JPH11289056A - 入力保護回路及びその製造方法 - Google Patents

入力保護回路及びその製造方法

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JPH11289056A
JPH11289056A JP10104133A JP10413398A JPH11289056A JP H11289056 A JPH11289056 A JP H11289056A JP 10104133 A JP10104133 A JP 10104133A JP 10413398 A JP10413398 A JP 10413398A JP H11289056 A JPH11289056 A JP H11289056A
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JP
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impurity
resist mask
input
region
forming
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JP10104133A
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Shoichi Iwasa
昇一 岩佐
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体装置の入力保護回路において、特に、プ
ラス(+)ノイズ印加時、トリプルウェル構造に作り込
まれた縦型npnバイポーラトランジスタのn+エミッ
タ−p型ベース間の逆方向接合降伏電圧が低くなり過ぎ
ることを防止する。 【解決手段】エミッタが入出力パッド1に接続され、コ
レクタが接地されたnpnトランジスタBN1 のベース
を、キャパシタンスCp を介して入出力パッド1に接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の入出
力端子からの入力サージ等により内部回路素子が静電破
壊されることを防止するための入力保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置には、通常、例えば、帯電し
た人体や装置等が接触して、入出力端子に過渡的に高電
圧が印加された時に、内部回路素子が静電破壊されるこ
とを防止するため、入出力端子と内部回路素子との間に
入力保護回路が設けられる。
【0003】このような入力保護回路では、その破壊強
度を向上させるために、入力保護回路に入る外部サージ
電圧のエネルギーを、素子破壊を伴わずに入力保護回路
の外部に逃がす必要が有る。
【0004】このような入力保護回路は、例えば、特公
平4−33139号、特開平5−308124号、特開
平6−188416号、特開平7−30063号、特開
平7−283405号、及び、特開平7−288925
号の各公報に記載されている。
【0005】例えば、特公平4−33139号公報に
は、入力保護回路の寄生MOSFETの電流破壊を阻止
しながら、外部サージ電圧のエネルギーを逃がす半導体
装置が記載されている。
【0006】また、例えば、特開平7−283405号
公報では、保護回路形成領域と半導体基板との間に分離
領域を設けたトリプルウェル構造とし、その分離領域と
半導体基板とが逆バイアスとなるように、電源電位の分
離領域に対し保護回路形成領域と半導体基板を夫々バッ
クバイアスして、外部端子からの過剰電流によるキャリ
アを分離領域に吸収させ、これにより、キャリアの半導
体基板への流入を防止して、周辺回路やメモリセルの破
壊を防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、最も一般的に用
いられる入力保護回路は、MOS型のフィールドトラン
ジスタで構成されることが多く、そのスナップバック
(snap back)特性を利用して放電を行っている。この場
合、入出力パッドに接続される拡散層へ過渡的にストレ
スが印加されるが、入力保護回路をフィールドトランジ
スタで構成した場合には、このストレスが接合容量だけ
で決まらず、ゲート酸化膜絶縁耐圧にも律速され、この
結果、近年の拡散層のLDD(Lightly Doped Drain)構
造やサリサイド化に伴い、その耐圧低下が生じていた。
【0008】また、例えば、上述した特開平7−283
405号公報に記載されているような方式では、入力保
護回路を構成するnpnトランジスタのp型ベースを基
板バイアス電位に引いているので、特に、プラス(+)
ノイズの時、n型エミッタとp型ベースとの間の逆方向
接合降伏電圧が低くなり過ぎて、装置の誤動作を引き起
こす虞が有った。
【0009】そこで、本発明の目的は、例えば、トリプ
ルウェル構造を利用した縦型バイポーラトランジスタを
用いて、比較的高い逆方向接合降伏耐圧を有し、また、
実質的に酸化膜絶縁耐圧に影響されず、MOS型トラン
ジスタを主とした構成よりも入力サージに対する放電応
答性が良く、更に、素子面積も縮小できる入力保護回路
