JP3208915B2 - 磁気ヘッド用再生回路 - Google Patents

磁気ヘッド用再生回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドから再生信号を取り出すための磁気ヘッド用再生回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以下MRヘ
ッドという)は、その感磁部が磁気抵抗効果を有する磁
性薄膜によって構成されており、この磁性薄膜の抵抗率
が磁気記録媒体上の磁気記録に基づく信号磁界によって
変化することから、上記磁性薄膜に電流(センス電流)
を流して上記抵抗変化を再生出力電圧として検出するも
のである。このMRヘッドは、高出力、低クロストーク
で、速度依存性がない等の特長を有するため、例えばハ
ードディスクドライブ(HDD)用の再生ヘッドとし
て、あるいはディジタルオーディオテープレコーダ等の
高密度記録再生用ヘッドとして用いられている。
【0003】このようなMRヘッドの再生回路の一例を
図5に示す。この図5において、MRヘッドのMR素子
1は、初段アンプとなるトランジスタ2のエミッタに接
続されており、このトランジスタ2はいわゆるベース接
地型構成となっている。すなわち、トランジスタ2のエ
ミッタと接地との間にMR素子1が挿入接続され、コレ
クタは負荷抵抗3を介してVcc電圧源に接続されてい
る。トランジスタ2のコレクタ出力信号は、電圧−電流
変換増幅器であるいわゆるgm アンプ4に送られてい
る。このgm アンプ4は差動入力型となっており、上記
コレクタ出力信号電圧Vc1は非反転入力端子に供給さ
れ、反転入力端子には基準電圧源5からの基準電圧V
ref が供給されている。このgm アンプ4からの出力電
流はコンデンサ6に供給されており、gm アンプ4のg
m 値とコンデンサ6の容量値で定まるLPF(ローパス
フィルタ)により出力電流の低域成分特に直流分が取り
出されて、上記初段アンプのトランジスタ2のベースに
帰還されている。
【0004】ここで、上記LPFのカットオフ周波数f
c は、 fc =1/(2πC/gm ) ・・・ (1) で定まり、このカットオフ周波数fc を充分低く(例え
ば100kHz以下)抑えかつ低消費電力を実現するため
に、gm アンプ4のgm 値は低く抑えられる。LPF用
のコンデンサ6の容量値は、例えば0.1μF程度と比
較的大きなキャパシタンスが必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図7に
示した構成のMRヘッドの再生回路において、例えば電
源投入時には、上記初段アンプであるトランジスタ2や
m アンプ4がオフ状態からオン状態に切り換えられ
る。また、記録再生装置に適用する場合に、消費電力を
抑えるために記録モード時には再生回路の電源をオフす
るものにおいては、記録モードと再生モードとの切り換
え時等にも、トランジスタ2やgm アンプ4がオフ状態
とオン状態との間で切り換えられる。このとき、上記L
PF用のコンデンサ6に対して充電あるいは放電が行わ
れるが、0.1μF程度と比較的大きな容量のコンデン
サ6を充放電するために時間を要し、コンデンサ6の電
圧が安定するまでに時間を要することになり、応答性が
悪くなる。
【0006】ここで、この比較的大きな容量のコンデン
サ6の充放電時間を短くするためには、gm アンプ4と
して大きなgm 値のものを用いて急速に充放電を行わせ
ることが考えられるが、このgm 値が大きいと、上記
(1)式より上記LPFのカットオフ周波数fc が大き
くなってしまい、有効な直流フィードバックが行えない
という欠点がある。
【0007】このような点を考慮して、本件出願人は先
に、図8に示すような磁気ヘッド用再生回路を提案して
いる。この図8においては、MR素子1、ベース接地型
構成のトランジスタ2、負荷抵抗3、基準電圧源5、L
PF用のコンデンサ6については、上記図7の各部と同
様であるため、同じ参照符号を付して説明を省略する。
また、この図8の再生回路では、gm 値が互いに異なる
2つのgm アンプ7、8を用いている。すなわち、第1
のgm アンプ7のgm 値は小さく、第2のgm アンプ8
のgm 値は大きくしている。
【0008】この図8に示す磁気ヘッド用再生回路にお
いて、初段アンプであるベース接地トランジスタ2から
のコレクタ出力信号が第1のgm アンプ7の非反転入力
端子及び第2のgm アンプ8の非反転入力端子にそれぞ
れ供給されており、基準電圧源5からの基準電圧Vref
が第1のgm アンプ7の反転入力端子及び第2のgm
ンプ8の反転入力端子にそれぞれ供給されている。これ
らの第1、第2のgmアンプ7、8からの出力信号がL
PF用のコンデンサ6に供給されている。
【0009】電源投入時等のように再生回路がオフ状態
からオン状態に変化したときには、先ず大きいgm 値の
