JPH11319715A - 円筒スクリーン回転式篩過機 - Google Patents

円筒スクリーン回転式篩過機

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JPH11319715A
JPH11319715A JP14064198A JP14064198A JPH11319715A JP H11319715 A JPH11319715 A JP H11319715A JP 14064198 A JP14064198 A JP 14064198A JP 14064198 A JP14064198 A JP 14064198A JP H11319715 A JPH11319715 A JP H11319715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
sieved
cylindrical
mesh
cylindrical screen
Prior art date
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Pending
Application number
JP14064198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Noguchi
泰 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH11319715A publication Critical patent/JPH11319715A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被篩物を投入位置よりも高い位置から取り出
すことができ、また、篩過距離を長く取ることができ、
更に、騒音の少ない篩過機を提供する。 【解決手段】 円筒状のスクリーン1と、このスクリー
ン1を傾斜して回転自在に支持するローラ3,4と、こ
のローラ4を回転駆動する駆動装置5と、スクリーン内
に設けられたラセン状案内2と、スクリーン下部に設け
られ被篩物を供給する投入ホッパ6と、スクリーン1に
沿って設けられふるい分けした製品を取り出す製品取り
出し部10,11と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原料をふるい分け
るふるいに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の篩過機はフラットなスクリーン上
に被篩物を投入し、スクリーンに振動を与えることによ
り分級を行っている。いくつかの粒度に同時に分級を行
う場合は、メッシュの異なるスクリーンを積み重ね、上
部より被篩物を投入し、スクリーンを通過した被篩物を
順次取り出し、ふるい分けしている。
【0003】図4は従来の篩過機の一例を示す。メッシ
ュの異なる3段のふるいと、これを弾性支持する起振機
とからなり、頂部の投入口より被篩物が投入され、各ふ
るいの取り出し口からメッシュに応じた製品を取り出
す。起振機は各ふるいを上下、左右に振動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなフラットな
スクリーンを積層し振動させる篩過機の場合、次のよう
な問題がある。 被篩物を上部から投入し、下部から排出するので、
篩過機を製造ラインに組み込むためには、被篩物投入用
のリフトあるいは次工程投入用リフト等が必要となる。 フラットなスクリーンを使用するため、篩過距離を
取るためには篩装置が大きくなる。 振動を利用するため、騒音が大きい。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、本発明の目的は、被篩物を投入位置よりも高い
位置から取り出すことができ、また、篩過距離を長く取
ることができ、更に、騒音の少ない篩過機を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明では、円筒状のスクリーンと、このスク
リーンを傾斜して回転自在に支持するローラと、このロ
ーラを回転駆動する駆動装置と、前記スクリーン内に設
けられたラセン状案内と、前記スクリーン下部に設けら
れ被篩物を供給する投入ホッパと、前記スクリーンに沿
って設けられふるい分けした製品を取り出す製品取り出
し部と、を備える。
【0007】円筒状のスクリーンを被篩物投入側を下側
にし、製品取り出し側を上側になるよう斜めに設定し、
ローラで回転自在に支持する。被篩物を投入ホッパーか
ら投入し、駆動装置を回転すると、被篩物はラセン状案
内により、回転しながら上昇しスクリーンでふるい分け
されてゆく。このようにして上昇しながらふるい分けさ
れた被篩物は製品となって製品取り出し部から取り出さ
れる。これにより投入位置より高い位置から製品を取り
出すことができる。また、スクリーンを円筒型と立体化
することにより、篩過距離を長くとることができ、装置
を小型化することができる。さらに、ふるい動作を回転
により行うため、振動方式と比較して騒音が少ない。
【0008】請求項2の発明では、前記スクリーンの網
目は円筒軸方向で変化しており、上部にゆくに従い大き
くなる。
【0009】かかる構成により、被篩物を粒子の大きさ
毎にふるい分ける分級が可能になる。網目の変化位置に
応じた位置に製品取り出し口を設け、分級した製品を取
り出すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は実施形態の円筒スクリーン回
転式篩過機の構成を示す図である。図2は図1のX−X
断面を示し、図3は図1のY−Y断面を示す。円筒スク
リーン1は両端に周囲を金属板で覆われた円筒端部1aが
設けられ、中間には下側より網目の小さい第1網目部1
a 、これ1a より大きな網目の第2網目部1bが設けら
れ、第1網目部1aが第2網目部1bより下側になるよ
うに傾斜している。円筒スクリーン内面に沿ってスパイ
ラル2が設けられ、円筒スクリーン1の回転により被篩
物が上昇していくように構成されている。両側の円筒端
部1a には、図3に示すように、それぞれ下側に2個の
ローラが設けられ、上側を上部ローラ3、下側を下部ロ
ーラ4とする。
