JPH1128885A - 紙ばさみ - Google Patents
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- JPH1128885A JPH1128885A JP9199236A JP19923697A JPH1128885A JP H1128885 A JPH1128885 A JP H1128885A JP 9199236 A JP9199236 A JP 9199236A JP 19923697 A JP19923697 A JP 19923697A JP H1128885 A JPH1128885 A JP H1128885A
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- B42D5/003—Note-pads
- B42D5/005—Supports for note-pads
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B21/00—Tables or desks for office equipment, e.g. typewriters, keyboards
- A47B21/04—Tables or desks for office equipment, e.g. typewriters, keyboards characterised by means for holding or fastening typewriters or computer equipment
- A47B21/045—Fastening means for paper sheet; Paper trays; Accessories for typists, e.g. line indicators
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B2200/00—General construction of tables or desks
- A47B2200/0084—Accessories for tables or desks
- A47B2200/0094—Copyholder for VDU screen
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/20—Paper fastener
- Y10T24/202—Resiliently biased
- Y10T24/205—One piece
- Y10T24/206—Mounted on support means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】原稿等の書類を単に起立支持するだけでなく、
見やすい位置に配置したり見やすい状態となるように支
持することの出来る紙ばさみを提供する。 【解決手段】先端部に平面凸状に湾曲した挟持面（２
ａ）を有する凸状挟持部材（２）と先端部に平面凹状に
湾曲した挟持面（３ａ）を有する凹状挟持部材（３）と
をそれぞれ成形する。次いで、凸状挟持部材（２）と凹
状挟持部材（３）の挟持面（２ａ，３ａ）どうしを互い
に合わせ、操作部（７，８）を押圧することにより回動
部（６）を支軸として挟持部（１０）が開口し揺動自在
となるように配置する。さらに、凹状挟持部材（３）の
後端部側に連設して固着部材（５）を有する固定基板
（４）を回動部（１４）を支軸として回動自在となるよ
う取り付けることにより紙ばさみ（１）とする。
見やすい位置に配置したり見やすい状態となるように支
持することの出来る紙ばさみを提供する。 【解決手段】先端部に平面凸状に湾曲した挟持面（２
ａ）を有する凸状挟持部材（２）と先端部に平面凹状に
湾曲した挟持面（３ａ）を有する凹状挟持部材（３）と
をそれぞれ成形する。次いで、凸状挟持部材（２）と凹
状挟持部材（３）の挟持面（２ａ，３ａ）どうしを互い
に合わせ、操作部（７，８）を押圧することにより回動
部（６）を支軸として挟持部（１０）が開口し揺動自在
となるように配置する。さらに、凹状挟持部材（３）の
後端部側に連設して固着部材（５）を有する固定基板
（４）を回動部（１４）を支軸として回動自在となるよ
う取り付けることにより紙ばさみ（１）とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願発明は、紙葉等を挟持す
る挟持具に係り、詳しくは、ワープロやタイプ、パソコ
ンを操作する際に原稿等の書類を、一枚だけもしくは複