第2のgm アンプ8を動作状態(オン状態)とし、大容
量のコンデンサ6を急速充電した後、第1のgm アンプ
7を動作状態として、このアンプ7のgm 値とコンデン
サ6の容量値とで上記LPFの必要なカットオフ周波数
を得るようにしている。
【0010】ところで、トランジスタ2のベース電流I
B の存在が原因となって生じる出力信号のオフセットで
ある(Vref −初段の出力(Vc1))の値は、gm が大き
いほど小さくなる。すなわち、第1のgm アンプ7がオ
ンのときと、第2のgm アンプ8がオンのときとでは、
出力のオフセットが異なるため、これらのアンプ7、8
を切り換えたときに、図7のグラフに示したような再生
出力の直流レベルの変動が生じる。この図7において、
時刻t=0のとき再生回路がオフ状態からオン状態に変
化し、第2のgm アンプ8がオンとなり、時刻t=t0
のとき第2のgm アンプ8がオフし第1のgm アンプ7
がオンする。このときの初段アンプであるトランジスタ
2からの出力には直流変動ΔVが生じている。また、上
記2つのアンプ7、8を切り換えるための切換制御回路
(図示せず)が必要となり、回路構成が複雑化する。
【0011】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、再生回路のオン、オフに伴うLPF用コ
ンデンサの充放電を急速に行わせることができ、回路構
成が簡単で、上記直流変動が生じることなく、2つのg
m アンプの切換制御も不要となるような磁気ヘッド用再
生回路を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気ヘッド
用再生回路は、磁気抵抗効果型磁気ヘッドからの出力信
号を増幅する初段増幅手段と、この初段増幅手段からの
出力信号が入力され入出力特性が指数関数で表される電
圧−電流変換増幅手段と、この電圧−電流変換増幅手段
の出力端子に接続されたコンデンサと、上記電圧−電流
変換増幅手段からの出力信号を上記初段増幅手段の入力
側に帰還する帰還手段とを有することにより、上述の課
題を解決するものである。
【0013】ここで、上記電圧−電流変換増幅手段は、
入力電圧を電流に変換する電圧−電流変換部と、この電
圧−電流変換部で変換された電流を指数関数の入出力特
性で増幅して出力する電流増幅部とを有して成るものを
用いることができ、上記電流増幅部は多段に構成するこ
とができる。また、上記初段増幅手段には、ベース接地
トランジスタや、エミッタ接地トランジスタを用いるこ
とができる。
【0014】
【作用】指数関数の入出力特性を有する電圧−電流変換
増幅手段のgm 値が入力電圧に応じて変化するため、電
源オン時等の再生回路のオン、オフに伴うコンデンサの
充放電を急速に行わせることができ、しかも入力電圧が
小さい定常状態におけるgm 値の変化が小さいため、初
段増幅手段出力の直流レベル変動をなくすことができ、
回路構成も簡単である。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る好ましい実施例について
図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る磁気
ヘッド用再生回路の一実施例の概略構成を示すブロック
回路図である。
【0016】この図1において、MRヘッドのMR素子
1は、初段アンプとなるトランジスタ2のエミッタに接
続されており、このトランジスタ2はいわゆるベース接
地型構成となっている。すなわち、トランジスタ2のエ
ミッタと接地との間にMR素子1が挿入接続され、コレ
クタは負荷抵抗3を介してVcc電圧源に接続されてい
る。トランジスタ2のコレクタ出力信号は、入出力特性
が指数関数で表される電圧−電流変換増幅器(gm アン
プ)10で増幅されてLPF用のコンデンサ6に供給さ
れている。この電圧−電流変換増幅器(gm アンプ)1
0は、電圧−電流変換部11と電流増幅部12とを有し
て成っている。この電圧−電流変換増幅器(gm アン
プ)10の電流増幅部12の出力端子にコンデンサ6が
接続されると共に、電流増幅部12からの出力信号が初
段のトランジスタ2のベースに帰還されている。
【0017】ここで、電圧−電流変換部11と電流増幅
部12とを有して成る電圧−電流変換増幅器(gm アン
プ)10は、上記初段トランジスタ2の出力信号と基準
電圧源5からの基準電圧Vref との差電圧入力信号(入
力電圧)Vi に対する出力信号(出力電流)Io の関係
(入出力特性)が、例えば図2に示すような指数関数と
なっている。また、電圧−電流変換増幅器(gm アン
プ)10の上記入力電圧Vi に対するgm 値の具体例を
図3に示す。これらの図2、図3において、特性曲線
a、bはアンプ10(特に電流増幅部12)が図4に示
すように1段の構成の場合を示し、特性曲線cはアンプ
10(特に電流増幅部12)が図5に示すように2段の
構成の場合を示している。
【0018】すなわち図4において、電圧−電流変換部
11の入力端子11aには上記基準電圧源5からの基準
電圧Vref が供給され、入力端子11bには上記初段ア
ンプとなるトランジスタ2からの出力信号が供給されて
おり、これらの入力端子11a、11b間の差電圧が入
力電圧Vi となっている。この電圧−電流変換部11
は、各エミッタが共通接続されたPNP型トランジスタ
3 、Q4 と、この共通エミッタに接続された電流値2
Iの定電流源11cとから成っており、トランジスタQ
4 のベースが入力端子11a、トランジスタQ3 のベー
スが入力端子11bにそれぞれ対応している。各トラン
ジスタQ3 、Q4 のコレクタ電流をそれぞれIc3、Ic4
とするとき、 Ic3=2I/(1+exp(Vi/Vt)) ・・・ (2) Ic4=2I/(1+exp(−Vi/Vt)) ・・・ (3) これらの(2)式、(3)式中のVt は、ほぼ室温(3
00K)のとき、約26mVとなる。
【0019】このときに抵抗Rを流れる電流(Ic3−I
c4)/2をiと置くとき、図4に示すような構成の電流
増幅部12からの出力電流Io は、 Io =I(exp(iR/Vt)−exp(−iR/Vt))N/No ・・・ (4) となる。この(4)式中のN及びNo は、それぞれ図4
中のトランジスタQ1 、Q2 及びトランジスタQ5 、Q
6 について、トランジスタを並列に接続する個数を表し
ている。
【0020】なお、図4の電流増幅部12は一般の電流
増幅器の構成であるが、簡単に説明すると、上記トラン
ジスタQ3 、Q4 の各コレクタがNPN型トランジスタ
5、Q6 の各コレクタにそれぞれ接続され、トランジ
スタQ5 、Q6 の各ベースは共通接続されて抵抗値Rの
抵抗をそれぞれ介して各コレクタに接続されている。ト
ランジスタQ5 、Q6 の各コレクタはNPN型トランジ
スタQ1 、Q2 の各ベースにそれぞれ接続され、これら
のトランジスタQ1 、Q2 の各コレクタは、カレントミ
ラー(電流反転)回路を構成するPNP型トランジスタ
7 、Q8 の各コレクタにそれぞれ接続されている。ト
ランジスタQ1 のコレクタをを流れる電流をIc1、トラ
ンジスタQ2 のコレクタを流れる電流をIc2とすると
き、トランジスタQ1 のコレクタとトランジスタQ7
コレクタとの接続点に接続された出力端子12aから
は、Ic2−Ic1の出力電流Io が取り出される。
【0021】上述した(2)式〜(4)式より、入力電
圧Vi と出力電流Io との関係の具体例について上記
(4)式中の抵抗値R等を変えて示したものが図2の曲
線a、bである。また、gm =dIo /dVi であるこ
とより、上記図2の各特性曲線a、bにそれぞれ対応す
るgm の入力電圧Vi に対する特性が、図3の曲線a、
bのように表される。ここで、定常状態(Vi =0)で
は、 gm =NRI2 /(No Vt 2 ) ・・・ (5) となる。
【0022】これによって、前述したような電源投入等
によるアンプの立ち上げ時や、ヘッド切換時等に、入力
電圧Vi が大きくなり、電圧−電流変換増幅器(gm
ンプ)10のgm が大きくなって、コンデンサ6に対す
る急速な充放電が行われるのに対し、通常の再生時(定
常状態)では入力電圧Vi が小さくなって上記gm が小
さくなる。また、定常状態のVi =0付近ではgm の変
化が小さいので、種々の理由により動作点に多少のオフ
セットが生じても、周波数特性の変化も小さくて済む。
【0023】ところで、図4に示す電圧−電流変換増幅
器(gm アンプ)10の具体例としては、1段増幅の構
成を示しているが、上記入力電圧Vi が大のときにgm
をより大きく、またVi が小のときにgm をより小さく
すると共に、Vi =0付近でのgm の変化が小さいVi
の範囲を広げたい場合には、gm アンプ10(の特に電
流増幅部12)を、例えば図5に示すように2段構成と
することが好ましい。この図5においては、上記図4の
トランジスタQ1 、Q2 を用いて成る1段の増幅部分を
2段のトランジスタQ1a、Q2a及びQ1b、Q2bを用いた
2段の増幅部分にて構成している。このような2段構成
の場合における上記入力電圧Vi と出力電流Io との関
係(入出力特性)の具体例を図2の曲線cに、またgm
と入力電圧Vi との関係の具体例を図3の曲線cにそれ
ぞれ示している。
【0024】ここで、電圧−電流変換増幅器(gm アン
プ)10を2段構成とする場合には、定常状態(Vi
0)では、 gm =N’N2 R’RI3 /(No 3 Vt 3 ) ・・・ (6) となる。
【0025】次に、図6は本発明に係る他の実施例を示
し、MR素子21に接続される初段トランジスタ25に
エミッタ接地型構造を用いた例を示している。この図6
において、MR素子21には電流源22からセンス電流
