JPH11294287A - 燃料タンクの蓋体構造 - Google Patents

燃料タンクの蓋体構造

Info

Publication number
JPH11294287A
JPH11294287A JP10091483A JP9148398A JPH11294287A JP H11294287 A JPH11294287 A JP H11294287A JP 10091483 A JP10091483 A JP 10091483A JP 9148398 A JP9148398 A JP 9148398A JP H11294287 A JPH11294287 A JP H11294287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
fuel tank
bracket
filter
lid body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10091483A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3938432B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Matsumoto
和彦 松本
Hisafumi Hashimoto
尚史 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Kansei Corp
Priority to JP09148398A priority Critical patent/JP3938432B2/ja
Publication of JPH11294287A publication Critical patent/JPH11294287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3938432B2 publication Critical patent/JP3938432B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】取り付け工程数の増大を抑制して、組み付け作
業性を良好としつつ、アース配線を行うことが出来る燃
料タンクの蓋体構造を提供する。 【解決手段】燃料タンク10の開口部10eに配設され
る蓋体本体14の内側に、エンジン6側へ供給する燃料
フィルタ16が、金属製ブラケット15を介して一体に
設けた燃料タンクの蓋体構造である。蓋体本体14に
は、金属製ブラケット15を装着するブラケット挿入凹
部26aが設けられると共に、ブラケット挿入凹部26
aには、金属製ブラケット15装着状態で金属製ブラケ
ット15に接触するように突設される接触片25eが、
ポンプコネクタ部22のコネクタ端子23に一体となる
ように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に、車両に配
設される燃料タンクのうち、フィルタ等を燃料タンク内
に配設する燃料タンクの蓋体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の燃料タンクの蓋体構造と
しては、図8に示す特開平8−121282号公報に記
載されているようなものが知られている。
【0003】このようなものでは、車両の燃料タンク1
の上面部1aに形成された開口部1bには、合成樹脂製
の蓋体2が配設されている。
【0004】この蓋体2には、燃料フィルタ3及びプレ
ッシャレギュレータ4が一体となるように装着されてい
る。このうち、燃料フィルタ3は、略円筒状のフィルタ
ハウジング3a及びこのフィルタハウジング3a内に保
持されるフィルタ本体3bとから主に構成されている。
そして、燃料タンク1外に位置する蓋体2の上部には、
燃料パイプを介してエンジン6と連通する突出口部5
が、また、この燃料フィルタ3の下部には入口部3c
が、各々一体に形成されている。
【0005】このうち、入口部3cには、突出口部5か
らエンジン6方向へ向けて、この燃料タンク1内の燃料
7を、前記燃料フィルタ3を介して濾過しながら送出す
る燃料ポンプ8が、ポンプ側突出口8aを嵌着させるこ
とにより固定されている。
【0006】この燃料ポンプ8の、燃料タンク1の底部
1c近傍位置には、燃料7の吸い込み口部8bが形成さ
れ、この燃料ポンプ8内のモータ8dの回転駆動によっ
て、この吸い込み口部8bに設けられたメッシュ状の吸
い込み口フィルタ9を介して、燃料タンク1内の燃料7
を吸い込むように構成されている。
【0007】そして、この燃料ポンプ8は、この燃料タ
ンク1の外部から電源を供給する図示省略の導電線(電
源供給線とアース線とを含む)とコネクタ部8cを介し
て外部回路に接続されている。
【0008】また、フィルタ3は、別途配設されるアー
ス線に接続されて、更にこのアース線は燃料ポンプ8の
アース線に接続されて、この燃料ポンプ8の帯電を防止