数枚重ねて挟持するとともに見やすいように湾曲させた
状態で任意の向きで支持したり、またはプライスリスト
や家庭で奥さんがレシピ等を、挟んで見やすいように湾
曲させた状態で任意の向きで支持させておくことの出来
る紙ばさみに関するものである。
る挟持具に係り、詳しくは、ワープロやタイプ、パソコ
ンを操作する際に原稿等の書類を、一枚だけもしくは複
数枚重ねて挟持するとともに見やすいように湾曲させた
状態で任意の向きで支持したり、またはプライスリスト
や家庭で奥さんがレシピ等を、挟んで見やすいように湾
曲させた状態で任意の向きで支持させておくことの出来
る紙ばさみに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】紙ばさみは、複数枚重ねられた紙葉等の
一部分を挟持するだけで該紙葉等がみだりにばらけたり
せず綺麗に束ねておくことが出来るようにしてなる挟持
具の一つであり、先端部に直線的な挟持面をそれぞれ有
する二つの挟持板を揺動自在に連結するとともに、該挟
持板の間に先端部の各挟持面どうしが互いに圧接される
ように付勢する弾性体を配置することにより形成される
ものである。
一部分を挟持するだけで該紙葉等がみだりにばらけたり
せず綺麗に束ねておくことが出来るようにしてなる挟持
具の一つであり、先端部に直線的な挟持面をそれぞれ有
する二つの挟持板を揺動自在に連結するとともに、該挟
持板の間に先端部の各挟持面どうしが互いに圧接される
ように付勢する弾性体を配置することにより形成される
ものである。
【０００３】しかし、従来の紙ばさみは、単に、紙葉等
がみだりにばらけたりせず綺麗に挟持する事だけを目的
とするものであることから、ワープロやタイプ、パソコ
ンを操作する際に、紙葉等すなわち原稿等の書類を一枚
だけもしくは複数枚重ねて挟持したままワープロ等の機
器と並列となるような見やすい位置に配置したり、風等
により無闇に捲れ上がったり折れ曲がったりせず見やす
い状態となるような環境を作り出したりすることが出な
いものであった。
がみだりにばらけたりせず綺麗に挟持する事だけを目的
とするものであることから、ワープロやタイプ、パソコ
ンを操作する際に、紙葉等すなわち原稿等の書類を一枚
だけもしくは複数枚重ねて挟持したままワープロ等の機
器と並列となるような見やすい位置に配置したり、風等
により無闇に捲れ上がったり折れ曲がったりせず見やす
い状態となるような環境を作り出したりすることが出な
いものであった。
【０００４】また、原稿等の書類を単に複数枚束ねて挟
持するだけでなく、見やすい位置に配置したり見やすい
状態とするためには、該書類を上方から吊り下げるか、
机等の載置台上に起立させて置く等の方法が考えられる
が、前者の方法においては、紙ばさみを吊り下げておく
場所に困惑してしまうとともに吊り下げておくための部
材を別途必要とし、しかも、挟持面が紙葉等の表面形状
に合わせた平坦な直線的なものであることから、吊り下
げた状態において風により書類が無闇に捲れ上がり易く
扱いづらいと言った恐れを多分に有するものである。一
方、後者の方法においては、紙ばさみの載置位置に困惑
してしまうことはないが、書類を起立させておくための
手段を講じる必要が有り、しかも、上記同様に挟持面が
紙葉等の表面形状に合わせた平坦な直線的なものである
と、書類を起立させた状態において風や書類の重みによ
り折れ曲がり易くやはり扱いづらいと言った恐れを多分
い有するものであるため、簡単には原稿等の書類を束ね
て挟持したまま見やすい位置に配置したり、見やすい状
態となるような環境を作り出したりすること出来ないも
のであった。
持するだけでなく、見やすい位置に配置したり見やすい
状態とするためには、該書類を上方から吊り下げるか、
机等の載置台上に起立させて置く等の方法が考えられる
が、前者の方法においては、紙ばさみを吊り下げておく
場所に困惑してしまうとともに吊り下げておくための部
材を別途必要とし、しかも、挟持面が紙葉等の表面形状
に合わせた平坦な直線的なものであることから、吊り下
げた状態において風により書類が無闇に捲れ上がり易く
扱いづらいと言った恐れを多分に有するものである。一
方、後者の方法においては、紙ばさみの載置位置に困惑
してしまうことはないが、書類を起立させておくための
手段を講じる必要が有り、しかも、上記同様に挟持面が
紙葉等の表面形状に合わせた平坦な直線的なものである
と、書類を起立させた状態において風や書類の重みによ
り折れ曲がり易くやはり扱いづらいと言った恐れを多分
