JPH0973424A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JPH0973424A
JPH0973424A JP7230279A JP23027995A JPH0973424A JP H0973424 A JPH0973424 A JP H0973424A JP 7230279 A JP7230279 A JP 7230279A JP 23027995 A JP23027995 A JP 23027995A JP H0973424 A JPH0973424 A JP H0973424A
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JP
Japan
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node
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distribution
data
database
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Pending
Application number
JP7230279A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kawakami
祥夫 川上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラムを含むデータを配布するに当たり
ネットワーク上の各ノードが所有するデータの種類、お
よび負荷情報について同一の情報を全ノードがそれぞれ
所有することにより、各ノードが所有する情報に基づき
配布元ノードを選択するネットワークシステムを得るこ
とを目的とする。 【構成】 ノード情報送信手段1002は、各ノードが
所有するソフトウェア、バージョン情報をネットワーク
内の他ノードのノード情報受信手段1003にブロード
キャストする。記憶手段1004は、ノード情報受信手
段1003により受信されたソフトウェア、バージョン
情報と、この情報の送信元ノードの識別子をデータベー
ス1005に記憶する。宛先決定手段1006は、ソフ
トウェア、バージョン情報により自ノードのデータベー
ス1005から、該当バージョンのソフトウェアを所有
するノードを検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ネットワークシステム、例えばL
AN/WANで接続された任意のノード間で効率的なソ
フトウェア、プログラム、データなどの配布を可能とす
るシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.ネットワーク上の任意のノードに対するプロ
グラムの配布に関し、特開平4−347733に記載さ
れている。以下この従来例について図面を用いて説明す
る。
【0003】図29は従来例におけるシステム構成を示
した図である。この計算機システムは、通信路101に
接続されている複数の計算機111〜114から成って
いる。各計算機はそれぞれ補助記憶装置121〜124
を持ち、この記憶装置上に格納されているプログラム1
41〜142及びデータ153をメモリ上にローディン
グした後動作する。それぞれの計算機にはこれらのプロ
グラムやデータを統合的に管理するプログラムが存在す
る。なお版情報管理テーブル191〜194および最新
版管理テーブル184については後述する。
【0004】図30は本発明の処理の流れ図である。図
中113はデータ送信側の計算機、111はデータ受信
側の計算機、114は版情報管理サーバの機能を持つ計
算機、112は最新バージョンプログラムを所持する計
算機112である。詳しくは後述する。
【0005】図31は通信データの構成を示す図であ
る。
【0006】通信データ281はデータ送信側の計算機
113からデータ受信側の計算機111へ送られるデー
タである。301は通信データの受信先計算機名であ
る。302は通信データの送信元計算機名である。30
3は通信種別であり、この例ではデータとなっている。
304はデータを作成したプログラム名である。305
はこのデータを作成したプログラムの版情報である。3
06はデータ本体であり、データ153である。
【0007】通信データ282はデータ受信側の計算機
111から計算機114へ送られるプログラム配布要求
である。311は通信データの受信先計算機名である。
312は通信データの送信元計算機名である。313は
通信種別であり、この例では要求メッセージとなってい
る。314は最新版のプログラムを要求するプログラム
名である。315は要求するプログラムの版情報であ
る。
【0008】通信データ283は計算機114から最新
版プログラムを所持する計算機112へ送られるプログ
ラム送付要求である。321は通信データの受信先計算
機名である。322は通信データの送信元計算機名であ
る。323は通信種別であり、この例では指示メッセー
ジとなっている。324はプログラム配布を要求するプ
ログラム名である。325は要求するプログラムの版情
報である。326はプログラムの送付先である。
【0009】通信データ284は最新版プログラムを所
持する計算機112からデータ受信側の計算機111へ
送られるプログラムである。331は通信データの受信
先計算機名である。332は通信データの送信元計算機
名である。333は通信種別であり、この例ではプログ
ラム送付を示す。334は送付プログラム名である。3
35は送付プログラムの版情報である。336はプログ
ラム本体である。
【0010】通信データ285はデータ受信側の計算機
111から計算機114へ送られるプログラム受信報告
である。341は通信データの受信先計算機名である。
342は通信データの送信元計算機名である。343は
通信種別であり、この例ではプログラム受信完了を示
す。344は受信したプログラム名である。345は受
信したプログラムの版情報である。
【0011】通信データ286は計算機114からデー
タ受信側の計算機111へ送られる実行再開指示であ
る。351は通信データの受信先計算機名である。35
2は通信データの送信元計算機名である。353は通信
種別であり、この例では処理の再開を示す。354は要
求されたプログラム名である。355は要求されたプロ
グラムの版情報である。
【0012】図32は各計算機の所持する版情報管理テ
ーブル191〜194の構成を示す図である。図中40
1は各プログラム間でやり取りされるデータの種別であ
る。402はこのデータを処理するプログラム名であ
る。403はこのプログラムの最新の版情報である。
【0013】図33は版情報管理サーバ機能を持つ計算
機114が所持する最新版管理テーブル184の構成を
示す図である。図中501はプログラム名である。50
2はこのプログラムの最新の版情報である。503は最
新版プログラムを所持している計算機名である。
【0014】以下、図30の流れ図に従って、プログラ
ム保守の実施例について説明する。
【0015】計算機113のプログラム143がデータ
153を作成し(ステップ211)、このデータ153
を通信データ281の形式で計算機111に送信し(ス
テップ212)、計算機111がこの通信データ281
を受信する(ステップ213)。すなわち、計算機11
3は版情報管理テーブル193を参照し、データ153
にプログラム143の情報305とプログラム名304
を付加した通信データ281を計算機111へ送信す
る。
【0016】計算機111は、受信したデータ153を
処理するためにプログラム141を起動しようとした時
点で、通信データ281を解読し、版情報管理テーブル
191を参照することによりプログラム141の版情報
403と通信データ281の版情報305を比較し、版
情報の不整合あるいはプログラム末組込みを検出する
(ステップ214)。
【0017】版情報の不整合あるいはプログラム末組込
みが検出された場合、計算機111はデータ153を処
理するために必要なプログラムのプログラム情報と通信
データ281に含まれる版情報305より通信データ2
82を作成し、版情報管理サーバである計算機114に
データ153の版情報と整合するプログラムの配布を要
求する(ステップ215)。
【0018】版情報管理サーバである計算機114は、
この通信データ282を受信し(ステップ216)、要
求されたプログラムの版を変更することに伴って影響を
受ける他プログラムとの整合性を整合情報管理テーブル
164を基にしてチェックし、配布すべきプログラムを
決定し(ステップ217)、その時点で当該プログラム
を低コストで送付できる計算機112を最新版管理テー
ブル184を基に選択し(ステップ218)、計算機1
12に対し、計算機111に向けてプログラム142を
送付を指示する通信データ283を送信する(ステップ
219)。
【0019】計算機112では、通信データ283を受
け取り(ステップ220)、計算機111に対して、プ
ログラム142を通信データ284として送信する(ス
テップ221)。
【0020】計算機111では、通信データ284を受
信し(ステップ222)、プログラム141を受信した
プログラム142に置き換える(ステップ223)。ま
た、計算機111は、版情報管理テーブル191の関連
する版情報403を更新する(ステップ224)ととも
に、計算機114に対して、通信データ284を正常に
処理したことを報告する通信データ285を送信する
(ステップ225)。
