JPH11321319A - 自動車車体用の車体部分 - Google Patents
自動車車体用の車体部分Info
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- JPH11321319A JPH11321319A JP11068785A JP6878599A JPH11321319A JP H11321319 A JPH11321319 A JP H11321319A JP 11068785 A JP11068785 A JP 11068785A JP 6878599 A JP6878599 A JP 6878599A JP H11321319 A JPH11321319 A JP H11321319A
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- vehicle body
- contour
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- car body
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
- B60J5/0468—Fixation or mounting means specific for door components
- B60J5/0469—Fixation or mounting means specific for door components for door panels, e.g. hemming
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 自動車の車体部分の車体構造部材上への車体
外板部材の簡単かつ確実な取付けを可能にする。 【解決手段】 車体部分２の内側の車体構造部材６上へ
車体外板部材５を取外し可能に固定するため、縁輪郭片
７が設けられて、車体外板部材５の輪郭縁９及び車体構
造部材６の周縁１０を包囲している。本発明により車体
外板部材５の輪郭縁９が弾性縁輪郭片７へ埋込まれ、弾
性縁輪郭片７が、車体構造部材６の隣接する周縁１０上
にはまり合いで係止される弾性的に撓む係止突起輪郭装
置１１を持ち、係止突起輪郭装置１１に、車体構造部材
６の周縁１０を包囲する機能位置で弾性的に撓む係止突
起輪郭装置１１を拘束する釈放可能な安全装置８が付属
している。
外板部材の簡単かつ確実な取付けを可能にする。 【解決手段】 車体部分２の内側の車体構造部材６上へ
車体外板部材５を取外し可能に固定するため、縁輪郭片
７が設けられて、車体外板部材５の輪郭縁９及び車体構
造部材６の周縁１０を包囲している。本発明により車体
外板部材５の輪郭縁９が弾性縁輪郭片７へ埋込まれ、弾
性縁輪郭片７が、車体構造部材６の隣接する周縁１０上
にはまり合いで係止される弾性的に撓む係止突起輪郭装
置１１を持ち、係止突起輪郭装置１１に、車体構造部材
６の周縁１０を包囲する機能位置で弾性的に撓む係止突
起輪郭装置１１を拘束する釈放可能な安全装置８が付属
している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車車体用の車
体部分が内側の車体構造部材を持ち、この車体構造部材
の外側へ、車体外板部材が弾性的に撓む材料から成る縁
輪郭片を介してかぶせられ、車体外板部材が、内方へ曲
げられて車体外板部材の周囲に沿って延びる輪郭縁を備
えている、自動車用車体部分に関する。
体部分が内側の車体構造部材を持ち、この車体構造部材
の外側へ、車体外板部材が弾性的に撓む材料から成る縁
輪郭片を介してかぶせられ、車体外板部材が、内方へ曲
