JPH0446383Y2 - - Google Patents

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JPH0446383Y2
JPH0446383Y2 JP1988080474U JP8047488U JPH0446383Y2 JP H0446383 Y2 JPH0446383 Y2 JP H0446383Y2 JP 1988080474 U JP1988080474 U JP 1988080474U JP 8047488 U JP8047488 U JP 8047488U JP H0446383 Y2 JPH0446383 Y2 JP H0446383Y2
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JP
Japan
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housing
locking protrusion
water seal
sealing material
plug
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JP1988080474U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、防水コネクタの使用しない端子挿入
孔に挿入して、防水性を確保するための防水コネ
クタ用水封プラグに関するものである。
[従来の技術] 防水コネクタにおいては、外部からの水等の侵
入を防止するために、挿入された接続端子のリー
ド線ごとにシール材を装着して防水構造としてい
る。しかしながら、多極のコネクタを用いた場合
に、フル結線仕様であれば支障はないが、使用し
ない接続端子が存在する場合に、その接続端子を
省略してしまうと、その端子挿入孔から水が内部
に浸入してしまうために、不必要な接続端子であ
つても全てハウジングに組込まねばならない。
この問題を解決するために、本出願人が提案し
た実願昭60−96298号に係る防水コネクタ用水封
プラグは、第4図に示すように挿込体1の前端部
にハウジングの係止用条片に係止するための係止
部2を設け、後端部の細径部3に略円筒状シール
材4を挿着している。
しかしながら、この場合に挿込体1は合成樹脂
を成形して製造するために、成形型の合わせ目に
よるパーテイングラインが長手方向に発生するこ
とは避けられず、このパーテイングラインにバリ
が生じている場合には水がパーテイングラインに
沿つてシール材4の内側部を潜り抜けて、ハウジ
ング内に浸入する虞れがある。
また、第4図に示すように従来の水封プラグは
挿入時に水封プラグの上下・左右の方向性を考慮
しなければならず、作業能率が悪い欠点がある。
[考案の目的] 本考案の目的は、上述の欠点を解消し、不要な
接続端子の代りとして使用し、完全に水を遮断す
ることができる防水コネクタ用水封プラグを提供
することにある。
[考案の概要] 上述の目的を達成するための本考案の要旨は、
防水コネクタハウジングの接続端子挿入孔に挿入
してシールを行うプラグであつて、小径の軸部の
先端部に前記ハウジングの係止用条片に係合する
稍々径の大きい弾頭状の第1の係止突起部と前記
軸部の後端部に同様な形状の第2の係止突起部を
有する合成樹脂製の棒状基体と、該棒状基体の第
2の係止突起部に係止する軟質のシール材とから
成り、該シール材は前記第2の係止突起部とそれ
に続く前記軸部の一部を嵌合する行き止まりの孔
部を有することを特徴とする防水コネクタ用水封
プラグである。
[考案の実施例] 本考案を第1図〜第3図に図示の実施例に基づ
いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る水封プラグ10の縦断面
図であり、この水封プラグ10は合成樹脂から成
る棒状基体11とハウジングの挿入孔を閉塞する
ためのシール材12から構成されている。棒状基
体11の先端部には、後述するハウジングの係止
用条片と係合する弾頭状の第1の係止突起部13
が設けられ、後端部には第1の係止突起部13と
同様の形状の第2の係止突起部14が設けられ、
これらの係止突起部13,14を連結する軸部1
5は稍々小径となつている。また、係止突起部1
4を覆うように合成ゴム等から成る軟質の略円筒
状のシール材12が装着されている。第2図に示
すように、このシール材12の外形はシールを効
果的に行うために波形断面とされ、内側に軸線方
向に行き止まりで係止突起部14よりも稍々小さ
な相似形の孔部16が設けられ、この孔部16に
棒状基体11の第2の係止突起部14が挿し込ま
れ、シール材12の弾性力によつて抜け落ちない
ようにされている。また、シール材12の後端部
には円柱状の突出部17が設けられ、後述する端
子挿入孔への押し込みや引き抜きを容易にしてい
る。
この水封プラグ10を使用するに当つては、第
3図aに示すようにハウジング20の円形の接続
端子挿入孔21の後部から挿し込むわけである
が、ハウジング20には挿入孔21ごとに弾力性
を有する係止用条片22が斜め前方方向に向けて
形成されている。そして、水封プラグ10を挿入
孔21内に装着すると、係止用条片22は水封プ
ラグ10の第1の係止突起部13と係合して水封
プラグ10が容易には抜き取れないように作用す
る。
また、シール材12はハウジング20の挿入孔
21の内壁と密着し、この部分から水が浸入しな
いように作用する。なお、棒状基体11の形成時
にパーテイングラインにバリが存在していても、
シール材12の孔部16は行き止まりとなつてい
るので、ハウジング20内への水の浸入の虞れは
ない。更には、この実施例に係る水封プラグ10
