JPH11304499A - カーナビゲーション装置 - Google Patents

カーナビゲーション装置

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JPH11304499A
JPH11304499A JP11193698A JP11193698A JPH11304499A JP H11304499 A JPH11304499 A JP H11304499A JP 11193698 A JP11193698 A JP 11193698A JP 11193698 A JP11193698 A JP 11193698A JP H11304499 A JPH11304499 A JP H11304499A
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JP
Japan
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screen
image
display unit
car navigation
information
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Application number
JP11193698A
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English (en)
Inventor
Tomiyuki Mitsunaga
富幸 光永
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車に搭載し、自車位置の表示、地図情報
等を表示するカーナビゲーション装置では、ナビゲーシ
ョン情報は主として映像表示部に映し出される映像情報
であることから、運転者は運転中において注意力が散漫
となりやすく、安全上好ましくない。 【解決手段】 センサー部5で得た自車位置、進行方
向、速度、道路情報等を地図情報に重ねて表示したナビ
ゲーション情報映像、あるいは、ビデオ映像、テレビジ
ョン映像等を映像表示部4に映出する構成であって、車
体の前方を撮影するCCDカメラ6を設け、車体の前方
の映像を映像表示部4に子画面として表示するカーナビ
ゲーション装置とし、運転者が運転中に映像表示部4の
地図などのナビゲーション情報画面を見た場合でも、映
像表示部4における子画面で車の前方状況が確認でき、
安全運転が確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載し、
自車位置の表示、地図情報等を表示するカーナビゲーシ
ョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カーナビゲーション装置は、自車位置を
リアルタイムに表示するとともに、進行方向、速度等の
情報が得られ、また、地図情報や最短経路案内、VIC
S(道路交通情報通信システム)等を使用した道路情報
が得られることから、自動車運転者にとってはきわめて
有用である。また、カーナビゲーション装置は、前記の
情報を得るほかに、音楽CDやビデオCDの再生、テレ
ビジョン受像機能を持つなど、多様化してきている。
【0003】図5は、従来のカーナビゲーション装置の
構成を示すブロック図であり、図示のようにCPU、メ
モリー等よりなる制御部1と、ボタン、リモコン等より
なる操作部2と、CD−ROMドライブ等のCD部3
と、LCDまたはブラウン管よりなる映像表示部4と、
センサー部5より構成されている。
【0004】前記センサー部5は、自車の緯度、経度、
速度等の情報を得るためのGPSセンサー、速度、方位
等の情報を得るためのGYROセンサー、道路の渋滞情
報等を得るためのVICSセンサー、その他、テレビジ
ョン映像を受像するためのTVチューナー等を備えてい
る。
【0005】この構成において、操作部2を操作して制
御部1の制御により映像表示部4に所要のナビゲーショ
ン情報、すなわち自車位置、進行方向、速度、地図情
報、最短経路、道路情報等を表示し、あるいは、音楽C
DやビデオCDの再生、テレビジョン映像の映出をす
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
カーナビゲーション装置における各ナビゲーション情報
は、主として映像表示部4に映し出される映像情報であ
ることから、運転者はその映像を見る必要が生じるか、
もしくは見たい衝動に駈られる。そのため、運転中にお
いては注意力が散漫となり、安全上好ましくないものと
なっている。
【0007】本発明は前記従来の問題に留意し、運転者
が運転中に映像表示部の画面を見た場合でも車の前方状
況が確認でき、安全運転が確保できるカーナビゲーショ
ン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、自車位置、進行方向、速度、地図情報、最
短経路、道路情報等のナビゲーション映像、あるいは、
ビデオ映像、テレビジョン映像等を映像表示部に映出す
るカーナビゲーション装置において、車体の前方を撮影
する撮像カメラを設け、この撮像カメラで得られた車体
の前方の映像を映像表示部に子画面として表示する構成
としたものである。
【0009】本発明によれば、自動車走行中において運
転者が運転中に映像表示部の地図などのナビゲーション
情報画面を見た場合でも、映像表示部における子画面で
車の前方状況が確認でき、安全運転が確保できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、制御部と、操作部と、映像表示部と、センサー部を
備え、前記センサー部で得た自車位置情報、地図情報等
のナビゲーション情報映像、あるいは、ビデオ映像、テ
レビジョン映像等を映像表示部に映出する構成であっ
て、車体の前方を撮影する撮像カメラを設け、前記撮像
カメラで得られた車体の前方の映像を、映像表示部に子
画面として表示するようにしたカーナビゲーション装置
であり、運転者が映像表示部の地図などの情報画面を見
た場合でも、映像表示部の子画面で車の前方状況が確認
でき、安全運転が確保できるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のカーナビゲーション装置において、映像表示
部に表示される子画面は、その画面に映出される障害物
が大きいと判断された場合、画像処理手段により自動的
に画面サイズが大きくなるように変更処理するようにし
たものであり、障害物が大きく運転危険度が大きい場
合、画面サイズが大きくなって前方状況が見やすくな
り、さらなる安全運転が確保できるという作用を有す
る。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載のカーナビゲーション装置において、映像表示
部に表示される子画面は、パーキングブレーキが解除さ
