JPH11334493A - 自動車用入力装置 - Google Patents
自動車用入力装置Info
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- JPH11334493A JPH11334493A JP14308598A JP14308598A JPH11334493A JP H11334493 A JPH11334493 A JP H11334493A JP 14308598 A JP14308598 A JP 14308598A JP 14308598 A JP14308598 A JP 14308598A JP H11334493 A JPH11334493 A JP H11334493A
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Abstract
き、操作性及び安全性を向上させることができると共
に、将来の拡張性を向上させることができる自動車用入
力装置を提供する。 【解決手段】 自動車用入力装置は、ディスプレイ4及
びこのディスプレイ4の画面に表示された映像が透過し
てその表面に映し出されるタッチパネル5を備えたタッ
チパネルディスプレイと、タッチパネル5に設けられタ
ッチパネル5上で所定の操作が行われることにより自動
車に搭載された装置のON状態とOFF状態とを切替え
る複数個のスイッチと、複数個の前記スイッチのうち選
択されているスイッチを音声により案内する第1の音声
案内手段と、複数個の前記スイッチのうち入力が決定さ
れたスイッチによりON状態とOFF状態とが切替えら
れる装置の状態を音声により案内する第2の音声案内手
段とを有する。
Description
種々の電装品の動作を制御するために使用される自動車
用入力装置に関し、特に、運転時における操作性の向上
を図った自動車用入力装置に関する。
リモコンミラー、ワイパー及びフォグランプ等の多くの
電装品が搭載されており、これらの電装品を制御するス
イッチが運転者の手の届く範囲に個別に配置されてい
る。ワイパー、方向指示器及びヘッドライト等のスイッ
チは、どのような種類の自動車でもほぼ同じ位置に配置
されており、複数の機能が統合されたコンビネーション
スイッチとなっている。また、パワーウィンドウ、リモ
コンドアミラー及びドアロック等のスイッチは、ドア又
はシフトノブの近傍で比較的視認性の良い位置に配置さ
れている。しかし、フォグランプ等のオプション選択に
より後付けされる場合が多い機器のスイッチは、コンビ
ネーションメータの下、例えば、ハンドルの陰に配置さ
れる場合が多く、その視認性は悪く必ずしも操作性が良
いとはいえない。
囲及びスイッチ操作のために容易に手が届く範囲は限定
されているので、今後、新機能の電装品の搭載が増加し
た場合には、スイッチの配置スペースがなくなることも
予想される。
の制御スイッチを統合し、運転者が操作しやすく安全性
が確保された位置に配置し、個々の電装品を自由に制御
できる装置が提案されている(特公平5−9304号公
報)。図8は特公平5−9304号公報に記載された入
力装置を示す模式図である。この公報に記載された従来
の入力装置においては、自動車のステアリングパッド3
1内に、ラジオモード切替スイッチ33a、CD/カセ
ットモード切替スイッチ33b及びエアコンモード切替
スイッチ33cからなる切替スイッチ群33、液晶表示
装置32並びに透明電極スイッチ34が設けられてい
る。透明電極スイッチ34は液晶表示装置32上に設け
られている。また、液晶表示装置32には、多層液晶表
示器35が組込まれており、モード切替スイッチ33
a、33b又は33cを選択されることにより、表示画
面が変更される。図8にはエアコンモード切替スイッチ
33cが選択された場合の表示画面が示されている。液
晶表示装置32には、双方向送受信回路が接続されてお
り、自動車ボデー側の双方向送受信回路と多重通信が行
われる。そして、ボデー側のコントロール対象回路によ
り、各電装品の動作が制御される。これにより、それま
で視認性が悪い位置に取付けられていたスイッチの視認
性が向上した。
動作制御では、多数配置された操作スイッチの中から必
要なスイッチを選択し操作する必要があるため、運転者
の負担が大きい。このため、その操作を行うためにはあ
る程度の習熟が必要とされ、誰もが容易に使いこなすこ
とは困難となっており、これらの電装品の機能が有効利
用されない場合が多い。
認識によりスイッチ入力を行う装置が提案されている
(特開平4−78634号公報)。図9は特開平4−7
8634号公報に記載された入力装置を示すブロック図
である。この公報に記載された従来の入力装置において
は、順に直列に接続されたアナログインターフェース4
1a、音声認識回路41b、CPU41c及び通信イン
ターフェース41dから集中制御ユニット41が構成さ
れている。また、アナログインターフェース41aに
は、マイクロホン42が接続されている。更に、通信イ
ンターフェース41dには、コネクタ43を介して多重
信号ライン44が接続され、この多重信号ライン44に
ドアロック制御ユニット45a、パワーウィンドウ制御
ユニット45b、ワイパ制御ユニット45c、エアコン
制御ユニット45d、電話制御ユニット45e、オーデ
ィオ制御ユニット45f、チルト・テレスコピック制御
ユニット45g、パワーシート制御ユニット45h、ミ
ラー制御ユニット45i及びシフトレバー制御ユニット
45j等の制御ユニットがコネクタ46a乃至46jを
介して接続されている。これらの制御ユニット45a乃
至45jは各電装品の制御を行うものである。
いては、マイクロホン42から入力された音声が集中制
御ユニット41内で多重化信号に変換され、集中制御ユ
ニット41からそれぞれの制御ユニット45a乃至45
jに送信される。そして、制御ユニット45a乃至45
jにより、所定の電装品の動作が制御される。
入力装置によっても十分な操作性及び拡張性等が得られ
ないという問題点がある。例えば、特公平5−9304
号公報に記載された入力装置にあっては、それまでの個
