JPH1130917A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH1130917A
JPH1130917A JP9186238A JP18623897A JPH1130917A JP H1130917 A JPH1130917 A JP H1130917A JP 9186238 A JP9186238 A JP 9186238A JP 18623897 A JP18623897 A JP 18623897A JP H1130917 A JPH1130917 A JP H1130917A
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intermediate transfer
pulley
photoconductor
photoreceptor
belt
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JP9186238A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Hiraoka
平岡  力
Akira Mochizuki
明 望月
Masaru Nakano
中野  勝
Kenji Mori
健次 森
Isamu Terajima
勇 寺嶋
Masabumi Suzaki
正文 須崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】装置本体の歪みやベルトと接触するドラム軸と
ベルトユニットとの平行度誤差が大きくてもベルトの片
寄りを防止し、小型、低コストで、良好な画像を得るこ
とができる電子写真装置を提供する。 【解決手段】ベルト状の感光体15を架け渡す複数のプ
ーリのうち、プーリ12をドラム状の中間転写体40と
接触する側に配置するとともに、プーリ12と感光体1
5との摩擦係数μ、プーリ12と感光体15との巻付け
角度φ、プーリ12の軸と中間転写体40の軸とのなす
角度θ、感光体15のベルト張力T、感光体15による
中間転写体40の搬送力Pとするとき、それらの値が次
式を満足するよう構成する。 μ>Pe・sinθ/(2・T・sin(φ/2))

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置に係
り、特にベルト状の感光体、あるいは中間転写体を用い
たものに係り、感光体とこの感光体と一部で接触して配
置される中間転写体を備え、中間転写体上に異色のトナ
ー像を重ねて形成することにより、カラー画像を得るよ
うに構成した電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術を利用し、カラー画像を形
成するレーザプリンタ等の電子写真装置は、ドラムある
いはベルト等の感光体の表面を一様に帯電し、レーザ光
を露光することにより感光体表面に形成された静電潜像
を現像して形成したトナー像を一旦ドラムあるいはベル
ト等の中間転写体上に転写、移行し、この工程を異なる
色のトナー像毎に繰り返し、中間転写体上でカラー画像
を形成し、その後前記トナー像を用紙等の転写材に一括
転写し、定着機で定着してカラー画像を作成する構成で
ある。
【0003】ところで、感光体もしくは中間転写体とし
て複数本のプーリに架け渡されたベルトを用いた装置
は、プーリ間の平行度誤差によりベルトに片寄りが発生
しやすく、中間転写体上でトナー像を複数回重ね合わせ
たカラー画像では感光体から中間転写体へのトナーの転
写位置が各色毎に異なってくるため、色ずれとして現れ
るといった問題がある。
【0004】カラーの電子写真装置に要求される各色の
重ね合わせ精度は概ね0.1mm以下であり、これを実現
するためにはベルトを架け渡すプーリ間の平行度誤差、
とくに、ベルトの巻き掛けの大きいローラ間の平行度誤
差を0.1mm以下にすることが必要となる。しかし、プ
ーリ間の平行度誤差をどんなに小さくしてもベルトユニ
ットを装置本体に装着すると、装置本体にも歪みがある
ためプーリ間の平行度誤差が増大したり、あるいはドラ
ム軸とベルトユニットの平行度誤差が発生し、要求する
精度を維持することは困難であった。
【0005】ベルトの片寄りを防止する手段としては、
ベルト端面にベルトの位置を検出するセンサを設けると
ともに、ベルトを架け渡すプーリのうち1本を可動とし
てアクチュエータ等を介してベルト位置に応じてプーリ
を変位させることでプーリ間の平行度誤差を逐次修正す
る方法が特開平7−36314号公報に開示されてい
る。
【0006】また、ベルトを支持する部位の位置を調整
