JPH11307978A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
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- JPH11307978A JPH11307978A JP11175998A JP11175998A JPH11307978A JP H11307978 A JPH11307978 A JP H11307978A JP 11175998 A JP11175998 A JP 11175998A JP 11175998 A JP11175998 A JP 11175998A JP H11307978 A JPH11307978 A JP H11307978A
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- electronic device
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Abstract
との間に働く圧力が舌片部3fの付け根部3gに集中す
る。このためこの圧力が強いと、ときとして、カバー3
の爪部3bが、枠体1の凸部1eから外れ、カバー3と
枠体1との接触が不安定になるという問題点があった。 【解決手段】 側壁1aと開口部1bとを有する導電性
の枠体1と、該枠体内に設けられ、該枠体と電気的に接
続されたシールド板4と、爪部3bを有し、枠体の開口
部を覆うように配設されたカバー3とを備え、該カバー
には、シールド板の上端部1fと対向する位置に枠体内
部に突出する突部3dと、該突部と爪部との間に設けら
れた長孔3cとが形成され、カバーの突部がシールド板
の上端部に弾接していること。
Description
ンチューナや、FMラジオチューナなどの電子機器に関
する。
図5は、従来の電子機器を示す断面図、図6は、従来の
電子機器からカバーを外した状態を示す斜視図である。
図4〜図6に示すように、従来の電子機器、例えばテレ
ビジョンチューナなどの電子機器は、導電性の金属板な
どを折り曲げて形成された箱型の枠体1を有し、この枠
体1は、4つの側壁1aと、その上部に開放された開口
部1bと、下部に開放された開口部1cとを有してい
る。また、開口部1bに近接した側壁1aの外周部に
は、外方に突出した複数個の凸部1eが設けられてい
る。また、枠体1は、枠体1内に設けられ、該枠体1の
側壁1aと電気的に接続された複数枚(例えば2枚)の
シールド板4を有し、このシールド板4は、枠体1の開
口部1cに対して垂直であって、且つ枠体1の内部を複
数個の領域に仕切るように配置されている。
ラス入りエポキシ樹脂材料から成り、図示していない
が、一方の面側には、集積回路(IC)やコイルなどが
載置され、他方の面側には、チップ抵抗器やチップコン
デンサーなどが載置されている。また、プリント配線基
板2は、枠体1の開放部1cに一方の面側を内側にして
枠体1に仮止めされて配置され、プリント配線基板2の
他方の面側の接地パターンは、枠体1と半田によって電
気的に接続され、これによって、プリント配線基板2が
枠体1に固定されている。この固定された状態で、枠体
1の内部のシールド板4に区切られた複数個(例えば3
個)の領域に収納された電子回路は、シールド板4によ
って、各電子回路の相互の干渉が防止されている。
曲げ加工することによって形成され、平板部3aと、平
板部3aの外周部を折り曲げて形成された複数個の爪部
3bとを有している。また、平板部3aにおける前記シ
ールド板4の上方に位置する箇所には、略U字状の切り
込み部3eが形成されていると共に、これらの略U字状
の領域に平板部3aから下方に突出された略くの字状に
曲げ加工された舌片部3fが形成されている。また、舌
片部3fの付け根部3gは、舌片部3fの配置されてい
る箇所によっては、爪部3bの近傍に配置される。ま
た、カバー3は、爪部3bが、枠体1に設けられた凸部
1eに係止されて、開口部1bを覆うように取り付けら
れている。
3bが、枠体1の凸部1eに係止されることにより、カ
バー3が、枠体1に取り付けられる。この結果、カバー
3が、爪部3b、凸部1e及び側壁1aを介して接地さ
れる。また、カバー3は、下方に突出された舌片部3f
がシールド板4の上端部4aに接触するためシールド板
4及び側壁1aを介して接地される。
た従来の電子機器は、カバー3とシールド板4との間に
働く圧力が舌片部3fの付け根部3gに集中する。この
ためこの圧力が強いと、ときとして、カバー3の爪部3
bが、枠体1の凸部1eから外れ、しかも、カバー3と
枠体1との接触が不安定になるという問題点があった。
そして、また、舌片部3fの長さが長いと、枠体1内の
シールド板4とカバー3との接触が弱く、接触が不安定
になるという問題点があった。
題点を解決するものであり、その目的は、枠体1とシー
ルド板4とカバー3とが確実に接触し、シールド効果を
高く保つことの出来る電子機器を提供することである。
壁と開口部とを有する導電性の箱型の枠体と、該枠体内
に設けられ、該枠体と電気的に接続されたシールド板
と、爪部を有し、該爪部を前記側壁に係止して前記枠体
の前記開口部を覆うように配設されたカバーとを備え、
該カバーには、前記シールド板の上端部と対向する位置
で前記枠体内部に突出する突部と、前記爪部の近傍で、
該突部と前記爪部との間に設けられた長孔とが形成さ
れ、前記カバーの前記突部が前記シールド板の上端部に
弾接していることである。
の側壁と平行に設けられていることである。
機器について説明する。図1は、本発明の電子機器を示
す斜視図、図2は、本発明の電子機器を示す断面図、図
3は、本発明の電子機器からカバーを外した状態を示す
斜視図である。なお、従来の電子機器と同一構成につい
ては、同一符号を付与してある。
器、例えばテレビジョンチューナなどの電子機器は、導
電性の金属板などを折り曲げて形成された箱型の枠体1
を有し、この枠体1は、四方を囲む4つの側壁1aと、
その上部に開放された開口部1bと、下部に開放された
開口部1cとを有している。また、開口部1bに近接し
た側壁1aの外周部には、外方に突出した複数個の凸部
1eが設けられている。また、枠体1は、枠体1内に設
けられ、該枠体1の側壁1aと電気的に接続された複数
枚(例えば2枚)のシールド板4を有し、このシールド
板4は、枠体1の開口部1cに対して垂直であって、且
つ枠体1の内部を複数個の領域に仕切るように配置され
ている。
ラス入りエポキシ樹脂材料から成り、図示していない
が、一方の面側には、集積回路(IC)やコイルなどが
載置され、他方の面側には、チップ抵抗器やチップコン
デンサーなどが載置されている。また、プリント配線基
板2は、枠体1の開放部1cに一方の面側を内側にして
枠体1に仮止めされて配置され、プリント配線基板2の
他方の面側の接地パターンは、枠体1と半田によって電
気的に接続され、これによって、プリント配線基板2が
枠体1に固定されている。この固定された状態で、枠体
