JPH11327788A - タッチパネル装置 - Google Patents
タッチパネル装置Info
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- JPH11327788A JPH11327788A JP13811598A JP13811598A JPH11327788A JP H11327788 A JPH11327788 A JP H11327788A JP 13811598 A JP13811598 A JP 13811598A JP 13811598 A JP13811598 A JP 13811598A JP H11327788 A JPH11327788 A JP H11327788A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが、チューナ操作用入力画面11におい
てＢＥＥＰキー12等の入力受付領域22以外の入力拒否領
域24をタッチ操作したにもかかわらず、入力受付領域22
へのタッチ操作と思い込み、車載用カラー液晶式タッチ
パネル装置10の不具合と勘違いして、強くタッチした
り、何度もタッチしたりして、操作性の悪いことを改善
する。 【解決手段】 入力拒否領域24がタッチされたときは、
そのタッチ部にポイントマーカー28を表示する。
てＢＥＥＰキー12等の入力受付領域22以外の入力拒否領
域24をタッチ操作したにもかかわらず、入力受付領域22
へのタッチ操作と思い込み、車載用カラー液晶式タッチ
パネル装置10の不具合と勘違いして、強くタッチした
り、何度もタッチしたりして、操作性の悪いことを改善
する。 【解決手段】 入力拒否領域24がタッチされたときは、
そのタッチ部にポイントマーカー28を表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、車載用カラー液
晶式タッチパネル装置等に適用されるタッチパネル装置
に係り、詳しくはユーザ操作を改善するタッチパネル装
置に関するものである。
晶式タッチパネル装置等に適用されるタッチパネル装置
に係り、詳しくはユーザ操作を改善するタッチパネル装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】車載用カラー液晶式タッチパネル装置
は、自動車に搭載される音響機器やカーナビゲーション
装置の入力装置としての機能を果たし、各種のユーザ入
力用画面を表示して、ユーザがそれらのユーザ入力用画
面を指でタッチして、設定や指示を行うようになってい
る。
は、自動車に搭載される音響機器やカーナビゲーション
装置の入力装置としての機能を果たし、各種のユーザ入
力用画面を表示して、ユーザがそれらのユーザ入力用画
面を指でタッチして、設定や指示を行うようになってい
る。
【０００３】従来の車載用カラー液晶式タッチパネル装
置では、ユーザが、ユーザ入力用画面上のキー等を正し
くタッチしたときは、受け付け音が発生したり、画面変
化があるが、キー以外の部位をタッチしても、何の反応
もなかった。
置では、ユーザが、ユーザ入力用画面上のキー等を正し
くタッチしたときは、受け付け音が発生したり、画面変
化があるが、キー以外の部位をタッチしても、何の反応
もなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ユーザが、車載用カラ
ー液晶式タッチパネル装置のユーザ入力用画面におい
て、所定のキー等をタッチしても、それがずれていた
り、実は入力受付キーではないにもかかわらず、入力受
付キーと勝手に思い違いしたりしている場合がある。こ
のような場合、従来の車載用カラー液晶式タッチパネル
装置では何の反応も起きないので、ユーザは車載用カラ
ー液晶式タッチパネル装置側の不具合と勘違いして、さ
らに、強く、あるいは繰り返し、タッチしたりして、操
作性が悪くなっている。
ー液晶式タッチパネル装置のユーザ入力用画面におい
て、所定のキー等をタッチしても、それがずれていた
り、実は入力受付キーではないにもかかわらず、入力受
付キーと勝手に思い違いしたりしている場合がある。こ
