JPH11321760A - 回転式のグリップと一体化した自転車の制動装置 - Google Patents

回転式のグリップと一体化した自転車の制動装置

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JPH11321760A
JPH11321760A JP17377998A JP17377998A JPH11321760A JP H11321760 A JPH11321760 A JP H11321760A JP 17377998 A JP17377998 A JP 17377998A JP 17377998 A JP17377998 A JP 17377998A JP H11321760 A JPH11321760 A JP H11321760A
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JP
Japan
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grip
feed screw
handle
screw
device integrated
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JP17377998A
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English (en)
Inventor
Saiji Kamagami
宰次 鎌上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は,自転車のハンドル部とグリップ
部の組合せによる送り用ネジの原理を応用してグリップ
を回転して得られる力の移動と伝達によりブレーキ ワ
イヤーを伸縮させて制動作用を行うことを特長とするも
のである。 【解決手段】 グリップ(1)の先端に送り用ネジのメ
ネジ部(2)を設け,同様にハンドル(3)の末端に送
り用ネジのオネジ部(4)を,メネジ(2)に,かみ合
うように設ける。一方,ブレーキ ワイヤー(5)をハ
ンドル(3)の中空の中を通してグリップ(1)の先端
にロック ナット(6)及びアジャストナット(7)で
固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,自転車のハンド
ル部とグリップ部の組合せによる送り用ネジの原理を応
用してグリップを回転して得られる力の移動と伝達によ
りブレーキ ワイヤーを伸縮させて制動することを特長
とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自転車に係る制動装置は,すべて
ブレーキ用のレバーを手指で引くことによりブレーキ
ワイヤーを伸縮させて制動する方式のものであつた。こ
のブレーキ レバー方式には,次のような改善の余地が
指摘される。 (イ) 制動時グリップを握つていた指をブレーキ レ
バーに掛けかえてからレバーを引くこととなり瞬時性に
欠け,とっさのブレーキに難がある。特に,反射能力の
低下した高齢者にとっては危険な場合もある。また,冬
期寒冷地では,かじかんだ手指でレバーを引く場合も苦
痛と危険を伴なう。このように,レバー方式は,制動時
のTPOによつては安全性に欠ける弱点がある。 (ロ) ブレーキ レバーを引く現行の方式は制動時あ
る程度の握力を必要とし握力の低下した高齢者には不適
である。 (ハ) 長い下り坂など長時間のブレーキングを要する
場合,レバー方式は機能上ブレーキ ロックは不可能で
ある。 (ニ) ブレー レバーとブレーキ シューやデスクな
どを連結するブレーキワイヤーは,ハンドル,ステム及
びフレームなどの外部を経由して接続しているためワイ
ヤーが車体に絡みついたようで外観上と機能面の双方で
自転車の必要条件である軽快性が著しく損こなわれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまで,ブレーキ
システムの研究は,各メーカーとも積極的であつたが,
開発の目標は,もつぱら若年層向きのロード レースバ
イクやマウンテン バイクなどに指向され,本発明が対
象とする高齢者向け自転車のブレーキ システムに関す
る研究開発には消極的であつた。本発明は,こうした高
齢者の強い要望に答えるために,高齢者の心身の特質を
検討して発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】いま,その構成を説明す
ると, (イ) グリップ1の先端に,送り用ネジのメネジ部2
を設ける。 (ロ) ハンドル6の末端に,送り用ネジのオネジ部4
を送り用ネジのメネジ部2にかみ合うように設ける。 (ハ) ブレーキ ワイヤー5をハンドル3の中空の中
を通してグリップ1の先端にロック ナット6及びアジ
ャスト ナット7で固定する。以上のように装置する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明はレバーを引く現行のブレ
ーキ システムとは根本的に異なり力の伝動に使用され
る送り用ネジの機能的特徴をグリップ1とハンドル3の
組合せに応用したものである。即ち,グリップ1に設け
た送り用ネジのメネジ部2とハンドル3に設けた送り用
ネジのオネジ部4の組合せでブレーキ ワイヤー5を伸
縮する力の伝動機能が付加され,グリップ1を回転させ
ることにより所望の制動を得ることができる。また,グ
リップ1を回転してブレーキ ワイヤー5をけん引する
方法は,送り用ネジ方式の他,ボールネジ方式など各種
の方式がある。
【0006】
【発明の効果】グリップ3を握力により回転して制動す
る本発明の方式は現行のレバー方式に比し制動効果の適
時性,完全性及び容易性のいずれにおいても,その効果
はともに優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の横断面図
【図2】本発明の縦断面図
【図3】本発明の斜視図
【図4】本発明の他の実施例の斜視断面図
【符号の説明】
1はグリップ 2はメネジ部 3はハンドル 4はオネジ部 5はブレーキ ワイヤー 6はロック ナット 7はアジャスト ナット 8はボール ネジ 9はリターン スプリング 10はセフテイ キャツプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) グリップ1の先端に,送り用ネジ
    のメネジ部2を設ける。 (ロ) ハンドル3の末端に,送り用ネジのオネジ部4
    を送り用ネジのメネジ部2とかみ合うように設ける。 (ハ) ブレーキ ワイヤー5をハンドル3の中空の中
    を通しグリップ1の先端にロック ナット6及びアジャ
    スト ナット7で固定する。 以上の如く構成された回転式のグリップと一体化した自
    転車の制動装置
  2. 【請求項2】 送り用ネジのメネジ部2及び送り用ネジ
    のオネジ部4に代えてボールネジ8を設けた請求項1の
    回転式のグリップと一体化した自転車の制動装置
JP17377998A 1998-05-18 1998-05-18 回転式のグリップと一体化した自転車の制動装置 Pending JPH11321760A (ja)

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JPH11321760A true JPH11321760A (ja) 1999-11-24

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ID=15967003

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JP (1) JPH11321760A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009143508A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Honda Motor Co Ltd 車両のスロットル装置
JP2013184693A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Keiji Ishihara 自転車用ブレーキ、自転車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009143508A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Honda Motor Co Ltd 車両のスロットル装置
JP2013184693A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Keiji Ishihara 自転車用ブレーキ、自転車

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