げられて車体外板部材の周囲に沿って延びる輪郭縁を備
えている、自動車用車体部分に関する。
【０００２】自動車車体用のこのような車体部分は、車
体側面扉の形で米国特許第５４４６９９９号明細書から
公知である。車体側面扉は、内側の車体構造部材及び車
体構造部材に分離可能に結合される車体外板部材を持っ
ている。車体外板部材と車体構造部材との結合は、車体
外板部材の囲繞するＪ状輪郭縁と車体構造部材の周縁と
を包囲する弾性縁輪郭片によって行われる。弾性縁輪郭
片はＨ状断面を持っている。
体側面扉の形で米国特許第５４４６９９９号明細書から
公知である。車体側面扉は、内側の車体構造部材及び車
体構造部材に分離可能に結合される車体外板部材を持っ
ている。車体外板部材と車体構造部材との結合は、車体
外板部材の囲繞するＪ状輪郭縁と車体構造部材の周縁と
を包囲する弾性縁輪郭片によって行われる。弾性縁輪郭
片はＨ状断面を持っている。
【０００３】ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９５１
４９６３号明細書から、扉板の形の外側覆い及び内側覆
いを持つ自動車扉が公知である。扉板の下側に折れ曲が
り部を設け、内側覆いの周縁をこの折れ曲がり部へはめ
ることによって、扉板と内側覆いが互いに結合されてい
る。上側には、別の切込みが設けられ、この切込みの所
で扉板とは反対側の壁が係止突起として形成されてい
る。この係止突起は、自動車扉の本体の適当な切込みへ
クリツプ状にはまっている。本体の上縁及び扉板のウエ
ブ状延長部は、更に金属クリツプを介して互いに結合さ
れている。
４９６３号明細書から、扉板の形の外側覆い及び内側覆
いを持つ自動車扉が公知である。扉板の下側に折れ曲が
り部を設け、内側覆いの周縁をこの折れ曲がり部へはめ
ることによって、扉板と内側覆いが互いに結合されてい
る。上側には、別の切込みが設けられ、この切込みの所
で扉板とは反対側の壁が係止突起として形成されてい
る。この係止突起は、自動車扉の本体の適当な切込みへ
クリツプ状にはまっている。本体の上縁及び扉板のウエ
ブ状延長部は、更に金属クリツプを介して互いに結合さ
れている。
【０００４】欧州特許出願公開第０４２４７６０号明細
書は、分離可能な扉板を備えた本体を持つ別の自動車扉
を開示している。本体及び扉板の互いに対応する縁が向
かい合って開く溝を持ち、縁を互いに結合しかつ熱膨張
差を相殺する粘弾性輪郭条片がこれらの溝へ挿入されて
いることにより、扉板が簡単に交換可能である。
書は、分離可能な扉板を備えた本体を持つ別の自動車扉
を開示している。本体及び扉板の互いに対応する縁が向
かい合って開く溝を持ち、縁を互いに結合しかつ熱膨張
差を相殺する粘弾性輪郭条片がこれらの溝へ挿入されて
いることにより、扉板が簡単に交換可能である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、車体
構造部材上への車体外板部材の簡単かつ確実な取付けを
可能にする、最初にあげた種類の車体部分を提供するこ
とである。
構造部材上への車体外板部材の簡単かつ確実な取付けを
可能にする、最初にあげた種類の車体部分を提供するこ
とである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、車体外板部材の輪郭縁が弾性縁輪郭片
へ埋込まれ、弾性縁輪郭片が、車体構造部材の隣接する
周縁上にはまり合いで係止される弾性的に撓む係止突起
輪郭装置を持ち、係止突起輪郭装置に、車体構造部材の
周縁を包囲する機能位置で弾性的に撓む係止突起輪郭装
置を拘束する釈放可能な安全装置が付属している。安全
装置により車体構造部材に車体外板部材を固定すること