のような場合、従来の車載用カラー液晶式タッチパネル
装置では何の反応も起きないので、ユーザは車載用カラ
ー液晶式タッチパネル装置側の不具合と勘違いして、さ
らに、強く、あるいは繰り返し、タッチしたりして、操
作性が悪くなっている。
【０００５】この発明の目的は、上述の問題点を克服す
るタッチパネル装置を提供することである。
るタッチパネル装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明のタッチパネル
装置(10)は通知手段(28)を有している。ユーザ入力用画
面(11)は、ユーザのタッチ操作に対してユーザ指示を受
け付ける入力受付領域(22)と、ユーザのタッチ操作に対
するユーザ指示が設定されていない入力拒否領域(24)と
を含む。通知手段(28)は、ユーザ入力用画面(11)を表示
している状態において、ユーザが前記入力拒否領域(24)
をタッチしていることを検出したときはそのことをユー
ザに知らせる。
装置(10)は通知手段(28)を有している。ユーザ入力用画
面(11)は、ユーザのタッチ操作に対してユーザ指示を受
け付ける入力受付領域(22)と、ユーザのタッチ操作に対
するユーザ指示が設定されていない入力拒否領域(24)と
を含む。通知手段(28)は、ユーザ入力用画面(11)を表示
している状態において、ユーザが前記入力拒否領域(24)
をタッチしていることを検出したときはそのことをユー
ザに知らせる。
【０００７】入力受付領域(22)におけるユーザ指示の入
力時点は、タッチ状態から非タッチ状態へ切替えるタッ
チ操作であっても、非タッチ状態からタッチ状態へ切替
わるタッチ操作であってもよく、さらには、タッチ状態
がタッチ開始から所定時間経過した時点を入力時点とす
ることもできる。
力時点は、タッチ状態から非タッチ状態へ切替えるタッ
チ操作であっても、非タッチ状態からタッチ状態へ切替
わるタッチ操作であってもよく、さらには、タッチ状態
がタッチ開始から所定時間経過した時点を入力時点とす
ることもできる。
【０００８】通知手段(28)は、映像等の視覚通知だけで
なく、音声による聴覚通知も含む。ユーザがユーザ入力
用画面(11)の入力受付領域(22)でない部位、すなわち入
力拒否領域(24)をタッチしたときの通知手段(28)の通知
は、ユーザがユーザ入力用画面(11)の入力受付領域(22)
をタッチしたときの通知とは異なることが好ましいが、
同一であってもよい。両者を区別しない通知であって
も、ユーザは、その時のタッチが、タッチパネル装置(1
0)にタッチとして認識されていることを知ることができ
るからである。
なく、音声による聴覚通知も含む。ユーザがユーザ入力
用画面(11)の入力受付領域(22)でない部位、すなわち入
力拒否領域(24)をタッチしたときの通知手段(28)の通知
は、ユーザがユーザ入力用画面(11)の入力受付領域(22)
をタッチしたときの通知とは異なることが好ましいが、
同一であってもよい。両者を区別しない通知であって
も、ユーザは、その時のタッチが、タッチパネル装置(1
0)にタッチとして認識されていることを知ることができ
るからである。
【０００９】こうして、ユーザは、今回のタッチがタッ
チとしてタッチパネル装置(10)に確かに認識されている
ことが分かり、ユーザによるさらなる強いタッチや、繰
り返しのタッチを回避して、タッチパネル装置(10)のタ
ッチパネルの操作性が改善される。
チとしてタッチパネル装置(10)に確かに認識されている
ことが分かり、ユーザによるさらなる強いタッチや、繰
り返しのタッチを回避して、タッチパネル装置(10)のタ
ッチパネルの操作性が改善される。
【００１０】この発明のタッチパネル装置(10)によれ
ば、通知手段(28)は、タッチの検出をユーザ入力用画面
(11)内に表示する視覚表示手段(28)である。
ば、通知手段(28)は、タッチの検出をユーザ入力用画面
(11)内に表示する視覚表示手段(28)である。
【００１１】ユーザが入力受付領域(22)を適切にタッチ
したときは、従来のタッチパネル装置(10)においても、
ユーザ入力用画面(11)が別のユーザ入力用画面へ切替わ
