JPH1131302A - リードアンプ回路および半導体集積回路 - Google Patents

リードアンプ回路および半導体集積回路

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JPH1131302A
JPH1131302A JP9184986A JP18498697A JPH1131302A JP H1131302 A JPH1131302 A JP H1131302A JP 9184986 A JP9184986 A JP 9184986A JP 18498697 A JP18498697 A JP 18498697A JP H1131302 A JPH1131302 A JP H1131302A
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JP
Japan
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head
amplifier circuit
circuit
capacitor
resistor
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JP9184986A
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Yuji Nagaya
裕士 長屋
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のリードアンプにあっては、ノイズカッ
ト用の容量やフィードバックループの周波数特性を決め
る容量として比較的大きな容量値を必要とするため、オ
ンチップの容量では不十分であり、外付け容量として接
続しなくてはならなかった。そのため、部品点数が増加
するとともに、外付け容量の接続端子の寄生インダクタ
ンスにより高周波領域でアンプのノイズ特性が劣化する
いう課題があった。 【解決手段】 定電流源によってバイアス電流が流され
るMRヘッドの電圧変化を増幅するMOSFETからな
る差動増幅回路(12)を設け、該差動増幅回路の一方
の入力端子にはMRヘッドの電流変化による変動電圧が
現れるノードを接続し、差動増幅回路の他方の入力端子
には、抵抗と容量とからなるローパスフィルタを介して
上記ノードを接続して、その変動電圧を平均化した電圧
を参照電圧として上記差動増幅回路に供給して増幅動作
させるようにしようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッドの駆動
回路さらには磁気抵抗素子を用いた磁気抵抗ヘッド(以
下、MRヘッドと称する)を有する磁気データの読出し
回路に適用して有効な技術に関し、例えば磁気ディスク
ドライブ装置のヘッド部に設けられるリード・ライトI
Cに利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスク記憶装置におい
て、記録媒体である磁気ディスクへのデータの書込みや
磁気ディスクからのデータの読出しは、磁気ヘッドを介
して行われる。この磁気ヘッドには、データの読み出し
(検出および増幅)を行なうためのリードアンプやデー
タの書き込みを行なうためのライトアンプと呼ばれる回
路を備えたリード・ライトIC(ヘッドドライバ)が結合
される。
【0003】本発明者等は、上記リード・ライトICに
設けられるMRヘッド対応のリードアンプとして、図2
に示すようなカレントバイアス・カレントセンス方式の
リードアンプを考案し出願した(特願平8−80863
号)。
【0004】図2のリードアンプは、MRヘッドが接続
されるヘッド端子X,Yと、該ヘッド端子間に接続され
たMRヘッドMRHにバイアス電流を流すと共にMRヘ
ッドに流れる電流の変化を検出して増幅するヘッドバイ
アス兼増幅用トランジスタT2と、このトランジスタの
コレクタに接続されアンプを広帯域化させるベース接地
型のトランジスタT1と、MRヘッドに上記トランジス
タT1,T2を介して直流バイアス電流を供給するカレ
ントミラー接続されたMOSFET P1,P2と、上
記ベース接地型のトランジスタT1のコレクタ端子とM
OSFET P1のドレイン端子との間に接続された負
荷抵抗R0と、上記ヘッドバイアス用トランジスタT2
のベースに負帰還をかけるフィードバック用アンプFB
A等から構成され、上記負荷抵抗R0の両端に発生する
電位差が読み出し信号として後段のアンプに供給されて
増幅されるようにされている。
【0005】なお、図2のリードアンプは、フィードバ
ック用アンプFBAからヘッドバイアス用トランジスタ
T2のベースに負荷抵抗R0の両端の電位差を0にする
ように負帰還をかけるため、アンプの負荷抵抗R0には
