JPH1133947A - 2軸回転駆動装置 - Google Patents

2軸回転駆動装置

Info

Publication number
JPH1133947A
JPH1133947A JP19668397A JP19668397A JPH1133947A JP H1133947 A JPH1133947 A JP H1133947A JP 19668397 A JP19668397 A JP 19668397A JP 19668397 A JP19668397 A JP 19668397A JP H1133947 A JPH1133947 A JP H1133947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
motor
rotation
shaft
drive motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19668397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Ikeda
和人 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP19668397A priority Critical patent/JPH1133947A/ja
Publication of JPH1133947A publication Critical patent/JPH1133947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2個のモータで駆動する関節でつながれた2
つのアームを、1のモータで、同軸上に配置した他のモ
ータをモータごと駆動することによって、同期調整しな
くても、半導体基板の姿勢保持搬送を行えるようにす
る。 【解決手段】 第1駆動用モータ1により駆動される第
1回転出力軸3を中空円筒状に形成すると共に、その前
部3a及び後部3bの突起軸3eを支持枠11、12に
回転自在に支承する。第1回転出力軸3の突起軸3eに
はカップリング7を介して第1駆動用モータ1のモータ
回転軸1aを連結する。中空円筒状に形成された第1回
転出力軸3内には、モータごと駆動するように第2駆動
用モータ2を同軸に固定する。モータ回転軸2aは、第
1回転出力軸3の前部3a内に回転自在に支承された第
2回転出力軸4にカップリング8を介して連結し、第2
回転出力軸4を第1回転出力軸3内から同軸的に取り出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転出力の取出し
方向が同方向で同軸上の2軸回転駆動装置に係り、特に
半導体基板やガラス基板のような被処理物を処理ステー
ション間で搬送する搬送用ロボットの駆動源に好適な2
軸回転駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体基板を処理ステーション間で搬送
する搬送用ロボットの駆動源に使用されている従来の2
軸回転駆動装置の構成を図6に示す。
【0003】回転出力の取出し方向が同方向で同軸上の
2軸回転を可能とするため、2つのモータ21、22の
回転出力軸は、中空の第1回転出力軸23と、この中空
第1回転出力軸23内に同軸的に配設された第2回転出
力軸24との2軸で構成される。第1回転出力軸23及
び第2回転出力軸24の軸回りに、回転負荷保持用ベア
リング25を介してダイレクトドライブモータと呼ばれ
る駆動用モータ21及び22が同軸的に設けられる。こ
れらの駆動用モータ21、22によって第1回転出力軸
23または第2回転出力軸24を単独あるいは同期調整
しながら駆動する。
【0004】また図7のように、第1回転出力軸23の
駆動を、ダイレクトドライブモータではなく、第1回転
出力軸23に巻回したタイミングプーリ28とタイミン
グベルト29によりカップリング27を介して汎用モー
タ21aで行う場合もある。
【0005】上記2軸回転駆動装置を、半導体基板を搬
送するための搬送用ロボットの駆動源として採用する場
合には、2軸回転駆動装置は図8のようにロボットアー
ム6と結合される。
【0006】ロボットアーム6は2つの中空のアーム6
1、62からなり、3つの関節を有する。第1関節6A
は第1アーム61の付根に、第2関節6Bは第1アーム
61と第2アーム62との接続部に、第3関節6Cは第
2アーム62の先端にそれぞれ設けられる。第1関節6
Aを中心に第1アーム61を回転させ、第2関節6Bを
中心に第1アーム61及び第2アーム62を相対回転さ
せ、第3関節6Cを中心に基板受載板67を回転させよ
