JPH11344151A - 制御器 - Google Patents

制御器

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JPH11344151A
JPH11344151A JP10152606A JP15260698A JPH11344151A JP H11344151 A JPH11344151 A JP H11344151A JP 10152606 A JP10152606 A JP 10152606A JP 15260698 A JP15260698 A JP 15260698A JP H11344151 A JPH11344151 A JP H11344151A
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JP
Japan
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operating shaft
casing
open
roller
guide groove
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JP10152606A
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English (en)
Inventor
Takashi Hirose
隆 廣瀬
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Fujikin Inc
Original Assignee
Fujikin Inc
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Publication date
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Priority to CA002273434A priority patent/CA2273434C/en
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K37/00Special means in or on valves or other cut-off apparatus for indicating or recording operation thereof, or for enabling an alarm to be given
    • F16K37/0058Optical means, e.g. light transmission, observation ports
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/16Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid with a mechanism, other than pulling-or pushing-rod, between fluid motor and closure member
    • F16K31/163Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid with a mechanism, other than pulling-or pushing-rod, between fluid motor and closure member the fluid acting on a piston
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8158With indicator, register, recorder, alarm or inspection means
    • Y10T137/8225Position or extent of motion indicator
    • Y10T137/8275Indicator element rigidly carried by the movable element whose position is indicated
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流路の開閉に確実に連動して流路の開または
閉を表示する開閉表示機能を有し、しかも、その開閉表
示状態がどの方向からでも容易に確認できる制御器を提
供する。 【解決手段】 ケーシング61に、上端が開口した作動軸
案内溝69が設けられている。作動軸21上端に、作動軸21
が下方位置にある閉状態時に作動軸案内溝69内に位置す
る開閉表示体77が設けられている。ケーシング61頂面
に、作動軸案内溝69の上端開口を閉鎖する凸状の透明レ
ンズ81が上方突出状に設けられている。作動軸21が上方
位置に移動して開状態となったときに、開閉表示体77が
