JPH1129756A - 接着剤およびこの接着剤を用いて形成されたフィルタエレメント - Google Patents

接着剤およびこの接着剤を用いて形成されたフィルタエレメント

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JPH1129756A
JPH1129756A JP9184997A JP18499797A JPH1129756A JP H1129756 A JPH1129756 A JP H1129756A JP 9184997 A JP9184997 A JP 9184997A JP 18499797 A JP18499797 A JP 18499797A JP H1129756 A JPH1129756 A JP H1129756A
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JP9184997A
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Hiroya Suzuki
博也 鈴木
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Wako Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール性および接着性を向上させることがで
きる接着剤を得るとともに、濾紙とエンドプレートとの
接着部におけるシール性および接着性がよく、且つ、濾
材の濾過面積の減少を抑えることができるフィルタエレ
メントを得る。 【解決手段】 接着剤10は、粘度が500〜1000
00cpと比較的低粘度のエポキシ系接着剤を基剤10
aとし、この基剤10aに親水性を有する極細繊維10
bを混入させている。この極細繊維10bは、太さが
0.1〜1デニールで長さが1〜10mmであり、その
混入量は0.1〜1重量%である。そして、この接着剤
10を用いて菊花状の濾材5と、この濾材5の下端面に
接着するエンドプレート3とを接着することとしてい
る。これにより、濾材5への基剤10aの吸い込みを減
少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体、液体等の濾
過用のフィルターエレメントの形成に有効である接着剤
に関するとともに、この接着剤を用いて形成されたフィ
ルタエレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】気体、液体等の流体を濾過するためのフ
ィルタエレメントに用いられる濾材としては、その濾過
面積をできる限り大きくするため、板状の濾紙を所定の
幅でプリーツ状に形成した後、全体形状が略円筒状とな
るように形成した菊花状エレメントと称されるフィルタ
エレメントが多く用いられている。
【0003】このような菊花状エレメントにおいては、
プリーツ状に形成された濾紙の上下端部にエンドプレー
トを接着することにより濾材の円筒形状を保持するよう
にしている。この接着のために用いられる接着剤には、
濾紙とエンドプレートとの接着性のみならず、濾紙とエ
ンドプレートとの間のシール性も要求される。
【0004】ここで、濾紙とエンドプレートとのシール
性を維持するためには、接着剤の量を多くするのみなら
ず、粘度の高い接着剤を使用する必要がある。すなわ
ち、シール剤として一般的に用いられているパテのよう
な性質を有する接着剤を用いることが好ましい。
【0005】しかしながら、接着剤は一般的に粘度が低
くなると接着力が高くなる傾向にあるため、粘度の高い
接着剤を用いた場合、シール性は向上するが接着力が低
下するとともに、濾紙およびエンドプレートの接着面に
対する馴染み(接着性)が低下する。このため、プリー
ツ状に折り曲げた濾紙の折り曲げ部に隙間(気泡)が生
じやすくなり、ピンホールができる原因となる。
【0006】そこで、接着剤として粘度の低いものを使
うことが考えられる。しかしながら、図5(A)に示す
ように、粘度の低い接着剤20をエンドプレート(図5
においては、下側エンドプレート3のみ表している)上
に充填し、この接着剤20の上に濾紙5を載置すると、
(B)に示すように濾紙5において生ずる毛細管現象に
よって、接着剤20が硬化する前に濾紙5に吸い上げら
れてしまう。