れ、かつ、GPSまたはGYROの速度信号から車体移
動中と判断された場合に映出制御されるものであり、自
動車運転中にかぎり映像表示部に子画面が表示され、停
車中においては地図などのナビゲーション情報画面を子
画面に邪魔されることなく、ナビゲーション本来の表示
ができるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1のカー
ナビゲーション装置の構成を示すブロック図、図2は、
同カーナビゲーション装置におけるCCD撮像カメラの
機能説明図、図3および図4は同カーナビゲーション装
置における映像表示部の映像表示例を示す映像図であ
る。なお、各図において前述の従来の技術と同じ構成部
には同一符号を付与する。
【0014】図1において、1はCPU、メモリー等よ
りなる制御部、2はボタン、リモコン等よりなる操作
部、3はCD−ROMドライブ等のCD部、4はLCD
またはブラウン管よりなる映像表示部、5は各種のセン
サーを持つセンサー部であり、これらは前記従来の技術
と同様に構成されている。
【0015】また、前記センサー部5も、自車の緯度、
経度、速度等の情報を得るためのGPSセンサー、速
度、方位等の情報を得るためのGYROセンサー、道路
の渋滞情報等を得るためのVICSセンサー、その他、
テレビジョン映像を受像するためのTVチューナー等を
備え、従来の技術と同様に構成されている。
【0016】本実施の形態1の特徴とするところは、前
記の構成に車体の前方を撮影するCCDカメラ6を設け
たことにある。また、パーキングブレーキ作動検出部7
を設けたことにある。
【0017】さらに詳しく説明すると、前記CCDカメ
ラ6は図2に示すように、たとえば車体8のルームミラ
ー部に取付けられ、車体8の前方のある範囲を撮影する
ようになっている。そして、図3に示すようなナビゲー
ション情報映像9、すなわち、自車位置、進行方向、速
度、地図情報、最短経路、道路情報等の映像、あるい
は、ビデオ映像、テレビジョン映像等を映出する映像表
示部4に、車体8の前方の映像を子画面10として表示
する。
【0018】前記映像表示部4に表示される子画面10
は、その画面に映出される障害物が大きいと判断された
場合、制御部1における画像処理手段により自動的に画
面サイズを大きく変更処理されるようになっている。図
4は画面サイズが大きくなった子画面10の表示状態を
示している。この子画面10のサイズ変更は、具体的に
は画像処理(2値化、微分、相関処理等)による障害物
の検知、およびそのときの自動車の速度(GPSまたは
GYROで検出される速度)により制御される。
【0019】前記の映像表示部4に表示される子画面1
0は、パーキングブレーキが解除され、かつ、GPSま
たはGYROの速度信号から車体移動中と判断された場
合に映出制御される。具体的にはパーキングブレーキ作
動検出部7、ここではパーキングブレーキ点灯スイッチ
を利用し、パーキングブレーキが解除されてその信号が
検出され、かつ、GPSまたはGYROの速度信号から
走行中と判断される場合に子画面10を表示し、パーキ
ングブレーキがONされているか、または、GPSかG
YROの速度信号から停車行中と判断される場合に子画
面10を非表示にする。すなわち、自動車走行中にかぎ
り制御信号を得て、映像表示部4に子画面10が表示さ
れ、停車中においては地図などの情報画面を子画面10
に邪魔されることなくナビゲーション本来の表示ができ
るようにしている。
【0020】このように本実施の形態1のカーナビゲー
ション装置は、運転者が映像表示部の地図などの情報画
面を見た場合でも、映像表示部の子画面で車の前方状況
が確認でき、安全運転が確保できる。また、障害物が大
きく運転危険度が大きい場合、画面サイズが大きくなっ
て前方状況が見やすくなり、さらなる安全運転が確保で
きる。さらに、自動車運転中にかぎり映像表示部に子画
面が表示され、停車中においては地図などの情報画面を
子画面に邪魔されることなく、ナビゲーション本来の表
示ができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように本発明
によれば、運転者が映像表示部の地図などのナビゲーシ
ョン情報画面を見た場合でも、映像表示部の子画面で車
の前方状況が確認でき、また、障害物が大きく運転危険
度が大きい場合には、画面サイズが大きくなって前方状
況が見やすくなり、安全運転が確保できる。さらに、停
車中においては子画面の表示がなく、地図などの情報画
面を見やすくするものであり、カーナビゲーション装置
としてその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のカーナビゲーション装
置の構成を示すブロック図
【図2】同カーナビゲーション装置におけるCCD撮像
カメラの機能説明図
【図3】同カーナビゲーション装置における映像表示部
の映像表示例を示す映像図
【図4】同カーナビゲーション装置における映像表示部
の映像表示例を示す映像図
【図5】従来のカーナビゲーション装置の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1 制御部 2 操作部 3 CD部 4 映像表示部 5 センサー部 6 CCDカメラ 7 パーキングブレーキ作動検出部 8 車体 9 ナビゲーション情報映像 10 子画面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御部と、操作部と、映像表示部と、セン
    サー部を備え、前記センサー部で得た自車位置情報、地
    図情報等のナビゲーション情報映像、あるいは、ビデオ
    映像、テレビジョン映像等を映像表示部に映出する構成
    であって、車体の前方を撮影する撮像カメラを設け、前
    記撮像カメラで得られた車体の前方の映像を、映像表示
    部に子画面として表示するようにしたことを特徴とする
    カーナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】映像表示部に表示される子画面は、その画
    面に映出される障害物が大きいと判断された場合、画像
    処理手段により自動的に画面サイズが大きくなるように
    変更処理するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のカーナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】映像表示部に表示される子画面は、パーキ
    ングブレーキが解除され、かつ、GPSまたはGYRO
    の速度信号から車体移動中と判断された場合に映出制御
    されることを特徴とする請求項1記載のカーナビゲーシ
    ョン装置。
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