することで平行度を管理する手段もよく知られている。
【0007】しかしながら、上記従来技術はベルト位置
を検出するセンサ、プーリを変位させるアクチュエータ
を必要とするため、装置が大型化する、部品点数が多く
なる、感光体をカートリッジ化した場合にコストが高く
なる、調整による生産性が低下するといった課題があ
り、電子写真装置の小型、低コスト化が実現し難い構成
であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
装置の課題を解決するためになされたもので、その目的
とするところは、装置を大型化することなく、装置本体
の歪みやベルトと接触するドラム軸とベルトユニットと
の平行度誤差が大きくてもベルトの片寄りを防止するこ
とができ、小型、低コストで、良好な画像を得ることが
できる電子写真装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、ベルト状の感光体あるいは中間転写体を
架け渡す複数のプーリのうち、少なくとも1本のプーリ
をドラム状の中間転写体あるいは感光体と接触する側に
配置するとともに、このプーリと感光体ベルトとの摩擦
係数μ、このプーリと感光体ベルトとの巻付け角度φ、
このプーリの軸と中間転写ドラム軸との角度θ、感光体
ベルトの張力T、感光体ベルトによる中間転写ドラムの
搬送力Pとするとき、それらの値が次式を満足するよう
構成する。
【0010】μ>Pe・sinθ/(2・T・sin(φ/2))
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。
【0012】図1は本実施例によるカラーレーザプリン
タ1の概略構成を示している。
【0013】駆動プーリ10、従動プーリ11,12,
13、テンションプーリ14に架け渡され矢印A方向に
定速度で回転するベルト状の感光体15と、感光体15
と一部分で接触して配置されるドラム条の中間転写体4
0と、感光体15の表面を一様に帯電する帯電器18
と、一様に帯電された感光体15の表面を露光してその
表面に静電潜像を形成する露光装置2と、静電潜像を現
像してトナー像を形成する4つの現像装置50、51、
52、53と、トナー像を用紙等の転写材に転写する転
写ローラ60と、用紙に転写されたトナー像を定着する
定着器70と、トナー像転写後に感光体15の表面に残
留するトナーを除去するブレード17と、トナー像転写
後に感光体15の表面に残留する電荷を除去するイレー
ズランプ19と、転写ドラムの表面に残留するトナーを
除去するクリーナ41とを備える。
【0014】露光装置2は図示されない情報処理装置か
ら送られるトナー像に該当するビデオデータにしたがっ
てレーザ光を感光体15に照射するようになっている。
【0015】現像装置50はブラック色のトナーを現像
剤として使用する現像装置、現像装置51はイエロー色
のトナーを現像剤として使用する現像装置、現像装置5
2はマゼンタ色のトナーを現像剤として使用する現像装
置、現像装置53はシアン色のトナーを現像剤として使
用する現像装置であり、各現像装置にはバイアス電圧を
制御することにより現像機能が付与または消失されるよ
うになっている。
【0016】まず、感光体15上に露光装置2によりブ
ラック色のトナー像に対応する静電潜像を形成し、ブラ
ック現像装置50により現像したトナー像は中間中間転
写体40と接触するときにその表面に転写され、保持さ
れる。
【0017】一方、転写されずに感光体15上に残留し
たトナーはブレード17に除去された後、感光体15表
面に残留した電荷をイレーズランプ19で除去し、次の
現像工程に移行する。
【0018】次に、イエロー色のトナー像を同様に形成
し、中間転写体40表面上の前記ブラック色のトナー像
に重ね合わせて転写して中間転写体40上に保持する。
【0019】このようにして中間転写体40の表面上に
形成したトナー像を用紙80に転写するために、給紙ロ
ーラ81を回転させカセットに収納された用紙80を一
枚づつに分離し、レジストローラ82まで搬送されて用
紙の斜行を矯正した後、停止する。次いで、レジストロ
ーラ82は、中間転写体40上に保持されているトナー
像と整合するようなタイミングで、用紙80が中間転写
体40と接触するように回転を始動する。
【0020】搬送される用紙の先端が中間転写体40と
接触する状態になるタイミングで転写ローラ60は用紙
背面を押し付け、中間転写体40表面上のトナー像を用
紙上に静電転写する。トナー像が転写された用紙は定着
器70の加熱ローラと加圧ローラの間を通過することに
より、用紙上のトナー像が定着されて排紙ローラ90に