するように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の燃料タンクの蓋体構造では、前記アース線を
燃料タンク1の外部から配策し、フィルタ3に接続させ
なければならなかった。
【0010】そのため、取り付け工程数が増大して、組
み付け作業性が良好であるとは言い難かった。
【0011】そこで、この発明は、取り付け工程数の増
大を抑制して、組み付け作業性を良好としつつ、アース
配線を行うことが出来る燃料タンクの蓋体構造を提供す
ることを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、燃料タンク
の開口部に配設される蓋体本体の内側に、燃料フィルタ
を金属製ブラケットを介して一体に設けた燃料タンクの
蓋体構造であって、前記蓋体本体には、前記金属製ブラ
ケットを装着することにより、前記燃料フィルタを所定
の位置に固定するブラケット装着部を設けると共に、該
ブラケット装着部には、前記金属製ブラケット装着状態
で該金属製ブラケットに接触するアース端子が、予め一
体に形成されている燃料タンクの蓋体構造を特徴として
いる。
【0013】このように構成された請求項1記載のもの
では、蓋体本体に設けられたブラケット装着部のアース
端子が、前記金属製ブラケット装着状態で、該金属製ブ
ラケットに接触する。
【0014】このため、前記燃料フィルタに帯電する電
流は、該金属製ブラケットから、該アース端子を介し
て、燃料タンク外へ導出されて、燃料タンク内で、前記
燃料フィルタが帯電することが防止される。
【0015】従って、前記金属製ブラケットを用いて、
前記燃料フィルタを前記蓋体本体に装着するだけで、ア
ース配線が行われ、取り付け工程数の増大が抑制され
て、組み付け作業性を良好なものとすることが出来る。
【0016】また、請求項2に記載されたものでは、前
記アース端子は、該燃料タンク内外へ電流を導通するコ
ネクタ端子に一体に設けられている請求項1記載の燃料
タンクの蓋体構造を特徴としている。
【0017】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記アース端子が、該燃料タンク内外へ電流を導
通するコネクタ端子に一体に構成されているので、例え
ば、前記燃料ポンプへ電力を供給する導電線接続用に、
前記蓋体本体に埋設形成された導電線コネクタ端子を用
いて、該アース端子を一体に設けることにより、更に、
部品点数を減少させることが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0019】図1乃至図7は、この発明の実施の形態1
を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な
部分については、同一符号を付して説明を省略する。
【0020】まず、構成を説明すると、図4中に示され
るこの実施の形態1の燃料タンク10では、車両側方視
で、シートバック部12b後方から車両後部座席12の
座部12a下方まで、略くの字状に延設され、その下側
部に前側貯留部10aが設けられると共に、センタトン
ネル部11を挟んで、車両右側に、メインタンク部10
bが、車両左側にサブタンク部10cが設けられ中央部
10dで、これらのメインタンク部10b及びサブタン
ク部10cが連通されることにより、図5に示す車両後
方視で、略馬の鞍状を呈するように形成されている。
【0021】この実施の形態1の燃料タンク1のうち、
前記サブタンク部10cの上面部10eには、略円状の
開口部10fが開口形成されている。この開口部10f
には、サブポンプユニット13の合成樹脂製の蓋体本体
14が配設されている。なお、前記メインタンク部10
bの上面部10gにも、開口が形成されていてメインポ
ンプユニットが配設されているが、このメインポンプユ
ニットは、サブポンプユニット13と略同一の構成を有
するので説明を省略する。
【0022】このサブポンプユニット13は、合成樹脂
製の前記蓋体本体14と、この蓋体本体14の内側に、
この燃料タンク10内の燃料7を吸い上げて、エンジン
側へ供給する燃料ポンプ8と、基部が蓋体本体14に取
付けられた金属製ブラケット15の先端部に一体に取付
けられた燃料フィルタ16と、燃料量を計測するバーチ
カルゲージ17とから主に構成されている。
【0023】また、この蓋体本体14には、略円盤状を
呈して、前記開口部10fを略閉塞する密閉円板部14
aと、短尺の略円筒状を呈してこの密閉円板部14aの
周縁部から垂下されることにより、前記開口部10f内
に挿入される脚部14bと、この脚部14bの上縁部周
縁に略環状に設けられて、この開口部10fの周縁に当
接するフランジ部14cとが一体に形成されている。
【0024】この蓋体本体14には、各々金属製の略L
字状を呈し、吸い上げられた燃料7をエンジン側に送出
するフィードチューブ18,戻り燃料をこの燃料タンク
10内に戻すリターンチューブ19,前記メインタンク
