JPH1133103A - 通気性粘着テープの製造方法 - Google Patents

通気性粘着テープの製造方法

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JPH1133103A
JPH1133103A JP9196873A JP19687397A JPH1133103A JP H1133103 A JPH1133103 A JP H1133103A JP 9196873 A JP9196873 A JP 9196873A JP 19687397 A JP19687397 A JP 19687397A JP H1133103 A JPH1133103 A JP H1133103A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、困難視されていた溶剤系粘着剤の多孔
性基材への直接塗工を可能ならしめる通気性粘着テープ
の製造方法を提供する。 【解決手段】 JIS P 8117で規定される透気
度が0.01〜20sec/100mlである通気性基
材の一面に、密度0.93g/cm3 以下の低密度ポリ
エチレンが厚さ3〜10μmで積層されている積層基材
のポリエチレン積層面に、固形分10〜70重量%の粘
着剤の有機溶剤溶液を乾燥後の塗布量が5〜100g/
2 となるように塗布し、130〜200℃に加熱し、
乾燥させると共に上記低密度ポリエチレン層に無数の微
細な孔を形成させることを特徴とする通気性粘着テープ
の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通気性粘着テープ
の製造方法に関し、更に詳しくは、医療用貼付製品とし
て好適に用いられる通気性粘着テープの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】医療用貼付製品は、直接皮膚表面に貼付
して使用されるものであるので、長時間貼付状態に置く
と、皮膚表面からの水分蒸散が遮断されるため、発疹や
炎症を起こし痒みに悩まされることが多い。こうした問
題を解消するためにはこれらの医療用貼付製品に通気性
を付与することが有効であり、通気性付与の試みとし
て、例えば、特公昭63−40545公報に、多孔性繊
維布を基材とし、これにエマルジョン型粘着剤をリバー
スコーターで塗工する通気性外科用品の製法が開示され
ている。
【0003】しかし、特公昭63−40545公報に開
示されている方法では、基材の多孔性繊維布にエマルジ
ョン型粘着剤の移着が不均一になると記載されているよ
うに、粘着剤の一部が繊維間を透して基材の背面にまで
到り医療用貼付製品を汚染するおそれがあり、使用する
エマルジョン型粘着剤の粘度も相当厳しく管理しなけれ
ばならないものである等の問題点を有するものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の事実に
鑑みなされたものであって、その目的は、従来、困難視
されていた溶剤系粘着剤の多孔性基材への直接塗工を可
能ならしめる通気性粘着テープの製造方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
JIS P 8117で規定される透気度が0.01〜
20sec/100mlである通気性基材の一面に、密
度0.93g/cm3以下の低密度ポリエチレンが厚さ
3〜10μmで積層されている積層基材のポリエチレン
積層面に、固形分10〜70重量%の粘着剤の有機溶剤
溶液を乾燥後の塗布量が5〜100g/m2 となるよう
に塗布し、130〜200℃に加熱し、乾燥させると共
に上記低密度ポリエチレン層に無数の微細な孔を形成さ
せることを特徴とする通気性粘着テープの製造方法をそ
の要旨とするものである。
【0006】請求項1記載の発明で用いられる通気性基
材は、JIS P 8117で規定される透気度が0.
01〜20sec/100mlであるものであれば特に
限定されるものではないが、例えば、レーヨン糸、セル
ロース繊維、パルプ等の繊維ないし繊維状物質を湿式法
で抄造した不織布等が挙げられる。
【0007】又、低密度ポリエチレンは、密度0.93
g/cm3 以下のものに限定される。上記低密度ポリエ
チレンの密度が0.93g/cm3 を超えるものである
と、粘着剤の有機溶剤溶液を塗布し、130〜200℃
に加熱した際に、溶融した上記低密度ポリエチレンが、
積層されている通気性基材中に十分に含浸されず、微細
な孔が十分に形成されず、所定の通気性を確保し難くな
るなるため、上記範囲に限定されるのである。
【0008】上記低密度ポリエチレン層の厚さは、3〜
10μmに限定される。上記低密度ポリエチレン層の厚
さが10μmを超えると、粘着剤の有機溶剤溶液を塗布
し、130〜200℃に加熱した際に、溶融した上記低
密度ポリエチレンが、積層されている通気性基材中に十
分に含浸されず、微細な孔が十分に形成されず、所定の
通気性を確保し難くなるなるため、上記範囲に限定され
るのである。上記低密度ポリエチレン層の厚さが3μm
以上に限定されている理由は、厚さが3μm未満の低密
度ポリエチレン層を形成する技術的困難性によるもので
ある。
【0009】上記通気性基材に低密度ポリエチレン層を
積層する手段は、特に限定されるものではないが、例え
ば、押出ラミネート法等が挙げられる。
【0010】上記積層基材の低密度ポリエチレン層に塗
工される粘着剤の有機溶剤溶液は、皮膚刺激性の少ない
ものであれば特に限定されるものではないが、例えば、
天然ゴム系や残留モノマーの少ないアクリル系の粘着剤
の有機溶剤溶液が挙げられる。
【0011】上記粘着剤の有機溶剤溶液の固形分は、1
0〜70重量%に限定される。上記固形分が上記範囲を
外れると、粘度が低くなり過ぎたり、高過ぎたりして塗
布性がいずれも低下する。又、上記粘着剤の有機溶剤溶
液の乾燥後の塗布量は、5〜100g/m2 に限定され
る。上記乾燥後の塗布量が5g/m2 未満では、得られ
る通気性粘着テープの粘着力が低くなり過ぎ、100g
/m2 を超えると、通気性が阻害される。
【0012】上記粘着剤の有機溶剤溶液の塗布手段は、
均質な塗膜を形成し得る方法であれば特に限定されるも
のではないが、例えば、リバースコート法等が挙げられ
る。
【0013】上記粘着剤の塗膜は、次いで130〜20
0℃に加熱されるが、上記加熱によって上記粘着剤の塗
膜の乾燥と共に、通気性基材に積層されている低密度ポ
リエチレンは、加熱溶融されて一部通気性基材中に含浸
されて無数の微細な孔が形成されるのである。上記加熱
温度が130℃未満では、低密度ポリエチレンの溶融の
程度が低いため通気性基材中に十分含浸されず、微細な
孔が十分に形成され難い。又、200℃を超えると、粘
着剤の加熱が過度にわたるため、軟化して塗膜の移動が
大きくなり均質な粘着剤層の形成が阻害され、更に、粘
着剤の劣化も促進されるので上記範囲に限定される。
【0014】請求項2記載の発明は、レーヨン繊維及び
/又はセルロース繊維を10〜100重量%含有し、J
IS P 8117で規定される透気度が0.01〜2
0sec/100mlである通気性基材に、該通気性基
材重量100重量部に対して0.5〜50重量部含水さ
せた後、リバースコーターを用いて固形分10〜70重
量%の粘着剤の有機溶剤溶液を乾燥後の塗布量が5〜1
00g/m2 となるように塗布し、130〜200℃に
加熱し、乾燥させると共に該粘着剤層に無数の微細な孔
を形成させることを特徴とする通気性粘着テープの製造
方法をその要旨とするものである。
【0015】請求項2記載の発明において用いられる通
気性基材は、レーヨン繊維及び/又はセルロース繊維を
10〜100重量%、好ましくは30〜100重量%含
有するものであって、その通気性は、JIS P 81
17で規定される透気度が0.01〜20sec/10
0ml、好ましくは0.03〜10sec/100ml
である。
【0016】又、本発明において用いられる上記通気性
基材は、粘着剤の有機溶剤溶液を塗工するに際して、該
通気性基材重量100重量部に対して0.5〜50重量
部、好ましくは1〜30重量部の水が含浸される。上記
通気性基材の含水量が上記通気性基材重量100重量部
に対して0.5重量部未満では、粘着剤の有機溶剤溶液
の塗工に際し、粘着剤の有機溶剤溶液が通気性基材を透
過し、その背面に到って、塗工機器を汚染し、著しい場
合には、塗工中の上記通気性基材が塗工機器に巻き付く
等のトラブルを起こし、得られる粘着テープの背面の汚
染が酷く商品価値を著しく低下させ、通気性自体も悪く
なる。又、50重量部を超えると、上記通気性基材表面
に対する粘着剤の有機溶剤溶液の塗工が難しくなる。
