JPH11341351A - 映像拡大縮小回路 - Google Patents

映像拡大縮小回路

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JPH11341351A
JPH11341351A JP10147236A JP14723698A JPH11341351A JP H11341351 A JPH11341351 A JP H11341351A JP 10147236 A JP10147236 A JP 10147236A JP 14723698 A JP14723698 A JP 14723698A JP H11341351 A JPH11341351 A JP H11341351A
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JP
Japan
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circuit
address
pixel data
video signal
output
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Application number
JP10147236A
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English (en)
Inventor
Satoshi Nakano
聡 中野
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Nippon Avionics Co Ltd
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Nippon Avionics Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 元の画像の画質を損なうことなく解像度を変
換する。 【解決手段】 サンプリングクロック発生回路51は、
入力映像信号Vinの1ラインが標準画素数でサンプリ
ングされるように、信号Vinの水平走査周波数に応じ
てA/D変換器2のサンプリングクロックCLKの周波
数を変化させる。リードアドレス発生回路53は、拡大
縮小後の垂直方向のアドレスを求め、このアドレスに最
も近いラインと次に近いライン中の各画素データをメモ
リ3a,3bから読み出す。補間演算回路4は、読み出
された2つの画素データを基に線形補間演算を行い、変
換後の画素データを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば投射型表示
装置等の画像処理装置において、所定の標準画素数と異
なる入力映像信号に対して標準画素数に合致するように
拡大縮小処理を行う映像拡大縮小回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータの画像やビデオ
映像等をスクリーンに拡大投影する投射型表示装置が知
られている。この投射型表示装置に対して入力映像信号
を生成する市販のコンピュータの解像度はまちまちであ
り、例えばXGA(eXtended Graphics Array )では解
像度が1024×768画素、SVGA(Super VideoG
raphics Array)では800×600画素、VGA(Vid
eo Graphics Array)では640×480画素となって
いる。したがって、例えばVGA用の投射型表示装置に
SVGA信号を入力して投射する場合には、解像度を6
40×480画素に変換して表示する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように各種の入
力映像信号に対応するためには、解像度の変換を行う必
要がある。しかし、単純な間引きを行うと、1画素の太
さの横線等が完全に切り捨てられたり、文字の一部が欠
けてしまうといった画質の低下が起こるという問題点が
あった。本発明は、上記課題を解決するためになされた
もので、元の画像の画質を損なうことなく解像度を変換
することができる映像拡大縮小回路を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、水平方向の画素数が所定の標準画素数と異
なる入力映像信号に対して標準画素数に合致するように
拡大縮小処理を行う映像拡大縮小回路であって、上記入
力映像信号を受けるローパスフィルタと、このローパス
フィルタの出力をサンプリングクロックに同期してディ
ジタル信号に変換するA/D変換器と、上記入力映像信
号の1ラインが上記標準画素数でサンプリングされるよ
うに、入力映像信号の水平走査周波数に応じて上記サン
プリングクロックの周波数を変化させる制御回路とを有
するものである。このように、入力映像信号の水平走査
周波数に応じてサンプリングクロックの周波数を変化さ
せることにより、水平方向の解像度変換を行うことがで
きる。また、請求項2に記載のように、垂直方向の画素
数が所定の標準画素数と異なる入力映像信号に対して標
準画素数に合致するように拡大縮小処理を行う映像拡大
縮小回路であって、ディジタル化された上記入力映像信
号を記憶する記憶回路と、垂直方向の拡大縮小率に基づ
いて拡大縮小後の垂直方向のアドレスを求め、このアド
レスに最も近いラインと次に近いライン中の各画素デー
タを記憶回路から読み出す制御回路と、記憶回路から読
み出された2つの画素データを基に線形補間演算を行
い、拡大縮小後の画素データを求める補間演算回路とを
有するものである。このように、垂直方向の拡大縮小率
に基づいて拡大縮小後の垂直方向のアドレスを求め、こ
のアドレスに最も近いラインと次に近いライン中の各画
素データを基に線形補間演算を行うことにより、垂直方
向の解像度変換を行うことができる。また、請求項3に
記載のように、上記記憶回路は、ディジタル化された上
記入力映像信号を1ラインごとに交互に記憶する2つの
メモリからなるものであり、上記制御回路は、上記2つ
の画素データを各メモリから同時に読み出すものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態を示す投射型表示装置のブロック図である。本実
施の形態の投射型表示装置は、入力映像信号Vinを受
けるローパスフィルタ(以下、LPFと略する)1と、
LPF1の出力をサンプリングクロックCLKに同期し
てディジタル信号に変換するA/D変換器2と、後述す
る液晶パネルに適した周波数、タイミングの映像信号を
生成するスキャン変換及び液晶パネルに適した解像度の
映像信号を生成する解像度変換を行うためのメモリ3
a,3bと、メモリ3a,3bから読み出された2つの
画素データを基に線形補間演算を行い、拡大縮小後の画
素データを求める補間演算回路4と、入力映像信号Vi
nの水平走査周波数に応じてサンプリングクロックCL
Kの周波数を変化させると共に、垂直方向の拡大縮小率
に基づいて拡大縮小後の垂直方向のアドレスを求め、こ
のアドレスに最も近いラインと次に近いライン中の各画
素データをメモリ3a,3bから読み出す制御回路5
と、補間演算回路4から出力された映像データに輪郭強
調等のディジタル処理を施す信号処理回路6と、信号処
理回路6から出力された映像データをアナログ信号に変
換するD/A変換器7と、D/A変換器7から出力され
た映像信号を光情報に変換して図示しないスクリーン等
に投射する液晶プロジェクタ8とを有している。
【0006】補間演算回路4は、制御信号CTLに従っ
て、メモリ3a,3bから出力されたデータをそのまま
出力するかあるいは入れ替えるかを決定するスワップ回
路41と、スワップ回路41のA出力端子の出力値より
B出力端子の出力値を引く減算器42と、減算器42の
出力値に補間演算係数Kを掛ける乗算器43と、乗算器
43の出力値にスワップ回路41のB出力端子の出力値
を加算する加算器44とから構成されている。そして、
制御回路5は、サンプリングクロックCLKを生成する
サンプリングクロック発生回路51と、A/D変換器2
から出力された映像データをメモリ3a,3bに書き込
むためのライトアドレス信号WAを生成するライトアド
レス発生回路52と、メモリ3a,3bから映像データ
を読み出すためのリードアドレス信号RA1,RA2、
制御信号CTL、補間演算係数Kを生成するリードアド
レス発生回路53とから構成されている。
【0007】次に、このような投射型表示装置の動作を
説明する。図示しないコンピュータから出力された入力
映像信号(アナログRGB信号)Vinは、LPF1を
通ってA/D変換器2に入力される。A/D変換器2
は、サンプリングクロック発生回路51から出力された
サンプリングクロックCLKに同期して入力映像信号V
inをディジタル信号に変換する。
【0008】このとき、水平方向の標準画素数、すなわ
ち液晶プロジェクタ8に用いられている液晶パネルの水
平画素数がVGA用の640画素で、入力映像信号Vi
nがSVGA規格である場合、入力画素数がはみ出して
しまう。そこで、サンプリングクロック発生回路51
は、入力映像信号Vinの1水平ラインがその画素数に
関係なく上記標準画素数でサンプリングされるように、
入力映像信号Vinの水平走査周波数に応じてサンプリ
ングクロックCLKの周波数を変化させる。
【0009】また、サンプリングクロックCLKが映像
信号に同期していない場合、画面にはジッタが現れ、非
常に見づらい画面となる。そこで、サンプリングクロッ
ク発生回路51は、入力映像信号Vinの水平同期信号
をPLL回路(不図示)で分周してサンプリングクロッ
クCLKを生成し、サンプリングクロックCLKを映像
信号に同期させる。
【0010】以上のようにして、入力映像信号Vinの
水平方向の解像度を標準画素数に合致するように変換す
