JPH11318936A - 手術用顕微鏡装置 - Google Patents

手術用顕微鏡装置

Info

Publication number
JPH11318936A
JPH11318936A JP10135149A JP13514998A JPH11318936A JP H11318936 A JPH11318936 A JP H11318936A JP 10135149 A JP10135149 A JP 10135149A JP 13514998 A JP13514998 A JP 13514998A JP H11318936 A JPH11318936 A JP H11318936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
image
operator
microscope apparatus
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10135149A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyojiro Nanbu
恭二郎 南部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Technology Research Association of Medical and Welfare Apparatus
Original Assignee
Technology Research Association of Medical and Welfare Apparatus
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Technology Research Association of Medical and Welfare Apparatus filed Critical Technology Research Association of Medical and Welfare Apparatus
Priority to JP10135149A priority Critical patent/JPH11318936A/ja
Publication of JPH11318936A publication Critical patent/JPH11318936A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】術野内の被検体に対するアクセスを向上し術者
への負担を軽減できる手術用顕微鏡装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】術野Rの光学像を得る光学系、及びこの光
学系から得られた光学像を撮像して映像信号を出力する
ビデオカメラを有し、術野R上を鉛直方向に移動可能で
あって、かつこの場合の作動距離が所定の距離以上に定
められた鏡筒1と、術者5が鏡筒1の側面に対向した状
態で観察可能な位置であって、かつ術者5から見て鏡筒
1よりも奥の位置に配置され、ビデオカメラ2から出力
された映像信号に基づく映像を表示するディスプレイ装
置4と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば手術用の顕
微鏡装置(「マイクロスコープ(Microscope)」とも称
する)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている図9に示すような
手術用顕微鏡装置を用いた手術においては、術者(操作
者)は自分の目を顕微鏡装置の接眼鏡に位置付けてして
おく必要がある。このため、(1)顕微鏡装置を移動さ
せた場合は、これに応じて術者自身も移動するか、ある
いは姿勢を変えなければならない。
【0003】また、(2)顕微鏡画像以外のものを観察
するときなど術者が接眼鏡から目を離す場合(図10参
照)は、術野に手を置いたままにするのは危険であるた
め、まず手を術野から遠ざけてから目を接眼鏡以外の他
の方向に向けるという手順を踏まなければならない。顕
微鏡画像を観察しながらの手術に再び戻る場合は、これ
と逆の手順を行う。そして、術者が頻繁に接眼鏡から目
を離すような場合は以上の手順を繰り返し行う必要があ
った。
【0004】つまり、図11に示すような光学式の接眼
鏡を備えた従来の手術用顕微鏡装置は上記(1)及び
(2)のように術者に特定の動作を課しており、このこ
とが術者の負担となる場合があった。
【0005】そこで、顕微鏡装置の接眼鏡を術者が直接
覗くのではなく、光学像をビデオカメラ等の撮像手段に
よって撮像し、これにより得られた映像を表示手段によ
って表示するビデオ顕微鏡装置(図12参照)が考案さ
れた。さらに、左目用と右目用の画像を各々表示するこ
とで、いわゆる立体視が可能なビデオ顕微鏡装置も考案
されている。
【0006】立体視が可能なビデオ顕微鏡装置(立体ビ
デオ顕微鏡)は、その表示手段としてヘッドマウントデ
ィスプレイ装置(HMD )を備えるものや、顔前の位置に