【0021】計算機114は、通信データ285を受信
し(ステップ226)、最新版管理テーブル184の関
連する計算機名503を更新する(ステップ227)。
すなわち最新版のプログラム142を所持している計算
機名503に計算機111を追加する。
【0022】これにより、計算機114は計算機111
でデータ153を処理するためのプログラムの整合性が
とれたと判断し、計算機111に対し、データ153の
処理を再開するように指示する通信データ286を送信
する(ステップ228)。これはデータ153を処理す
るために複数のプログラム変更が必要な場合は、複数の
計算機に対して複数プログラムの配布指示を出す必要が
あり、全ての配布が完了した時点で計算機111が処理
を再開する必要があるためである。
【0023】ステップ229の時点でデータ153の処
理が計算機111で処理可能となり、プログラム142
が起動され処理が行われる(ステップ230)。
【0024】上述のように、計算機114がプログラム
の配送要求を出していたが、計算機111が計算機11
4に対しプログラムの取り寄せ先を照会し、計算機11
1がその取り寄せ先の計算機に対してプログラム配送要
求を出すことも可能である。
【0025】また、上述の例では、計算機112と計算
機114が別の計算機であったが、版情報管理サーバと
最新版プログラムの所持を同一の計算機で行うことがで
きる。
【0026】また、上述の例では、版情報管理サーバ
(計算機114)があり、プログラムの取り寄せ先の決
定を版情報管理サーバが行っていたが、計算機111デ
ータを送信した計算機113からプログラム142を取
り寄せることも可能である。但しその場合計算機113
がプログラム142を送信する最適の計算機とは限らな
い。
【0027】従来例2.また、特開平4−114250
に、ローカルエリアネットワークにおけるサーバ決定方
式が開示されている。クライアントはサーバが必要にな
ったとき、複数サーバへ問い合わせを行い応答メッセー
ジに含まれる負荷情報を参照し、最小負荷のノードをサ
ーバとして選択する。
【0028】従来例3.また、特開平5−128029
では、プログラム実行に最適な計算機を選択することに
より、個々のワークステーションにおける負荷を分散す
るワークステーションネットワークについて開示されて
いる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】従来例1では、ネット
ワーク上の各ノードが所有するプログラムに関する版情
報に基づき版情報管理サーバがプログラムの配布元ノー
ドの選択を行っている。しかし、版情報管理サーバが使
用不能の場合、プログラムの配布が不可能となる問題点
があった。また、従来例2では、サーバノードの決定の
ために負荷情報を用いるものである。しかし、クライア
ントがサーバが必要になるたびに複数サーバに問い合わ
せを逐次行う必要があるという問題点があった。また、
負荷情報はある一時点のものであるので、そのノードの
負荷が増加傾向にあるか減少傾向にあるか知ることが出
来ないため、サーバノードの最適な決定が出来ないと言
う問題点があった。また、従来例3では、プログラム実
行に最適な計算機を選択するに当たり、各ノードでのメ
モリ容量に基づきサーバが決定している。しかし、サー
バが使用不能になったとき最適な計算機を決定できない
という問題点があった。また、メモリ容量はある一時点
のものであり、メモリ容量が増加傾向にあるか減少傾向
にあるか知ることが出来ず最適なノードの選択ができな
いという問題点があった。
【0030】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、プログラムを含むデータを配布
するに当たりネットワーク上の各ノードが所有するデー
タの種類、および負荷情報について同一の情報を全ノー
ドがそれぞれ所有することにより、各ノードが所有する
情報に基づき配布元ノードを選択するネットワークシス
テムを得ることを目的とする。また、この発明は、メモ
リ空き容量、CPU使用率に代表されるノードの負荷情
報の時間的変化及び、各ノードの配布成功回数に基づき
データの配布元ノードを選択するネットワークシステム
を得ることを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】この発明に係るネットワ
ークシステムは、複数のノードが接続されており各ノー
ドが以下の要素を有することを特徴とする。 (a)自ノードが所有するデータ名を他のノードにブロ
ードキャストするノード情報送信手段、(b)他ノード
からブロードキャストされた情報を受信するノード情報
受信手段、(c)上記データ名と該当データを所有する
ノード名をデータベースに記憶する記憶手段、(d)上
記データベースから所望のデータを所有するノードを検
索し、該当データの配布を要求するノードを決定する配
布元決定手段、(e)上記配布元決定手段により決定さ
れたノードに対し該当データの配布を要求する要求手
段、(f)他ノードからデータの配布要求を受信する要
求受信手段。
【0032】この発明に係るネットワークシステムは、
複数のノードが接続されており各ノードが以下の要素を
有することを特徴とする。 (a)自ノードが所有するデータ名を他のノードにブロ
ードキャストするノード情報送信手段、(b)他ノード
からブロードキャストされた情報を受信するノード情報
受信手段、(c)上記データ名と該当データを所有する
ノード名をデータベースに記憶する記憶手段、(d)自
ノードが所有しないデータ名を上記データベースから検
索し、該当データを所有するノード名を検索し、該当デ
ータの配布を要求するノードを決定する配布元決定手
段、(e)上記配布元決定手段により決定されたノード
に対し該当データの配布を要求する要求手段、(f)他
ノードからデータの配布要求を受信する要求受信手段。
【0033】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記ノード情報送信手段は、さらに、自ノードに関
するノード情報を他のノードにブロードキャストし、上
記ノード情報受信手段は他ノードからブロードキャスト
された情報を受信し、上記記憶手段は、さらに、上記ノ
ード情報受信手段により受信されたノード情報をデータ
ベースに記憶し、上記配布元決定手段は、上記データベ
ースから所望のデータを所有するノードを複数検索した
場合、上記データベースに記憶されたノード情報に基づ
き該当するデータを要求するノードを決定することを特
徴とする。
【0034】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記ノード情報は、メモリ空き容量であり、上記ノ
ード情報送信手段は、メモリ空き容量の情報を複数回送
信し、上記記憶手段はノード情報受信手段により受信さ
れたメモリ空き容量を上記データベースに複数記憶する
ことを特徴とする。
【0035】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記ノード情報は、CPU使用率であり、上記ノー
ド情報送信手段はCPU使用率を複数回送信し、上記記
憶手段はノード情報受信手段により受信されたCPU使
用率を上記データベースに複数記憶することを特徴とす
る。
【0036】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記配布元決定手段は、上記データベースに記憶さ
れた複数のノード情報に対し重み付け処理をして配布元
ノードを決定することを特徴とする。
【0037】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記ノードは、さらに、データを配布した配布先の
ノードからの配布成功通知を受け、配布成功回数を求
め、上記配布成功回数をノード情報として他のノードに
ブロードキャストする配布成功回数処理手段を有し、上
記記憶手段は、上記配布成功回数処理手段によりブロー
ドキャストされた配布成功回数をデータベースにノード
情報として記憶し、上記配布元決定手段は、上記データ
ベースから所望のデータを所有するノードを複数検索し
た場合、配布成功回数の多いノードを配布元として決定
することを特徴とする。
【0038】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記配布成功回数処理手段は、配布先ノードから配
布成功通知を受け、データベースに記憶されている配布
成功回数に1を加え、1を加えられた配布成功回数が所
定の回数より大きくなれば初期化することをことを特徴
とする。
【0039】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記ノードは、さらに、他ノードの情報が上記デー
タベースにない場合、他ノードに対し、データ名とノー
ド情報を要求することを特徴とする。
【0040】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記ネットワークシステムは、ローカルエリアネッ
トワークであることを特徴とする。
【0041】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記ネットワークシステムは、複数のローカルエリ
アネットワークを接続したワイドエリアネットワークで
あることを特徴とする。
【0042】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記ノード情報はローカルエリアネットワーク間の