別スイッチでは1回の操作で達成できる操作でも、モー
ド切替スイッチ32a乃至32c及び透明電極スイッチ
34を操作する必要があるため、2倍の操作回数及び操
作時間が必要である。このため、操作が複雑になり操作
性が低下している。また、ブラインドタッチを行うこと
はできないので、運転中に前方から目を離す時間が長く
なる虞がある。更に、例えば、エアコン画面を表示中に
オーディオ画面のスイッチの状態を見るためには、再度
オーディオ画面に切替える必要があり、動作状態の確認
性が低い。そして、モード切替スイッチ群33は個別の
専用スイッチとしてステアリングパッド31に取付けら
れているため、言語が違う仕向け地別又は新規に電装品
を追加するときに別途専用のモード切替スイッチに変更
するか、又はモード切替スイッチを追加する必要があ
り、拡張性が低い。
された入力装置にあっては、音声入力のみを採用してい
るので、1種類の電装品に対して、「リヤデフォッガO
N」のように最低1命令以上の音声命令が必要である。
このため、例えば、ドアミラーを開閉する場合のよう
に、複数の動作が必要な場合には、1種の電装品である
ドアミラーに対して、「ドアミラーオープン」、「ドア
ミラークローズ」のように複数の音声命令が必要とな
る。更に、上下左右への駆動が連続的にアナログ動作す
るような装置の場合には、その装置の駆動量又は駆動時
間をも音声命令に付加して制御することが必要であるた
め、多い場合には、1種類の電装品に対して10項目以
上の音声命令が必要となって命令を覚えるまでにかなり
の習熟が必要とされる。特に、詳細な制御になるほど音
声命令が長いものとなり、従来の個別スイッチのように
押している間だけ駆動するといった方式と比較して、操
作時間が長くなる。
を閉めた状態で時速約100km/hで走行している中
での認識率は約90%程度、窓を開けた状態では70%
程度と、正認識率が低く、誤認識により電装品が誤動作
する可能性がある。更に、車載ラジオ又は助手席に着座
している人等の同乗者が発する音声にも反応する場合が
あり、運転者が予期しない装置の動作が生じる虞があ
る。
のであって、自動車運転中の誤動作を低減することがで
き、操作性及び安全性を向上させることができると共
に、将来の拡張性を向上させることができる自動車用入
力装置を提供することを目的とする。
力装置は、ディスプレイ及びこのディスプレイの画面に
表示された映像が透過してその表面に映し出されるタッ
チパネルを備えたタッチパネルディスプレイと、前記タ
ッチパネルに設けられ前記タッチパネル上で所定の操作
が行われることにより自動車に搭載された装置のON状
態とOFF状態とを切替える複数個のスイッチと、複数
個の前記スイッチのうち選択されているスイッチを音声
により案内する第1の音声案内手段と、複数個の前記ス
イッチのうち入力が決定されたスイッチによりON状態
とOFF状態とが切替えられる装置の状態を音声により
案内する第2の音声案内手段とを有することを特徴とす
る。
れた複数個のスイッチから一のスイッチが選択されると
第1の音声案内手段により、そのスイッチが何のスイッ
チであるかが案内され、一のスイッチの入力が決定され
ると、第2の音声案内手段により、そのスイッチにより
ON状態とOFF状態とが切替えられる装置の状態が案
内される。このため、ブラインドタッチによる操作が可
能である。また、切替スイッチが設けられた場合と比し
て、手動による入力が少ないので操作性が向上する。
圧力を検出する接触圧検出手段を有し、前記第1音声案
内手段は、前記接触圧力が所定の範囲内にあるときにそ
の接触圧力で触れられているスイッチが選択されている
と判断する第1判断手段を有し、前記第2音声案内手段
は、前記接触圧力が他の所定の範囲内にあるときにその
接触圧力で触れられているスイッチの入力が決定されて
いると判断する第2の判断手段を有することができる。
は、複数個の前記スイッチのうち複数個のスイッチから
なるスイッチ群で1種の電装品の制御を行うスイッチの
位置が表示される詳細画面と、複数個の前記スイッチの
うちそのスイッチのみで1種の電装品の制御を行うスイ
ッチの位置及び前記装置の動作状況を表示させる動作状
況表示スイッチの位置が表示される大項目画面とを有
し、前記詳細画面及び前記大項目画面には、相互に画面
を切替えるための切替スイッチの位置が表示されてもよ
い。更に、前記大項目画面には、前記電装品の動作状況
を示す操作表示部が表示されてもよい。
前記詳細画面が表示され、入力された音声により前記デ
ィスプレイに表示される画面を前記大項目画面から前記
詳細画面へと切替え、複数種の前記詳細画面のうちで一
種の画面から他種の画面へと切替え、又は前記詳細画面
から前記大項目画面へと切替える音声認識手段を有する
ことができる。
決定されたスイッチを示すアイコンを前記画面上に点滅
表示させる点滅表示手段と、入力が決定された前記スイ
ッチにより制御される装置が動作した以降に前記アイコ
ンの通常表示と反転表示とを切替える表示変更手段とを
有することができる。この場合、アイコンが多段階に変
化して表示されるので、装置の動作状況を把握しやすく
なる。
ションシステム用の情報を表示させるナビゲーション画
面表示手段を有することができる。この場合、ナビゲー
ションシステム用の表示装置と兼用されるので、コスト
を低減することができると共に、配置スペースの確保が
不要となり、車内の空間を広く使用することが可能とな
る。
車用入力装置について、添付の図面を参照して具体的に
説明する。図1は本発明の実施例に係る自動車用入力装
置を示すブロック図である。
2制御回路2とが多重通信線3により接続されている。
第1制御回路1には、表示部として表示装置4、スイッ
チ入力部としてタッチパネル5、音声認識部としてマイ
ク6及び音声案内部としてスピーカ7が接続されてい
る。第1制御回路1はこれらの制御を行う回路である。
表示装置4には、LCD(Liquid Crystal Display)、
VFD(Vacuum Fluorescent Display)、ELD(Elec
troluminescent Display)又はFED(Field Emission
Display)等が使用される。また、タッチパネル5に
は、抵抗膜方式、赤外線方式、静電容量方式又はピエゾ
圧電方式等のタッチパネルが使用される。そして、第1
制御回路1、表示装置4、タッチパネル5、マイク6及
びスピーカ7から入力/動作表示ユニット11が構成さ
れている。なお、マイク6及びスピーカ7は第1制御回
路1に接続されていれば、入力/動作表示ユニット11
の筐体の外部にあってもよい。
ニット12が構成されている。そして、負荷制御ユニッ
ト12には、リヤデフォッガ用発熱体8a、ワイパーデ
アイサ用発熱体8b、フォグランプ8c、パワーウィン
ドウ駆動装置8d、リモコンミラー駆動装置8e、サン
ルーフ駆動装置8f、AT制御ユニット9a、クルーズ
制御ユニット9b及びトラクションコントロール9cが
接続されている。更に、AT制御ユニット9aには、A
Tスノーホールド駆動装置10aが接続され、クルーズ
制御ユニット9bには、クルーズ用の駆動装置10bが
接続され、トラクションコントロール9cには、トラク
ション駆動装置10cが接続されている。第2制御回路
2は、CPU、リレー及びトランジスタ等の電子部品を
内蔵しており、CPUからリレー及びトランジスタのオ
ン/オフを制御することにより、リヤデフォッガ用発熱
体8a、ワイパーデアイサ用発熱体8b、フォグランプ
8c、パワーウィンドウ駆動装置8d、リモコンミラー
駆動装置8e及びサンルーフ駆動装置8fを駆動させる
駆動制御、AT制御ユニット9a、クルーズ制御ユニッ
ト9b及びトラクションコントロール9cへスイッチ情
報を個別に出力するスイッチ情報出力制御及びCPUの
シリアル端子通信により第1制御回路1との多重通信制
御を行う回路である。
て説明する。図2は表示装置に表示される画面の一例を
示す図であって、(a)は大項目画面を示す模式図、
(b)はパワーウィンドウ詳細画面を示す模式図、
(c)はリモコンドアミラー詳細画面を示す模式図、
(d)はサンルーフ詳細画面を示す模式図である。
うに、リヤデフォッガのON/OFFの表示及び切替の
ための「R.DEF」アイコン21a、ATスノーホー
ルドのON/OFFの表示及び切替のための「HOL
D」アイコン21b、クルーズメインSWのON/OF
Fの表示及び切替のための「CRUISE」アイコン2
1c、ワイパーデアイサのON/OFFの表示及び切替
のための「W.DEICE」アイコン21d、フォグラ
ンプのON/OFFの表示及び切替のための「F.FO
G」アイコン21e、トラクションコントロールのON
/OFFの表示及び切替のための「TCS」アイコン2
1f、パワーウィンドウ詳細画面に切替えるための「W
INDOW」アイコン21g、リモコンドアミラー詳細
画面に切替えるための「MIRROR」アイコン21h
及びサンルーフ詳細画面に切替えるための「ROOF」
アイコン21iが中央部に表示される。更に、大項目画
面21の最上部には、ON状態となった電装品のアイコ
ンの詳細な動作状況を表示する操作表示部21jが表示
され、最下部には、全スイッチの状態を示すための「I
NFORMATION SELECT」アイコン21k
が表示される。これらのアイコンはその形状及び色等に
よりタッチパネルに設けられた複数個のスイッチの位置
及び動作状態を示している。
入力装置により制御される全ての電装品がOFF状態の
ときの通常表示であるが、リヤデフォッガ、ATスノー
ホールド、クルーズメインSW、ワイパーデアイサ、フ
ォグランプ又はトラクションコントロールをON状態と
することにより、そのアイコン表示が反転表示に切替わ
る。このとき、操作表示部21jにON状態となった電
装品のアイコンの詳細な動作状況が表示される。また、
パワーウィンドウ、リモコンドアミラー又はサンルーフ
の操作によっても大項目画面21の表示は変化する。
なったときの表示を示す模式図、(b)はATスノーホ
ールドがON状態となったときの表示を示す模式図であ
る。また、図4はリヤデフォッガがON状態のときにA
TスノーホールドがON状態となったときの表示を示す
模式図である。例えば、リヤデフォッガがON状態とな
った場合、図3(a)に示すように、「R.DEF」ア
イコン21aが反転し、操作表示部21jには、リヤデ
フォッガがON状態となったことが表示される。ここ
で、リヤデフォッガをOFF状態とすると、図2(a)
に示す通常表示に戻る。また、ATスノーホールドがO
N状態となった場合、図3(b)に示すように、「HO
LD」アイコン21bが反転し、操作表示部21jに
は、ATスノーホールドがON状態となったことが表示
される。ここで、ATスノーホールドをOFF状態とす
ると、図2(a)に示す通常表示に戻る。図5(a)は
クルーズメインSWがON状態となったときの操作表示
部21jを示す模式図、(b)はワイパーデアイサがO
N状態となったときの操作表示部21jを示す模式図、
(c)はフォグランプがON状態となったときの操作表
示部21jを示す模式図、(d)はトラクションコント
ロールがON状態となったときの操作表示部21jを示
す模式図である。クルーズメインSW、ワイパーデアイ
サ、フォグランプ又はトラクションコントロールがON
状態となったときには、図5(a)乃至(d)に示すよ
うに、操作表示部21jには、クルーズメインSW、ワ
イパーデアイサ、フォグランプ又はトラクションコント
ロールがON状態となったことが表示される。
たときの大項目画面21の表示について説明する。例え
ば、リヤデフォッガがON状態となると、図3(a)に
示すように、「R.DEF」アイコン21aが反転表示
され、操作表示部21jにリヤデフォッガがON状態と
なったことが表示される。更に、ATスノーホールドが
ON状態となると、図4に示すように、「HOLD」ア
イコン21bも反転表示され、操作表示部21jにAT
スノーホールドがON状態となったことが表示される。
図6は「INFORMATION SELECT」アイ
コン21kの選択が決定されたときの大項目画面21を
示す模式図である。ここで、「INFORMATION