は軸芯に対して対称形であるから、挿入孔21内
への装着時には上下・左右の方向性を考慮しない
で済む。
この場合に、ハウジング20の構造によつては
第3図bに示すように、棒状基体11は係止用条
片22に押されて軸線から若干傾くこともある
が、シール材12の弾性力が作用して、シール材
12は挿入孔21の内壁にほぼ均等に密着し、第
3図aの場合と同等の効果を有する。
このハウジング20に水封プラグ10が装着さ
れた状態においては、相手側のコネクタハウジン
グには仮に接続端子が装着されていたとしても、
水封プラグ10の先端は相手側の接続端子に触れ
ることのない長さとされているが、たとえ相手側
に軽く接触しても殆ど問題はない。勿論、相手側
のコネクタハウジングの対応する接続端子の位置
には、同じ水封プラグ10を同様に挿し込むこと
も可能である。
また、実施例のように第1、第2の突起部1
3,14を同形とすれば、シール部材12を棒状
基体11の第2の突起部14に被着する作業にお
いて、方向性を考慮せずに済むので組立作業が容
易となる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る防水コネクタ
用水封プラグは、防水コネクタハウジングの使用
しない接続端子挿入孔に挿入することにより、無
駄な接続端子及び配線を省略し、完全な水封効果
が得られる。即ち、棒状基体はシール材の後端に
露出しない構造となつているため、棒状基体に沿
つて外部から水が浸入する虞れは全くない。ま
た、棒状基体とシール材との間のシールを考慮す
る必要がなく、棒状基体がハウジング内の係止用
条片に押されて若干傾いた状態になつても防水に
万全を期すことができる。更に、棒状基体は軸芯
に関して方向性がないため、ハウジングへの組み
込み作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
図面は防水コネクタに係る防水コネクタ用水封
プラグの一実施例を示し、第1図は縦断面図、第
2図はシール材の断面図、第3図a,bはハウジ
ングに挿入する場合の説明図であり、第4図は従
来の水封プラグの縦断面図である。 符号10は水封プラグ、11は棒状基体、12
はシール材、13,14は係止部、15は軸部、
16は孔部、20はハウジング、21は接続端子
挿入孔、22は係止用条片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防水コネクタハウジングの接続端子挿入孔に挿
    入してシールを行うプラグであつて、小径の軸部
    の先端部に前記ハウジングの係止用条片に係合す
    る稍々径の大きい弾頭状の第1の係止突起部と前
    記軸部の後端部に同様な形状の第2の係止突起部
    を有する合成樹脂製の棒状基体と、該棒状基体の
    第2の係止突起部に係止する軟質のシール材とか
    ら成り、該シール材は前記第2の係止突起部とそ
    れに続く前記軸部の一部を嵌合する行き止まりの
    孔部を有することを特徴とする防水コネクタ用水
    封プラグ。
JP1988080474U 1988-06-17 1988-06-17 Expired JPH0446383Y2 (ja)

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JP1988080474U JPH0446383Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17

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JP1988080474U JPH0446383Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17

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Publication Number Publication Date
JPH023674U JPH023674U (ja) 1990-01-11
JPH0446383Y2 true JPH0446383Y2 (ja) 1992-10-30

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ID=31305301

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5768766B2 (ja) * 2011-11-25 2015-08-26 株式会社オートネットワーク技術研究所 防水栓

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624078B2 (ja) * 1979-02-28 1987-01-28 Nitto Electric Ind Co
JPS6350468B2 (ja) * 1981-12-30 1988-10-07 Mo Och Domsjoe Ab

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0216527Y2 (ja) * 1985-06-25 1990-05-08
JPH0310619Y2 (ja) * 1986-05-21 1991-03-15
JPH0244467Y2 (ja) * 1986-09-20 1990-11-26

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JPH023674U (ja) 1990-01-11

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