ったりするので、ユーザは、ユーザ入力用画面への適切
なタッチに対しては、タッチパネル装置(10)側から応答
はそれで十分である。したがって、ユーザが強くタッチ
し過ぎないようにするための視覚表示手段(28)による表
示は、タッチは有効に受け付けられているが、タッチし
た部位が入力受付領域(22)ではないことを知らせるもの
となる。視覚表示手段(28)が視覚表示する、ユーザ入力
用画面(11)上の場所としては、ユーザ入力用画面(11)の
コーナ等の所定場所、タッチ部近傍、タッチ部を含む範
囲等、適宜設定できる。なお、視覚表示手段(28)による
視覚表示が指に隠れて、ユーザに見えなくなってしまわ
ないような配慮が必要である。
したときは、従来のタッチパネル装置(10)においても、
ユーザ入力用画面(11)が別のユーザ入力用画面へ切替わ
ったりするので、ユーザは、ユーザ入力用画面への適切
なタッチに対しては、タッチパネル装置(10)側から応答
はそれで十分である。したがって、ユーザが強くタッチ
し過ぎないようにするための視覚表示手段(28)による表
示は、タッチは有効に受け付けられているが、タッチし
た部位が入力受付領域(22)ではないことを知らせるもの
となる。視覚表示手段(28)が視覚表示する、ユーザ入力
用画面(11)上の場所としては、ユーザ入力用画面(11)の
コーナ等の所定場所、タッチ部近傍、タッチ部を含む範
囲等、適宜設定できる。なお、視覚表示手段(28)による
視覚表示が指に隠れて、ユーザに見えなくなってしまわ
ないような配慮が必要である。
【００１２】ユーザは、ユーザ入力用画面(11)をタッチ
するとき、ユーザ入力用画面(11)を見ているので、ユー
ザが入力拒否領域(24)をタッチしてしまったことをユー
ザへ知らせる視覚表示(28)が、ユーザ入力用画面(11)上
で行われることにより、ユーザは速やかに事態を認識で
きる。
するとき、ユーザ入力用画面(11)を見ているので、ユー
ザが入力拒否領域(24)をタッチしてしまったことをユー
ザへ知らせる視覚表示(28)が、ユーザ入力用画面(11)上
で行われることにより、ユーザは速やかに事態を認識で
きる。
【００１３】この発明のタッチパネル装置(10)によれ
ば、視覚表示手段(28)は、ユーザ入力用画面(11)上のタ
ッチ部にマーカー(28)を表示するものである。
ば、視覚表示手段(28)は、ユーザ入力用画面(11)上のタ
ッチ部にマーカー(28)を表示するものである。
【００１４】マーカー(28)は、例えば、タッチ部で直角
に交差する２本の直線や、タッチ部が明確化されるター
ゲット形状のマーカーである。マーカー(28)により、ユ
ーザは、入力受付領域(22)でない入力拒否領域(24)のど
この部位をタッチしたのかを知ることができる。
に交差する２本の直線や、タッチ部が明確化されるター
ゲット形状のマーカーである。マーカー(28)により、ユ
ーザは、入力受付領域(22)でない入力拒否領域(24)のど
この部位をタッチしたのかを知ることができる。
【００１５】この発明の発明のタッチパネル装置(10)に
よれば、ユーザが、入力拒否領域(24)へのタッチを維持
しながら、入力拒否領域(24)をなぞると、そのなぞりに
マーカー(28)を随伴させる。
よれば、ユーザが、入力拒否領域(24)へのタッチを維持
しながら、入力拒否領域(24)をなぞると、そのなぞりに
マーカー(28)を随伴させる。
【００１６】小さい入力受付領域(22)をタッチする場合
においては、タッチを最初から入力受付領域(22)に命中
させるより、ユーザ入力用画面(11)上をなぞりながら、
タッチ部を入力受付領域(22)へ移動して、入力受付領域
(22)をタッチする方が能率的である。タッチのなぞりに
マーカー(28)が随伴することにより、ユーザは、マーカ
ー(28)の動きを見ながら、所望の入力受付領域(22)にタ
ッチを能率的に移動できる。
においては、タッチを最初から入力受付領域(22)に命中
させるより、ユーザ入力用画面(11)上をなぞりながら、
タッチ部を入力受付領域(22)へ移動して、入力受付領域
(22)をタッチする方が能率的である。タッチのなぞりに
マーカー(28)が随伴することにより、ユーザは、マーカ
ー(28)の動きを見ながら、所望の入力受付領域(22)にタ
ッチを能率的に移動できる。
【００１７】この発明のタッチパネル装置(10)によれ
ば、入力受付領域(22)におけるユーザ指示の入力時点
は、タッチ状態から非タッチ状態へ切替わった時点に設
定される。
ば、入力受付領域(22)におけるユーザ指示の入力時点
は、タッチ状態から非タッチ状態へ切替わった時点に設
定される。
【００１８】入力受付領域(22)におけるユーザ指示の入
力時点は、タッチ状態から非タッチ状態へ切替わった時
とされることにより、ユーザが、入力受付領域(22)に指
をタッチしても、ユーザ入力用画面(11)から指を離さな
い限り、入力として受付されない。すなわち、ユーザ
は、入力受付領域(22)において指を離さなければ、指を
なぞりつつ、入力受付領域(22)を通過できる。こうし
て、なぞり方向へ所望の入力受付領域(22)が他の入力受
付領域(22)を越えた所にあっても、入力拒否領域(24)に
おいてマーカー(28)を随伴しつつ、所望の入力受付領域
(22)へタッチを移動して、所望の入力受付領域(22)にお
いて指を離し、その入力受付領域(22)のユーザ指示を入
力できる。
力時点は、タッチ状態から非タッチ状態へ切替わった時
とされることにより、ユーザが、入力受付領域(22)に指
をタッチしても、ユーザ入力用画面(11)から指を離さな
い限り、入力として受付されない。すなわち、ユーザ
は、入力受付領域(22)において指を離さなければ、指を
なぞりつつ、入力受付領域(22)を通過できる。こうし
て、なぞり方向へ所望の入力受付領域(22)が他の入力受
付領域(22)を越えた所にあっても、入力拒否領域(24)に
おいてマーカー(28)を随伴しつつ、所望の入力受付領域
(22)へタッチを移動して、所望の入力受付領域(22)にお
いて指を離し、その入力受付領域(22)のユーザ指示を入
力できる。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図１は車載用カラー液晶式タ
ッチパネル装置10のチューナ操作用入力画面11を示して
いる。車載用カラー液晶式タッチパネル装置10は、カー
ナビゲーション装置や車載用テレビとしての機能を果た
すだけでなく、車内のＣＤプレーヤ、ＭＤプレーヤ、及
びチューナ等の音響機器の操作装置としての機能を果た
す。車載用カラー液晶式タッチパネル装置10は、自動車
に搭載される機器ごとに、また各機器の各種設定ごとに
多数の操作画面（設定画面も含む。）を備え、図示のチ
ューナ操作用入力画面11は、車載用カラー液晶式タッチ
パネル装置10がチューナについてもつ入力画面の１個で
ある。チューナ操作用入力画面11の内、主だった操作キ
ーを説明すると、ＢＥＥＰキー12は、ユーザが、（ａ）
入力を予定されてる数値以外の数値等を入力したとき
や、（ｂ）頁画面部17等が最終頁に達しているにもかか
わらず、次の頁へ進むキーを操作したときや、（ｃ）車
載用カラー液晶式タッチパネル装置10がタッチ操作によ
る入力を受け付けたとき等に、ビープ音を鳴らすか否か
を設定し、ＦＭ−ＴＸキー13は、ＦＭ−ＴＸを作動させ
るか否かを設定する。ＢＥＥＰキー12及びＦＭ−ＴＸキ
ー13は、ユーザがタッチするごとに、オン（作動）、オ
フ（非作動）が交互に切替わる。周波数ダウンキー14a
及び周波数アップキー14bは、チューナの受信周波数を
所定値でインクレメント及びデクレメントする。ＢＥＥ
Ｐキー12、ＦＭ−ＴＸキー13、並びに周波数ダウンキー
14a及び周波数アップキー14bは、頁画面部17の中に表示
され、頁画面部17は、頁ダウンキー15a及び頁アップキ
ー15bのタッチにより前頁及び次頁にめくられ、それぞ
れ異なる設定用の表示になる。システム設定キー16は、
所定頁の頁画面部にのみ、タッチにより所定の設定が行
えるようになっており、図１に表示されている頁画面部
17では、ユーザがタッチしても、設定指示については無
効である。
図面を参照して説明する。図１は車載用カラー液晶式タ
ッチパネル装置10のチューナ操作用入力画面11を示して