ることができる。ただし、水平方向800画素を640
画素でサンプリングするような元画像の解像度が高い場
合には、入力映像信号Vinの画素を間引くことにな
る。そこで、本実施の形態では、A/D変換器2の前段
にLPF1を設け、図2に示すように入力映像信号Vi
nの周波数をある程度落とすことにより、完全な間引き
現象を防ぐことができる。
【0011】次に、垂直方向の解像度変換について説明
する。垂直方向は時間的に連続した信号ではないので、
メモリ3a,3bと補間演算回路4によって線形補間を
行い、動画像にも対応できるようにリアルタイムでの演
算を可能にした。この線形補間演算のために、本実施の
形態では、メモリ3a,3bの2つのメモリを設け、こ
のメモリ3a,3bに対してライトアドレス発生回路5
2よりライトアドレス信号WAを与えることにより、A
/D変換器2から出力された映像データをメモリ3a,
3bに書き込む。
【0012】このとき、メモリ3a,3bには、ライト
アドレス信号WAにより、映像データが1水平ラインご
とに交互に書き込まれる。例えば、最初の1ラインがメ
モリ3aに書き込まれるとすれば、次のラインはメモリ
3bに書き込まれる。
【0013】次いで、リードアドレス発生回路53は、
次式のようなリードアドレスyに基づくリードアドレス
信号RA1,RA2を生成する。 y=an+b ・・・(1) 式(1)において、aは垂直方向の拡大縮小率であり、
垂直方向の標準画素数、すなわち液晶パネルの垂直画素
数をMref 、入力映像信号Vinの垂直画素数をMとす
れば、a=M/Mref である。この拡大縮小率aは小数
点以下の値も取り得る。
【0014】nは出力画素番号(解像度変換後の水平ラ
イン番号)であり、0,1,2・・・・,Mref −1の
値をとる。bはリードアドレスyの開始値となる出力ス
タートアドレスであり、垂直方向のライトアドレスの開
始値と等しい。
【0015】そして、補間演算回路4は、リードアドレ
ス信号RA1,RA2に応じてメモリ3a,3bから出
力されたデータにより、次式のような線形補間演算を行
い、出力データDoutn(n=0,1,2・・・・,Mre
f −1)を出力する。 Doutn=(1−K)Dn+KDn+1=K(Dn+1−Dn)+Dn ・・(2)
【0016】式(2)において、Kは補間演算の係数で
あり、式(1)で求めたアドレスyの小数点以下の値で
ある。また、Dn はメモリ3a,3bに格納された画素
データであり、垂直方向のアドレスがアドレスyの整数
値によって指定される画素データである(水平方向のア
ドレスは任意)。同様に、Dn+1 はメモリ3a,3bに
格納された画素データであり、垂直方向のアドレスがア
ドレスyの整数値+1によって指定される画素データで
ある(水平方向のアドレスはDn と同一)。なお、アド
レスyの整数値は、アドレスyの小数点以下を切り下げ
ることによって求められる。
【0017】式(2)のような補間演算を実現するた
め、リードアドレス発生回路53は、スワップ回路41
によるデータ入替処理を制御するための制御信号CTL
を出力する。スワップ回路41は、制御信号CTLに従
って、メモリ3a,3bから出力されたデータをそのま
ま出力するか、あるいは入れ替えるかを決定する。この
とき、リードアドレス発生回路53は、スワップ回路4
1のA出力端子から画素データDn+1 が出力され、B出
力端子から画素データDn が出力されるような制御信号
CTLを生成する。
【0018】減算器42は、Dn+1−Dn、すなわちスワ
ップ回路41のA出力端子から出力された画素データD
n+1 よりB出力端子から出力された画素データDn を引
く。乗算器43は、K(Dn+1−Dn)、すなわち減算器
42の出力値Dn+1−Dnにリードアドレス発生回路53
から出力された補間演算係数Kを掛ける。そして、加算
器44は、K(Dn+1−Dn)+Dn 、すなわち乗算器4
3の出力値K(Dn+1−Dn)にスワップ回路41のB出
力端子から出力された画素データDn を加える。こうし
て、式(2)の線形補間演算を実現することができる。
【0019】次に、このような線形補間演算の1例を図
3を用いて説明する。図3において、D0〜D7は垂直方
向のライトアドレスが「0」〜「7」のライトアドレス
信号WAによりメモリ3a,3bに書き込まれた画素デ
ータである(画素データD0〜D7の水平方向の位置は同
一)。ここでは、最初の1ライン中の画素データD0
メモリ3aに書き込まれ、次の1ライン中の画素データ
1 がメモリ3bに書き込まれているものとする。以下
同様に、画素データD2,D4,D6 はメモリ3aに書き
込まれ、画素データD3,D5,D7 はメモリ3bに書き
込まれているものとする。
【0020】図3中の白丸印はメモリ3a,3bに書き
込まれた画素データを示し、黒く塗りつぶされた黒丸印
は補間演算後の出力データDoutnを示し、半分だけ黒く