吊り下げられる小型のLCD ビューア(LCD ;液晶表示装
置)を備えるものなどが知られている。
【0007】図13は従来例に係るヘッドマウントディ
スプレイ装置(HMD )の外観を示す図である。同図にお
いて、131は右目用ディスプレイ、132は左目用デ
ィスプレイ、133はヘッドギアを示している。
【0008】また図14は従来例に係る小型LCD ビュー
アの外観を示す図である。同図において、141はハン
ガー、142は右目用LCD、143は左目用LCD、
144は右目用の観察窓、145は左目用の観察窓であ
る。
【0009】しかしながら、HMD を備える前者の装置
は、顕微鏡画像以外のものを見る場合にはその都度HMD
を眼前から外すという術者の動作が必要であり、後者の
装置についても、やはり、術野から手を遠ざけるなど術
者の動作が必要になる。つまり、上記(2)に述べたよ
うな、術者の負担となるような動作を課すという不具合
は立体ビデオ顕微鏡においても依然として解決されてい
ない。
【0010】さらに、(3)HMD や小型LCD ビューアの
使用時において、目の調節(水晶体の焦点距離を調整す
ること。これを専門用語で単に「調節」という)は比較
的近距離であり、典型的には25〜35cmの、いわゆ
る明視の距離に適応することが多い。このため、HMD を
外したり小型LCD ビューアから顔をどけたとき、より遠
くにある物を見る場合は調節が変化するが、特に高齢の
医師にとっては急激な調整は困難であり、数秒間にわた
ってピントが合わない場合が多い。
【0011】また、図15に示すように術野から比較的
遠距離に中〜大型のディスプレイ装置を配置し、このデ
ィスプレイ装置に顕微鏡画像を表示する装置構成も考え
られている。しかしながら、この構成では術者が首をひ
ねってディスプレイ面(矢印Cによって示す方向)を見
ながら手術することになり、術者は大変な疲労感を覚え
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
を解決すべくなされたものであり、術野内の被検体に対
するアクセスを向上し術者への負担を軽減できる手術用
顕微鏡装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の手術用顕微鏡装置は次のよう
に構成されている。 (1)本発明の手術用顕微鏡装置は、術野の光学像を得
る光学系、及びこの光学系から得られた光学像を撮像し
て映像信号を出力する撮像手段を有し、前記術野上を鉛
直方向に移動可能であって、かつこの場合の作動距離が
所定の距離以上に定められた鏡筒と、術者が前記鏡筒の
側面に対向した状態で観察可能な位置であって、かつ前
記術者から見て前記鏡筒よりも奥の位置に配置され、前
記撮像手段から出力された映像信号に基づく映像を表示
する表示手段と、を具備することを特徴とする。 (2)本発明の手術用顕微鏡装置は、術野の光学像を得
る光学系、及びこの光学系から得られた光学像を撮像し
て映像信号を出力する撮像手段を有し、前記術野上を鉛
直方向に移動可能であって、かつこの場合の作動距離が
所定の距離以上に定められた鏡筒と、術者が前記鏡筒の
側面に対向した状態で観察可能な位置であって、かつ前
記術者から見て前記鏡筒よりも手前の位置に配置され、
前記撮像手段から出力された映像信号に基づく映像を表
示する表示手段と、を具備することを特徴とする。
【0014】上記(1)又は(2)のように構成された
本発明の手術用顕微鏡装置によれば、鏡筒の作動距離が
所定以上の距離に定められていることにより、術野と鏡
筒との間における作業空間を拡大できる。したがって、
術者が鏡筒に対向した状態において、鏡筒が邪魔となる
ことで作業が阻害されることがなくなり、術者への負担
を軽減できる。具体的には、術者は、術野やその周囲の
巨視的な視野を肉眼で観察するという行為と、表示手段
に表示された映像を観察するという行為とを瞬時に交代
させることができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係る手
術用顕微鏡装置の概略構成を示すブロック図である。同
図に示す1は、被検体6の術野(開創)R上を鉛直方向
に移動可能な鏡筒である。この鏡筒1は術野Rの光学像
を得る光学系を内部に備えている。また、鏡筒1には、
光学系から得られた光学像を撮像し、その映像信号を出
力するビデオカメラ(撮像手段)2が取付けられてい
る。
【0016】4はディスプレイ装置(表示手段)であ
り、術者5が鏡筒1の側面に対向した状態で観察可能な
位置であって、かつ術者5から見て鏡筒1よりも奥の位
置に配置される。このディスプレイ装置4は回路系3に
より制御され、ビデオカメラ2から出力された映像信号
に基づく映像を表示する。
【0017】図2は、本実施形態の手術用顕微鏡装置の
要部構成を示す図である。同図に示すように、鏡筒1は
対物レンズ系10及びズーム系11を含む光学系を有し
ている。ズーム系11から出力された光学像は、ビデオ
カメラ2に入力され、CCD12によって撮像される。
【0018】このように、本実施形態の手術用顕微鏡装
置はビデオ顕微鏡装置を構成しているが、ビデオ顕微鏡
装置においては光学式の顕微鏡装置とは異なり、もはや
術者は接眼レンズを覗く必要がない。本発明はこの点に
着目したものであり、従来よりも大口径・長焦点の光学
系を用い、鏡筒1から被検体6の術野Rまでの距離(作
動距離)を50〜60cm程度以上としてある。
【0019】このような本実施形態の手術用顕微鏡装置
によれば、術者5が鏡筒1の側面に対向した状態で、術
野Rに手を伸ばして手術等の細かい作業を行う姿勢をと
ったとき、鏡筒1が邪魔となって作業が阻害されること
が無くなる。また、術者5の視野Vが鏡筒1によって遮
られることがない。
【0020】したがって、術者は周囲の状況や術野(マ
イクロスコープの被写体、手術をしている箇所)のマク
ロな視野を、直接肉眼で見たり、マイクロスコープの拡
大(5 〜50倍)された映像をディスプレイ装置で見たり
することを、姿勢を変えず、目の調節もほとんど変える
ことなく、瞬時に交代させることができるようになる。
【0021】ここで、本実施形態の手術用顕微鏡装置に
係る種々の変形例について述べる。図3は、術野を照明
するように構成した場合の手術用顕微鏡装置を示す図で
ある。同図に示すように、鏡筒1の端部に照明ライト2
0が設けられており、このライト20が術野Rを照明す
る。これにより明るい画像を得ることができる。また、
術者5は肉眼によって術野Rを観察しやすくなる。
【0022】なお、図3に示す構成では、鏡筒1の端部
であって、かつ照明ライト20と術者5との間の位置
に、同ライト20からの照明光が術者5の視界に直接的
に入射することを防止するための遮蔽部材21が設けら
れている。これにより、術者5が術野Rを肉眼により観
察する場合であっても眩しくない。
【0023】図4はディスプレイ装置4の取付け構造を
示す図である。図4(a)に示すように、天井又はスタ
ンド等(図示しない)からハンガー40を介して懸架さ
れている鏡筒1にさらに別のハンガー42を取付け、こ
のハンガー42によってディスプレイ装置4を懸架して
もよい。
【0024】また、図4(b)に示すように、鏡筒1と
独立に懸架してもよい。ここで、ディスプレイ装置4に
対し、表面に滅菌加工を施したハンドル44を取付け、
このハンドル44を操作することにより術者がディスプ
レイ装置4を自由に動かせるようにしてもよい。
【0025】図5は、顕微鏡画像の表示手段を小型のデ
ィスプレイ装置により構成した場合の変形例を示す図で
ある。同図に示す手術用顕微鏡装置においては、図1に
示したディスプレイ装置4が設けられておらず、その代
わりに、小型のLCD ビューア(液晶ディスプレイ装置)
50が設けられている。LCD ビューア50は、術者5が
鏡筒1の側面に対向した状態で観察可能な位置であっ
て、かつ術者5から見て鏡筒1よりも手前の位置に配置
される。また、同LCD ビューア50は、図1に示したデ
ィスプレイ装置4と同様に回路系3により制御され、ビ
デオカメラ2から出力された映像信号に基づく映像を表
示する。なお、LCD ビューア50は、鏡筒1とは独立し
て懸架されてもよい。
【0026】(第2実施形態)第2実施形態は、本発明
と、公知の「手術用三次元ビューアシステム」との組み
合わせに関する。手術用三次元ビューアシステムは、本
発明と同一出願人による出願に係る特願昭62−743
85号(特開昭63−240851号公報)に記載され
ており、顕微鏡装置の位置及び方向を位置計測装置によ
り計測し、顕微鏡装置の位置及び方向に応じた手術支援
用画像を作成し、これを顕微鏡装置からのビデオ信号
(顕微鏡画像)にスーパーインポーズ(重畳)して表示
するものである。
【0027】図6は、本実施形態の手術用三次元ビュー
アシステムの概略構成を示すブロック図である。同図に
示す60及び61は、発光ダイオード(LED)であ
り、鏡筒1の所定の位置(ここではビデオカメラ2の側
面位置)に設けられる。62は位置計測装置であり、発
光ダイオード60及び61から発せられた光を検出する
ことによって、鏡筒1の位置を計測するための手段であ
る。63はコンピュータ装置であって、位置計測装置6
2の計測結果として得られた鏡筒1の位置データと、記
憶装置34に記憶されている3次元像の画像データとを
入力し、後述する所定の画像処理を行って、顕微鏡装置
の鏡筒1から術野Rを見た方向の手術支援用画像を作成
する。65はミキサーであって、鏡筒1から出力された
ビデオ信号と、コンピュータ装置63から出力された手
術支援用画像の画像信号(顕微鏡装置の鏡筒1)から見
た際の3Dデータ)とをミキシングして出力する。ディ
スプレイ装置4は、ミキサー65からの出力信号に応じ
た画像を表示する。すなわち、ビデオカメラ2を介して
得られた顕微鏡画像と、コンピュータ装置63から得ら
れた手術支援用画像とが重畳(スーパーインポーズ)さ
れて表示される。
【0028】コンピュータ装置63は例えば以下に述べ
る画像処理によって手術支援用画像を作成する。手術支
援用画像は、位置計測装置62によって計測された顕微
鏡装置の位置・方向から見たときに被写体(患者)の内
部や表面に、どのような物が、どのような形として見え
るかを表現した画像であって、具体的にはレンダリング