【0007】このため、下エンドプレート3上の接着剤
20の表面に凹凸を生じたり、極端な場合には下エンド
プレート3上の接着剤20が無くなってしまうこともあ
る。これにより、濾紙5と下エンドプレート3との間に
隙間ができたり、接着部にピンホールができる原因とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、既存の接着
剤を用いて濾紙とエンドプレートとを接着することによ
ってフィルタエレメントを形成すると、接着剤の粘度の
高い場合および低い場合のいずれの場合においても、各
々の粘度における特性に基づく原因により、接着部にピ
ンホールができやすく、ピンホールができると、接着性
が低下するとともに濾過すべき流体の漏れが生じるとい
う問題がある。また、粘度の低い接着剤を用いた場合、
ピンホールが生じなくても、接着剤20が濾材5に吸い
上げられることにより、濾材5の実効濾過面積が小さく
なってしまうという問題もある。
【0009】さらに、図6に示すような渦巻型フィルタ
エレメント11においては、スペーサ材19(右端にお
いてはスペーサ材17)の端面に面したコーキング用溝
15cに接着剤20を詰め込んで、このスペーサ材1
7,19の端面を閉塞する。この接着剤20として既存
の接着剤を用いて閉塞しようとすると、前記と同様の原
因により閉塞部にピンホールができやすいという問題が
あるとともに、粘度の低い接着剤を用いた場合、接着剤
20が濾材16,18やスペーサ材17,19に吸い上
げられることにより、濾材16,18の実効濾過面積が
小さくなってしまうという問題もある。
【0010】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、シール性および接着性を向上させることが
できる接着剤を提供することを目的とするとともに、濾
紙とエンドプレートとの接着部や、濾材とスペーサ材と
の閉塞部におけるシール性および接着性がよく、且つ、
濾材の濾過面積の減少を抑えることができるフィルタエ
レメントを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の接着剤は、粘度が500〜1000
00cpと比較的低粘度のエポキシ系接着剤に、親水性
を有する繊維を混入させている。この繊維は、太さが
0.1〜1デニールで長さが1〜10mmのいわゆる極
細繊維であり、その混入量は0.1〜1重量%とするこ
とが好ましい。
【0012】このような接着剤によれば、低粘度のエポ
キシ系接着剤(以下、「基剤」と称する)は、極細繊維
に浸透することによって分散することがなく集合状態が
保たれる。このため、基剤の有する高い接着力を保持し
つつ、接着対象物が濾紙のような基剤を吸い込みやすい
材質であっても接着対象物への吸込量を少なくすること
ができることから、接着部における接着剤の減少を防止
することができる。
【0013】さらに、基剤に混入された極細繊維によっ
て、接着部に細かい凹凸が形成されるため、接着対象物
が基剤を吸い込まない円滑な表面を有する材質であって
も、高い接着力(保持力)を得ることができる。
【0014】なお、基剤に混入する極細繊維としては、
ポリエステル有機繊維を用いることが好ましく、ポリエ
ステル有機繊維を混入させることにより、基剤の集合状
態をよりよく保つことができる。
【0015】また、前記の目的を達成するために、本発
明のフィルタエレメントは、いわゆる菊花状の濾材と、
この濾材の上下端面にそれぞれ接着するエンドプレート
とを上記の接着剤を用いて接着することとしている。こ
れにより、濾材への基剤の吸い込みを減少させることが
できるため、濾材の濾過面積が減少することがない。ま
た、基剤が比較的低粘度であるため濾材とエンドプレー
トとの間に気泡が生じにくく、極細繊維によって保持さ
れることから接着剤の量が減少することがない。また、
エンドプレートにおける接着面が沿滑であっても、極細
繊維によって形成された細かい凹凸により、濾材とエン
ドプレートとの接着力を向上させることができる。
【0016】また、前記の目的を達成するために、本発
明のフィルタエレメントは、2枚のスペーサ材のうち一
方のスペーサ材の端部を開放して流体の入口とするとと
もに他方のスペーサ材の端部を本発明の接着剤により閉
塞している。これにより、スペーサ材および濾材への基
剤の吸い込みを減少させることができるため、濾材の濾
過面積が減少することがない。また、基剤が比較的低粘
度であるためスペーサ材と濾材との間に気泡が生じにく
く、極細繊維によって保持されることから接着剤の量が
減少することがない。従って、接着剤によって閉塞した
部分にピンホールが生じることなく、閉塞部分からの流
体の漏れを防止することができる。また、極細繊維によ
って形成された細かい凹凸により、スペーサ材と濾材と
の接着力を向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
ましい実施形態である接着剤を用いてフィルタエレメン
トを形成する場合について、図1および図2を参照して
説明する。このフィルタエレメント1は、菊花状エレメ
ントと称され、それぞれ円形開口を有した円盤状の上下
エンドプレート2,3と、多数の小孔が打ち抜き成形さ
れたパンチングメタルからなる円筒状の内筒4と、この
内筒4の外周を覆って配設される濾材5とからなる。
【0018】この濾材5は、内筒4の外周面に当接接触
するように円筒状に形成されているが、板状の濾紙を所
定の幅でプリーツ状に形成した後、全体形状が略円筒状
となるように形成されている。これにより、軸方向と直
角な断面形状が菊花状を有して形成され、内周面(菊花
状の内側の稜線)が内筒4に当接することとなる。
【0019】このような菊花状エレメント1において
は、図1に示すように、濾材5の円筒形状を保持するた
めに濾材5の上下端部にエンドプレート(図3において
は下エンドプレート3のみを示している)を接着してい
る。この接着を行う場合には、まず下エンドプレート3
の内側空間3a内に均一に接着剤10を充填しておき、
その後、(A)に示すように、接着剤10上に円筒状に
形成した濾材5を載置する。
【0020】接着剤10は、500〜100000cp
の比較的低粘度のエポキシ系接着剤を基剤10aとし、
この基剤10aに、0.1〜1デニールの太さで1〜1
0mmの長さの親水性のポリエステル極細有機繊維(以
下、「極細繊維」と称する)10bを、0.1〜1重量
%混合させることによって作られている。
【0021】このように作られた接着剤10において
は、接着剤10上に濾材5を載置しても、接着剤10内
には濾材5を構成する濾紙よりも親水性(浸透性)が高
い極細繊維10bが混合されているため、接着剤10に
濾材5が浸されてもこの濾材5によって基剤10aが分
散されることなく、集合が保たれる。
【0022】これにより、図1(B)に示すように、濾
材5と下エンドプレート3とが接着された状態において
は、接着剤10内の極細繊維10bが濾材5の下に圧縮
されて残っており、この極細繊維10bによって基剤1
0aが下エンドプレート3上に残って保持される。従っ
て、濾材5への基剤10aの吸い上げ量(浸透量)が少
なくなるため、下エンドプレート3上の接着剤10の量
が少なくなることがない。このため、濾材5と下エンド
プレート3との間に隙間やピンホールを発生させること
なく、濾材5と下エンドプレート3とをしっかりと接着
することができる。
【0023】なお、本発明に係る接着剤10は、基剤1
0aの粘度が500cp〜100000cpの範囲であ
り、極細繊維10bの太さが0.1〜1デニールで長さ
が1〜10mmであるとともに、極細繊維10bの重量
の割合が0.1〜1%の範囲であればよいが、基剤10
aの粘度や極細繊維10bの状態(形状・太さ・長さ)
および割合は、濾材5や下エンドプレート3の材質、形
状等に応じて、上記の各範囲内において適宜変更される
ものである。また、極細繊維10bは、必ずしも親水性
のポリエステル極細有機繊維に限られるものではなく、
親水性のガラス繊維等を用いてもよい。
【0024】さらに、本発明に係る接着剤は、必ずしも
上記のようなフィルタエレメントの形成、すなわち、濾
材とエンドプレートの接着を行うためだけに用いられる
ものではなく、他の用途においても用いることができる
のはむろんである。
【0025】以下、本発明の好ましい実施形態である接
着剤を用いて異なる構成のフィルタエレメントを形成す
る場合について、図3および図4を参照して説明する。
このフィルタエレメント11は、いわゆる渦巻型フィル
タエレメントと称されるフィルタエレメントである。
【0026】このフィルタエレメント11は、渦巻状の
チューブ14と、このチューブ14の外周に巻き付けら
れる濾過部材15とから構成されている。チューブ14
は、長方形の板材を渦巻状に丸めて形成したものであ
り、濾過部材15は、2枚の濾材(第1濾材16および
第2濾材18)と2枚のスペーサ材(第1スペーサ材1
7および第2スペーサ材19)とを交互に重ね合わせて
4層に形成されている。
【0027】第1濾材16と第2濾材18は、極細繊維
にて高密度に作られた濾紙からなり、帯状にカットされ
ている。第1スペーサ材17および第2スペーサ材19
は、荒い目の網(ポリエステル製の網や金網等)を濾材
16,18よりも小さな幅(高さ)で帯状にカットさ
れ、複数枚重ねられたものである。このように各スペー
サ材17,19を、網を複数枚重ねて厚みを持たせた構
造とすることにより、所要の強度を確保するとともに、
濾材16,18同士の密着を防ぎ、内部をオイル等の流
体が流通しやすいようにしている。
【0028】そして、各スペーサ材17,19は、これ
らの上下端が各濾材16,18の上下端からそれぞれほ
ぼ同じ高さだけ離れるように配置される。このため、濾
過部材15がチューブ14に巻き付けられたときには、
第1スペーサ材17と第2スペーサ材19の上下に、濾
材16,18により挟まれるコーキング用溝15cが形
成される。
【0029】このように構成された濾過部材15は、4
層をまとめてチューブ14に巻き付けられる。濾過部材
15のチューブ14への巻き付けを完了した後は、濾過
部材15の軸方向一端(図では右端)における第1スペ
ーサ材17の端面に面したコーキング用溝15cに接着
剤10を詰め込んで、この第1スペーサ材17の端面を
閉塞する。なお、第2スペーサ材19の端面は開放して
おく。一方、濾過部材15の軸方向他端(図では左端)
における第2スペーサ材19の端面に面したコーキング
用溝15cに接着剤10を詰め込んで、この第2スペー
サ材19の端面を閉塞する。なお、第1スペーサ材17
の端面は開放しておく。
【0030】こうして濾過部材15の接着剤10による
閉塞処理(コーキング)を行った後、濾過部材15の左
端に第一保持プレート13aを取り付け、右端には第二
保持プレート13bを取り付ける。このようにして作ら
れた渦巻型フィルタエレメント11は、本体12aおよ
び蓋12bからなるフィルタケース12内に配置され
る。
【0031】フィルタケース12の流入口12cからフ
ィルタケース12内に流入したオイルは、図3中に矢印
で示すように、入口空間ES内に流入する。このオイル
は、第2スペーサ材19における右端開口(入口)から
濾過部材15内に流入する。第2スペーサ材19内に流
入したオイルは、第2スペーサ材19を軸方向に流れる
が、左端が接着剤10によって閉塞されているので、こ
れに隣合う第1・第2濾材16,18を通って濾過され
ながら第1スペーサ材17内に流入する。そして、第1
スペーサ材17内に流入したオイルは、この第1スペー
サ材17の右端が接着剤10によって閉塞されているた
め、左端開口(出口)から流通路RSに流出する。
【0032】このように、コーキング用溝15cに詰め
込まれた接着剤10は、極細繊維10bによって基剤1
0aがコーキング用溝15c内に残って保持される。従
って、濾材16,18やスペーサ材17,19への基剤
10aの吸い上げ量(浸透量)が少なくなるため、コー
キング用溝15c内における接着剤10の量が少なくな
ることがない。このため、コーキング用溝15c内にお
いて隙間やピンホールを発生させることなく、濾材1
6,18やスペーサ材17,19を漏れの無いようにし
っかりと接着することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の接着剤
は、いわゆる低粘度のエポキシ系接着剤に、親水性を有
する極細繊維が混入されている。このため、低粘度のエ
ポキシ系接着剤の有する本来の接着力を低下させること
なく、接着対象物が濾材等の接着剤を吸い込みやすい材
質であっても、接着対象物への吸込量を減少させること
ができる。また、両接着対象物の間に極細繊維に浸透し
たエポキシ系接着剤が分散されることなく保持されるた
め、接着対象物上の接着剤の量が減少することがなく、
接着に必要な量を確保することができるとともに、接着
剤が部分的に少なく(薄く)なってしまうこともない。
【0034】さらに、接着対象物の間に残って保持され
た接着剤内には、極細繊維が圧縮されて残っているた
め、接着対象物との接着面が細かい凹凸を有することと
なり、接着対象物の表面が円滑であっても高い接着力を
得ることができる。
【0035】従って、このような接着剤を用いて濾材と
エンドプレートとの接着を行ったり、スペーサ材の端部
の閉塞を行うことによりフィルタエレメントを形成した
場合には、濾材とエンドプレート接着部や、スペーサ材
の端部に形成されたコーキング溝においてピンホールが
生じたり、隙間が生じたりすることがないため、濾過す
べき流体の漏れが発生することがない。また、濾材やス
ペーサ材に吸い上げられる接着剤の量が少ないため、濾
材の実効濾過面積が小さくなってしまうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接着剤を用いて濾材とエンドプレ
ートとを接着させることにより形成された本発明に係る
フィルタエレメントの部分断面図である。
【図2】上記のフィルターエレメントの斜視図である。
【図3】上記接着剤を用いてスペーサ材の端部を閉塞す
ることにより形成された本発明に係るフィルタエレメン
トの部分断面図である。
【図4】上記のフィルターエレメントの断面図である。
【図5】従来の接着剤を用いてフィルターエレメントを
形成した場合の部分断面図である。
【図6】従来の接着剤を用いて異なるフィルターエレメ
ントを形成した場合の部分断面図である。
【符号の説明】
1,11 フィルターエレメント 2 上エンドプレート 3 下エンドプレート 5 濾材 10 接着剤 10a 基剤 10b 極細繊維 15 濾過部材 16,18 濾材 17,19 スペーサ材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘度が500〜100000cpのエポ
    キシ系接着剤に、 太さが0.1〜1デニールで長さが1〜10mmの親水
    性を有する繊維を0.1〜1重量%混入させたことを特
    徴とする接着剤。
  2. 【請求項2】 前記繊維が、ポリエステル有機繊維であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の接着剤。
  3. 【請求項3】 全体形状が略円筒状の濾材と、この濾材
    の上下端面にそれぞれ接着されるエンドプレートとから
    なり、 請求項1もしくは請求項2に記載の接着剤により前記濾
    材と前記エンドプレートとが接着されていることを特徴
    とするフィルタエレメント。
  4. 【請求項4】 円筒状に形成されたチューブと、 2枚のシート状の濾材と2枚の流体を通すシート状のス
    ペーサ材とを交互に重ねて4層に形成され、前記チュー
    ブに渦巻状に巻き付けられる濾過部材とから構成される
    渦巻型のフィルタエレメントであって、 前記濾過部材の軸方向一端において、前記2枚のスペー
    サ材のうち一方のスペーサ材の端部を開放して流体の入
    口とするとともに他方のスペーサ材の端部を請求項1も
    しくは請求項2に記載の接着剤により閉塞し、 前記濾過部材の軸方向他端において、前記一方のスペー
    サ材の端部を請求項1もしくは請求項2に記載の接着剤
    により閉塞するとともに前記他方のスペーサ材の端部を
    開放して流体の出口としたこと特徴とするフィルタエレ
    メント。
JP9184997A 1997-07-10 1997-07-10 接着剤およびこの接着剤を用いて形成されたフィルタエレメント Pending JPH1129756A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996009913A1 (en) * 1994-09-29 1996-04-04 Technai Team S.R.L. A work table for machine tools, machining centres and similar
CN110446538A (zh) * 2017-03-22 2019-11-12 霍林斯沃思和沃斯有限公司 包括波形过滤层的过滤介质

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