JPH11324138A - 目地カバー装置のカバー板固定装置 - Google Patents

目地カバー装置のカバー板固定装置

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JPH11324138A
JPH11324138A JP15534798A JP15534798A JPH11324138A JP H11324138 A JPH11324138 A JP H11324138A JP 15534798 A JP15534798 A JP 15534798A JP 15534798 A JP15534798 A JP 15534798A JP H11324138 A JPH11324138 A JP H11324138A
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Masakazu Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目地カバー装置においてカバー板を高い保持
強度で安定的に支持すること。 【解決手段】 隣接する構造物間の目地の前部に差渡さ
れ、両構造物の外面側へ付勢されて取付けられる複数の
ホルダー13の、少なくとも各一端縁に、突端に連係突
部31を形成され、バネ36により外方付勢されるスラ
イド片30を装着したものであり、カバー板40の一端
側屈曲端41を、該スライド片30の連係突部31に外
嵌し、カバー板40の他端側屈曲端41をホルダー13
の他端に連結することにより、該カバー板40を取付け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隣接する構造物間
に生じる目地を被覆するカバー板を備えた目地カバー装
置のカバー板固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】隣接する構造物間の目地の前部に差渡さ
れ、両構造物の外面側へ付勢されて取付けられる複数の
ホルダーと、両端縁に屈曲端が形成され、前記ホルダー
に被着して支持されるカバー板とを備えてなる目地カバ
ー装置は種々提案されている。
【0003】このホルダーに対するカバー板の固定は、
カバー板の前面からホルダー側へ螺子を螺着することに
より施していた。このため、螺子の頭が露出し、目地を
美麗に覆うという目地カバー装置の重要な役割の一つが
低減されることとなるという問題点があった。また、カ
バーの孔位置に合わせてホルダーに現場で螺子孔を穿設
して後、該孔相互を一致させて螺子固定するものである
から、取付けが面倒であると共に、螺子孔位置の形成誤
差により円滑な取付け作業が困難となる場合もあった。
【0004】そこで、図8で示すように、天井壁板x,
x間の前部に差渡されるホルダーaの一端縁に固着した
連係突部bに、外嵌するU字部を備えた弾性クリップ片
cを具備した構成が提案された。そして、ホルダーaに
より目地sを覆うカバー板bを取付けるようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この構成は、螺子固定
によらないため、上述の問題点は解決されるものの、複
雑な形状の弾性クリップ片cを用いるため、カバー板d
が嵌りにくく、取付け時に治具が必要となって、手間が
かかる。また、カバー板dを弾性クリップ片cのみによ
り実質的に支持するものであるから、強度が充分ではな
い。しかも、弾性クリップ片cの変形により、カバー板
dが嵌らなくなったり、傾斜したりして、安定的かつ整
一に取付けることができない等の問題点があった。本発
明は、かかる従来構成の問題点を除去することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した隣接
する構造物間の目地の前部に差渡される複数のホルダー
と、両端縁に屈曲端が形成され、ホルダーに被着して支
持されるカバー板とを備えてなる目地カバー装置におい
て、ホルダーの少なくとも一端縁に、突端に連係突部を
形成したスライド片を進退自在に装着して、該スライド
片を付勢手段により外側方へ付勢すると共に、カバー板
の一端側屈曲端を、該スライド片の突端に形成した連係
突部に外嵌し、カバー板の他端側屈曲端をホルダーの他
端に連結したことを特徴とする目地カバー装置のカバー
板固定装置である。
【0007】かかる構成にあって、まずカバー板の一端
側の屈曲端を、スライド片の突端に形成した連係突部に
外嵌し、スライド片を外方付勢する付勢手段に抗して、
カバー板をホルダーの長手方向に沿って移動する。そし
て、カバー板の他端側の屈曲端を、ホルダーの他端に連
結する。
【0008】このホルダーの他端側の連結手段として
は、連係突部を端部に備える連結片をカバー板に固着
し、該連係突部にカバー板の一端側の屈曲端を外嵌した
り、または、この他端側にも上述と同様の外方付勢され
たスライド片を装着して、その連係突部に屈曲端を外嵌
する等の手段が適用され得る。また前記付勢手段は、基
端部をホルダー上に固定され、他端部をスライド片に連
係したコイルバネにより構成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例を示
し、相互に隣接する吊天井等の天井壁板x,xの目地s
を覆う目地カバー装置に適用したものである。
【0010】この目地カバー装置に適用されるホルダー
13は鞘状をしており、天井壁板x,x間の前部に差渡
される。すなわち、前記壁板x,xの裏面に差渡した介
装バー2,2上に、断面コ字状の長尺状保持片1が、目
地sに跨がって乗載される。そして、保持片1の目地s
に上下で一致する箇所に形成した透孔3に、螺子杆4が
緩く遊挿され、螺子杆4に螺着したナット5と、長尺状
保持片1との間に、発条7を付装して、螺子杆4を上方
付勢している。この螺子杆4の下端は、鞘状ホルダー1
3の上面に係合し、このため発条7により、ホルダー1
3の両端は、天井壁板x,xに弾接する。
【0011】次に、本発明に係るカバー板固定装置の一
実施例を説明する。前記ホルダー13は両端が開口して
おり、図1中左端には、連係突部21を端部に備える連
結片20が嵌着している。この連結片20は、壁板xの
裏面に前記発条7の付勢力により圧接する当接端部22
が裏面に上方突成され、かつ該当接端部22の内方部を
前記ホルダー13の開口に挿入し、その端部に形成した
係止爪23により、該連結片20をホルダー13に固着
するようにしている。
【0012】また、図1中右端には、図2〜4で示す、
本発明の要部に係るスライド片30が進退自在に装着さ
れる。このスライド片30の端部には、連結突部31が
形成され、かつ裏面に前記発条7の付勢力により、壁板
xに圧接する当接端部32が裏面に上方突成され、その
内方部33をホルダー13の開口内で移動可能に挿入し
ている。また、内方部33の中央部には、長手方向に沿
って、長孔34が形成されている。
【0013】一方、前記ホルダー13の右端部裏面に
は、取付螺子29が螺合し、該取付螺子29により、図
5のコイルバネ35の基端部が固定されている。このコ
イルバネ35はホルダー13の厚み方向に挿入螺合する
ものであって、長孔34に挿通してスライド片30の移
動を阻害しないようにしている。このコイルバネ35
は、取付螺子29に保持された基端部36から両側方へ
突出して巻回部37,37により巻回し、さらに、内方
へ拡開傾斜して突出し、その他端部38,38を前記当
接端部32に形成した嵌装孔39(図4ロ参照)に両側
端から挿入し、これにより、コイルバネ35は基端部を
ホルダー13に固定し、他端部をスライド片30に連係
して、該スライド片30を外側方へ付勢して外方への復
元弾力を生じさせるようにしている。
【0014】このスライド片30にはカバー板40が下
方から被着される。このカバー板40は、その両端部
に、内側へ向くコ字状屈曲端41,41が形成され、前
記屈曲端41,41を夫々連係突部21,31に嵌合し
て支持される。
【0015】このカバー板40の取付手段につき説明す
る。まず、図6イで示すように、一側のコ字状屈曲端4
1をスライド片30の連結突部31に側方からはめる。
そして図6ロで示すように、コイルバネ35の復元弾力
に抗してカバー板40を図中の矢印方向へ引張する。こ
れにより、スライド片30はホルダー13の開口端に挿
入され、連結突部31が内方へ引っ込み、これにより、
図6ハで示すように、左側のコ字状屈曲端41が連係突
部21に嵌合可能となる。而して、このようにして屈曲
端41を連係突部21に嵌合した後に、コイルバネ35
の付勢力に抗する力を解除すると、該コイルバネ35の
付勢力により、カバー板40のコ字状屈曲端41,41
が夫々連係突部21,31に嵌合した状態を維持され、
図1で示すように、カバー板40の装着が完了する。
【0016】このように、カバー板40は、コイルバネ
35の付勢力に抗して、コ字状屈曲端41,41を連係