直流電流が流れないので抵抗値を大きくしてアンプのゲ
インを大きくすることができ、それによって入力換算ノ
イズを低減することができるという利点を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記リードアンプにお
いては、MOSFET P1とP2のゲートに容量C1
を接続することにより定電流源S1の信号帯域でのノイ
ズ成分を除去し、P2からMRヘッドMRHにノイズの
小さなバイアス電流を流すとともに、ヘッドバイアス兼
増幅用トランジスタT2のベースと接地点との間にはノ
イズを除去しフィードバックループの周波数特性を決め
るための容量C2が接続されている。ところが図2のリ
ードアンプにあっては、上記容量C1,C2として比較
的大きな容量値を必要とするため、オンチップの容量で
は不十分であり、外付け容量として接続しなくてはなら
なかった。そのため、部品点数が増加するとともに、外
付け容量の接続端子の寄生インダクタンスにより高周波
領域でアンプのノイズ特性が劣化するという課題がある
ことが明らかになった。
【0007】この発明の目的は、MRヘッド対応のリー
ドアンプにおいて、外付け容量をなくして部品点数を減
らすとともに、容量接続端子の寄生インダクタンスによ
る高周波領域でのアンプのノイズを低減することにあ
る。
【0008】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0010】すなわち、本発明は、MRヘッド対応のリ
ードアンプ回路において、定電流源によってバイアス電
流が流されるMRヘッドの電圧変化を増幅するMOSF
ETからなる差動増幅回路を設け、該差動増幅回路の一
方の入力端子にはMRヘッドの電流変化による変動電圧
が現れるノードを接続し、差動増幅回路の他方の入力端
子には、抵抗と容量とからなるローパスフィルタを介し
て上記ノードを接続して、そのノードの変動電圧を平均
化した電圧を参照電圧として上記差動増幅回路に供給し
て増幅動作させるようにしたものである。
【0011】上記した手段によれば、抵抗と容量とから
なるローパスフィルタを接続するため、抵抗により抵抗
と容量の積を大きくして所望の周波数特性を得ることが
でき、これによって容量値を小さくすることができるた
め、外付け容量が不要となり、部品点数を減らすことが
できるとともに、外付け容量の接続端子の寄生インダク
タンスによる高周波領域でアンプのノイズ特性の劣化を
防止することができる。
【0012】また、MRヘッドに流すバイアス電流を電
流コピー回路で形成する形式のリードアンプにおいて、
カレントミラー接続されるトランジスタの制御端子間
に、抵抗と容量とからなるローパスフィルタを接続する
ようにする。これによって、定電流源で発生するノイズ
が出力に現れるのを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。図1には本発明が適用されたリ
ードアンプ回路の第1の実施例が示されている。このリ
ードアンプ回路は、単結晶シリコンのような1個の半導
体チップ上に形成される。
【0014】図1において、MRHは半導体チップに外
部端子として設けられたヘッド端子X,Yに接続された
磁気抵抗素子としてのMRヘッド、11はこのMRヘッ
ドMRHにバイアス電流を流す電流コピー回路、12は
上記MRヘッドMRHの電流変化に伴う電圧の変化を増
幅する差動アンプで、この差動アンプ12で増幅された
信号は次段のアンプ13に入力され、差動出力RDX,
RDYとして出力される。上記ヘッド端子X,Yのうち
一方(図ではY)は、回路の接地点に接続されている。
【0015】この実施例の電流コピー回路11は、定電
流源I1と、該定電流源I1にドレイン端子が接続され
ゲート・ドレイン間が結合されたMOSFET M1
と、該MOSFET M1とカレントミラー接続された
MOSFET M2とによって構成され、上記MOSF
ET M2のドレイン端子が、上記MRヘッドMRHが
接続されるヘッド端子Xに接続され、上記定電流源I1
に流れる電流をMOSFET M1とM2のサイズ比で
決まる比率で複写した電流がMRヘッドMRHに流され
るように構成されている。そして、上記MOSFETM
1,M2のゲート端子間に抵抗R1が、またMOSFE
T M2のゲート端子と電源電圧端子Vccとの間に容
量C1が接続され、抵抗R1と容量C1とによりローパ
スフィルタが構成されている。このローパスフィルタの
周波数特性を適切に設定することにより、上記定電流源
I1のノイズ成分が信号帯域で除去され、MOSFET
M2からはノイズ成分の小さなバイアス電流がMRヘ
ッドMRHに供給される。
【0016】上記ローパスフィルタを構成する抵抗R1