処理により作成されたコンピュータグラフィックス(C
G)である。このコンピュータグラフィックスは、次の
ようにして作成する。
【0029】例えばX線コンピュータ断層撮影装置(C
T)や磁気共鳴診断装置(MRI)などのモダリティに
より、術前又は術中にイメージングを行って3次元像の
画像データをあらかじめ得ておく。この3次元像の画像
データは記憶装置34において記憶保持される。
【0030】コンピュータ装置63は、記憶装置34か
ら3次元像の画像データを読み出し、位置計測装置62
によって計測された鏡筒1の位置データに基づき、投影
変換として知られる幾何変換を含む画像処理を行うこと
によって3次元像を2次元像に変換する。
【0031】このようなコンピュータグラフィックスに
よって表現された手術支援用画像は、顕微鏡画像に写っ
ている物が何であるのかを識別することを助け、あるい
は、より深部などに在って顕微鏡画像には写っていない
重要な構造物の位置等を示すのに有用である。
【0032】(第3実施形態)第3実施形態は、いわゆ
る立体視に関する。鏡筒1内部の光学系を左・右眼別々
に構成し、これに応じた特定の表示手段を備えることで
立体視が可能となることは公知である。上述した第1及
び第2実施形態の手術用顕微鏡装置に対し、例えば以下
に述べる構成を適用することで、立体視を実現すること
が可能である。
【0033】図7は単カメラ立体視方式のビデオ顕微鏡
の光学系の一例を示す図である。同図に示すように、こ
の装置は対物系71、ズーム系72、左右用レンズ7
3、ビデオカメラ74、CCD75から構成される。
【0034】CCD75の左半分すなわち75Lには、
左目用レンズ73Lを経由して左目用の顕微鏡画像が投
影され、同CCD75の右半分すなわち75Rには、右
目用レンズ73Rを経由して右目用の顕微鏡画像が投影
される。
【0035】この構成によれば、立体視に必要な左右の
像の撮影を1台のカメラによって行うことができる。な
お、左右の像を別々のビデオカメラで撮影する構成を適
用しても良いことは勿論である。
【0036】次に、立体視を行う際に用いられる立体視
ディスプレイ装置の構成について説明する。立体視ディ
スプレイ装置としては、偏光フィルタを用いるもの、レ
ンチキュラレンズやコリメータを用いるものなどが公知
である。
【0037】図8は、立体視ディスプレイ装置の一例を
示す図である。この装置は、バックライトであるEL
(エレクトロ・ルミネセンス)パネル80の表面に縞状
のマスク81を配置し、さらにこのマスク81から所定
の距離を隔ててLCD(液晶ディスプレイ装置)82を
配置して成る。
【0038】この装置による立体視の仕組みを、観察者
の右目からの観察に着目して説明すると、例えば、LC
D82のうち右目用の像を表示している部分83Rはマ
スク81の透明部分を介してバックライト80からの照
明を受ける。また、右目用の像以外の部分83Lはマス
ク81の不透明部分の存在により照明を受けない。この
とき左目については、右目用の像を表示している部分8
3Rは、マスク81の不透明部分の存在によりバックラ
イト80からの照明を受けない。また、右目用の像以外
の部分83L(すなわち左目用の画像を表示している部
分)はマスク81の透明部分を介して照明される。
【0039】このような裸眼立体視ディスプレイ装置
は、偏光メガネの着用を必要とする偏光フィルタ方式の
立体視ディスプレイ装置よりも本発明との組み合わせに
適している。なお、偏光メガネを着用する方式の立体視
については、視界が暗いという欠点があるものの、瞬時
に手元や周囲を肉眼で見ることが不可能になる訳ではな
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明した本発明の手術用顕微鏡装置
によれば、術野内の被検体に対するアクセスが向上する
ので術者への負担が軽減されるとともに、作業空間が拡
大され、これにより新たな手技等を実現可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る手術用顕微鏡装置
の概略構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態に係る手術用顕微鏡装置の要部構
成を示す図。
【図3】上記実施形態に係り、術野を照明するように構
成した場合の手術用顕微鏡装置を示す図。
【図4】上記実施形態に係るディスプレイ装置の取付け
構造を示す図。
【図5】上記実施形態に係る顕微鏡画像の表示手段を小
型のディスプレイ装置により構成した場合の変形例を示
す図。
【図6】本発明の第2実施形態に係る手術用三次元ビュ
ーアシステムの概略構成を示すブロック図。
【図7】本発明の第3実施形態に係る単カメラ立体視方
式のビデオ顕微鏡の光学系の一例を示す図。
【図8】本発明の第3実施形態に係る立体視ディスプレ
イ装置の一例を示す図
【図9】本発明の従来例に係る手術用顕微鏡装置を用い
た手術の様子を示す図。
【図10】本発明の従来例に係り、術者が接眼鏡から目
を離した様子を示す図。
【図11】本発明の従来例に係る光学式の接眼鏡を備え