通信料金であり、上記配布元決定手段は上記データベー
スから所望のデータを所有するノードを複数検索した場
合、上記通信料金に基づき配布元ノードを決定すること
を特徴とする。
【0043】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記ノード情報はローカルエリアネットワーク間の
通信速度であり、上記配布元決定手段は上記データベー
スから所望のデータを所有するノードを複数検索した場
合、上記通信速度に基づき配布元ノードを決定すること
を特徴とする。
【0044】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記データベースは複数種類のノード情報を記憶
し、上記配布元決定手段は上記データベースに記憶され
た複数種類のノード情報を用いる場合、重み付け処理を
して配布元ノードを決定することを特徴とする。
【0045】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記データはプログラムであり、上記データ名はプ
ログラム名と版情報であることを特徴とする。
【0046】この発明に係るネットワークシステムにお
いて上記データはメッセージであることを特徴とする。
【0047】
【作用】この発明におけるネットワークシステムは、ノ
ード情報送信手段、ノード情報受信手段、記憶手段、配
布元決定手段、要求手段、要求受信手段を備える。ノー
ド情報送信手段は、自ノードが所有するデータ名を他の
ノードにブロードキャストする。ノード情報受信手段
は、他のノードのノード情報送信手段からブロードキャ
ストされた情報を受信する。記憶手段は、ノード情報受
信手段が受信したデータ名と該当データを所有するノー
ド名をデータベースに記憶する。配布元決定手段は、上
記データベースから所望のデータを所有するノードを検
索し、該当データの配布を要求するノードを決定する。
要求手段は、上記配布元決定手段により決定されたノー
ドに対し上記データの配布を要求する。要求受信手段
は、他ノードからデータの配布要求を受信する。
【0048】この発明におけるネットワークシステム
は、ノード情報送信手段、ノード情報受信手段、記憶手
段、配布元決定手段、要求手段、要求受信手段を備え
る。ノード情報送信手段は、自ノードが所有するデータ
名を他のノードにブロードキャストする。ノード情報受
信手段は、他ノードからブロードキャストされた情報を
受信する。記憶手段は、ノード情報受信手段により、受
信されたデータ名とデータを所有するノード名をデータ
ベースに記憶する。配布元決定手段は、自ノードが所有
しないデータ名を上記データベースから検索し、更に該
当データを所有するノード名を検索し該当データの配布
を要求するノードを決定する。要求手段は、上記配布元
決定手段により決定されたノードに対し、該当データの
配布を要求する。要求受信手段は他ノードからデータの
配布要求を受信する。
【0049】この発明におけるネットワークシステムは
ノード情報送信手段とノード情報受信手段と記憶手段と
配布元決定手段と要求手段と要求受信手段を備える。ノ
ード情報送信手段は、自ノードが所有するデータ名の他
に自ノードに関するノード情報を他のノードにブロード
キャストする。上記ノード情報受信手段は他ノードから
ブロードキャストされた情報を受信し、上記記憶手段は
上記ノード情報受信手段により受信されたデータ名とノ
ード情報をデータベースに記憶する。配布元決定手段
は、所望のデータを所有するノードを複数検索した場
合、上記データベースに記憶されたノード情報に基づき
所望するデータを要求するノードを決定する。所望のデ
ータは、配布元決定手段が自ノードが所有しないデータ
名を上記データベースから検索した場合でもよい。
【0050】この発明におけるネットワークシステム
は、配布元決定手段が上記データベースから所望のデー
タを所有するノードを複数検索した場合、メモリ空き容
量からデータを要求するノードを決定する。ノード情報
送信手段はメモリ空き容量の情報を複数回送信し、記憶
手段はノード情報受信手段により受信されたメモリ空き
容量の情報を上記データベースに複数記憶する。配布元
決定手段は、複数の配布元ノード候補から配布元ノード
を決定する際に、複数記憶されたメモリ空き容量により
メモリ空き容量の増減傾向から配布元ノードを決定する
ことができる。
【0051】この発明におけるネットワークシステム
は、配布元決定手段がデータベースから所望のデータを
所有するノードを複数検索した場合、データを要求する
ノードをCPU使用率に基づき決定する。ノード情報送
信手段は、自ノードのCPU使用率を複数回送信し、記
憶手段はノード情報受信手段により受信されたCPU使
用率を上記データベースに複数記憶する。配布元決定手
段はデータベースに複数記憶されたCPU使用率から、
CPU使用率の増減傾向を知り、配布元ノードを決定す
る。
【0052】この発明におけるネットワークシステム
は、配布元決定手段がデータベースから所望のデータを
所有するノードを複数検索した場合、データを要求する
配布元ノードを決定する時に複数のノード情報を用い
る。このノード情報は、メモリ空き容量であり、又はC
PU使用率である。これらのメモリ空き容量あるいはC
PU使用率は、ノード情報送信手段により複数回送信さ
れる。ノード情報受信手段により受信されたノード情報
は、記憶手段により複数回データベースに記憶される。
配布元決定手段は、上記データベースに記憶された過去
複数回のノード情報すなわち、複数回のメモリ空き容量
あるいは複数回のCPU使用率に対し重み付け処理をし
て負荷が減少傾向にあるノードを配布元ノードとして決
定する。
【0053】この発明におけるネットワークシステム
は、更に配布成功回数処理手段を備える。データを配布
した配布先のノードから配布が成功した場合配布成功通
知を受け、配布成功回数処理手段は配布成功回数を所定
の計算により求め、配布成功回数をノード情報として他
のノードにブロードキャストする。他のノードのノード
情報受信手段はブロードキャストされた配布成功回数を
受信し、記憶手段は受信した配布成功回数をデータベー
スにノード情報として記憶する。配布元決定手段は、デ
ータベースから所望のデータを所有するノードを複数検
索した場合、配布成功回数の多いノードを配布元ノード
として決定する。
【0054】この発明におけるネットワークシステムに
おいて、配布成功回数処理手段は、配布先ノードから配
布成功通知を受けると、データベースに記憶されている
配布成功回数に1を加え配布成功回数とする。1を加え
られた配布成功回数が所定の回数より大きくなれば初期
化し、それを新たな配布成功回数とする。
【0055】この発明におけるネットワークシステム
は、他ノードの情報がデータベースに作られていない場
合、他ノードに対してデータ名とノード情報を要求す
る。
【0056】この発明におけるネットワークシステム
は、ローカルエリアネットワークである。
【0057】この発明におけるネットワークシステム
は、複数のローカルエリアネットワークを接続したワイ
ドエリアネットワークである。
【0058】この発明におけるネットワークシステム
は、ワイドエリアネットワークシステムであり、ノード
情報はローカルエリアネットワーク間の通信料金とす
る。配布元決定手段は、データベースから所望のデータ
を所有するノードを複数検索した場合、上記通信料金が
安価な配布元ノードに決定する。
【0059】この発明におけるネットワークシステム
は、ワイドエリアネットワークである。また、ノード情
報は、ローカルエリアネットワーク間の通信速度とす
る。配布元決定手段は、データベースから所望のデータ
を所有するノードを複数検索した場合、上記通信速度に
基づき配布元ノードを決定する。
【0060】この発明におけるネットワークシステム
は、ノード情報として複数種類のノード情報を持つ。デ
ータベースは複数種類のノード情報を記憶し、配布元決
定手段は、上記データベースに記憶された複数種類のノ
ード情報を用いる場合、重み付け処理をして配布元ノー
ドを決定する。この場合のノード情報の例としては、メ
モリ空き容量、CPU使用率、配布成功回数、通信料
金、通信速度の中からいくつかのノード情報を取り出
し、組み合わせて重み付け処理を行い、配布元ノードの
決定の判断材料とすることができる。
【0061】この発明におけるネットワークシステム
は、データとしてプログラムの配布を行うものである。
【0062】この発明におけるネットワークシステム
は、ノード間で配布するデータとしてはメッセージであ
る。
【0063】
【実施例】
実施例1.この実施例は、ローカルエリアネットワーク
(LAN)におけるソフトウェア配布について述べる。
LANで接続された全てのノードは、従来でいうサーバ
及びクライアントの機能を実装している。任意のノード
の所有するソフトウェア、バージョンの情報をネットワ
ーク上のそれぞれのノードが所有することが特徴であ
る。各ノードは情報が変化し次第、ネットワーク内の全
ノードへ情報をブロードキャストする。受信したノード
はその情報を用いて自情報を更新する。任意のノード
で、あるソフトウェアが必要となった場合、自情報より
必要とするソフトウェアを所有するノードを検索し、そ
のノードへソフトウェア送信を要求する。要求されたノ
ードでは要求されたソフトウェアを要求元ノードへ送信
する。以下、図を用いて説明する。
【0064】図1は、ローカルエリアネットワークの構
成図である。ノードA、ノードB、ノードC・・・がロ
ーカルエリアネットワークに接続されている。図2は、