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
本発明の入力保護回路は、入出力端子と内部回路との間
にバイポーラトランジスタが接続された入力保護回路に
おいて、前記バイポーラトランジスタのベースが、キャ
パシタンスを介して前記入出力端子に接続されている。
【0011】本発明の一態様では、前記バイポーラトラ
ンジスタがnpn型であって、そのエミッタが前記入出
力端子に接続され、コレクタが接地されている。
【0012】本発明の一態様では、前記キャパシタンス
の容量をCp 、前記バイポーラトランジスタのエミッタ
とベースの間の接合容量をCeb、前記バイポーラトラン
ジスタのエミッタとベースの間の接合降伏電圧をa、前
記バイポーラトランジスタの所望のオン電圧をbとした
時、Cp ={(b−a)/a}Ceb±5%の範囲内であ
る。
【0013】本発明の一態様では、前記バイポーラトラ
ンジスタがpnp型であって、そのエミッタが前記入出
力端子に接続され、コレクタが電源電圧に接続されてい
る。
【0014】本発明の一態様では、前記バイポーラトラ
ンジスタが、半導体基板に形成された縦型バイポーラト
ランジスタである。
【0015】本発明の一態様では、前記縦型バイポーラ
トランジスタが、前記半導体基板内のトリプルウェル構
造により形成されている。
【0016】本発明の一態様では、前記キャパシタンス
が、前記入出力端子又はその延長部分と、層間絶縁膜を
介してそれに対向する前記バイポーラトランジスタのベ
ース引出し配線とにより形成されている。
【0017】本発明の一態様では、前記ベース引出し配
線が、高融点金属シリサイド層で構成されている。
【0018】本発明の一態様では、前記入出力端子と前
記内部回路との間において、前記バイポーラトランジス
タの接続部と前記内部回路との間に抵抗素子が直列に設
けられている。
【0019】本発明の一態様では、前記抵抗素子と前記
内部回路との間に、ゲート及びソースが夫々接地された
MOS型トランジスタのドレインが接続されている。
【0020】また、本発明の入力保護回路の製造方法
は、第1導電型の半導体基板の表面領域に選択的に絶縁
膜を形成する工程と、前記半導体基板の上に第1のレジ
ストマスクを所定パターンに形成する工程と、前記第1
のレジストマスクを貫通しない条件で全面に第2導電型
の第1の不純物をイオン注入し、前記第1のレジストマ
スクで覆われていない部分の前記半導体基板の所定深さ
位置に前記第1の不純物を導入する工程と、前記第1の
レジストマスクを除去した後、前記半導体基板の上に第
2のレジストマスクを、前記第1の不純物を導入した領
域上の一部が開口したパターンに形成する工程と、前記
第2のレジストマスクを貫通しない条件で全面に第2導
電型の第2の不純物をイオン注入する工程と、前記第2
のレジストマスクを除去した後、前記半導体基板の上に
第3のレジストマスクを、前記第1の不純物を導入した
領域上で且つ前記第2の不純物をイオン注入した領域に
より囲まれた領域上が開口したパターンに形成する工程
と、前記第3のレジストマスクを貫通しない条件で全面
に第1導電型の第3の不純物をイオン注入する工程と、
前記第3のレジストマスクを除去した後、熱処理を施し
て、前記第1の不純物を活性化させた第2導電型の第1
の拡散領域を形成するとともに、その第1の拡散領域上
に接した状態で、前記第2の不純物を活性化させた第2
導電型の第2の拡散領域、及び、前記第3の不純物を活
性化させた第1導電型の第3の拡散領域を夫々形成する
工程と、前記第1〜第3の拡散領域内に縦型バイポーラ
トランジスタを形成する工程とを有する。
【0021】また、本発明の別の態様による入力保護回
路の製造方法は、第1導電型の半導体基板の表面領域に
選択的に絶縁膜を形成する工程と、前記半導体基板の上
に第1のレジストマスクを所定パターンに形成する工程
と、前記第1のレジストマスクを貫通しない条件で全面
に第2導電型の第1の不純物をイオン注入し、前記第1
のレジストマスクで覆われていない部分の前記半導体基
板の所定深さ位置に前記第1の不純物を導入する工程
と、前記第1のレジストマスクを除去した後、前記半導
体基板の上に第2のレジストマスクを、前記第1の不純
物を導入した領域上の一部が開口したパターンに形成す
る工程と、前記第2のレジストマスクを貫通しない条件
で全面に第1導電型の第2の不純物をイオン注入する工
程と、前記第2のレジストマスクを除去した後、前記半
導体基板の上に第3のレジストマスクを、前記第1の不
純物を導入した領域上で且つ前記第2の不純物をイオン
注入した領域を囲む領域上が開口したパターンに形成す
る工程と、前記第3のレジストマスクを貫通しない条件
で全面に第2導電型の第3の不純物をイオン注入する工
程と、前記第3のレジストマスクを除去した後、熱処理
を施して、前記第1の不純物を活性化させた第2導電型
の第1の拡散領域を形成するとともに、その第1の拡散
領域上に接した状態で、前記第3の不純物を活性化させ
た第2導電型の第2の拡散領域、及び、前記第2の不純
物を活性化させた第1導電型の第3の拡散領域を夫々形
成する工程と、前記第1〜第3の拡散領域内に縦型バイ
