蓄積室39内は完
全には廃トナーで満たされておらず、蓄積できる廃トナ
ー容量にわずかの余裕がある。このため、ユーザーは印
字作業を行うことができる。即ち、この時点でのトナー
蓄積室39内の廃トナー収容量Vは図3に示すように、
トナー蓄積室39の廃トナー収容限界量Vmに達してお
らず、トナー蓄積室39には上記廃トナー収容量Vが廃
トナー収容限界量Vmに達するまでの廃トナー収容可能
量ΔV(=Vm−V)を残している。
【0049】〔廃トナー満タン検知後の画像形成動作処
理〕次に、本実施の形態による廃トナー満タン検知後の
画像形成動作処理を説明する。
【0050】廃トナーの満タン警告は、ユーザーの立場
に立った場合、ユーザーが警告を受けてから、交換する
ドラムカートリッジ13の準備ができるまで、印字可能
であることが望ましい。したがって、上記廃トナー収容
可能量ΔVに対応した、ある適正量の転写材2に印字
(画像形成)するほうが望ましい。そして、この適正量
は、なるべく大きいほうが望ましい。
【0051】上記したように、廃トナーの満タン検知
後、転写材2に印字できる場合、その後完全に廃トナー
がクリーニング容器14内に満ちた状態のドラムカート
リッジ13をユーザーが誤って使用することを防ぐこと
が望ましい。
【0052】また、ドラムカートリッジ13が着脱式で
あることを考慮して、プリンタ本体Aの電源を落として
も廃トナーの満タン検知を行ってからその後の情報が失
われることが無いよう記憶させることが望ましい。
【0053】また、廃トナーの満タン検知を行ってから
のクリーニング容器14内の廃トナー収容可能量ΔV
は、クリーニング容器14内の廃トナー満タン検知機構
50の配置状態である程度決定される。
【0054】そこで、本実施の形態では、ユーザーが廃
トナー満タンを知ってから、カートリッジ交換の準備が
できるようにするため、廃トナーの満タンを検知したこ
とをユーザーに知らせてから、所定枚数の転写材2を印
字可能にすることができるようにし、その後はドラムカ
ートリッジ13を使用不能とする構成とした。また、ク
リーニング装置Cあるいはドラムカートリッジ13の使
用を不能とするためのカウントのしきい値をドラムカー
トリッジ13に設けた記憶手段としての不揮発性の記憶
媒体に記憶させる(格納する)構成とした。
【0055】また、フルカラープリント機のように印字
プロセスの異なる幾種かの印字モード(画像形成モー
ド)が混在する場合に、転写材2の画像形成枚数のカウ
ント法を、印字モードに応じて変えてカウントする方法
にすることにより、できるだけ画像形成枚数を増やすこ
とができ、望ましい。
【0056】さらに詳しく説明する。
【0057】満タン検知後に印字する転写材2の枚数に
関するカウントのしきい値の情報は、図5に示すよう
に、プリンタ本体A側の制御回路51とコネクタ52を
介して接続可能で情報の伝達交換可能な、ドラムカート
リッジ13に設けられた記憶媒体、例えばドラムカート
リッジROM(read only memory)(シリアルROM)4
9に予め記憶され、格納される。
【0058】また、廃トナー満タン検知機構50が所定
の廃トナー収容量Vを検知した後に加算されるカウント
アップ値は、廃トナー満タン検知機構50が廃トナー収
容量Vを検知してからクリーニング装置Cあるいはドラ
ムカートリッジ13の使用が不能となるまでの間のクリ
ーニング容器14内の廃トナー収容可能量ΔVの値と、
プリンターの印字動作毎にクリーニング容器14内に収
納される廃トナー量の値とを用いて設定されている。
【0059】かゝる設定方法を簡略的に言えば、印字毎
に排出される廃トナー量の実測値を求め、印字可能枚数
を見積もる方法である。すなわち、カウントアップ値
は、廃トナー収容可能量ΔVと、幾種かの印字モードの
個々の廃トナー量の推定最大値を元に設定されている。
これにより、限られた収容量で最大枚数の印字を行うこ
とが可能となる。
【0060】以下に、満タン検知後の転写材2の印字枚
数のカウント法を具体的な数値を挙げて詳述する。
【0061】仮に、 ・フルカラー印字で最大の廃トナー量:0.1g/イメ
ージ ・モノブラック印字で最大の廃トナー量:0.05g/
イメージ *イメージ:1印字動作で1イメージ。フルカラー1枚
では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4回印
字動作をするので4イメージ。モノブラック1枚は1イ
メージ。 とする。廃トナー満タン検知機構50が廃トナー収容量
Vを検知してから、廃トナーが完全にクリーニング容器
14を満たし機能上保証できない状態になるまでの間の
廃トナーの収容可能量ΔVを150〔g〕とすると、こ
の間フルカラー、モノブラック、フルカラーモノブラッ