ノードのブロック図である。図ではノードAとノードB
のブロック図を示しているがLAN上の全てのノードが
同じ構成を持つ。この実施例におけるローカルエリアネ
ットワークを構成する全てのノードはノード情報送信手
段1002、ノード情報受信手段1003、記憶手段1
004、データベース1005、配布元決定手段100
6、要求手段1007、要求受信手段1008、データ
送信手段1009、データ受信手段1010を備える。
ノード情報送信手段1002は、各ノードが所有するソ
フトウェア、バージョン情報をネットワーク内の全ノー
ドにブロードキャストする。ノード情報受信手段100
3は、他ノードからブロードキャストされたソフトウェ
ア、バージョン情報を受信する。記憶手段1004は、
ノード情報受信手段1003により受信されたソフトウ
ェア、バージョン情報と、この情報の送信元ノードの識
別子をデータベース1005に記憶する。また、ソフト
ウェア、バージョン情報を送信したノードは、自ノード
の識別子と自ノードの持つソフトウェア、バージョン情
報を自ノードのデータベース1005に書き込む。配布
元決定手段1006は、ソフトウェア、バージョン情報
により自ノードのデータベース1005から、該当バー
ジョンのソフトウェアを所有するノードを検索する。こ
の実施例において該当するノードが複数存在する場合は
最初に検索されたノードを該当ソフトウェアを配布する
配布元ノードとする。要求手段1007は、配布元決定
手段1006により決定されたノードに対し、該当バー
ジョンのソフトウェアの配布を要求する。要求受信手段
1008は、他ノードからの配布要求を受信する。デー
タ送信手段1009は、要求受信手段1008で受信し
た要求から、配布すべきバージョンのソフトウェアを要
求元のノードに送信する。データ受信手段1010は、
要求手段1007により要求したノードから送信された
該当バージョンのソフトウェアを受信する。
【0065】図3は、この実施例におけるネットワーク
システムの処理の流れを表す図である。ノードAがソフ
トウェアの配布を要求する配布先ノード、ノードBが該
当ソフトウェアを所有し、ノードAに配布する配布元ノ
ードであり、ノードAでソフト1バージョン1(以下ソ
フト1と呼ぶ)が必要となった場合を例とする。図2、
3を用いて、この場合の処理の流れを説明する。図2の
矢印は、図3の処理が行われる場合のノードA、Bの各
手段の間の関係を示す。 図3、ステップ1、システム適用時またはフロッピーな
どにより新規にソフトウェアをインストールした場合、
ノード情報送信手段1002は、自ノードが所有してい
るソフトウェア全ての情報をブロードキャストする。例
えば、ノードAが送信する送信データは、図4に示す通
りである。ノードAの送信データはノード名とソフトウ
ェア名、バージョン番号である。 ステップ2、各ノードの記憶手段1004は、ノード情
報受信手段1003が受信した情報により自ノード上の
データベース1005を更新する。データベース100
5の内容の一例を図5に示す。また、ノードA自身も自
ノードの情報で自ノードのデータベース1005を更新
する。 ステップ3、ノードAのユーザAがソフト1が必要にな
った。 ステップ4、ユーザAがノードAのシステムにソフト1
の入手を要求する。 ステップ5、ノードAの配布元決定手段1006は、自
ノードに備えられたデータベース1005からソフト1
を持つノードを検索する。 ステップ7、配布元決定手段1006がデータベース1
005を検索し、該当ノードが存在するか否か調べる。
ソフト1を持つノードを見つけることができない場合、
ステップ16すなわち、ノードAは自ノードでソフト1
をインストールされるまで待機する。あるいは、ノード
Aは、他ノードが、ソフト1をインストールし、その旨
ブロードキャストされるまで待機する。 ステップ8、ノードAの配布元決定手段1006は、デ
ータベース1005よりソフト1を所有するノードとし
てノードBを見つける。 ステップ9、ノードAの要求手段1007は、ノードB
へソフト1の配布要求を送信する。ノードAがノードB
へソフト1の配布を要求する送信データの例を図6に示
す。図6の送信データは、配布先はノードA、配布して
欲しいソフトウェア名はソフト1、バージョンは、バー
ジョン1であることを知らせる。 ステップ10、ノードBの要求受信手段1008は、ノ
ードAからソフト1の配布要求を受信する。 ステップ11、ノードBのデータ送信手段1009は、
ノードAへソフト1を送信する。 ステップ12、ノードAのデータ受信手段1010は、
ノードBからソフト1を受信する。 ステップ14、ノードAのノード情報送信手段1002
は、新規にソフト1を所有したのでその旨を他ノードへ
ブロードキャストする。この時、送信する送信データは
図4と同じ形式である。 ステップ15、各ノードのノード情報受信手段1003
が受信した情報を、記憶手段1004は自ノード上のデ
ータベース1005に書き込む。そして、各ノードはそ
れぞれステップ16にて待機する。
【0066】以上のように、この実施例では、各ノード
が自ノードが所有するプログラム、バージョン情報をネ
ットワーク内の全ノードにブロードキャストする。これ
によりネットワーク内の各ノードは、ブロードキャスト
された情報を使って必要なバージョンのプログラムを所
有するノードを知ることができる。これにより各ノード
は、必要なバージョンのプログラムを入手するための配
布元ノードを決定し、配布元ノードに対しプログラムの
配布要求を出し、配布元ノードからプログラムを受け取
ることができる。従来はプログラムの配布はサーバが管
理していたため、サーバが故障すると他のノードはプロ
グラムの配布を受けることができなかった。しかし、こ
の実施例におけるネットワークシステムでは、各ノード
が他ノードのプログラム、バージョン情報を所有してい
るため、欲しいソフトウェアを所有するノード1台が稼
働していれば配布を受けることが可能となる。また、あ
るソフトウェアが必要となった場合、ユーザがソフトウ
ェアの所在を意識することなく配布を受けることが可能
となる。
【0067】実施例2.この実施例は、自ノードのデー
タベースに他ノードのソフトウェア、バージョン情報が
データベース化されていない場合の処理について述べ
る。
【0068】ローカルエリアネットワークの構成図は図
1を用い、ブロック図は、図2を用いる。図7は、この
実施例の処理の流れを説明するための図である。図にお
いて、ステップ6、ステップ12、ステップ13以外
は、上記実施例と同様であるので説明は省く。上記実施
例と同様に、各ノードの持つ情報はネットワーク内の全
ノードでそれぞれのノードのデータベースに書き込まれ
ている。しかし例えば、他のノードより情報がブロード
キャストされたときノードAが故障していた場合、ノー
ドAはデータベースに他ノードの情報を書き込むことが
できない。そのため、ステップ5において自ノードが所
有するデータベースよりソフト1を持つノードを検索
し、ステップ6において他ノードの情報がデータベース
化されているか否か調べ、yesならばステップ7へ、
noならばステップ13へ移る。ステップ13において
ネットワーク内の全ノードへ再度情報を送信するよう要
求を出す。他ノードへブロードキャストを送信するデー
タの例は図8に示す。図8に示す送信データは、送信元
のノード名と要求の内容である。この場合送信元として
ノードA、要求する内容はリクエストブロードキャスト
である。次に、ステップ1へ戻りネットワーク内の他の
ノードは自ノードの所有するソフトウェアバージョンの
情報をブロードキャストする。再びステップ2からの処
理を繰り返す。
【0069】また、ステップ12において、ノードAは
ノードBからソフト1を受信できたか否か調べる。ye
sであればステップ14の処理へ移る。しかし、例えば
ノードBが故障していた場合は、ノードAへソフト1を
送信することができない。そのため、ステップ12でn
o、すなわちノードAが要求したソフト1が受信できな
いと判断した場合、ステップ5へ戻る。配布元決定手段
1006は、自ノードの所有するデータベース1005
からソフト1を持つノードを再度検索する。ソフト1を
受信できないとノードAが判定する方法は、例えば予め
一定時間を定めておき、その時間が経過してもソフト1
をノードAへ受信できなかった場合受信に失敗したと判
定する。
【0070】実施例3.この実施例は、ユーザが要求し
たソフトウェア、バージョンを入手するのではなく、各
ノードが自動的に自ノードの所有しないバージョンのソ
フトウェアを調べ、入手するシステムについて述べる。
【0071】ローカルエリアネットワークの構成図は図
1を用いる。ブロック図は図2を用いる。配布元決定手
段1006は、自ノードが所有しないバージョンのソフ
トウェアが存在するか否かデータベース1005を検索
する。該当ソフトウェアが存在すれば、さらに、該当ソ
フトウェアを所有するノードを検索し、配布元ノードと
する。図9がこの実施例の処理の流れを表す図である。
図9はステップ100が図7と異なる部分である。他の
ステップは図7のステップと同じ番号の処理と同様であ
るので説明は省略する。ステップ100の中のステップ
21において、ネットワーク上の各ノードは、自ノード
の所有しないソフトウェア、バージョンが存在するかど
うか、配布元決定手段1006がデータベース1005
を検索する。ステップ21において、該当ノードがな
い、すなわち自ノードの所有しないソフトウェア、バー
ジョンが存在しない場合ステップ16へ戻り待機する。
該当ノードがあり、すなわち自ノードの所有しないソフ