た手術用顕微鏡装置を示す図。
【図12】本発明の従来例に係るビデオ顕微鏡装置を示
す図。
【図13】本発明の従来例に係るヘッドマウントディス
プレイ装置(HMD )の外観を示す図。
【図14】本発明の従来例に係る小型LCD ビューアの外
観を示す図。
【図15】本発明の従来例に係り、中〜大型のディスプ
レイ装置に顕微鏡画像を表示する装置構成を示す図。
【符号の説明】
1…鏡筒 2…ビデオカメラ(撮像手段) 3…回路系 4…ディスプレイ装置 5…術者 6…被検体 20…照明ライト 21…遮蔽部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 術野の光学像を得る光学系、及びこの光
    学系から得られた光学像を撮像して映像信号を出力する
    撮像手段を有し、前記術野上を鉛直方向に移動可能であ
    って、かつこの場合の作動距離が所定の距離以上に定め
    られた鏡筒と、 術者が前記鏡筒の側面に対向した状態で観察可能な位置
    であって、かつ前記術者から見て前記鏡筒よりも奥の位
    置に配置され、前記撮像手段から出力された映像信号に
    基づく映像を表示する表示手段と、 を具備することを特徴とする手術用顕微鏡装置。
  2. 【請求項2】 術野の光学像を得る光学系、及びこの光
    学系から得られた光学像を撮像して映像信号を出力する
    撮像手段を有し、前記術野上を鉛直方向に移動可能であ
    って、かつこの場合の作動距離が所定の距離以上に定め
    られた鏡筒と、 術者が前記鏡筒の側面に対向した状態で観察可能な位置
    であって、かつ前記術者から見て前記鏡筒よりも手前の
    位置に配置され、前記撮像手段から出力された映像信号
    に基づく映像を表示する表示手段と、 を具備することを特徴とする手術用顕微鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段が前記鏡筒に懸架されるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の手術用顕微鏡装
    置。
  4. 【請求項4】 前記鏡筒と表示手段とが互いに独立して
    懸架されることを特徴とする請求項1又は2に記載の手
    術用顕微鏡装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段に接続され、滅菌処理が施
    されたハンドルを具備することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の手術用顕微鏡装置。
  6. 【請求項6】 前記鏡筒に設けられ、前記術野を照明す
    る照明手段と、 前記照明手段から発せられた照明光が前記術者の視界に
    直接的に入射するのを防止する遮蔽手段と、を具備する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の手
    術用顕微鏡装置。
  7. 【請求項7】 前記術野内の所定の位置に取付けられる
    位置計測対象部材と、 前記位置計測対象部材の位置を計測する計測手段と、 を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の手
    術用顕微鏡装置。
  8. 【請求項8】 前記計測手段の計測結果に基づき手術支
    援用画像を作成する作成手段と、 前記作成手段により作成された手術支援用画像を、前記
    映像に重畳させて表示する重畳表示手段と、 をさらに具備することを特徴とする請求項7に記載の手
    術用顕微鏡装置。
  9. 【請求項9】 術野の光学像を得る光学系、及びこの光
    学系から得られた光学像を撮像して映像信号を出力する
    撮像手段を有し、前記術野上を鉛直方向に移動可能な鏡
    筒と、 前記撮像手段から出力された映像信号に基づく映像を表
    示する表示手段と、を具備する手術用顕微鏡装置におい
    て、 術者が手術をする際に、前記鏡筒が当該手術を阻害する
    ことの無いよう、前記鏡筒の作動距離を所定以上の距離
    に定めたことを特徴とする手術用顕微鏡装置。
  10. 【請求項10】 前記作動距離を50cm以上に定めた
    ことを特徴とする請求項9に記載の手術用顕微鏡装置。
JP10135149A 1998-05-18 1998-05-18 手術用顕微鏡装置 Pending JPH11318936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10135149A JPH11318936A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 手術用顕微鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10135149A JPH11318936A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 手術用顕微鏡装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11318936A true JPH11318936A (ja) 1999-11-24

