JPH11317254A - プラグ及びプラグの絶縁キャップ - Google Patents

プラグ及びプラグの絶縁キャップ

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JPH11317254A
JPH11317254A JP9909099A JP9909099A JPH11317254A JP H11317254 A JPH11317254 A JP H11317254A JP 9909099 A JP9909099 A JP 9909099A JP 9909099 A JP9909099 A JP 9909099A JP H11317254 A JPH11317254 A JP H11317254A
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JP
Japan
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plug
insulating
pair
terminals
plug body
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Application number
JP9909099A
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English (en)
Inventor
Takao Ozasa
能男 小笹
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KOYO DENSEN KK
Original Assignee
KOYO DENSEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラグ端子にヘアーピン等の金属がふれて感
電する恐れや一対のプラグ端子間に微電流が流れてトラ
ッキング現象により火が出たりする恐れをなくすと共
に、製造容易でかつ製造費も安上がりに済み、プラグ全
体も小型化し得るようにする。 【解決手段】 プラグ本体11とプラグ本体11から外
方突出された一対のプラグ端子13とを備えたプラグに
おいて、前記一対のプラグ端子13の突出基部を覆う絶
縁部15が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラグ本体とプラグ本
体から外方突出された一対のプラグ端子とを備えたプラ
グ及びプラグの絶縁キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プラグには、図3に示すよう
にプラグ本体1と、プラグ本体1から外方突出された一
対のプラグ端子2とを備えたものがある。しかし、この
プラグをコンセント4に差し込んだ際に、コンセント4
とプラグ本体1との間に隙間5が生じ、この隙間5から
プラグ端子2にヘアーピン等の金属がふれて感電する恐
れがあり、またプラグを長期間コンセント4に差し込ん
だままにしておくと、コンセント4とプラグ本体1との
間の隙間5に埃6が溜まり、この埃6が水分を吸収し
て、一対のプラグ端子2間に微電流が流れ、トラッキン
グ現象によりここから火が出たりする恐れもあった。例
えば風呂場の脱衣場等でこの事例がある。
【0003】そこで、図4に示すようにプラグ本体1及
び一対のプラグ端子2を覆う伸縮自在の絶縁カバー7を
設け、プラグをコンセントに差し込んだ際に、コンセン
ト4とプラグ本体1との間に生じる隙間5を、この絶縁
カバー7によって塞ぐようにしたものがある(例えば実
開昭62−84174、実開昭62−86083)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に絶縁カバー7を設けると、プラグ全体の構造が非常に
複雑になり、製造が面倒でかつ製造費が高く付くし、プ
ラグ全体が大型化し、収納や使用に不便になった。本発
明は上記問題点に鑑み、プラグ端子にヘアーピン等の金
属がふれて感電する恐れや一対のプラグ端子間に微電流
が流れてトラッキング現象により火が出たりする恐れを
なくすと共に、製造容易でかつ製造費も安上がりに済
み、プラグ全体も小型化し得るようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第一の技術手段は、プラグ本体11と
プラグ本体11から外方突出された一対のプラグ端子1
3とを備えたプラグにおいて、前記一対のプラグ端子1
3の突出基部を覆う絶縁部15が設けられている点にあ
る。第二の技術手段は、絶縁部15がプラグ本体11と
一体に成形されている点にある。
【0006】第三の技術手段は、プラグ本体11のプラ
グ端子13側に、嵌合装着される絶縁キャップ17が設
