JPH11321585A - 車両用水滴除去制御装置 - Google Patents

車両用水滴除去制御装置

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JPH11321585A
JPH11321585A JP10128698A JP12869898A JPH11321585A JP H11321585 A JPH11321585 A JP H11321585A JP 10128698 A JP10128698 A JP 10128698A JP 12869898 A JP12869898 A JP 12869898A JP H11321585 A JPH11321585 A JP H11321585A
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JP
Japan
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air
detecting means
door mirror
vehicle
necessity
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JP10128698A
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Hiroki Yamaguchi
宏紀 山口
Hiroshi Kamakura
宏 鎌倉
Kouzo Shimamura
考造 嶋村
Nagaharu Sakuma
長治 佐久間
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車等の車両のドアミラーに付着した水滴
を適正に除去できるように制御する車両用水滴除去制御
装置を提供することにある。 【解決手段】 空気供給手段から供給される空気をドア
ミラーに吹き付け、その鏡面に付着した水滴を吹き飛ば
す車両用水滴除去装置において、ドアミラー鏡面に空気
を吹き付ける必要があるか否かを検出する空気吹き付け
必要性検出手段と、進路を変更することを検出する進路
変更検出手段とを備え、前記空気吹き付け必要性検出手
段から検出信号が発信された状態にて、前記進路変更検
出手段からの検出信号が発信される時に、その都度、ド
アミラー鏡面への空気吹き付け動作を一定時間行なわせ
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願発明は、自動車等の車
両のドアミラーに付着した水滴を適正に除去できるよう
に制御する車両用水滴除去制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】フロントドアミラーを備えた乗用自動車に
おいて、エンジンルーム内に送風機が配設され、前記ド
アミラーに空気を吹き付けるノズルが設けられ、前記送
風機の吹き出し口と該ノズルの基端部とは、連通管を介
して連通された水滴除去装置(特開昭58−61047
号公報)があった。
【0003】また、蓄圧タンクに空気圧縮機でもって高
圧空気を充填し、ドアミラー鏡面に水滴が付着した場合
に、前記蓄圧タンクに充填された高圧空気を該ドアミラ
ー鏡面に吹き付け、ドアミラー鏡面に付着した水滴を除
去する水滴除去装置(実開平5−44728号)があっ
た。
【0004】
【解決しようとする課題】前記した従来の水滴除去装置
の内、前者の水滴除去装置では、ノズルから空気を噴出
させて、いわゆるエアカーテンと称せられる空気膜をド
アミラーの鏡面に形成させることによって、ドアミラー
鏡面に水滴を付着させないようになっているが、蓄圧器
とノズルとを接続する供給チューブが細いため、大量の
空気をドアミラー鏡面に供給することができず、ドアミ
ラー鏡面への水滴付着を未然に阻止することができず、
しかも一旦ドアミラー鏡面に付着した水滴を除去するこ
とは殆どできなかった。
【0005】また、前記後者の水滴除去装置において
は、蓄圧タンク内の高圧の空気をドアミラー鏡面に勢い
良く吹き付けることができるので、ドアミラー鏡面の水
滴を除去できるものの、一時的に大量の圧縮空気を大気
中に放出してしまう結果、蓄圧タンク内の空気圧力が急
激に低下し、ドアミラー鏡面への空気吹き付けを長時間
にわたって行なうことができない。
【0006】そして前記蓄圧式水滴除去装置では、蓄圧
タンク内の圧力が所定圧力以下になると、空気圧縮機を
自動的に運転させ、所定の許容圧力に達した時に、この
空気圧縮機の運転を自動的に停止させるようになってい
た。
【0007】しかし、このような水滴除去装置では、ド
アミラーへの空気吹き付け動作が行なわれているか否か
を視認することができないので、ドアミラーに水滴が付
着していない状態でも、前記水滴除去装置を動作させて
しまい、動力損失が増加するとともに空気圧縮機の寿命
が短命化する可能性が高かった。
【0008】本出願発明は、このような不具合を解消し
た車両用水滴除去制御装置の発明に係り、請求項1の発
明は、空気供給手段から供給される空気をドアミラーに
吹き付け、その鏡面に付着した水滴を吹き飛ばす車両用
水滴除去装置において、ドアミラー鏡面に空気を吹き付
ける必要があるか否かを検出する空気吹き付け必要性検
出手段と、進路を変更することを検出する進路変更検出
手段とを備え、前記空気吹き付け必要性検出手段から検
出信号が発信された状態にて、前記進路変更検出手段か
らの検出信号が発信される時に、その都度、ドアミラー
鏡面への空気吹き付け動作を一定時間行なわせることを
特徴とする、ものである。
【0009】請求項1の発明は、前記したように構成さ
れているので、ドアミラー鏡面に水滴が付着してこれを
除去する必要が生じ、かつ進路変更を行なう場合に、自
動的にドアミラー鏡面に空気を吹き付けて、該ドアミラ
ー鏡面上の水滴を確実に除去することができ、車両の左
右後方の状況を確認して安全に進路変更を行なうことが
できる。そして、車両の左右後方の状況を視認する必要
のない状態では、該ドアミラー鏡面への空気吹き付けを
自動的に停止して、動力損失を回避できるとともに、空
気供給手段の耐用年数を延長することができる。
【0010】また、請求項2記載のように発明を構成す
ることにより、高圧圧縮空気を勢い良くドアミラーの鏡
面に吹き付け、短時間内に確実に水滴を除去することが
できる。
【0011】さらに、請求項3記載のように発明を構成
することにより、ナビゲーション装置を搭載した車両に
おいて、目的地を設定して、進路が決定された後、その
進路に沿って車両を走行させている状態にて、ドアミラ
ー鏡面への空気吹き付けの必要性が生じた場合には、進
路を変更する地点の所定距離手前側の地点で、ドアミラ
ー鏡面への空気吹き付けを開始し、進路変更地点に差し
掛かる前に、ドアミラー鏡面に付着した水滴を除去し
て、進路変更地点での車両の左右後方の状況を確認した
後、進路変更を安全に行なうことができる。
【0012】さらにまた、請求項4記載のように発明を
構成することにより、ナビゲーション装置を搭載した車
両において、目的地を設定して、進路が決定された後、
その進路に沿って車両を走行させている状態にて、ドア
ミラー鏡面への空気吹き付けの必要性が生じた場合に
は、車両の走行速度が高速であっても、進路を変更する
地点に到達すると予測される時刻より所定時間手前の時
刻に、ドアミラー鏡面への空気吹き付けを開始し、進路
変更地点に差し掛かる前に、ドアミラー鏡面に付着した
水滴を確実に除去して、進路変更地点での車両の左右後
方の状況を確認した後、進路変更を安全に行なうことが
できる。そして、請求項4記載の発明によれば、車両が
高速で走行して、進路変更地点迄短時間内に走行して
も、予め早めにドアミラー鏡面への空気吹き付けを開始
するようになっているので、車両の走行速度に影響され
ることなく、確実にドアミラー鏡面の水滴を確実に除去
できる。
【0013】しかも、請求項5記載のように発明を構成
することにより、ドアミラー鏡面の水滴を除去する必要
度に対応して、該ドアミラー鏡面への空気吹き付け量を
増減し、必要最小限の空気吹き出し量でもって、ドアミ
ラー鏡面への水滴除去を適正に行なうことができる。
【0014】また、請求項6記載のように発明を構成す
ることにより、ナビゲーション装置を搭載しない車両に
おいても、ドアミラー鏡面の付着水滴を進路変更地点前
に除去することができる。
【0015】さらに、請求項7記載のように発明を構成
することにより、ワイパー動作状態検出手段でもって空
気吹き付け必要性検出手段を簡単に構成することができ
る。
【0016】さらにまた、請求項8記載のように発明を
構成することにより、降雨状態に対応して、ドアミラー
鏡面への空気吹き出しを適切に行なわせることができ
る。
【0017】また、請求項9記載のように発明を構成す
ることにより、ドアミアー鏡面への水滴付着量に対応し
て、ドアミラー鏡面への空気吹き付け量を調整すること
ができる。
【0018】さらに、請求項10記載のように発明を構
成することにより、ドアミラー鏡面への水滴付着による
反射状況の変化の度合いに対応してドアミラー鏡面への
空気吹き付けを適格に遂行することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図10に図示さ
れた請求項1ないし請求項3記載の発明の一実施形態に
ついて説明する。
【0020】本実施形態の水滴除去装置1を備えた自動
四輪車0は、セダン型乗用車であって、図1に図示され
るように、左右のフロントドア2にドアミラー10が突出
・倒伏自在に取り付けられている。
【0021】また、図2に図示されるように、フロント
ドア2のドア本体3の外側にアウターパネル4が張設さ
れるとともに、このアウターパネル4に対し空隙を存し
てドア本体3の内側にインナーパネル5が張設され、ド
ア本体3の上方には、サイドウィンド6の周縁を枠取り
するサッシュ7が設けられるとともに、サイドウィンド
6の前縁を枠取りしかつサイドウィンド6の昇降を案内
するガイドサッシュ8が設けられている。
【0022】さらに、サッシュ7の斜め上方に傾斜した
前側サッシュ7aとガイドサッシュ8とアウターパネル
4の上縁4aとで形成される三角コーナ部にドアミラー
ガーニッシュ9が一体に装着され、図5に図示されるよ
うに、該ドアミラーガーニッシュ9とドアミラー10との
間に、サイドウィンド6およびドアミラー10の鏡面の水
滴除去用のノズル11が配設され、図3および図5に図示
されるように、アウターパネル4の上縁4aに隣接して
切欠き部4bが形成され、車体外からアウターパネル4
の切欠き部4bをノズル11の上流側開口部11bが貫通し
てドア本体3内に挿入されている。
【0023】さらにまた、図3に図示されるように、ド
アミラー10を支持する支持ブラケット12の取り付け基部
12aが、図示されないボルト、ネジ等の固定手段でもっ
て前記ドアミラーガーニッシュ9に一体に装着され、該
支持ブラケット12のドアミラー取り付け部12bに、支軸
12cを介してドアミラー10の底部が、前後に突出・倒伏
自在に枢支され、前記ノズル11から車体内側に突出した
支軸11aが支持ブラケット12の取り付け基部12aに一体
に取り付けられている。
【0024】また、前記ノズル11の上流側開口部11b
は、弁の一種である電磁弁13の上端部に挿入され、該電
磁弁13の下端部は略円筒状のエアタンク(蓄圧器)に序
め一体に接続され、該エアタンク14のエア取り入れ部14
aに可撓性エアチューブ15の一端が接続され、該可撓性
エアチューブ15の他端は、エンジンルーム17内の空気圧
縮機18に接続され、該可撓性エアチューブ15または空気
圧縮機18の吐出口に、図示されない逆止弁または開閉弁
が設けられている。
【0025】さらに、図4に図示されるように、前記空
気圧縮機18は、エンジンルーム17内において、アッパー
メンバー19とフロントピラーロアー20との近傍に位置し
たフロントフェンダー21(図1参照)の内方空間内に配
設され、該空気圧縮機18は、取り付けステー22でもって
フロントピラーロアー20に一体に取付けられている。
【0026】さらにまた、車体右方の空気圧縮機18に
は、水滴除去制御コンピュータ23が付設されており、該
水滴除去制御コンピュータ23は、図10に図示されるよ
うなフローチャートに従って動作するように構成されて
いる。
【0027】しかも、自動四輪車0には、図示されない
ナビゲーション装置が搭載され、該ナビゲーション装置
では、目的地を設定すると、交通情報を基にして最適の
経路が選定されて、図示されないデスプレイ上にその経
路が表示されるようになっている。
【0028】図1ないし図10に図示の実施形態は、前
記したように構成されているので、駐車または停車状態
において、図示されないエンジンを起動させると、ステ
ップ1にて、エアタンク14内の空気圧力が所定低圧力値
(例えば3気圧)以上あるか否か判断され、この空気圧
力が所定低圧力値以下の場合は、ステップ2に進み、空
気圧縮機18が動作し、ステップ3にてエアタンク14内の
空気圧力が所定高圧力値(例えば10気圧)以上あるか
否か判断され、このエアタンク14内空気圧力が所定高圧
力値以上になると、ステップ4に進み、空気圧縮機18は
停止し、空気圧縮機18内には高圧空気が充填される。
【0029】そして、ステップ5において、図示されな
い空気吹き付け必要性検出手段から検出信号があったか
否か判断され、この検出信号があった場合には、ステッ
プ6に進。
【0030】ステップ6において、水滴除去制御コンピ
ュータ内で、進路上の方向変更地点から手前側に向って
所定距離離れた地点に到達したか否か判断され、その地
点に到達したことが検出された時、すなわち進路変更検
出信号が発信された時に、ステップ7に進み、電磁弁13
がオンされて開放され、エアタンク14内の高圧空気は、
電磁弁13を介してノズル11のドアミラー噴出口11cおよ
びサイドウィンド噴出口11dよりドアミラー10およびサ
イドウィンド6に向って勢い良く噴出する。
【0031】さらに、ステップ8において、電磁弁13の
オンから所定時間経過したか否か判断され、所定時間経
過すれば、ステップ9に進み、電磁弁13がオフされて、
ドアミラー10の鏡面およびサイドウィンド6の外面への
空気吹き付けが終了する。
【0032】この所定時間の高圧空気吹き付けにより、
ドアミラー10の鏡面およびサイドウィンド6の外面に付
着した水滴や埃が短時間内に高い除去能力でもって、確
実に除去される。
【0033】このように、ナビゲーション装置で誘導さ
れる進路の方向変更に先だって、ドアミラー10の鏡面お
よびドアミラー10の外面へ空気吹き付けが行なわれ、進
路変更地点に到達した時には、ドアミラー10の鏡面およ
びサイドウィンド6の外面の水滴が予め除去されるた
め、目視でもって自動四輪車0の左右後方の状況を確認
でき、円滑な進路変更が可能となる。
【0034】そして、空気圧縮機18を必要最小限稼動さ
せることができるため、動力損失が節減されるととも
に、空気圧縮機18の耐用年数が増大する。
【0035】また、進路変更に先だって自動的に水滴除
去が行なわれるため、ドライバーがドアミラー10の水滴
除去操作を行なわなくても、水滴除去が適切に遂行さ
れ、ドライバーの運転負荷が軽減される。
【0036】図1ないし図10に図示の実施形態では、
図10に図示のフローチャートのように、自動四輪車0
がナビゲーション装置で選定された進路上の方向変更地
点から手前側に向って所定距離離れた地点に到達したか
否か判断するようになっていたが、請求項4記載のよう
に、図11に図示のフローチャートに従って水滴除去装
置1を動作させるようにしてもよい。
【0037】図11に図示のフローチャートのステップ
6では、ナビゲーション装置で選定された進路上の方向
変更地点に何時頃到達するであろうかということを走行
車速に基いて予測し、その予測時刻より所定時間手前の
時刻に達したか否か判断するようにしてもよい。
【0038】この実施形態では、車速と関係なく、空気
吹き付けによる水滴除去所要時間を確保して、進路変更
地点でのドアミラー10の鏡面の視界を充分に確保するこ
とができる。
【0039】また、ステップ6における所定時間と、ス
テップ8における電磁弁13のオン所定時間とは、一致し
ていてもよく、あるいは、異なって電磁弁13のオン所定
時間の方を長くし、進路変更中も空気吹き付けを行なう
ようにしてもよく、または、電磁弁13のオン所定時間を
短くし、進路変更前でも空気吹き付けを終了させてもよ
い。
【0040】図1ないし図11に図示の実施形態では、
電磁弁13のオン時間は一定であったが、請求項5記載の
ように、空気吹き付け必要性検出手段でもって、単位時
間当りの降雨量の大きな空気吹き付け必要性の高い場合
と低い場合とで、電磁弁13のオン時間を長くしまたは短
くし、さらに、ステップ6における所定距離、あるいは
所定時間を増減させるようにしてもよい。
【0041】また、請求項6記載のように、進路変更検
出手段に方向指示器を用いてもよく、この実施形態で
は、ナビゲーション装置を搭載していない車両でも、進
路変更に先だってドアミラー10の鏡面やサイドウィンド
6の外面の水滴を除去することができる。
【0042】しかも、ナビゲーション装置を搭載した車
両であっても、表示ディスプレイに指示された進路から
外れて方向変更しようとする場合に、車両の左右後方の
視界が確保される。
【0043】さらに、請求項7記載のように、空気吹き
付け必要性検出手段にワイパーの動作状態を検出する検
出器を用いてもよく、この場合には、空気吹き付け必要
性検出手段を簡単に構成することができる。
【0044】そして、ワイパーの動作状態を検出する検
出器を用いた場合には、水滴除去装置1の動作状態を目
視で容易に認識することができる。
【0045】しかも、ワイパーは、降雨状態に応じて揺
動速度を増減できるようになっているため、電磁弁13の
オン時間、またはステップ6における所定距離、あるい
は所定時間、もしくはエアタンク14の充填圧力を容易に
増減させることがでる。
【0046】さらにまた、請求項8記載のように、空気
吹き付け必要性検出手段に降雨状態を検出する検出手段
を用い、または請求項9記載のように、ドアミラー10の
鏡面に付着した水滴付着量を検出する検出手段を用い、
あるいは請求項10記載のように、ドアミラー10の鏡面
の反射分布率が所定の巾を越えたことを検出する検出手
段を用いてもよい。
【0047】さらに、前記実施形態では、空気供給手段
を、空気圧縮機、蓄圧器および電磁弁でもって構成した
が、送風機でもって構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願発明の車両用水滴除去装置を備えた自動
四輪車の斜視図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図である。
【図3】図2の要部をさらに拡大した要部拡大斜視図で
ある。
【図4】車体全体の骨格斜視図である。
【図5】図2の要部拡大平面図である。
【図6】ダクトの斜視図である。
【図7】ダクトの平面図である。
【図8】ダクトの正面図である。
【図9】図6のIX−IX線に沿って截断した横断面図であ
る。
【図10】本出願発明の一実施形態のフローチャートで
ある。
【図11】本出願発明の別の実施形態のフローチャート
である。
【符号の説明】
0…自動四輪車、1…水滴除去装置、2…フロントド
ア、3…ドア本体、4…アウターパネル、5…インナー
パネル、6…サイドウィンド、7…サッシュ、8…ガイ
ドサッシュ、9…ドアミラーガーニッシュ、10…ドアミ
ラー、11…ノズル、12…支持ブラケット、13…電磁弁、
14…エアタンク、15…可撓性エアチューブ、16…締め付
け具、17…エンジンルーム、18…空気圧縮機、19…アッ
パーメンバー、20…フロントピラーロアー、21…フロン
トフェンダー、22…取り付けステー、23…水滴除去制御
コンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 長治 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気供給手段から供給される空気をドア
    ミラーに吹き付け、その鏡面に付着した水滴を吹き飛ば
    す車両用水滴除去装置において、 ドアミラー鏡面に空気を吹き付ける必要があるか否かを
    検出する空気吹き付け必要性検出手段と、 進路を変更することを検出する進路変更検出手段とを備
    え、 前記空気吹き付け必要性検出手段から検出信号が発信さ
    れた状態にて、前記進路変更検出手段からの検出信号が
    発信される時に、その都度、ドアミラー鏡面への空気吹
    き付け動作を一定時間行なわせることを特徴とする車両
    用水滴除去制御装置。
  2. 【請求項2】 前記空気供給手段は、空気圧縮機と、該
    空気圧縮機で加圧された高圧空気を貯溜する蓄圧器と、
    該蓄圧器からドアミラーへの空気吹き出し口迄の通風路
    を開閉自在に遮断する弁とよりなり、該弁は前記車両用
    水滴除去制御装置からの制御により開閉制御されること
    を特徴とする請求項1記載の車両用水滴除去制御装置。
  3. 【請求項3】 前記進路変更検出手段は、ナビゲーショ
    ン装置において進路を変更する地点から所定距離手前側
    の地点に到達したか否かを検出する検出手段であること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用水滴
    除去制御装置。
  4. 【請求項4】 前記進路変更検出手段は、ナビゲーショ
    ン装置において進路を変更する地点に到達すると予測さ
    れる時刻より所定時間手前の時刻に達したか否かを判別
    する検出手段であることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の車両用水滴除去制御装置。
  5. 【請求項5】 前記空気吹き付け必要性検出手段は、空
    気吹き付けの必要度を検出でき、該空気吹き付け必要性
    検出手段にて検出された必要度に応じて、前記所定距離
    または所定時間を増減させることを特徴とする請求項3
    または請求項4記載の車両用水滴除去制御装置。
  6. 【請求項6】 前記進路変更検出手段は、方向指示器で
    あることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車
    両用水滴除去制御装置。
  7. 【請求項7】 前記空気吹き付け必要性検出手段は、ワ
    イパーの動作状態を検出する検出手段であることを特徴
    とする請求項1ないし請求項6いずれか記載の車両用水
    滴除去制御装置。
  8. 【請求項8】 前記空気吹き付け必要性検出手段は、降
    雨状態を検出する検出手段であることを特徴とする請求
    項1ないし請求項6いずれか記載の車両用水滴除去制御
    装置。
  9. 【請求項9】 前記空気吹き付け必要性検出手段は、前
    記ドアミラー鏡面に付着した水滴付着量を検出する検出
    手段であることを特徴とする請求項1ないし請求項6い
    ずれか記載の車両用水滴除去制御装置。
  10. 【請求項10】 前記空気吹き付け必要性検出手段は、
    前記ドアミラーの鏡面の反射率分布を検出し、この反射
    率分布が所定の巾を越えて変化したか否かを検出する検
    出手段であることを特徴とする請求項1ないし請求項6
    いずれか記載の車両用水滴除去制御装置。
JP10128698A 1998-05-12 1998-05-12 車両用水滴除去制御装置 Pending JPH11321585A (ja)

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