により、車体外板部材が車体構造部材から再び外れるの
を防止される。更に安全装置は盗難及び侵入の防止を保
証する。なぜならば、車体外板は縁輪郭片の機能位置で
外方へ引き離されることがないからである。本発明によ
る解決策によって、車体外板部材の簡単な交換が可能に
なる。更に本発明による解決策は、車体部分の両方の部
材の適当な塗装が完了した時に初めて、車体外板部材を
車体構造部材上へ取付けることができる。更に車体構造
部材は、その機能に応じて、全自動車車体内で、外から
簡単に取付けることができる適当な機能装置を装備され
ることもできる。車体外板部材の取付けは、それから初
めて続いて即ち車体構造部材の取付けの完了後に行うこ
とができる。これらの利点は、特に車体部分を車両側面
扉又は車両後部はね蓋として構成する場合に生じる。な
ぜならば、これらの部材では、多数の機械、電気、空気
圧及び電子構成素子を車両側面扉又はばね蓋に収容せね
ばならないからである。その収容は、既に外板がかぶせ
られている場合内側から行うよりも、外側から著しく簡
単に行うことができる。弾性縁輪郭片への輪郭縁の埋込
みは、適当な工具型内で可塑状態にある縁輪郭片の弾性
的に撓む材料により輪郭縁を包囲することによって、好
ましいやり方で行われる。しかし縁輪郭片は、製造の完
了した状態で初めて車体外板部材の輪郭縁上へかぶせる
こともできる。これは、縁輪郭片の充分な弾性の撓み
で、多額の費用なしに可能であり、この実施例でも、弾
性縁輪郭片による輪郭縁の包囲は、車体外板部材上への
縁輪郭片の確実な拘束を保証する。
本発明によれば、車体外板部材の輪郭縁が弾性縁輪郭片
へ埋込まれ、弾性縁輪郭片が、車体構造部材の隣接する
周縁上にはまり合いで係止される弾性的に撓む係止突起
輪郭装置を持ち、係止突起輪郭装置に、車体構造部材の
周縁を包囲する機能位置で弾性的に撓む係止突起輪郭装
置を拘束する釈放可能な安全装置が付属している。安全
装置により車体構造部材に車体外板部材を固定すること
により、車体外板部材が車体構造部材から再び外れるの
を防止される。更に安全装置は盗難及び侵入の防止を保
証する。なぜならば、車体外板は縁輪郭片の機能位置で
外方へ引き離されることがないからである。本発明によ
る解決策によって、車体外板部材の簡単な交換が可能に
なる。更に本発明による解決策は、車体部分の両方の部
材の適当な塗装が完了した時に初めて、車体外板部材を
車体構造部材上へ取付けることができる。更に車体構造
部材は、その機能に応じて、全自動車車体内で、外から
簡単に取付けることができる適当な機能装置を装備され
ることもできる。車体外板部材の取付けは、それから初
めて続いて即ち車体構造部材の取付けの完了後に行うこ
とができる。これらの利点は、特に車体部分を車両側面
扉又は車両後部はね蓋として構成する場合に生じる。な
ぜならば、これらの部材では、多数の機械、電気、空気
圧及び電子構成素子を車両側面扉又はばね蓋に収容せね
ばならないからである。その収容は、既に外板がかぶせ
られている場合内側から行うよりも、外側から著しく簡
単に行うことができる。弾性縁輪郭片への輪郭縁の埋込
みは、適当な工具型内で可塑状態にある縁輪郭片の弾性
的に撓む材料により輪郭縁を包囲することによって、好
ましいやり方で行われる。しかし縁輪郭片は、製造の完
了した状態で初めて車体外板部材の輪郭縁上へかぶせる
こともできる。これは、縁輪郭片の充分な弾性の撓み
で、多額の費用なしに可能であり、この実施例でも、弾
性縁輪郭片による輪郭縁の包囲は、車体外板部材上への
縁輪郭片の確実な拘束を保証する。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の構成では、縁輪郭片が、
