JPH11318886A - X線ct撮影をも行えるパノラマx線撮影装置 - Google Patents
X線ct撮影をも行えるパノラマx線撮影装置Info
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- JPH11318886A JPH11318886A JP10138460A JP13846098A JPH11318886A JP H11318886 A JPH11318886 A JP H11318886A JP 10138460 A JP10138460 A JP 10138460A JP 13846098 A JP13846098 A JP 13846098A JP H11318886 A JPH11318886 A JP H11318886A
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims abstract description 22
- 238000013170 computed tomography imaging Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000002601 radiography Methods 0.000 claims description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003325 tomography Methods 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パノラマX線撮影とX線CT撮影を行える小
型のX線撮影装置を廉価で提供する。 【構成】 パノラマ撮影の場合は画像センサーが正立し
た状態で被検者の頭部の回りを旋回して撮影を行い、X
線CT撮影の場合は画像センサーが90゜回転した状態
で被検者の頭部の回りを旋回、該センサーの巾寸法ずつ
ずらして必要な回数繰り返し撮影を行って必要な画像を
得る。
型のX線撮影装置を廉価で提供する。 【構成】 パノラマ撮影の場合は画像センサーが正立し
た状態で被検者の頭部の回りを旋回して撮影を行い、X
線CT撮影の場合は画像センサーが90゜回転した状態
で被検者の頭部の回りを旋回、該センサーの巾寸法ずつ
ずらして必要な回数繰り返し撮影を行って必要な画像を
得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に顎顔面領
域に使用されるパノラマX線撮影装置に関する。以下、
パノラマ装置とはパノラマX線撮影装置を、パノラマ撮
影とはパノラマX線撮影を言う。
域に使用されるパノラマX線撮影装置に関する。以下、
パノラマ装置とはパノラマX線撮影装置を、パノラマ撮
影とはパノラマX線撮影を言う。
【0002】
【従来の技術】従来、歯科領域で利用される断層撮影に
は、パノラマ装置やその他の断層撮影装置が用いられて
いたが、これらの装置では映像をフィルムやイメージン
グプレート上に重ね合わせることにより断層像を得るの
で、1回の撮影で一つの断面の画像を得るか、基準断面
に平行な複数の断面の画像を得るかのいずれかであり、
しかも撮影前に必要な断層面を特定し撮影を行う必要が
あった。
は、パノラマ装置やその他の断層撮影装置が用いられて
いたが、これらの装置では映像をフィルムやイメージン
グプレート上に重ね合わせることにより断層像を得るの
で、1回の撮影で一つの断面の画像を得るか、基準断面
に平行な複数の断面の画像を得るかのいずれかであり、
しかも撮影前に必要な断層面を特定し撮影を行う必要が
あった。
【0003】昨今の医療の進歩により、歯科領域、中で
も歯科矯正の領域において、撮影により得た映像情報を
処理して任意の断面の映像を得るCT撮影の要望が大き
くなってきた。
も歯科矯正の領域において、撮影により得た映像情報を
処理して任意の断面の映像を得るCT撮影の要望が大き
くなってきた。
【0004】一方、医科領域では1回の撮影で複数の任
意断面の画像を得ることの出来るX線CT撮影装置が用
いられていたが、大型で、かつ、高価であり、一般の医
院や診療所にとっては購入が不可能であり、歯科矯正の
領域での要望に応えることはできなかった。以下、CT
装置とはX線CT装置を、CT撮影とはX線CT撮影を
いう。
意断面の画像を得ることの出来るX線CT撮影装置が用
いられていたが、大型で、かつ、高価であり、一般の医
院や診療所にとっては購入が不可能であり、歯科矯正の
領域での要望に応えることはできなかった。以下、CT
装置とはX線CT装置を、CT撮影とはX線CT撮影を
いう。
【0005】今般、画像センサーの実用化と低価格化に
伴い、パノラマ装置に用いるフィルムやイメージングプ
レートの代わりに、画像センサーを用いることもできる
ようになったが、この画像センサーを用いたパノラマ装
置においては、該センサーから取得したX線画像を画像
処理により重ね合わせることで、パノラマ断層撮影の画
像を得ることができる。
伴い、パノラマ装置に用いるフィルムやイメージングプ
レートの代わりに、画像センサーを用いることもできる
ようになったが、この画像センサーを用いたパノラマ装
置においては、該センサーから取得したX線画像を画像
処理により重ね合わせることで、パノラマ断層撮影の画
像を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】CT撮影を必要とする
部位が顎顔面領域や頭部のみに限られる用途に対して、
パノラマ装置を切り換え的にCT撮影が可能であるよう
にすることにより、小型で、廉価で、かつ、CT撮影を
も行えるパノラマ装置を提供し、歯科領域、中でも歯科
矯正の領域での要望に応えることである。
部位が顎顔面領域や頭部のみに限られる用途に対して、
パノラマ装置を切り換え的にCT撮影が可能であるよう
にすることにより、小型で、廉価で、かつ、CT撮影を
も行えるパノラマ装置を提供し、歯科領域、中でも歯科
矯正の領域での要望に応えることである。
【0007】また、画像センサーから取り込んだ映像情
報から得る任意の断面の像や3次元像を処理段階で選択
できることにより、被検者を複数回数の撮影から開放
し、ひいてはX線による被曝量を低減することである。
報から得る任意の断面の像や3次元像を処理段階で選択
できることにより、被検者を複数回数の撮影から開放
し、ひいてはX線による被曝量を低減することである。
【0008】
【課題を解決しようとする手段】上記の問題点を解決す
るために、本発明はパノラマ装置のX線受像部に画像セ
ンサーを用い、該画像センサーの取り付けを切り換え的
に回転させることにより、1台の装置でパノラマ撮影と
CT撮影を行えるようにする。
るために、本発明はパノラマ装置のX線受像部に画像セ
ンサーを用い、該画像センサーの取り付けを切り換え的
に回転させることにより、1台の装置でパノラマ撮影と
CT撮影を行えるようにする。
【0009】すなわち、まずパノラマ撮影を行う場合に
ついて述べると、X線受像部に画像センサーを正立させ
て取り付け、アームに取り付けた線発生器とX線受像部
が被検者の頭部の回りを旋回して撮影を行う。
ついて述べると、X線受像部に画像センサーを正立させ
て取り付け、アームに取り付けた線発生器とX線受像部
が被検者の頭部の回りを旋回して撮影を行う。
【0010】次にCT撮影について述べると、X線受像
部に画像センサーを横転させて取り付け、アームに取り
付けたX線発生器とX線受像部が被検者の頭部の回りを
旋回し走査して撮影を行う。
部に画像センサーを横転させて取り付け、アームに取り
付けたX線発生器とX線受像部が被検者の頭部の回りを
旋回し走査して撮影を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるパノラマ装置は以上
に述べたように構成されるので、小型で、廉価にCT撮
影をも行えるパノラマ装置を提供することができ、さら
には、フィルムより高感度である画像センサーを用い一
度の撮影で任意断面の画像を得られるCT撮影を行うこ
とにより、被検者のX線被曝量を最小にすることができ
る。
に述べたように構成されるので、小型で、廉価にCT撮
影をも行えるパノラマ装置を提供することができ、さら
には、フィルムより高感度である画像センサーを用い一
度の撮影で任意断面の画像を得られるCT撮影を行うこ
とにより、被検者のX線被曝量を最小にすることができ
る。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は画像センサーを用いたパノラマ装置(1)であ
り、該装置のX線受像部(2)には図2に示すように移
動モーター(3)から伝達機構(4)を介して駆動され
る送りネジ(5)により移動自在に支持された移動ベー
ス(6)のうえに、回転モーター(7)を介して矩形状
の画像センサー(8)が取り付けられている。
図1は画像センサーを用いたパノラマ装置(1)であ
り、該装置のX線受像部(2)には図2に示すように移
動モーター(3)から伝達機構(4)を介して駆動され
る送りネジ(5)により移動自在に支持された移動ベー
ス(6)のうえに、回転モーター(7)を介して矩形状
の画像センサー(8)が取り付けられている。
【0013】パノラマ撮影の場合は図3に示すように画
像センサーが正立した状態で被検者の頭部の回りを旋回
して撮影を行い、X線CT撮影の場合は図4に示すよう
に画像センサーが90゜回転し、横転した状態で被検者
の頭部の回りを旋回て撮影する。
像センサーが正立した状態で被検者の頭部の回りを旋回
して撮影を行い、X線CT撮影の場合は図4に示すよう
に画像センサーが90゜回転し、横転した状態で被検者
の頭部の回りを旋回て撮影する。
【0014】また、CT撮影においては、1回の旋回に
よる撮影で得られる情報は該センサーの巾で規定され、
撮影を行う部位が矩形状の画像センサーの巾を越える場
合には、図2に示す移動機構により画像センサーを該セ
ンサーの巾寸法ずらした後に繰り返し撮影を行い、必要
な範囲の走査を繰り返した結果得られた画像から必要な
立体画像を合成する。
よる撮影で得られる情報は該センサーの巾で規定され、
