JPH05225854A - キ−ボ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 初心者の仮名文字入力を容易にする。 【構成】 ４５個の仮名文字キ−５のうちあ行の仮名文
字キ−は赤、か行の仮名文字キ−は黄、さ行の仮名文字
キ−は白、た行の仮名文字キ−は茶、な行の仮名文字キ
−はねずみ色、は行の仮名文字キ−はピンク、ま行の仮
名文字キ−は緑、や行の仮名文字キ−は山吹色、ら行の
仮名文字キ−はるり色、わ・んの仮名文字キ−は黒で着
色することにより、仮名文字キ−５を色でグル−プ分け
する。この結果、オペレ−タは、探すべき文字のグル−
プが一目で分かり、絞られた数のキ−の中から所望のキ
−を容易に選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ワ−ドプロセッサや
パ−ソナルコンピュ−タ等に使用されるキ−ボ−ドに関
する。

【０００２】

【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種のキ−ボ−ドは、使用者の便宜を図るため、文字
・記号キ−、シフトキ−及び制御キ−等が機能別に色分
けされている。このうち、文字キ−は、ロ−マ字入力及
び仮名文字入力の両入力方式で兼用され、ロ−マ字と仮
名文字の両方が同一キ−上に表示されるものがあり、通
常白色系の色彩で統一されている。 しかし、仮名文字
キ−（文字・記号キ−のうち仮名文字を表示するキ−）
は、グル−プ毎（あ行、か行……のように行毎）にある
程度まとまって配置されているが、不規則かつ離れて配
置されるものもある。又、キ−ボ−ド操作に不慣れな初
心者は、仮名文字入力することが多く、４５もの文字キ
−の中から所望のキ−を目で確認して選択するのが一般
的である。

【０００３】従って、キ−ボ−ド操作に不慣れな初心者
は、所望の仮名文字キ−を容易に選ぶことができなかっ
た。

【０００４】本発明はこのような事情のもとになされた
ものであり、その目的は、仮名文字入力がより一層容易
となるキ−ボ−ドの提供を目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明のキ−ボ−ドは、
複数の仮名文字キ−をグル−プ毎に色分けしたことを特
徴としている。

【０００６】

【作用】オペレ−タが仮名文字キ−を探す場合、探すべ
き文字キ−のグル−プに属する各文字の位置が一目で分
かり、絞られた数のキ−の中から所望のキ−を探せばよ
いので、仮名文字入力が容易になる。

【０００７】

【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳述す
る。図１は本実施例のキ−ボ−ド１の要部斜視図であ
る。この図に示すように、キ−ボ−ド１には多数の文字
・記号キ−２、シフトキ−３及び制御キ−４等を配置し
てある。そして、文字・記号キ−２のうちで仮名文字４
５音を表示する仮名文字キ−５には各行毎に異なる色彩
を施し、仮名文字キ−５を色彩によりグル−プ分けして
ある。例えば、本実施例では表１のように色分けする。

【０００８】

【表１】 このようにすれば、キ−ボ−ド操作に不慣れな初心者
は、先ず色彩をキ−選択の指標として１０グル−プのキ
−群の中から所望のグル−プのキ−群を１グル−プ識別
し、次いでそのグル−プを構成する５個のキ−の中から
キ−に表示されている文字により所望のキ−を１個選択
することになる。

【０００９】従って、本実施例構造のキ−ボ−ド１は、
４５個の不規則に並んだキ−の中から文字により１個の
キ−を選択する従来例に比較して所望のキ−を簡単に見
つけることができ、極めて容易に仮名文字入力すること
ができる。

【００１０】尚、本実施例は、図２に示すように可能な
限り関連付けしているため、即ち仮名文字の各行に割り
当てられた色彩の頭文字として当該行に属する文字を使
用する等しているため、初心者が仮名文字と色彩との関
係を容易に記憶できて非常に有効である。とりわけ、ア
ルファベットをしらない子供が操作する場合には有効で
ある。

【００１１】しかし、仮名文字キ−５は１０グル−プで
あり、その数は全仮名文字数の４５よりも格段に少ない
ため、本実施例のように仮名文字の各行と色彩との関連
付けをしなくても、初心者は仮名文字の各行と色彩との
関係を比較的容易に記憶することができる。

【００１２】尚、本発明は色を指標として仮名文字キー
を探すことができればよいので、仮名文字キー全体に着
色を施すほかに、上面又は側面（好ましくは前面）の全
体又は一部に着色を施すようにしてもよい。また、仮名
文字キー５は、キーを形成する材料そのものを着色する
ほか、着色されたシールをキーに貼着したり、あるいは
文字を着色するようにしてもよい。

【００１３】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のキ−ボ−ドは、複数の仮名文字キ−をグル−プ毎に色
分けすることにより、初心者が色彩を指標として選択し
た１グル−プの中から所望の仮名文字キ−を選択するこ
とができるようにしてあるため、４５個の仮名文字キ−
の中から直接１個の仮名文字キ−を選択する場合に比較
して、仮名文字キ−の選択が容易となり、キ−ボ−ドの
操作が極めて容易になった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示すキ−ボ−ドの要部斜視図
である。

【図２】仮名文字の各行と色彩との関係を示す図であ
る。

【符号の説明】

１ キ−ボ−ド ５ 仮名文字キ−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の仮名文字キ−をグル−プ毎に色分
   けしたことを特徴とするキ−ボ−ド。