ク混合の3種の印字モードで印字できる印字枚数は、 ・フルカラー:375〔枚〕 ・モノブラック:3000〔枚〕 ・フルカラーモノブラック混合(フルカラー:モノブラ
ック=7:3):508〔枚〕 となる。
【0062】以上の結果をふまえて廃トナー満タン検知
機構50が廃トナー収容量Vを検知してからの印字枚数
のカウント方法を、 ・フルカラー:3〔カウント/イメージ〕、 ・モノブラック:7〔カウント/イメージ〕 とする。また、クリーニング装置Cあるいはドラムカー
トリッジ13を使用不能とするカウントのしきい値を4
200〔カウント〕とする。
【0063】次に図6を用いてフルカラー印字とモノカ
ラー印字の場合の廃トナー量満タン検知方法のフローチ
ャートを説明する。
【0064】先ず、プリンタ本体A側の制御回路51で
は、廃トナー満タン検知機構50による廃トナーの満タ
ンが検知がされた(ステップ1)後、プリンターによる
転写材2の印字動作が可能な印字待ち状態にする(ステ
ップ2)。そして、フルカラーモードによる印字を行っ
た場合は3〔カウント/イメージ〕を、モノカラーモー
ドによる印字を行った場合は7〔カウント/イメージ〕
を加算して(ステップ3)、その加算した結果(カウン
ト値の積算値)と、カウントのしきい値(4200〔カ
ウント〕)とを逐次比較し(ステップ4)、積算値がし
きい値と一致した時、クリーニング装置Cあるいはドラ
ムカートリッジ13の使用を不能とする制御を行う(ス
テップ5)。すなわち、画像形成装置の画像形成動作を
停止する。
【0065】以下の表1に、同じ印字モードで連続で印
字した場合の印字枚数と最大廃トナー量を示す。
【0066】更に、フルカラーモードとモノブラックモ
ードを混在して用い、カウント値が4200に達するま
での間の印字枚数の比がフルカラー:モノブラック=
7:3である場合の最大廃トナー量も示す。
【0067】
【表1】
【0068】以上の表から明らかなように、最大廃トナ
ーの量はクリーニング容器14の廃トナー収容可能量Δ
Vを越えることはなく、満タン警告後ユーザーがドラム
カートリッジの交換の準備が整うまで適正量の印字をす
ることが可能となるとともに、ユーザーが誤って限界ま
でトナーが満ちた状態のドラムカートリッジを使用する
ことを防止できる。
【0069】以上本実施の形態では、高寿命のドラムカ
ートリッジ13の大量の廃トナーをクリーニング容器1
4に蓄積し、廃トナーが廃トナー収容量Vに達した際に
は廃トナー満タン検知機構50による満タン検知が可能
であり、これにより満タン検知したことをユーザーに知
らせてカートリッジ交換を促す。そして、転写材2の数
百枚印字後、転写材2の印字に関するカウントの積算値
がしきい値と一致すると、安全のためクリーニング装置
Cあるいはドラムカートリッジ13を使用不能としてい
る。
【0070】その結果、ユーザーは廃トナーの満タン警
告を知ってから後、クリーニング装置Cあるいはドラム
カートリッジ13の使用が不能となるカートリッジ交換
までの間をカートリッジ準備期間として得ることができ
る。
【0071】また、廃トナー満タン検知機構50が廃ト
ナー収容量Vを検知した後の印字動作毎に加算するカウ
ントアップ値は、廃トナー収容可能量ΔVと、各印字モ
ードでの廃トナー分量の推定最大値とに基づいて設定さ
れているので、各モードに応じた印字枚数だけ印字を行
うことができる。つまり、廃トナー分量の少ないモード
で印字を行うと、廃トナー分量の多いモードの印字枚数
よりも多く印字を行うことができ、ユーザーの準備期間
をより長く確保できる。
【0072】そして、印字プロセスの異なる幾種かの印
字モードに対応した所望のカウント法を適宜採択するこ
とで、印字プロセスの異なる幾種かの印字モードでも満
タン検知後の転写材2の印字可能枚数に過不足が生じる
ことを回避でき、廃トナー収容可能量ΔVに応じた適正
量の印字を行うことができる。
【0073】また、満タン検知が作動した後の転写材2
の印字枚数に関する情報としてのカウント値の積算値
と、クリーニング装置Cあるいはドラムカートリッジ1
3の使用を不能とするカウントのしきい値とが、ドラム
カートリッジ13に設けた不揮発性の記憶媒体に格納さ
れているので、すなわち、不揮発性記憶媒体にドラムカ
ートリッジ固有の情報を保存できるので、ユーザーがプ
リンター本体Aの電源を落としても、またはユーザーが
ドラムカートリッジ13をプリンター本体A内から取り
出し別のプリンターのプリンター本体で使用しても、満
タン検知後の印字は可能であり、カウント値がしきい値
に達すると使用不能となり、限界までトナーが満ちた状
態のドラムカートリッジの使用を防止できる。
【0074】〔実施の形態2〕本実施の形態例では、満
タン検知後からドラムカートリッジ13を使用不能とす
るまでの印字枚数を、プリンターの特性上、意図的にモ
ノブラックのみ多く印字したい場合のカウント法を例示
している。以下に、具体的な数値を挙げて詳述する。
【0075】カウンタアップ値を ・フルカラー:1〔カウント/イメージ〕、 ・モノブラック:1〔カウント/イメージ〕、 とし、ドラムカートリッジを使用不能とするカウントの
しきい値を1400〔カウント〕とすると、この間の印
字枚数は以下の表2のようになる。「フルカラーモノブ
ラックの混合」は、カウント値が1400に達するまで
の間に印字する枚数の比がフルカラーモード:モノブラ
ックモード=7:3である場合のトータルの印字枚数で
ある。
【0076】
【表2】
【0077】このように満タン検知後からドラムカート
リッジ13を使用不能とするまでの印字枚数を、プリン
ターの特性上、意図的にモノブラックのみ多く印字した
い場合のカウント法を用いても、前述実施の形態1と同
様な効果を得ることができる。
【0078】〔他の実施の形態〕前述した実施の形態で
は、モノブラックモードと、4色のトナーで画像を形成
するフルカラーモードを備える画像形成装置について説
明しているが、本発明は、前述した2つのモードのほか
に、2色画像、3色画像の印字モードを有する画像形成
装置にも好適に適用することができる。
【0079】2色画像印字モードではイメージが2回形
成されるため、または、3色画像印字モードではイメー
ジが3回形成されるため、4回イメージを形成するフル
カラー印字モードよりもカウント値の積算値が低くな
り、しきい値に達するまでの間に印字できる枚数が増え
る。
【0080】また、前述した実施形態では、色の種類や
色数によって印字モードが異なる画像形成装置について
説明したが、たとえば、線画像を形成する線画像モード
と、写真画像を形成する写真画像モードと、でカウント
値が異なる画像形成装置にも本発明は好適に適用でき
る。
【0081】このように、線画像と写真画像とでカウン
ト値を変えることでも、ユーザーの準備期間を、画像形
成モードに応じた長さだけ確保できる。廃トナーの最大
量は線画像のほうが写真画像よりも小さくなるので、線
画像を形成すると写真画像を形成するよりも印字可能な
枚数が多くなり、そのぶん、ユーザーのカートリッジを
準備する期間を長く確保できるのである。
【0082】さらに、ユーザーの準備期間を長くするた
め、印字率(記録材1つ当たりの印字されている割合)
に応じてカウント値を変えてもよい。たとえば、印字率
が0%の場合は0を、1〜40%の場合は1を、印字率
が41%以上の場合は1よりも大きい値をカウントす
る。(印字率が大きいほど廃トナー量が増えるため、カ
ウント値が大きくなる。)このように、印字率に対応し
たカウント値を用いることで、クリーニング容器のぎり
ぎりまでトナーが満ちるまで印字することができ、ユー
ザーのカートリッジを準備する期間をより長く確保で
き、ユーザーの交換性がよりいっそう良くなる。
【0083】なお、上記の線画像モード、写真画像モー
ド、画像の印字率、などの画像形成モードはレーザーダ
イオードに与えられる画像信号に基づいて決めることが
できる。
【0084】また、前述した実施の形態では、カウント
をイメージ毎に行っているが、カウント値を一つの記録
材毎にカウントしてもよい。ただし、この場合、各画像
形成モードのカウント値は、各モードでの廃トナーの最
大量の違いに基づいて決められており、画像形成モード
によって異なる値となる。
【0085】したがって、特開平10−39692号公
報のように、記録材毎に一律に“1”ずつカウントする
ものよりも、第1画像形成モードのときには第1カウン
ト値を、第1画像形成モードとは異なる第2画像形成モ
ードのときには第1カウント値とは異なる第2カウント
値をカウントする本発明のほうが、より廃トナー量の予
測が正確になり、より長い準備期間をユーザーに提供す
ることが可能となる。
【0086】なお、これまで、カウント法として加算法
(increment) について説明してきたが、本発明は減算法
(decrement) によるカウント法を行っても構わない。た
とえば、カウントのしきい値から画像形成モードに応じ
たカウント値を減算し、その結果が0よりも大きけれ
ば、印字可能(印字待ち状態)とし、0と等しければ画
像形成の動作を停止する。
【0087】なお、これまで、カウント値のしきい値が
廃トナーを収容する収容器であるクリーニング容器とと
もに着脱可能な不揮発性記憶媒体に格納されている画像
形成装置について説明してきたが、カウント値のしきい
値はプリンタ本体Aの不揮発性記憶媒体に格納されてい
てもよい。クリーニング容器とともに着脱可能な不揮発
性記憶媒体には、クリーニング容器中のトナー量がどの
くらいか、または、あと何枚画像形成可能なのか、を判
断するために用いられる所定値が記憶されていればよ
い。
【0088】なお、本発明は、プロセスカートリッジ
(ドラムカートリッジ13)の形態を採らないで、感光
体15及びこれに作用するクリーニング手段(クリーニ
ング装置C)などを直接画像形成装置本体に取り付ける
構成の電子写真方式あるいは静電記録方式の画像形成装
置にも好適に適用することができる。
【0089】また、プロセスカートリッジ(ドラムカー
トリッジ13)における感光体15としては、例えば次
のものが含まれる。先ず感光部としては光導電体が用い
られ、光導電体としては例えばアモルファスシリコン、
アモルファスセレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光
導電体(OPC)等が含まれる。また感光体を搭載する
形状としては、例えばドラム状またはベルト状のものが
用いられており、例えばドラムタイプの感光体にあって
は、アルミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着あるい
は塗工等を行ったものである。
【0090】また、帯電手段17の構成も、前述した実
施の形態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成と
して従来から知られているタングステンワイヤーの三方
周囲にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステ
ンワイヤーに高電圧を印加することによって生じた正ま
たは負のイオンを感光体表面に移動させ、該感光体表面
を一様に帯電する構成を用いてもよいことは当然であ
る。
【0091】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、バッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0092】また、感光体に残存するトナーのクリーニ
ング手段としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブラ
シ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0093】また、前述したプロセスカートリッジ(ド
ラムカートリッジ13)とは、例えば感光体及びこれに
作用する現像手段を除く帯電手段、クリーニング手段と
を備えたものである。前述した実施の形態のもの以外に
も、例えば、感光体とクリーニング手段とを一体的にカ
ートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能とするも
の等がある。
【0094】更に、前述した実施の形態では、中間転写
体を介して記録材にトナー像を転写する画像形成装置に
ついて説明しているが、本発明は、中間転写体を介する
ことなく直接記録材に感光体上のトナー像を転写する画
像形成装置にも好適に適用できる。
【0095】また、前述した実施の形態では、転写後の
残留トナーを感光体表面から除去し収容するクリーニン
グ装置を備えた画像形成装置について説明しているが、
本発明は、中間転写体のようなトナー像を担持する担持
体をクリーニングするクリーニング装置を備える画像形
成装置にも好適に適用できる。
【0096】更に、前述した実施の形態では、画像形成
装置としてカラーレーザープリンターを例示したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば電子写真
複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッサ等
の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能であ
る。
【0097】また、記録材としての転写材としては、記
録紙、OHPシート等のプラスチックシート或いは布な
どを用いることができる。
【0098】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるもので
はなく、本発明の技術思想内であらゆる変形が可能であ
る。
【0099】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、不揮発性記憶媒体に格納されている所定値とともに
画像形成装置を制御するために用いられるカウント値
は、第1画像形成モードで画像を形成するときと、第2
の画像形成モードで画像を形成するときとでは異なる。
前記第1画像形成モードと前記第2画像形成モードは、
収容器に収容されるトナーの最大値が異なる。このよう
に画像形成モードに応じて異なるカウント値を用いるこ
とにより、より長いカートリッジの準備期間をユーザー
に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置としてのレーザープリンターの全
体構成説明図である。
【図2】ドラムカートリッジの上方から見た水平断面図
である。
【図3】ドラムカートリッジの正面から見た縦断面図で
ある。
【図4】ドラムカートリッジの正面裏側から見た図であ
る。
【図5】画像形成装置本体側の制御回路とプロセスカー
トリッジ側のカートリッジROMとの結合関係を表した
構成ブロック図である。
【図6】本実施の形態に係る廃トナー量満タン検知方法
のフローチャートである。
【符号の説明】
2 転写材(記録材) 13 ドラムカートリッジ(プロセスカートリッ
ジ) 14 クリーニング容器(廃トナー収納容器) 15 感光体(像担持体) 49 カートリッジのROM(記憶手段) 50 廃トナー満タン検知機構(廃トナー満タン検
知手段) 60 給送部(搬送手段) C クリーニング装置(クリーニング手段) V 廃トナー収容量 Vm 廃トナー収容限界量 ΔV 廃トナー収容可能量

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成モードに応じてトナー像を第1
    像担持体上に形成する第1画像形成ステップ、 前記第1像担持体上のトナー像を前記第1像担持体とは
    異なる第2像担持体上に転写する転写ステップ、 前記転写ステップの後の前記第1像担持体表面に残留し
    たトナーをクリーニングするクリーニングステップ、 前記クリーニングステップによりクリーニングしたトナ
    ーを収容器に収容する収容ステップ、 前記収容器とともに画像形成装置本体に着脱可能である
    不揮発性の記憶媒体に格納された所定値に基づいて画像
    形成装置を制御する制御ステップ、 を備え、 前記制御ステップにおいて、前記所定値は、画像形成装
    置を制御するため、第1画像形成モードの時にカウント
    する第1のカウント値と、第2画像形成モードの時にカ
    ウントする、前記第1カウント値とは異なる、第2カウ
    ント値とともに用いられ、 前記第1画像形成モードで画像を形成したときに前記収
    容器に収容されるトナーの最大量と前記第2画像形成モ
    ードで画像を形成したときに前記収容器に収容されるト
    ナーの最大量は異なることを特徴とする画像形成装置の
    制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第2像担持体は
    記録材であることを特徴とする画像形成装置の制御方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第1像担持体は
    中間転写体であることを特徴とする画像形成装置の制御
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記第1像担持体は
    感光体であることを特徴とする画像形成装置の制御方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第2像担持体は
    中間転写体であることを特徴とする画像形成装置の制御
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記第1画像形成モ
    ードはモノカラー画像を形成するモードであることを特
    徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記第1画像形成モ
    ードは白黒画像を形成するモードであることを特徴とす
    る画像形成装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記第2画像形成モ
    ードは複数色の画像を形成するモードであることを特徴
    とする画像形成装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記第1画像形成モ
    ードで形成されるトナー像と前記第2画像形成モードで
    形成されるトナー像は、1つの記録材当たりの印字率が
    異なることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記第1画像形成
    モードは線画像であることを特徴とする画像形成装置の
    制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項1において、前記第1画像形成
    モードは写真画像であることを特徴とする画像形成装置
    の制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項1において、前記像担持体上に
    複数色の画像が形成される場合は、前記第1カウント値
    及び前記第2カウント値は、各色の画像毎にカウントさ
    れる値であることを特徴とする画像形成装置の制御方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項1において、前記第1カウント
    値及び前記第2カウント値は、1つの記録材に形成され
    る画像毎にカウントされる値であることを特徴とする画
    像形成装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項1において、前記不揮発性記憶
    媒体の格納している所定値は、前記第1画像形成モード
    で画像を形成するときは前記第1カウント値を積算して
    得られる積算値と比較され、前記第2画像形成モードで
    画像を形成するときは前記第2カウント値を積算して得
    られる積算値と比較されることを特徴とする画像形成装
    置の制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項1において、前記不揮発性記憶
    媒体の格納している所定値は、画像形成装置の動作を停
    止する、または、続けるために用いられる値であること
    を特徴とする画像形成装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項1において、前記不揮発性記憶
    媒体の格納している所定値は、前記収容器内に収容でき
    るトナー量の最大値に基づいて得られる値であることを
    特徴とする画像形成装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項1において、前記収容器のトナ
    ー収容量が所定量に達したことを検知する検知ステップ
    を有し、前記検知ステップのあとで前記制御ステップを
    行うことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記検知ステッ
    プでは、光検知手段を用いることを特徴とする画像形成
    装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 画像形成モードに応じてトナー像を第
    1像担持体上に形成する第1画像形成ステップ、 前記第1像担持体上のトナー像を前記第1像担持体とは
    異なる第2像担持体上に転写する転写ステップ、 前記転写ステップの後の前記第1像担持体表面に残留し
    たトナーをクリーニングするクリーニングステップ、 前記クリーニングステップによりクリーニングしたトナ
    ーを収容器に収容する収容ステップ、 前記収容器に収容したトナー収容量が所定量に達したこ
    とを検知する検知ステップ、 前記検知ステップの後で不揮発性記憶媒体に格納されて
    いる所定値に基づいて画像形成装置を制御する制御ステ
    ップ、 を備え、 前記制御ステップにおいて、前記所定値は、画像形成装
    置を制御するため、第1画像形成モードの時にカウント
    する第1のカウント値と、前記第1画像形成モードと異
    なる第2画像形成モードの時にカウントする、前記第1
    カウント値とは異なる、第2カウント値とともに用いら
    れ、 前記第1画像形成モードで画像を形成したときに前記収
    容器に収容されるトナーの最大量と前記第2画像形成モ
    ードで画像を形成したときに前記収容器に収容されるト
    ナーの最大量は異なることを特徴とする画像形成装置の
    制御方法。
  20. 【請求項20】 トナーを担持する像担持体表面からク
    リーニングされるトナーを収容する収容器、 画像形成装置を制御するための所定値を格納している不
    揮発性記憶媒体、 を備え、 前記不揮発性記憶媒体の格納している所定値は、画像形
    成装置を制御するため、第1画像形成モードで画像を形
    成するときにカウントする第1カウント値、及び、前記
    第1画像形成モードとは異なる第2画像形成モードで画
    像を形成するときにカウントする、前記第1カウント値
    とは異なる、第2カウント値とともに用いるための値で
    あることを特徴とする画像形成装置に着脱可能なカート
    リッジ。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記カートリッ
    ジは、前記像担持体を備えるプロセスカートリッジであ
    ることを特徴とする画像形成装置に着脱可能なカートリ
    ッジ。
  22. 【請求項22】 請求項20において、前記カートリッ
    ジは、前記像担持体表面からトナーをクリーニングする
    クリーニング手段も備えることを特徴とする画像形成装
    置に着脱可能なカートリッジ。
  23. 【請求項23】 請求項20において、前記不揮発性記
    憶媒体の格納している所定値は、前記第1画像形成モー
    ドで画像を形成するときは前記第1カウント値を積算し
    て得られる積算値と比較され、前記第2画像形成モード
    で画像を形成するときは前記第2カウント値を積算して
    得られる積算値と比較されることを特徴とする画像形成
    装置に着脱可能なカートリッジ。
  24. 【請求項24】 請求項20において、前記不揮発性記
    憶媒体の格納している所定値は、画像形成装置の動作を
    停止する、または、続けるために用いられる値であるこ
    とを特徴とする画像形成装置に着脱可能なカートリッ
    ジ。
  25. 【請求項25】 請求項20において、前記不揮発性記
    憶媒体の格納している所定値は、前記収容器内に収容で
    きるトナー量の最大値に基づいて得られる値であること
    を特徴とする画像形成装置に着脱可能なカートリッジ。
  26. 【請求項26】 トナー像を担持する第1像担持体、前
    記第1像担持体上のトナー像を前記第1像担持体とは異
    なる第2像担持体に転写する転写手段、 前記転写手段による転写後の前記第1像担持体表面に残
    留しているトナーをクリーニングするクリーニング手
    段、 前記クリーニング手段によりクリーニングされたトナー
    を収容する収容器、 前記収容器を備えた着脱可能なユニットに設けられ、画
    像形成装置本体を制御するための所定値を格納している
    不揮発性記憶媒体、 を備え、 前記不揮発性記憶媒体に格納されている所定値は、画像
    形成装置を制御するために、第1カウント値と、前記第
    1カウント値と異なる第2カウント値とともに用いられ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  27. 【請求項27】 請求項26において、前記ユニットは
    前記像担持体を有するプロセスカートリッジであること
    を特徴とする画像形成装置。
  28. 【請求項28】 請求項26において、前記第2像担持
    体は記録材であることを特徴とする画像形成装置。
  29. 【請求項29】 請求項26において、前記第1像担持
    体は中間転写体であることを特徴とする画像形成装置。
  30. 【請求項30】 請求項26において、前記第1像担持
    体は感光体であることを特徴とする画像形成装置。
  31. 【請求項31】 請求項30において、前記第2像担持
    体は中間転写体であることを特徴とする画像形成装置。
  32. 【請求項32】 請求項26において、前記第1画像形
    成モードはモノカラー画像を形成するモードであること
    を特徴とする画像形成装置。
  33. 【請求項33】 請求項32において、前記第1画像形
    成モードは白黒画像を形成するモードであることを特徴
    とする画像形成装置。
  34. 【請求項34】 請求項32において、前記第2画像形
    成モードは複数色の画像を形成するモードであることを
    特徴とする画像形成装置。
  35. 【請求項35】 請求項26において、前記第1画像形
    成モードで形成されるトナー像と前記第2画像形成モー
    ドで形成されるトナー像は、1つの記録材当たりの印字
    率が異なることを特徴とする画像形成装置。
  36. 【請求項36】 請求項26において、前記第1画像形
    成モードは線画像であることを特徴とする画像形成装
    置。
  37. 【請求項37】 請求項26において、前記第1画像形
    成モードは写真画像であることを特徴とする画像形成装
    置。
  38. 【請求項38】 請求項26において、前記像担持体上
    に複数色の画像が形成される場合は、前記第1カウント
    値及び前記第2カウント値は、各色の画像毎にカウント
    される値であることを特徴とする画像形成装置。
  39. 【請求項39】 請求項26において、前記第1カウン
    ト値及び前記第2カウント値は、1つの記録材に形成さ
    れる画像毎にカウントされる値であることを特徴とする
    画像形成装置。
  40. 【請求項40】 請求項26において、前記不揮発性記
    憶媒体の格納している所定値は、前記第1画像形成モー
    ドで画像を形成するときは前記第1カウント値を積算し
    て得られる積算値と比較され、前記第2画像形成モード
    で画像を形成するときは前記第2カウント値を積算して
    得られる積算値と比較されることを特徴とする画像形成
    装置。