と容量C1の値は、フィルタの周波数特性が信号周波数
帯で定電流源I1のノイズを充分に除去できるような値
に決定する。フィルタのカットオフ周波数は、抵抗R1
と容量C1の積によって決まるので、先ず容量C1の値
として半導体チップに内蔵できる大きさを選択し、それ
に応じて抵抗R1の値を決定する。この場合、容量C2
の適切な値は、数10pFオーダーであり、これは半導
体チップ上において絶縁膜容量として形成可能な大きさ
である。このとき抵抗R1の値は数100kΩのオーダ
ーとなる。
【0017】MRヘッドMRHの電圧変化を増幅する上
記差動アンプ12の一方の入力にはMRヘッドMRHの
正側の端子を直接接続し、差動アンプ12の他方の入力
にはMRヘッドMRHの正側端子を、抵抗R4と容量C
2とからなるローパスフィルタを介して接続するように
したものである。上記抵抗R4は、差動アンプ12を構
成する一対の差動MOSFET M3,M4のゲート端
子間に接続され、容量C2はMOSFET M4のゲー
ト端子と回路の接地点との間に接続されている。これに
よって、差動アンプ12のMOSFET M4のゲート
端子には、M3のゲート端子に入力されるMRヘッドM
RHの正側端子の変動する電圧の平均電圧が参照電圧と
して印加されることとなる。
【0018】上記抵抗R4および容量C2からなるロー
パスフィルタは、リードアンプによる読出し信号の周波
数の低域限界を与えるため、抵抗R4および容量C2の
値は、リードアンプに要求される読出し信号の周波数帯
域を考慮して決定する必要がある。この実施例の場合、
容量C2の適切な値は数10pFオーダーであり、抵抗
R4の値は数100kΩのオーダーである。このような
小さな値の容量を使用できるのは、抵抗R4を設けてロ
ーパスフィルタの抵抗と容量の積を大きくして所望の周
波数特性を得ることができるためである。ところで、図
2の従来のリードアンプにおいても、フィードバックア
ンプFBAとトランジスタT2のベースとの間に同様な
抵抗を入れることが可能であるように考えられるが、そ
のようにすると、トランジスタT2がバイポーラトラン
ジスタであり、フィードバックアンプFBAからベース
電流を流すため、フィードバックアンプFBAの出力電
圧をかなり高い電圧レベルにもって行かなくてはなら
ず、実現が非常に困難である。
【0019】図3に本発明に係るリードアンプ回路の第
2の実施例を示す。
【0020】この実施例は、図1の実施例における電流
コピー回路11を構成するPチャネルMOSFETM
1,M2の代わりにNチャネルMOSFET M7,M
8を用いるとともに、差動アンプ12の参照電圧を与え
るローパスフィルタを構成する容量C4を、MOSFE
T M4のゲート端子と接地点との間に接続する代わり
に、MOSFET M4のゲート端子と電源電圧端子V
ccとの間に接続するようにしたものである。また、電
流コピー回路11内の容量C3は、カレントミラーを構
成するMOSFET M2のゲート端子と接地点と間に
接続されている。さらに、電流コピー回路11の対称性
を確保するため、定電流源側のMOSFET M7のソ
ースと接地点との間に抵抗R8が接続されている。
【0021】この実施例においては、電流コピー回路1
1のローパスフィルタを構成する容量C3の一方の端子
がVccに比べて安定な接地点に接続されているため、
図1の実施例の回路に比べて電源電圧Vccのノイズが
差動アンプ12に入りにくいという利点がある。また、
この実施例では、差動アンプ12のMOSFET M3
のゲート端子がカレントミラーMOSFET M8のド
レイン端子に接続され、M3のゲート端子と電源電圧端
子Vccとの間にはヘッドに流れる電流の変化を電圧変
化に変えるための抵抗R10が接続されている。そのた
め、図1の実施例に比べて差動アンプ12の入力に抵抗
R10を通して電源電圧Vccのノイズが入り易いが、
M4のゲート端子に接続された容量C4が電源電圧端子
Vccに接続されているため、電源電圧Vccから差動
アンプ12に入るノイズは同相のノイズとして入ること
となる。そのため、ノイズが互いに打ち消し合って、出
力RDX,RDYには電源電圧Vccのノイズが現れに
くいという利点がある。
【0022】図4に本発明に係るリードアンプ回路の第
3の実施例を示す。
【0023】この実施例は、電流コピー回路11の代わ
りに、ヘッド端子X,Yにそれぞれ定電流源I3とI4
を接続し、MRヘッドのバイアス点は、ヘッド端子X,
Y間にヘッド並列に接続された一対の直列抵抗R11と
R12の接続ノードn1を接地点に接続することにより
与えている。このようなバイアス方式では、ヘッドの両
端の電位はそれぞれ逆方向へ変動することになる。そこ
で、この実施例では、ヘッド端子X側の電圧変動を増幅
する差動アンプ12の他に、ヘッド端子Y側の電圧変動
を増幅するためのMOSFET M11,M12と定電
流源I6とからなる第2の差動アンプ14が設けられ、
その差動MOSFET M11,M12のドレイン端子
が他方の差動アンプ12を構成するMOSFET M1
0,M9のドレイン端子と結合されている。すなわち、
MOSFET M9とM12がドレイン抵抗R2を共用
し、M10とM11がドレイン抵抗R3を共用するよう
に接続がなされている。
【0024】この実施例においては、第2の差動アンプ
14側にも容量C6と抵抗R14とからなるローパスフ
ィルタが接続され、ヘッド端子Yの変動する電位をフィ
ルタによって平均化された電圧が参照電圧として差動M
OSFET M12のゲート端子に印加されている。こ
の実施例においても、上記容量C2やC6の適切な値
は、数10pFオーダーであり、これは半導体チップ上
において絶縁膜容量として形成可能な大きさである。
【0025】図5には、上記実施例のリードアンプを備
え磁気ヘッドを駆動するリード・ライトICの構成例が
示されている。この実施例のリード・ライトICは同時
に複数の磁気ディスクをアクセスすることができるよう
に、複数のリード初段アンプ1と複数のライトアンプ2
を備え、各アンプにそれぞれ読出し用MRヘッドMRH
と書き込み用ヘッドINDが接続可能にされるととも
に、リード初段アンプ1にはリード後段アンプ3が接続
され、リード初段アンプ1で検出された信号を増幅、波
形整形してリードデータとして図外のマイクロプロセッ
サ等へ出力する。
【0026】上記ライトアンプ2には、マイクロプロセ
ッサ等から供給されるライトデータを入力バッファ4で
受けてレベル変換回路5でレベル変換された信号が入力
されて対応するヘッドを駆動する。なお、図5におい
て、6は上記複数のMRヘッドのうちいずれのヘッドを
バイアスさせるか選択したり動作モードを決定し内部の
制御信号を形成する制御回路、7は上記各アンプ1,
2,3で使用する基準電圧を発生する基準電圧発生回路
である。
【0027】以上説明したように、上記実施例は、MR
ヘッド対応のリードアンプ回路において、定電流源によ
ってバイアス電流が流されるMRヘッドの電圧変化を増
幅するMOSFETからなる差動増幅回路を設け、該差
動増幅回路の一方の入力端子にはMRヘッドの電流変化
による変動電圧が現れるノードを接続し、差動増幅回路
の他方の入力端子には、抵抗と容量とからなるローパス
フィルタを介して上記ノードを接続して、そのノードの
変動電圧を平均化した電圧を参照電圧として上記差動増
幅回路に供給して増幅動作させるようにしたので、抵抗
によりローパスフィルタの抵抗と容量の積を大きくして
所望の周波数特性を得ることができ、これによって容量
値を小さくすることができるため、外付け容量が不要と
なり、部品点数を減らすことができるとともに、外付け
容量の接続端子の寄生インダクタンスによる高周波領域
でアンプのノイズ特性の劣化を防止することができると
いう効果がある。
【0028】また、MRヘッドに流すバイアス電流を電
流コピー回路で形成する形式のリードアンプにおいて、
カレントミラー接続されるトランジスタの制御端子間
に、抵抗と容量とからなるローパスフィルタを接続する
ようにしたので、定電流源で発生するノイズが出力に現
れるのを防止することができるという効果がある。
【0029】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば図1
の実施例では、電流コピー回路11内のローパスフィル
タを構成する容量C1の一方の端子を、MOSFETM
1,M2のゲート電圧がVccを基準にして決定される
ため電源電圧Vccに接続しているが、接地点その他の
定電位に接続することも可能である。また、差動アンプ
12内のローパスフィルタを構成する容量C2の一方の
端子を接地点に接続しているが電源電圧Vccその他の
定電位に接続することも可能である。
【0030】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である磁気ヘ
ッドのリード・ライトICに内蔵されるリードアンプに
適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定
されるものでなく、リードアンプを備えた半導体集積回
路一般に利用することができる。
【0031】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0032】すなわち、MRヘッド対応のリードアンプ
において、外付け容量をなくして部品点数を減らすとと
もに、容量接続端子の寄生インダクタンスによる高周波
領域でのアンプのノイズを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリードアンプ回路の一実施例を示
す回路図である。
【図2】従来のリードアンプ回路の例を示す回路図であ
る。
【図3】本発明に係るリードアンプ回路の第2の実施例
を示す回路図である。
【図4】本発明に係るリードアンプ回路に第3の実施例
を示す回路図である。
【図5】上記実施例のリードアンプ回路を備え磁気ヘッ
ドを駆動するリード・ライトICの構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11 電流コピー回路 12 初段差動アンプ 13 次段アンプ 14 第2の差動アンプ MRH MRヘッド(磁気抵抗ヘッド) X,Y ヘッド端子 C1,C2 ローパスフィルタを構成する容量

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗ヘッドが接続される一対のヘッ
    ド端子と、このヘッド端子間に接続された磁気抵抗ヘッ
    ドにバイアス電流を流す電流バイアス回路と、 一対の入力差動MOSトランジスタを有し、上記磁気抵
    抗ヘッドの一方の端子に一方の入力端子が接続され、他
    方の入力端子には抵抗と容量とを含むフィルタ回路を介
    して上記磁気抵抗ヘッドの一方の端子の電圧を平均化し
    て電圧が参照電圧として印加された差動増幅回路とを備
    え、 上記フィルタ回路を構成する抵抗および容量は、上記電
    流バイアス回路および差動増幅回路を構成する素子とと
    もに同一の半導体チップ上に形成されてなることを特徴
    とするリードアンプ回路。
  2. 【請求項2】 上記電流バイアス回路は、定電流源と、
    該定電流源と直列形態に接続された第1のトランジスタ
    と、該第1のトランジスタとカレントミラー接続された
    第2のトランジスタとからなり、上記第1のトランジス
    タの制御端子と上記第1のトランジスタの制御端子との
    間に抵抗と容量とを含む第2のフィルタ回路が接続さ
    れ、第2の上記フィルタ回路を構成する抵抗および容量
    は、上記電流バイアス回路を構成する素子とともに同一
    の半導体チップ上に形成されてなることを特徴とするこ
    とを特徴とする請求項1に記載のリードアンプ回路。
  3. 【請求項3】 磁気抵抗ヘッドが接続される一対のヘッ
    ド端子と、 上記一対のヘッド端子のそれぞれに接続された定電流源
    と、上記磁気抵抗ヘッドと並列形態に接続され互いの結
    合点が定電位点に接続された一対の直列抵抗とからなる
    上記電流バイアス回路と、 上記磁気抵抗ヘッドのそれぞれの端子に、各々入力差動
    MOSトランジスタ対を有し一方の入力端子は直接にま
    た他方の入力端子にはそれぞれ抵抗と容量とを含むフィ
    ルタ回路を介して上記磁気抵抗ヘッドの端子の電圧が印
    加されるようにされた差動段がそれぞれ接続され、それ
    らの差動段の入力差動MOSトランジスタのドレイン端
    子が交差的に結合されるように構成された差動増幅回路
    とを備え、 上記フィルタ回路を構成する抵抗および容量は、上記電
    流バイアス回路および差動増幅回路を構成する素子とと
    もに同一の半導体チップ上に形成されてなることを特徴
    とするリードアンプ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のリード
    アンプ回路と、書き込み用ヘッドを駆動して磁気データ
    の書き込みを行なうライトアンプ回路とが1つの半導体
    チップ上に形成されてなることを特徴とする磁気ヘッド
    駆動用の半導体集積回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6262628B1 (en) 1999-06-23 2001-07-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Differential amplifier circuit
SG89403A1 (en) * 2000-06-22 2002-06-18 Texas Instruments Inc Read head protection circuit and method
JP2006260760A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Guzik Technical Enterp Inc 磁気抵抗ヘッドのための低インピーダンスリード増幅器

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