Family

ID=15144966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10135149A Pending JPH11318936A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 手術用顕微鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11318936A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002062485A (ja) * 2000-06-09 2002-02-28 Takashi Yoshimine 検査システム
JP2005013715A (ja) * 2003-06-05 2005-01-20 Olympus Corp 観察システム
WO2006104247A1 (en) * 2005-03-29 2006-10-05 Yasui & Co. Magnification observation apparatus
JP2011104031A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Hitachi Medical Corp X線診断装置
US8121666B2 (en) 2004-07-30 2012-02-21 Olympus Corporation Image observation apparatus
CN106264742A (zh) * 2015-06-23 2017-01-04 三鹰光器株式会社 手术用立体观察装置
JP2017035436A (ja) * 2015-08-11 2017-02-16 三鷹光器株式会社 手術用立体観察装置
JP2017510837A (ja) * 2014-02-19 2017-04-13 カール・ツアイス・メディテック・アーゲー 対象領域の観察画像の生成
CN106842532A (zh) * 2015-11-18 2017-06-13 三鹰光器株式会社 手术用立体观察装置
JP2018081315A (ja) * 2015-06-26 2018-05-24 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 手術用顕微鏡装置及び手術用顕微鏡システム
US10122991B2 (en) 2015-08-11 2018-11-06 Mitaka Kohki Co., Ltd. Surgical stereoscopic observation apparatus
WO2019225693A1 (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 学校法人 慶應義塾 手術用観察システム
US10527833B2 (en) 2015-11-24 2020-01-07 Mitaka Kohki Co., Ltd. Surgical stereoscopic observation apparatus
WO2023165842A1 (de) * 2022-03-03 2023-09-07 Schölly Fiberoptic GmbH Stereoskopische anordnung, operationsmikroskop mit stereoskopischer anordnung sowie operations-set

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002062485A (ja) * 2000-06-09 2002-02-28 Takashi Yoshimine 検査システム
JP2005013715A (ja) * 2003-06-05 2005-01-20 Olympus Corp 観察システム
US8121666B2 (en) 2004-07-30 2012-02-21 Olympus Corporation Image observation apparatus
WO2006104247A1 (en) * 2005-03-29 2006-10-05 Yasui & Co. Magnification observation apparatus
JP2011104031A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Hitachi Medical Corp X線診断装置
JP2017510837A (ja) * 2014-02-19 2017-04-13 カール・ツアイス・メディテック・アーゲー 対象領域の観察画像の生成
CN106264742A (zh) * 2015-06-23 2017-01-04 三鹰光器株式会社 手术用立体观察装置
