JPH11323400A - ガラス白焼け及び青焼け用クリーナー及び其の製造方法 - Google Patents

ガラス白焼け及び青焼け用クリーナー及び其の製造方法

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JPH11323400A
JPH11323400A JP10169104A JP16910498A JPH11323400A JP H11323400 A JPH11323400 A JP H11323400A JP 10169104 A JP10169104 A JP 10169104A JP 16910498 A JP16910498 A JP 16910498A JP H11323400 A JPH11323400 A JP H11323400A
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JP
Japan
Prior art keywords
cleaner
predetermined amount
ether
emulsifier
glass
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Application number
JP10169104A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Watanabe
健一郎 渡辺
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ASAHI SORT KK
Original Assignee
ASAHI SORT KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ガラス特に自動車ガラスの”白焼
け””青焼け”の清浄化用クリーナー及び其の製造方法
に係り、其の目的とする所は、機械的研磨等の従来法に
比し極めて効率的な二種の研磨剤を包含したペースト状
洗浄剤を提供する事にある。 【解決手段】本発明の”白焼け””青焼け”用クリーナ
ーは、80℃の水65リットル中にステアリン酸ナトリ
ュウム等の洗浄剤12Kgと安息香酸等の抗菌剤150
ccを混合した後、此の水溶液を70℃に冷却して、更
に流動パラフイン等の他の洗浄剤9Kgと、研磨剤とし
ての珪藻土7.5Kg及び酸化セリウム40Kgとを添
加して混合し、其の後75℃に加熱し、ポリオキシエチ
レンオクチルフェニルエーテル等の乳化剤12Kgを添
加して乳化させ、ペースト状に形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスクリーナー
特に自動車用ガラスの白焼け及び青焼け用クリーナー及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、大気の汚れは相当酷く、特に空気
中の炭酸ガスは、単に地球の温暖化の問題ばかりでな
く、ガラス成分の酸化ナトリウムと反応して炭酸塩を生
成し、この塩に依ってガラス表面を溶解して所謂白焼け
現象を発生する。又、車の排気ガスや酸性雨等は、ガラ
ス表面のナトリュウム、カルシュウムイオンを溶流し
て、ガラス面の肌荒れ(青焼け)を発生させ、この中に
残留した洗車時のワックスは、太陽の紫外線に依ってシ
ミ状に変化してガラス上に残留する。此等の”白焼
け””青焼け”現象は、従来のガラス洗浄剤では取り去
る事が出来ず、混合希土に依るか又はパフ加工に依る研
磨に依って清浄化されている。
【0003】
【発明が解決せんとする課題】従って通常のガラス表面
の汚れは、ガラス洗浄剤で簡単に清浄化することが出来
るが、上記の”白焼け””青焼け”はなかなか取り除く
事が難しく、上記したパフ加工等では手間が掛り、一台
の車のガラス清浄化に1−2日を掛けて削り取らねばな
らなかった。若し此等のガラス焼け、雨じみ、ウロコ等
の肌荒れが残留したままであると、走行時のギラギラと
した光線や逆光時のフロントガラスの乱反射の原因とな
り、ドライバーの視力を疲労させ、場合に依っては事故
に繋がる恐れもあるので、此等の”焼け””雨しみ”等
の清浄化は、美観の問題ばかりでなく車の安全運転上か
らも重要な問題であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】此の様な問題を解決する
ために本発明においては、所定量のステアリン酸ナトリ
ュウム等の洗浄剤水溶液に、希土類金属酸化物及び珪藻
土より成る所定量の研磨剤を、ポリオキシエチレンオク
チルフエニルエーテル等の乳化剤と供に混練乳化してペ
ースト状の所期のクリーナーを提供する事に成功した。
【0005】
【発明の実施の形態】上記の如き成分を包含するクリー
ナーは、清浄化されるべきガラス表面の汚染を除去した
後、その適当量がガラス面上に塗布され、所定のスポン
ジに依って充分縦横左右に回転して強くブラッシングさ
れる。此の際、含有している洗浄成分の浸透作用に依
り、前記研磨剤成分はガラス面上の”白焼け””青焼
け”部分を浸透研磨して削り取るので、此の部分を濡れ
たタオル及び乾いたタオルで拭きとって清浄作用を完了
する。斯の如くして、従来のクリーナーでは相当の時間
を必要とする”白焼け””青焼け”取りが、本発明のク
リーナーを使用すれば短時間で清浄化され、材料費及び
人件費合わせて従来の十分の一のの費用で済ます事が出
来る。以下に好個の実施例を参照して本発明を以下に説
明する。
【0006】
【実施例】本発明のガラス”白焼け””青焼け”用クリ
ーナーは、先ず80℃に加温された水5リットルにステ
アリン酸ナトリュウム2Kg,ステアリン酸10Kgを
添加して溶解し、更に抗菌剤としての安息香酸150c
cを添加して混合する。
【0007】斯の如く調整された洗浄剤溶液を70℃に
下げた後、更に他の洗浄剤成分たる流動パラフイン5K
g,エチレングリコール2Kg及びアイソパー2Kgを
添加して充分攪拌し、研磨剤としての珪藻土7.5Kg
と酸化セリウム40Kgとを加えて充分攪拌混合する。
【0008】上記の如くして得られた洗浄剤及び研磨剤
のコロイド液は、75℃に加熱された後乳化剤ポリオキ
シエチレンオクチルフェニルエーテル2Kgと、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル10Kgを添加して乳化
され、乳褐色ペースト状の本発明のクリーナーを生成す
る。
【0009】斯くの如く生成された少量のクリーナー
は、汚染されたガラス面を水拭きされた後塗布され、若
干の水分を含んだ特定のスポンジ例えばアルミクリーナ
ー(アルミフラット材をプラスチックフィルムでサンド
ウィッチ状に構成したスポンジブラッシ)で縦、横、左
右方向に回転させて強くブラッシングされ、濡れたタオ
ル等で拭き取られた後、更に乾いたタオルで拭き取られ
てガラス面上を清浄化する。
【0010】此の場合に使用するスポンジは、上記の如
くアルミクリーナーであるのが得策であるが、通常は硬
軟両面を持つスポンジであるのが有利であり、研磨作用
がきめ細やかで短時間に清浄作用が完了するのが好まし
い。具体的には、乗用車クラウンのガラス窓清浄作業一
台に付、従来法の機械的研磨洗浄法では、1−2日を要
するに反し、本発明のクリーナーに依るブラッシング法
では、単に約3時間を要するのみであった。又経済的に
は、従来法では一台15、000円乃至20、000円
を必要とするに反し、本方法では1、000円乃至1、
500円の低価で完了する事が出来る。従って必要経費
は、従来法の約10分の1で済ます事が出来る。
【0011】
【発明の効果】斯の如き構成及び作用に依って本発明
は、従来法に比し作業効率が際立って良く、しかも洗浄
剤の浸透作用に依って研磨剤に依る浸透研磨が行われの
で、短時間にしかも奇麗に仕上げる事が出来る。又機械
的研磨でないから作業が単純且つ安全であり、抗菌剤及
び乳化剤が混合使用されているので、製品が安定で長時
間有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 3/14 C11D 3/14 3/20 3/20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定量の水にステアリン酸ナトリュウム等
    を含有する所定量の洗浄剤を添加し、この水溶液に珪藻
    土及び希土類金属酸化物より成る所定量の研磨剤を混合
    し、更に所定量のポリエチレン系エーテル乳化剤を添加
    し且つ混煉した事を特徴とするガラス白焼け及び青焼け
    用クリーナー。
  2. 【請求項2】上記洗浄剤成分がステアリン酸ナトリュウ
    ム、ステアリン酸、流動パラフィン、エチレングリコー
    ル及びアイソパーの混合物より成り、此に若干の安息香
    酸を含有した事を特徴とする請求項1記載のガラス白焼
    け及び青焼け用クリーナー。
  3. 【請求項3】上記乳化剤がポリオキシエチレンオクチル
    フェニルエーテル及びポリオキシエチレンラウリルエー
    テルである事を特徴とする請求項1記載のガラス白焼け
    及び青焼け用クリーナー。
  4. 【請求項4】上記洗浄剤、研磨剤及び乳化剤が水65リ
    ットル中夫々21.15kg,47.5kg及び12k
    gの重量比で混合されている事を特徴とする請求項1記
    載のガラス白焼け及び青焼け用クリーナー。
  5. 【請求項5】80℃に加熱された水65リットル中に所
    定量の固体洗浄剤及び抗菌剤を溶解し、其の後此の溶液
    を70℃に冷ました後、所定量の液体洗浄剤及び固体研
    磨剤を添加して混練し、更に此の混煉物を75℃に加熱
    して所定量の乳化剤を添加混入する事を特徴とするガラ
    ス白焼け及び青焼け用クリーナーの製造方法。
  6. 【請求項6】上記固体洗浄剤が、2Kgのステアリン酸
    ナトリュウム、10Kgのステアリン酸であると供に、
    抗菌剤が150ccの安息香酸である事を特徴とする請
    求項5記載のガラス白焼け及び青焼け用クリーナーの製
    造方法。
  7. 【請求項7】上記液体洗浄剤及び研磨剤が5Kgの流動
    パラフィン、2Kgのエチレングチコール及び2Kgの
    アイソパーであると供に、2Kgの珪藻土並びに40K
    gの酸化セリュームである事を特徴とする請求項5記載
    のガラス白焼け及び青焼け用クリーナーの製造方法。
  8. 【請求項8】上記乳化剤が2Kgのポリオキシエチレン
    オクチルフェニルエーテル及び10Kgのポリオキシエ
    チレンラウリルエーテルである事を特徴とする請求項5
    記載のガラス白焼き及び青焼け用クリーナーの製造方
    法。
JP10169104A 1998-05-13 1998-05-13 ガラス白焼け及び青焼け用クリーナー及び其の製造方法 Pending JPH11323400A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100468620B1 (ko) * 2002-08-09 2005-01-31 (주)대일화성 섬유 유연제 조성물 및 그 제조 방법
CN112458480A (zh) * 2020-11-26 2021-03-09 沈阳瑞驰表面技术有限公司 多金属用水基硅脂清洗剂及其制备方法

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