JPH11311169A - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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JPH11311169A
JPH11311169A JP10119168A JP11916898A JPH11311169A JP H11311169 A JPH11311169 A JP H11311169A JP 10119168 A JP10119168 A JP 10119168A JP 11916898 A JP11916898 A JP 11916898A JP H11311169 A JPH11311169 A JP H11311169A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン側への取付け部の面積を小さくで
き、且つエンジン振動に伴う揺動共振を防止できる流量
制御弁1を提供すること。 【解決手段】 流量制御弁1は、下部側がスロットルボ
ディ2の嵌合孔2aに埋め込まれた状態で、スクリュ3
の締結力によりスロットルボディ2に固定される。流量
制御弁1のハウジング6外径には、長手方向の中程にス
ロットルボディ2への取付け部6aが環状に張り出して
設けられ、この取付け部6aの周方向の一箇所にスクリ
ュ3を通すための取付け孔が貫通している。取付け部6
aの下面には、3個の突起(第1の突起13、第2の突
起14、第3の突起)が下方へ向かって突設され、取付
け孔に通した1本のスクリュ3をスロットルボディ2の
螺子孔2cに螺子込んで締付け力を発生させることによ
り、その締付け力が3個の突起を通じてスロットルボデ
ィ表面2bに印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、締結部品によりエ
ンジンに固定される流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、図9(b)に示すよう
に、流量制御弁100を例えばスロットルボディ200
に設けられた嵌合孔210に埋め込む様に搭載している
ものがある。この流量制御弁100は、スロットルボデ
ィ200の取付け表面220に対するフランジ状の取付
け面110を有し、この取付け面110とスロットルボ
ディ200の取付け表面220との間にパッキン300
を配置して、取付け面110の3箇所でスクリュ120
の締付け力によりスロットルボディ200に固定されて
いる(図9(a)参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、省燃費化を図る
ためにエンジンを小型化すべく、流量制御弁100の取
付け部の面積を小さくしたいと言うニーズがある。そこ
で、本願発明者は、図10に示すように、スロットルボ
ディ200に埋め込まれる流量制御弁100のハウジン
グの外径部にシール部品400(Oリング)を配置する
ことで、取付け面110とスロットルボディ200の取
付け表面220との間に介在される従来のパッキン30
0を廃止し、スロットルボディ200に対して流量制御
弁100を取付け面110の1箇所でスクリュ120に
より固定する方法を試みた。ところが、この場合、スク
リュ120の締付け力が締付点周辺部のみに印加され、
締付点と径方向反対側の取付け面110にはスクリュ1
20の締付け力が働かないため、図11に示すように、
図示X方向の振動によりスロットルボディ200の取付
け表面220に対して取付け面110が滑り、締付点を
中心にした揺動共振が発生した。この揺動共振の有無を
図11に示す取付け面のC点にて測定したデータを図5
に実線グラフbで示す。本発明は、上記事情に基づいて
成されたもので、その目的は、エンジン側への取付け部
の面積を小さくでき、且つエンジン振動に伴う揺動共振
を防止できる流量制御弁を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)ハウ
ジングの外径側に3点以上の突起を設け、締結部品の締
付け力を3点以上の突起に分散してエンジン側の支持面
に印加している。この場合、締結部品の締付け力がエン
ジン側の支持面に対して締結部品の締付点周辺部のみに