いる。車載用カラー液晶式タッチパネル装置10は、カー
ナビゲーション装置や車載用テレビとしての機能を果た
すだけでなく、車内のＣＤプレーヤ、ＭＤプレーヤ、及
びチューナ等の音響機器の操作装置としての機能を果た
す。車載用カラー液晶式タッチパネル装置10は、自動車
に搭載される機器ごとに、また各機器の各種設定ごとに
多数の操作画面（設定画面も含む。）を備え、図示のチ
ューナ操作用入力画面11は、車載用カラー液晶式タッチ
パネル装置10がチューナについてもつ入力画面の１個で
ある。チューナ操作用入力画面11の内、主だった操作キ
ーを説明すると、ＢＥＥＰキー12は、ユーザが、（ａ）
入力を予定されてる数値以外の数値等を入力したとき
や、（ｂ）頁画面部17等が最終頁に達しているにもかか
わらず、次の頁へ進むキーを操作したときや、（ｃ）車
載用カラー液晶式タッチパネル装置10がタッチ操作によ
る入力を受け付けたとき等に、ビープ音を鳴らすか否か
を設定し、ＦＭ−ＴＸキー13は、ＦＭ−ＴＸを作動させ
るか否かを設定する。ＢＥＥＰキー12及びＦＭ−ＴＸキ
ー13は、ユーザがタッチするごとに、オン（作動）、オ
フ（非作動）が交互に切替わる。周波数ダウンキー14a
及び周波数アップキー14bは、チューナの受信周波数を
所定値でインクレメント及びデクレメントする。ＢＥＥ
Ｐキー12、ＦＭ−ＴＸキー13、並びに周波数ダウンキー
14a及び周波数アップキー14bは、頁画面部17の中に表示
され、頁画面部17は、頁ダウンキー15a及び頁アップキ
ー15bのタッチにより前頁及び次頁にめくられ、それぞ
れ異なる設定用の表示になる。システム設定キー16は、
所定頁の頁画面部にのみ、タッチにより所定の設定が行
えるようになっており、図１に表示されている頁画面部
17では、ユーザがタッチしても、設定指示については無
効である。
【００２０】ＢＥＥＰキー12、ＦＭ−ＴＸキー13、周波
数ダウンキー14a及び周波数アップキー14b、並びに頁ダ
ウンキー15a及び頁アップキー15bは、ユーザによるタッ
チ操作に対して所定のユーザ指示の入力と認めるもので
あり、入力受付領域22を構成する。なお、この車載用カ
ラー液晶式タッチパネル装置10では、ユーザ指示の入力
時点は、ユーザが、入力受付領域22にタッチ開始した時
点ではなく、ユーザが指を離して、タッチ状態から非タ
ッチ状態へ切替わった時点に設定されている。システム
設定キー16は、図１の頁画面部17が表示されている状態
では、入力受付領域22を構成しないが、他の所定のの表
示状態では、入力受付領域22を構成する。チューナ操作
用入力画面11において入力受付領域22以外の領域は、ユ
ーザが指でタッチしても、車載用カラー液晶式タッチパ
ネル装置10はユーザ指示の入力とは認めない入力拒否領
域24を構成する。
数ダウンキー14a及び周波数アップキー14b、並びに頁ダ
ウンキー15a及び頁アップキー15bは、ユーザによるタッ
チ操作に対して所定のユーザ指示の入力と認めるもので
あり、入力受付領域22を構成する。なお、この車載用カ
ラー液晶式タッチパネル装置10では、ユーザ指示の入力
時点は、ユーザが、入力受付領域22にタッチ開始した時
点ではなく、ユーザが指を離して、タッチ状態から非タ
ッチ状態へ切替わった時点に設定されている。システム
設定キー16は、図１の頁画面部17が表示されている状態
では、入力受付領域22を構成しないが、他の所定のの表
示状態では、入力受付領域22を構成する。チューナ操作
用入力画面11において入力受付領域22以外の領域は、ユ
ーザが指でタッチしても、車載用カラー液晶式タッチパ
ネル装置10はユーザ指示の入力とは認めない入力拒否領
域24を構成する。
【００２１】ユーザは、チューナ操作用入力画面11にお
いて所定のユーザ指示を入力するために、ＢＥＥＰキー
12等の入力受付領域22をタッチ操作しようとするが、自
分では、ＢＥＥＰキー12等の入力受付領域22をタッチし
たにもかかわらず、実は入力受付領域22から外れていた
り、システム設定キー16のように、以前のチューナ操作
用入力画面では、入力受付領域22であったものが、今回
のチューナ操作用入力画面11では、入力受付領域22とな
っていないことを知らずに、タッチしたりすることがあ
る。このように、入力拒否領域24にタッチが行われたと
きは、ポイントマーカー28がチューナ操作用入力画面11
に出現する。ポイントマーカー28は、目立つように、例
えば赤色のような際立った色に設定されているととも
に、タッチ中の指の下に隠れない寸法に、設定される。
ポイントマーカー28は、種々の形状を採用することがで
き、図１のターゲット形状以外に、例えば、タッチ部中
心で直交してチューナ操作用入力画面11の縁まで軸が延
びるｘ−ｙの座標軸形状であってもよい。
いて所定のユーザ指示を入力するために、ＢＥＥＰキー
12等の入力受付領域22をタッチ操作しようとするが、自
分では、ＢＥＥＰキー12等の入力受付領域22をタッチし
たにもかかわらず、実は入力受付領域22から外れていた
り、システム設定キー16のように、以前のチューナ操作
用入力画面では、入力受付領域22であったものが、今回
のチューナ操作用入力画面11では、入力受付領域22とな
っていないことを知らずに、タッチしたりすることがあ
る。このように、入力拒否領域24にタッチが行われたと
きは、ポイントマーカー28がチューナ操作用入力画面11
に出現する。ポイントマーカー28は、目立つように、例
えば赤色のような際立った色に設定されているととも
に、タッチ中の指の下に隠れない寸法に、設定される。
ポイントマーカー28は、種々の形状を採用することがで
き、図１のターゲット形状以外に、例えば、タッチ部中
心で直交してチューナ操作用入力画面11の縁まで軸が延
びるｘ−ｙの座標軸形状であってもよい。
【００２２】ユーザは、ポイントマーカー28が表示され
ると、指をチューナ操作用入力画面11から離すことな
く、すなわちタッチを維持しつつ、チューナ操作用入力
画面11上をなぞり、周波数ダウンキー14a及び周波数ア
ップキー14b等の入力拒否領域24へ指を移動できる。そ
の場合、ポイントマーカー28は、タッチのなぞりと共に
チューナ操作用入力画面11上を移動して、最初の入力受
付領域22としての例えば周波数ダウンキー14a及び周波
数アップキー14bに到達し、タッチを離すことにより、
ポイントマーカー28はチューナ操作用入力画面11から消
失するとともに、周波数ダウンキー14a及び周波数アッ
プキー14bへのタッチが入力として車載用カラー液晶式
タッチパネル装置10に受け付けられて、そのユーザ指示
に基づく処理が行われる。すなわち、ポイントマーカー
28は、ユーザが、指を入力拒否領域24においてなぞりな
がら、タッチが入力受付領域22に入っても、直ちに消滅
せず、指を入力受付領域22から離すまで、表示状態にな
っている。
ると、指をチューナ操作用入力画面11から離すことな
く、すなわちタッチを維持しつつ、チューナ操作用入力
画面11上をなぞり、周波数ダウンキー14a及び周波数ア
ップキー14b等の入力拒否領域24へ指を移動できる。そ
の場合、ポイントマーカー28は、タッチのなぞりと共に
チューナ操作用入力画面11上を移動して、最初の入力受
付領域22としての例えば周波数ダウンキー14a及び周波
数アップキー14bに到達し、タッチを離すことにより、
ポイントマーカー28はチューナ操作用入力画面11から消
失するとともに、周波数ダウンキー14a及び周波数アッ
プキー14bへのタッチが入力として車載用カラー液晶式
タッチパネル装置10に受け付けられて、そのユーザ指示
に基づく処理が行われる。すなわち、ポイントマーカー
28は、ユーザが、指を入力拒否領域24においてなぞりな
がら、タッチが入力受付領域22に入っても、直ちに消滅
せず、指を入力受付領域22から離すまで、表示状態にな
っている。
【図１】車載用カラー液晶式タッチパネル装置のチュー
ナ操作用入力画面を示している
ナ操作用入力画面を示している
１０ 車載用カラー液晶式タッチパネル装置（タッチ
パネル装置） １１ チューナ操作用入力画面（ユーザ入力用画面） ２２ 入力受付領域（入力受付領域） ２４ 入力拒否領域 ２８ ポイントマーカー（通知手段視覚表示手段マー
カー）
パネル装置） １１ チューナ操作用入力画面（ユーザ入力用画面） ２２ 入力受付領域（入力受付領域） ２４ 入力拒否領域 ２８ ポイントマーカー（通知手段視覚表示手段マー