より機外に排出される。
【0021】ここで、感光体15及び各プーリは着脱用
の取っ手がついたカバー151と一体となって感光体カ
ートリッジ150を構成し、矢印B方向に着脱可能とな
っている。
【0022】次に本発明における感光体ベルトの片寄り
防止機構について図2,3を用いて説明する。
【0023】図2は感光体15を装置本体に装着した場
合の感光体15および中間転写体40断面図を示してい
る。駆動プーリ10はC点とD点の間で感光体15と巻
掛けられており、矢印方向に回転し感光体15を搬送し
ている。テンションプーリ14は左右端の軸受けに配置
したバネ20により、感光体15に対し一様な張力を与
えている。従動プーリ12、13は中間転写体40と感
光体15との接触部N近傍に配置されている。
【0024】また、本体装置の歪みによって、感光体1
5を本体装置に挿入することで発生する各プーリ間の平
行度誤差を防止するため、駆動プーリ10の両軸端と従
動プーリ11の一方の軸端のみが本体装置のフレームと
係合し、それ以外のプーリ12、13、14は感光体カ
ートリッジ150の側板に支持され本体装置フレームと
は係合しない構成となっている。
【0025】ここで、理由は後述するが、感光体15を
片寄りなく安定して搬送するためには、中間転写体40
に近接する従動プーリ12と感光体15との摩擦係数μ
は、従動プーリ12の感光体15の巻掛け角度φ、感光
体15のベルト張力T、感光体15と中間転写体40と
の静電吸着力Pe、中間転写体40の軸と従動プーリ1
2の軸とのなす角度θ(図4参照)から定義する臨界摩
擦係数μcよりも大きくする必要がため、 μ/μc>1 (1) μc=Pe・sinθ/(2T・sin(φ/2)) (2) となる。
【0026】本実施例では、巻掛け角度φ=20°、ベ
ルト張力T=2.5kgf/245mm、角度θは最大0.
5°であり、また、感光体15と中間転写体40との静
電吸着力Peは、感光体15の表面電位が−600V、
表面粗さRa=6μm、接触面積S=245×25mm2
ら計算するとPe=55kgfとなる。
【0027】そこで式(1),(2)から従動ローラの
摩擦係数μの条件を求めると、μc=0.55であるか
ら、μ>0.55となる。ただし、従動プーリ12の摩
擦係数は環境および感光体15との接触による表面状態
の変動があるため、臨界摩擦係数μcの1.2〜2倍が
好ましく、本実施例では、感光体15の基材をポリエス
テルフィルムとし、従動プーリ12及び従動プーリ1
3、及びテンションローラ14の表面に厚さ2mm、硬度
Hs30°のエチレンプロピレンゴムを被覆すること
で、感光体15との摩擦係数を0.9とした。
【0028】なお、この他に、硬度Hs30°〜50°
の塩素化ポリエチレンゴムを用いても良い。また、表面
がローレット加工された金属ローラであってもよい。さ
らに、本実施例では従動プーリ12、13を中間転写体
40と感光体15の接触部Nの近傍に配置したが、それ
らの位置が接触部N内にあっても構わない。
【0029】次に感光体15を片寄りなく安定に搬送す
るための条件について説明する。
【0030】図3は感光体15と駆動プーリ10との長
手方向の断面を示している。感光体15の片寄りを防止
するため、感光体15の両端部の内周面に厚さ0.7m
m、幅4mm、硬度Hs30°のシリコーンゴムからなる
リブ152が接着されている。また、駆動プーリ10の
両端部にはテーパ角度60°、幅4mmのテーパが施され
ている。
【0031】各プーリ間の平行度誤差により、感光体1
5が矢印の方向へ片寄りが生じると、リブ152がテー
パ部を上り、感光体15と駆動プーリ10との間に角度
αが生じる。その結果、感光体15に対して駆動ローラ
10が角度α傾斜したことと同様の効果が得られ、駆動
プーリ10が感光体15と接する点C、点D(図2参
照)での感光体15の搬送方向が変化することにより矢
印とは反対方向に感光体15が戻される構成となってい
る。すなわち、駆動プーリ10上のCD間を感光体15
が通過することで感光体15の片寄りを修正する構成と
なっている。
【0032】しかしながら、感光体15が本体装置に挿
入され、印字プロセスが開始されると、感光体15表面
が帯電するため、図2のように、中間転写体40との接
触部Nでは中間転写体40との間に静電吸着力Peによ
るかなり大きな搬送力Pが作用する。そのため接触部N
において中間転写体40と感光体15の搬送方向にズレ
が生じると、感光体15には片寄り力が作用する。
【0033】したがって、接触部Nで生じた感光体15
の片寄りが駆動プーリ10上のCD間で修正されても、
従動プーリ12と感光体15との摩擦力が小さければ、
接触部Nの片寄り力によって従動プーリ12上で感光体
ベルト15の滑りが生じ、感光体15が接触部Nに突入
する以前にCD間の修正量がキャンセルされてしまい、
その結果、感光体ベルト15は一方向に片寄ってしまう
ことになる。
【0034】すなわち、感光体15の片寄りを防止する
ためには、少なくとも中間転写体40と近接する1本の
従動プーリ12と感光体15の摩擦力を向上し、感光体
15の滑りを防止する必要がある。
【0035】図2において、感光体15表面と中間転写
体40の摩擦係数μsとすると、感光体15と中間転写
体40との間の静電吸着力Peによる搬送力Pは、 P=μs・Pe (3) となり、感光体15のベルト張力T、従動プーリ12と
感光体15の巻掛け角度φとすると、従動プーリ12に
作用する垂直抗力Fは、 F=2・T・sin(φ/2) (4) となる。
【0036】図4において、中間転写体40の軸と従動
プーリ12の軸とのなす角度θ、感光体15と従動プー
リ12の摩擦係数をμとすれば、感光体15には中間転
写体40の搬送力Pによる片寄り力(P・sinθ)より
も、感光体15と従動プーリ12との摩擦力(μ・F)
が大きければ、感光体15は片寄らないから、片寄りを
防止する条件は、 μ・F>P・sinθ (5) となる。
【0037】したがって、式(3),(4),(5)よ
り、 μ>μs・Pe・sinθ/(2・T・sin(φ/2)) (6) が導かれる。
【0038】上式において、靜電吸着による摩擦係数μ
sは1と考えると、 μ>Pe・sinθ/(2・T・sin(φ/2)) (7) が得られる。
【0039】ここで、右辺を従動プーリ12の臨界摩擦
係数と定義すると、前記した式(1),(2)が導出さ
れる。
【0040】本実施例において、従動プーリ12,13
およびテンションローラ14の摩擦係数μを変えたとき
の感光体15の片寄り状況について評価した結果を図5
に示す。
【0041】横軸は時間[分]であり、縦軸は感光体カ
ートリッジ150の側板からの感光体15端面の位置、
つまり、感光体カートリッジ150と感光体15端面間
の間隔を示している。この位置の値が小さくなればなる
ほど、感光体15が片寄り、0mmのところでは感光体1
5と感光体カートリッジ150が接した状態となってし
まう。なお、評価に用いたプーリは、アルミローラ、ウ
レタンゴムローラ、エチレンプロピレンゴムローラであ
り、感光体15との摩擦係数μはそれぞれ0.3,0.
5,0.9である。
【0042】この結果から、摩擦係数μの値が小さいほ
ど、感光体15の片寄りが速く、臨界摩擦係数μc=
0.55よりも小さいプーリでは約30分以下で感光体
15の端面が側板に当接し走行が不能となった。これに
対し、摩擦係数μ=0.9のエチレンプロピレンゴムを
被覆したプーリでは、2.5mmの位置で安定しているこ
とがわかった。
【0043】したがって、本発明のように感光体15と
中間転写体40の接触部近傍もしくは接触部内に、感光
体15との摩擦係数が式(1)及び(2)を満足する少
なくとも1本のプーリを設けることにより、感光体15
と中間転写体40との平行度誤差による感光体ベルトの
片寄りを防止することができる。
【0044】なお、摩擦係数μ=0.9である材質とし
て、先にも述べたような塩素化ポリエチレンゴムを用い
てもよい。
【0045】また、本実施例においては、ベルト状の感
光体15と、ドラム状の中間転写体40の組み合わせと
した。しかし、ドラム状の感光体と、ベルト状の中間転
写体の組み合わせにしてもよい。
【0046】ドラム状の感光体と、ベルト状の中間転写
体の組み合わせにした場合は、感光体カートリッジ15
0に相当するものが中間転写体カートリッジになり、摩
擦係数μは感光体に近接する従動プーリと中間転写体と
の摩擦係数、巻掛け角度φは従動プーリの中間転写体の
巻掛け角度、ベルト張力Tは中間転写体のベルト張力、
臨界摩擦係数μcは感光体の軸と中間転写体の従動プー
リとの角度から定義される臨界摩擦係数となる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明は、カートリッジと
中間転写体の位置調整の必要もなく安定して感光体を搬
送させることができ、4色を重ね合わせたカラー画像に
おいても色ずれのない良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真装置の要部断面図である。
【図2】本発明の感光体ベルトと転写ドラムとの接触状
態を示す断面図である。
【図3】本発明の感光体ベルトの片寄り防止メカニズム
を示す断面図である。