【0017】上記通気性基材に塗工される粘着剤の有機
溶剤溶液は、皮膚刺激性の少ないものであれば特に限定
されるものではなく、例えば、前記する請求項1記載の
発明において用いられた天然ゴム系や残留モノマーの少
ないアクリル系の粘着剤の有機溶剤溶液が同様に用いる
ことができる。上記粘着剤の有機溶剤溶液における固形
分濃度及び通気性基材への塗布量を上記範囲に限定した
理由は、前記する請求項1記載の発明における理由と同
様である。
【0018】本発明において上記通気性基材への粘着剤
の有機溶剤溶液の塗布手段は、レーヨン繊維及び/又は
セルロース繊維を10〜100重量%含有する表面が粗
な基材への塗工となるため、均質な塗膜を形成し得るリ
バースコーターが用いられる。
【0019】又、上記粘着剤の有機溶剤溶液が塗布され
た通気性基材は、130〜200℃に加熱し、上記粘着
剤の有機溶剤及び通気性基材中の水分が乾燥されて通常
の含水量に制御すると共に該粘着剤層に無数の微細な孔
が形成される。上記乾燥温度が130℃未満では、乾燥
時間が長くなり過ぎ、又、上記粘着剤層に充分な通気性
が付与され難い。又、200℃を超えると、粘着剤の加
熱が過度にわたるため、軟化して塗膜の移動が大きくな
り均質な粘着剤層の形成や通気性が阻害され、更に、粘
着剤の劣化も促進される。
【0020】請求項1記載の発明の通気性粘着テープの
製造方法は、叙上の如く、塗膜の乾燥工程までは、上記
積層基材の低密度ポリエチレン層によって遮断されてい
るので、粘着剤の有機溶剤溶液は通気性基材の組織内に
浸透することがなく、塗膜の乾燥工程において該粘着剤
の有機溶剤溶液の乾燥が略完了するに及んで積層されて
いる低密度ポリエチレン層が、初めて加熱溶融されて一
部通気性基材中に含浸されて無数の微細な孔が形成さ
れ、上記積層基材に通気性を付与するものであるので、
得られる通気性粘着テープの粘着剤層は、上記積層基材
に強固に投錨されてはいるが、上記積層基材を構成する
通気性基材の組織内に浸透することがなくましてやその
背面を粘着剤で汚染することがないので、貼り心地よ
く、且つ、充分な通気性をもって衛生的に使用すること
ができる。
【0021】請求項2記載の発明の通気性粘着テープの
製造方法は、叙上の如く、塗膜の乾燥工程までは、上記
通気性基材の組織内に含浸されている水分が、粘着剤の
有機溶剤溶液の塗布を阻害することなく、且つ、該粘着
剤の有機溶剤溶液を通気性基材の組織内に浸透すること
がなく、塗膜の乾燥工程において該粘着剤の有機溶剤溶
液の乾燥と共に、上記通気性基材の組織内に含浸されて
いる水分も乾燥され、上記粘着剤が、加熱溶融されて一
部通気性基材中に含浸されて無数の微細な孔が形成され
るものであるので、得られる通気性粘着テープの粘着剤
層は、上記通気性基材に強固に投錨されてはいるが、上
記積層基材を構成する通気性基材の組織内に深く浸透す
ることがなくましてやその背面を粘着剤で汚染すること
がないので、貼り心地よく、且つ、充分な通気性をもっ
て衛生的に使用することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、実施例及
び比較例を挙げて具体的に説明するが、本発明は、これ
らの実施例に限定されるものではない。
【0023】(実施例1)坪量30g/m2 の不織布
(国光製紙社製、商品名「ニューソフロン」、透気度
0.1sec/100ml)の一面に、Tダイ押出法に
よって、厚さ8μmの低密度ポリエチレン(三菱化学社
製、商品名「LD−9」、MFR=8g/10分、密度
=0.918g/cm3 )を押出ラミネートして設け、
該低密度ポリエチレン層に、粘着剤(綜研化学社製、商
品名「SK−1720」、アクリル系有機溶剤溶液、固
形分45重量%)をリバースコーターを用い、乾燥後の
粘着剤重量が15g/m2 となるように塗布し、140
℃で3分間加熱して通気性粘着テープを作製した。
【0024】(実施例2)実施例1の粘着剤に替えて、
粘着剤(綜研化学社製、商品名「E−03」、アクリル
系エマルジョン、固形分57重量%)を用いたこと以
外、実施例1と同様にして通気性粘着テープを作製し
た。
【0025】(実施例3)実施例2のリバースコーター
に替えて、コンマコーターを用いたこと以外、実施例2
と同様にして通気性粘着テープを作製した。
【0026】(比較例1)実施例1の低密度ポリエチレ
ン層を設けなかったこと以外、実施例1と同様にして通
気性粘着テープを作製した。
【0027】(比較例2)実施例2の低密度ポリエチレ
ン層を設けなかったこと以外、実施例1と同様にして通
気性粘着テープを作製した。
【0028】(比較例3)実施例3の低密度ポリエチレ
ン層を設けなかったこと以外、実施例1と同様にして通
気性粘着テープを作製した。
【0029】(実施例4)坪量32g/m2 の不織布
(三木特殊製紙社製、商品名「DM3882」、セルロ
ース系、透気度0.08sec/100ml)に、水を
3g/m2 となるように含水させた後(含水量:9.3
7重量部)、粘着剤(綜研化学社製、商品名「SK−1
720」、アクリル系有機溶剤溶液、固形分45重量
%)をリバースコーターを用い、乾燥後の粘着剤重量が
15g/m2 となるように塗布し、140℃で3分間加
熱して通気性粘着テープを作製した。
【0030】(比較例4)実施例4の含水量を20g/
2 (含水量:62.5重量部)に変更したこと以外、
実施例4と同様にして通気性粘着テープを作製した。
【0031】(比較例5)実施例4の不織布に含水させ
なかったこと以外、実施例4と同様にして通気性粘着テ
ープを作製した。
【0032】実施例1〜4及び比較例1〜5で得られた
通気性粘着テープの性能を評価するため、SP粘着力、
透気度及び基材背面の汚染の有無について、以下に示す
方法で試験した。試験結果は表1及び表2に示す。
【0033】1.SP粘着力:JIS Z 0237に
準拠し、スチール板(SP)に対する粘着力を測定し
た。
【0034】2.透気度:JIS P 8117に準拠
し、透気度を測定した。
【0035】3.基材背面の汚染の有無:得られた通気
性粘着テープの背面の通気性基材表面に粘着剤が透過し
てきて粘着性を与える等の汚染の有無を、触診及び目視
により評価した。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明の通気性粘着テープ
は、叙上の如く構成されているので、塗膜の乾燥工程ま
では、上記積層基材の低密度ポリエチレン層によって遮
断されているので、粘着剤の有機溶剤溶液は通気性基材
の組織内に浸透することがなく、塗膜の乾燥工程におい
て該粘着剤の有機溶剤溶液の乾燥が略完了するに及んで
積層されている低密度ポリエチレン層が、初めて加熱溶
融されて一部通気性基材中に含浸されて無数の微細な孔
が形成され、上記積層基材に通気性を付与するものであ
るので、得られる通気性粘着テープの粘着剤層は、上記
積層基材に強固に投錨されてはいるが、上記積層基材を
構成する通気性基材の組織内に浸透することがなくまし
てやその背面を粘着剤で汚染することがないので、貼り
心地よく、且つ、充分な通気性をもって衛生的に使用す
ることができる。
【0039】又、請求項2記載の発明の通気性粘着テー
プは、叙上の如く構成されているので、粘着剤の有機溶
剤溶液の塗布を阻害することなく、且つ、該粘着剤の有
機溶剤溶液を通気性基材の組織内に浸透することがな
く、塗膜の乾燥工程において該粘着剤の有機溶剤溶液の
乾燥と共に、上記通気性基材の組織内に含浸されている
水分も乾燥され、上記粘着剤が、加熱溶融されて一部通
気性基材中に含浸されて無数の微細な孔が形成されるも
のであるので、得られる通気性粘着テープの粘着剤層
は、上記通気性基材に強固に投錨されてはいるが、上記
積層基材を構成する通気性基材の組織内に深く浸透する
ことがなくましてやその背面を粘着剤で汚染することが
ないので、貼り心地よく、且つ、充分な通気性をもって
衛生的に使用することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JIS P 8117で規定される透気
    度が0.01〜20sec/100mlである通気性基
    材の一面に、密度0.93g/cm3 以下の低密度ポリ
    エチレンが厚さ3〜10μmで積層されている積層基材
    のポリエチレン積層面に、固形分10〜70重量%の粘
    着剤の有機溶剤溶液を乾燥後の塗布量が5〜100g/
    2 となるように塗布し、130〜200℃に加熱し、
    乾燥させると共に上記低密度ポリエチレン層に無数の微
    細な孔を形成させることを特徴とする通気性粘着テープ
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 レーヨン繊維及び/又はセルロース繊維
    を10〜100重量%含有し、JIS P 8117で
    規定される透気度が0.01〜20sec/100ml
    である通気性基材に、該通気性基材重量100重量部に
    対して0.5〜50重量部含水させた後、リバースコー
    ターを用いて固形分10〜70重量%の粘着剤の有機溶
    剤溶液を乾燥後の塗布量が5〜100g/m2 となるよ
    うに塗布し、130〜200℃に加熱し、乾燥させると
    共に該粘着剤層に無数の微細な孔を形成させることを特
    徴とする通気性粘着テープの製造方法。
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