SELECT」アイコン21kがダブルクリックされ
ると、その選択が決定され、図6に示すように、操作表
示部21jにリヤデフォッガがON状態であることが表
示されると共に、「INFORMATION SELE
CT」アイコン21kが反転表示される。
なっている場合、「INFORMATION SELE
CT」アイコン21kをダブルクリックするごとに、そ
のときにON状態となっている電装品の詳細表示が順次
操作表示部21jに表示される。
クされている状態で「AUTO UP」又は「AUTO
DOWN」がON状態の場合等、大項目画面では何が
作動していて何が作動していないのかが分からない場合
があるが、このようなときにも、「INFORMATI
ON SELECT」アイコン21kの選択を決定する
ことにより、操作表示部21jで電装品の動作状態が確
認できる。リモコンドアミラーのヒーターが作動してい
る状態でドアミラーが開閉されている場合も同様であ
る。
ンドアミラー詳細画面及びサンルーフ詳細画面について
説明する。パワーウィンドウ詳細画面22は、大項目画
面21が表示されているときに、運転者が、例えば、
「窓」と発声することにより、又は「WINDOW」ア
イコン21gをダブルクリックすることにより表示され
る。また、リモコンドアミラー詳細画面23又はサンル
ーフ詳細画面24が表示されているときに、運転者が、
例えば、「窓」と発声した場合にも、パワーウィンドウ
詳細画面22が表示される。パワーウィンドウ詳細画面
22には、図2(b)に示すように、4個のパワーウィ
ンドウの開閉を個別に制御する開閉アイコン22a乃至
22h、運転席ドアに取付けられたパワーウィンドウの
自動開閉を制御する「AUTO OPEN」アイコン2
2i及び「AUTO CLOSE」アイコン22j並び
に全部のパワーウィンドウの開閉を制御する「ALL
UP」アイコン22k及び「ALL CLOSE」アイ
コン22lが表示される。更に、パワーウィンドウ詳細
画面22の左下部には、運転席以外からのパワーウィン
ドウの操作を禁止する(以下、「パワーウィンドウをロ
ックする」という)「WINDOW LOCK」アイコ
ン22mが表示され、右下部には、大項目画面21に切
替えるための「RET」アイコン22nが表示される。
これらのアイコン22a乃至22mはその形状及び色等
によりタッチパネルに設けられたパワーウィンドウのス
イッチの位置及び動作状態を示している。
ウィンドウがOFF状態のときの通常表示であるが、い
ずれかのパワーウィンドウをON状態にするか、又はパ
ワーウィンドウをロックすることにより、そのアイコン
表示が反転表示に切替わる。また、図7(a)はパワー
ウィンドウがロックされたときのパワーウィンドウ詳細
画面22を示す模式図、(b)は同じく大項目画面21
を示す模式図である。例えば、パワーウィンドウがロッ
クされた場合、図7(a)に示すように、「WINDO
W LOCK」アイコン22mが反転する。ここで、
「RET」アイコン22nをダブルクリックするか、
「リターン」と発声するか、又はある一定時間放置する
と、図7(b)に示すように、大項目画面21が表示さ
れる。このとき、「WINDOW」アイコン21gは反
転表示され、操作表示部21jには、パワーウィンドウ
がロックされていることが表示される。これらのアイコ
ンはその形状及び色等によりタッチパネルに設けられた
スイッチの位置及び動作状態を示している。
目画面21が表示されているときに、運転者が、例え
ば、「ミラー」と発声することにより、又は「MIRR
OR」アイコン21hをダブルクリックすることにより
表示される。また、パワーウィンドウ詳細画面22又は
サンルーフ詳細画面24が表示されているときに、運転
者が、例えば、「ミラー」と発声した場合にも、リモコ
ンドアミラー詳細画面23が表示される。リモコンドア
ミラー詳細画面23には、図2(c)に示すように、2
個のドアミラーの上下左右への方向を制御する方向アイ
コン23a乃至23h、ドアミラーを開く「OPEN」
アイコン23i、ドアミラーを閉じる「CLOSE」ア
イコン23j、ドアミラーの結露を除去するために加熱
する「HEATER」アイコン23k並びに大項目画面
21に切替えるための「RET」アイコン23lが表示
される。これらのアイコン23a乃至23jはその形状
及び色等によりタッチパネルに設けられたリモコンドア
ミラーのスイッチの位置及び動作状態を示している。
ラーがOFF状態のときの通常表示であるが、いずれか
のドアミラーをON状態にすることにより、そのアイコ
ン表示が反転表示に切替わる。ここで、パワーウィンド
ウ詳細画面22と同様に、「RET」アイコン23lを
ダブルクリックするか、「リターン」と発声するか、又
はある一定時間放置すると、大項目画面21が表示され
る。
1が表示されているときに、運転者が、例えば、「サン
ルーフ」と発声することにより、又は「ROOF」アイ
コン21iをダブルクリックすることにより表示され
る。また、パワーウィンドウ詳細画面22又はリモコン
ドアミラー詳細画面23が表示されているときに、運転
者が、例えば、「サンルーフ」と発声した場合にも、サ
ンルーフ詳細画面24が表示される。サンルーフ詳細画
面24には、図2(d)に示すように、サンルーフの上
下方向の位置を制御する「UP」アイコン24a及び
「DOWN」アイコン24b、サンルーフの開閉を制御
する「CLOSE」アイコン24c及び「OPEN」ア
イコン24d並びに大項目画面21に切替えるための
「RET」アイコン24eが表示される。
OFF状態のときの通常表示であるが、サンルーフをO
N状態にすることにより、そのアイコン表示が反転表示
に切替わる。ここで、パワーウィンドウ詳細画面22及
びドアミラー詳細画面23と同様に、「RET」アイコ
ン24eをダブルクリックするか、「リターン」と発声
するか、又はある一定時間放置すると、大項目画面21
が表示される。これらのアイコン24a乃至24dはそ
の形状及び色等によりタッチパネルに設けられたサンル
ーフのスイッチの位置及び動作状態を示している。
装置の使用方法について説明する。第1の使用方法例と
して、全ての電装品が作動していない状態からリヤデフ
ォッガを作動させ、その状態からリヤデフォッガをOF
F状態にする方法例について説明する。
目画面21中の任意の位置に触れる。すると、触れられ
た位置に該当するアイコンのスイッチのON/OFF状
態が第1制御回路1により判別され、該当するスイッチ
名称及びこれから動作させようとする内容(例えば、O
N状態とするかOFF状態とするか)が音声で案内され
る。ここで、音声案内のスイッチ名称が、運転者が操作
しようとしているスイッチではない場合、例えば、ワイ
パーデアイサに関する案内である場合、画面に触れたま
まその位置を移動させ、操作しようとしているスイッチ
名称が音声案内されるまで触れている位置を移動し続け
る。
触れられると、現在の表示画面情報及び接触位置検出情
報から、「R.DEF」アイコン21aが触れられてい
ることが第1制御回路1により認識され、スピーカから
「R.DEF」アイコン21aが触れられていることが
音声により運転者に知らせられる。例えば、「リヤデフ
ON選択中」という音声案内が行われる。
るアイコンが「R.DEF」アイコン21aでありリヤ
デフォッガがOFF状態であることを音声により確認で
き、リヤデフォッガをONしたい場合、そのアイコン2
1aをダブルクリックすることにより、その選択を決定
する。
リックされると、第1制御回路1によりリヤデフォッガ
スイッチがONされたことが認識される。
ガのON情報が多重通信線3を介して、第2制御回路2
に送信される。第1制御回路1から送信されたリヤデフ
ォッガのON情報が第2制御回路2により受信され、そ
のデータフォーマットが照合され、データが正しければ
ACK(acknowledgement character)信号、正しくな
ければNAK(negative acknowledgement character)
信号の応答信号が返信される。
用のリレーが内蔵されており、受信されたデータが正し
ければ、このリレーが駆動されることにより、リヤデフ
ォッガが動作する。
路2から第1制御回路1にリヤデフォッガの動作確認情
報が多重通信線3を介して送信される。
ッガの動作確認情報が第1制御回路1により受信される
と、そのデータフォーマットが照合され、データが正し
ければACK信号、正しくなければNAK信号の応答信
号が返信される。
第1制御回路1によりスピーカからリヤデフォッガが動
作開始したことが音声により運転者に知らせられる。例
えば、「リヤデフON」という音声案内が行われる。ま
た、これと同時に、図3(a)に示すように、「R.D
EF」アイコン21aが反転表示され、操作表示部21
jにリヤデフォッガがON状態であることが表示され
る。
態となる。
と、第2制御回路2に内蔵されているタイマが作動し始
め、規定された時間が経過すると、第2制御回路2に内
蔵されているリレーが停止する。これにより、リヤデフ
ォッガの駆動が停止する。
動が停止された後、第1制御回路1にリヤデフォッガの
停止確認情報が多重通信線3を介して送信される。
ヤデフォッガの停止確認情報が第1制御回路1により受
信され、そのデータフォーマットが照合され、データが
正しければACK信号、正しくなければNAK信号の応
答信号が返信される。
正しければ、スピーカからリヤデフォッガが停止したこ
とが音声により運転者に知らせられる。例えば、「リヤ
デフOFF」という音声案内が行われる。また、これと
同時に、「R.DEF」アイコン21aが通常表示さ
れ、操作表示部21jに表示されていたリヤデフォッガ
がON状態である表示が消える。この場合、他に動作中
の電装品があるときには、その動作状況が表示され、他
に動作中の電装品がないときには、図2(a)に示すよ
うに、全ての電装品がOFF状態であることが表示され
る。
状態となる。
前にリヤデフォッガの動作を停止したい場合は、手動操
作により停止することも可能である。この場合の動作手
順は以下のようになる。
目画面21中の任意の位置に触れる。すると、第1制御
回路1が触れられた位置に該当するアイコンのスイッチ
のON/OFF状態が判別され、該当するスイッチ名称
及びこれから動作させようとする内容(ON状態とする
かOFF状態とするか)が音声で案内される。ここで、
音声案内のスイッチ名称が、運転者が操作しようとして
いるスイッチではない場合、例えば、ワイパーデアイサ
に関する案内である場合、画面に触れたままその位置を
移動させ、操作しようとしているスイッチ名称が音声案
内されるまで触れている位置を移動し続ける。
触れられると、第1制御回路1により現在の表示画面情
報及び接触位置検出情報から、「R.DEF」アイコン
21aが触れられていることが認識され、第1制御回路
1によりスピーカから「R.DEF」アイコン21aが
触れられていることが音声により運転者に知らせられ
る。例えば、「リヤデフOFF選択中」という音声案内
が行われる。
るアイコンが「R.DEF」アイコン21aであり、現
在動作中であることを音声により確認でき、リヤデフォ
ッガをOFFしたい場合、そのアイコン21aをダブル
クリックする。
リックされると、第1制御回路1によりリヤデフォッガ
スイッチがOFFされたことが認識される。
ガのOFF情報が多重通信線3を介して、第2制御回路
2に送信される。
ッガのOFF情報が第2制御回路2により受信され、そ
のデータフォーマットが照合され、データが正しければ
ACK信号、正しくなければNAK信号の応答信号が返
信される。
第2制御回路2に内蔵されているリレーの駆動が停止さ
れることにより、リヤデフォッガが停止する。
路2から第1制御回路1にリヤデフォッガの停止確認情
報が多重通信線3を介して送信される。
ッガの停止確認情報が第1制御回路1により受信される
と、このデータフォーマットが照合され、データが正し
ければACK信号、正しくなければNAK信号の応答信
号が返信される。
第1制御回路1によりスピーカからリヤデフォッガが停
止したことが音声により運転者に知らせられる。例え
ば、「リヤデフOFF」という音声案内が行われる。ま
た、これと同時に、「R.DEF」アイコン21aが通