トウェア、バージョンがある場合、ステップ22の処理
へ移る。ステップ22において配布元決定手段1006
は、自ノードの所有しないソフトウェア、バージョンに
よりデータベース1005から、該当ソフトウェア、バ
ージョンを所有するノードを検索する。例えば、ノード
Aがソフト1を所有していない場合、ノードAの配布元
決定手段1006はデータベース1005を検索しノー
ドBを見つける。以下上記実施例と同様にノードBにソ
フト1を送信するよう要求を出す。
【0072】以上のように、この実施例では、各ノード
が自ノードが所有しないソフトウェア、バージョンが存
在するかどうかデータベースを検索し、無い場合は該当
ソフトウェア、バージョンを所有するノードを検索し、
検索されたノードにたいし該当バージョンのソフトウェ
アを配布するよう要求する。そのためユーザが意識する
ことなく、自動的にネットワーク内の全ノードのソフト
ウェア環境を最新にできる。
【0073】実施例4.この実施例は、配布元決定手段
がデータベースから所望のソフトウェア、バージョンを
所有するノードを複数検索した場合、ノード情報を用い
て配布元ノードを決定するシステムについて述べる。ノ
ード情報としてこの実施例ではメモリ空き容量の情報を
用いる。
【0074】ローカルエリアネットワークの構成図は図
1を用い、ブロック図は図2を用いる。ノード情報送信
手段1002は、自ノードの所有するソフトウェア、バ
ージョン情報をブロードキャストし、さらに自ノードに
関するノード情報をブロードキャストする。ノード情報
受信手段1003は、ブロードキャストされたソフトウ
ェア、バージョン情報とノード情報を受信する。記憶手
段1004は、ソフトウェア、バージョン情報とノード
情報をデータベース1005に記憶する。配布元決定手
段1006は、所望のバージョンのソフトウェアを所有
するノードをデータベース1005から検索する。該当
ノードが複数存在する場合、配布元決定手段1006
は、ノード情報に基づき該当ソフトウェアを要求する配
布元ノードを決定する。図10はこの実施例の処理の流
れを説明するための図である。各ノードは、最適な配布
元ノードを決定するための情報としてノード情報を送信
する。ノード情報として、メモリ空き容量を用いる。各
ノードは自ノードのメモリ空き容量についての情報を1
分間隔でブロードキャストするものとする。図10のス
テップ101とステップ102がこの実施例で新たに加
わった部分である。他のステップで図7のステップと同
じ番号のものは同じ処理であるので、相異点のみを説明
する。ステップ101において、各ノードのノード情報
送信手段1002は自ノードのメモリ空き容量を一分間
隔でブロードキャストする。図11にノードAがメモリ
空き容量4MBであることを送信する送信情報の例を示
す。ステップ2において、各ノードがノード情報受信手
段1003にて受信した情報を記憶手段1004は自ノ
ードのデータベースに書き込む。図12がデータベース
1005の内容の例である。図12は、図5で示したデ
ータベースの例に加えメモリ空き容量の情報を付加した
形である。この時メモリ空き容量は、過去3回分の情報
を持つ。すなわちノードAのメモリ空き容量は、現時点
が3MB、それより1分前は2MB、2分前は2MBで
ある。ステップ3において、ノードAのユーザAはソフ
ト1が必要となり、ステップ4においてソフト1の入手
を要求する。ステップ5において、配布元決定手段10
06が自ノードの所有するデータベース1005からソ
フト1を持つノードを検索する。
【0075】ステップ102の中のステップ25におい
て、例えばノードBとノードCがソフト1を持つと検索
される。配布元ノードが複数見つかった場合、配布元決
定手段1006は、該当するノードのメモリ空き容量の
増減により配布元を決定する。ステップ26において配
布元決定手段1006は、過去3回にわたり記憶されて
いるメモリ空き容量の増減の傾向を読みとり、配布元ノ
ードを決定する。メモリ空き容量の増減の傾向を読みと
る方法のひとつの例として、メモリが増えた場合はその
ときの値を2倍にし、減った場合は1/2にするポイン
ト制を用いることができる。例えばノードBのメモリ情
報が1MB,2MB,3MBであり、ノードCのメモリ
情報が5MB,4MB,3MBであるとすると、重み付
け関数を使って以下のように計算される。 ノードBのポイント:1MB×2+2MB×2+3MB=9 ノードCのポイント:5MB/2+4MB/2+3MB=7.5 ノードBのポイントがノードCのポイントより大きいこ
とより、ノードBをソフトウェアの配布元ノードと決定
する。この時もし、メモリ空き容量の情報として最新の
ものだけを持つならば、ノードBもノードCもどちらも
3MBであり、等しいものとなる。しかし、過去3回に
わたるメモリ空き容量の値を記憶し、重み付け関数を使
ってそれぞれのノードのポイントを計算することによ
り、より的確な配布元ノードを選択することができる。
【0076】なお、メモリ空き容量の値をブロードキャ
ストする時間間隔は一分間隔に限らず任意の間隔にする
ことができる。また、データベース1005に記憶する
メモリ空き容量の値の数も過去3回に限らず任意の回数
記憶することができる。更に、配布元ノードを決定する
場合の重み付け関数は一例である。ネットワーク環境、
ノードのシステム環境により、他の関数を設定する。
【0077】以上のようにこの実施例は、最適な配布元
ノードを決定するためにネットワーク上の全ノードが、
他のノードのソフトウェア,バージョン情報、メモリ空
き容量の情報を共通な情報として持つことを特徴とす
る。また、メモリ空き容量は、一回ではなく過去複数回
のメモリ空き容量の値を記憶する。これにより、配布元
決定手段で最適な配布元ノードを選択する際に、対象と
なるノード間でメモリ空き容量の増減の傾向を読みとる
ことができる。そのため、配布元ノードとして選ばれる
ノードが、メモリ空き容量が増加する傾向にあるノード
であるとすることができる。すなわちメモリ空き容量が
増加の傾向にあるノードは、そのノードの負荷が減少す
る傾向にあることを意味し、配布元ノードとして負荷の
少ないノードを選ぶことができる。
【0078】実施例5.実施例4では、最適な配布元ノ
ードを決定するために、ノード情報としてメモリ空き容
量の値を用いた。この実施例ではメモリ空き容量の変わ
りにCPU使用率の情報を用いてもよい。上記実施例と
同様にCPU使用率の情報は複数回、例えば十分間隔で
全ノードにブロードキャストし、これを受け取ったノー
ドは、自ノードのデータベース1005のCPU使用率
の値を更新する。データベース1005に記憶されるC
PU使用率の値は過去複数回にわたり記憶する。配布元
決定手段1006で配布元ノードを決定する際に、CP
U使用率の増減の傾向を調べ、配布元ノードを選択す
る。このCPU使用率の増減の傾向は、上記実施例で述
べたものと同様に重み付け関数を用いて計算された値を
使用する。そのため、CPU使用率の減少傾向にあるノ
ード、すなわち負荷の少ないノードを配布元ノードとし
て選ぶことができる。
【0079】実施例6.この実施例は、配布元ノードを
選択する際に、配布成功履歴を用いる場合について述べ
る。図13はこの実施例における各ノードのブロック図
である。図13は、図2のブロック図に配布成功回数処
理手段1011を加えたものである。配布元ノードの配
布成功回数処理手段1011は、配布先ノードのデータ
受信手段1010から配布成功通知を受信し、自ノード
の配布成功回数を所定の方法で求め、配布成功回数を新
たな配布成功履歴とし、ネットワーク上の全ノードにブ
ロードキャストする。ノード情報受信手段1003は、
ノード情報送信手段1002から他ノードの情報を受信
する。さらに、配布成功回数処理手段1011から配布
成功履歴を受信する。配布元ノードの記憶手段1004
は、配布成功回数処理手段1011から自ノードの配布
成功履歴を自ノードのデータベース1005に書き込
む。ソフトウェアの配布先のデータ受信手段1010
は、要求したソフトウェアの受信に成功すると配布成功
通知を配布元ノードに送信する。
【0080】図14がこの実施例の処理の流れを表す図
である。図14のステップ103及びステップ104が
図7と異なる部分である。主な違いについて説明する。
配布成功履歴は、各ノードがソフトウェアの配布に成功
した回数を所定の処理方法で処理し求めたものである。
あるノードが要求したソフトウェアを配布元ノードから
受信に成功した場合に、配布先ノードは、配布成功通知
を配布元ノードに送信する。配布元ノードは、所定の方
法で配布成功回数を求め、全ノードにブロードキャスト
する。これを受け取った各ノードは、自ノードのデータ
ベースにおける該当ノードの配布成功履歴を更新する。
このようにしてネットワーク上の各ノードは全ノードの
配布成功履歴をデータベース1005に記録している。
【0081】ステップ103のステップ28において、
配布元決定手段1006はソフト1を所有するノードと
してノードB、ノードCを検索する。ステップ29にお
いて配布元ノードの候補が複数ある場合、配布元決定手
段1006はそれぞれの候補の配布成功履歴を見て配布
成功回数の多いノードを選択する。ステップ8〜ステッ
プ12においてノードBにたいし、ソフト1の送信を要
求し、ノードBはノードAに1を送信する。ノードAは
ソフト1の受信に成功する。ステップ104において、
ノードAのデータ受信手段1010は、ノードBの配布
成功回数処理手段1011にソフト1の配布が成功した
ことを通知する。ノードBが配布成功通知を受けた後の
配布成功回数処理手段1011の処理を図15に示す。
ノードBの配布成功回数処理手段1011はノードAか
ら配布成功通知を受けた後、ステップ151において、
データベースの成功回数をカウントするカウンタを1増
やす。ステップ152において、カウンタが10以上か
否か調べ、Yesならばステップ153に分岐し、カウ
ンタを0に戻す。次に、ステップ154において配布に
成功した回数すなわちカウンタの値をブロードキャスト
する。ステップ152においてNoならば、ステップ1
54において、配布に成功した回数すなわちカウンタの
値をブロードキャストする。図15において、配布成功
回数が10回に達した時点で初期化ている理由は、配布
元ノードを選択する際に配布成功回数の多いノードを選
択するため、ある回数で初期化処理をしないとひとつの
ノードに配布要求が集中するためである。
【0082】ノードAはステップ104において、配布
成功通知をノードBに送信した後ステップ14におい
て、ソフト1を所有していることを全ノードへブロード
キャストする。ステップ15において、ネットワーク上
の全ノードは、データベース1005上のノードAのソ
フトウェア、バージョン情報とノードBの配布成功履歴
を更新する。
【0083】以上のようにこの実施例は、配布元ノード
を決定するときに配布成功回数にもとづいて決定する。
そのため、信頼性の高い配布が可能となる。
【0084】実施例7.この実施例は最適な配布元ノー
ドを選択するために、上記実施例4から実施例6の方法
を組合せて処理する方法について述べる。ブロック図は
図2あるいは図13を用いる。図16は、ノード情報と
して上記実施例のメモリ空き容量とCPU使用率を組み
合わせて用いる場合である。図7と異なる部分は、ステ
ップ105とステップ106である。ステップ105に
おいて、ネットワーク上の各ノードのノード情報送信手
段1002が、メモリ空き容量とCPU使用率の情報を
1分間隔でブロードキャストする。この時の送信情報
は、図11に示した送信情報にCPU使用率を付加した
形となる。ステップ106のステップ31において、配
布元決定手段1006は配布元ノードの候補としてノー
ドB,ノードCを見つける。ステップ32において、配
布元決定手段1006は、配布元ノード候補のそれぞれ
のメモリ空き容量とCPU使用率に基づき配布元ノード
を決定する。
【0085】ここで、複数のノード情報を用いた場合の
配布元ノードの選択方法について述べる。図17にノー
ドBを例としたポイントの出し方を示す。ノードBのメ
モリ空き容量についてのポイントは、上記実施例におい
て述べたように9である。CPU使用率のポイントもメ
モリ空き容量のポイントと同様の計算により8となる。
配布成功履歴は2である。配布成功履歴については、過
去のデータは持たないのでポイントではない。次にメモ
リ空き容量の情報およびCPU使用率、配布成功履歴そ
れぞれについて重み付けをする。メモリ空き容量の重み
付けを2とし、CPU使用率の重み付けを1とし、配布
成功履歴の重み付けを1/2とする。重み付け後のポイ
ントは、図17に示すようにメモリ情報は18、CPU
使用率は8、配布成功履歴は1である。メモリ空き容量
とCPU使用率と配布成功履歴の重み付け後のポイント
を加えたものを合計ポイントとし、これは27となる。
この実施例では、メモリ空き容量の情報とCPU使用率
を用いるので合計ポイントは26となる。また、ノード
Cについても同様の方法でメモリ空き容量とCPU使用
率の合計ポイントを算出し、ノードBとノードCの合計
ポイントを比較する。例えば、ノードCの合計ポイント
を20とするとこの場合、合計ポイント同士を比較する
ことによりノードBを配布元ノードと選択する。
【0086】複数のノード情報を組み合わせて配布元ノ
ードを選択することにより、付加の少ない配布元ノード
を選ぶことができ、かつ信頼性の高いノードを配布元ノ
ードとして選ぶことができる。なお、ノード情報として
この実施例はメモリ空き容量の情報とCPU使用率を選
んだが他のノード情報の組み合わせを選んでもよい。ま
た、メモリ空き容量、CPU使用率、配布成功履歴以外
であってもノードの負荷を知ることのできる項目であれ
ば他のどのような項目をノード情報として選んでもよ
い。
【0087】実施例8.この実施例は、ワイドエリアネ
ットワーク(WAN)におけるソフトウェア配布につい
て述べる。図18は、ワイドエリアネットワークの構成
図である。図18において、LAN1とLAN2はそれ
ぞれルータを介してワイドエリアネットワークで結ばれ
ている。LAN1には、ノード11、ノード1K・・・
が接続されている。LAN2には、ノード21、ノード
2K・・・が接続されている。図には書かれていない
が、LAN2、LAN3、・・・が接続されているもの
とする。以上のようにLAN1、LAN2、・・・から
構成されるWANに接続されている各ノードのブロック
図は図13を用いる。ノード11がLAN1にある配布
先ノードである。ノード1KがLAN1の広域接続ノー
ド、ノード21がLAN2にある配布元ノードである。
LANとLANの間で情報を送信する間隔は1日1回と
する。例えばLAN1の場合、ノード1KがLAN2の
ノード2Kへ1日1回データベース1005に記憶され
たLAN1上の各ノードの情報をWANを介してLAN
2のノード2Kに送信する。あるいは、LAN3、LA
N4の接続ノードへ送信する。また、ノード11がソフ
ト1、バージョン1(以下ソフト1と呼ぶ)が必要とな
った場合の例を想定する。
【0088】図19は、この実施例の処理の流れを説明
する図である。ステップ61において、LAN1上の各
ノードのノード情報送信手段1002は、システム適用
時に自ノードの所有するソフトウェア、バージョン情報
をLAN1内の全ノードにブロードキャストする。ま
た、フロッピーなどからソフトウェアをインストールし
た場合も同様にブロードキャストする。ノード11が送
信する情報は図4と同様である。ステップ62において
LAN1内の各ノードのノード情報受信手段1003
は、他ノードから送られた情報を受信し、記憶手段10
04は自ノード用のデータベース1005に受信した情
報を書き込む。ノード11のデータベースの例は図5と
同様である。ステップ63において、ノード1Kは1日
1回、他の広域接続ノードへLAN1の情報を送信す
る。ノード1Kの送信する内容は図20に示す。ステッ
プ64において、各広域接続ノードは他のLANから受
信した情報を自ノード上のデータベース1005に書き
込み、自ノードの所属するLAN内の全ノードへブロー
ドキャストする。受信した各ノードは自ノード上のデー
タベース1005に書き込む。各LAN内でステップ6
4の処理が行われる。また、この時それぞれのノードで
所有しているデータベース1005は、図21に示す。
ステップ65において、ノード11のユーザ11がソフ
ト1が必要になった。ステップ66において、ユーザ1
1はノード11のシステムにソフト1を要求する。ステ
ップ67において、配布元決定手段1006は、自ノー
ドの所有するデータベース1005からソフト1を持つ
ノードを検索する。ステップ68において、配布元決定
手段1006はデータベースがあるか否か調べ、noで
あればLAN1内の全ノードへ各ノードの持つソフトウ
ェア、バージョン情報をブロードキャストするよう要求
する。そして、ステップ61へ戻る。ステップ68にお
いてyesの場合は、ステップ69において、ソフト1
を持つノードがあるか調べ、ない場合はステップ78で
待機する。yesの場合は、ステップ70において、配
布元決定手段1006は、ソフト1を持つノードとして
LAN2のノード21を配布元ノードと決定する。ステ
ップ71において、要求手段1007は、ノード21へ
ソフト1の配布要求を出す。図22にノード11がノー
ド21へソフト1を要求する送信データの例を示す。ス
テップ72において、ノード21の要求受信手段100
8は、ノード11からソフト1の配布要求を受信する。
ステップ73において、ノード21のデータ送信手段1
009はノード11へ指定されたソフト1を送付送信す
る。ステップ74においてノード11のデータ受信手段
1010はノード21からソフト1を受信できたか否か
調べる。yesの場合はステップ76へ進む。no、受
信に失敗した場合は、ステップ67へ戻り再び自ノード
のデータベースからソフト1を持つノードを検索する。
この時検索されるノードはノード21以外のノードであ
る。ステップ76において、ノード11のノード情報送
信手段1002は、ソフト1を所有していることをLA
N1内の全ノードへブロードキャストする。この時送信
する情報は図4と同様の形式である。ステップ77にお
いて、LAN1内の各ノードのノード情報受信手段10
03は、ノード11からブロードキャストされた情報を
受信する。記憶手段1004は受信した情報により自ノ
ード上のデータベース1005を更新する。ステップ7
8にて待機する。
【0089】以上のようにこの実施例では、ワイドエリ
アネットワークにおけるソフトウェア配布のシステムを
示した。ワイドエリアネットワークは、ローカルエリア
ネットワークを複数ワイドエリアネットワークで繋いだ
ものである。ワイドエリアネットワークに所属する各ノ
ードは、上記実施例で示したローカルエリアネットワー
クの各ノードと同様に、それぞれのノードが従来例でい
うサーバとクライアントの機能を実装している。ワイド
エリアネットワーク上の全ノードが同時に共通のソフト
ウェア、バージョン情報を所有することもできるが、ロ
ーカルエリアネットワークの場合のように情報が変化し
次第ブロードキャストすると、ローカルエリアネットワ
ーク間の通信費が高くなるので定期的(この実施例では
一日一回)に行う。ローカルエリアネットワーク間の情
報の交換を行うノードを各セグメントの中で広域接続ノ
ードとして決めておく。広域接続ノード同士で情報を定
期的に送受信する。広域接続ノードがLANとLANの
間で情報を送受信する以外、ワイドエリアネットワーク
上の各ノードは上記実施例と同様の機能を有する。その
ため、ソフトウェア配布の手順は配布先ノードと配布元
ノードが異なるLANに属していても上記実施例同様に
行える。これにより、ワイドエリアネットワークにおい
て、あるソフトウェアが必要となった場合、ユーザがソ
フトウェアの所在を意識することなく入手が可能とな
る。また、ワイドエリアネットワークの各ノードにおい
て、従来でいうサーバがダウンしても欲しいソフトを持
っているノードが1台稼働していればソフトウェアの入
手が可能となる。
【0090】実施例9.この実施例は、ワイドエリアネ
ットワークにおけるソフトウェア配布において、最適な
配布元ノードを選択するためにノード情報としてローカ
ルエリアネットワーク間の通信料金の情報を追加する場
合について述べる。図23は、この実施例の処理の流れ
を説明する図である。図23において、ステップ200
とステップ201が図19との相違点である。ステップ
200において、ノード1Kは1日1回LAN1内の各
ノードの情報を各広域接続ノードへ送信する。この時予
め調査した各LANとの通信料金も添付する。図24に
ノード1Kの送信データの例を示す。図24は、図20
の情報にLAN1とLAN2の間の通信料金が1分10
0円であるという情報を付加したものである。ステップ
64において、各広域接続ノードが受信した情報を自ノ
ードのデータベース1005に書き込む。そして、各L
AN内の全ノードへその情報をブロードキャストする。
この時のデータベースの情報を図25に示す。ステップ
201のステップ35において、ノード11の配布元決
定手段1006はソフト1を持つ配布元ノードの候補と
してLAN2のノード21とLAN3のノード31を見
つける。ステップ36において配布元決定手段1006
は、各配布元ノードの候補の通信料金から通信料金の安
い方のノードすなわちLAN2のノード21を選択す
る。
【0091】ワイドエリアネットワークにおいて、ソフ
トウェア配布を行う場合通信料金を設定することにより
より低いコストの配布が可能となる。
【0092】実施例10.上記実施例は、最適な配布元
ノードを選択するために、通信料金の情報を用いたが、
通信料金の変わりに通信速度の情報を用いることにして
もよい。通信速度を参照することにより、より高速な配
布元ノードを選択することができる。
【0093】実施例11.この実施例は、最適な配布元
ノードを選択するために実施例9及び実施例10で示し
た通信料金と通信速度の情報を組み合わせて最適な配布
元ノードを選択する例について述べる。
【0094】図26は、この実施例の処理の流れを示す
図である。図26のステップ202とステップ203が
図19との相違点である。ステップ202において、ノ
ード1Kは1日1回LAN1の情報を他の広域接続モー
ドへ送信する。この時、予め調査した各LANとの通信
料金と通信速度を加える。送信する情報は、図24で示
した送信データの例に通信速度の情報を付加したもので
ある。ステップ203のステップ38において、ノード
11の配布元決定手段1006は配布元ノードの候補と
してLAN2のノード21とLAN3のノード31を見
つける。ステップ39において配布元決定手段1006
は、配布元ノードの候補それぞれの通信料金と通信速度
について、それぞれ重み付けをし算出したポイントによ
り、どちらのノードを選ぶか決定する。図27に通信速
度とポイントの対応を示す。例えば通信速度が100M
の場合ポイントを30とし、通信速度が50Mの場合ポ
イントを10とする。図28は、ノード21の合計ポイ
ントを算出する例である。通信料金のポイントが100
であり、通信速度のポイントは30である。通信料金の
重み付けを3とし、通信速度の重み付けを2とする。そ
れぞれ重み付け後のポイントは、300と60となり合
計ポイントは360となる。LAN3のノード31に対
しても同様に合計ポイントを計算し、LAN21とLA
N31の間で合計ポイントを比較し、どちらのノードを
配布元ノードとするか決定する。
【0095】ワイドエリアネットワークにおいて、ソフ
トウェア配布を行う場合、通信料金、通信速度を参照す
ることにより低額でかつ高速な配布元ノードを選択する
ことが可能となる。実施例9、10、11では、ノード
情報としてLAN間の通信料金と通信速度を用いた。し
かし、配布元ノードを選択するためのノード情報として
他の情報を用いてもよい。また、メモリ空き容量、CP
U使用率、配布成功履歴等を通信料金、通信速度と組み
合わせて配布元ノードの選択を行ってもよい。
【0096】実施例12.上記実施例4以降は、配布元
決定手段1006が自ノードが所有しないバージョンの
ソフトウェアをユーザから要求された場合に適用され
る。しかし、実施例4以降は、配布元決定手段1006
が自動的に自ノードが所有しないバージョンのソフトウ
ェアをデータベースから検索する場合でも適用できる。
【0097】実施例13.以上の実施例では、ネットワ
ーク上のノード間で配布するデータをプログラムとした
がデータはメッセージであってもよい。ネットワーク上
のノード間でメッセージを配布する場合、ノード情報送
信手段1002は、自ノードの所有するメッセージのカ
テゴリーとメッセージ番号を他ノードにブロードキャス
トする。これにより、ネットワーク上の各ノードがどの
メッセージを所有しているか知ることができ各ノードが
必要なメッセージをそのメッセージを所有するノードに
要求することができる。
【0098】
【発明の効果】この発明によれば、ネットワークシステ
ムに所属する各ノードが他のノードが所有するデータに
ついての情報を持つため、それぞれのノードで所望のデ
ータの配布元ノードを選択することができる。
【0099】この発明によれば、ネットワークシステム
は自動的にネットワーク内の全ノードが同じデータを備
えることができる。
【0100】この発明によれば、所望のデータを所有す
るノードが複数ある場合、ノード情報に基づきデータの
配布元ノードを決定することができる。
【0101】この発明によれば、各ノードのメモリ空き
容量の増減傾向により所望のデータの配布元ノードを決
定することができる。そのため付加の少ないノードから
データの配布を受けることができる。
【0102】この発明によれば、各ノードのCPU使用
率の増減により所望のデータの配布元ノードを決定する
ことができる。そのため、付加の少ないノードに対しデ
ータの配布を要求することができる。
【0103】この発明によれば、データベースに記憶さ
れた複数のノード情報に対し、重み付け処理をすること
により、そのノードの負荷が減少傾向にあるノードを配
布元ノードとすることができる。
【0104】この発明によれば、各ノードのデータの配
布成功回数に基づき所望のデータを要求する配布元ノー
ドを決定することができる。そのため、信頼性の高いノ
ードからデータの配布を受けることができる。
【0105】この発明によれば、一定回数で配布成功回
数を抑えることができるので一つのノードに配布要求が
集中することを避けることができる。
【0106】この発明によれば、他ノードの情報がデー
タベースに構築されていない場合、他ノードに対し再び
データ名とノード情報を要求することができる。
【0107】この発明によれば、ローカルエリアネット
ワークに適用することができる。
【0108】この発明によれば、ワイドエリアネットワ
ークに適用することができる。
【0109】この発明によれば、ワイドエリアネットワ
ークの場合、データの配布を要求する配布元ノードを決
定する際に通信料金に基づき決定することができる。
【0110】この発明によれば、ワイドエリアネットワ
ークの場合、データを要求する配布元ノードを決定する
際に通信速度に基づき配布元ノードを決定することがで
きる。
【0111】この発明によれば、複数種類のノード情報
を組み合わせて配布元ノードを決定することができるの
でより適切なノードを決定することができる。
【0112】この発明によれば、所望の版のプログラム
の配布を受けることができる。
【0113】この発明によれば、所望のメッセージの配
布を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例におけるローカルエリア
ネットワークの構成図である。
【図2】 この発明の一実施例におけるノードのブロッ
ク図である。
【図3】 この発明の一実施例における処理の流れを示
す図である。
【図4】 この発明の一実施例におけるノードAの送信
データを示す図である。
【図5】 この発明の一実施例におけるデータベースの
内容を示す図である。
【図6】 この発明の一実施例におけるノードAがノー
ドBへソフト1を要求する送信データを示す図である。
【図7】 この発明の一実施例における処理の流れを示
す図である。
【図8】 この発明の一実施例におけるブロードキャス
トを要求する送信データを示す図である。
【図9】 この発明の一実施例における処理の流れを示
す図である。
【図10】 この発明の一実施例における処理の流れを
示す図である。
【図11】 この発明の一実施例における送信情報を示
す図である。
【図12】 この発明の一実施例におけるデータベース
の内容を示す図である。
【図13】 この発明の一実施例におけるノードのブロ
