JPH11289154A - 接着剤塗布用の印刷穴を持った印刷版 - Google Patents

接着剤塗布用の印刷穴を持った印刷版

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JPH11289154A
JPH11289154A JP9126498A JP9126498A JPH11289154A JP H11289154 A JPH11289154 A JP H11289154A JP 9126498 A JP9126498 A JP 9126498A JP 9126498 A JP9126498 A JP 9126498A JP H11289154 A JPH11289154 A JP H11289154A
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JP
Japan
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adhesive
bare chip
substrate
corners
printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9126498A
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English (en)
Inventor
Ippei Fujiyama
一平 藤山
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11289154A publication Critical patent/JPH11289154A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベアチップを基板に実装する工程において、
前記の基板に塗付する接着剤が前記のベアチップの周囲
全域のわたって均等にはみ出して前記のベアチップを固
着する、接着剤塗布用の印刷穴を持った印刷版を提供す
る。 【解決手段】 接着剤を基板に塗布する印刷版に設ける
印刷穴を、その対応するベアチップの四隅に向かって伸
長させた形状とする。さらに前記の四隅に向かって伸長
させた印刷穴の個々の先端部分に、前記の接着剤塗布用
の印刷穴あるいはふくらみを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベアチップ部品
を基板に実装して固定する際に前記のベアチップと基板
との間に充填する接着剤を基板に塗布する工程に使用す
る、接着剤塗布用の印刷版に設けた印刷穴に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ベアチップ部品を基板に実装する場合、
前記のベアチップ部品と基板との隙間に接着剤を充填す
る。
【0003】また前記の接着剤を充填するひとつの方法
として、接着剤を基板に塗布する印刷穴を設けた印刷版
を用いることがある。
【0004】図7ないし図10によって、従来の技術に
基づいて接着剤を基板に塗布する印刷穴を設けた印刷版
を説明する。
【0005】図7に、従来の技術に基づいたベアチップ
部品実装の概要を示す。ベアチップ部品1は基板2に設
定したベアチップ部品の領域1aに押圧して実装する。
その際、前記のベアチップ部品1の裏面に設けたコンタ
クト部(図示せず)は基板電極2aと接触して電気的な
導通を果たす。
【0006】また前記のベアチップ部品の領域1aの中
央部にはあらかじめ塗付した接着剤53が設けられてお
り、当該ベアチップ部品1の押圧により前記のベアチッ
プ部品の領域1aの全域に押し広げられて接着が行われ
る。
【0007】図8によって接着剤の塗付を説明する。前
記の基板2に印刷版54を当てて前記の印刷版54に設
ける印刷穴55に接着剤53を充填した後、前記の印刷
版54を取り除くことによって所定量の接着剤53が前
記の基板2に塗付される。なお前記の接着剤53は、塗
付に際して前記の基板2に設けた基板電極2aにかかる
ことの無いようにする。
【0008】図9によって接着剤の塗付の工程を説明す
る。図9(a)に示すごとく、基板2に当てた印刷版5
4の印刷穴55には接着剤53が充填される。
【0009】図9(b)に示すごとく、基板2に当てた
印刷版54を取り除くと、基板2に塗付された接着剤5
3が前記の基板2の所定の位置に残る。
【0010】図9(c)に示すごとく、基板2の所定の
位置にベアチップ部品1を置き、押圧することにより前
記の塗付された接着剤53が前記の基板2とベアチップ
部品1との隙間で広がり、その一部はベアチップ部品の