い有するものであるため、簡単には原稿等の書類を束ね
て挟持したまま見やすい位置に配置したり、見やすい状
態となるような環境を作り出したりすること出来ないも
のであった。
【０００５】そこで、原稿等の書類が見やすい状態とな
るようにしたものとして、実開昭５９−２４３８３号公
報に記載されたような、書類の正面底端部中央付近に親
指をあてがい他の指を書類の背面にあてがうようにして
該親指等により挟み込むのと同様に湾曲させることによ
り、紙葉等に張りによる強度を持たせて起立させ無闇に
折れ曲がったりせずその状態を維持することが出来るよ
うにした紙片立て台が提案されている。
るようにしたものとして、実開昭５９−２４３８３号公
報に記載されたような、書類の正面底端部中央付近に親
指をあてがい他の指を書類の背面にあてがうようにして
該親指等により挟み込むのと同様に湾曲させることによ
り、紙葉等に張りによる強度を持たせて起立させ無闇に
折れ曲がったりせずその状態を維持することが出来るよ
うにした紙片立て台が提案されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記実開昭５
９−２４３８３号公報に記載された紙片立て台は、紙葉
等の下方を保持して湾曲させてなるものであることか
ら、紙葉等が縦に長かったり全体的に大きかったりする
とその上端側が無闇に折れ曲がってしまい、紙片立て台
自体を大きくするか、もしくは紙片差込口をより深くし
なければ好ましい状態で紙葉等を維持することが出来な
いものであった。
９−２４３８３号公報に記載された紙片立て台は、紙葉
等の下方を保持して湾曲させてなるものであることか
ら、紙葉等が縦に長かったり全体的に大きかったりする
とその上端側が無闇に折れ曲がってしまい、紙片立て台
自体を大きくするか、もしくは紙片差込口をより深くし
なければ好ましい状態で紙葉等を維持することが出来な
いものであった。
【０００７】また、該紙片立て台の紙片差込口は、二つ
の支持部材の間に形成された溝部により構成されてなる
ものであることから紙葉等は単に湾曲して立て掛けるこ
とにより保持されてなり、紙葉等を複数枚束ねて、すな
わち重ねられた紙葉等の厚みに応じて適切に保持するこ
とに対応することが出来ないものであった。
の支持部材の間に形成された溝部により構成されてなる
ものであることから紙葉等は単に湾曲して立て掛けるこ
とにより保持されてなり、紙葉等を複数枚束ねて、すな
わち重ねられた紙葉等の厚みに応じて適切に保持するこ
とに対応することが出来ないものであった。
【０００８】さらに、該紙片立て台は、単に紙葉等を起
立保持することだけを目的としてなるものであることか
らより立体的で嵩張るものであり、不使用時の収容に際
して大変困惑してしまうものであるとともに、使用時の
取り出し設置と不使用時の収容を素早く簡単に行うこと
が出来ないものであった。
立保持することだけを目的としてなるものであることか
らより立体的で嵩張るものであり、不使用時の収容に際
して大変困惑してしまうものであるとともに、使用時の
取り出し設置と不使用時の収容を素早く簡単に行うこと
が出来ないものであった。
【０００９】本願発明は、このような課題に対処しよう
とするものであり、以下に記載の発明の完成によりその
目的を達成することが出来たものである。
とするものであり、以下に記載の発明の完成によりその
目的を達成することが出来たものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本願発明は、湾曲した挟
持面を有する挟持部材により紙葉等を挟持するととも
に、該挟持部材を垂直面に対して取り付け可能とし、さ
らに、該挟持部材を平面的に収容することが出来るよう
にしたものである。そして、このように紙葉等を湾曲し
た挟持面を有する挟持部材によって挟持させることによ
り、枚数や厚みに関係なく、且つ、容易に該紙葉等を起
立支持させることが出来ることとなり、また、挟持部材
を垂直面に対して取り付け可能とすることにより、紙葉
等に対する挟持方向が変更可能となって紙葉等の大きさ
に何らとらわれることがなくなり、しかも、挟持部材を
折り畳んで平面的に収容することが出来るようにするこ
とにより、使用時の取り出し設置と不使用時の収容を素
早く簡単に行うようにすることが出来ることとなる。
持面を有する挟持部材により紙葉等を挟持するととも
に、該挟持部材を垂直面に対して取り付け可能とし、さ
らに、該挟持部材を平面的に収容することが出来るよう
にしたものである。そして、このように紙葉等を湾曲し