うになっている。
【0007】2軸回転駆動装置は、既述したように、ダ
イレクトドライブモータ21によって回転駆動する中空
円筒状の第1回転出力軸23内に、ダイレクトドライブ
モータ21の下部に同軸的に設けたダイレクトドライブ
モータ22によって駆動回転する第2回転出力軸24を
挿通して、第1回転出力軸23及び第2回転出力軸24
をそれぞれ回転自在に支承する。
【0008】第1関節軸となる第2回転出力軸24の上
端に第1アーム61の基端側を固着して回転自在に設け
る。第1アーム61の先端側に第2関節軸となる連結軸
64を回転自在に設け、連結軸64は第1アーム61の
上方に突出させ、連結軸64の上端には第2アーム62
を固着する。
【0009】第1回転出力軸23の上端に固定プーリ6
3を固着し、第1アーム61の内部の連結軸64の下端
部に拡径した伝動プーリ64aを設け、固定プーリ63
と伝動プーリ64aとをベルト68によって連結する。
【0010】第2アーム62に遊動プーリ65を固着立
設し、第2アーム62は遊動プーリ65に回転自在に嵌
合させ、連結軸64は遊動プーリ65に回転自在に貫通
させる。第2アーム62の回動先端側に第3関節軸とな
る従動軸66を回転自在に設け、従動軸66の下端に拡
径した従動プーリ66aを設け、従動プーリ66aと遊
動プーリ65とをベルト69により連結する。そして従
動軸66の上端には基板受載板67を固着する。
【0011】図9は上述した第1アーム61と第2アー
ム62とが重なったときの待機位置でのロボットアーム
6の平面図であり、基板受載板67に取り付けたツィー
ザ67a上に半導体基板Wが載置されている状態を示
す。
【0012】図10を用いて、第1駆動用モータが停止
保持された状態で、第2駆動用モータを作動させた場合
のロボットアーム6の作動を説明する。なお、モータの
停止保持とは、モータを駆動せず、回転出力軸の回転を
ロックさせることである。第2駆動用モータを作動して
その回転出力軸24を反時計方向に回動させると、第1
アーム61も反時計方向に回転する。この回転に伴って
固定プーリ63が相対回転し、この固定プーリ63の相
対回転はベルト68を介して伝動プーリ64aに伝達さ
れ、伝動プーリ64aは連結軸64を介して第2アーム
62を時計方向に回動させる。
【0013】第2アーム62が第1アーム61に対して
回動することで第2アーム62と遊動プーリ65との間
で相対回転を生じ、この相対回転はベルト69を介して
従動プーリ66aに伝達され、従動プーリ66aは従動
軸66を介して基板受載板67を時計方向に回転させ
る。
【0014】そして固定プーリ63と伝動プーリ64a
との回転比と、遊動プーリ65と従動プーリ66aとの
回転比を逆比(2:1)としている。この逆比により、
図11の略図に示す通り、第1アーム61が角度αだけ
回転するとそれに連動して第2アーム62が角度2αだ
け回転する装置となる。これにより基板受載板67は同
一姿勢を保持しつつ直進運動をし、ロボットアーム6に
よる半導体基板Wの一方向安定搬送が可能となる。
【0015】上述した搬送用ロボットのロボットアーム
6は、第1駆動用モータ21、第2駆動用モータ22の
駆動、停止保持の組合せにより、図12〜図14に示す
3つの搬送スタイルを取る。
【0016】(1) 一方向搬送(図12) これは既に図10を用いて説明した搬送スタイルであ
り、第1駆動用モータ21を停止保持とし、第2駆動用
モータ22のみ駆動した場合、ロボットアーム6は、基
板受載板67を同一姿勢を保持して(a)→(b)→
(c)のように直進運動して半導体基板Wの一方向搬送
を行う。
【0017】(2) 回転搬送(図13) 駆動用モータ21のみ駆動し、第2駆動用モータ22は
停止保持とした場合、第1アーム61は動かず、第2ア
ーム62のみが回転する。それによってロボットアーム
6は(a)→(b)→(c)のように作動して、半導体
基板Wを90°回転させた搬送を行う。
【0018】(3) 姿勢保持搬送(図14) 駆動用モータ21、22の同期調整をとりながら回転出
力軸23、24の2軸を同時に駆動した場合、第1アー
ム61と第2アーム62は待機位置のときと同じく重な
ったまま回転する。それによってロボットアーム6は、
(a)→(b)→(c)のように作動して、アーム姿勢
保持状態で半導体基板Wの90°回転搬送を行う。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ロボットアー
ムに上述した従来の2軸回転駆動装置を用いた場合、図
14の半導体基板Wの姿勢保持搬送を行わせるには、駆
動用モータ21、22の同期調整をとりながら駆動しな