輪郭縁を隣接する車体部分の側面に対して並べる密封リ
ツプ部分を持ち、この密封リツプ部分が互いに隣接する
車体部分の間の間隔継ぎ目をふさぐように、密封リツプ
部分が車体外板部材の外側輪郭と同一面をなして終って
いる。それにより適当な間隔継ぎ目の確実な密封が行わ
れる。この構成は、車体部分を車両側面扉として形成す
る場合特に有利である。なぜならば、その場合密封リツ
プ部分により扉継ぎ目を密封できるからである。
輪郭縁を隣接する車体部分の側面に対して並べる密封リ
ツプ部分を持ち、この密封リツプ部分が互いに隣接する
車体部分の間の間隔継ぎ目をふさぐように、密封リツプ
部分が車体外板部材の外側輪郭と同一面をなして終って
いる。それにより適当な間隔継ぎ目の確実な密封が行わ
れる。この構成は、車体部分を車両側面扉として形成す
る場合特に有利である。なぜならば、その場合密封リツ
プ部分により扉継ぎ目を密封できるからである。
【０００８】本発明の別の構成では、縁輪郭片が、安全
装置を受入れるため、係止突起輪郭装置に続く差込み溝
を持ち、安全装置が対応する差込み輪郭片として形成さ
れて、差込み溝に摩擦で受入れ可能である。これは特に
簡単かつ動作確実な構成であり、差込み輪郭片を枠状に
形成して、内張りの一部とすることができる。
装置を受入れるため、係止突起輪郭装置に続く差込み溝
を持ち、安全装置が対応する差込み輪郭片として形成さ
れて、差込み溝に摩擦で受入れ可能である。これは特に
簡単かつ動作確実な構成であり、差込み輪郭片を枠状に
形成して、内張りの一部とすることができる。
【０００９】本発明の構成では、差込み溝が対向する側
面に鋸歯状刻み目を備えている。これらの刻み目によ
り、差込み輪郭片の動作位置で、差込み輪郭片と縁輪郭
片との間の摩擦が高められる。
面に鋸歯状刻み目を備えている。これらの刻み目によ
り、差込み輪郭片の動作位置で、差込み輪郭片と縁輪郭
片との間の摩擦が高められる。
【００１０】本発明の別の構成では、縁輪郭片の弾性材
料が絶縁特性を持っている。それにより特に車体構造部
材からの車体外板部材の遮音が行われる。
料が絶縁特性を持っている。それにより特に車体構造部
材からの車体外板部材の遮音が行われる。
【００１１】本発明の別の構成では、密封リツプと係止
突起輪郭装置が縁輪郭片の一体に形成される部分として
構成されている。これは縁輪郭片の特に簡単かつ安価な
製造を可能にする。
突起輪郭装置が縁輪郭片の一体に形成される部分として
構成されている。これは縁輪郭片の特に簡単かつ安価な
製造を可能にする。
【００１２】本発明の別の利点及び特徴は従属請求項か
らわかる。図面により本発明の好ましい実施例を以下に
説明する。
らわかる。図面により本発明の好ましい実施例を以下に
説明する。
【００１３】
【実施例】図１によれば、乗用自動車１は一体形車体を
持ち、この車体は車体部分として特に対向する側面に２
つの前部側側面扉２を持ち、これらの車両の側面扉は互
いに同じに形成されている。このような車両側面扉２は
車体の切欠きに揺動可能に支持され、車両縦方向に後方
へＢコラム４が車両側面扉２に続いて、同様に自動車車
体の車体部分をなしている。車両側面扉２と車体の適当
な車体部分により形成される車体切欠きとの間には間隔
継ぎ目即ち扉継ぎ目３が残っている。
持ち、この車体は車体部分として特に対向する側面に２
つの前部側側面扉２を持ち、これらの車両の側面扉は互
いに同じに形成されている。このような車両側面扉２は
車体の切欠きに揺動可能に支持され、車両縦方向に後方
へＢコラム４が車両側面扉２に続いて、同様に自動車車
体の車体部分をなしている。車両側面扉２と車体の適当
な車体部分により形成される車体切欠きとの間には間隔
継ぎ目即ち扉継ぎ目３が残っている。
【００１４】車両側面扉２は、内側部材として役立つ車
体構造部材６を持ち、この車体構造部材６に窓ガラス、
窓昇降駆動装置、扉内側取っ手、扉錠、拡声器等のよう
な車両側面扉２の種々の機能装置が組込まれている。車
両側面扉２の車体外板部材５は、外から車体構造部材６
上で後述するように取付けられ、車体外板部材５を車体
構造部材６上に固定するため、弾性的に撓むプラスチツ
クから一体に製造される縁輪郭片７が設けられている。
縁輪郭片７は、車体外板部材５の全周にわたって囲繞し
て延びる車体外板部材５のＣ字状輪郭縁９をはまりあい
で包囲している。本発明の図示してない実施例では、輪
郭縁は部分的に外板部材の周囲にわたって分布して設け
られている。
体構造部材６を持ち、この車体構造部材６に窓ガラス、
窓昇降駆動装置、扉内側取っ手、扉錠、拡声器等のよう
な車両側面扉２の種々の機能装置が組込まれている。車
両側面扉２の車体外板部材５は、外から車体構造部材６
上で後述するように取付けられ、車体外板部材５を車体
構造部材６上に固定するため、弾性的に撓むプラスチツ
クから一体に製造される縁輪郭片７が設けられている。
縁輪郭片７は、車体外板部材５の全周にわたって囲繞し
て延びる車体外板部材５のＣ字状輪郭縁９をはまりあい
で包囲している。本発明の図示してない実施例では、輪
郭縁は部分的に外板部材の周囲にわたって分布して設け
られている。
【００１５】輪郭縁９は縁輪郭片７により包囲されて、
輪郭縁９が縁輪郭片７に完全に押込まれるようになって
いる。Ｃ字状輪郭縁９は内方へ直角に曲げられ、その自
由端が再び直角に車体構造部材６の方へ湾曲されてい
る。輪郭縁９を包囲する縁輪郭片７の輪郭部分は密封リ
ツプ部分１２を持ち、この密封リツプ部分は車体外板部
材５の外側輪郭と同一面をなし、輪郭縁９に対向するそ
の外側は、車両側面扉２の閉じた状態で扉継ぎ目３が密
封リツプ部分１２により完全にふさがれ、従って密封さ
れるように、形成されている。図２からわかるように、
密封リツプ部分１２は反対側へ突出する２つのひれリツ
プを持ち、これらのひれリツプが一方では車体外部部材
５に接し他方では図示しない車体切欠きに接している。
輪郭縁９が縁輪郭片７に完全に押込まれるようになって
いる。Ｃ字状輪郭縁９は内方へ直角に曲げられ、その自
由端が再び直角に車体構造部材６の方へ湾曲されてい
る。輪郭縁９を包囲する縁輪郭片７の輪郭部分は密封リ
ツプ部分１２を持ち、この密封リツプ部分は車体外板部
材５の外側輪郭と同一面をなし、輪郭縁９に対向するそ
の外側は、車両側面扉２の閉じた状態で扉継ぎ目３が密
封リツプ部分１２により完全にふさがれ、従って密封さ
れるように、形成されている。図２からわかるように、
密封リツプ部分１２は反対側へ突出する２つのひれリツ
プを持ち、これらのひれリツプが一方では車体外部部材
５に接し他方では図示しない車体切欠きに接している。
【００１６】縁輪郭片７により車体外板部材５を車体構
造部材６の周縁１０上に固定するため、この周縁１０は
Ｓ状に曲げられて、縁輪郭片７の係止突起輪郭装置１１
用の囲繞する受入れ段部を形成している。周縁１０は車
体構造部材６の全周にわたって延びているが、輪郭縁９
と同じように部分的に中断されていてもよい。縁輪郭片
７も、その密封リツプ部分１２及び係止突起輪郭装置１
１を含めて、輪郭縁９及び周縁１０の全周にわたって囲
繞して延びている。係止突起輪郭装置１１と輪郭縁９を
埋込む縁輪郭片７の輪郭部分との間には囲繞する差込み
溝１４が設けられ、この差込み溝１４により係止突起輪
郭装置１１が弾性的に撓むように形成されている。係止
突起輪郭装置１１は詳細には示していない開始斜面を持