ケーシング61頂面より上方に突出して透明レンズ81を通
して視認可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体通路の遮断
開放を行う制御器に関し、特に流体通路の開閉表示機能
付きの制御器に関する。
【0002】
【従来の技術】流体通路を有する弁本体と、弁本体上方
に設けられたケーシングと、ケーシング内に上下動自在
に設けられた作動軸と、作動軸を上下動させる駆動手段
と、作動軸の上下動に伴って上下動し流体通路を開閉す
る弁棒とを備えている制御器は、従来よりよく知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の制御器では、
流体が有害ガスなどである場合には、誤作動を無くすた
めに流体通路の遮断または開放を外から認知できる開閉
表示機能付きとすることが好ましいが、このような開閉
表示機能付きの制御器はまだ実用化されていない。
【0004】この発明の目的は、流路の開閉に確実に連
動して流路の開または閉を表示する開閉表示機能を有
し、しかも、その開閉表示状態がどの方向からでも容易
に確認できる制御器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この発
明による制御器は、流体通路を有する弁本体と、弁本体
上方に設けられたケーシングと、ケーシング内に上下動
自在に設けられた作動軸と、作動軸を上下動させる駆動
手段と、作動軸の上下動に伴って上下動し流体通路を開
閉する弁棒とを備えている制御器において、ケーシング
に、上端が開口した作動軸案内溝が設けられ、作動軸上
端に、作動軸が下方位置にある閉状態時に作動軸案内溝
内に位置する開閉表示体が設けられ、ケーシング頂面
に、作動軸案内溝の上端開口を閉鎖する凸状の透明レン
ズが上方突出状に設けられており、作動軸が上方位置に
移動して開状態となったときに、開閉表示体がケーシン
グ頂面より上方に突出して透明レンズを通して視認可能
となることを特徴とするものである。
【0006】この発明の制御器によると、作動軸の上下
動に伴って、弁棒が上下動して流体通路が開閉されると
ともに、作動軸の上端に設けられた開閉表示体がケーシ
ング頂面より出没し、これにより流体通路の開閉状態を
知ることができる。開閉表示体は蛍光色等に着色されて
いることが好ましく、これを透明レンズを通して見るこ
とにより、どの方向からでも容易に開閉状態が確認でき
る。
【0007】駆動手段としては、ばねと空気圧の組合せ
またはばねとソレノイドの組合せであることが好まし
い。また、作動軸にかかる力を増幅して弁棒に伝達する
動力伝達手段を備えていることが好ましい。このように
すると、流体通路を閉じる力が大きくなって流体の洩れ
を防止するのに有利となり、また、作動軸のストローク
量が力の増幅率分だけ弁棒のストローク量に比べて大き
くなるため、開閉表示体の移動量が大きいものとなり、
開閉表示体が視認しやすくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、以下図
面を参照して説明する。以下の説明において、前とは図
1の左、後とは同図の右をいい、左右は前方に向かって
いうものとする。
【0009】図1から図4までを参照すると、制御器
は、弁本体(1) と、弁本体(1) 上部に固定されたケーシ
ング(61)と、ケーシング(61)内上方に上下動自在に設け
られた作動軸(21)と、作動軸(21)を上下動させる駆動装
置(20)と、ケーシング(61)内下方に設けられて作動軸(2
1)にかかる力を弁棒(2) に伝達する動力伝達装置(41)と
を備えている。
【0010】弁本体(1) は、上方に向かって開口した凹
所(10)、一端が前方に向かって開口しかつ他端が凹所(1
0)の底面中央部に開口した流体流入通路(11)および一端
が後方に向かって開口しかつ他端が凹所(10)の底面後部
に開口した流体流出通路(12)を有する弁箱(3) と、流入
通路(11)の他端開口(11a) の周縁に設けられた環状の弁
座(4) と、ダイヤフラム(弁体)(5) と、ダイヤフラム
押え(6) と、下端にダイヤフラム押え(6) が取り付けら
れたディスク(7) と、ディスク(7) を上下動させる弁棒
(2) と、弁棒案内孔(14)を有しナット(9) によって弁箱
(3) に取り付けられているボンネット(8) とよりなり、
弁棒(2) の往復上下動に伴って弁体(5)と弁座(4) との
間の流体通路(11a) が開閉される。弁棒(2) 外周と弁棒
案内孔(14)孔壁との間にはOリング(16)が介在されてい
る。
【0011】ケーシング(61)は、上向きに開口した中空
状の下部ケーシング(62)と下向きに開口した中空状の上
部ケーシング(64)とよりなり、下部ケーシング(62)の上
端部と上部ケーシング(64)の下端部の突き合わせ部分の
内周には、仕切りプレート(66)が固定されている。ケー