【図4】本発明の感光体ベルトの片寄り防止メカニズム
を示す断面図である。
【図5】本発明による感光体ベルトとプーリの摩擦係数
の実験結果である。
【符号の説明】
1…カラーレーザプリンタ、2…光学装置、10…駆動
プーリ、11,12,13…従動プーリ、14…テンシ
ョンプーリ、15…感光体、17…ブレード、18…帯
電器、19…イレーズランプ、40…中間転写体、41
…クリーナ、50…ブラック現像器、51…イエロー現
像器、52…マゼンタ現像器、53…シアン現像器、6
0…転写ローラ、70…定着器、80…用紙、81…給
紙ローラ、82…レジストローラ、90…排紙ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 健次 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 寺嶋 勇 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 須崎 正文 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルト状の感光体と、この感光体に形成さ
    れた静電潜像を現像し前記感光体上にトナー像を形成す
    る現像手段と、このトナー像を一旦転写し移行させてお
    く中間転写体と、この中間転写体上のトナー像を転写材
    に転写する転写手段と、前記転写材に転写された前記ト
    ナー像を定着する定着手段とを備えた電子写真装置にお
    いて、 前記感光体と前記中間転写体とが接触する位置近傍の前
    記感光体の内側にプーリを配置し、このプーリと前記感
    光体との摩擦係数をμ、このプーリと前記感光体ベルト
    との巻付け角度をφ、このプーリの軸と前記中間転写ド
    ラム軸とのなす角度をθ、前記感光体のベルト張力を
    T、前記感光体と前記中間転写体の静電吸着力をPeと
    するとき、これらの値が次式を満足する電子写真装置。 μ>Pe・sinθ/(2・T・sin(φ/2))
  2. 【請求項2】請求項1記載の電子写真装置において、 前記プーリと前記感光体との摩擦係数が0.55以上で
    ある電子写真装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の電子写真装置に
    おいて、 前記プーリの表面が、エチレンプロピレンゴムまたは塩
    素化ポリエチレンゴムで被覆されている電子写真装置。
  4. 【請求項4】感光体と、この感光体に形成された静電潜
    像を現像し前記感光体上にトナー像を形成する現像手段
    と、このトナー像を一旦転写し移行させておくベルト状
    の中間転写体と、この中間転写体上のトナー像を転写材
    に転写する転写手段と、前記転写材に転写された前記ト
    ナー像を定着する定着手段とを備えた電子写真装置にお
    いて、 前記中間転写体と前記感光体とが接触する位置近傍の前
    記中間転写体の内側にプーリを配置し、このプーリと前
    記中間転写体との摩擦係数をμ、このプーリと前記中間
    転写体との巻付け角度をφ、このプーリの軸と前記感光
    体の軸とのなす角度をθ、前記中間転写体のベルト張力
    をT、前記中間転写体と前記感光体との静電吸着力をP
    eとするとき、これらの値が次式を満足する電子写真装
    置。 μ>Pe・sinθ/(2・T・sin(φ/2))
  5. 【請求項5】請求項4に記載の電子写真装置において、 前記プーリと前記中間転写体との摩擦係数が0.55以
    上である電子写真装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載の電子写真装置に
    おいて、 前記プーリの表面が、エチレンプロピレンゴムまたは塩
    素化ポリエチレンゴムで被覆されている電子写真装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6625410B2 (en) * 2001-09-20 2003-09-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus
US9046827B2 (en) 2013-05-09 2015-06-02 Canon Kabushiki Kaisha Belt driving apparatus and image forming apparatus
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