常表示され、操作表示部21jに表示されていたリヤデ
フォッガがON状態である表示が消える。この場合、他
に動作中の電装品があるときには、その動作状況が表示
され、他に動作中の電装品がないときには、図2(a)
に示すように、全ての電装品がOFF状態であることが
表示される。
OFF状態とすることが可能である。
ンSW、ワイパーデアイサ、フォグランプ又はトラクシ
ョンコントロールのON状態とOFF状態との切替えも
同様にして行うことができる。
装品が作動していない状態からパワーウィンドウをロッ
クし、その状態からパワーウィンドウのロックを解除す
る方法例について説明する。
きに、運転者が「窓」と発声する。これにより、マイク
から運転者が発声した「窓」という音声が第1制御回路
1により認識され、パワーウィンドウ詳細画面22が表
示される。
きに、入力/動作表示ユニット11の大項目画面21中
の「WINDOW」アイコン21gをダブルクリックし
ても、その旨が音声により知らされて、パワーウィンド
ウ詳細画面22が表示される。
任意の位置に触れる。すると、触れられた位置に該当す
るアイコンのON/OFF状態が第1制御回路1により
判別され、該当するスイッチ名称及びこれから動作させ
ようとする内容(例えば、ON状態とするかOFF状態
とするか)が音声で案内される。ここで、音声案内のス
イッチ名称が、運転者が操作しようとしているスイッチ
ではない場合、例えば、右後方のパワーウィンドウに関
する案内である場合、画面に触れたままその位置を移動
させ、操作しようとしているスイッチ名称が音声案内さ
れるまで触れている位置を移動し続ける。
コン22mが触れられると、現在の表示画面情報及び接
触位置検出情報から、「WINDOW LOCK」アイ
コン22mが触れられていることが第1制御回路1によ
り認識され、スピーカから「WINDOW LOCK」
アイコン22mが触れられていることが音声により運転
者に知らせられる。例えば、「窓ロックON選択中」と
いう音声案内が行われる。
ているアイコンが「WINDOWLOCK」アイコン2
2mでありそのロックは解除されていることを音声で確
認でき、パワーウィンドウをロックしたい場合、そのア
イコン22mをダブルクリックする。
mがダブルクリックされると、第1制御回路1によりパ
ワーウィンドウロックスイッチがONされたことが認識
される。
ドウロックスイッチのON情報が多重通信線3を介し
て、第2制御回路2に送信される。
ンドウロックスイッチのON情報が第2制御回路2によ
り受信され、そのデータフォーマットが照合され、デー
タが正しければACK信号、正しくなければNAK信号
の応答信号が返信される。
回路2に内蔵されたパワーウィンドウ駆動用のリレーの
駆動が禁止されることにより、運転席以外からのパワー
ウィンドウの操作が禁止される。
が禁止された後、第2制御回路2から第1制御回路1に
パワーウィンドウロックスイッチのON確認情報が多重
通信線3を介して送信される。
ンドウロックスイッチのロック確認情報が第1制御回路
1により受信されると、そのデータフォーマットが照合
され、データが正しければACK信号、正しくなければ
NAK信号の応答信号が返信される。
1制御回路1によりスピーカからパワーウィンドウロッ
クスイッチがONしたことが音声により運転者に知らせ
られる。例えば、「窓ロックON」という音声案内が行
われる。また、これと同時に、図7(a)に示すよう
に、「WINDOW LOCK」アイコン22mが反転
表示される。
クされる。
ルクリックするか、「リターン」と発声するか、又は一
定時間放置することにより、パワーウィンドウ詳細画面
22から大項目画面21に表示が切替わる。
目画面21の「WINDOW」アイコン21gは反転表
示され、操作表示部21jには、パワーウィンドウがロ
ックされていることが表示される。
きに、運転者が「窓」と発声すると、前述のように、マ
イクから運転者が発声した「窓」という音声が第1制御
回路1により認識され、図7(a)に示すように、パワ
ーウィンドウ詳細画面22が表示される。
きに、入力/動作表示ユニット11の大項目画面21中
の「WINDOW」アイコン21gに触れると、「WI
NDOW」アイコン21gが触れられていることが音声
により運転者に知らされる。このとき、「WINDO
W」アイコン21gをダブルクリックしても、その旨が
音声により知らされて、図7(a)に示すように、パワ
ーウィンドウ詳細画面22が表示される。
任意の位置に触れると、触れられた位置に該当するアイ
コンのON/OFF状態が第1制御回路1により判別さ
れ、該当するスイッチ名称及びこれから動作させようと
する内容が音声で案内される。ここで、音声案内のスイ
ッチ名称が、運転者が操作しようとしているスイッチで
はない場合、画面に触れたままその位置を移動させ、操
作しようとしているスイッチ名称が音声案内されるまで
触れている位置を移動し続ける。
コン22mが触れられると、現在の表示画面情報及びタ
ッチ位置検出情報から、「WINDOW LOCK」ア
イコン22mが触れられていることが第1制御回路1に
より認識され、スピーカから「WINDOW LOC
K」アイコン22mが触れられていることが音声により
運転者に知らせられる。例えば、「窓ロックOFF選択
中」という音声案内が行われる。
ているアイコンが「WINDOWLOCK」アイコン2
2mでありパワーウィンドウがロックされていることを
音声により確認でき、ロックを解除したい場合、そのア
イコン22mをダブルクリックする。
mがダブルクリックされると、第1制御回路1によりパ
ワーウィンドウロックスイッチのOFF状態が認識され
る。
ドウロックスイッチのOFF情報が多重通信線3を介し
て、第2制御回路2に送信される。
ンドウロックスイッチのOFF情報が第2制御回路2に
より受信され、そのデータフォーマットが照合され、デ
ータが正しければACK信号、正しくなければNAK信
号の応答信号が返信される。
回路2に内蔵されたパワーウィンドウ駆動用のリレーの
駆動が許可されることにより、全ての座席からのパワー
ウィンドウの操作が許可される。
が許可された後、第2制御回路2から第1制御回路1に
パワーウィンドウロックスイッチのOFF確認情報が多
重通信線3を介して送信される。
ンドウロックスイッチのロック確認情報が第1制御回路
1により受信されると、そのデータフォーマットが照合
され、データが正しければACK信号、正しくなければ
NAK信号の応答信号が返信される。
1制御回路1によりスピーカからパワーウィンドウロッ
クスイッチがOFFしたことが音声により運転者に知ら
せられる。例えば、「窓ロックOFF」という音声案内
が行われる。また、これと同時に、図2(b)に示すよ
うに、「WINDOW LOCK」アイコン22mが通
常表示される。
クが解除される。
ルクリックするか、「リターン」と発声するか、又は一
定時間放置することにより、パワーウィンドウ詳細画面
22から大項目画面21に表示が切替わる。
目画面21の「WINDOW」アイコン21gは通常表
示されており、操作表示部21jに表示されていたパワ
ーウィンドウがロックされているという表示は消える。
画面21からパワーウィンドウ詳細画面22、ドアミラ
ー詳細画面23又はサンルーフ詳細画面24への切替を
音声認識により行うことが可能であるので、ハンドルに
固定された画面切替専用のモード切替スイッチが不要で
ある。このため、異なる仕向け地又は言語にも対応させ
る際にはソフトウェアのみを変更すればよく、更にスイ
ッチを変更したり追加すること等も可能である。また、
音声認識による切替は大項目画面から詳細画面への切替
のみであるので、必要な音声命令の数を1画面当たり1
命令(「窓」、「ミラー」、「サンルーフ」又は「リタ
ーン」等)とすることができる。このため、操作性が著
しく向上する。更に、最終的な動作命令の入力は音声で
はなく画面への接触により行っているので、誤認による
誤動作及び運転者以外の同乗者の発声による誤動作が防
止され安全性が向上する。
かが音声により案内されるので、ブラインドタッチが可
能となり前方から目を離さずにスイッチのON/OFF
操作が可能となるため、より安全性が向上する。
詳細画面22、23又は24への画面切替が行われるた
め、手入力による操作回数は1回ですみ、操作性が向上
する。
細画面22乃至24との2種類の画面を設定し、優先順
位を設け、具体的には、詳細画面22、23又は24の
表示中でも一定時間スイッチ入力がない場合には大項目
画面表示に切替わるようにし、大項目画面21の表示中
には、「INFORMATION SELECT」アイ
コン21kにより全電装品の動作状態を確認可能とする
ことができるので、各電装品の動作状態を容易に確認す
ることができる。
ドタッチによる入力時にスイッチアイコンを「ダブルク
リック」することによりスイッチ入力を決定している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、以下のよ
うな方法によりスイッチ入力を決定することが可能であ
る。
内があった位置で手を放すことによりスイッチ入力を決
定する方法が挙げられる。
があった位置で、その位置に一定時間触れ続けることに
よりスイッチ入力を決定する方法でもよい。
の他のタッチパネル方式であってスイッチ入力位置のZ
軸検知(接触圧検知)が可能な場合に、ある所定の接触
圧を閾値として、その閾値との大小により接触圧を2段
階で検知し、閾値よりも低い接触圧をブラインドタッチ
時のスイッチ選択に必要な接触圧に設定し、閾値以上の
接触圧をスイッチ入力決定時に必要な接触圧に設定する
方法もある。つまり、閾値よりも低い接触圧時に、どの
スイッチが触れられているかが音声案内され、閾値以上
の接触圧時に、そのときのスイッチ入力が決定される方
法である。
制御回路2から発信された動作確認情報が第1制御回路
1により受信されたときにスイッチアイコンの通常表示
と反転表示とが切替わるように構成されているが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、スイッチ
の入力が確定したときにスイッチアイコンの通常表示と
反転表示とが切替わるように構成されていてもよい。ま
た、スイッチの入力が確定したときにスイッチアイコン
が点滅表示され、動作確認情報が第1制御回路1により
受信されたときにスイッチアイコンの通常表示と反転表
示とが切替わるように構成されていてもよい。
専用の入力/動作表示ユニット11が使用されている
が、地図及び自車の位置の表示を主目的としているカー
ナビゲーションシステム用のディスプレイ上にタッチパ
ネルを設け第1制御回路11の機能を統合して1つの装
置でカーナビゲーションシステムと本発明の自動車用入
出力装置を兼用させてもよい。
タッチパネルディスプレイに表示された複数個のスイッ
チからスイッチが選択されると第1の音声案内手段によ
り、そのスイッチが何のスイッチであるかが案内され、
スイッチの選択が決定されると、第2の音声案内手段に
より、そのスイッチによりON状態とOFF状態とが切
替えられる装置の状態が案内される。このため、ブライ
ンドタッチによる操作が可能となり、自動車運転中の誤
動作及び前方から目を離すことによる危険性を低減する
ことができる。また、手動による入力が少なくなるの
で、操作性が向上する。また、専用のモード切替スイッ
チは不要であるので、将来の拡張性が高い。
ブロック図である。
である。
きの表示を示す模式図、(b)はATスノーホールドが
ON状態となったときの表示を示す模式図である。
ホールドがON状態となったときの表示を示す模式図で
ある。
たときの操作表示部21jを示す模式図、(b)はワイ
パーデアイサがON状態となったときの操作表示部21
jを示す模式図、(c)はフォグランプがON状態とな
ったときの操作表示部21jを示す模式図、(d)はト
ラクションコントロールがON状態となったときの操作
表示部21jを示す模式図である。
イコン21kの選択が決定されたときの大項目画面21
を示す模式図である。
のパワーウィンドウ詳細画面22を示す模式図、(b)
は同じく大項目画面21を示す模式図である。