突部21,31に嵌着することにより、取付治具を設け
ることなく、容易に装着される。しかも、屈曲端41,
41は夫々連結片20及びスライド片30により係止さ
れるから、保持強度が高く、安定した保持が可能とな
る。
【0017】上記実施例は、ホルダー13の一端側に連
結片20を固着したものであるが、この一端もコイルバ
ネ35により外方付勢された、上述のスライド片30を
適用するようにしても良い。
【0018】また上記実施例は、天井壁板x,xの目地
sを覆う目地カバー装置に本発明を適用したものである
が側壁間の目地等、種々の目地を覆う目地カバー装置に
本発明を適用することが可能である。
【0019】図7は、天井壁板xと内壁y間に生ずる目
地を覆うために用いられる目地カバー装置に、本発明を
適用したものである。ここで、上述の実施例と共通部分
は同一符号を付して、説明を簡略化する。
【0020】ここで、内壁yには、螺子杆51が、固定
片50に支持され、かつ発条52で上方付勢される。ま
た、ホルダー60の一端に固定された連結片55は、前
記固定片50に対して回動可能となっている。そして、
前記ホルダー60の他端には、上述のスライド片30が
装着される。さらには、カバー板70が、一端の屈曲端
71を前記連結片55に係合し、他端のコ次状屈曲端7
2を前記スライド片30の連結突部31に嵌合して取付
けられる。
【0021】そして、ホルダー60は連結片55の回動
部を支点として、発条52により上方付勢され、これに
より当接端部32が天井壁板xに圧接することとなる。
これにより、天井壁板x,内壁yの図中左右方向の変
位、及び上下方向の変位等多様な変位があっても、これ
を吸収して、カバー板70により目地が覆われることと
なる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上述したように、隣接する構
造物間の目地の前部に差渡され、両構造物の外面側へ付
勢されて取付けられる複数のホルダーの、少なくとも各
一端縁に、突端に連係突部を形成され、バネにより外方
付勢されるスライド片を装着したものであり、カバー板
の一端側屈曲端を、該スライド片の連係突部に外嵌し、
カバー板の他端側屈曲端をホルダーの他端に連結するこ
とにより、該カバー板の固定が施されるから、取付治具
を設けることなく、カバー板を容易に装着することがで
きると共に、バネクリップによりカバー板を支持するも
のと異なり、保持強度が高く、しかも安定的で、整一な
保持が可能となる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る目地カバー装置の縦断
側面図である。
【図2】要部の拡大縦断側面図である。
【図3】要部の平面図である。
【図4】スライド片30を示し、イは平面図、ロは正面
図である。
【図5】コイルバネ35の平面図である。
【図6】カバー板40の取付け手段を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の他実施例に係る目地カバー装置の縦断
側面図である。
【図8】従来構成に係る目地カバー装置の縦断側面図で
ある。
【符号の説明】 13 ホルダー 30 スライド片 31 連結突部 35 コイルバネ 40,70 カバー板 41,71 屈曲端 60 ホルダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接する構造物間の目地の前部に差渡され
    る複数のホルダーと、両端縁に屈曲端が形成され、ホル
    ダーに被着して支持されるカバー板とを備えてなる目地
    カバー装置において、 前記ホルダーの少なくとも一端縁に、突端に連係突部を
    形成したスライド片を進退自在に装着して、該スライド
    片を付勢手段により外側方へ付勢すると共に、カバー板
    の一端側屈曲端を、該スライド片の突端に形成した連係
    突部に外嵌し、カバー板の他端側屈曲端をホルダーの他
    端に連結したことを特徴とする目地カバー装置のカバー
    板固定装置。
  2. 【請求項2】前記付勢手段を、基端部をホルダー上に固
    定され、他端部をスライド片に連係したコイルバネによ
    り構成したことを特徴とする請求項1記載の目地カバー
    装置のカバー板固定装置。
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