が供給されており、このMR素子21の抵抗変化に基づ
く電圧変化を直流カット用コンデンサ23を介して取り
出して、エミッタ接地型トランジスタ25のベースに供
給している。トランジスタ25のコレクタ出力は、上記
図1と同様な構成の、すなわち電圧−電流変換部11と
電流増幅部12とから成る電圧−電流変換増幅器(gm
アンプ)10に送られている。gm アンプ10は、トラ
ンジスタ25からの出力電圧と基準電圧源26からの基
準電圧Vref との差電圧(入力電圧)Vi に対して指数
関数の関係の出力電流Io を出力する。このgm アンプ
10からの出力電流Io は、LPF用のコンデンサ27
に送られると共に、トランジスタ25のベースに帰還さ
れる。
【0026】このような構成の実施例においても、上記
図1の実施例と同様に、簡単な回路構成で、電源オンや
記録/再生モード切換時の充放電を急速に行え、切換等
の時間を短縮化することができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、磁気抵抗効果型磁気ヘッドからの出力信号
を増幅する初段増幅手段と、この初段増幅手段からの出
力信号が入力され入出力特性が指数関数で表される電圧
−電流変換増幅手段と、この電圧−電流変換増幅手段の
出力端子に接続されたコンデンサと、上記電圧−電流変
換増幅手段からの出力信号を上記初段増幅手段の入力側
に帰還する帰還手段とを有しているため、指数関数の入
出力特性を有する電圧−電流変換増幅手段のgm値が入
力電圧に応じて変化し、電源オン時等の再生回路のオ
ン、オフに伴うコンデンサの充放電を急速に行わせるこ
とができ、しかも入力電圧が小さい定常状態におけるg
m 値の変化が小さいため、初段増幅手段出力の直流レベ
ル変動をなくすことができ、回路構成も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気ヘッド用再生回路の一実施例
を示すブロック回路図である。
【図2】該一実施例の電圧−電流変換増幅器(gm アン
プ)の入力電圧(Vi )−出力電流(Io )特性の具体
例を示すグラフである。
【図3】該一実施例の電圧−電流変換増幅器(gm アン
プ)の入力電圧(Vi )に対するgm 値の変化を示すグ
ラフである。
【図4】該一実施例の電圧−電流変換増幅器(gm アン
プ)の一具体例を示す回路図である。
【図5】該一実施例の電圧−電流変換増幅器(gm アン
プ)の他の具体例を示す回路図である。
【図6】本発明に係る磁気ヘッド用再生回路の他の実施
例を示すブロック回路図である。
【図7】従来の磁気ヘッド用再生回路の一例を示すブロ
ック回路図である。
【図8】本発明の説明に供する磁気ヘッド用再生回路の
一例を示すブロック回路図である。
【図9】図8に示す磁気ヘッド用再生回路の動作を説明
するための出力波形図である。
【符号の説明】 1、21・・・・・MR素子 2・・・・・(ベース接地型)トランジスタ 5、26・・・・・基準電圧源 6、27・・・・・LPF用コンデンサ 10・・・・・電圧−電流変換増幅器(gm アンプ) 11・・・・・電圧−電流変換部 12・・・・・電流増幅部 22・・・・・電流源 23・・・・・直流カット用コンデンサ 25・・・・・(エミッタ接地型)トランジスタ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗効果型磁気ヘッドからの出力信
    号を増幅する初段増幅手段と、 この初段増幅手段からの出力信号が入力され入出力特性
    が指数関数で表される電圧−電流変換増幅手段と、 この電圧−電流変換増幅手段の出力端子に接続されたコ
    ンデンサと、 上記電圧−電流変換増幅手段からの出力信号を上記初段
    増幅手段の入力側に帰還する帰還手段とを有することを
    特徴とする磁気ヘッド用再生回路。
  2. 【請求項2】 上記電圧−電流変換増幅手段は、入力電
    圧を電流に変換する電圧−電流変換部と、この電圧−電
    流変換部で変換された電流を指数関数の入出力特性で増
    幅して出力する電流増幅部とを有して成ることを特徴と
    する請求項1記載の磁気ヘッド用再生回路。
  3. 【請求項3】 上記電流増幅部が多段に構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の磁気ヘッド用再生回
    路。
  4. 【請求項4】 上記初段増幅手段は、ベース接地トラン
    ジスタで構成することを特徴とする請求項1記載の磁気
    ヘッド用再生回路。
  5. 【請求項5】 上記初段増幅手段は、エミッタ接地トラ
    ンジスタで構成することを特徴とする請求項1記載の磁
    気ヘッド用再生回路。
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