領域1a(図7参照)よりはみ出して前記のベアチップ
部品1の周囲の端面に付着した接着剤53aを形成す
る。
【0011】前記のベアチップ部品1は、前記の基板2
との隙間に広げられた接着剤53と、前記のベアチップ
部品1の周囲の端面に付着した接着剤53aとによっ
て、耐熱性および耐衝撃性を有する固着状態を実現す
る。
【0012】図10によって接着剤により固着したベア
チップ部品1の状態を説明する。図10(a)に示すご
とく、基板2に塗付された接着剤53は、図10(b)
に示すごとくベアチップ部品1の押圧によりその周囲に
はみ出した接着剤53aによって前記のベアチップ部品
1を側面より固着しているが、前記のベアチップ部品1
の四隅には十分な広がりを呈さず、前記の四隅において
接着剤53aが不足する場合がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術によるベアチップ部品の実装では、次に述べるよう
な問題点がある。
【0014】基板に塗付した接着剤のはみ出しによっ
て、実装された前記のベアチップ部品の周囲より固着さ
せる場合、特に前記のベアチップ部品の四隅の部分で接
着剤のはみ出しが不足する場合がある。
【0015】前記のごとく、ベアチップ部品の四隅の部
分で接着剤のはみ出しが不足すると、前記の接着剤によ
るベアチップ部品の固着力が低下する。
【0016】さらにまた、ベアチップ部品の四隅の部分
で接着剤のはみ出しが不足すると、前記の基板とベアチ
ップ部品との隙間が露呈して、後工程において溶剤の侵
入を十分に防止できなくなり、経年劣化による導通不良
を招来するという危険性が残る。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次に示す手段を取った。
【0018】基板に塗付する接着剤の形状を前記のベア
チップ部品の四隅に向かって伸長した形状となるよう、
印刷版に設ける印刷穴の形状をその四隅に向かって伸長
した形状とする。
【0019】この手段を取ることによって、ベアチップ
部品の押圧で接着剤が押し広げられる際に、接着剤が前
記のベアチップ部品の全域に行き届き易くなるという作
用を得る。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示すような形態
を取る。
【0021】1)基板に接着剤を塗付する印刷版に設け
る印刷穴は、前記の基板に実装するベアチップ部品の四
隅に向かって伸長した形状の穴とする。
【0022】2)さらにまた、前記の印刷版に設ける印
刷穴は、前記の基板に実装するベアチップ部品の四隅に
向かって伸長した形状の穴の個々の先端の近傍に***状
の印刷穴を設けた形状とする。
【0023】3)あるいはまた、前記の印刷版に設ける
印刷穴は、前記の基板に実装するベアチップ部品の四隅
に向かって伸長した形状の穴の個々の先端にふくらみを
持たせる。
【0024】この形態を取ることにより、基板に実装さ
れるベアチップ部品はその押圧に際してその四隅の近傍
にあらかじめ接着剤を備えるという作用を得る。
【0025】
【実施例】この発明による代表的な実施例を、図1ない
し図6によって説明する。
【0026】図1および図2は、この発明による代表的
なひとつの実施例を示したものである。すなわち図2に
示すごとく、印刷版4には四隅に伸長した形状の印刷穴
5を設ける。また図1(a)に、前記の印刷穴5により
基板2に塗付された接着剤3の形状を示す。
【0027】さらに図1(b)に示すごとく、ベアチッ
プ部品1により押圧することにより接着剤3は前記のベ
アチップ部品1の周囲よりはみ出すが、前記のベアチッ
プ部品1の四隅においても前記のはみ出した接着剤3a
が行き渡る。
【0028】図3および図4は、この発明による代表的
な別のひとつの実施例を示したものである。すなわち図
4に示すごとく、印刷版14には四隅に伸長した形状の
印刷穴15とその個々の先端近傍に印刷穴15bとを設
ける。また図3(a)に、前記の印刷穴15および印刷
穴15bにより基板2に塗付された接着剤13の形状を
示す。
【0029】さらに図3(b)に示すごとく、ベアチッ
プ部品1により押圧することにより接着剤13は前記の
ベアチップ部品1の周囲よりはみ出すが、前記のベアチ
ップ部品1の四隅においても前記のはみ出した接着剤1
3aが行き渡る。
【0030】図5および図6は、この発明による代表的
なさらに別のひとつの実施例を示したものである。すな
わち図6に示すごとく、印刷版24には四隅に伸長して
その先端部にふくらみを持たせた形状の印刷穴25を設
ける。また図5(a)に、前記の印刷穴25により基板
2に塗付された接着剤23の形状を示す。
【0031】さらに図5(b)に示すごとく、ベアチッ
プ部品1により押圧することにより接着剤23は前記の
ベアチップ部品1の周囲よりはみ出すが、前記のベアチ
ップ部品1の四隅においても前記のはみ出した接着剤2
3aが行き渡る。
【0032】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0033】1)基板に接着剤を塗付する印刷版に設け
る印刷穴は、前記の基板に実装するベアチップ部品の四
隅に向かって伸長した形状の穴とする。
【0034】2)さらにまた、前記の印刷版に設ける印
刷穴は、前記の基板に実装するベアチップ部品の四隅に
向かって伸長した形状の穴の個々の先端の近傍に***状
の印刷穴を設けた形状とする。
【0035】3)あるいはまた、前記の印刷版に設ける
印刷穴は、前記の基板に実装するベアチップ部品の四隅
に向かって伸長した形状の穴の個々の先端にふくらみを
持たせる。
【0036】この手段を取ることにより、基板に実装さ
れるベアチップ部品はその押圧に際してその四隅の近傍
にあらかじめ接着剤を備えるので、前記の基板に実装さ
れるベアチップ部品はその四隅部分においても接着剤に
よるはみ出し部を形成できるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理を示した説明図
【図2】この発明の原理を示した説明図
【図3】この発明の原理を示した説明図
【図4】この発明の原理を示した説明図
【図5】この発明の原理を示した説明図
【図6】この発明の原理を示した説明図
【図7】従来の技術の原理を示した説明図
【図8】従来の技術の原理を示した説明図
【図9】従来の技術の原理を示した説明図
【図10】従来の技術の原理を示した説明図
【符号の説明】
1:ベアチップ部品 1a:ベアチップ部品の領域 2:基板 3、3a、13、13a、13b、23、23a:接着
剤 4、14、24:印刷版 5、15、15b、25:印刷穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベアチップ部品(1)を基板(2)に固定
    させる接着剤を塗布する接着剤塗布用の印刷穴を持った
    印刷版において、 前記のベアチップ部品(1)の四隅に向かって伸長した
    形状の印刷穴(5)を持つことを特徴とする、 接着剤塗布用の印刷穴を持った印刷版。
  2. 【請求項2】前記の接着剤塗布用の印刷穴を持った印刷
    版において、 前記のベアチップ部品(1)の四隅に向かって伸長した
    形状の印刷穴(15)の先端の近傍に***状の印刷穴
    (15b)を持つことを特徴とする、 請求項1に記載の接着剤塗布用の印刷穴を持った印刷
    版。
  3. 【請求項3】前記の接着剤塗布用の印刷穴を持った印刷
    版において、 前記のベアチップ部品(1)の四隅に向かって伸長した
    先端にふくらみを持った印刷穴(25)を持つことを特
    徴とする、 請求項1に記載の接着剤塗布用の印刷穴を持った印刷
    版。
JP9126498A 1998-04-03 1998-04-03 接着剤塗布用の印刷穴を持った印刷版 Pending JPH11289154A (ja)

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JPH11289154A true JPH11289154A (ja) 1999-10-19

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JP (1) JPH11289154A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009048214A (ja) * 2005-11-29 2009-03-05 Seiko Instruments Inc 表示装置の製造方法、及び、貼り合わせ方法
KR101227711B1 (ko) * 2011-08-23 2013-01-29 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 반도체 디바이스 및 그 제조 방법
JP2014138024A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Nagase Chemtex Corp 回路部材接合体の製造方法、回路部材接合体、ならびに回路部材

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040629

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02