シング(61)内の仕切りプレート(66)上方に水平断面円形
のシリンダ室(65)が、同下方に水平断面方形の動力伝達
装置収納室(63)がそれぞれ形成されている。仕切りプレ
ート(66)外周と上部ケーシング(64)の下端部内周との間
にはOリング(71)が介在されている。上部ケーシング(6
4)の頂壁(64a)の中央には、上下方向にのびる作動軸案
内溝(69)が設けられている。仕切りプレート(66)の中央
には、作動軸挿通孔(68)があけられている。下部ケーシ
ング(62)の底壁(62a) の中央には、ボンネット挿通孔(6
7)があけられており、これにボンネット(8) の上端部が
挿通されている。そして、ボンネット(8) の上端部に設
けられたおねじ部(8a)にロックナット(13)がねじ嵌めら
れることにより、下部ケーシング(62)に弁本体(1) が固
定されている。
【0012】作動軸(21)は、上部ケーシング(64)の作動
軸案内溝(69)内に上端部が挿入された小径部(23)と、こ
れの下方に連なり仕切りプレート(66)の作動軸挿通孔(6
8)を挿通して下方にのびる大径部(24)とよりなる。作動
軸(21)の小径部(23)の下端部外周にはシリンダ室(65)に
沿って上下に摺動するピストン(25)が設けられており、
シリンダ室(65)は、ピストン(25)を介して上部シリンダ
室(65a) と下部シリンダ室(65b) とに分割されている。
作動軸(21)の大径部(24)外周と作動軸挿通孔(68)孔壁と
の間にはOリング(72)が介在されている。ピストン(25)
外周と上部ケーシング(64)内周との間にはOリング(73)
が介在されている。
【0013】ピストン(25)の上面および上部ケーシング
(64)の頂壁(64a) の下面にはそれぞれ環状のばね受け凹
所(28)(70)が設けられており、ピストン(25)を下向きに
付勢するばね(22)が、これらのばね受け凹所(28)(70)に
嵌め入れられて受け止められている。
【0014】上部ケーシング(64)の頂壁(64a) の上面に
は、圧縮空気導入パイプ接続用の垂直めねじ部(74)が設
けられており、このめねじ部(74)と作動軸案内溝(69)の
中間部に設けられた案内溝大径部(69a) とが、圧縮空気
導入通路(75)で接続されている。
【0015】作動軸(21)の小径部(23)には、これを貫通
する圧縮空気通路(27)が設けられている。圧縮空気通路
(27)は、その中間部において案内溝大径部(69a) に通じ
ており、その下端は、下部シリンダ室(65b) に通じてい
る。上部ケーシング(64)の周壁には、ピストン(25)が上
昇したさいに上部シリンダ室(65a) 内の空気を逃がす空
気流出通路(29)が設けられている。
【0016】作動軸(21)の小径部(23)の上端部には、垂
直めねじ部(76)が設けられており、このめねじ部(76)
に、下部におねじ部(78)を有しかつ蛍光色塗色が施され
た半球状の開閉表示体(77)がねじ込まれている。作動軸
(21)の小径部(23)の圧縮空気通路(27)の上端開口は、開
閉表示体(77)のおねじ部(78)により閉鎖されている。作
動軸案内溝(69)の上端部は、これより下の部分より大径
の開閉表示体収納部(79)とされている。開閉表示体収納
部(79)の上端は、十字のスリット(80a) (図5参照)が
入れられたゴム製(NBR製)のカバー(80)で閉鎖され
ている、このカバー(80)は、上部ケーシング(64)の頂壁
(64a) の上面と面一であり、このカバー(80)を覆うよう
にして、透明樹脂製の凸状のレンズ(81)が上部ケーシン
グ(64)の頂壁(64a) の上面に上方突出状に設けられてい
る。レンズ(81)は、頂部が肉厚の薄膜半球状に形成され
ている。
【0017】作動軸(21)を上下動させる駆動装置(20)
は、ピストン(25)、ばね(22)、シリンダ室(65)、圧縮空
気通路(27)により主として構成されている。ピストン(2
5)は、ばね(22)により常時下向きに付勢されており、圧
縮空気通路(27)よりシリンダ室(65)内に導入される圧縮
空気により上向きに駆動される。そして、このピストン
(25)にかかる力が作動軸(21)に伝達されて、作動軸(21)
が上下に駆動される。
【0018】動力伝達装置(41)は、作動軸(21)の大径部
(24)下端に一体に設けられた垂直下方にのびる円錐状の
第1ローラ受け部材(26)と、弁棒(2) 上端に一体に設け
られた第2ローラ受け部材(19)と、両ローラ受け部材(2
6)(19)の間に第1ローラ受け部材(26)の軸線に対して対
称に配置された前後一対のローラ支持体(43)と、各ロー
ラ支持体(43)上部に回転自在に支持されかつ第1ローラ
受け部材(26)のテーパ面(26a) に当接する前後一対の転
動ローラ(46)と、各ローラ支持体(43)下部に回転自在に
支持されかつ第2ローラ受け部材(19)の上向きのローラ
受け面(19a) に当接する前後一対の押えローラ(45)とを
備えている。
【0019】第1ローラ受け部材(26)は、底面の径が大
径部(24)の径よりも大きく、動力伝達装置収納室(63)内
に突出させられている。第2ローラ受け部材(19)は円板
状であり、ケーシング(61)内のボンネット(8) 上方に位
置させられている。
【0020】前後ローラ支持体(43)は、それぞれ各転動
ローラ(46)および各押えローラ(45)を左右から挟む左右
一対の垂直板(44)よりなり、各垂直板(44)には、上端部
に円形の転動ローラ軸嵌入孔(47)、下端部に非円形の押
えローラ軸嵌入孔(48)がそれぞれ設けられている。前後
ローラ支持体(43)を左右から挟むように垂直方形板状の
左右リテーナ(42)が配置されており、左右リテーナ(42)
は下部ケーシング(62)内の左右両側に固定されている。
【0021】前後転動ローラ(46)は左右にのびる水平な
軸(49)に回転自在に嵌められ、この軸(49)の左右両端部
は転動ローラ軸嵌入孔(47)にそれぞれ嵌め入れられて固
定されている。これにより、前後転動ローラ(46)が前後
ローラ支持体(43)にそれぞれ左右にのびる水平軸回りに
回転自在に支持されている。
【0022】前後押えローラ(45)は左右にのびる水平な
軸(50)に回転自在に嵌められている。前後押えローラ(4
5)の軸(50)の左右両端部には、その上下両側が削り取ら
れた横断面非円形の嵌入部(53)が形成されている。前記
押えローラ軸嵌入孔(48)はこの嵌入部(53)の横断面形状
に合致した形状となされており、嵌入部(53)が押えロー
ラ軸嵌入孔(48)に嵌め入れられることにより、前後押え
ローラ(45)が前後ローラ支持体(43)にそれぞれ左右にの
びる水平軸回りに回転自在に支持されている。
【0023】前後押えローラ(45)の軸(50)には、さら
に、前後ローラ支持体(43)の揺動中心となる前後偏心軸
(51)がその左右両端面に一体に設けられている。図4に
示すように、前後偏心軸(51)の軸線(74)すなわち揺動中
心軸は、前後押えローラ(45)の軸線(76)よりそれぞれ第
1ローラ受け部材(26)の軸線(77)側に若干偏心して設け
られている。また、図3に示すように、前後偏心軸(51)
の外側端部は、左右リテーナ(42)に設けられた軸受(52)
にそれぞれ回転可能なように嵌め入れられている。これ
によって、前後偏心軸(51)が下部ケーシング(62)に回転
自在にかつ前後・上下・左右移動はできないように支持
され、前後ローラ支持体(43)が前後偏心軸(51)の軸線(7
4)を中心として揺動する。
【0024】前後ローラ支持体(43)が揺動させられる
と、偏心軸(51)の軸線(74)を中心として押えローラ(45)
の軸線(76)が回転し、これにより押えローラ(45)の軸線
(76)から押えローラ(45)と第2ローラ受け部材(19)との
接点(78)までの距離が変化して、押えローラ(45)が第2
ローラ受け部材(19)を押える力が変化する。
【0025】図1に示す流体通路が閉じた状態では、作
動軸(21)はばね(22)力によって下向きに付勢されて下方
に位置させられており、これに伴って、前後転動ローラ
(46)は互いに遠ざかる方向に位置させられ、前後押えロ
ーラ(45)は互いに近づく方向に位置させられている。ば
ね(22)の弾性力は、転動ローラ(46)、前後ローラ支持体
(43)および前後押えローラ(45)を介して第2ローラ受け
部材(19)に伝えられ、弁棒(2) は下向きに押されてい
る。この力がダイヤフラム(5) に伝えられて、流入通路
(11)の他端開口(11a) が閉じられている。
【0026】第2ローラ受け部材(19)にかかる力は、第
1ローラ受け部材(26)のテーパ面(26a) のテーパ角度、
偏心軸(51)の軸線(74)と転動ローラ軸(49)の軸線(75)と
の距離、および押えローラ軸(50)の軸線(76)と偏心軸(5
1)の軸線(74)との水平距離を適当な値にすることによ
り、ばね(22)の弾性力よりも大きくすることができる。
この原理を図4を参照して説明する。
【0027】作動軸(21)にかかるばね(22)の弾性力を
F、第1ローラ受け部材(26)のテーパ面(26a) の半角を
αとすると、転動ローラ(46)にはテーパ面(26a) に対し
て直角方向に力が働き、前後いずれか一方の転動ローラ
(46)に働くこの力Gは、G=F÷2Sin αとなる。
【0028】転動ローラ(46)に働く力Gは、ローラ支持
体(43)および押えローラ(45)を介して第2ローラ受け部
材(19)に伝達される。
【0029】偏心軸(51)の軸線(74)と転動ローラ軸(49)
の軸線(75)との距離をC、転動ローラ軸(49)の軸線(75)
と偏心軸(51)の軸線(74)とを結ぶ線と第1ローラ受け部
材(26)のテーパ面(26a) とのなす角をγ、押えローラ軸
(50)の軸線(76)と偏心軸(51)の軸線(74)との水平距離を
δ、前後いずれか一方の押えローラ(45)が第2ローラ受