ち、この開始斜面により、縁輪郭片７が車体外板部材５
を含めて、車両横方向へ即ち外から、車体構造部材６の
周縁６上へ押しはめ可能である。その際係止突起輪郭装
置１１は、輪郭縁９を包囲する輪郭部分の方へ、外方へ
押され、それにより開始斜面が周縁１０の端縁に沿って
滑る。機能位置で、係止突起輪郭装置１１が周縁１０に
係合することによって、この係止突起輪郭装置１１が周
縁１０上に係止される。係止突起輪郭装置１１はなるべ
く周方向に複数の部分に分割されているので、係止突起
輪郭装置の直線状部分のみが生じて、外方への弾性撓み
を簡単に可能にする。
造部材６の周縁１０上に固定するため、この周縁１０は
Ｓ状に曲げられて、縁輪郭片７の係止突起輪郭装置１１
用の囲繞する受入れ段部を形成している。周縁１０は車
体構造部材６の全周にわたって延びているが、輪郭縁９
と同じように部分的に中断されていてもよい。縁輪郭片
７も、その密封リツプ部分１２及び係止突起輪郭装置１
１を含めて、輪郭縁９及び周縁１０の全周にわたって囲
繞して延びている。係止突起輪郭装置１１と輪郭縁９を
埋込む縁輪郭片７の輪郭部分との間には囲繞する差込み
溝１４が設けられ、この差込み溝１４により係止突起輪
郭装置１１が弾性的に撓むように形成されている。係止
突起輪郭装置１１は詳細には示していない開始斜面を持
ち、この開始斜面により、縁輪郭片７が車体外板部材５
を含めて、車両横方向へ即ち外から、車体構造部材６の
周縁６上へ押しはめ可能である。その際係止突起輪郭装
置１１は、輪郭縁９を包囲する輪郭部分の方へ、外方へ
押され、それにより開始斜面が周縁１０の端縁に沿って
滑る。機能位置で、係止突起輪郭装置１１が周縁１０に
係合することによって、この係止突起輪郭装置１１が周
縁１０上に係止される。係止突起輪郭装置１１はなるべ
く周方向に複数の部分に分割されているので、係止突起
輪郭装置の直線状部分のみが生じて、外方への弾性撓み
を簡単に可能にする。
【００１７】係止突起輪郭装置１１の係止された機能位
置において、車体外板部材５が再び外方へ外されること
があるのを防止するため、差込み溝１４へ、安全装置と
して役立つ枠状の差込み輪郭片８が適当な差込み部分１
３を押し込まれる。差込み輪郭片８は車両側面扉２の内
張りの一部であってもより。差込み輪郭片８はなるべく
アルミニウムから作られている。差込み溝１４内におけ
る差込み部分１３の確実な拘束を行うため、差込み溝１
４の側壁は鋸歯状刻み目１５を備えている。差込み輪郭
片８の差込まれた状態で、この差込み片８が係止突起輪
郭装置１１の弾性的な撓みを阻止するので、車体外板部
材５が車体構造部材６から外されることがない。車体構
造部材６から車体外板部材５を外すため、差込み輪郭片
８が簡単に除去され、それにより車体外板部分５を続い
て外方へ引出すことができる。
置において、車体外板部材５が再び外方へ外されること
があるのを防止するため、差込み溝１４へ、安全装置と
して役立つ枠状の差込み輪郭片８が適当な差込み部分１
３を押し込まれる。差込み輪郭片８は車両側面扉２の内
張りの一部であってもより。差込み輪郭片８はなるべく
アルミニウムから作られている。差込み溝１４内におけ
る差込み部分１３の確実な拘束を行うため、差込み溝１
４の側壁は鋸歯状刻み目１５を備えている。差込み輪郭
片８の差込まれた状態で、この差込み片８が係止突起輪
郭装置１１の弾性的な撓みを阻止するので、車体外板部
材５が車体構造部材６から外されることがない。車体構
造部材６から車体外板部材５を外すため、差込み輪郭片
８が簡単に除去され、それにより車体外板部分５を続い
て外方へ引出すことができる。
【００１８】図示した実施例では、、車体外板部材５の
塗装の完了後、縁輪郭片７が輪郭縁９上へかぶせられ、
