JP2000003652A

JP2000003652A - 車載用入力装置

Info

Publication number: JP2000003652A
Application number: JP16866298A
Authority: JP
Inventors: Kiyotsugu Oba; 清嗣大庭
Original assignee: Fujikura Ltd
Current assignee: Fujikura Ltd
Priority date: 1998-06-16
Filing date: 1998-06-16
Publication date: 2000-01-07

Abstract

(57)【要約】【課題】安全性を向上させることができると共に、ス
イッチのオン／オフの移行を触感により認識することが
できる車載用入力装置を提供する。【解決手段】車載用入力装置は、ディスプレイ４及び
タッチパネル５を備えたタッチパネルディスプレイと、
タッチパネル５に設けられ第１の所定値以上の接触圧力
で触れられたときに導通と非導通とが切替わる第１のス
イッチ２１ａ乃至２１ｉと、タッチパネル５が前記第１
の所定値よりも高い第２の所定値以上の接触圧力で触れ
られたときに導通と非導通とが切替わる第２のスイッチ
と、第１のスイッチ２１ａ乃至２１ｉの中から前記第１
の所定値以上の接触圧力で触れられているスイッチを音
声により案内する第１の音声案内手段と、前記第２のス
イッチの導通と非導通とが切替わることによりＯＮ状態
とＯＦＦ状態とが切替えられる装置の状態を音声により
案内する第２の音声案内手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は自動車に搭載される
種々の電装品の動作を制御するために使用される車載用
入力装置に関し、特に、安全性及び操作の認識性の向上
を図った車載用入力装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近時の自動車には、パワーウィンドウ、
リモコンミラー、ワイパー及びフォグランプ等の多くの
電装品が搭載されており、これらの電装品を制御するス
イッチが運転者の手の届く範囲に個別に配置されてい
る。ワイパー、方向指示器及びヘッドライト等のスイッ
チは、どのような種類の自動車でもほぼ同じ位置に配置
されており、複数の機能が統合されたコンビネーション
スイッチとなっている。また、パワーウィンドウ、リモ
コンドアミラー及びドアロック等のスイッチは、ドア又
はシフトノブの近傍で比較的視認性の良い位置に配置さ
れている。しかし、フォグランプ等のオプション選択に
より後付けされる場合が多い機器のスイッチは、コンビ
ネーションメータの下、例えば、ハンドルの陰に配置さ
れる場合が多く、その視認性は悪く必ずしも操作性が良
いとはいえない。

【０００３】このように、運転席からの視認性が良い範
囲及びスイッチ操作のために容易に手が届く範囲は限定
されているので、今後、新機能の電装品の搭載が増加し
た場合には、スイッチの配置スペースがなくなることも
予想される。

【０００４】そこで、この問題を解決するために、個々
の制御スイッチを統合し、運転者が操作しやすく安全性
が確保された位置に配置し、個々の電装品を自由に制御
できる装置が提案されている（特公平５−９３０４号公
報）。図６は特公平５−９３０４号公報に記載された入
力装置を示す模式図、図７は同じく入力装置を示すブロ
ック図である。この公報に記載された従来の入力装置に
おいては、図６に示すように、自動車のステアリングパ
ッド３１内に、ラジオモード切替スイッチ３２ａ、ＣＤ
／カセットモード切替スイッチ３２ｂ及びエアコンモー
ド切替スイッチ３２ｃからなるモード切替スイッチ群３
３、液晶表示装置３２並びに複数個の透明電極スイッチ
３４が設けられている。複数個の透明電極スイッチ３４
は液晶表示装置３２上に設けられている。また、液晶表
示装置３２には、多層液晶表示器３５が組込まれてお
り、モード切替スイッチ３２ａ、３２ｂ又は３２ｃが選
択されることにより、表示画面が変更される。図６には
エアコンモード切替スイッチ３２ｃが選択された場合の
表示画面が示されている。

【０００５】また、図７に示すように、複数個の透明電
極スイッチ３４からなる透明電極スイッチ群３４ａ及び
モード切替スイッチ群３３には、双方向送受信回路３６
が接続されている。更に、双方向送受信回路３６には、
多層液晶表示器３５が接続されている。そして、透明電
極スイッチ群３４ａ、モード切替スイッチ群３３、多層
液晶表示器３５及び双方向送受信回路３６がステアリン
グハンドル３８内に設けられている。

【０００６】更に、車両ボデ−３９に双方向送受信回路
４０及びこの双方向送受信回路４０に接続されたコント
ロール対象回路４１が設けられている。このコントロー
ル対象回路４１により、各電装品の動作が制御される。
そして、双方向送受信回路３６と双方向送受信回路４０
とが信号線４２により接続され、これらの回路間で多重
通信が行われる。

【０００７】この従来技術によれば、それまで視認性が
悪い位置に取付けられていたスイッチをステアリングハ
ンドル３８内に設けているので、これらのスイッチの視
認性が向上した。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
報に記載された従来の入力装置によっても、細分化され
たスイッチの操作を正確に行うためには、運転中に前方
から目を離す時間が長くなる虞があり、安全性の向上は
十分なものではないという問題点がある。

【０００９】更に、透明電極スイッチのオン／オフを切
替えるときには、キーを機械的に押し下げる操作である
ストロークがないため、運転者はそのスイッチがオン／
オフの移行を行っているか否かを触感により認識するこ
とができない。

【００１０】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、安全性を向上させることができると共に、
スイッチのオン／オフの移行を触感により認識すること
ができる車載用入力装置を提供することを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明に係る車載用入力
装置は、ディスプレイ及びこのディスプレイの画面に表
示された映像が透過してその表面に映し出されるタッチ
パネルを備えたタッチパネルディスプレイと、前記タッ
チパネルに設けられ第１の所定値以上の接触圧力で触れ
られたときに導通と非導通とが切替わる複数個の第１の
スイッチと、前記タッチパネルが前記第１の所定値より
も高い第２の所定値以上の接触圧力で触れられたときに
導通と非導通とが切替わる第２のスイッチと、複数個の
前記第１のスイッチの中から前記第１の所定値以上の接
触圧力で触れられているスイッチを音声により案内する
第１の音声案内手段と、前記第２のスイッチの導通と非
導通とが切替わることによりＯＮ状態とＯＦＦ状態とが
切替えられる装置の状態を音声により案内する第２の音
声案内手段とを有することを特徴とする。

【００１２】本発明においては、タッチパネルが第１の
所定値以上第２の所定値未満の接触圧力で触れられると
その位置にある第１のスイッチの導通と非導通とが切替
わる。そして、第１の音声案内手段により、そのスイッ
チが何のスイッチであるかが案内される。また、タッチ
パネルが第２の所定値以上の接触圧力で触れられると第
２のスイッチの導通と非導通とが切替わる。そして、第
２の音声案内手段により、その切替によりＯＮ状態とＯ
ＦＦ状態とが切替えられる装置の状態が案内される。こ
のため、ブラインドタッチによる操作が可能であり、安
全性が向上する。また、タッチパネルを第１の所定値以
上第２の所定値未満の接触圧力で触れているときと、第
２の所定値以上の接触圧力で触れているときとでは、タ
ッチパネルからの抗力が異なるので、スイッチのオン／
オフの移行を触感により認識することが可能である。

【００１３】前記第２のスイッチは、前記タッチパネル
をその厚さ方向に移動可能に支持する支持手段と、前記
タッチパネルの移動量により導通と非導通とを切替える
移動量検出手段とを有してもよい。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る車載
用入力装置について、添付の図面を参照して具体的に説
明する。図１は本発明の実施例に係る車載用入力装置を
示すブロック図である。

【００１５】本実施例においては、制御回路１に、表示
部として表示装置４、スイッチ入力部としてタッチパネ
ル５及び音声案内部としてスピーカ２が接続されてい
る。制御回路１はこれらの制御を行う回路である。表示
装置４には、ＬＣＤ（Liquid Crystal Display）、ＶＦ
Ｄ（Vacuum Fluorescent Display）、ＥＬＤ（Electrol
uminescent Display）又はＦＥＤ（Field Emission Dis
play）等が使用される。また、タッチパネル５には、抵
抗膜方式、赤外線方式、静電容量方式又はピエゾ圧電方
式等のタッチパネルが使用される。また、タッチパネル
５には、複数個のスイッチが設けられており、第１の所
定値以上の第１のタッチ力で触れられたときに導通と非
導通とが切替わる。そして、制御回路１、表示装置４、
タッチパネル５及びスピーカ２から入力／動作表示ユニ
ット６が構成されている。なお、スピーカ２は制御回路
１に接続されていれば、入力／動作表示ユニット６の筐
体の外部にあってもよい。

【００１６】また、制御回路１には、多重通信線３が接
続されており、多重通信線３の他端には相手ユニット
（図示せず）が接続されている。そして、この相手ユニ
ットと制御回路１との間で多重通信が行われる。

【００１７】次に、表示装置４に表示される画面及び本
実施例に係る自動車入力装置の断面構造について説明す
る。図２（ａ）は本発明の実施例に係る車載用入力装置
により制御される全ての電装品がＯＦＦ状態のときの画
面を示す模式的正面図、（ｂ）は同じく車載用入力装置
を示す模式的断面図である。

【００１８】表示装置４の画面には、図２（ａ）に示す
ように、リヤデフォッガのＯＮ／ＯＦＦの表示及び切替
のための「Ｒ．ＤＥＦ」アイコン２１ａ、ＡＴスノーホ
ールドのＯＮ／ＯＦＦの表示及び切替のための「ＨＯＬ
Ｄ」アイコン２１ｂ、クルーズメインＳＷのＯＮ／ＯＦ
Ｆの表示及び切替のための「ＣＲＵＩＳＥ」アイコン２
１ｃ、ワイパーデアイサのＯＮ／ＯＦＦの表示及び切替
のための「Ｗ．ＤＥＩＣＥ」アイコン２１ｄ、フォグラ
ンプのＯＮ／ＯＦＦの表示及び切替のための「Ｆ．ＦＯ
Ｇ」アイコン２１ｅ、トラクションコントロールのＯＮ
／ＯＦＦの表示及び切替のための「ＴＣＳ」アイコン２
１ｆ、パワーウィンドウのＯＮ／ＯＦＦの表示及び切替
のための「ＷＩＮＤＯＷ」アイコン２１ｇ、リモコンド
アミラーのＯＮ／ＯＦＦの表示及び切替のための「ＭＩ
ＲＲＯＲ」アイコン２１ｈ及びサンルーフのＯＮ／ＯＦ
Ｆの表示及び切替のための「ＲＯＯＦ」アイコン２１ｉ
が中央部に表示される。更に、画面の最上部には、電装
品のアイコンの詳細な動作状況を表示する操作表示部２
１ｊが表示され、最下部には、全スイッチの状態を示す
ための「ＩＮＦＯＲＭＡＴＩＯＮＳＥＬＥＣＴ」アイ
コン２１ｋが表示される。これらのアイコンはその形状
及び色等によりタッチパネルに設けられた複数個のスイ
ッチの位置及び動作状態を示している。

【００１９】なお、図２（ａ）に示した画面は、この車
載用入力装置により制御される全ての電装品がＯＦＦ状
態のときの通常表示であるが、リヤデフォッガ、ＡＴス
ノーホールド、クルーズメインＳＷ、ワイパーデアイ
サ、フォグランプ、トラクションコントロール、パワー
ウィンドウ、リモコンドアミラー又はサンルーフをＯＮ
状態とすることにより、そのアイコン表示が反転表示に
切替わる。

【００２０】また、図２（ｂ）に示すように、表示装置
４の表面上にタッチパネル５が設けられており、表示装
置４の裏面に２個の接点８ａ及び８ｂが相互に離間して
配設されている。更に、接点８ａ及び８ｂの双方に対向
する位置に接点９が表示装置４の裏面に連結されたラバ
ー材１０により支持されている。また、表示装置４の裏
面の両端には、筒１１が設けられており、筒１１の中に
ばね材１２が装入されている。更に、表示装置４の裏面
側に、表示装置４と平行に支持板１３が配設されてい
る。支持板１３の両端の筒１１に対向する位置には、筒
１１に挿入される挿入棒１４が設けられている。なお、
筒１１の高さは、挿入棒１４より高く、また、筒１１が
支持板１３に当接したときには接点９が接点８ａ及び接
点８ｂに接続されているように設定されている。つま
り、接点９と接点８ａ及び接点８ｂとにより１個のスイ
ッチが構成される。

【００２１】なお、ばね材１２には以下の条件を満たす
弾性定数を有するものが使用される。第１の所定値より
も高い第２の所定値未満の範囲内にある第１のタッチ力
でタッチパネル５が触れられた場合に、ばね材１２は接
点８ａ及び８ｂと接点９とが接続されるまでは短縮され
ない。一方、第２の所定値以上の第２のタッチ力でタッ
チパネル５が触れられた場合、ばね材１２は接点８ａ及
び８ｂと接点９とが接続されるまで短縮される。

【００２２】このように構成された本実施例の車載用入
力装置においては、タッチパネル５の表面が第１の所定
値以上の第１のタッチ力で触れられると、タッチパネル
５に設けられたスイッチがＯＮ状態となり、その第１の
タッチ力で触れられている位置に表示されているアイコ
ンに該当するスイッチが選択されていることがスピーカ
２から音声案内される。

【００２３】また、タッチパネル５の表面が第１のタッ
チ力より強い第２のタッチ力で触れられると、ばね材１
２が短縮し、表示装置４と支持板１３との間隔が狭ま
り、接点９と接点８ａ及び接点８ｂとが接続される。こ
れにより、接点８ａと接点８ｂとの間が導通される。そ
して、その第２のタッチ力で触れられた位置に表示され
ているアイコンに該当するスイッチのオン／オフが切替
えられ、その旨がスピーカ２から音声案内される。

【００２４】次に、本発明の実施例に係る車載用入力装
置の操作例について説明する。ここでは、全ての電装品
が作動していない状態からＡＴホールドスイッチをオン
にする場合について説明する。

【００２５】先ず、全ての電装品が作動していない状態
においては、タッチパネル５に設けられているスイッチ
及び表示装置４の裏面に配設されたスイッチによりいか
なるスイッチ入力もないことが検出されている。そし
て、図２（ａ）及び（ｂ）に示すように、アイコン２１
ａ乃至２１ｉは通常表示され、操作表示部２１ｊには、
「ＡＬＬＳＷＩＴＣＨＥＳ：ＯＦＦ」が表示されてい
る。

【００２６】次に、運転者は、「ＨＯＬＤ」アイコン２
１ｂに前方から目を離さずに触れようとするため、第１
のタッチ力でタッチパネル５の任意の位置をブラインド
タッチする。ここでは、このとき触れられた位置に
「Ｒ．ＤＥＦ」アイコン２１ａがあるものとする。図３
はタッチパネル５の「Ｒ．ＤＥＦ」アイコン２１ａが表
示されている位置が第１のタッチ力で触れられたときの
状態を示す図であって、（ａ）は画面を示す模式的正面
図、（ｂ）は模式的断面図である。

【００２７】タッチパネル５の「Ｒ．ＤＥＦ」アイコン
２１ａが表示されている位置が第１のタッチ力で触れら
れた場合、タッチパネル５に設けられているスイッチに
よりそのことが検出される。一方、接点９と接点８ａ及
び８ｂとは接続されず、このスイッチ入力は行われてい
ないことが検出される。そして、「リヤデフ選択中」と
いう音声案内がスピーカ２から行われると同時に、操作
表示部２１ｊに「Ｒ．ＤＥＦ：ＳＥＬ」が表示される。

【００２８】更に、運転者は、「ＨＯＬＤ」アイコン２
１ｂに前方から目を離さずに触れようとするため、第１
のタッチ力でタッチパネル５の任意の位置をブラインド
タッチする。ここでは、このとき触れられた位置に「Ｈ
ＯＬＤ」アイコン２１ｂがあるものとする。図４はタッ
チパネル５の「ＨＯＬＤ」アイコン２１ｂが表示されて
いる位置が第１のタッチ力で触れられたときの状態を示
す図であって、（ａ）は画面を示す模式的正面図、
（ｂ）は模式的断面図である。

【００２９】タッチパネル５の「ＨＯＬＤ」アイコン２
１ｂが表示されている位置が第１のタッチ力で触れられ
た場合、タッチパネル５に設けられているスイッチによ
りそのことが検出される。一方、接点９と接点８ａ及び
８ｂとは接続されず、このスイッチ入力は行われていな
いことが検出される。そして、「ＡＴホールド選択中」
という音声案内がスピーカ２から行われると同時に、操
作表示部２１ｊに「ＡＴＨＯＬＤ：ＳＥＬ」が表示さ
れる。つまり、運転者は、目線を前方からそらして入力
装置に移動させることなく、自分が動作させようとして
いるスイッチを触れていることを認識することができ
る。

【００３０】その後、運転者はＡＴホールドスイッチを
オンにするために、第２のタッチ力でタッチパネル５の
「ＨＯＬＤ」アイコン２１ｂが表示されている位置に触
れる。図５はタッチパネル５の「ＨＯＬＤ」アイコン２
１ｂが表示されている位置が第２のタッチ力で触れられ
たときの状態を示す図であって、（ａ）は画面を示す模
式的正面図、（ｂ）は模式的断面図である。

【００３１】タッチパネル５の「ＨＯＬＤ」アイコン２
１ｂが表示されている位置が第２のタッチ力で触れられ
た場合、タッチパネル５に設けられているスイッチによ
りそのことが検出される。また、接点９と接点８ａ及び
８ｂとが接続され、接点８ａと接点８ｂとの間が導通し
たことが検出される。そして、「ＡＴホールドオン」と
いう音声案内がスピーカ２から行われると同時に、操作
表示部２１ｊに「ＡＴＨＯＬＤ：ＯＮ」が表示される。
つまり、運転者は、目線を前方からそらして入力装置に
移動させることなく、自分が動作させようとしているス
イッチをＯＮ状態にしたことを認識することができる。
また、スイッチをＯＮ状態とする際には、タッチパネル
５を第１のタッチ力より強い第２のタッチ力で触れるこ
とによってばね材１２を短縮させる必要があり、ストロ
ークがあるのでスイッチ操作を行っている最中であるこ
とを触感により認識することが可能である。

【００３２】なお、上述の操作例では、第１のタッチ力
で触れられたときに「・・・選択中」と音声案内され、
第２のタッチ力で触れられたときに「・・・オン」と音
声案内されているが、音声案内はこれらに限定されるも
のではない。例えば、ＯＮ状態にある装置のスイッチが
ある位置が第１のタッチ力で触れられたときに「・・・
オン中」と音声案内されてもよく、その位置が第２のタ
ッチ力で触れられたときに「・・・オフ」と音声案内さ
れてもよい。このように、適宜、その状況に応じた音声
案内を行うことが可能である。

【００３３】

【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ブラインドタッチによる操作が可能であり、安全性を向
上させることができる。また、タッチパネルを第１の所
定値以上第２の所定値未満の接触圧力で触れているとき
と、第２の所定値以上の接触圧力で触れているときとで
は、タッチパネルからの抗力が異なるので、スイッチの
オン／オフの移行を触感により認識することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例に係る車載用入力装置を示すブ
ロック図である。

【図２】（ａ）は本発明の実施例に係る車載用入力装置
により制御される全ての電装品がＯＦＦ状態のときの画
面を示す模式的正面図、（ｂ）は同じく車載用入力装置
を示す模式的断面図である。

【図３】タッチパネル５の「Ｒ．ＤＥＦ」アイコン２１
ａが表示されている位置が第１のタッチ力で触れられた
ときの状態を示す図であって、（ａ）は画面を示す模式
的正面図、（ｂ）は模式的断面図である。

【図４】タッチパネル５の「ＨＯＬＤ」アイコン２１ｂ
が表示されている位置が第１のタッチ力で触れられたと
きの状態を示す図であって、（ａ）は画面を示す模式的
正面図、（ｂ）は模式的断面図である。

【図５】タッチパネル５の「ＨＯＬＤ」アイコン２１ｂ
が表示されている位置が第２のタッチ力で触れられたと
きの状態を示す図であって、（ａ）は画面を示す模式的
正面図、（ｂ）は模式的断面図である。

【図６】特公平５−９３０４号公報に記載された入力装
置を示す模式図である。

【図７】同じく入力装置を示すブロック図である。

【符号の説明】

１；制御回路２；スピーカ３；多重通信線４；表示装置５；タッチパネル６；入力／動作表示ユニット８ａ、８ｂ、９；接点１０；ラバー材１１；筒１２；ばね材１３；支持板１４；挿入棒２１ａ；「Ｒ．ＤＥＦ」アイコン２１ｂ；「ＨＯＬＤ」アイコン２１ｃ；「ＣＲＵＩＳＥ」アイコン２１ｄ；「Ｗ．ＤＥＩＣＥ」アイコン２１ｅ；「Ｆ．ＦＯＧ」アイコン２１ｆ；「ＴＣＳ」アイコン２１ｇ；「ＷＩＮＤＯＷ」アイコン２１ｈ；「ＭＩＲＲＯＲ」アイコン２１ｉ；「ＲＯＯＦ」アイコン２１ｊ；操作表示部２１ｋ；「ＩＮＦＯＲＭＡＴＩＯＮＳＥＬＥＣＴ」ア
イコン

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０６Ｆ 3/16 ３４０Ｇ０６Ｆ 3/16 ３４０Ｗ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ディスプレイ及びこのディスプレイの画
面に表示された映像が透過してその表面に映し出される
タッチパネルを備えたタッチパネルディスプレイと、前
記タッチパネルに設けられ第１の所定値以上の接触圧力
で触れられたときに導通と非導通とが切替わる複数個の
第１のスイッチと、前記タッチパネルが前記第１の所定
値よりも高い第２の所定値以上の接触圧力で触れられた
ときに導通と非導通とが切替わる第２のスイッチと、複
数個の前記第１のスイッチの中から前記第１の所定値以
上の接触圧力で触れられているスイッチを音声により案
内する第１の音声案内手段と、前記第２のスイッチの導
通と非導通とが切替わることによりＯＮ状態とＯＦＦ状
態とが切替えられる装置の状態を音声により案内する第
２の音声案内手段とを有することを特徴とする車載用入
力装置。
【請求項２】前記第２のスイッチは、前記タッチパネ
ルをその厚さ方向に移動可能に支持する支持手段と、前
記タッチパネルの移動量により導通と非導通とを切替え
る移動量検出手段とを有することを特徴とする請求項１
に記載の車載用入力装置。