け部材(19)を押す下向きの力をNとすると、N×δ=G
×Cos γ×Cが成り立つ。したがって、前後両方の押え
ローラ(45)が第2ローラ受け部材(19)を押す下向きの
力、すなわち弁棒(2) を押す下向きの力は、2N=F×
Cos γ×C÷Sin α÷δとなり、α、γ、δおよびCを
適当な値とすることにより、任意の増幅率により作動軸
(21)にかかる力を弁棒(2) に増幅して伝達することがで
きる。
【0030】この実施例では、α=40°、γ=25
°、C=12.5、δ=1.5とされ、増幅率は約12
倍となされている。
【0031】圧縮空気を圧縮空気流入通路(75)に送り込
むと、圧縮空気は作動軸(21)の小径部(23)の空気通路(2
7)を通って、シリンダ室(65)の下方からシリンダ室(65)
内に供給される。これによりピストン(25)に空気圧によ
る上向きの力が働き、この力をばね(22)による下向きの
力よりも大きくすることにより、作動軸(21)が上向きに
駆動される。これに伴って、前後転動ローラ(46)が互い
に近づく方向に移動させられ、前後ローラ支持体(43)が
揺動させられ、前後押えローラ(45)が互いに遠ざかる方
向に移動させられる。したがって、押えローラ(45)の軸
線から押えローラ(45)と第2ローラ受け部材(19)との接
点(78)までの距離が小さくなり、押えローラ(45)が弁棒
(2) を下向きに押す力がなくなる。すると、ダイヤフラ
ム(5) が流体圧により押し上げられ、流体通路(11a) が
開かれる(図2参照)。同時に、作動軸(21)上端に設け
られている開閉表示体(77)が作動軸(21)と一体となって
上向きに移動し、開閉表示体(77)がスリット(80a) 入り
ゴム製カバー(80)を押し上げてケーシング(61)頂面に露
出し、これを透明レンズ(81)を通して見ることにより、
どの方向からでも容易に開閉状態が確認できる(図2お
よび図6参照)。
【0032】上記の流体通路(11a) を開けるために必要
な空気圧は、ばね(22)の弾性力よりもわずかに大きけれ
ば十分であり、ばね(22)の弾性力は図4に示した増幅原
理に基づいて、小さくできるものであるから、流体通路
(11a) を開けるために必要な空気圧は小さくてよい。ま
た、作動軸(21)のストローク量は、弁棒(2) のストロー
ク量と力の増幅率の積となるから、開閉表示体(77)の移
動量が大きいものとなり、開閉表示体(77)が視認しやす
くなる。
【0033】上記実施例において、流体通路(11a) を開
ける時に、作動軸(21)は空気圧により駆動されている
が、空気圧の代わりに例えばソレノイドによって駆動す
ることもできる。また、作動軸をばねにより上向きに付
勢するとともに、空気圧やソレノイド等によりばね力よ
り大きい力で弁棒を下向きに付勢して流体通路を閉じて
おき、空気圧やソレノイド等による力を取り除くことに
より流体通路を開くようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による制御器の閉の状態を示す縦断面
図である。
【図2】同開の状態を示す縦断面図である。
【図3】この発明による制御器の動力伝達装置を示す分
解斜視図である。
【図4】動力伝達装置により作動軸にかかる力が増幅さ
れて弁棒に伝達される原理を示図である。
【図5】図1のV-V 線に沿う断面図である。
【図6】図2のVI-VI 線に沿う断面図である。
【符号の説明】
(2) 弁棒 (4) 弁座 (5) 弁体 (11a) 流体通路 (21) 作動軸 (61) ケーシング (69) 作動軸案内溝 (77) 開閉表示体 (81) 透明レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通路(11a) を有する弁本体(1) と、
    弁本体(1) 上方に設けられたケーシング(61)と、ケーシ
    ング(61)内に上下動自在に設けられた作動軸(21)と、作
    動軸(21)を上下動させる駆動手段(20)と、作動軸(21)の
    上下動に伴って上下動し流体通路(11a) を開閉する弁棒
    (2) とを備えている制御器において、ケーシング(61)
    に、上端が開口した作動軸案内溝(69)が設けられ、作動
    軸(21)上端に、作動軸(21)が下方位置にある閉状態時に
    作動軸案内溝(69)内に位置する開閉表示体(77)が設けら
    れ、ケーシング(61)頂面に、作動軸案内溝(69)の上端開
    口を閉鎖する凸状の透明レンズ(81)が上方突出状に設け
    られており、作動軸(21)が上方位置に移動して開状態と
    なったときに、開閉表示体(77)がケーシング(61)頂面よ
    り上方に突出して透明レンズ(81)を通して視認可能とな
    ることを特徴とする制御器。
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