JPH11297147A - 可動接触板の接点構造 - Google Patents

可動接触板の接点構造

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JPH11297147A
JPH11297147A JP10097569A JP9756998A JPH11297147A JP H11297147 A JPH11297147 A JP H11297147A JP 10097569 A JP10097569 A JP 10097569A JP 9756998 A JP9756998 A JP 9756998A JP H11297147 A JPH11297147 A JP H11297147A
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JP
Japan
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contact
movable contact
contact plate
plate
fixed
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Abandoned
Application number
JP10097569A
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English (en)
Inventor
Yasusada Oishi
泰禎 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動接触板の接点で固定接点の表面をクリー
ニングして常に良好な接触面を得る。 【解決手段】 可動接触板1の基端部が固定され、可動
接触板の先端部2が固定接点3に対向し、可動接触板1
が押圧されて先端部2が固定接点3に接触する可動接触
板の接点構造において、可動接触板1の先端部2に湾曲
形状の接点4が形成され、可動接触板1が押圧された際
に接点4が固定接点3の表面3cを摺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動接触板の接点
で固定接点の表面をクリーニングすることのできる可動
接触板の接点構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4〜図5は、従来の可動接触板を適用
した自動車用スイッチを示すものである。
【0003】図4の如く、可動接触板15は導電金属を
材料として略L字状に形成され、基端部側が絶縁樹脂製
のハウジング16に固定されている。可動接触板15の
先端部(自由端部)は下向きに折曲され、ハウジング側
の回路基板17の固定接点18に対向している。固定接
点18はリード端子19に続いている。可動接触板15
は操作レバー20の突部21で中間部を押圧されて下向
きに撓み、先端部の接点22が固定接点18に弾性的に
接触する。
【0004】図5の如く、操作レバー20は軸部23を
支持されて矢印イの如く運転者側に回動自在であり、自
由状態においてはコイルばね24で軸方向に付勢され
て、突部21が可動接触板15に軽く接している。操作
レバー20を矢印イ方向に操作することで、軸部23を
支点として突部21が反対方向に回動し、可動接触板1
5を回路基板17に向けて押圧する。
【0005】矢印イ方向のレバー操作でウィンドウオッ
シャ液の噴出ないしはパッシングライトの点灯が行われ
る。なお、矢印イとは直交する方向に操作レバー20を
回動させれば、ワイパーのオンオフないしはターンニン
グライトの点滅が行われる。
【0006】図6は、操作レバー20(図5)を操作す
る前の状態を示すものであり、突部21が可動接触板1
5の長手方向中間部に軽く接している。可動接触板15
の接点22は固定接点18に対向して位置している。
【0007】図7は、操作レバー20(図5)を矢印イ
方向に引いて、突部21が可動接触板15を押圧し、可
動接触板15の接点22が固定接点18に接触した状態
を示すものである。可動接触板15の接点22はそのエ
ッジ部22aで固定接点18に接している。
【0008】図8は、突部21がオーバーストロークし
た状態を示すものであり、可動接触板15は先端のエッ
ジ部22aを支点として下向きに撓み、先端部25はや
や鋭角的に屈曲する。オーバーストロークはレバー操作
を強く行った場合や、組付寸法誤差等により比較的頻繁
に生じるほか、設計的に接触圧力を確保するために故意
にオーバーストロークさせる場合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造にあっては、オーバーストローク時(図8)に
可動接触板15の接点22が同一の箇所に食い込むよう
接触するために、経時的に固定接点18が傷みやすく、
それによって接触不良を起こし兼ねないという懸念があ
った。また、オーバーストローク時に可動接触板15の
接点22が固定接点18に食い込んで、通常ストローク
時(図7)の場合と同一の箇所に接触する(一点で接触
する)ことが多くなるために、経時的に固定接点18の
表面に炭化物等の絶縁皮膜が生じやすくなり、オーバー
ストローク時に可動接触板15の接点22が同一の箇所
以外の箇所に接触した場合に導通不良を起こし兼ねない
という懸念があった。
【0010】本発明は、上記した点に鑑み、経時的に固
定接点の表面に炭化物等の皮膜が付いたり、あるいは可
動接触板との接触で固定接点が傷付いたりすることがな
く、常に良好な電気的接触性を発揮し得る可動接触板の
接点構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、可動接触板の基端部が固定され、該可動
接触板の先端部が固定接点に対向し、該可動接触板が押
圧されて該先端部が該固定接点に接触する可動接触板の
接点構造において、該可動接触板の先端部に湾曲形状の
接点が形成され、該可動接触板が押圧された際に該接点
が前記固定接点の表面を摺動することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係
る可動接触板の接点構造の一実施例を示すものである。
【0013】本例において、導電金属で形成された可動
接触板1の先端部2は固定接点3に向けて略V字状ない
しU字状に湾曲した形状となっている。この湾曲部
(2)の中央に接点(可動接点)4が位置している。接
点4は滑らかに湾曲したアール状の接触面を有してい
る。
【0014】可動接触板1の接点4から自由端5にかけ
ては斜め上向きに前側傾斜部6が形成され、接点4から
可動接触板1の真直部8にかけては斜め上向きに後側傾
斜部7が形成されている。可動接触板1の自由状態で前
側傾斜部6は真直部8よりもやや高く突出している。真
直部8の基端部8aは絶縁樹脂製のハウジング9の垂直
壁10に固定されている。可動接触板1は板厚方向の弾
性を有している。
【0015】ハウジング9の水平な回路基板部11に前
記固定接点3が配置されている。図1の如く押圧部12
(例えば操作レバーの操作で上下する突部ないしは押し
ピン)が可動接触板1を押圧していない状態(可動接触
板1の自由状態)で、可動接触板1の接点4は固定接点
3の幅方向中央(幅Lの中央)に対向して位置してい
る。押圧部12は可動接触板1の長さ方向のほぼ中央で
真直部8に接している。
【0016】図2は、押圧部12が可動接触板1を矢印
ロの如く下向きに押圧して、可動接触板1の接点4が固
定接点3に接触を開始した状態を示すものである。
【0017】可動接触板1の接点4は固定接点3の幅方
向後寄り3aに接触している。可動接触板1の接点4は
前述の如く滑らかに湾曲しているから、従来のようにエ
ッジで固定接点3に当たることがない。
【0018】図3は、押圧部12が矢印ロ方向にオーバ
ーストロークして可動接触板1を下向きに強く押圧した
状態を示すものである。
【0019】可動接触板1は下向きにやや湾曲し、可動
接触板1の接点4が固定接点3の表面3cをスムーズに
摺動する。可動接触板1の接点4は矢印ハの如く固定接
点3の幅方向後寄り3aから幅方向前寄り3bに摺接し
て移動する。この接点4の摺動作用により固定接点3の
表面3cがクリーニングされる。
【0020】これにより、一般的な対向接点の弱点であ
る炭化物等の絶縁皮膜が固定接点3及び可動接点4から
除去され、固定接点3及び可動接点4の表面が常に皮膜
の付着なく清潔に保たれる。また、接点4が移動するこ
とで可動接触板1の過度なストレス(残留撓み応力)が
除去される。これにより、可動接触板1の弾性が経時的
に弱まることがなく、常に良好な接圧が発揮される。ま
た、従来のように可動接触板1の接点4がエッジで固定
接点3に当接することがないから、固定接点3の傷付が
防止され、良好な接触面が確保される。
【0021】なお、本実施例は、従来の技術で説明した
自動車用スイッチに限らず、あらゆる接点構造に適用で
きるものである。可動接触板1の接点4を含む先端部2
の形状は本例のような略V字状ないしU字状に限らず、
半円状や円形状等、接触面が湾曲しているものであれば
何でも構わない。
【0022】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、可動接触
板が固定接点の方向に押圧されるに伴って、可動接触板
の湾曲状の接点が固定接点の表面をスムーズに摺動する
から、固定接点の表面がクリーニングされ、固定接点の
表面から炭化物等の皮膜が除去されて、常に良好な接触
面が得られると共に、固定接点の傷付きが防止される。
これらにより、電気的接続の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可動接触板の接点構造の一実施例
を示す側面図である。
【図2】可動接触板が初期的に押圧されて固定接点に接
触した状態を示す側面図である。
【図3】可動接触板がオーバーストローク気味に押圧さ
れた状態を示す側面図である。
【図4】従来の可動接触板を適用した自動車用スイッチ
を示す縦断面図である。
【図5】同じく自動車用スイッチを図4に対して90°
方向から見た状態の縦断面図である。
【図6】従来の可動接触板の接点構造を示す側面図であ
る。
【図7】同じく可動接触板が初期的に押圧されて固定接
点に接触した状態を示す側面図である。
【図8】可動接触板がオーバーストローク気味に押圧さ
れた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 可動接触板 2 先端部 3 固定接点 3c 表面 4 接点 12 押圧部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動接触板の基端部が固定され、該可動
    接触板の先端部が固定接点に対向し、該可動接触板が押
    圧されて該先端部が該固定接点に接触する可動接触板の
    接点構造において、該可動接触板の先端部に湾曲形状の
    接点が形成され、該可動接触板が押圧された際に該接点
    が前記固定接点の表面を摺動することを特徴とする可動
    接触板の接点構造。
JP10097569A 1998-04-09 1998-04-09 可動接触板の接点構造 Abandoned JPH11297147A (ja)

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JP10097569A JPH11297147A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 可動接触板の接点構造

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JP10097569A JPH11297147A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 可動接触板の接点構造

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Publication Number Publication Date
JPH11297147A true JPH11297147A (ja) 1999-10-29

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ID=14195878

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JP10097569A Abandoned JPH11297147A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 可動接触板の接点構造

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JP (1) JPH11297147A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7307229B2 (en) 2003-02-20 2007-12-11 Takata-Petri Ag Switch provided with self-cleaning contacts

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7307229B2 (en) 2003-02-20 2007-12-11 Takata-Petri Ag Switch provided with self-cleaning contacts

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