JP3164206B2 - タイムインターバル計測方式 - Google Patents

タイムインターバル計測方式

Info

Publication number
JP3164206B2
JP3164206B2 JP14989597A JP14989597A JP3164206B2 JP 3164206 B2 JP3164206 B2 JP 3164206B2 JP 14989597 A JP14989597 A JP 14989597A JP 14989597 A JP14989597 A JP 14989597A JP 3164206 B2 JP3164206 B2 JP 3164206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing
signal
measurement
phase
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14989597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10325885A (ja
Inventor
▲晴▼佳 鍋師
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP14989597A priority Critical patent/JP3164206B2/ja
Publication of JPH10325885A publication Critical patent/JPH10325885A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3164206B2 publication Critical patent/JP3164206B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動する被測定物
までの距離の測定において電気信号を用いる計測方式に
関し、特に、周期性を有するコード列を用いて被測定信
号受信時の任意の時刻における送信時からの時間差すな
わち距離の計測に好適なタイムインターバル計測方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二つの異なるタイミング信号間の
発生時間間隔を計測するタイムインターバル計測方式と
して、例えば特開平5−164796号公報記載のもの
が知られている。これは、二つのタイミング信号を仮に
信号Aと信号Bとした場合、信号Aの発生から信号Bの
発生までに時間を正負両時間にわたって計測するもので
ある。図4は前記公報に記載されているタイムインター
バル計測方式の例を示すブロック図である。図4では、
信号400とこの信号400の前または後に信号400
と関連して発生する信号404までの時間を計測してい
る。
【0003】図4において、遅延手段41は、信号40
0を一定時間遅らせた遅延信号401を発生しており、
計数手段42、遅延信号401を監視して遅延信号40
1の立ち上がり又は立ち下がり等の計数開始条件を検出
して計数を開始し、その後信号400を監視して信号4
00の立ち上がり又は立ち下がり等の計数終了条件を検
出した時点で計数を終了する。同様に、計数手段43
は、遅延信号401を監視して遅延信号401の立ち上
がり又は立ち下がり等の計数開始条件を検出して計数を
開始し、その後信号404を監視して信号404の立ち
上がり又は立ち下がり等の計数終了条件を検出した時点
で計数を終了する。
【0004】計数は、計数期間中に基準クロック発生回
路45が発生するクロック405を計数手段42、43
がカウントすることにより行われ、計数終了後に計測結
果処理手段44により、遅延信号401の発生から信号
400の入力までの計数結果402と遅延信号401の
発生から信号404の入力までの計数結果403を読み
取り、各計数値を時間に換算し、さらに、計数結果40
2から計数結果403を差し引いた時間差を計測結果と
して出力している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術において
は、計数手段42及び43が計数を終了した時点で計測
結果が得られるため、例えば、被測定物までの距離を伝
搬遅延時間で計測する場合、送信された信号が受信され
るタイミングは距離に応じて変動し、時刻正秒には非同
期であるので、計測値に対して時刻付けする場合、受信
信号に対して正秒に同期した時刻付けができないと言う
不都合があった。
【0006】本発明は、信号送信時から被測定信号受信
時までの時間差の測定において、被測定信号受信時点を
任意の時刻に同期させて計測することが可能なタイムイ
ンターバル計測方式を提供することを目的としている。
【0007】また、結果として得られる遅延時間差を、
低周波数で発信する基準クロックを用いて高分解能で計
測することが可能なタイムインターバル計測方式を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のタイムインター
バル計測方式は、繰り返しコード列(例えば疑似ランダ
ムノイズ符号列)を用いて周期的に発生するタイミング
信号と、前記タイミング信号の後に前記タイミング信号
と関連して周期的に発生する被測定信号との時間差を計
測するにあたって、任意に設定した計測タイミング信号
発生時の繰り返しコード列のコード位相と前記被測定信
号発生時のコード位相との位相差を計測結果として得る
ことを特徴としている。
【0009】具体的には、計測タイミングにおける前記