けられ、該絶縁キャップ17に前記絶縁部15が一体に
設けられている点にある。第四の技術手段は、絶縁部1
5が、一対のプラグ端子13の突出基部に絶縁材をコー
ティングすることにより構成されている点にある。第五
の技術手段は、絶縁部15が、一対のプラグ端子13の
突出基部に絶縁材を塗布することにより構成されている
点にある。
【0007】第六の技術手段は、前記絶縁部15のプラ
グ端子13の突出基部を覆う長さLが、コンセント21
の外面からコンセント21の接続金具23までの寸法T
よりも短く設定されている点にある。第七の技術手段
は、前記絶縁部15のプラグ端子13の突出基部を覆う
長さLが、4〜5mm程度に形成されている点にある。
また、プラグの絶縁キャップは、プラグ本体11とプラ
グ本体11から外方突出された一対のプラグ端子13と
を備えたプラグ、の絶縁キャップであって、前記一対の
プラグ端子13の突出基部を覆う絶縁部15が設けられ
ていることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のプラグをコンセント21に差し込む
と、図1及び図2に示すように、一対のプラグ端子13
の突出基部を覆う絶縁部15が、一対のプラグ端子13
と共にコンセント21の差込み孔22に嵌合される。但
し、コンセント21の外面からコンセント21の接続金
具23までの寸法Tは、5mm以上あるため(この寸法
Tは法律により規制されている)、絶縁部15の長さL
を寸法Tよりも短く設定しておくことにより、絶縁部1
5は、接続金具23に達しない範囲でコンセント21の
差込み孔22に嵌合される。この絶縁部15の差込み孔
22への嵌合により、プラグはコンセント21に対して
ガタ付かないように強固に装着される。そして、このと
き絶縁部15によってプラグ端子13にヘアーピン等の
金属がふれて感電するのを確実に防止する。また、コン
セント4とプラグ本体1との間の隙間に埃が溜まって
も、絶縁部15があるため一対のプラグ端子13間に微
電流が流れこともなくなるし、トラッキング現象により
火が出たりすることもなくなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
ると、図1において、11はプラグ本体で、ブッシング
12を一体に有し、塩化ビニル樹脂等の軟質合成樹脂に
より形成されている。13は左右一対のプラグ端子で、
プラグ本体11から互いに平行になるように外方突出さ
れている。14はコードで、ブッシング12を通してプ
ラグ本体11内に挿入され、プラグ本体11内で一対の
プラグ端子13に接続されている。そして、前記一対の
プラグ端子13の突出基部を覆うように絶縁部15が設
けられている。この絶縁部15はプラグ本体11と一体
成形されている。絶縁部15のプラグ端子13の突出基
部を覆う長さLは、4〜5mm程度に形成され、また、
絶縁部15の厚みMは0.3mm程度に形成されてい
る。
【0010】上記プラグは、プラグ端子13とコード1
4とを接続して、プラグ本体11を成形するための金型
内に、コード14、プラグ端子13をインサートしてお
き、その後金型内に高温状態の塩化ビニル樹脂等の熱可
塑性の軟質合成樹脂を射出して、プラグ本体11をブッ
シング12及び絶縁部15と共に一体に射出成形したも
のであり、この射出成形により、プラグ本体11にプラ
グ端子13及びコード14が埋設状態になると共に、コ
ード14がプラグ本体11にブッシング12を介して挿
通保持された状態になっている。
【0011】図2は他の実施例を示し、プラグ本体11
とは別体に絶縁キャップ17が設けられている。この絶
縁キャップ17は、ゴム材により構成されて、プラグ本
体11のプラグ端子13側に、絶縁キャップ17の係合
凸部18及びプラグ本体11の係止凹部19を介して嵌
合装着されている。この絶縁キャップ17に、前記一対
のプラグ端子13の突出基部を覆う絶縁部15が一体に
設けられている。前記実施例と同様に絶縁部15のプラ
グ端子13の突出基部を覆う長さLは、4〜5mm程度
に形成され、また、絶縁部15の厚みMは0.3mm程
度に形成されている。
【0012】上記プラグは、コード14、プラグ端子1
3をインサートしてプラグ本体11を塩化ビニル樹脂等
の熱可塑性の軟質合成樹脂により射出成形すると共に、
プラグ本体11とは別体に絶縁キャップ17を絶縁部1
5と共に塩化ビニル樹脂等の軟質合成樹脂により成形
し、その後絶縁キャップ17をプラグ本体11に嵌合装
着すると共に、絶縁部15に一対のプラグ端子13に外
嵌して該絶縁部15で一対のプラグ端子13の突出基部
を覆ったものである。その他の点は前記実施例と同様の
構成である。
【0013】なお、前記実施例では、絶縁部15をプラ
グ本体11と一体に成形し、又は絶縁部15を絶縁キャ