ック図である。
【図14】 この発明の一実施例における処理の流れを
示す図である。
【図15】 この発明の一実施例における配布成功回数
処理手段の処理の流れを示す図である。
【図16】 この発明の一実施例における処理の流れを
示す図である。
【図17】 この発明の一実施例におけるポイントを出
す方法を示す図である。
【図18】 この発明の一実施例におけるワイドエリア
ネットワークの構成図である。
【図19】 この発明の一実施例における処理の流れを
示す図である。
【図20】 この発明の一実施例におけるノード1Kの
送信データを示す図である。
【図21】 この発明の一実施例における広域のデータ
ベースの内容を示す図である。
【図22】 この発明の一実施例におけるノード11が
ノード21へソフト1を要求する送信データの例を示す
図である。
【図23】 この発明の一実施例における処理の流れを
示す図である。
【図24】 この発明の一実施例におけるノード1Kの
送信データを示す図である。
【図25】 この発明の一実施例における広域のデータ
ベースの内容を示す図である。
【図26】 この発明の一実施例における処理の流れを
示す図である。
【図27】 この発明の一実施例における通信速度とポ
イントの対応付けを示す図である。
【図28】 この発明の一実施例におけるポイント制に
よる配布元選択方法を示す図である。
【図29】 従来例におけるシステム構成を示す図であ
る。
【図30】 従来例における処理の流れを示す図であ
る。
【図31】 従来例における通信データの構成例を示す
図である。
【図32】 従来例における版情報管理テーブルの構成
例を示す図である。
【図33】 従来例における最新版管理テーブルの構成
例を示す図である。
【符号の説明】 1002 ノード情報送信手段、1003 ノード情報
受信手段、1004記憶手段、1005 データベー
ス、1006 配布元決定手段、1007 要求手段、
1008 要求受信手段、1009 データ送信手段、
1010 データ受信手段、1011 配布成功回数処
理手段。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードが接続されているネットワ
    ークシステムにおいて、各ノードが以下の要素を有する
    ネットワークシステム (a)自ノードが所有するデータ名を他のノードにブロ
    ードキャストするノード情報送信手段、(b)他ノード
    からブロードキャストされた情報を受信するノード情報
    受信手段、(c)上記データ名と該当データを所有する
    ノード名をデータベースに記憶する記憶手段、(d)上
    記データベースから所望のデータを所有するノードを検
    索し、該当データの配布を要求するノードを決定する配
    布元決定手段、(e)上記配布元決定手段により決定さ
    れたノードに対し該当データの配布を要求する要求手
    段、(f)他ノードからデータの配布要求を受信する要
    求受信手段。
  2. 【請求項2】 複数のノードが接続されているネットワ
    ークシステムにおいて、各ノードが以下の要素を有する
    ネットワークシステム (a)自ノードが所有するデータ名を他のノードにブロ
    ードキャストするノード情報送信手段、(b)他ノード
    からブロードキャストされた情報を受信するノード情報
    受信手段、(c)上記データ名と該当データを所有する
    ノード名をデータベースに記憶する記憶手段、(d)自
    ノードが所有しないデータ名を上記データベースから検
    索し、該当データを所有するノード名を検索し、該当デ
    ータの配布を要求するノードを決定する配布元決定手
    段、(e)上記配布元決定手段により決定されたノード
    に対し該当データの配布を要求する要求手段、(f)他
    ノードからデータの配布要求を受信する要求受信手段。
  3. 【請求項3】 上記ノード情報送信手段は、さらに、自
    ノードに関するノード情報を他のノードにブロードキャ
    ストし、上記ノード情報受信手段は他ノードからブロー
    ドキャストされた情報を受信し、上記記憶手段は、さら
    に、上記ノード情報受信手段により受信されたノード情
    報をデータベースに記憶し、上記配布元決定手段は、上
    記データベースから所望のデータを所有するノードを複
    数検索した場合、上記データベースに記憶されたノード
    情報に基づき該当するデータを要求するノードを決定す
    ることを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の
    ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 上記ノード情報は、メモリ空き容量であ
    り、上記ノード情報送信手段は、メモリ空き容量の情報
    を複数回送信し、上記記憶手段はノード情報受信手段に
    より受信されたメモリ空き容量を上記データベースに複
    数記憶することを特徴とする請求項3記載のネットワー
    クシステム。
  5. 【請求項5】 上記ノード情報は、CPU使用率であ
    り、上記ノード情報送信手段はCPU使用率を複数回送
    信し、上記記憶手段はノード情報受信手段により受信さ
    れたCPU使用率を上記データベースに複数記憶するこ
    とを特徴とする請求項3記載のネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 上記配布元決定手段は、上記データベー
    スに記憶された複数のノード情報に対し重み付け処理を
    して配布元ノードを決定することを特徴とする請求項4
    または5いずれかに記載のネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 上記ノードは、さらに、データを配布し
    た配布先のノードからの配布成功通知を受け、配布成功
    回数を求め、上記配布成功回数をノード情報として他の
    ノードにブロードキャストする配布成功回数処理手段を
    有し、上記記憶手段は、上記配布成功回数処理手段によ
    りブロードキャストされた配布成功回数をデータベース
    にノード情報として記憶し、上記配布元決定手段は、上
    記データベースから所望のデータを所有するノードを複
    数検索した場合、配布成功回数の多いノードを配布元と
    して決定することを特徴とする請求項1または2いずれ
    かに記載のネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 上記配布成功回数処理手段は、配布先ノ
    ードから配布成功通知を受け、データベースに記憶され
    ている配布成功回数に1を加え、1を加えられた配布成
    功回数が所定の回数より大きくなれば初期化することを
    ことを特徴とする請求項7記載のネットワークシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 上記ノードは、さらに、他ノードの情報
    が上記データベースにない場合、他ノードに対し、デー
    タ名とノード情報を要求することを特徴とする請求項1
    から8いずれかに記載のネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 上記ネットワークシステムは、ローカ
    ルエリアネットワークであることを特徴とする請求項1
    から9いずれかに記載のネットワークシステム。
  11. 【請求項11】 上記ネットワークシステムは、複数の
    ローカルエリアネットワークを接続したワイドエリアネ
    ットワークであることを特徴とする請求項1から9いず
    れかに記載のネットワークシステム。
  12. 【請求項12】 上記ノード情報はローカルエリアネッ
    トワーク間の通信料金であり、上記配布元決定手段は上
    記データベースから所望のデータを所有するノードを複
    数検索した場合、上記通信料金に基づき配布元ノードを
    決定することを特徴とする請求項11記載のネットワー
    クシステム。
  13. 【請求項13】 上記ノード情報はローカルエリアネッ
    トワーク間の通信速度であり、上記配布元決定手段は上
    記データベースから所望のデータを所有するノードを複
    数検索した場合、上記通信速度に基づき配布元ノードを
    決定することを特徴とする請求項11記載のネットワー
    クシステム。
  14. 【請求項14】 上記データベースは複数種類のノード
    情報を記憶し、上記配布元決定手段は上記データベース
    に記憶された複数種類のノード情報を用いる場合、重み
    付け処理をして配布元ノードを決定することを特徴とす
    る請求項3、4、5、6、7、8、12、13いずれか
    に記載のネットワークシステム。
  15. 【請求項15】 上記データはプログラムであり、上記
    データ名はプログラム名と版情報であることを特徴とす
    る請求項1から14いずれかに記載のネットワークシス
    テム。
  16. 【請求項16】 上記データはメッセージであることを
    特徴とする請求項1から14いずれかに記載のネットワ
    ークシステム。
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