印加されることはなく、3点以上に分散して印加される
ため、エンジン側の支持面に確実に固定できる。また、
これにより、1点の締結部品でエンジン側に固定できる
ため、締結部品を通すための取付け孔を一箇所設けるだ
けで良い。この結果、複数(例えば3点)の締結部品で
固定していた従来品と比較して、取付け部の面積を小さ
くでき、エンジンの小型化にも対応できる。
【0005】(請求項2の手段)3点以上の突起の内、
1つの突起はハウジングの半径方向で取付け孔の中心よ
り外側に配置され、残りの突起はハウジングの径方向に
取付け孔の中心を通る直線を想定した時に、その直線の
両側に少なくとも1つずつ配置され、且つハウジングの
中心から半径方向へ延びる直線を基準としてそれぞれ周
方向に5〜160度の範囲に配置されている。これによ
り、締結部品の締付け力がてこの原理で3点以上の突起
に分散され、各突起を通じてエンジン側の支持面に印加
される。
【0006】(請求項3の手段)残りの突起は、支持面
からの反力としてハウジングの中心方向へ向かう向心力
を生じるように、エンジン側の支持面に対して圧力角を
設けている。この場合、エンジン側の支持面に対して残
りの突起が受ける向心力により、エンジン振動に対する
揺動共振を効果的に抑制できる。
【0007】(請求項4の手段)内部に弁手段を収容す
るハウジングの先端側が前記支持面に設けられた嵌合穴
に組み込まれ、弁手段の上流側と下流側とでそれぞれ嵌
合穴とハウジングとの間がシール部品によってシールさ
れている。この場合、取付け孔の中心より外側に配置さ
れる1つの突起以外の残りの突起をハウジングの外径面
に隣接して設けることができる。即ち、3点以上の突起
とエンジン側の支持面との間をシール部品によってシー
ルする必要がないため、ハウジングの外径側にシール代
を取る必要がなく、より取付け部の面積を小さくでき
る。
【0008】(請求項5の手段)請求項1〜4に記載し
た流量制御弁は、エンジンのアイドリング時にスロット
ル弁をバイパスする空気量を制御するためのアイドル回
転速度制御弁として用いることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1はスロットルボディに取り付けら
れた流量制御弁の縦断面図である。本実施例の流量制御
弁1は、エンジンのアイドリング時にスロットル弁(図
示しない)をバイパスする空気量を制御するためのアイ
ドル回転速度制御弁として使用されるもので、図1に示
すように、流量制御弁1の下部側がスロットルボディ2
に埋め込まれた状態で、スクリュ3の締結力によりスロ
ットルボディ2に固定されている。スロットルボディ2
には、流量制御弁1を組み込むための嵌合孔2aが設け
られ、この嵌合孔2aがスロットル弁をバイパスするバ
イパス通路4に連通している。なお、嵌合孔2aの開口
周縁部には面取り(図4参照)が施されている。流量制
御弁1は、空気通路5を形成するハウジング6、空気通
路5を開閉する弁体7、この弁体7を支持するシャフト
8、シャフト8と一体に弁体7を駆動する電磁式アクチ
ュエータ(後述する)等より構成される。
【0010】ハウジング6は、例えばアルミダイカスト
製で略筒形状に設けられ、その長手方向(図1の上下方
向)の中程にスロットルボディ2への取付け部6aを有
し、この取付け部6aより下部側がスロットルボディ2
の嵌合孔2aに組み込まれている。ハウジング6の取付
け部6aより下部側には、ハウジング6の下端面に空気
通路5の入口5aが開口し、ハウジング6の外径面に空
気通路5の出口5b(図2参照)が開口している。従っ
て、ハウジング6内の空気通路5は、入口5aと出口5
bを通じてバイパス通路4に連通している。また、ハウ
ジング6の内部には、空気通路5を閉じる時に弁体7が
着座するシート部9(弁座)が円筒状に設けられてい
る。ハウジング6と嵌合孔2aとの間は、入口5a側と
出口5b側とで、それぞれシール部品10、11(例え
ばOリング)によって気密にシールされている。
【0011】取付け部6aは、図3に示すように、ハウ
ジング6の全周に渡って略環状に外側へ張り出して設け
られ、周方向の一箇所にスクリュ3を通すための取付け
孔12が貫通している。また、取付け部6aの下面に
は、3個の突起(第1の突起13、第2の突起14、第