用入力装置を示す模式図である。
車用入力装置を示すブロック図である。
イコン 22;パワーウィンドウ詳細画面 22a、22b、22c、22d、22e、22f、2
2g、22h;開閉アイコン 22i;「AUTO OPEN」アイコン 22j;「AUTO CLOSE」アイコン 22k;「ALL UP」アイコン 22l;「ALL DOWN」アイコン 22m;「WINDOW LOCK」アイコン 22n;「RET」アイコン 23;ドアミラー詳細画面 23a、23b、23c、23d、23e、23f、2
3g、23h;方向アイコン 23i;「OPEN」アイコン 23j;「CLOSE」アイコン 23k;「HEATER」アイコン 23l;「RET」アイコン 24;サンルーフ詳細画面 24a;「UP」アイコン 24b;「DOWN」アイコン 24c;「CLOSE」アイコン 24d;「OPEN」アイコン 24e;「RET」アイコン
Claims (7)
- 【請求項1】 ディスプレイ及びこのディスプレイの画
面に表示された映像が透過してその表面に映し出される
タッチパネルを備えたタッチパネルディスプレイと、前
記タッチパネルに設けられ前記タッチパネル上で所定の
操作が行われることにより自動車に搭載された装置のO
N状態とOFF状態とを切替える複数個のスイッチと、
複数個の前記スイッチのうち選択されているスイッチを
音声により案内する第1の音声案内手段と、複数個の前
記スイッチのうち入力が決定されたスイッチによりON
状態とOFF状態とが切替えられる装置の状態を音声に
より案内する第2の音声案内手段とを有することを特徴
とする自動車用入力装置。 - 【請求項2】 前記タッチパネルが触れられたときの接
触圧力を検出する接触圧検出手段を有し、前記第1音声
案内手段は、前記接触圧力が所定の範囲内にあるときに
その接触圧力で触れられているスイッチが選択されてい
ると判断する第1判断手段を有し、前記第2音声案内手
段は、前記接触圧力が他の所定の範囲内にあるときにそ
の接触圧力で触れられているスイッチの入力が決定され
ていると判断する第2の判断手段を有することを特徴と
する請求項1に記載の自動車用入力装置。 - 【請求項3】 前記ディスプレイに表示される画面は、
複数個の前記スイッチのうち複数個のスイッチからなる
スイッチ群で1種の電装品の制御を行うスイッチの位置
が表示される詳細画面と、複数個の前記スイッチのうち
そのスイッチのみで1種の電装品の制御を行うスイッチ
の位置及び前記装置の動作状況を表示させる動作状況表
示スイッチの位置が表示される大項目画面とを有し、前
記詳細画面及び前記大項目画面には、相互に画面を切替
えるための切替スイッチの位置が表示されることを特徴
とする請求項1又は2に記載の自動車用入力装置。 - 【請求項4】 前記大項目画面には、前記電装品の動作
状況を示す操作表示部が表示されることを特徴とする請
求項3に記載の自動車用入力装置。 - 【請求項5】 前記ディスプレイには複数種の前記詳細
画面が表示され、入力された音声により前記ディスプレ
イに表示される画面を前記大項目画面から前記詳細画面
へと切替え、複数種の前記詳細画面のうちで一種の画面
から他種の画面へと切替え、又は前記詳細画面から前記
大項目画面へと切替える音声認識手段を有することを特
徴とする請求項3又は4に記載の自動車用入力装置。 - 【請求項6】 複数個の前記スイッチのうち入力が決定
されたスイッチを示すアイコンを前記画面上に点滅表示
させる点滅表示手段と、入力が決定された前記スイッチ
により制御される装置が動作した以降に前記アイコンの
通常表示と反転表示とを切替える表示変更手段とを有す
ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記
載の自動車用入力装置。 - 【請求項7】 前記ディスプレイの画面にナビゲーショ
ンシステム用の情報を表示させるナビゲーション画面表
示手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいず
れか1項に記載の自動車用入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14308598A JP3728553B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 自動車用入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14308598A JP3728553B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 自動車用入力装置 |
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JPH11334493A true JPH11334493A (ja) | 1999-12-07 |
JP3728553B2 JP3728553B2 (ja) | 2005-12-21 |
Family
ID=15330571
Family Applications (1)
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JP14308598A Expired - Fee Related JP3728553B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 自動車用入力装置 |
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JP (1) | JP3728553B2 (ja) |
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- 1998-05-25 JP JP14308598A patent/JP3728553B2/ja not_active Expired - Fee Related
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