【0011】下部ローラ4の一方(または両方)は電動
モータ等の駆動装置5により回転駆動される。下側の円
筒端部1aには投入ホッパー6が設けられ、被篩物の投
入が行われる。第1網目部1bと第2網目部1cの下面
には受け7が設けられ、両網目部1b,1cの境界位置
で仕切り材7aにより仕切られている。この受け7の上
部には、第1網目部1bと第2網目部1cとを覆ってカ
バー8が設けられ、被篩物の飛散を防止する。受け7の
第1網目部1bの下部には、微粉を取り出す微粉取り出
し口9、第2網目部1cの下部には、第1網目と第2網
目の間の大きさの粒子を取り出す第1製品取り出し口1
0が設けられている。上側の円筒端部1aの上端には第
2網目より大きな粒子を取り出す第2製品取り出し口1
1が設けられている。上部ローラ3は支柱12aにより
支持され、下部ローラは支柱12bに支持されており、
これらの支柱12a,12bは車輪を有する架台12に
取り付けられている。
【0012】次に、動作について説明する。まづ駆動装
置5を回転させ、図3に示すように円筒スクリーン1を
回転する。回転方向はスパイラル2の回転により被篩物
が上昇してゆく方向とする。次に、被篩物を投入ホッパ
ー6から投入する。被篩物は下側の円筒端部1a内に入
り、スパイラル2により上昇して第1網目部1bに入
り、第1網目を通過する粒子は落下して、微粉取り出し
口9から取り出される。
【0013】第2網目部1cに入った被篩物の内、第2
網目を通過した粒子は落下して第1製品取り出し口10
より取り出される。第2網目を通過しない粒子は第2製
品取り出し口11から取り出される。これにより、第1
網目より小さい粒子、第1網目より大きく、第2網目よ
り小さな粒子、第2網目より大きな粒子の3クラスに分
級できる。実施形態では、網目の種類は2種類とした
が、任意の種類とすることができ、網目の種類+1に分
級することができる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、円筒スクリーン回転式篩過機とすることにより、被
篩物を投入位置より高い位置から取り出すことが可能に
なり、次工程投入のためのコンベアなどの搬送機器が不
要になる。また、篩過距離が長く取れるため、装置がコ
ンパクトになる。さらに、振動音がないので、騒音対策
が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】図1のY−Y断面図である。
【図4】従来の多段振動型篩過機の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 円筒スクリーン 1a 円筒端部 1b 第1網目部 1c 第2網目部 2 スパイラル 3 上部ローラ 4 下部ローラ 5 駆動装置 6 投入ホッパー 7 受け 8 カバー 9 微粉取り出し口 10 第1製品取り出し口 11 第2製品取り出し口 12 架台 12a,12b 支柱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のスクリーンと、このスクリーン
    を傾斜して回転自在に支持するローラと、このローラを
    回転駆動する駆動装置と、前記スクリーン内に設けられ
    たラセン状案内と、前記スクリーン下部に設けられ被篩
    物を供給する投入ホッパと、前記スクリーンに沿って設
    けられふるい分けした製品を取り出す製品取り出し部
    と、を備えたことを特徴とする円筒スクリーン回転式篩
    過機。
  2. 【請求項2】 前記スクリーンの網目は円筒軸方向で変
    化しており、上部にゆくに従い大きくなることを特徴と
    する請求項1記載の円筒スクリーン回転式篩過機。
JP14064198A 1998-05-22 1998-05-22 円筒スクリーン回転式篩過機 Pending JPH11319715A (ja)

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JP14064198A JPH11319715A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 円筒スクリーン回転式篩過機

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JP14064198A JPH11319715A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 円筒スクリーン回転式篩過機

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JPH11319715A true JPH11319715A (ja) 1999-11-24

Family

ID=15273404

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14064198A Pending JPH11319715A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 円筒スクリーン回転式篩過機

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102688847A (zh) * 2012-04-26 2012-09-26 中石油东北炼化工程有限公司吉林设计院 木薯干原料的筛分装置
CN102873022A (zh) * 2012-06-06 2013-01-16 王松正 旋转螺旋滚筒式振动筛分机
CN102873021A (zh) * 2012-06-06 2013-01-16 王松正 滚筒式旋转螺旋振动筛分机
CN105436071A (zh) * 2015-12-31 2016-03-30 石家庄学院 一种用于锌灰生产的螺旋式振动筛
CN107626606A (zh) * 2017-10-12 2018-01-26 哈尔滨理工大学 对称搓动式圆柱滚子缺陷检测机构
CN110465480A (zh) * 2019-08-23 2019-11-19 湖北民族大学 一种山药零余子滚筒式分级筛的使用方法

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