1の内部のシールド板4に区切られた複数個(例えば3
個)の領域に収納された電子回路は、シールド板4によ
って、各電子回路の相互の干渉が防止されている。
曲げ加工することによって形成され、平板部3aと、平
板部3aの外周部を下方に折り曲げて形成された複数個
の爪部3bとを有している。また、平板部3aには、複
数個の幅狭なスリット状の長孔3cと、該長孔3cの近
傍にそれぞれ設けられ、平板部3aから下方に突出され
た略半球状の突部3dとが設けられている。また、長孔
3cは、前記爪部3bの近傍で、且つ爪部3bに平行に
設けられ、そして、前記突部3dと爪部3bとの間に設
けられている。また、カバー3は、爪部3bが、枠体1
に設けられた凸部1eに係止されて、開口部1bを覆う
ように取り付けられている。また、長孔3cは、カバー
3が枠体1に取り付けられとき枠体1の側壁1aと平行
に形成され、且つ、突部3dと側壁1aとの間に設けら
れている。
3bが、枠体1の凸部1eに係止されることにより、カ
バー3が、枠体1に取り付けられる。この結果、カバー
3が、爪部3b、凸部1e及び側壁1aを介して接地さ
れる。また、カバー3は、突部3dがシールド板4の上
端部4aに当接するためシールド板4及び側壁1aを介
して接地される。
カバー3の長孔3cは、カバー3の突部3dと枠体1の
側壁1aとの間にひとつのみ設けられた実施の形態につ
いて説明したが、これに限定されず、長孔を平行に複数
本設けても良い。
によれば、カバーの突部とシールド板との接触圧力が強
くとも、この圧力は、長孔によって吸収されるのでカバ
ーの爪部に加えられることがなく、よって、爪部が枠体
の凸部から外れることはない。このため、カバーと枠体
との接触が確実に行うことができ、よって、カバーによ
るシールド効果が高くなり、枠体内に収納されたそれぞ
れの電子回路が外来雑音の影響を受けることを防止し、
また、電子回路が発生する雑音電波が枠体から外部へ漏
れることを防ぐことが出来るという効果を奏する。
が、枠体の側壁と平行に設けられていることから、カバ
ーの接触圧力が強くとも、側壁と平行に設けられた長孔
によって、側壁側にかかる圧力を確実に吸収でき、この
ことからカバーと枠体との接触が一層確実に行うことが
出来る。
ある。
ある。
す斜視図である。
斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 側壁と開口部とを有する導電性の箱型の
枠体と、該枠体内に設けられ、該枠体と電気的に接続さ
れたシールド板と、爪部を有し、該爪部を前記側壁に係
止して前記枠体の前記開口部を覆うように配設されたカ
バーとを備え、該カバーには、前記シールド板の上端部
と対向する位置で前記枠体内部に突出する突部と、前記
爪部の近傍で、該突部と前記爪部との間に設けられた長
孔とが形成され、前記カバーの前記突部が前記シールド
板の上端部に弾接していることを特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 前記長孔が、前記枠体の前記側壁と平行
に設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子
機器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11175998A JP3752382B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11175998A JP3752382B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 電子機器 |
Publications (2)
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ID=14569479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11175998A Expired - Fee Related JP3752382B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 電子機器 |
Country Status (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003069280A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-07 | Nintendo Co Ltd | ゲーム機用カートリッジ |
JP2007073609A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Murata Mfg Co Ltd | シールドケース |
CN1319428C (zh) * | 2003-12-12 | 2007-05-30 | 阿尔卑斯电气株式会社 | 电子电路单元 |
JP2011054888A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Kyocera Corp | シールド構造体及び電子機器 |
JP2013258378A (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-26 | Kyocera Corp | 電子機器及びシールドケース |
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-
1998
- 1998-04-22 JP JP11175998A patent/JP3752382B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2003069280A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-07 | Nintendo Co Ltd | ゲーム機用カートリッジ |
CN1319428C (zh) * | 2003-12-12 | 2007-05-30 | 阿尔卑斯电气株式会社 | 电子电路单元 |
JP2007073609A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Murata Mfg Co Ltd | シールドケース |
JP4586688B2 (ja) * | 2005-09-05 | 2010-11-24 | 株式会社村田製作所 | シールドケース |
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JP2013258378A (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-26 | Kyocera Corp | 電子機器及びシールドケース |
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