  41. 【請求項41】 請求項26において、前記不揮発性記
    憶媒体の格納している所定値は、画像形成装置の動作を
    停止する、または、続けるために用いられる値であるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  42. 【請求項42】 請求項26において、前記不揮発性記
    憶媒体の格納している所定値は、前記収容器内に収容で
    きるトナー量の最大値に基づいて得られる値であること
    を特徴とする画像形成装置。
  43. 【請求項43】 請求項26において、前記収容器内の
    トナー収容量を検知する検知手段を備え、前記検知手段
    により収容器内のトナー収容量が所定量に達したことが
    検知されてから、前記不揮発性記憶媒体の格納している
    所定値に基づいた画像形成装置の制御が行われることを
    特徴とする画像形成装置。
  44. 【請求項44】 請求項43において、前記検知手段
    は、光を用いることを特徴とする画像形成装置。
  45. 【請求項45】 トナーを担持する像担持体表面からク
    リーニングされたトナーを収容する収容器、 画像形成装置を制御するための所定値を格納している不
    揮発性記憶媒体、 を備え、 前記不揮発性記憶媒体の格納している所定値は、画像形
    成装置を制御するため、画像に用いられているトナーの
    色数毎にカウントするカウント値とともに用いる値であ
    ることを特徴とする画像形成装置に着脱可能なカートリ
    ッジ。
  46. 【請求項46】 請求項45において、前記カートリッ
    ジは、前記像担持体を備えるプロセスカートリッジであ
    ることを特徴とする画像形成装置に着脱可能なカートリ
    ッジ。
  47. 【請求項47】 請求項45において、前記カートリッ
    ジは、前記像担持体表面からトナーをクリーニングする
    クリーニング手段も備えることを特徴とする画像形成装
    置に着脱可能なカートリッジ。
  48. 【請求項48】 請求項45において、前記カウント値
    は一定値であることを特徴とする画像形成装置に着脱可
    能なカートリッジ。
  49. 【請求項49】 請求項20、または、請求項26にお
    いて、前記第1画像形成モードで画像を形成したときに
    前記収容器に収容されるトナーの最大量と前記第2画像
    形成モードで画像を形成したときに前記収容器に収容さ
    れるトナーの最大量は異なることを特徴とする画像形成
    装置に着脱可能なカートリッジ。
JP11071566A 1998-03-31 1999-03-17 画像形成装置に着脱可能なカ―トリッジ、画像形成装置、画像形成装置の制御方法 Pending JPH11344908A (ja)

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US09/280,578 US6157792A (en) 1998-03-31 1999-03-30 Electrophotographic apparatus having plural image forming modes, and a process cartridge applied to such electrophotographic apparatus
EP99302552A EP0947893B9 (en) 1998-03-31 1999-03-31 Cartridge detachably mountable to image forming apparatus, image forming apparatus, and method for controlling such image forming apparatus
DE69925329T DE69925329T2 (de) 1998-03-31 1999-03-31 Von einem Bilderzeugungsgerät abnehmbarer Behälter, Bilderzeugungsgerät, und Verfahren zur Steuerung eines solchen Gerätes
US09/624,202 US6404996B1 (en) 1998-03-31 2000-07-24 Electrophotographic apparatus having plural image forming modes, and a process cartridge applied to such electrophotographic apparatus

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