US10063850B2 (en) 2015-06-23 2018-08-28 Mitaka Kohki Co., Ltd. Surgical stereoscopic observation apparatus
JP2018081315A (ja) * 2015-06-26 2018-05-24 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 手術用顕微鏡装置及び手術用顕微鏡システム
US10122991B2 (en) 2015-08-11 2018-11-06 Mitaka Kohki Co., Ltd. Surgical stereoscopic observation apparatus
CN106444057A (zh) * 2015-08-11 2017-02-22 三鹰光器株式会社 手术用立体观察装置
JP2017035436A (ja) * 2015-08-11 2017-02-16 三鷹光器株式会社 手術用立体観察装置
CN106842532A (zh) * 2015-11-18 2017-06-13 三鹰光器株式会社 手术用立体观察装置
US10527833B2 (en) 2015-11-24 2020-01-07 Mitaka Kohki Co., Ltd. Surgical stereoscopic observation apparatus
WO2019225693A1 (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 学校法人 慶應義塾 手術用観察システム
CN112188872A (zh) * 2018-05-24 2021-01-05 学校法人庆应义塾 手术用观察***
JPWO2019225693A1 (ja) * 2018-05-24 2021-06-24 学校法人慶應義塾 手術用観察システム
WO2023165842A1 (de) * 2022-03-03 2023-09-07 Schölly Fiberoptic GmbH Stereoskopische anordnung, operationsmikroskop mit stereoskopischer anordnung sowie operations-set
WO2023165841A1 (de) * 2022-03-03 2023-09-07 Schölly Fiberoptic GmbH Stereoskopische anordnung, operationsmikroskop mit stereoskopischer anordnung sowie operations-set

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7073450B2 (ja) 対象領域の観察画像の生成
ES2899353T3 (es) Sistema digital para captura y visualización de video quirúrgico
US7453631B2 (en) Three-dimensional medical imaging apparatus
AU771368B2 (en) Visual aid in the form of telescopic spectacles with an automatic focussing device
US9301682B2 (en) Eye examination apparatus with digital image output
CN108627962B (zh) 具有图像传感器和显示器的手术显微镜、以及操作手术显微镜的方法
JP2009288296A (ja) 立体映像表示装置
US10264236B2 (en) Camera device
JPH11318936A (ja) 手術用顕微鏡装置
JP3625906B2 (ja) 手術用顕微鏡装置
JP2008036277A (ja) 立体顕微鏡
JP2009098570A (ja) ヘッドマウント型双眼ルーペ装置
JP3717893B2 (ja) 手術用顕微鏡
JPH0735989A (ja) 立体視内視鏡
KR101481905B1 (ko) 수술 현미경용 일체형 입체 화상 획득 시스템
KR20130071932A (ko) 의료 수술용 현미경의 3차원 고화질 영상 인터페이스 시스템
JP4426662B2 (ja) 実体顕微鏡
JPH05341210A (ja) 立体視内視鏡装置
JP2009095598A (ja) ヘッドマウント型双眼ルーペ装置
US11504001B2 (en) Surgery 3D visualization apparatus
US20220313085A1 (en) Surgery 3D Visualization Apparatus
JP7228190B2 (ja) 額帯用撮像装置と画像制御方法
JPH06324287A (ja) 偏光眼鏡及びx線診断装置
JP2001235682A (ja) 診断用顕微鏡
JP3325063B2 (ja) 手術用顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080115