その際縁輪郭片７がこのようにかぶせられるために充分
な弾性可撓性を持っている。車体外板部材５は、なるべ
く別の部材としての車体構造部材６の塗装と共に塗装さ
れる。縁輪郭片７による車体外板部材５の取付けは、車
体構造部材６へのすべての機能装置の取付けの完了後に
行われる。
塗装の完了後、縁輪郭片７が輪郭縁９上へかぶせられ、
その際縁輪郭片７がこのようにかぶせられるために充分
な弾性可撓性を持っている。車体外板部材５は、なるべ
く別の部材としての車体構造部材６の塗装と共に塗装さ
れる。縁輪郭片７による車体外板部材５の取付けは、車
体構造部材６へのすべての機能装置の取付けの完了後に
行われる。
【図１】車両側面扉の形の本発明による車体部分の実施
例を備えた乗用自動車の概略側面図である。
例を備えた乗用自動車の概略側面図である。
【図２】図１切断線に沿う車両側面扉の拡大断面図であ
る。
る。
１ 乗用自動車 ２，４ 車体部分 ５ 車体外板部材 ６ 内側車体構造部材 ７ 縁輪郭片 ８ 安全装置 ９ 輪郭縁 １０ 周縁 １１ 係止突起輪郭装置
Claims (8)
- 【請求項１】 自動車車体用の車体部分が内側の車体構
造部材を持ち、この車体構造部材の外側へ、車体外板部
材が弾性的に撓む材料から成る縁輪郭片を介してかぶせ
られ、車体外板部材が、内方へ曲げられて車体外板部材
の周囲に沿って延びる輪郭縁を備えているものにおい
て、車体外板部材（５）の輪郭縁（９）が弾性縁輪郭片
（７）へ埋込まれ、弾性縁輪郭片（７）が、車体構造部
材（６）の隣接する周縁（１０）上にはまり合いで係止
される弾性的に撓む係止突起輪郭装置（１１）を持ち、
係止突起輪郭装置（１１）に、車体構造部材（６）の周
縁（１０）を包囲する機能位置で弾性的に撓む係止突起
輪郭装置（１１）を拘束する釈放可能な安全装置（８）
が付属していることを特徴とする、自動車車体用の車体
部分 - 【請求項２】 縁輪郭片（７）が、輪郭縁（９）を隣接
する車体部分（４）の側面に対して並べる密封リツプ部
分（１２）を持ち、この密封リツプ部分（４）が互いに
隣接する車体部分（２，４）の間の間隔継ぎ目（３）を
ふさぐように、密封リツプ部分（１２）が車体外板部材
（５）の外側輪郭と同一面をなして終っていることを特
徴とする、請求項１に記載の車体部分 - 【請求項３】 縁輪郭片（７）が、安全装置（８）を受
入れるため、係止突起輪郭装置（１１）に続く差込み溝
（１４）を持ち、安全装置（８）が対応する差込み輪郭
片（８）として形成されて、差込み溝（１４）に摩擦で
受入れ可能であることを特徴とする、請求項１又は２に
記載の車体部分。 - 【請求項４】 差込み溝（１４）が対向する側面に鋸歯
状刻み目（１５）を備えていることを特徴とする、請求
項３に記載の車体部分。 - 【請求項５】 係止突起輪郭装置（１１）が開始斜面を
持ち、縁輪郭片（７）を車体構造部分（６）の周縁（１
０）上へはめる際、この開始斜面により係止突起輪郭装
置（１１）が弾性的に曲がりながら強制的に側方へ押さ
れることを特徴とする、請求項１に記載の車体部分 - 【請求項６】 縁輪郭片（７）が車体構造部分（６）の
周縁（１０）上に釈放可能に保持されていることを特徴
とする、請求項１〜５の１つに記載の車体部分。 - 【請求項７】 縁輪郭片（７）の弾性材料が絶縁特性を
持っていることを特徴とする、請求項１〜６の１つに記
載の車体部分。 - 【請求項８】 密封リツプ（１２）と係止突起輪郭装置
（１１）が縁輪郭片（７）の一体に形成される部分とし
て構成されていることを特徴とする、請求項１〜７の１
つに記載の車体部分。
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