カー）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 一弘 東京都渋谷区道玄坂１丁目14番６号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 桝本 徹 東京都渋谷区道玄坂１丁目14番６号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 足立 孝明 東京都渋谷区道玄坂１丁目14番６号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 大岩 敏和 東京都渋谷区道玄坂１丁目14番６号 株式 会社ケンウッド内
Claims (5)
- 【請求項１】 ユーザのタッチ操作に対してユーザ指示
を受け付ける入力受付領域(22)と、ユーザのタッチ操作
に対するユーザ指示が設定されていない入力拒否領域(2
4)とを含むユーザ入力用画面(11)を表示している状態に
おいて、ユーザが前記入力拒否領域(24)をタッチしてい
ることを検出したときはそのことをユーザに知らせる通
知手段(28)を有していることを特徴とするタッチパネル
装置 - 【請求項２】 前記通知手段(28)は、タッチの検出を前
記ユーザ入力用画面(11)内に表示する視覚表示手段(28)
であることを特徴とする請求項１記載のタッチパネル装
置。 - 【請求項３】 前記視覚表示手段(28)は、前記ユーザ入
力用画面(11)上のタッチ部にマーカー(28)を表示するも
のであることを特徴とする請求項２記載のタッチパネル
装置。 - 【請求項４】 ユーザが、前記入力拒否領域(24)へのタ
ッチを維持しながら、前記入力拒否領域(24)をなぞる
と、そのなぞりに前記マーカー(28)を随伴させることを
特徴とする請求項３記載のタッチパネル装置。 - 【請求項５】 前期入力受付領域(22)におけるユーザ指
示の入力時点は、タッチ状態から非タッチ状態へ切替わ
った時点に設定されていることを特徴とする請求項１〜
４のいずれかに記載のタッチパネル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13811598A JPH11327788A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | タッチパネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13811598A JPH11327788A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | タッチパネル装置 |
Publications (1)
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| JPH11327788A true JPH11327788A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15214319
Family Applications (1)
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| JP13811598A Pending JPH11327788A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | タッチパネル装置 |
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| JP (1) | JPH11327788A (ja) |
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- 1998-05-20 JP JP13811598A patent/JPH11327788A/ja active Pending
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