タイミング信号のコード列の送信位相を結果として得る
送信コード位相粗測手段と、計測タイミングにおける前
記被測定信号のコード列の受信位相を結果として得る受
信コード位相粗測手段と、さらに、コード列の1チップ
(1ビット)長以下の時間差を計測するために、計測タ
イミングから次の前記タイミング信号のコード列データ
トランジェントまでの時間差を高分解能で計測する送信
コード位相精測手段と、計測タイミングから次の前記被
測定信号のコード列データトランジェントまでの時間差
を高分解能で計測する受信コード位相精測手段とを有し
ている。
【0010】また、計測タイミングを、タイミング信号
送信時ではなく、被測定信号受信時の任意のタイミング
とし、前記被測定信号受信時のコード位相から、その位
相が送信されたタイミング信号送信時までの時間を遡っ
て計測することを特徴としている。
【0011】本発明のタイムインターバル計測方式は、
計測タイミング時のタイミング信号コード列送信位相と
被測定信号コード列受信位相を送信コード位相粗測手段
と受信コード位相粗測手段で計測し、計測結果処理手段
にて送信位相から受信位相を差し引き、この時のタイミ
ング信号のチップ周波数で除算してその時間差を求めて
いるので、計測タイミング時の被測定信号コード列位相
と同一位相がタイミング信号にて送信された時点までの
時間差を遡って計測することができる。
【0012】また、送信コード位相精測手段と受信コー
ド位相精測手段によって、計測タイミングから次のコー
ド列データトランジェントまでの時間を計測しているの
で、1チップ長以下の分解能まで時間差計測をすること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の位相計測型タイ
ムインターバル計測方式の実施の形態を示すブロック図
である。図1において、送信コード位相粗測手段1は、
計測タイミングにおける前記タイミング信号のコード列
の送信位相を結果として得る。送信コード位相精測手段
2は、コード列1チップ長以下の時間差を計測するため
に計測タイミングから次の前記タイミング信号のコード
列データトランジェントまでの時間差を高分解能で計測
する。
【0014】受信コード位相粗測手段3は、計測タイミ
ングにおける前記被測定信号のコード列の受信位相を結
果として得る。受信コード位相精測手段4は、コード列
1チップ長以下の時間差を計測するために計測タイミン
グから次の前記被測定信号のコード列データトランジェ
ントまでの時間差を高分解能で計測する。基準クロック
発生器5は、位相精測手段2及び4で計数する際の基準
クロック信号を発生する。
【0015】計測結果処理手段6は、前記タイミング信
号のコード列送信位相と前記被測定信号のコード列受信
位相と計測タイミングから次の前記タイミング信号のコ
ード列データトランジェントまでの時間差と計測タイミ
ングから次の前記被測定信号のコード列データトランジ
ェントまでの時間差を読み込み、送受信コード位相差を
時間換算して計測する。
【0016】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図1を参照して説明する。繰り返しコード列を用い
て周期的に発生する送信タイミング信号100は、送信
コード位相粗測手段1に供給される。送信コード位相粗
測手段1は、計測タイミング信号109の出現タイミン
グで送信タイミング信号100のコード列の送信位相1
05を結果として得る。この送信コード粗測位相105
は、計測結果処理手段6に供給される。また、送信コー
ド位相粗測手段1は、計測タイミング信号109の後に
現れる送信タイミング信号100のコード列データトラ
ンジェントタイミングを送信トリガ信号101として送
信コード位相精測手段2に供給する。
【0017】送信コード位相精測手段2は、計測タイミ
ング信号109を監視して信号の立ち上がりあるいは立
ち下がりといった計数開始条件が満たされると計数を開
始し、その後送信トリガ信号101を監視して計数終了
条件が満たされると計数を終了する。計数は、計数期間
中に基準クロック発生器5が発生するクロック104を
カウントすることにより行われる。計数終了後に、計数
結果を精測位相106として計測結果処理手段6に供給
する。
【0018】同様に、送信タイミング信号100の後
に、送信タイミング信号100と関連して周期的に発生
する被測定信号102は、受信コード位相粗測手段3に
供給される。受信コード位相粗測手段3は、計測タイミ
ング信号109の出現タイミングで被測定信号102の
コード列の受信位相107を結果として得る。この受信
コード粗測位相107は、計測結果処理手段6に供給さ
れる。また、受信コード位相粗測手段3は、計測タイミ
ング信号109の後に現れる被測定信号102のコード
列データトランジェントタイミングを受信トリガ信号1
03として受信コード位相精測手段4に供給する。
【0019】受信コード位相精測手段4は、計測タイミ
ング信号109を監視して信号の立ち上がりあるいは立
ち下がりといった計数開始条件が満たされると計数を開
始し、その後受信トリガ信号103を監視して計数終了
条件が満たされると計数を終了する。計数は、計数期間
中に基準クロック発生器5が発生するクロック104を
カウントすることにより行われる。計数終了後に、計数
結果を精測位相108として計測結果処理手段6に供給
する。
【0020】計測結果処理手段6は、送信コード粗測位
相105から受信コード粗測位相107を差し引きした
送受信コード位相差を送信タイミング信号100のデー
タレートで除算することにより、計測タイミングにおけ
る被測定信号102の受信コード位相が送信タイミング
信号100によって送信されたタイミングから、計測タ
イミングまでの粗時間差を算出する。また、送信コード
精測位相106から受信コード精測位相を差し引き、時
間換算することにより、計測タイミングにおけるコード
列1チップ長以下の精時間差が得られる。この粗時間差
と精時間差を加算した値が計測結果となる。
【0021】図2(a)は、本発明の他の実施の形態を
示すブロック図である。図2(a)において、粗測手段
は、送信タイミング信号の周波数fTX(チップクロッ
ク)202にてカウントアップを行い、送信信号の繰り
返しタイミング201で0クリアされるNTXカウンタ2
1と、被測定(受信)信号の周波数fRX(チップクロッ
ク)206にてカウントアップを行い、受信信号の繰り
返しタイミング205で0クリアされるNRXカウンタ2
3と、計測タイミング218の次の送信チップクロック
の立ち上がりを検出し、後段の精測手段にトリガ204
を出力するトリガ発生部22と、計測タイミング218
の次の受信チップクロックの立ち上がりを検出し、後段
の精測手段にトリガ208を出力するトリガ発生部24
からなっている。
【0022】また、精測手段は、計測タイミング218
の次の送信チップクロックの立ち上がりに同期して基準
周波数(fREF)209より少しずれた周波数(r
REF)210にて発振を開始するTXマルチバイブレ
ータ26と、計測タイミング218の次の受信チップク
ロックの立ち上がりに同期して基準周波数(fREF)2
09より少しずれた周波数(rfREF)214にて発振
を開始するRXマルチバイブレータ30と、TXマルチ
バイブレータ26の発振開始時点で0クリアされ周波数
(rfREF)210にてカウントアップを行うNdTXカウ
ンタ29と、RXマルチバイブレータ30の発振開始時
点で0クリアされ周波数(rfREF)214にてカウン
トアップを行うNdRXカウンタ32と、計測タイミング
218で0クリアされ基準周波数(fREF)209にて
カウントアップを行うNOカウンタ28と、TXマルチ
バイブレータ26からのrfREF信号210と基準fREF
信号209の位相が交差するスリップタイミングを監視
し、該スリップタイミングを抽出してNdTXカウンタ2
9のカウント値213とNOカウンタ28のカウント値
212をラッチするタイミングを生成するTX比較器2
7と、RXマルチバイブレータ30からのrfREF信号
214と基準fREF信号209の位相が交差するスリッ
プタイミングを監視し、該スリップタイミングを抽出し
てNdRXカウンタ32のカウント値216とNOカウンタ
29のカウント値212をラッチするタイミングを生成
するRX比較器31からなる。
【0023】また、TXマルチバイブレータ26及びR
Xマルチバイブレータ30は、図2(b)に示されてい
るように、例えば、マルチバイブレータとしてNAND
回路51とその出力をτ時間遅延させるディレイ回路5
2によって構成することができる。発振周波数は、1/
2τである。
【0024】また、計測結果処理手段33は、計測タイ
ミング218のタイミングでラッチされるNTXカウンタ
21のカウント値203及びNRXカウンタ23のカウン
ト値207と、NOカウンタ28のカウント値212
と、NdTXカウンタ29のカウント値213と、NdRX
ウンタ32のカウント値216を読み込み、演算処理す
ることにより時間換算された計測結果を得る。
【0025】次に、その動作について、図3を参照して
説明する。この実施の形態は、繰り返しコード列を用い
て周期的に発生する送信信号と、送信信号の後に送信信
号と関連して周期的に発生する受信信号との時間差を、
計測タイミングを基準として受信されたコード列の位相
からその位相が送信された時点までの時間を遡って計測
する方式(受信タイムタグ方式)において、送信信号と
受信信号のコード列位相差の分解能を更に改善するもの
である。
【0026】図3(a)に示すように、1チップ長(コ
ード列の1ビット長)分解能の時間差を算出するため、
コード繰り返し周期を位相量2π[rad]と置き、受
信タイミング(ストップタイミング)における受信信号
の位相θRXと送信信号の位相θTXから受信信号と同一位
相が出現した時点(スタート)から計測タイミングまで
の時点(ストップ)の時間差を送信信号の位相量(θ:
θTX−θRX)として表す。従って、1チップ長分解能の
時間差Tは、 T=(1/fTX)・(θTX−θRX) (1) fTX:送信信号周波数(チップクロック周波数) θTX:計測タイミングにおけるNTXカウンタのカウント
値 θRX:計測タイミングにおけるNRXカウンタのカウント
値 として求めることができる。
【0027】また、図3(b)に示すように、1チップ
長以下の分解能の時間差を算出するため、計測タイミン
グにおける送信信号のチップクロック1ビットに対する
位相角をΔθTXと置き、受信信号のチップクロック1ビ
ットに対する位相角をΔθRXとすると、送信信号と受信
信号の1チップ長以下の時間差ΔTは、 ΔT=(1/fTX)・(1/2π)[ΔθRX−ΔθTX] (2) と表すことができる。
【0028】図2において、RX比較器31が、計測タ
イミング信号218で0クリアされたNOカウンタ28
を基準周波数fREFでカウントアップを行うクロック信
号209と、RXマルチバイブレータ30の発振開始時
点で0クリアされたNdRXカウンタ32を基準周波数f
REFより僅かに周波数をずらした周波数rfREFでカウン
トアップを行うクロック信号214の位相スリップを検
出した時点におけるNOカウンタ28及びNdRXカウンタ