3の突起15と言う)が下方へ向かって突設されてい
る。これらの突起13〜15は、流量制御弁1の下部側
をスロットルボディ2の嵌合孔2aに組み込んだ時に、
嵌合孔2a周縁のスロットルボディ表面2b(本発明の
エンジン側の支持面)に当接して嵌合孔2aの深さ方向
に対する流量制御弁1の位置決めを行うとともに、各突
起13〜15を通じてスクリュ3の締付け力をスロット
ルボディ表面2bに印加することができる。
【0012】第1の突起13は、図3に示すように、流
量制御弁1の軸心Oから取付け孔12の中心を通る半径
方向で取付け孔12の中心より外側に配置され、第2の
突起14と第3の突起15は、流量制御弁1の径方向に
取付け孔12の中心を通る直線Y−Yを想定した時に、
その直線の両側に配置され、且つ流量制御弁1の軸心O
を中心として取付角5〜160度の範囲に配置されてい
る。望ましくは、第1の突起13を基準として3個の突
起13〜15が略等間隔に配置されている方が良い(図
3参照)。なお、取付角とは、流量制御弁1の軸心Oを
中心として、直線Y−Y上にある取付け部6aのD点か
ら第2の突起14および第3の突起15までの角度であ
る。また、第2の突起14の下端面と第3の突起15の
下端面には、図4に示すように、それぞれスロットルボ
ディ表面2bに対して所定の圧力角αが付与されてい
る。つまり、各突起14、15の下端面がスロットルボ
ディ表面2bに対して所定角度(圧力角α)だけ傾斜し
て設けられ、面取りが施されている嵌合孔2aの開口縁
部(角部)が各突起14、15の下端面(傾斜面)に点
接触(周方向では線接触)している。
【0013】弁体7は、ハウジング6内のシート部9よ
り下流側でシート部9と対向して配され、シャフト8の
先端部に固定されてシャフト8と一体に軸方向(図2の
上下方向)に移動可能に設けられている。シャフト8
は、下端側が板ばね16により支持され、上端部がアジ
ャストスクリュ17の中空孔17aに摺動自在に挿入さ
れて、板ばね16の変形を伴って軸方向に移動可能に設
けられている。板ばね16は、シャフト8の軸方向に弾
性変形可能に設けられ、シャフト8の支持中心をシート
部9の軸心上に設定した状態で、外周縁部がハウジング
6の内壁面と電磁式アクチュエータの構成部品であるマ
グネットプレート18との間に挟持されている。
【0014】電磁式アクチュエータは、図示しない電子
制御ユニットにより通電制御されるソレノイドコイル1
9(以下コイル19と略す)と、このコイル19の固定
磁路を形成する磁路形成部材(下述する)と、シャフト
8に固定されたムービングコア20等より構成される。
コイル19は、ボビン21の外周に巻装されて、樹脂製
のコネクタ22にモールドされたターミナル23に電気
的に接続されている。磁路形成部材は、コイル19の外
周に配された円筒形状のヨーク24、このヨーク24の
下端面に隣接してコイル19の下端側に配された前述の
マグネットプレート18、ヨーク24の上端面に隣接し
てコイル19の上側に配された上側プレート25、ボビ
ン21の内周に配された略筒状のステータコア26より
構成され、それぞれ鉄等の磁性材料により形成されてい
る。
【0015】ムービングコア20は、磁路形成部材と同
様に鉄等の磁性材料から成り、円筒形状に形成されて板
ばね16の上端側でシャフト8の外周に圧入され、アジ
ャストスクリュ17との間に介在されたスプリング27
により軸方向下方へ付勢されている。このムービングコ
ア20は、コイル19が通電された時にスプリング27
の付勢力に抗してコイル19の磁力により磁化されたス
テータコア26側(図1の上側)へ吸引され、シャフト
8及び弁体7と一体に移動する。アジャストスクリュ1
7は、ステータコア26の内周に配され、ステータコア
26に螺着されて、スプリング27のセット荷重を調節
することができる。
【0016】次に、流量制御弁1の作動を説明する。電
子制御ユニットを通じてコイル19が通電されると、磁
路形成部材とムービングコア20とを通る磁路が形成さ
れて、ステータコア26とムービングコア20との間に
吸引力が発生する。この吸引力によりスプリング27と
板ばね16の各弾性力が釣り合う位置までムービングコ
ア20がステータコア26側へ吸引され、ムービングコ
ア20と一体にシャフト8及び弁体7が軸方向上方へ移