撮影を行う部位が矩形状の画像センサーの巾を越える場
合には、図2に示す移動機構により画像センサーを該セ
ンサーの巾寸法ずらした後に繰り返し撮影を行い、必要
な範囲の走査を繰り返した結果得られた画像から必要な
立体画像を合成する。
【0015】実施例については回転機構にモーター、移
動機構にモーター、プーリー、ワイヤーケーブル、送り
ネジを用いているが、例えばエアシリンダー、ギヤ、ベ
ルトなど、他の機構を用いて必要な動作を実現してもよ
い。
動機構にモーター、プーリー、ワイヤーケーブル、送り
ネジを用いているが、例えばエアシリンダー、ギヤ、ベ
ルトなど、他の機構を用いて必要な動作を実現してもよ
い。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施されるので、パノラマ装置を用いてCT撮影を行う
ことができ、小型で、かつ、安価なCT撮影をも行える
装置を提供することができ、ひいてはX線による被検者
の被曝量を低減する。
実施されるので、パノラマ装置を用いてCT撮影を行う
ことができ、小型で、かつ、安価なCT撮影をも行える
装置を提供することができ、ひいてはX線による被検者
の被曝量を低減する。
【図1】パノラマ装置の外観図である。
【図2】X線受像部の機構図である。
【図3】パノラマ撮影の場合の画像センサーの位置を示
す図である。
す図である。
【図4】CT撮影の場合の画像センサーの位置を示す図
である。
である。
1 パノラマ装置 2 X線受像部 3 移動モーター 4 伝達機構 5 送りネジ 6 移動ベース 7 回転モーター 8 画像センサー
Claims (1)
- 【請求項1】 X線発生器と該X線発生器に向かい合う
X線受像部を備え、且つ、一端に該X線発生器、他端に
該X線受像部を取り付けた回動可能なアームを有し、ま
た更に制御装置を備え、この制御装置が該頭部支持具に
対し相対的な該アームの回転運動および移動運動を顎顔
面領域を通るパノラマX線断層が撮影可能な軌道データ
ーに基づき制御し、被検者の顎顔面領域を通るパノラマ
X線断層を撮影するための歯科用パノラマX線撮影装置
であって、X線受像部にパノラマ撮影に対応できる大き
さで矩形の画像センサーを使用してパノラマX線撮影を
行ういわゆるデジタルパノラマX線装置において、X線
受像部の画像センサーを方向可変となるよう取り付けて
用い、パノラマX線撮影とX線CT撮影の両方を行える
ようにした、頭部および顎顔面領域などの局部領域のX
線撮影に用いるX線撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10138460A JPH11318886A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | X線ct撮影をも行えるパノラマx線撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10138460A JPH11318886A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | X線ct撮影をも行えるパノラマx線撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11318886A true JPH11318886A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15222553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10138460A Pending JPH11318886A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | X線ct撮影をも行えるパノラマx線撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11318886A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP2076175A1 (en) * | 2006-10-10 | 2009-07-08 | Vatech Co., Ltd. | X-ray photographing apparatus |
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-
1998
- 1998-05-20 JP JP10138460A patent/JPH11318886A/ja active Pending
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EP2269514A1 (en) * | 2008-04-24 | 2011-01-05 | Hamamatsu Photonics K.K. | X-ray imaging system for medical use |
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