塗りつぶされた丸印はメモリ3a,3bに書き込まれた
画素データと出力データDou tnの双方を示す。また、図
3では、垂直方向の標準画素数Mref が480画素、入
力映像信号Vinの垂直画素数Mが600画素の場合を
示している。よって、拡大縮小率aは5/4である。ま
た、垂直方向のライトアドレスの開始値を「0」として
いるので、リードアドレスyの出力スタートアドレスb
も「0」である。
【0021】まず、出力画素番号n=0、すなわち最初
の1ラインでは、式(1)より、リードアドレスyは
(5/4)×0+0=0となり、補間演算係数Kも0と
なる。リードアドレス発生回路53は、アドレスyの整
数値によって指定される画素データがメモリ3aに格納
されている場合、垂直方向のアドレス値がアドレスyの
整数値を表しているリードアドレス信号RA1(水平方
向のアドレスは任意)をメモリ3aに出力する。また、
垂直方向のアドレス値がアドレスyの整数値+1を表し
ているリードアドレス信号RA2(水平方向のアドレス
はRA1と同一)をメモリ3bに出力する。
【0022】ここでは、アドレスyの整数値が0なの
で、メモリ3aの0番地(水平方向のアドレスは任意)
から画素データD0 が読み出され、メモリ3bの1番地
(水平方向のアドレスはメモリ3aと同一)から画素デ
ータD1 が読み出される。続いて、リードアドレス発生
回路53は、アドレスyの整数値によって指定される画
素データがメモリ3aに格納されている場合、データの
入れ替えを指示する制御信号CTLをスワップ回路41
に出力する。
【0023】この制御信号CTLにより、スワップ回路
41は、画素データD0 とD1 を入れ替えて、画素デー
タD1 をA出力端子から出力し、画素データD0 をB出
力端子から出力する。減算器42、乗算器43及び加算
器44の動作は上述のとおりである。こうして、出力画
素番号n=0の出力データDout0が図3に示すように演
算される。以上のような画素データごとの補間演算をリ
ードアドレス信号RA1,RA2が示す水平方向のアド
レスを変化させながら繰り返し行うことにより、最初の
1ラインの処理が終了する。
【0024】次の1ライン(出力画素番号n=1)で
は、リードアドレスyは(5/4)×1+0=1+(1
/4)となり、補間演算係数Kは1/4となる。リード
アドレス発生回路53は、アドレスyの整数値によって
指定される画素データがメモリ3bに格納されている場
合、垂直方向のアドレス値がアドレスyの整数値を表し
ているリードアドレス信号RA2(水平方向のアドレス
は任意)をメモリ3bに出力する。また、垂直方向のア
ドレス値がアドレスyの整数値+1を表しているリード
アドレス信号RA1(水平方向のアドレスはRA2と同
一)をメモリ3aに出力する。
【0025】ここでは、アドレスyの整数値が1なの
で、メモリ3bの1番地(水平方向のアドレスは任意)
から画素データD1 が読み出され、メモリ3aの2番地
(水平方向のアドレスはメモリ3bと同一)から画素デ
ータD2 が読み出される。続いて、リードアドレス発生
回路53は、アドレスyの整数値によって指定される画
素データがメモリ3bに格納されている場合、データの
入れ替えを指示しない制御信号CTLをスワップ回路4
1に出力する。
【0026】この制御信号CTLにより、スワップ回路
41は、画素データD2 とD1 を入れ替えることなく、
画素データD2 をA出力端子から出力し、画素データD
1 をB出力端子から出力する。減算器42、乗算器43
及び加算器44の動作は上述のとおりである。こうし
て、出力画素番号n=1の出力データDout1が図3に示
すように演算される。
【0027】以上のような画素データごとの補間演算を
リードアドレス信号RA1,RA2が示す水平方向のア
ドレスを変化させながら繰り返し行うことにより、2ラ
イン目の処理が終了する。以下、同様の動作で、出力画
素番号n=2,3,・・・,Mref −1の出力データD
outnを順次求めることができる。
【0028】次に、信号処理回路6は、補間演算回路4
から出力された映像データに輪郭強調等のディジタル処
理を施す。D/A変換器7は、信号処理回路6から出力
された映像データをアナログ信号に変換して、液晶プロ
ジェクタ8に出力する。こうして、液晶プロジェクタ8
によって映像信号が光情報に変換され図示しないスクリ
ーンに投射されることにより、コンピュータの画像がス
クリーン上に投影される。
【0029】なお、本実施の形態では、白黒の映像につ
いて説明しているが、LPF1、A/D変換器2、メモ
リ3a,3b、補間演算回路4、信号処理回路6及びD
/A変換器7をR、G、Bごとに設けることにより、カ
ラー映像に適用できることは言うまでもない。また、本
実施の形態では、投射型表示装置を例にとって説明して
いるが、投射型表示装置以外にも本発明を適用できるこ
とは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1に記載のよう
に、入力映像信号の水平走査周波数に応じてA/D変換
器のサンプリングクロックの周波数を変化させることに
より、水平方向の解像度変換を行うことができ、A/D
変換器の前段にローパスフィルタを設けることにより、
画質の低下を抑えることができる。
【0031】また、請求項2に記載のように、垂直方向
の拡大縮小率に基づいて拡大縮小後の垂直方向のアドレ
スを求め、このアドレスに最も近いラインと次に近いラ
イン中の各画素データを基に線形補間演算を行うことに
より、画質の低下を抑えつつ垂直方向の解像度変換を行
うことができる。
【0032】また、請求項3に記載のように、入力映像
信号を1ラインごとに交互に記憶する2つのメモリから
記憶回路を構成し、2つの画素データを各メモリから同
時に読み出すことにより、線形補間演算をリアルタイム
で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す投射型表示装置の
ブロック図である。
【図2】 水平方向の解像度変換処理を説明するための
図である。
【図3】 垂直方向の解像度変換処理を説明するための
図である。
【符号の説明】
1…ローパスフィルタ、2…A/D変換器、3a、3b
…メモリ、4…補間演算回路、5…制御回路、6…信号
処理回路、7…D/A変換器、8…液晶プロジェクタ、
41…スワップ回路、42…減算器、43…乗算器、4
4…加算器、51…サンプリングクロック発生回路、5
2…ライトアドレス発生回路、53…リードアドレス発
生回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向の画素数が所定の標準画素数と
    異なる入力映像信号に対して標準画素数に合致するよう
    に拡大縮小処理を行う映像拡大縮小回路であって、 前記入力映像信号を受けるローパスフィルタと、 このローパスフィルタの出力をサンプリングクロックに
    同期してディジタル信号に変換するA/D変換器と、 前記入力映像信号の1ラインが前記標準画素数でサンプ
    リングされるように、入力映像信号の水平走査周波数に
    応じて前記サンプリングクロックの周波数を変化させる
    制御回路とを有することを特徴とする映像拡大縮小回
    路。
  2. 【請求項2】 垂直方向の画素数が所定の標準画素数と
    異なる入力映像信号に対して標準画素数に合致するよう
    に拡大縮小処理を行う映像拡大縮小回路であって、 ディジタル化された前記入力映像信号を記憶する記憶回
    路と、 垂直方向の拡大縮小率に基づいて拡大縮小後の垂直方向
    のアドレスを求め、このアドレスに最も近いラインと次
    に近いライン中の各画素データを記憶回路から読み出す
    制御回路と、 記憶回路から読み出された2つの画素データを基に線形
    補間演算を行い、拡大縮小後の画素データを求める補間
    演算回路とを有することを特徴とする映像拡大縮小回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の映像拡大縮小回路におい
    て、 前記記憶回路は、ディジタル化された前記入力映像信号
    を1ラインごとに交互に記憶する2つのメモリからなる
    ものであり、 前記制御回路は、前記2つの画素データを各メモリから
    同時に読み出すものであることを特徴とする映像拡大縮
    小回路。
JP10147236A 1998-05-28 1998-05-28 映像拡大縮小回路 Pending JPH11341351A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001242820A (ja) * 2000-02-29 2001-09-07 Sony Corp 映像処理装置及び方法
US6642971B2 (en) 2000-02-17 2003-11-04 Seiko Epson Corporation Image display apparatus, method of displaying images, image processing apparatus, and method of processing images

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US6642971B2 (en) 2000-02-17 2003-11-04 Seiko Epson Corporation Image display apparatus, method of displaying images, image processing apparatus, and method of processing images
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