動する。この結果、弁体7がシート部9からリフトして
空気通路5を開くことにより、ハウジング6の入口5a
から出口5bへ向かって空気通路5を空気(スロットル
弁をバイパスする空気)が流れる。コイル19への通電
を停止すると吸引力が消滅するため、それまで吸引され
ていたムービングコア20がスプリング27の付勢力を
受けて下方へ押し戻される。その結果、ムービングコア
20とともにシャフト8及び弁体7が下方へ移動し、弁
体7がシート部9に当接して空気通路5を閉じる。
【0017】続いて、スロットルボディ2への流量制御
弁1の取付け方法(固定方法)について説明する。ま
ず、ハウジング6の外径部にシール部品10、11を装
着して流量制御弁1の下部側をスロットルボディ2の嵌
合孔2aに挿入する。この時、取付け部6aに設けた3
個の突起13〜15がスロットルボディ表面2bに当接
することにより、嵌合孔2aの深さ方向に対して流量制
御弁1を位置決めできる。続いて、取付け部6aに設け
た取付け孔12に1本のスクリュ3を通し、予めスロッ
トルボディ2に形成されている螺子孔2c(図1参照)
にスクリュ3を螺子込んで締付け力を発生させる。この
スクリュ3の締付け力は、スロットルボディ表面2bに
当接する3個の突起13〜15を通じてスロットルボデ
ィ表面2bに印加される。
【0018】この時、図4に示すように、第2の突起1
4と第3の突起15は、それぞれの下端面(傾斜面)に
スロットルボディ表面2bに対する圧力角αが付与され
ているため、突起14、15を通じてスロットルボディ
表面2bに締付け力の分力F2 が印加されると、傾斜面
に対するくさび作用により、分力F2 は傾斜面に垂直な
方向の力F2 ′に増力され、そのF2 ′の反力の径方向
成分として流量制御弁1の軸心方向に向かう力(向心
力)が発生する。この向心力がエンジン振動に伴う流量
制御弁1の揺動共振の抑制に対し、効果的に作用する。
【0019】(本実施例の効果)本実施例の流量制御弁
1は、ハウジング6の取付け部6aに3個の突起13〜
15を設けて、1本のスクリュ3の締付け力を3個の突
起13〜15に分散してスロットルボディ表面2bに印
加することができるため、1本のスクリュ3でも締付け
力が一箇所に集中することなく、3本のスクリュ3で締
め付けた場合と同等の効果を得ることができる。これに
より、ハウジング6の取付け部6aにスクリュ3を通す
ための取付け孔12を一箇所空けるだけで良いため、複
数(例えば3点)のスクリュ3で締め付けていた従来品
と比較して、取付け部6aの面積を小さくでき、エンジ
ンの小型化にも対応できる。また、1本のスクリュ3を
締め付けるだけで良いため、締め付け工数の低減による
コストダウンも可能である。
【0020】更に、第2の突起14の下端面と第3の突
起15の下端面には、それぞれスロットルボディ表面2
bに対して所定の圧力角αが付与されているため、各突
起14、15よりスロットルボディ表面2bに締付け力
が印加されると、流量制御弁1の軸心方向に向かう向心
力が発生する。この向心力は、図3に示す矢印X方向の
エンジン振動に対向する分力を有しているため、向心力
を発生させることでエンジン振動による流量制御弁1の
揺動共振を効果的に抑制できる。この揺動共振の有無を
図3に示す取付け部6aのC点にて測定したデータを図
5に実線グラフaで示す。なお、第2の突起14および
第3の突起15の取付角が5度以下(図6参照)または
160度以上(図7参照)の場合は、各突起14、15
を通じて発生する向心力がエンジンの振動方向Xと略直
交するため、エンジン振動に伴う流量制御弁1の揺動共
振を抑制できる効果は小さい。嵌合孔2aに組み込まれ
たハウジング6の外径にシール部品10、11を装着し
ているため、取付け孔12の中心より外側に配置される
第1の突起13以外の残りの突起(第2の突起14と第
3の突起15)をハウジング6の外径面に隣接して設け
ることができる。即ち、3個の突起13〜15とスロッ
トルボディ表面2bとの間にパッキン等のシール部品を
介在させる必要がないため、従来品のようにハウジング
6の外径側にシール代を取る必要がない。これにより、
更に取付け部6aの面積を小さくできる。
【0021】(変形例)本実施例の流量制御弁1は、取
付け部6aに3個の突起13〜15を設けているが、4
個以上でも良いことは言うまでもない。但し、スクリュ
3の締付け力を各突起に分散させるためには、てこの原
理を応用できるように、一つの突起を取付け孔12の中
心より外側に配置する必要がある。また、ハウジング6
の外径に環状の取付け部6aを設けて、その取付け部6
aに3個の突起13〜15を形成しているが、例えば図
8に示すように、各突起13〜15の間は取付け部6a
を無くしても良い。本実施例では、流量制御弁1の取付
け部6aより下部側をスロットルボディ2の嵌合孔2a
に組み込む例を示したが、流量制御弁1全体がスロット
ルボディ2の外側に出ている場合にも本発明を適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットルボディに取り付けられた流量制御弁
の縦断面図である。
【図2】スロットルボディに取り付けられた流量制御弁
の側面図である。
【図3】スロットルボディ側から見た流量制御弁の平面
図(下面図)である。
【図4】図1のB部拡大図である。
【図5】振動周波数に対する揺動共振の有無を測定した
データである。
【図6】取付角0度に残りの突起を配置した場合の向心
力を示す流量制御弁の下面図である。
【図7】取付角180度に残りの突起を配置した場合の
向心力を示す流量制御弁の下面図である。
【図8】本実施例の変形例を示す流量制御弁の下面図で
ある。
【図9】従来の流量制御弁の上面図(a)と断面図
(b)である。
【図10】締付け力を1点に加えた場合の例を示す流量
制御弁の側面図である。
【図11】図10に示す流量制御弁の下面図である。
【符号の説明】
1 流量制御弁(アイドル回転速度制御弁) 2a 嵌合穴 2b スロットルボディ表面(エンジン側の支持面) 3 スクリュ(締結部品) 6 ハウジング 7 弁体(弁手段) 9 シート部(弁手段) 10 シール部品 11 シール部品 12 取付け孔 13 第1の突起(1つの突起) 14 第2の突起(残りの突起) 15 第3の突起(残りの突起)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングの外径側で周方向の一箇所に取
    付け孔を有し、この取付け孔に締結部品を通して、その
    締結部品の締付け力によりエンジン側の支持面に押圧し
    て固定される流量制御弁であって、 前記ハウジングの外径側に3点以上の突起を設け、前記
    締結部品の締付け力を前記3点以上の突起に分散して前
    記エンジン側の支持面に印加することを特徴とする流量
    制御弁。
  2. 【請求項2】前記3点以上の突起の内、1つの突起は前
    記ハウジングの半径方向で前記取付け孔の中心より外側
    に配置され、残りの突起は前記ハウジングの径方向に前
    記取付け孔の中心を通る直線を想定した時に、その直線
    の両側に少なくとも1つずつ配置され、且つ前記ハウジ
    ングの中心から半径方向へ延びる前記直線を基準として
    それぞれ周方向に5〜160度の範囲に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載した流量制御弁。
  3. 【請求項3】前記残りの突起は、前記支持面からの反力
    として前記ハウジングの中心方向へ向かう向心力を生じ
    るように、前記支持面に対して圧力角を設けていること
    を特徴とする請求項1または2に記載した流量制御弁。
  4. 【請求項4】内部に弁手段を収容する前記ハウジングの
    先端側が前記支持面に設けられた嵌合穴に組み込まれ、
    前記弁手段の上流側と下流側とでそれぞれ前記嵌合穴と
    前記ハウジングとの間がシール部品によってシールされ
    ていることを特徴とする請求項1〜3に記載した流量制
    御弁。
  5. 【請求項5】請求項1〜4に記載した流量制御弁は、エ
    ンジンのアイドリング時にスロットル弁をバイパスする
    空気量を制御するためのアイドル回転速度制御弁である
    ことを特徴とする流量制御弁。
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Cited By (3)

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