ければならないため、駆動制御を複雑なものとしてい
た。
【0020】また、ダイレクトドライブモータを使用す
るため装置が高価になるという欠点もあった。
【0021】そこで、本発明の目的は、従来技術の問題
点を解消して、同軸上に配置した2つのモータのうち、
1のモータで他のモータをモータごと駆動させることに
よって、同期調整しなくても姿勢保持搬送を行いうる、
簡易で制御の容易な2軸回転駆動装置を堤供することに
ある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の2軸回転駆動装置は、第1駆動用モータ
と、第1駆動用モータのモータ回転軸に同軸的に取り付
けられ、第1駆動用モータ側に近い軸方向の後部が閉
じ、モータ側から遠い前部が開放した中空円筒状の第1
回転出力軸と、中空円筒状の第1回転出力軸内に、その
モータ回転軸が第1回転出力軸と同軸上になるように一
体的に取り付けられ第2駆動用モータと、第2駆動用モ
ータのモータ回転軸に同軸的に取り付けられ、中空円筒
状の第1回転出力軸の開放した前部から第1回転出力軸
と同軸的に取り出される第2回転出力軸とを備えたもの
である。
【0023】本発明において、第2駆動用モータを停止
保持し、第1駆動用モータを駆動した場合、中空円筒状
の第1回転出力軸が回転する。中空円筒状の第1回転出
力軸内に第2駆動用モータが一体的に取り付けられてい
るので、第1回転出力軸の回転に伴って第2駆動用モー
タ自身も回転する。このため第2駆動用モータのモータ
回転軸に取り付けられた内部の第2回転出力軸も回転す
る。すなわち、第1駆動用モータのみを駆動させること
によって、2つの駆動用モータを同期調整することな
く、第2回転出力軸を第1回転出力軸と同期回転させ
て、図14の姿勢搬送スタイルを実現することができ
る。
【0024】また、第2駆動用モータを駆動して、第1
駆動用モータを停止保持した場合、外部の第1回転出力
軸は回転せず、その内部の第2回転出力軸のみが回転す
る。したがって、第2回転出力軸のみの回転により、図
12の一方向搬送も実現できる。
【0025】なお、本発明では、第1回転出力軸を回転
させると、第2駆動用モータが停止保持していても、第
2回転出力軸が同時に回転してしまうため、特に第1回
転出力軸の回転を相殺するような回転を第2回転出力軸
に与えない限り、第1回転出力軸のみを回転させるとい
う図13の搬送スタイルを実現することはできない。し
かし、上記したロボットアーム6による半導体基板の搬
送スタイルにおいて、むしろ図12、図14の搬送スタ
イルが主体であって使用頻度が高く、これに対して図1
3の搬送スタイルは特殊であるから、これを除外しても
特に問題はない。
【0026】このように同方向の2軸同時駆動が可能で
あるため、本発明の2軸回転駆動装置を半導体基板の搬
送用ロボットの駆動源に使用した場合、使用頻度の高い
姿勢保持搬送を行わせるのに、従来のように2つの駆動
用モータの同期調整をとりながら駆動する必要がなく、
駆動制御が簡単となる。
【0027】また、中空円筒状の第1回転出力軸内に第
2駆動用モータを一体的に取り付けるようにして、2つ
の駆動用モータを同軸上に並べることができるようにし
たので、高価なダイレクトドライブモータを使用せず、
汎用モータを用いることができる。
【0028】なお、減速が必要な場合には、第1駆動用
モータのモータ回転軸をカップリング及び減速機を介し
て第1出力回転軸に連結し、また第2駆動用モータのモ
ータ回転軸をカップリング及び減速機を介して第2回転
出力軸に連結した構成とすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に2軸回転駆動装置の構成を
示す。
【0030】第1駆動用モータ1及び第2駆動用モータ
2はともに汎用モータから構成される。第1駆動用モー
タ1のモータ回転軸1aにカップリング7を介して同軸
的に第1回転出力軸3が取り付けられる。第1回転出力
軸3は中空に形成されており、第1駆動用モータ側に近
い軸方向の後部3bが閉じ、モータ1側から遠い前部3
aが開放した円筒形をしている。第1回転出力軸3は、
その中間部よりも小径に形成された前部3a及び後部3
bの突起軸3eが、回転負荷保持用ベアリング5a、5
bを介して支持枠11、12に回転自在に支承されてい
る。
【0031】中空円筒状の第1回転出力軸3内に上記第
2駆動用モータ2が、そのモータ回転軸2aが第1回転
出力軸3と同軸上になるように一体的に取り付けられ
る。この第2駆動用モータ2のモータ回転軸2aにカッ
プリング8を介して同軸的に第2回転出力軸4が取り付
けられる。この第2回転出力軸4は、中空円筒状の第1