ポーラトランジスタを形成する工程とを有する。
【0022】本発明の一態様では、前記半導体基板の表
面領域に選択的に凹部を形成し、それらの凹部を埋め込
むように前記絶縁膜を形成する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好ましい実施の形
態に従い説明する。
【0024】図1に、本発明の一実施の形態によるnp
nバイポーラトランジスタを用いた入力保護回路の等価
回路図を、図2に、その概略断面構成図を夫々示す。
【0025】図1及び図2に示すように、入出力パッド
1と内部回路2との間に入力保護回路が設けられる。
【0026】図2に示すように、入力保護回路は、p型
シリコン半導体基板10の基板部、その基板部に設けら
れたnウェル11、及び、そのnウェル11内に設けら
れたpウェル12による所謂トリプルウェル構造により
形成された縦型npnバイポーラトランジスタBN
1 (図1参照)を有している。即ち、縦型npnトラン
ジスタBN1 は、pウェル12の表面領域に形成された
+ 拡散層13をエミッタ、pウェル12をベース、n
ウェル11をコレクタとして構成されている。14は、
ベース引き出し用のp+ 拡散層、15は、コレクタ引き
出し用のn+ 拡散層である。
【0027】図1に示すように、npnトランジスタB
1 のエミッタが入出力パッド1に接続され、コレクタ
が接地されている。また、npnトランジスタBN1
ベースは、nウェル11のウェル抵抗Rn を介してコレ
クタに接続されるとともに、キャパシタンスCp を介し
て入出力パッド1に接続されている。
【0028】このnpnトランジスタBN1 の接続部と
内部回路2との間には、ESD(Electro-Static Disch
arge) 保護抵抗Rs が直列に設けられ、そのESD保護
抵抗Rs と内部回路2との間にnチャネルMOSトラン
ジスタN1 が接続されている。図2に示すように、nチ
ャネルMOSトランジスタN1 は、シリコン半導体基板
10のp型基板部の表面領域に形成された一対のn+
散層16、17とポリシリコンゲート18とにより構成
され、そのドレイン17が、内部回路2の入力段に接続
されるとともに、ソース16及びゲート18が共に接地
されている。
【0029】今、入出力パッド1の電位をV、n+ 拡散
層13(エミッタ)とpウェル12(ベース)との間の
接合容量をCeb、ベース引き出し配線部14と入出力パ
ッド1との間の寄生容量(即ち、キャパシタンスCp
容量)をCp 、ESD保護抵抗Rs の抵抗値をRs 、保
護抵抗Rs と内部回路2との間のノードにおける電位を
vとする。
【0030】MOSトランジスタN1 におけるゲート酸
化膜破壊耐圧をBVox、ドレインでの降伏電圧をB
ds、npnトランジスタBN1 における耐圧(又は、
オン時の電圧)をBVnpn とすると、入力ノイズV*
対し、以下の式が成り立たなければならない。 (1)MOSトランジスタN1 の保護のため v2 =V* −i・Rs <BVds<BVox …(1) (2)npnトランジスタBN1 の保護のため v1 =BVds+i・Rs ≧BVnpn …(2) (3)npnトランジスタBN1 のオン条件 v1 =(Cp /Ct )・V* >BVnpn …(3) 但し、Ct =Ceb+Cp 、また、iは、保護抵抗Rs
流れる電流である。
【0031】既述した特開平7−283405号公報の
構成では、通常、ベースに相当するpウェルの電位が基
板バイアス電位Vbbに引かれている。このため、ノイズ
印加の際、実際には、マイナス(−)ノイズの時には、
エミッタであるn+ 拡散層とベースであるpウェルとの
間の順方向オン電圧が、プラス(+)ノイズの時には、
エミッタであるn+ 拡散層とベースであるpウェルとの
間の逆方向接合降伏電圧が夫々しきい値となって、次段
のMOSトランジスタにかかる電圧をクランプする。し
かるに、この構成では、例えば、かなり高い電圧(例え
ば、7V程度)を電源電圧として、若しくは、ストレス
試験にて使用する場合、特に、プラス(+)ノイズ時
に、エミッタであるn+ 拡散層とベースであるpウェル
との間の逆方向接合降伏電圧が低くなり過ぎるという欠
点が有った。
【0032】この点を考慮して、図1及び図2に示す実
施の形態では、入出力パッド1に接続されているn+
散層13(エミッタ)に対してベースとなるpウェル1
2を、キャパシタンスCp を介して入出力パッド1に接
続することで、エミッタであるn+ 拡散層13とベース
であるpウェル12との間の逆方向接合降伏電圧を意図
的に高くしている。この場合、逆に、マイナス(−)ノ
イズ時には、エミッタであるn+ 拡散層13とベースで
あるpウェル12との間の順方向オン電圧が上昇する
が、このマイナス(−)ノイズ時には、次段のMOSト
ランジスタN1 でのドレイン接合部が順方向接合とな
り、プラス(+)ノイズ時よりも大きなマージンが有っ
て、特に問題は生じない。
【0033】図3に、上述した実施の形態の構成を実際
のDRAMに適用した概略断面図を、図4に、その入出
力部の平面配置図を夫々示す。
【0034】図3に示すように、このDRAMでは、p
型シリコン半導体基板10の表面領域に選択的に形成さ
れた埋め込みSiO2 膜21により素子間及び素子内に
おける絶縁分離が夫々なされている。
【0035】DRAMの周辺回路部には、例えば、p型
シリコン半導体基板10の表面近傍に形成された一対の
+ 拡散層22及びポリシリコンゲート23からなるn
チャネルMOSトランジスタと、p型シリコン半導体基
板10内にメモリセルアレイ部にまで跨がって設けられ
たnウェル26の表面近傍に形成された一対のp+ 拡散
層24及びポリシリコンゲート25からなるnチャネル
MOSトランジスタとによりCMOSインバータが形成
されている。
【0036】また、DRAMのメモリセルアレイ部に
は、nウェル26内に設けられたpウェル27の表面領
域に、一対のn+ 拡散層28及びポリシリコンゲート2
9により、各メモリセルのトランスファーゲートである
nチャネルMOSトランジスタが形成され、このnチャ
ネルMOSトランジスタの一方のn+ 拡散層28に接続
してスタック型のメモリセルキャパシタ30が形成され
ている。そして、nチャネルMOSトランジスタの他方
のn+ 拡散層28には、高融点金属シリサイド層からな
るビット線31が接続されている。なお、pウェル27
には、p+ 拡散層32を介して、層間絶縁膜34上のア
ルミニウム配線33からバックバイアス電位Vbbが与え
られている。
【0037】このDRAMの入出力部には、上述した実
施の形態による入力保護回路が設けられている。
【0038】即ち、p型シリコン半導体基板10の表面
領域にnウェル11が設けられ、そのnウェル11内に
pウェル12が設けられて、トリプルウェル構造が形成
されている。そして、このトリプルウェル構造に、縦型
npnトランジスタ(既述した縦型npnトランジスタ
BN1 )が形成されている。
【0039】nウェル11の表面部には、コレクタ引き
出し用のn+ 拡散層15が形成され、このn+ 拡散層1
5が、基準電位のアルミニウム配線35に接続されて接
地されている。
【0040】pウェル12の表面部には、エミッタであ
るn+ 拡散層13が形成され、このn+ 拡散層13が、
他のアルミニウム配線と同時に形成された入出力パッド
1に接続されている。
【0041】pウェル12の表面部には、また、ベース
引き出し用のp+ 拡散層14が形成され、このp+ 拡散
層14に、高融点金属シリサイド層からなるベース引き
出し配線36が接続されている。そして、このベース引
き出し配線36が、層間絶縁膜34を介して入出力パッ
ド1に対向し、これにより、既述したキャパシタンスC
p が構成されている。
【0042】この時、入出力パッド1自体ではなく、入
出力パッド1の延長部分にベース引き出し配線36を対
向させても良い。
【0043】エミッタであるn+ 拡散層13は、また、
高融点金属シリサイド層で構成された抵抗素子37に接
続されている。この抵抗素子37は、既述したESD保
護抵抗Rs を構成するものである。
【0044】なお、ベース引き出し配線36及び抵抗素
子37は、いずれも、上述したメモリセルアレイ部のビ
ット線31と同時に形成される。
【0045】抵抗素子37の他端部は、p型シリコン半
導体基板10の表面領域に設けられた一対のn+ 拡散層
16、17及びポリシリコンゲート18からなるMOS
トランジスタ(既述したMOSトランジスタN1 )の一
方のn+ 拡散層17に接続されるとともに、アルミニウ
ム配線38を介して、内部回路である周辺回路部のCM
OSインバータを構成する各トランジスタのゲート2
3、25に夫々接続されている。
【0046】なお、図3には示していないが、MOSト
ランジスタ(N1 )のポリシリコンゲート18及び他方
のn+ 拡散層16は、高融点金属シリサイド層で構成さ
れた接地配線39(図4参照)に夫々接続されている。
【0047】このDRAMにおいて、キャパシタンスC
p の具体的な構成例を説明する。
【0048】入出力部のトリプルウェル構造において、
例えば、濃度ピークが1018/cm3 オーダーのpウェ
ル12と1020〜1021/cm3 オーダーのn+ 拡散層
13の間の接合降伏電圧BVnpn は約7V程度となる。
【0049】今、7V動作を可能とする目的で、この接
合降伏電圧BVnpn を1.0V程度高く設定したい、即
ち、V* ≧8〔V〕以上で接合降伏を起こさせたい場合
について述べる。
【0050】まず、pウェル12の形成面積を制御して
pウェル12とnウェル11間の接合容量を決め、次
に、図3に示すように、キャパシタンスCp を、高融点
金属シリサイド層からなるベース引き出し配線36と入
出力パッド1の間の層間容量で制御する。
【0051】 今、 V* −v1 =7.0 …(4) であるから、(3)式を使うと、 V* {1−(Cp /Ct )}=7 …(5) 従って、 1−Cp /Ct =7/V* =7/8 …(6) とすれば良く、これより、 Cp =(1/7)Ceb …(7) となる。
【0052】今、高融点金属シリサイド層からなるベー
ス引き出し配線36とアルミニウムからなる入出力パッ
ド1の間の層間絶縁膜34(SiO2 :誘電率約3.
8)の膜厚を500nmとすると、その単位容量は約
6.7×10-17 〔F/μm2 〕と見積もられる。一
方、Cebとしては、上述した濃度ピークが1018/cm
3 オーダーのpウェル12と1020〜1021/cm3
ーダーのn+ 拡散層13の間の接合容量は、面成分が約
4.5×10-16 〔F/μm2 〕、線成分が約3.4×
10-16 〔F/μm〕と夫々なる。即ち、縦型npnト
ランジスタBN1 のエミッタ領域(n+ 拡散層13)
を、例えば、1μm2 (周囲長:4μm)とすれば、ト
ータルのCebは、約18.1×10-16 〔F〕となる。
【0053】そこで、(7)式の比率を満たすために
は、ベース引き出し配線36と入出力パッド1との対向
面積で決まるキャパシタンスCp の平面積を、 18.1×10-16 /7/6.7×10-17 ≒3.88
〔μm2 〕 とすれば良いことになる。
【0054】実際、上述したpウェル12とnウェル1
1間の接合容量やベース引き出し配線36と入出力パッ
ド1間の層間膜容量は、いずれもプロセス上安定に作る
ことができ、その精度は±5%以内に制御することがで
きる。
【0055】上述したキャパシタンスCp の条件をより
一般化して説明すると、npnトランジスタのエミッタ
−ベース間の接合降伏電圧aに対し、npnトランジス
タのオン電圧をbに設定したい場合、 Cp ={(b−a)/a}Ceb …(8) に設定すれば良い。精度は±5%以内で良い。
【0056】次に、図5及び図6を参照して、図3の構
造の製造方法を説明する。
【0057】以下に説明する方法では、浅トレンチ分離
(Shallow Trench Isolation) 法を素子分離法として、
トリプルウェルと組み合わせている。
【0058】まず、図5(a)に示すように、p型単結
晶シリコン半導体基板10の主面表面に厚さ20nm程
度のSiO2 膜40を熱酸化法で形成し、次いで、その
上に、減圧CVD法により、厚さ150〜200nm程
度の窒化シリコン膜41を形成する。次に、この窒化シ
リコン膜41上にフォトレジスト(不図示)を形成し、
そのフォトレジストをフォトリソグラフィーによりパタ
ーニングして、素子間分離及び素子内における絶縁分離
を行う領域が開口したパターンにフォトレジストを加工
する。しかる後、そのフォトレジストをエッチングマス
クとして用いて、窒化シリコン膜41及びSiO2 膜4
0を順次エッチングし、更に、シリコン半導体基板10
の表面も一部エッチングして、図示の如く、シリコン半
導体基板10表面に深さ0.3〜0.4μm程度の凹部
42を形成する。
【0059】次に、図5(b)に示すように、フォトレ
ジストを除去した後、主として凹部42内にトータル膜
厚700〜800nm程度の埋め込みSiO2 膜21を
減圧CVD法により堆積させ、CMP(Chemical Mecha
nical Polishing : 化学機械研磨)法により、凹部42
外のSiO2 膜21を除去する。しかる後、窒化シリコ
ン膜41を熱リン酸で除去する。
【0060】次に、図5(c)に示すように、全面にフ
ォトレジスト43を形成した後、このフォトレジスト4
3をフォトリソグラフィーによりパターニングして、図
示の如く、図3のnウェル11、26を形成すべき領域
のみを開口する。しかる後、全面に、n型不純物44と
してリン(P)を、フォトレジスト43を貫通しない条
件、例えば、2.5〜3MeV程度の加速電圧、1×1
13〜2×1013/cm2 程度のドーズ量でイオン注入
し、シリコン半導体基板10の所定深さ位置にn型不純
物打ち込み領域11a、26aを夫々形成する。
【0061】次に、図6(a)に示すように、フォトレ
ジスト43を除去した後、全面にフォトレジスト45を
形成し、このフォトレジスト45をフォトリソグラフィ
ーによりパターニングして、図示の如く、n型不純物打
ち込み領域11a、26a上で、且つ、図3のpウェル
12、27を形成すべき領域を夫々取り囲む領域のみを
開口する。しかる後、全面に、n型不純物46としてリ
ン(P)を、フォトレジスト45を貫通しない条件、例
えば、900KeV程度の加速電圧、1×1013〜2×
1013/cm2 程度のドーズ量でイオン注入し、n型不
純物打ち込み領域11a、26a上の浅い位置にn型不
純物打ち込み領域11b、26bを夫々形成する。
【0062】次に、図6(b)に示すように、フォトレ
ジスト45を除去した後、全面にフォトレジスト47を
形成し、このフォトレジスト47をフォトリソグラフィ
ーによりパターニングして、図示の如く、図3のpウェ
ル12、27を形成すべき領域のみを開口する。しかる
後、全面に、p型不純物48としてホウ素(B)を、フ
ォトレジスト47を貫通しない条件、例えば、60Ke
V程度の加速電圧、5×1012〜6×1012/cm2
度のドーズ量でイオン注入し、n型不純物打ち込み領域
11a、26a上の浅い位置にp型不純物打ち込み領域
12a、27aを夫々形成する。
【0063】この後、1000〜1100℃程度の熱処
理を施して、夫々の領域に導入した不純物を活性化さ
せ、図3に示すように、n型不純物打ち込み領域11
a、26aと11b、26bとによりnウェル11、2
6を、p型不純物打ち込み領域12a、27aによりp
ウェル12、27を夫々形成する。
【0064】なお、上述した方法で、n型不純物46と
p型不純物48のイオン注入の順序は逆でも良い。
【0065】例えば、図7(a)に示すように、先にフ
ォトレジスト47のマスクパターンを形成してp型不純
物48のイオン注入を行った後、図7(b)に示すよう
に、フォトレジスト45のマスクパターンを形成してn
型不純物46のイオン注入を行っても良い。
【0066】このように、トリプルウェル構造を完成さ
せた後、図8(a)に示すように、埋め込みSiO2
21で分離された各表面領域に熱酸化を施した後、低圧
CVD法により全面に多結晶シリコン膜を形成する。そ
して、フォトリソグラフィ及びこれに続くドライエッチ
ングにより、ゲート酸化膜50,51,52,53及び
ゲート電極18,23,25,29を形成する。
【0067】そして、所定形状のレジストマスクを形成
し、n型不純物、ここでは砒素(As)をイオン注入し
てアニールを施すことにより、埋め込みSiO2 膜21
で分離された各表面領域に所定のn型の不純物拡散層1
3,15,16,17,22,28を形成する。
【0068】その後、n型の不純物拡散層13,15,
16,17,22,28を覆うレジストマスクを形成
し、ホウ素(B)をイオン注入してアニールを施すこと
により、埋め込みSiO2 膜21で分離された各表面領
域に所定のp型の不純物拡散層14,24,32を形成
する。
【0069】次に、図8(b)に示すように、全面に第
1の層間絶縁膜となるシリコン酸化膜34を形成する。
そして、フォトリソグラフィ及びこれに続くドライエッ
チングによりシリコン酸化膜34を選択的に除去して、
n型の不純物拡散層13,17,28及びp型の不純物
拡散層14を露出させるコンタクトホールを開孔する。
【0070】そして、全面に高融点金属シリサイド層を
形成して、これらのコンタクトホールを充填し、n型の
不純物拡散層28の一方と接続されるメモリセルキャパ
シタ30を形成する。その後、フォトリソグラフィ及び
これに続くドライエッチングにより高融点金属シリサイ
ド層をパターニングして、ベース引き出し配線36、抵
抗素子37及びn型の不純物拡散層28の他方と接続さ
れるビット線31を同時に形成する。
【0071】その後、第2の層間絶縁膜としてのシリコ
ン酸化膜34を再び形成する。そして、ベース引き出し
配線36、抵抗素子37、各ゲート電極18,23,2
5、n型の不純物拡散層15及びp型の不純物拡散層3
2を露出させる開孔を形成する。その後、スパッタ法に
より全面にアルミニウム膜を形成し、パターニングする
ことにより入出力パッド1及びアルミニウム配線33,
35,38を形成して図3に示す構造を得る。
【0072】以上に説明した例は、入力保護回路にnp
nトランジスタを用いた例であるが、図9に、pnpト
ランジスタを入力保護回路に用いた例を示す。
【0073】この例では、図示の如く、pnpトランジ
スタBP1 のエミッタが入出力パッド1に接続され、コ
レクタが電源電位Vccに接続されている。また、ベース
は、ウェル抵抗Rn を介してコレクタに接続されるとと
もに、キャパシタンスCp を介して入出力パッド1に接
続されている。この他の構成は、図1で説明したものと
同様である。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、寄生MOSトランジス
タの酸化膜絶縁耐圧に実質的に影響されず、また、MO
Sトランジスタを主体とした入力保護回路よりも入力サ
ージに対する放電応答性が速く且つ小面積で済む入力保
護回路を提供することができる。
【0075】また、縦型バイポーラトランジスタにおけ
るエミッタ−ベース間の逆方向接合降伏電圧が低くなり
過ぎることがなく、誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による入力保護回路の等
価回路図である。
【図2】本発明の一実施の形態による入力保護回路の概
略断面図である。
【図3】図2の入力保護回路を備えたDRAMの概略断
面図である。
【図4】図3のDRAMの入出力部の平面配置図であ
る。
【図5】図3のDRAMの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【図6】図3のDRAMの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【図7】図3のDRAMの別の製造方法を工程順に示す
概略断面図である。
【図8】図3のDRAMの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【図9】本発明の別の実施の形態による入力保護回路の
等価回路図である。
【符号の説明】
1 入出力パッド 2 内部回路 10 p型シリコン半導体基板 11 nウェル(コレクタ) 12 pウェル(ベース) 13 n+ 拡散層(エミッタ) 14 p+ ベース引き出し拡散層 15 n+ コレクタ引き出し拡散層 16、17 n+ 拡散層(ソース/ドレイン) 18 ポリシリコンゲート 21 埋め込みSiO2 膜 26 nウェル 27 pウェル 30 メモリセルキャパシタ 31 ビット線 33、35、38 アルミニウム配線 34 層間絶縁膜(SiO2 ) 36 ベース引き出し配線 37 抵抗素子(Rs ) BN1 npnトランジスタ Cp キャパシタンス Rn ウェル抵抗 RS ESD保護抵抗 N1 MOSトランジスタ BP1 pnpトランジスタ Vcc 電源電位

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力端子と内部回路との間にバイポー
    ラトランジスタが接続された入力保護回路において、 前記バイポーラトランジスタのベースが、キャパシタン
    スを介して前記入出力端子に接続されていることを特徴
    とする入力保護回路。
  2. 【請求項2】 前記バイポーラトランジスタがnpn型
    であって、そのエミッタが前記入出力端子に接続され、
    コレクタが接地されていることを特徴とする請求項1に
    記載の入力保護回路。
  3. 【請求項3】 前記キャパシタンスの容量をCp 、前記
    バイポーラトランジスタのエミッタとベースの間の接合
    容量をCeb、前記バイポーラトランジスタのエミッタと
    ベースの間の接合降伏電圧をa、前記バイポーラトラン
    ジスタの所望のオン電圧をbとした時、 Cp ={(b−a)/a}Ceb±5% の範囲内であることを特徴とする請求項2に記載の入力
    保護回路。
  4. 【請求項4】 前記バイポーラトランジスタがpnp型
    であって、そのエミッタが前記入出力端子に接続され、
    コレクタが電源電圧に接続されていることを特徴とする
    請求項1に記載の入力保護回路。
  5. 【請求項5】 前記バイポーラトランジスタが、半導体
    基板に形成された縦型バイポーラトランジスタであるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の入
    力保護回路。
  6. 【請求項6】 前記縦型バイポーラトランジスタが、前
    記半導体基板内のトリプルウェル構造により形成されて
    いることを特徴とする請求項5に記載の入力保護回路。
  7. 【請求項7】 前記キャパシタンスが、前記入出力端子
    又はその延長部分と、層間絶縁膜を介してそれに対向す
    る前記バイポーラトランジスタのベース引出し配線とに
    より形成されていることを特徴とする請求項5又は6に
    記載の入力保護回路。
  8. 【請求項8】 前記ベース引出し配線が、高融点金属シ
    リサイド層で構成されていることを特徴とする請求項7
    に記載の入力保護回路。
  9. 【請求項9】 前記入出力端子と前記内部回路との間に
    おいて、前記バイポーラトランジスタの接続部と前記内
    部回路との間に抵抗素子が直列に設けられていることを
    特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の入力保
    護回路。
  10. 【請求項10】 前記抵抗素子と前記内部回路との間
    に、ゲート及びソースが夫々接地されたMOS型トラン
    ジスタのドレインが接続されていることを特徴とする請
    求項9に記載の入力保護回路。
  11. 【請求項11】 第1導電型の半導体基板の表面領域に
    選択的に絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板の上に第1のレジストマスクを所定パタ
    ーンに形成する工程と、 前記第1のレジストマスクを貫通しない条件で全面に第
    2導電型の第1の不純物をイオン注入し、前記第1のレ
    ジストマスクで覆われていない部分の前記半導体基板の
    所定深さ位置に前記第1の不純物を導入する工程と、 前記第1のレジストマスクを除去した後、前記半導体基
    板の上に第2のレジストマスクを、前記第1の不純物を
    導入した領域上の一部が開口したパターンに形成する工
    程と、 前記第2のレジストマスクを貫通しない条件で全面に第
    2導電型の第2の不純物をイオン注入する工程と、 前記第2のレジストマスクを除去した後、前記半導体基
    板の上に第3のレジストマスクを、前記第1の不純物を
    導入した領域上で且つ前記第2の不純物をイオン注入し
    た領域により囲まれた領域上が開口したパターンに形成
    する工程と、 前記第3のレジストマスクを貫通しない条件で全面に第
    1導電型の第3の不純物をイオン注入する工程と、 前記第3のレジストマスクを除去した後、熱処理を施し
    て、前記第1の不純物を活性化させた第2導電型の第1
    の拡散領域を形成するとともに、その第1の拡散領域上
    に接した状態で、前記第2の不純物を活性化させた第2
    導電型の第2の拡散領域、及び、前記第3の不純物を活
    性化させた第1導電型の第3の拡散領域を夫々形成する
    工程と、 前記第1〜第3の拡散領域内に縦型バイポーラトランジ
    スタを形成する工程とを有することを特徴とする入力保
    護回路の製造方法。
  12. 【請求項12】 第1導電型の半導体基板の表面領域に
    選択的に絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板の上に第1のレジストマスクを所定パタ
    ーンに形成する工程と、 前記第1のレジストマスクを貫通しない条件で全面に第
    2導電型の第1の不純物をイオン注入し、前記第1のレ
    ジストマスクで覆われていない部分の前記半導体基板の
    所定深さ位置に前記第1の不純物を導入する工程と、 前記第1のレジストマスクを除去した後、前記半導体基
    板の上に第2のレジストマスクを、前記第1の不純物を
    導入した領域上の一部が開口したパターンに形成する工
    程と、 前記第2のレジストマスクを貫通しない条件で全面に第
    1導電型の第2の不純物をイオン注入する工程と、 前記第2のレジストマスクを除去した後、前記半導体基
    板の上に第3のレジストマスクを、前記第1の不純物を
    導入した領域上で且つ前記第2の不純物をイオン注入し
    た領域を囲む領域上が開口したパターンに形成する工程
    と、 前記第3のレジストマスクを貫通しない条件で全面に第
    2導電型の第3の不純物をイオン注入する工程と、 前記第3のレジストマスクを除去した後、熱処理を施し
    て、前記第1の不純物を活性化させた第2導電型の第1
    の拡散領域を形成するとともに、その第1の拡散領域上
    に接した状態で、前記第3の不純物を活性化させた第2
    導電型の第2の拡散領域、及び、前記第2の不純物を活
    性化させた第1導電型の第3の拡散領域を夫々形成する
    工程と、 前記第1〜第3の拡散領域内に縦型バイポーラトランジ
    スタを形成する工程とを有することを特徴とする入力保
    護回路の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記半導体基板の表面領域に選択的に
    凹部を形成し、それらの凹部を埋め込むように前記絶縁
    膜を形成することを特徴とする請求項11又は12に記
    載の入力保護回路の製造方法。
JP10104133A 1998-03-31 1998-03-31 入力保護回路及びその製造方法 Withdrawn JPH11289056A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100323453B1 (ko) * 1999-12-30 2002-02-06 박종섭 정전기방전 보호회로
US7459754B2 (en) 2005-01-27 2008-12-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor device having ESD protection circuit with time delay
JP2016054201A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社デンソー 磁気検出装置
CN107359606A (zh) * 2017-08-31 2017-11-17 广东欧珀移动通信有限公司 静电防护装置、射频电路及电子设备
CN107425876A (zh) * 2017-08-31 2017-12-01 广东欧珀移动通信有限公司 静电防护装置、射频电路及电子设备

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