ップ17に一体に設けているが、これに代え、一対のプ
ラグ端子13の突出基部に絶縁材を吹きつけや塗布によ
ってコーティングすることにより、絶縁部15を構成す
るようにしてもよい。また、前記実施例では、コード1
4、プラグ端子13をインサートしてプラグ本体11を
塩化ビニル樹脂等の軟質合成樹脂により形成している
が、これに代え、プラグ本体11をユリア樹脂等の硬質
合成樹脂により形成し、このプラグ本体11にコード1
4、プラグ端子13を組み込むようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、一対のプラグ端子13
の突出基部を覆う絶縁部15があるので、プラグ端子1
3にふれて感電するのを未然に防止できるし、コンセン
ト21とプラグ本体11との間の隙間に埃が溜まって
も、一対のプラグ端子13間に微電流が流れるのを、絶
縁部15によって効果的に阻止でき、トラッキング現象
により火が出たりすることもなくなる。しかも、単にプ
ラグ端子13の突出基部を覆う絶縁部15を設ければよ
く、非常に簡単な構成であるから、製造容易でかつ製造
費も安上がりで済み、プラグ全体も小型化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す正断面図である。
【図3】従来例を示す正断面図である。
【図4】他の従来例を示す正断面図である。
【符号の説明】
11 プラグ本体 13 プラグ端子 15 絶縁部 17 絶縁キャップ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグ本体(11)とプラグ本体(1
    1)から外方突出された一対のプラグ端子(13)とを
    備えたプラグにおいて、 前記一対のプラグ端子(13)の突出基部を覆う絶縁部
    (15)が設けられていることを特徴とするプラグ。
  2. 【請求項2】 絶縁部(15)がプラグ本体(11)と
    一体に成形されていることを特徴とする請求項1に記載
    のプラグ。
  3. 【請求項3】 プラグ本体(11)のプラグ端子(1
    3)側に、嵌合装着される絶縁キャップ(17)が設け
    られ、該絶縁キャップ(17)に前記絶縁部(15)が
    一体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    のプラグ。
  4. 【請求項4】 絶縁部(15)が、一対のプラグ端子
    (13)の突出基部に絶縁材をコーティングすることに
    より構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    プラグ。
  5. 【請求項5】 絶縁部(15)が、一対のプラグ端子
    (13)の突出基部に絶縁材を塗布することにより構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のプラグ。
  6. 【請求項6】 前記絶縁部(15)のプラグ端子(1
    3)の突出基部を覆う長さLが、コンセント(21)の
    外面からコンセント(21)の接続金具(23)までの
    寸法Tよりも短く設定されていることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載のプラグ。
  7. 【請求項7】 前記絶縁部(15)のプラグ端子(1
    3)の突出基部を覆う長さLが、4〜5mm程度に形成
    されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載のプラグ。
  8. 【請求項8】 プラグ本体(11)とプラグ本体(1
    1)から外方突出された一対のプラグ端子(13)とを
    備えたプラグ、の絶縁キャップであって、 前記一対のプラグ端子(13)の突出基部を覆う絶縁部
    (15)が設けられていることを特徴とするプラグの絶
    縁キャップ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012060808A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Takashi Kinoshita 保護具、及び、これを用いた電気機械器具
CN109273938A (zh) * 2017-07-17 2019-01-25 上海增信电子有限公司 一种f型连接器
EP3410538A4 (en) * 2016-01-29 2019-08-21 Argangle Technology Co. Ltd INSULATING SHEATH OF SHEET

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