32の各カウント値212及び216をそれぞれNORX
及びNdRXとし、また、TX比較器27が、計測タイミ
ング信号218で0クリアされたNOカウンタ28を基
準周波数fREFでカウントアップを行うクロック信号2
09と、TXマルチバイブレータ26の発振開始時点で
0クリアされたNdTXカウンタ29を基準周波数fREF
り僅かに周波数をずらした周波数rfREFでカウントア
ップを行うクロック信号210の位相スリップを検出し
た時点におけるNOカウンタ28及びNdTXカウンタ29
の各カウント値212及び213をそれぞれNOTX及び
dTXとすると、(2)式で表される1チップ長以下の
時間差ΔTは、 ΔT=(1/fREF)[(NORX−NdRX/r)−(NOTX−NdTX/r)] =(1/fREF)[(NORX−NOTX)−(NdRX−NdTX)/r] (3) となる。
【0029】ここで、rは基準周波数fREFから周波数
を僅かにずらすための係数であり、r=N/(N+1)
として(3)式を展開すると、 ΔT=(1/fREF)[(NORX−NOTX)−(NdRX−NdTX)−
(NdRX−NdTX)/N] となる。すなわち、計測分解能が、1/fREFから(1
/fREF)・(1/N)に向上する。例えば、1nse
cの分解能を必要として基準周波数fREFを10MH
zとした場合、N=100(rfREF=9.9009M
Hz)とすることで対応できる。
【0030】タイムインターバル計測値217は(1)
式と(3)式を加算することにより得られるから、これ
をTOとすると、 TO=T+ΔT =(1/fTX)(θTX−θRX)+(1/fREF)[(NORX−NOTX)
−(NdRX−NdTX)/r] となる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、受信された位相から、その位
相が送信された時点まで遡り、送受信間の時間差を送信
信号の位相差として計測しているので、計測タイミング
を任意に設定することができる。従って、計測値に対し
て時刻付けをする場合、計測タイミングを基準とした任
意の受信時刻における計測値を得ることができる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相計測型タイムインターバル計測方
式の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の位相計測型タイムインターバル計測方
式の他の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】図2の動作を説明する図である。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 送信コード位相粗測手段 2 送信コード位相精測手段 3 受信コード位相粗測手段 4 受信コード位相精測手段 5,25,45 基準クロック発生器 6,33,44 計測結果処理手段 21,23,28,29,32,42,43 カウン
タ 22,24 トリガ発生部 26,30 マルチバイブレータ 41,52 遅延回路 51 NAND回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップクロックに同期した繰り返しコー
    ド列を用いて周期的に発生するタイミング信号と、前記
    タイミング信号と関連した前記周期的な繰り返しコード
    列信号を発生する被測定信号との時間差を計測するタイ
    ムインターバル計測方式において、前記被測定信号が受信されている任意の 計測タイミング
    時における、前記タイミング信号の繰り返しコード列の
    コード位相と前記被測定信号の繰り返しコード列のコー
    ド位相との位相差より遅延時間を計測することを特徴と
    するタイムインターバル計測方式。
  2. 【請求項2】 チップクロックに同期した繰り返しコー
    ド列を用いて周期的に発生するタイミング信号と、前記
    タイミング信号と関連した前記周期的な繰り返しコード
    列信号を発生する被測定信号との時間差を計測するタイ
    ムインターバル計測方式において、前記被測定信号が受信されている任意の 計測タイミング
    時における、前記タイミング信号の繰り返しコード列の
    コード位置を測定する粗測手段及びコード列の1チップ
    長以下の位相を測定する精測手段と、前記被測定信号の
    前記繰り返しコード列のコード位置を測定する粗測手段
    及びコード列の1チップ以下の位相を測定する精測手段
    を備え、測定された両者のコード位置の差及び位相の差
    を加算して遅延時間を計測することを特徴とするタイム
    インターバル計測方式。
  3. 【請求項3】 前記精測手段は、前記計測タイミングを
    検出して計数を開始し、前記計測タイミング後の最初の
    前記送信チップクロックの立ち上がりを検出して計数を
    終了する第1のカウンタと、前記計測タイミングを検出
    して計数を開始し、前記計測タイミング後の最初の前記
    受信チップクロックの立ち上がりを検出して計数を終了
    する第2のカウンタとを備えていることを特徴とする請
    求項2記載のタイムインターバル計測方式。
  4. 【請求項4】 前記精測手段は、前記計測タイミングを
    検出して所定基準周波数のクロックの計数を開始する第
    1のカウンタと、前記計測タイミング後の最初の前記送
    信チップクロックの立ち上がりを検出して前記所定基準
    周波数より僅かにずれた周波数のクロックの計数を開始
    する第2のカウンタと、前記計測タイミング後の最初の
    前記受信チップクロックの立ち上がりを検出して前記所
    定基準周波数より僅かにずれた周波数のクロックの計数
    を開始する第3のカウンタと、前記所定基準周波数のク
    ロックと前記所定周波数より僅かにずれた周波数のクロ
    ックの位相が交差するスリップタイミングを監視し、前
    記第1のカウンタと前記第2のカウンタに供給される前
    記各クロックの位相の交差を検出して前記第1及び第2
    のカウンタのカウント値をラッチするタイミングを生成
    する第1の比較器と、前記第1のカウンタと前記第3の
    カウンタに供給される前記各クロックの位相の交差を検
    出して前記第1及び第3のカウンタのカウント値をラッ
    チするタイミングを生成する第2の比較器とを備えてい
    ることを特徴とする請求項2記載のタイムインターバル
    計測方式。
JP14989597A 1997-05-26 1997-05-26 タイムインターバル計測方式 Expired - Fee Related JP3164206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14989597A JP3164206B2 (ja) 1997-05-26 1997-05-26 タイムインターバル計測方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14989597A JP3164206B2 (ja) 1997-05-26 1997-05-26 タイムインターバル計測方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10325885A JPH10325885A (ja) 1998-12-08
JP3164206B2 true JP3164206B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=15484974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14989597A Expired - Fee Related JP3164206B2 (ja) 1997-05-26 1997-05-26 タイムインターバル計測方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3164206B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10325885A (ja) 1998-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0244537B1 (en) Equivalent time pseudorandom sampling system
Nissinen et al. A CMOS time-to-digital converter based on a ring oscillator for a laser radar
JP3196254B2 (ja) 微小時間計測方法及び微小時間計測装置
CZ287914B6 (cs) Digitální fázový detektor
JP3164206B2 (ja) タイムインターバル計測方式
JPH06138230A (ja) 測距装置
JPH01165239A (ja) データパターン同期装置
JP5787096B2 (ja) 物理量測定装置、物理量測定方法
US7649969B2 (en) Timing device with coarse-duration and fine-phase measurement
EP0471307A2 (en) Advanced clock measurement system
CN111970076A (zh) 一种面向时间敏感型以太网的进位链修正***及方法
JP3271323B2 (ja) 時間測定回路
Borisov et al. Precise measurements of highly stable laser radiation frequency and phase
JP3146297B2 (ja) 伝送特性測定装置
JP3055225B2 (ja) 位相差計測装置
JP3464913B2 (ja) サンプルレートコンバータ
JPH11326404A (ja) 周波数微少誤差検出器
Nizamani A novel frequency comparator: applications in frequency meters and in difference clocks for generator frequency error monitors
JPH063441A (ja) 時間計測装置
JPH0455274B2 (ja)
JP2559237Y2 (ja) シリアルデータサンプリング信号発生装置
RU2138839C1 (ru) Способ нониусного измерения временных интервалов с определяемым коэффициентом интерполяции (варианты)
JP3251316B2 (ja) 同期信号生成回路及びこれを用いたa/dコンバータ
JP2000138588A (ja) パルス幅信号変換回路
JPH05297119A (ja) ビートカウント型fm−cw測距装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees