JPH11296282A - ローマ字のキーの分類別目印表示方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キーボード操作で、打ちたいローマ字のキー
を探す時ローマ字のキーを分類わけして、その分類別ご
とに分類別目印を表示をしたものを提供する。 【構成】 アスキー配列キーボードなどのローマ字のキ
ーを「Ｋ、Ｓ、Ｔ、Ｎ、Ｈ、Ｍ、Ｙ、Ｒ、Ｗ、Ｃ、Ｆ、
Ｌ、Ｑ」と「Ｇ、Ｚ、Ｄ、Ｂ、Ｊ、Ｖ」と「Ｐ」と
「Ａ、Ｉ、Ｕ、Ｅ、Ｏ」と「Ｘ」に分類して。ローマ字
のキーの各分類別ごとのローマ字のキーに分類別目印を
表示を施したローマ字のキーの分類別目印表示方法とそ
の装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータやワード
プロセッサのキーボードをはじめ、各種電子機器の入力
装置のローマ字のキーにおいて、ローマ字のキーを分類
して、各分類別ごとローマ字のキーに分類別目印を表示
する方法と、その方法を講じてローマ字を探しやすくし
たローマ字のキーの分類別目印表示方法とその装置関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、アスキー配列キーボードなどロー
マ字のキーが配列されているキーボードで、初心者が打
ちたいローマ字のキーを探すのに時間がかかり、疲れて
しまいキーボード操作の学習と訓練の上達が遅れるとい
う欠点があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、初心者がロ
ーマ字入力でキーボード操作するとき、ローマ字のキー
が見分けやすくして、ローマ字のキーの認識作業を簡単
に早く行うことができてローマ字のキーの配列を記憶し
やすくして、学習や訓練の向上、及びキーボード操作の
作業効率を向上させることを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】キーボード等の入力装置
の通常２６個ローマ字のキーを分類わけとして、ヘボン
式ローマ字つづり方と多少異なり、機種によっても多少
異なるが、母音、を除いた、清音と、濁りのない拗音の
最初にくるローマ字である「Ｋ、Ｓ、Ｔ、Ｎ、Ｈ、Ｍ、
Ｙ、Ｒ、Ｗ、Ｃ、Ｆ、Ｌ、Ｑ」のローマ字のキーを「分
類イ」とし、濁音の最初にくるローマ字である「Ｇ、
Ｚ、Ｄ、Ｂ、Ｊ、Ｖ」のローマ字のキーを「分類ロ」と
し、半濁音の最初にくるローマ字である「Ｐ」のローマ
字のキーを「分類ハ」とし、母音である「Ａ、Ｉ、Ｕ、
Ｅ、Ｏ」のローマ字のキーを「分類ニ」とし、おもに小
文字の最初にくるローマ字である「Ｘ」のローマ字のキ
ーを「分類ホ」として分類する。

【０００５】複数のローマ字のキーの分類である「分類
イ」「分類ロ」「分類ニ」は、各分類別ごとのローマ字
のキーのグループに共通した、分類別目印を表示する、
単数のローマ字のキーである「分類ハ」「分類ホ」は、
各分類別ごとのローマ字のキーに分類別目印を表示す
る。

【０００６】本発明は、コンピュータやワードプロセッ
サのキーボードをはじめ、各種電子機器の入力装置のロ
ーマ字のキーを分類わけして、各分類別ごとのローマ字
のキーに分類別目印をデザインしローマ字のキーあるい
は、キーボード防塵カバーなどローマ字のキーに装着す
る付属品に表示する方法であるが、実施手段には、表示
場所、表示方式、表示レイアウト、さらに分類別目印の
デザインなどさまざまな内容がある。

【０００７】表示場所は、ローマ字のキーに直接表示す
るキー表示と、キーボード防塵カバーなどローマ字のキ
ーに装着する付属品に表示するカバー表示がある。キー
表示は、ローマ字のキーの上面、前面、左側面、右側面
などに、分類別目印を表示したもの。カバー表示は、キ
ーボード防塵カバーなどローマ字のキーに装着する付属
品に分類別目印を表示したものである。

【０００８】表示方式は、ローマ字のキーやキーボード
防塵カバーなどローマ字のキーに装着する付属品に、分
類別目印を印刷などによって直接固着して表示する固着
方式または、分類別目印を印刷などで施したシールをロ
ーマ字のキーやキーボード防塵カバーなどローマ字のキ
ーに装着する付属品に貼り付けるシール方式がある。固
着方式をキー表示する場合は、生産工程で実施しなけれ
ばならないため、既にキーボードを購入して使用してい
る人は、新しく購入しなければ利用できない。だが固着
方式でもカバー表示であれば、キーボード防塵カバーな
どローマ字のキーに装着する付属品を取り付けるだけ
で、本発明を簡単に使用することが可能になった。シー
ルをもちいたシール方式の場合は、ローマ字のキーにシ
ールを貼り付けるキー表示でも、キーボード防塵カバー
などローマ字のキーに装着する付属品にシールを貼り付
けるカバー表示でも、本発明を簡単に低いコストで実施
して利用することを可能にした。

【０００９】表示レイアウトは、ローマ字のキーに表示
されている文字や記号の隙間や余白分類別目印を表示す
る余白レイアウト、従来の表示を部分的に取り入れ合成
した部分合成レイアウト、従来の表示をすべて取り替え
る全体レイアウトなどの手段がある。

【００１０】実施例１に対応する

【図１】をもちいて説明する。

【図１】は、アスキー配列キーボードのローマ字のキー
においての本発明の実施例の一つである。打ちたいロー
マ字のキーを探す作業を楽に早くおこなうため、ローマ
字のキーの各分類ごとに分類別目印を表示したものが

【図１】の実施例１である。

【００１１】

【作用】次に本発明の作用について述べると、初心者が
ローマ字入力において、ローマ字のキーの配列や位置を
完全に覚えていないためキーボード全体からキーを一つ
一つ見ながら打ちたいローマ字のキーを探していたが、
本発明のローマ字のキーを分類わけして、各分類別ごと
ローマ字のキーに分類別目印を表示することで、たとえ
ば「か」の文字を入力したいとき「分類イ」の分類別目
印の表示されているローマ字のキーから「Ｋ」のローマ
字のキーを探して打ち、次に「分類ニ」の分類別目印の
表示されているローマ字のキーから「Ａ」のローマ字の
キーを探して打つ、このように分類別に絞られたローマ
字のキーから探して打つため、初心者にとって着実で、
楽に早く行え作業をパターン化することができローマ字
のキーの配列を記憶しやすく、キーボード操作が上達が
早くなる作用があった。

【００１２】

【実施例】以下、実施例１について図面を用いて詳細に
説明する。

【図１】の本発明のアスキー配列キーボードのローマ字
のキーの実施例１は、その一部を拡大した

【図２】で示すように「分類イ」の「Ｔ」のローマ字の
キー１ａは、分類別目印２ａを固着方式によりローマ字
のキーのローマ字を表示している位置にキー表示したも
のである。ローマ字のキーの分類別目印の表示デザイン
の一例である

【図３】で示すように「分類イ」には、青色で長方形の
中に黒文字の分類別目印、「分類ロ」には、黄色で三角
形の中に黒文字の分類別目印、「分類ハ」には、緑色で
正方形の中に黒文字の分類別目印、「分類ニ」には、赤
色で円形の中に黒文字の分類別目印、「分類ホ」には、
橙色で六角形の中に黒文字の分類別目印をローマ字のキ
ーに表示したものが、

【図１】である。

【００１３】実施例２について一つのローマ字のキーを
例にあげて説明する。

【図５】

【図６】で示すように従来の「Ｒ」のローマ字のキー１
ｂに不透明のシール７でのシール方式での実施例２は、

【図５】で示すように従来の「Ｒ」のローマ字のキー１
ｂの上面３に「分類イ」の「Ｒ」の分類別目印２ｂと他
の文字を印刷した不透明のシール７を貼り付けようとす
る状態を示した

【図５】と不透明のシール７を貼り付けを完了した状態
を示した

【図６】である。このようにしてそのほかの全部のロー
マ字のキーに分類別目印を表示したものが実施例２であ
る。この実施例２のシール方式では、既存のコンピュー
タやワードプロセッサのキーボードのローマ字のキーに
分類別目印と他の文字や記号を印刷した不透明のシール
を貼り付けることで低いコストで実施できた。

【００１４】実施例３について一つのローマ字のキーを
例にあげて説明する。

【図７】で示すように従来の「Ｒ」のローマ字のキー１
ｂに分類別目印以外の部分が、透明のシール８のシール
方式での実施例３は、

【図７】で示すように従来の「Ｒ」ローマ字のキー１ｂ
の上面３に「分類イ」の「Ｒ」の分類別目印２ｃを印刷
した分類別目印以外の部分が、透明のシール８を貼り付
けようとする状態を示したのが、

【図７】である。このようにしてそのほかの全部のロー
マ字のキーに分類別目印を表示したものが実施例３であ
る。前記の実施例２よりも簡素で多くの機種に対応する
ことができ、より低いコストで実施できた。

【００１５】実施例４について一つのローマ字のキーを
例にとって説明する。

【図８】で示すように「Ｗ」のローマ字のキー１ｃに表
示されているローマ字と他の文字や記号などをそのまま
にして、ローマ字と他の文字や記号などの余白や隙間に
本発明の「分類イ」の「Ｗ」の分類別目印２ｄを表示す
る余白レイアウトである。このようにしてそのほかの全
部のローマ字のキーに分類別目印を表示したものが実施
例４である。固着方式及びシール方式で、キー表示及び
カバー表示と併用することを可能にした実施例で従来の
キーボードのイメージを大幅に変えないで本発明の表示
方法を実現した。

【００１６】コンピュータやワードプロセッサなど一台
を複数の人が使用する場合は、人によって仮名入力で使
用する場合があり、その場合には、キーボード防塵カバ
ーなどキーボードに、装着する付属品に分類別目印を固
着方式及びシール方式を施してカバー表示する実施例
は、着脱が簡単なため便利であった。キーボード防塵力
バーは、一般に透明及び半透明であるから、分類別目印
を透き通って見えるようにして、表示を施すことで、ロ
ーマ字と他の文字や記号を組み込まずにすみ簡素化を可
能にしコストを低くできた。

【００１７】実施例５について一つのローマ字のキーを
例にとって説明する。

【図９】に示すように「分類イ」の「Ｙ」のローマ字の
キー１ｄで示したように分類別ごとにローマ字のキー自
体そのものを、色、濃淡、図形、模様、光などで、分類
別目印とし表示した。このようにしてそのほかの全部の
ローマ字のキーに分類別目印を表示したものが実施例５
である。ローマ字のキーでの入力を重視したキーボード
では、有効であった。

【００１８】実施例６について一つのローマ字のキーを
例にとって説明する。

【図１０】に示したように実施例６の「分類イ」の
「Ｈ」のローマ字のキー１ｅで示したように分類別ごと
ローマ字のキーのローマ字の書体２ｅそのものを色、濃
淡、模様、光などで、分類別目印とし表示した。このよ
うにしてそのほかの全部のローマ字のキーに分類別目印
を表示したものが実施例６である。実施例６は、ローマ
字以外の表示に対して邪魔ならずに表示できた。

【００１９】実施例７について一つのローマ字のキーを
例にとって説明する。

【図１１】に示したように実施例７の「分類イ」の
「Ｋ」のローマ字のキー１ｆで示したように分類別ごと
ローマ字のキーの上面２ｆを、色、濃淡、図形、模様、
光などで、分類別目印とし表示した。このようにしてそ
のほかの全部のローマ字のキーに分類別目印を表示した
ものが実施例７である。実施例７は、ローマ字のキーで
の入力を重視したキーボードでは、有効であった。

【００２０】キーボードのローマ字のキーにおいて、本
発明の分類別目印は、前期の実施例の分類別目印の表示
デザインに限らず色、濃淡、図形、模様、光などを組み
合わせを用いて、さまざまな分類別目印の表示デザイン
の作成を可能にした。次に分類別目印の表示デザインの
例をあげて説明する。 （一）色、濃淡、図形、模様、光などのうち一つの要素
だけを用いて分類別目印のデザインしたもの。 （二）色、濃淡、図形、模様、光などのうち一つの要素
だけを用いて分類別目印の中に文字、記号などを組み合
わせてのデザインしたもの。 （三）色、濃淡、図形、模様、光などのうち複数の要素
を用いて分類別目印のデザインしたもの。 （四）色、濃淡、図形、模様、光などのうち複数の要素
を用いて分類別目印の中に文字、記号などを組み合わせ
てのデザインしたもの。

【００２１】たとえば同じローマ字のキーの分類の中で
色が共通していて、濃淡、図形、模様、大きさ、文字の
表示の有無、表示場所などが、違っていても分類別目印
として認識できた。

【００２２】「分類ハ」の「Ｐ」のローマ字のキーと
「分類ホ」の「Ｘ」のローマ字のキーに同じ種類の分類
別目印の表示で簡素化ができる、また同じように「分類
ハ」の「Ｐ」のローマ字のキーと「分類イ」の「Ｇ、
Ｚ、Ｄ、Ｂ、Ｖ」のローマ字のキーに同じ種類の分類別
目印を表示することでで簡素化ができた。また一部の分
類に分類別目印を表示せずに省略することで、簡素化が
できた。

【００２３】「分類イ」の中で「Ｃ、Ｆ、Ｌ、Ｑ」など
のローマ字のキーは、少し使用内容が違うので場合によ
り「分類イ」とは、別の分類として、違う分類別目印を
表示することで細分化することができた。「Ｑ」のロー
マ字のキーは、機種によって使用回数が少ない場合があ
るため「Ｑ」のローマ字のキーは、分類別目印を表示し
ない場合や独立した分類別目印を表示するなどで、作業
の能率化ができた。

【００２４】

【発明の効果】以上述べたように、本発明は、ローマ字
のキーに簡単な分類別目印を表示することで、キーボー
ド操作に慣れていない初心者が分類別に絞られたローマ
字のキーから打ちたいローマ字のキーを探すため、キー
ボード操作を早く楽に着実に実施できて、ローマ字のキ
ーの配列を記憶しやすく、作業をパターン化することが
できて自然に学習訓練の上達が早くなる効果があった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１の分類別目印をアスキー配列
キーボードのローマ字のキーに施した平面図である。

【図２】本発明の

【図１】の「Ｔ」のローマ字のキーを拡大した平面図で
ある。

【図３】本発明の実施例１の分類別目印のデザインの一
例を表した図である。

【図４】従来のアスキー配列キーボードの「Ｒ」のロー
マ字のキーの平面図である。

【図５】実施例２の従来のアスキー配列キーボードの
「Ｒ」のローマ字のキーに本発明の不透明のシールを貼
り付ける状態を示した平面図である。

【図６】実施例２の従来のアスキー配列キーボードの
「Ｒ」のローマ字のキーに本発明の不透明のシールを貼
り付けを完了した状態を示した平面図である。

【図７】実施例３の従来のアスキー配列キーボードの
「Ｒ」のローマ字のキーに本発明の分類別目印以外の部
分が、透明のシールを貼り付ける状態を示した平面図で
ある。

【図８】本発明の実施例４の分類別目印をアスキー配列
キーボードの「Ｗ」のローマ字のキーの余白に分類別目
印を施した平面図である。

【図９】本発明の実施例５の分類別目印をアスキー配列
キーボードの「Ｙ」のローマ字のキー自体そのものを分
類別目印として施した平面図である。

【図１０】本発明の実施例６の分類別目印をアスキー配
列キーボードの「Ｈ」のローマ字のキーのローマ字の書
体そのものを分類別目印として施した平面図である。

【図１１】本発明の実施例７の分類別目印をアスキー配
列キーボードの「Ｋ」のローマ字のキーの上面を分類別
目印として施した平面図である。

【符号の説明】

１ａ 実施例１のアスキー配列キーボードの「Ｔ」ロー
マ字のキー １ｂ 従来のアスキー配列キーボードの「Ｒ」のローマ
字のキー １ｃ 実施例４のアスキー配列キーボードの「Ｗ」ロー
マ字のキー １ｄ 実施例５のアスキー配列キーボードの「Ｙ」ロー
マ字のキー １ｅ 実施例６のアスキー配列キーボードの「Ｈ」ロー
マ字のキー １ｆ 実施例７のアスキー配列キーボードの「Ｋ」ロー
マ字のキー ２ａ 実施例１の「Ｔ」のローマ字のキーの分類別目印 ２ｂ 実施例２の「Ｒ」のローマ字のキーの分類別目印 ２ｃ 実施例３の「Ｒ」のローマ字のキーの分類別目印 ２ｄ 実施例４の「Ｗ」のローマ字のキーの分類別目印 ２ｅ 実施例４の「Ｈ」のローマ字の文字の分類別目印 ２ｆ 実施例４の「Ｋ」のローマ字のキーの分類別目印 ３ ローマ字のキーの上面 ４ ローマ字のキーの前面 ５ ローマ字のキーの左側面 ６ ローマ字のキーの右側面 ７ 実施例２の「Ｒ」のローマ字のキーの不透明のシ
ール ８ 実施例３の「Ｒ」のローマ字のキーの分類別目印
以外が透明のシール

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 キーボード等の入力装置のローマ字のキ
   ーにおいて、分類わけとして「Ｋ、Ｓ、Ｔ、Ｎ、Ｈ、
   Ｍ、Ｙ、Ｒ、Ｗ、Ｃ、Ｆ、Ｌ、Ｑ」のローマ字のキーを
   「分類イ」とし、「Ｇ、Ｚ、Ｄ、Ｂ、Ｊ、Ｖ」のローマ
   字のキーを「分類ロ」とし、「Ｐ」のローマ字のキーを
   「分類ハ」とし「Ａ、Ｉ、Ｕ、Ｅ、Ｏ」のローマ字のキ
   ーを「分類ニ」とし、「Ｘ」のローマ字のキーを「分類
   ホ」として、「分類イ」「分類ロ」「分類ニ」の各分類
   別ごとのローマ字のキーに共通した分類別目印を表示し
   て、「分類ハ」「分類ホ」は、各分類別ごとのローマ字
   のキーに分類別目印を表示したローマ字のキーの分類別
   目印表示方法とその装置。