た挟持面を有する挟持部材によって挟持させることによ
り、枚数や厚みに関係なく、且つ、容易に該紙葉等を起
立支持させることが出来ることとなり、また、挟持部材
を垂直面に対して取り付け可能とすることにより、紙葉
等に対する挟持方向が変更可能となって紙葉等の大きさ
に何らとらわれることがなくなり、しかも、挟持部材を
折り畳んで平面的に収容することが出来るようにするこ
とにより、使用時の取り出し設置と不使用時の収容を素
早く簡単に行うようにすることが出来ることとなる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本願発明は、先端部に平面凸状に
湾曲した挟持面を有する凸状挟持部材と、該凸状挟持部
材の挟持面の形状に適合するように湾曲した平面凹状の
挟持面を先端部に有する凹状挟持部材と、該凸状挟持部
材もしくは該凹状挟持部材の何れか一方の後端部に連設
し回動自在に取り付けられた固着部材付きの固定基板と
からなるものであり、該凸状挟持部材と該凹状挟持部材
は各挟持面どうしが互いに合わさることにより挟持部が
形成されるように配置されているとともに、後端部付近
を押圧することにより該挟持部が離反されるよう軸部を
設けて揺動自在に連結され、さらに、該凸状挟持部材と
該凹状挟持部材との間に各挟持面どうしが互いに圧接さ
れるように付勢する弾性体を配置するようにしてなるも
のである。
湾曲した挟持面を有する凸状挟持部材と、該凸状挟持部
材の挟持面の形状に適合するように湾曲した平面凹状の
挟持面を先端部に有する凹状挟持部材と、該凸状挟持部
材もしくは該凹状挟持部材の何れか一方の後端部に連設
し回動自在に取り付けられた固着部材付きの固定基板と
からなるものであり、該凸状挟持部材と該凹状挟持部材
は各挟持面どうしが互いに合わさることにより挟持部が
形成されるように配置されているとともに、後端部付近
を押圧することにより該挟持部が離反されるよう軸部を
設けて揺動自在に連結され、さらに、該凸状挟持部材と
該凹状挟持部材との間に各挟持面どうしが互いに圧接さ
れるように付勢する弾性体を配置するようにしてなるも
のである。
【００１２】また、本願発明における固定基板の表面及
び凸状挟持部材もしくは凹状挟持部材の背面は何れも平
坦であり、該表面と該背面が互いに合わさることにより
平面的に二つ折り可能としてなるものでもあり、さら
に、本願考案における固着部材は、垂直な取付面に対し
て固着が可能となるようにしたものでもある。
び凸状挟持部材もしくは凹状挟持部材の背面は何れも平
坦であり、該表面と該背面が互いに合わさることにより
平面的に二つ折り可能としてなるものでもあり、さら
に、本願考案における固着部材は、垂直な取付面に対し
て固着が可能となるようにしたものでもある。
【００１３】このように、各挟持面どうしが互いに圧接
されるように形成された湾曲した挟持部により紙葉等の
原稿を保持するようにすると、挟持部材の後端部付近を
押圧することで挟持部が大きく開口することとなって多
くの枚数の紙葉等や厚みを有する紙葉等を容易に挿入す
ることが出来、そして、該挟持部を閉じれば挟持面の形
状に合わせて該紙葉等が湾曲し、ちょうど人の片手によ
り紙葉等を湾曲させて起立保持させたように、すなわ
ち、親指を紙葉等の正面底端部中央付近にあてがい他の
指を書類の背面にあてがうようにして挟み込んだ状態と
同様に湾曲させることにより、紙葉等を束ねて保持する
とともに紙葉等に張りによる強度を持たせて確実に圧接
起立させ、無闇に折れ曲がったりせずその状態を維持す
ることが出来る。しかも、固着部材が垂直な取付面に対
しても固着可能となるようにすることにより、挟持され
た紙葉等をワープロ等機器の操作の際に見やすい状態
（向き及び角度）に維持することが出来ることなる。さ
らに、平面的に二つ折り可能とすることで、嵩張らない
状態で容易に収容することが出来ることとなる。
されるように形成された湾曲した挟持部により紙葉等の
原稿を保持するようにすると、挟持部材の後端部付近を
押圧することで挟持部が大きく開口することとなって多
くの枚数の紙葉等や厚みを有する紙葉等を容易に挿入す
ることが出来、そして、該挟持部を閉じれば挟持面の形
状に合わせて該紙葉等が湾曲し、ちょうど人の片手によ
り紙葉等を湾曲させて起立保持させたように、すなわ
ち、親指を紙葉等の正面底端部中央付近にあてがい他の
指を書類の背面にあてがうようにして挟み込んだ状態と
同様に湾曲させることにより、紙葉等を束ねて保持する
とともに紙葉等に張りによる強度を持たせて確実に圧接
起立させ、無闇に折れ曲がったりせずその状態を維持す
ることが出来る。しかも、固着部材が垂直な取付面に対
しても固着可能となるようにすることにより、挟持され
た紙葉等をワープロ等機器の操作の際に見やすい状態
（向き及び角度）に維持することが出来ることなる。さ
らに、平面的に二つ折り可能とすることで、嵩張らない
状態で容易に収容することが出来ることとなる。
【００１４】
【実施例】以下、本願発明の実施例を図面に基づいて説
明する。本願発明は、図１乃至３に示すように、合成樹
脂により二つの挟持部材、すなわち、先端部に平面凸状
に湾曲した挟持面（２ａ）を有する凸状挟持部材（２）
と、該凸状挟持部材（２）の挟持面（２ａ）の形状に適
合するように湾曲した平面凹状の挟持面（３ａ）を先端
部に有する凹状挟持部材（３）とをそれぞれ成形し、該
凸状挟持部材（２）と該凹状挟持部材（３）の挟持面
（２ａ，３ａ）どうしが互いに合わさるように配置する
とともに、該凸状挟持部材（２）と該凹状挟持部材
（３）の間に挟むようにコイルバネからなる弾性体
（９）を設け、該凸状挟持部材（２）及び該凹状挟持部
材（３）の後端部付近をそれぞれ操作部（７，８）とし
て押圧することにより、回動部（６）を支軸として該凸
状挟持部材（２）の挟持面（２ａ）と該凹状挟持部材
（３）の挟持面（３ａ）とが互いに離反し該挟持部（１
０）が開口するよう揺動自在に連結され、さらに、該凹
状挟持部材（３）の後端部側に連設して固定基板（４）
を回動自在となるよう取り付けることにより紙ばさみ
（１）としたものである。
明する。本願発明は、図１乃至３に示すように、合成樹
脂により二つの挟持部材、すなわち、先端部に平面凸状
に湾曲した挟持面（２ａ）を有する凸状挟持部材（２）
と、該凸状挟持部材（２）の挟持面（２ａ）の形状に適
合するように湾曲した平面凹状の挟持面（３ａ）を先端
部に有する凹状挟持部材（３）とをそれぞれ成形し、該
凸状挟持部材（２）と該凹状挟持部材（３）の挟持面
（２ａ，３ａ）どうしが互いに合わさるように配置する
とともに、該凸状挟持部材（２）と該凹状挟持部材
（３）の間に挟むようにコイルバネからなる弾性体
（９）を設け、該凸状挟持部材（２）及び該凹状挟持部
材（３）の後端部付近をそれぞれ操作部（７，８）とし
て押圧することにより、回動部（６）を支軸として該凸
状挟持部材（２）の挟持面（２ａ）と該凹状挟持部材
（３）の挟持面（３ａ）とが互いに離反し該挟持部（１
０）が開口するよう揺動自在に連結され、さらに、該凹
状挟持部材（３）の後端部側に連設して固定基板（４）
を回動自在となるよう取り付けることにより紙ばさみ
（１）としたものである。
【００１５】該凸状挟持部材（２）と該凹状挟持部材
（３）は、挟持面（２ａ，３ａ）どうしが互いに合わさ
ることにより挟持部（１０）が形成されるとともに、該
弾性体（９）により互いの挟持面（２ａ，３ａ）どうし
が圧接されるように付勢されている。これにより、該凸
状挟持部材（２）及び該凹状挟持部材（３）のそれぞれ
操作部（７，８）を押圧することで該挟持部（１０）が
開口することとなるが、該操作部（７，８）の押圧を止
めれば弾性体（９）の付勢力により該挟持部（１０）は
圧接された状態で閉口することとなる。なお、弾性体
（９）は、上述のように線状体を全体的に螺旋状に巻回
した筒状のコイルバネに限らず、線状体の中央部分に巻
回部を形成した略Ｖ字状のコイルバネや、細長薄板体を
互いの端部が接近するように折り曲げたＵ字状の板バネ
としても良い。
（３）は、挟持面（２ａ，３ａ）どうしが互いに合わさ
ることにより挟持部（１０）が形成されるとともに、該
弾性体（９）により互いの挟持面（２ａ，３ａ）どうし
が圧接されるように付勢されている。これにより、該凸
状挟持部材（２）及び該凹状挟持部材（３）のそれぞれ
操作部（７，８）を押圧することで該挟持部（１０）が
開口することとなるが、該操作部（７，８）の押圧を止
めれば弾性体（９）の付勢力により該挟持部（１０）は
圧接された状態で閉口することとなる。なお、弾性体
（９）は、上述のように線状体を全体的に螺旋状に巻回
した筒状のコイルバネに限らず、線状体の中央部分に巻
回部を形成した略Ｖ字状のコイルバネや、細長薄板体を
互いの端部が接近するように折り曲げたＵ字状の板バネ
としても良い。
【００１６】該凹状挟持部材（３）の後端部側に連設す
る固定基板（４）は、回動部（１４）を支軸として回動
自在となるように取り付けられており、凹状挟持部材
（３）の後端部の基軸部（１１）に形成された線状突起
部（１２）と固定基板（４）の前端部に形成された弾性
係止片（１３）とが互いに係合することにより多段的に
任意の向きに傾斜するようになっている。また、固定基
板（４）の裏面には、マグネットや吸盤もしくは粘着テ
ープ等の固着部材（５）が設けられており、水平基面上
はもちろんのこと、垂直面にも取り付けられるようにな
っている。
る固定基板（４）は、回動部（１４）を支軸として回動
自在となるように取り付けられており、凹状挟持部材
（３）の後端部の基軸部（１１）に形成された線状突起
部（１２）と固定基板（４）の前端部に形成された弾性
係止片（１３）とが互いに係合することにより多段的に
任意の向きに傾斜するようになっている。また、固定基
板（４）の裏面には、マグネットや吸盤もしくは粘着テ
ープ等の固着部材（５）が設けられており、水平基面上
はもちろんのこと、垂直面にも取り付けられるようにな
っている。
【００１７】さらに、凹状挟持部材（３）の背面及び固
定基板（４）の表面は何れも平坦に形成されており、該
背面と該表面とが互いに合わさることで凹状挟持部材と
（３）固定基板（４）とが並行状態となり、平面的に二
つ折りすることが可能なようになっている。
定基板（４）の表面は何れも平坦に形成されており、該
背面と該表面とが互いに合わさることで凹状挟持部材と
（３）固定基板（４）とが並行状態となり、平面的に二
つ折りすることが可能なようになっている。
【００１８】以上のように構成した紙ばさみ（１）は、
図４に示すように、固定基板（４）を机等の水平基面上
に載置して挟持部（１０）を上向きとして紙葉（Ｐ）等
を挟持させることにより、紙葉（Ｐ）等が該挟持部（１
０）の挟持面の形状に従って左右に湾曲させて起立する
ようにしたり、図５に示すように、固定基板（４）をパ
ソコン用ディスプレイ（Ｄ）の側面等垂直面に取り付け
て挟持部（１０）を横向きとして紙葉等（Ｐ）を挟持さ
せることにより、紙葉（Ｐ）等が該挟持部（１０）の挟
持面の形状に従って上下に湾曲させて起立するようにし
て用いてなるものである。
図４に示すように、固定基板（４）を机等の水平基面上
に載置して挟持部（１０）を上向きとして紙葉（Ｐ）等
を挟持させることにより、紙葉（Ｐ）等が該挟持部（１
０）の挟持面の形状に従って左右に湾曲させて起立する
ようにしたり、図５に示すように、固定基板（４）をパ
ソコン用ディスプレイ（Ｄ）の側面等垂直面に取り付け
て挟持部（１０）を横向きとして紙葉等（Ｐ）を挟持さ
せることにより、紙葉（Ｐ）等が該挟持部（１０）の挟
持面の形状に従って上下に湾曲させて起立するようにし
て用いてなるものである。
【００１９】この際、凹状挟持部材（３）と固定基板
（４）は回動自在となるように取り付けられているの
で、回動具合すなわち傾斜角度を調整することで、ワー
プロ等機器の操作の際に紙葉等の原稿が見やすい状態と
なる環境を自由に作り出すことが出来る。
（４）は回動自在となるように取り付けられているの
で、回動具合すなわち傾斜角度を調整することで、ワー
プロ等機器の操作の際に紙葉等の原稿が見やすい状態と
なる環境を自由に作り出すことが出来る。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、原稿等
の書類を片手で持つように、すなわち親指を書類の正面
底端部中央部分にあてがい他の指を書類の背面にあてが
い挟むのと同様に、書類を湾曲させて挟持させるという
極めて簡単な手段によって書類等を束ねて挟持したまま
無闇に折れ曲がってしまったりすることなく起立させる
ことが出来るだけでなく、書類を挟持したままワープロ
等機器の操作において好ましい状態となるような書類の
配置環境を作り出すことが出来ることとなるので、ワー
プロ等機器の操作において好ましい状態となるような環
境を作り出すための特別な部材を必要としたりすること
がない。しかも、平面的に二つ折り可能とすることが出
来るので、使用時の取り出し設置と不使用時の収容を素
早く簡単に行うことが出来るとともに、嵩張らない状態
で収容することが出来ることとなる。
の書類を片手で持つように、すなわち親指を書類の正面
底端部中央部分にあてがい他の指を書類の背面にあてが
い挟むのと同様に、書類を湾曲させて挟持させるという
極めて簡単な手段によって書類等を束ねて挟持したまま
無闇に折れ曲がってしまったりすることなく起立させる
ことが出来るだけでなく、書類を挟持したままワープロ
等機器の操作において好ましい状態となるような書類の
配置環境を作り出すことが出来ることとなるので、ワー
プロ等機器の操作において好ましい状態となるような環
境を作り出すための特別な部材を必要としたりすること
がない。しかも、平面的に二つ折り可能とすることが出
来るので、使用時の取り出し設置と不使用時の収容を素
早く簡単に行うことが出来るとともに、嵩張らない状態
で収容することが出来ることとなる。
【図１】 本願発明の紙ばさみを示す斜視図。
【図２】 本願発明の紙ばさみの動作を説明する側面
図。
図。
【図３】 本願発明の紙ばさみの挟持部を示す平面図。
【図４】 本願発明の紙ばさみの使用状態を示す斜視
図。
図。
【図５】 本願発明の紙ばさみの（イ）一収容状態を示
す斜視図、（ロ）他の使用状態を示す斜視図。
す斜視図、（ロ）他の使用状態を示す斜視図。
Ｄ・・・パソコン用ディスプレイ Ｐ・・・紙葉 １・・・紙ばさみ ２・・・凸状挟持部材 ２ａ・・・凸状挟持面 ３・・・凹状挟持部材 ３ａ・・・凹状挟持面 ４・・・固定基板 ５・・・固着部材 ６・・・回動部 ７、８・・・操作部 ９・・・弾性体 １０・・・挟持部 １１・・・基軸部 １２・・・線状突起部 １３・・・弾性係止片 １４・・・回動部
Claims (3)
- 【請求項１】 先端部に平面凸状に湾曲した挟持面を有
する凸状挟持部材と、該凸状挟持部材の挟持面の形状に
適合するように湾曲した平面凹状の挟持面を先端部に有
する凹状挟持部材と、該凸状挟持部材もしくは該凹状挟
持部材の何れか一方の後端部に連設し回動自在に取り付
けられた固着部材付きの固定基板とからなり、該凸状挟
持部材と該凹状挟持部材は各挟持面どうしが互いに合わ
さることにより挟持部が形成されるように配置するとと
もに、後端部付近を押圧することにより該挟持部が離反
されるよう軸部を設けて揺動自在に連結し、さらに、該
凸状挟持部材と該凹状挟持部材との間に各挟持面どうし
が互いに圧接されるように付勢する弾性体を配置してな
ることを特徴とする紙ばさみ。 - 【請求項２】 固定基板の表面及び凸状挟持部材もしく
は凹状挟持部材の背面は何れも平坦であり、該表面と該
背面が互いに合わさることにより二つ折り可能であるこ
とを特徴とする請求項１に記載の紙ばさみ。 - 【請求項３】 固着部材は、垂直面に対する固着が可能
なものであることを特徴とする請求項１又は２に記載の
紙ばさみ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9199236A JP3018236B2 (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 紙ばさみ |
| US08/919,004 US5845889A (en) | 1997-07-09 | 1997-08-27 | Paper clip |
| CN97123425A CN1085155C (zh) | 1997-07-09 | 1997-12-18 | 纸夹 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9199236A JP3018236B2 (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 紙ばさみ |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128885A true JPH1128885A (ja) | 1999-02-02 |
| JP3018236B2 JP3018236B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=16404431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9199236A Expired - Fee Related JP3018236B2 (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 紙ばさみ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5845889A (ja) |
| JP (1) | JP3018236B2 (ja) |
| CN (1) | CN1085155C (ja) |
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- 1997-12-18 CN CN97123425A patent/CN1085155C/zh not_active Expired - Fee Related
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