回転出力軸3の開放した前部3aから軸方向に突出して
第1回転出力軸3と同軸的に配設される。第2回転出力
軸4は、ベアリング5cを介して開放した前部3aの内
壁に回転自在に支承されている。
【0032】上記構成において、第2駆動用モータ2を
停止保持し、第1駆動用モータ1を駆動した場合、中空
円筒状の第1回転出力軸3が回転する。中空円筒状の第
1回転出力軸3内に第2駆動用モータ2が一体的に取り
付けられているので、第1回転出力軸3の回転に伴って
第2駆動用モータ2自身も回転する。このため第2駆動
用モータ2のモータ回転軸2aに取り付けられた内部の
第2回転出力軸4も回転する。このように第1駆動用モ
ータ1のみを駆動させることによって、第2回転出力軸
4を第1回転出力軸3と同期回転させることができる。
【0033】また、第2駆動用モータ2を駆動して、第
1駆動用モータ1を停止保持した場合、外部の第1回転
出力軸3は回転せず、その内部の第2回転出力軸4のみ
が回転する。したがって、第2回転出力軸4のみの回転
も確保できる。
【0034】つぎに図2、図3を用いて上記2軸回転駆
動装置を搬送用ロボットの駆動源として採用したときの
ロボットアーム6の作動を説明する。ロボットアーム6
の構成は図8に示したものと同一である。また駆動用モ
ータ1、2の第1回転出力軸3、第2回転出力軸4のロ
ボットアーム6に対する連結の仕方も図8と同じであ
り、外部の第1回転出力軸3には固定プーリ63が、ま
た内部の第2回転出力軸4には第1アーム61が連結さ
れているものとする。
【0035】(1) 第1駆動用モータ1停止保持、第2駆
動用モータ2のみ駆動(図2) 第2駆動用モータ2を作動してその回転出力軸24を反
時計方向に回動させると、第1アーム61も反時計方向
に回転し、この回転に伴って第2アーム62は時計方向
に回動する。第2アーム62が第1アーム61に対して
回動することで基板受載板67が反時計方向に回転す
る。その結果、ロボットアーム6は、(a)→(b)→
(c)のように作動して半導体基板Wの一方向直線搬送
を行う。
【0036】(2) 第2駆動用モータ2停止保持、第1駆
動用モータ1のみ駆動(図3) 第1駆動用モータ1により第1回転出力軸3が回転する
と、その内部に保持されている第2駆動用モータ2も一
緒に回転されるため、第1アーム61に対するプーリ6
3の相対回転が生じない。したがって、これにベルト6
8を介して連結されている第2プーリ64aにも回転が
生じない。よって、ロボットアーム6は、第1アーム6
1、第2アーム62を重ねたままの姿勢保持状態で
(a)から(b)→(c)のように作動して、半導体基
板Wの回転搬送を行う。
【0037】このように、第1駆動用モータ1停止保
持、第2駆動用モータ2のみ駆動した場合には従来と同
様に一方向の搬送を行うことができる。また、単に第2
駆動用モータ2を停止保持とし、第1駆動用モータ1の
み駆動する状態とすることで、2つの駆動用モータの同
期調整なしに、ロボットアーム6に姿勢保持の状態で半
導体基板Wの回転搬送を行わせることができ、従来のよ
うな複雑な駆動制御は不要となる。
【0038】ところで上記実施形態では、第1回転出力
軸3、第2回転出力軸4を直接に駆動用モータ1、2で
駆動したが、図4に示すように、変速が必要な場合は、
第1駆動用モータ1と第1回転出力軸3との間に、また
第2駆動用モータ2と第2回転出力軸4との間に、それ
ぞれ変速機13、14を入れた構成とすることも可能で
ある。
【0039】また軸方向の構成を短くする場合には、図
5の構成のように、第1駆動用モータ1側に関しては、
第1回転出力軸3の後部3bの突起軸3eをさらに延長
し、その延長軸3cに並置する形で第1駆動用モータ1
を配置し、そのモータ回転軸1aにカップリング15を
介してタイミングプーリ17を設ける一方、第1回転出
力軸3の延長軸3cを変速機13及びカップリング7を
介して延設し、その端部にタイミングプーリ19を設
け、そのタイミングプーリ17、19間をタイミングベ
ルト31で連結した構成とする。
【0040】また、第2駆動用モータ2側に関しては、
第1回転出力軸3の軸取付け位置を円筒中心位置から偏
心して取り付け、第1回転出力軸3の中空円筒部内にお
いて、第2回転出力軸4に並置する形で駆動用モータ2
を配置し、そのモータ回転軸2aにカップリング16を
介してタイミングプーリ18を設ける一方、第2回転出
力軸4を変速機14及びカップリング8を介して延設
し、その端部にタイミングプーリ20を設け、その両タ
イミングプーリ18、20間をタイミングベルト32で
連結した構成とするのである。
【0041】このように、タイミングプーリ17、18
とタイミングベルト31、32により駆動用モータ1、
2の位置を駆動軸と並設することにより、装置の軸方向
長さを短縮することができる。
【0042】なお、上述した実施形態では汎用モータで
構成したが、ダイレクトドライブモータで構成してもよ
い。また、3軸以上の回転駆動装置に適用することも可
能である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、第1駆動用モータのみ
を駆動することによって、第2駆動用モータに同軸的に
取付けられた第2回転出力軸を、第1駆動用モータに駆
動される第1回転出力軸と同期回転させることができる
ので、2つの駆動用モータの同期調整をとりながら駆動
する複雑な制御が不要となり、駆動制御が簡単となる。
【0044】また、中空円筒状の第1回転出力軸内に第
2駆動用モータを取り付けることにより、2つの駆動用
モータ及び構成部品を同軸上に取り付けて同方向の2軸
同時駆動ができるようにしたので、高価なダイレクトド
ライブモータを使用せず、汎用モータを用いることがで
き、装置を安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の2軸回転駆動装置の構成図である。
【図2】実施形態のロボットアームの作動説明図であ
る。
【図3】実施形態のロボットアームの作動説明図であ
る。
【図4】2軸回転駆動装置の他の実施形態の構成図であ
る。
【図5】2軸回転駆動装置の更に別の実施形態の構成図
である。
【図6】従来例の2軸回転駆動装置の駆動部の構成図で
ある。
【図7】従来例の2軸回転駆動装置の他の駆動部の構成
図である。
【図8】従来例の基板搬送用ロボットアームの縦断面図
である。
【図9】従来例の基板搬送用ロボットアームの平面図で
ある。
【図10】図8のロボットアームの作動説明図である。
【図11】図8のロボットアームの動きの開き角度の説
明図である。
【図12】従来のモータ1を停止保持し、モータ2を駆
動した場合の2軸回転駆動装置を適用した基板搬送用ロ
ボットアームの作動説明図である。
【図13】従来のモータ1を駆動し、モータ2を停止保
持した場合の2軸回転駆動装置を適用した基板搬送用ロ
ボットアームの作動説明図である。
【図14】従来の2軸同時駆動した場合の2軸回転駆動
装置を適用した基板搬送用ロボットアームの作動説明図
である。
【符号の説明】
1 第1駆動用モータ 1a 第1駆動用モータのモータ回転軸 2 第2駆動用モータ 2a 第2駆動用モータのモータ回転軸 3 第1回転出力軸 3a 第1回転出力軸の前部 3b 第1回転出力軸の後部 3e 第1回転出力軸の後部の突起軸 4 第2回転出力軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1駆動用モータと、 第1駆動用モータのモータ回転軸に同軸的に取り付けら
    れ、第1駆動用モータ側に近い軸方向の後部が閉じ、モ
    ータ側から遠い前部が開放した中空円筒状の第1回転出
    力軸と、 中空円筒状の第1回転出力軸内に、そのモータ回転軸が
    第1回転出力軸と同軸上になるように一体的に取り付け
    られ第2駆動用モータと、 第2駆動用モータのモータ回転軸に同軸的に取り付けら
    れ、中空円筒状の第1回転出力軸の開放した前部から第
    1回転出力軸と同軸的に取り出される第2回転出力軸と
    を備えた2軸回転駆動装置。
JP19668397A 1997-07-23 1997-07-23 2軸回転駆動装置 Pending JPH1133947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19668397A JPH1133947A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 2軸回転駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19668397A JPH1133947A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 2軸回転駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1133947A true JPH1133947A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16361866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19668397A Pending JPH1133947A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 2軸回転駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1133947A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166376A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Hirata Corp 基板搬送用ロボット
JP2006064372A (ja) * 2005-11-14 2006-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2006064374A (ja) * 2005-11-14 2006-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2007010193A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の制御方法およびそれを用いた制御装置
WO2020054385A1 (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 川崎重工業株式会社 ロボット

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166376A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Hirata Corp 基板搬送用ロボット
JP2007010193A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の制御方法およびそれを用いた制御装置
JP4725211B2 (ja) * 2005-06-29 2011-07-13 パナソニック株式会社 空気調和機の制御方法およびそれを用いた制御装置
JP2006064372A (ja) * 2005-11-14 2006-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2006064374A (ja) * 2005-11-14 2006-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
WO2020054385A1 (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 川崎重工業株式会社 ロボット
JPWO2020054385A1 (ja) * 2018-09-11 2021-08-30 川崎重工業株式会社 ロボット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5584647A (en) Object handling devices
JPH11188670A (ja) 2アーム方式の搬送用ロボット装置
JP3722598B2 (ja) 2アーム方式の搬送用ロボット装置
JP2002158272A (ja) ダブルアーム基板搬送装置
US6464448B1 (en) Substrate transport apparatus
JP3806812B2 (ja) 2アーム方式の搬送用ロボット装置
JP2000042954A (ja) 搬送用ロボット装置
JPH11333778A (ja) 搬送用ロボット装置
JP2002066966A (ja) 搬送ロボット
US6570356B2 (en) Robot system
JPH10329059A (ja) 2アーム方式の搬送用ロボット装置
EP0298427B1 (en) Parallel link robot arm
JPH1133947A (ja) 2軸回転駆動装置
JPH11216691A (ja) フロッグレッグ形ロボット並びに処理装置および処理方法
JP2001038656A (ja) 多関節型マニピュレータ
JP2003291081A (ja) アーム駆動装置
JPH11277467A (ja) 薄型基板搬送ロボット
JP2003094376A (ja) ワーク搬送用ロボット
JP2972008B2 (ja) 搬送アーム
JPH11207684A (ja) 2軸回転駆動装置
JPH11284049A (ja) 薄型基板搬送ロボット
JP2005044981A (ja) 搬送装置
JP3560908B2 (ja) 搬送装置
JP2001077174A (ja) 搬送装置
JP4463409B2 (ja) 搬送装置及び真空処理装置