部10b側にサブタンク部10c側の燃料7を移送する
移送パイプ20が、燃料タンク10内外を連通するよう
に予め設備されている。
【0025】また、この蓋体本体14には、ポンプコネ
クタ部22が一体に埋設形成されている。このポンプコ
ネクタ部22では、前記燃料ポンプ8のモータ8dに導
電線21を介して接続して、電流を供給する雌型の導電
線側コネクタ接続部22a及び電源側の外部コネクタを
接続する雌型の外側コネクタ接続部22bが、内外側面
に各々一体形成されている。
【0026】このポンプコネクタ部22には、図2に示
すように、この蓋体本体14内外に電流を導通する金属
製のコネクタ端子23が埋設されている。このコネクタ
端子23には、長片状の正極側端子片24と、負極側端
子片25とが一定距離離間された絶縁状態で一対設けら
れている。
【0027】このうち、正極側端子片24には、前記導
線側コネクタ接続部22a内に突設される内側端接触部
24a及び前記外側コネクタ接続部22b内に突設され
る外側端接触部24bが両端に設けられている。
【0028】また、前記負極側端子片25には、前記導
線側コネクタ接続部22a内に突設される内側端接触部
25a及び前記外側コネクタ接続部22b内に突設され
る外側端接触部25bが両端に設けられていると共に、
これらの内側端接触部25a及び前記外側コネクタ接続
部22b間の略中央部25cから側方に延設される連結
部25dが設けられている。
【0029】そして、この連結部25dの先端には、前
記金属製ブラケット15の上端部15aの外側面15b
に、この金属製ブラケット15のブラケット装着部26
に装着状態で接触する接触片25eが一体に設けられて
いる。この接触片25eは、前記蓋体本体14の内側に
一体形成されたブラケット装着部26に略鉛直下方を開
放して設けられるブラケット挿入凹部26a内に突設さ
れていて、前記外側面15bに形成されたバネ接触片1
5cによって、前記金属製ブラケット15の挿入時に
は、このバネ接触片15cにスライド摺接すると共に、
ブラケット挿入状態では、このバネ接触片15cの付勢
力によって、バネ接触片15cの裏面側のブラケット挿
入凹部26a内側壁面に一体に突設された支持部26b
へ押圧する方向へ付勢されるように構成されている。
【0030】更に、このバネ接触片15の外側面15b
には、前記ブラケット挿入凹部26a内側壁面に形成さ
れた一対の係止孔26c,26cに係止して抜け止めを
行う係止片15g,15gが設けられていて、この一対
の係止孔26c,26cに係合されて抜け止めが行われ
るように構成されている。
【0031】また、この蓋体本体14には、前記バーチ
カルゲージ17の電気信号を、この燃料タンク10外に
設けられた外部回路へ導通するゲージコネクタ部27が
一体に形成されていて、雌型の導電線側コネクタ接続部
27a及び外部コネクタ接続部27bが、各々内外側面
に形成されている。
【0032】このゲージコネクタ部27には、図6及び
図7に示すように、この蓋体本体14内外に電流を導通
する金属製のコネクタ端子28が埋設されている。この
コネクタ端子28には、長片状の正,負極側端子片2
9,29が一定距離離間された絶縁状態で一対設けられ
ている。
【0033】また、前記金属製ブラケット15は所定の
電気伝導率を有して通電可能に構成されると共に、略L
字状に所定角度に折曲形成されたアーム部15dの先端
部に、両側から前記フィルタ16を挟持して保持する一
対の挟持片15e,15eが設けられている。この一対
の挟持片15e,15eには、前記フィルタ16を係止
する係止部15f,15fが各々設けられ、位置決めさ
れている。
【0034】そして、前記燃料フィルタ16は、金属製
で有底の略円筒状を呈するフィルタハウジング16a
と,このフィルタハウジング16a内に保持されるフィ
ルタ本体16bと、前記フィルタハウジング16a開口
周縁にカシメ止めされてフランジ16eとを形成するキ
ャップ16cとから主に構成されている。そして、この
燃料フィルタ16のキャップ16c中央には、出口部1
6dが形成されている。この出口部16d及び、前記フ
ィードパイプ18下端の各々には、チューブ30が接続
されて、その両端部の各々は、ストッパ30a,30a
により固定されている。また、この燃料フィルタ16の
下部には入口部16fが一体に形成されている。
【0035】このうち、入口部16fには、前記燃料ポ
ンプ8のポンプ側突出口8aが、チューブ31を介して
接続されている。
【0036】この燃料ポンプ8の燃料タンク10底部1
0d近傍位置には、燃料7の吸い込み口部8bが形成さ
れ、この燃料ポンプ8内のモータ8dの回転駆動によっ
て、この吸い込み口部8bに設けられたメッシュ状の吸
い込み口フィルタ9を介して、燃料タンク1内の燃料7
を吸い込むように構成されている。
【0037】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0038】まず、図3に示すように、前記金属製ブラ
ケット15の一対の挟持片15e,15e間に、前記フ
ィルタ16を挿入して、前記キャップ16cの周縁をカ
シメられて形成されたフランジ16eに、前記一対の係
止部15f,15fを係止する。
【0039】そして、前記蓋体本体14に形成されたブ
ラケット装着部26のブラケット挿入凹部26aに前記
金属製ブラケット15の上端部15aを挿入すると共
に、前記チューブ30の両端部を前記ストッパ30a,
30aを用いて前記フィードチューブ18下端部及びこ
のフィルタ16の出口部16dを各々固定して、このフ
ィルタ16を燃料タンク10内の所定箇所に位置させ
る。
【0040】前記金属製ブラケット15の上端部15a
は、図2に示すように前記ブラケット挿入凹部26a内
壁面に摺接しながら前記密閉円板部14a近傍まで挿入
されて、先端縁をこのブラケット挿入凹部26aの天井
面に突き当てて停止し、前記一対の係止片15g,15
gが対応する一対の係合孔26c,26cに係合されて
抜け止めが行われる。
【0041】この際、蓋体本体14に設けられてブラケ
ット挿入凹部26a内に突設される負極側端子25の接
触片25eが、前記金属製ブラケット15装着状態で、
この金属製ブラケット15の外側面15bに形成された
バネ接触片15cに接触し、電気的に接続される。
【0042】次に、図4に示すように、この燃料フィル
タ16の下部の入口部16fに、前記燃料ポンプ8のポ
ンプ側突出口8aが、チューブ31を介して、前記スト
ッパ30a,30a等を用いて固定接続されて、この燃
料ポンプ8を燃料タンク10内の所定箇所である傾斜し
た後壁部に沿わせて位置させる。また、前記導電線21
は、前記ポンプコネクタ部22の導電線側コネクタ接続
部22aに接続されて前記モータ8dの駆動電流が、燃
料タンク10外部から送電可能状態となる。
【0043】これによって、燃料フィルタ16に帯電す
る静電気は、前記金属製ブラケット15から、前記接触
片25e,連結部25cを介して、前記負極側端子25
の略中央部25cに通電される。この略中央部25c
は、前記内,外端接触部25a,25bと略同一電位と
なるので、このコネクタ端子23を介して、これらの電
流は、燃料タンク10外へ導出されて、燃料タンク10
内で、前記燃料フィルタ16が帯電することが防止され
る。
【0044】従って、前記金属製ブラケット15を用い
て、前記燃料フィルタ16を前記蓋体本体14に挿入装
着するだけで、アース配線が行われ、取り付け工程数の
増大が抑制されて、組み付け作業性を良好なものとする
ことが出来る。
【0045】また、前記接触片15bを一体に有する金
属端子が、この燃料タンク10内外へ電流を導通するポ
ンプコネクタ部22のコネクタ端子23のうち負極側端
子25を用いて構成されることにより、更に、部品点数
を減少させることが出来る。
【0046】以上、この発明の実施の形態1を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
【0047】例えば、前記実施の形態1では、前記燃料
ポンプ8及びフィルタ16を、別体で構成し、前記チュ
ーブ31で接続することにより一体化しているが、特に
これに限らず、例えば、前記燃料ポンプ8及びフィルタ
16を同一金属製ハウジング内に設けて、この金属製ハ
ウジングを前記金属製ブラケット15に支持させたり、
或いは、燃料ポンプのみを前記金属製ブラケット15に
支持させる等、少なくとも、前記燃料ポンプ8又はフィ
ルタ16のうちいずれか一方が、前記金属製ブラケット
15に支持されているものであるならばよく、また、前
記金属製ブラケット15についても、前記燃料ポンプ8
又はフィルタ16を接触支持できるものであるならば、
例えば、挟持片15e,15eの形状、数量、材質等が
特に限定されるものではない。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、蓋体本体に設けられたブラ
ケット装着部のアース端子が、前記金属製ブラケット装
着状態で、該金属製ブラケットに接触する。
【0049】このため、前記燃料フィルタに帯電する電
荷は、該金属製ブラケットから、該アース端子である接
触片を介して、燃料タンク外へ導出されて、燃料タンク
内で、前記燃料フィルタが帯電することが防止される。
【0050】従って、前記金属製ブラケットを用いて、
前記燃料フィルタを前記蓋体本体に装着するだけで、ア
ース配線が行われ、取り付け工程数の増大が抑制され
て、組み付け作業性を良好なものとすることが出来る。
【0051】また、請求項2に記載されたものでは、前
記アース端子が、該燃料タンク内外へ電流を導通するコ
ネクタ端子に一体に構成されているので、例えば、前記
燃料ポンプへ電力を供給する導電線接続用に、前記蓋体
本体に埋設形成された導電線コネクタ端子を用いて、該
アース端子を一体に設けることにより、更に、部品点数
を減少させることが出来る、という実用上有益な効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の燃料タンクの蓋体構造
で、サブポンプユニットの要部の構成を説明する車両側
方視正面図である。
【図2】実施の形態1の燃料タンクの蓋体構造で、要部
であるコネクタ部とブラケット装着部周縁の構成を説明
する図6中B−B線に沿った位置の断面図である。
【図3】実施の形態1の燃料タンクの蓋体構造で、組み
付け順序を説明する車両側方視分解図である。
【図4】実施の形態1の燃料タンクの蓋体構造で、車両
のうち、燃料タンク周縁の構成を説明する図5中A−A
線に沿った位置の断面図である。
【図5】実施の形態1の燃料タンクの蓋体構造で、組み
付けられた要部の構成を説明する車両後方視一部断面図
である。
【図6】実施の形態1の燃料タンクの蓋体構造で、サブ
ポンプユニットの上面図である。
【図7】実施の形態1の燃料タンクの蓋体構造で、サブ
ポンプユニットに用いられる蓋体本体の下面図である。
【図8】従来例の燃料タンクの蓋体構造で、全体の燃料
配管の構成を説明する断面図である。
【符号の説明】
8 燃料ポンプ 10 燃料タンク 10f 開口部 13 サブポンプユニット 14 蓋体本体 15 金属製ブラケット 16 フィルタ 22 ポンプコネクタ部(コネクタ部) 23 コネクタ端子(アース端子) 25 負極側端子 25e 接触片 26 ブラケット装着部 26a ブラケット挿入凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンクの開口部に配設される蓋体本体
    の内側に、燃料フィルタを金属製ブラケットを介して一
    体に設けた燃料タンクの蓋体構造であって、 前記蓋体本体には、前記金属製ブラケットを装着するこ
    とにより、前記燃料フィルタを所定の位置に固定するブ
    ラケット装着部を設けると共に、該ブラケット装着部に
    は、前記金属製ブラケット装着状態で該金属製ブラケッ
    トに接触するアース端子が、予め一体に形成されている
    ことを特徴とする燃料タンクの蓋体構造。
  2. 【請求項2】前記アース端子は、該燃料タンク内外へ電
    流を導通するコネクタ端子に一体に設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の燃料タンクの蓋体構造。
JP09148398A 1998-04-03 1998-04-03 燃料タンクの蓋体構造 Expired - Fee Related JP3938432B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09148398A JP3938432B2 (ja) 1998-04-03 1998-04-03 燃料タンクの蓋体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09148398A JP3938432B2 (ja) 1998-04-03 1998-04-03 燃料タンクの蓋体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11294287A true JPH11294287A (ja) 1999-10-26
JP3938432B2 JP3938432B2 (ja) 2007-06-27

Family

ID=14027667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09148398A Expired - Fee Related JP3938432B2 (ja) 1998-04-03 1998-04-03 燃料タンクの蓋体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3938432B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182892A (ja) * 2007-02-19 2007-07-19 Honda Motor Co Ltd 揺動式パワーユニットを備えた小型車両
JP2007239662A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Yazaki Corp 燃料供給装置
JP2008248752A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Honda Motor Co Ltd 燃料供給装置
US8220437B2 (en) 2007-03-29 2012-07-17 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle fuel supply device and fuel filter structure
JP2012237227A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Suzuki Motor Corp 燃料ポンプ構造
US8328043B2 (en) 2004-12-23 2012-12-11 Tarvis Technology Limited Container with concertina side walls and base

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8328043B2 (en) 2004-12-23 2012-12-11 Tarvis Technology Limited Container with concertina side walls and base
US10710775B2 (en) 2004-12-23 2020-07-14 Tarvis Technology Limited Container with concertina side walls and base
JP2007239662A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Yazaki Corp 燃料供給装置
JP4541310B2 (ja) * 2006-03-09 2010-09-08 矢崎総業株式会社 燃料供給装置
JP2007182892A (ja) * 2007-02-19 2007-07-19 Honda Motor Co Ltd 揺動式パワーユニットを備えた小型車両
JP4512104B2 (ja) * 2007-02-19 2010-07-28 本田技研工業株式会社 揺動式パワーユニットを備えた小型車両
JP2008248752A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Honda Motor Co Ltd 燃料供給装置
US8220437B2 (en) 2007-03-29 2012-07-17 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle fuel supply device and fuel filter structure
JP2012237227A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Suzuki Motor Corp 燃料ポンプ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3938432B2 (ja) 2007-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2908385B1 (en) Charging inlet device
US4748356A (en) Electric fuel pump
TWI466401B (zh) A plug device, a socket device, and combinations thereof
US20060120893A1 (en) Fuel supply apparatus
US7855479B2 (en) Noise suppression structure of blower motor
US20100232130A1 (en) Capacitor mounting construction
WO2002089259A2 (en) Improved plug connector
JP3938432B2 (ja) 燃料タンクの蓋体構造
JPH0718381U (ja) コネクタ
US6118646A (en) Capacitor structure
CN210607705U (zh) 导电弹片及车载充电器
CN115473072A (zh) 连接器及电子设备
CN210608576U (zh) 车载充电器
JP3693141B2 (ja) インタンク式燃料ポンプ装置
JP4421728B2 (ja) センサ装置
JPH09107651A (ja) ブラシホルダ装置
JP5019044B2 (ja) 液面検出装置
CN106654665B (zh) 用于电动压缩机的连接组件及具有其的电动压缩机
CN219022995U (zh) 美容仪
CN218272681U (zh) 一种汽车雷达探芯结构
CN220254260U (zh) 一种长寿命的微型有刷直流电机结构
EP4398427A1 (en) Integrated port contact and charging bezel
CN220628434U (zh) 一种时钟弹簧
CN211656139U (zh) Sim卡安装结构及车载显示屏组件
JP3798562B2 (ja) ウォッシャポンプ及び車両用ウォッシャ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100406

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110406

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees