JP3033757U - テレホンカード等収納具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの用具で、テレホンカード、オレンジカ
ード、メトロカード、磁気カード等のカードを、机等の
上に立てて置いたり、収納して携帯したり、手帳等これ
らを使うときに必要な用具に添付したり、できるように
する。 【解決手段】 テレホンカード等と同じか厚い紙類を
使って挿入口（２）、長辺押え枠（３）、短辺押え枠
（４）及び広告記載枠（５）を持つ押え部（１）を作
り、ストッパー片（９）を持つ接続部（７）と受け口部
（８）とを持つ台座部（６）を作り、スタンド支柱部
（１６）を持つスタンド部（１４）を作り、接続部
（７）を挟んで台座部（６）と長辺支持枠（３）を接着
し、台座部（６）に両面テープ等（２３）を装着するこ
とで、本考案を机等の上に立てて置いたり、テレホンカ
ード等を収納して携帯したり、本考案を手帳等に添付し
たり、できるような仕組みを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】 【考案の属する技術分野】

本考案は、テレホンカード等の収納、携帯及び観賞に使用する道具に関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、テレホンカード等の収納、携帯及び観賞に使用する道具としては、 紙又は合成樹脂で作成した収納ケースがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

解決しようとする課題は、次のようなことである。 ・テレホンカード等を机等の上に立てて置いたり、収納して携帯したり、メモ 帳等の用具に添付したりする三つの機能を併せ持つものがなかったこと。 ・ＩＤカード等の磁気カードの携帯用収納ケースが少なかったこと。 ・収納ケースを広告媒体として利用することの配慮が少なかったこと。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

テレホンカード等と同じか厚い紙類の一部を長方形に切り抜いて挿入口（２） 、長辺押え枠（３）、短辺押え枠（４）、広告記載枠（５）を持つ押え部（１） を作る。

【０００５】 長辺押え枠（３）とほぼ同じ幅同じ長さで、押え部（１）側にストッパー片長 辺（１０）は広告記載枠（５）長辺の半分以下、ストッパー片短辺（１１）は広 告記載枠（５）短辺より数ｍｍ程度幅が狭い構造のストッパー片（９）を持つＬ 字形の接続部（７）と、受け口部（８）とを設けた台座部（６）を作る。

【０００６】 長辺の両側を接続部（７）の幅と同程度に均等に切り取りスタンド部（１４） を設け、台座部（６）の一部をスタンド部（１４）長辺と平行に数ｍｍ切り込ん で切込み部（１５）とし、スタンド部（１４）の内側に凸状に切り込みを入れて 挿入部位（１８）と支柱部位（１７）を持つスタンド支柱部（１６）を設ける。

【０００７】 紙類が容易に折り曲げられるように筋を付けた、押え部折曲げ線（１２）、接 続部折曲げ線（１３）、スタンド部折曲げ線（１９）、台状折曲げ線（２０）、 スタンド支柱部折曲げ線（２１）及び挿入部位折曲げ線（２２）を設ける。

【０００８】 接続部（７）を内側に折って長辺押え枠（３）と接続部（７）を台座部（６） に重ねて接着し、台座部（６）の一部に両面テープ等（２３）を装着する。

【０００９】 台座部（６）と短辺押え枠（４）との間に出来る隙間は、テレホンカード等を 出し入れする繰出し口（２４）となり、広告記載枠（５）とストッパー片（９） との隙間は収納したテレホンカード等を保持するカード支持部（２５）となる。

【００１０】 本考案は、以上の構成よりなり、机等の上に縦と横にも立てて置くこと及びテ レホンカード等を収納して携帯すること並びに手帳等の中表紙等に添付すること が可能なテレホンカード等収納具であり、机等の上に立てて置くときは、スタン ド部折曲げ線（１９）と台状折曲げ線（２０）で折り曲げて挿入部位（１８）を 支柱部位（１７）で止まるまで受け口部（８）に差し込んでスタンド部（１４） を扇状に広げ、テレホンカード等を収納して携帯するときは、スタンド部（１４ ）を鋏等を使って台状折曲げ線（２０）で台座部側（６）から切り離し、手帳等 に添付するときは、スタンド部（１４）を鋏等を使って台状折曲げ線（２０）で 台座部（６）から切り離し、装着した両面テープ等（２３）を剥がして手帳等の 中表紙等に固定する。

【００１１】 テレホンカード等を使用するときは、繰り出し口（２４）から親指等で押し出 して使い、収納するときは、挿入口（２）から挿入して手前に引き戻すことによ りテレホンカード等を収納する。

【００１２】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態について説明する。

【００１３】 テレホンカード等と同じか厚い紙類の一部を長方形に切り抜いて挿入口（２） 、長辺押え枠（３）、短辺押え枠（４）及び広告記載枠（５）を持つ押え部（１ ）を作る。

【００１４】 長辺押え枠（３）とほぼ同じ幅同じ長さで、押え部（１）側にストッパー片長 辺（１０）は広告記載枠（５）長辺の半分以下、ストッパー片短辺（１１）は広 告記載枠（５）短辺より数ｍｍ程度幅が狭い構造のストッパー片（９）を持つＬ 字形の接続部（７）と、受け口部（８）とを設けた台座部（６）を作る。

【００１５】 長辺の両側を接続部（７）とほぼ同じ幅に切り取ってスタンド部（１４）を設 け、台座部（６）の一部をスタンド部（１４）の長辺と平行に数ｍｍ切り込んで 切込み部（１５）とし、スタンド部（１４）の内側に凸状に切り込みを入れて挿 入部位（１８）と支柱部位（１７）を持つスタンド支柱部（１６）を作る。

【００１６】 紙類が容易に折り曲げられるように筋を付けた、押え部折曲げ線（１２）、接 続部折曲げ線（１３）、スタンド部折曲げ線（１９）、台状折曲げ線（２０）、 スタンド支柱部折曲げ線（２１）及び挿入部位折曲げ線（２２）を設ける。

【００１７】 接続部（７）を折って、長辺押え枠（３）と接続部（７）を台座部（６）に重 ねて接着し、台座部（６）の一部に両面テープ等（２３）を装着することで、台 座部（７）と短辺押え枠（４）との間に出来る隙間は、テレホンカード等の出し 入れの繰り出し口（５）となり、広告記載枠（５）とストッパー片（９）との隙 間は収納したテレホンカード等を保持するカード等支持部（２５）となる。

【００１８】 本考案は、以上の構成で、机等の上に立てて置くときは、スタンド部折曲げ線 （１９）と台状折曲げ線（２０）で折り曲げて挿入部位（１８）を支柱部位（１ ７）で止まるまで受け口部（８）に差し込み挿入部位（１８）を台座部（７）側 に折り曲げ、スタンド部（１４）を扇状に広げる。

【００１９】 テレホンカード等を収納して携帯するときは、スタンド部（１４）を鋏等を使 って台状折曲げ線（２０）で台座部側（６）から切り離し、両面テープ等（２３ ）を剥がさない状態で使用する。

【００２０】 テレホンカード等を手帳等の用具に添付して使用するときは、スタンド部（１ ４）を鋏等を使って台状折曲げ線（２０）で台座部（６）から切り離し、装着し た両面テープ等（２３）を剥がして手帳等の中表紙等に本考案を固定する。

【００２１】 テレホンカード等を使用するときは、親指等で繰り出し口（２４）からテレホ ンカード等を押し出すことで、テレホンカードの場合は公衆電話機のテレホンカ ード挿入口に、オレンジカード等の場合は券売機の挿入口に、磁気カードの場合 は読み取り機械の挿入口にそれぞれ容易に入れることができる。

【００２２】 テレホンカード等を収納するときは、親指等によってテレホンカード等を挿入 口（２）から挿入し、繰り出し口（２４）からテレホンカード等を一旦押し出し て手前に引き戻すことにより、容易に収納することができる。

【００２３】 また、本考案は、図４のように接続部（７）とほぼ同じ形状の覆い部（２６） を押え部（１）の長辺の両側に設けることにより、本考案の長辺側側面の紙類の 重なりを隠すことができ、図５のようにスタンド部（１４）及び受け口（８）を 設けずに台座部（６）の裏面にマジックテープを装着して本考案を自由に着脱で きるようにしたり、接続部（７）を台座と一体として設けずに別の独立した部材 で作ることにより挿入口（２）の高さをテレホンカード等の厚さに合わせること ができるようにしたり、挿入口（２）の形を口の字形以外にの亀甲形、小判形等 にしたり、本考案の材料に透明の合成樹脂を使うことによりテレホンカード等の 全体を見えるようにしたりすることができる。

【００２４】

【考案の効果】

以上説明したように本考案のテレホンカード等収納具は、机等の上にテレホン カード等を立てて置いたり、テレホンカード等を収納して携帯したり、手帳等の 用具に添付したりすることができ、また、ストッパー片（９）を設けることによ り、テレホンカード等の絵柄が本考案に隠れる割合を少なくしながら、広告記載 枠（５）の広告記載スペースを広く取ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面図

【図２】本考案のスタンドを使用した例の斜視図

【図３】本考案を組み立てたときの斜視図

【図４】本考案の応用的な例の平面図

【図５】本考案の応用的な例の平面図

【符号の説明】

（１）は押え部 （２）は挿入口 （３）は長辺押え枠 （４）は短辺押え枠 （５）は広告記載枠 （６）は台座部 （７）は接続部 （８）は受け口部 （９）はストッパー片 （１０）はストッパー片長辺 （１１）はストッパー片短辺 （１２）は押え部折曲げ線 （１３）は接続部折曲げ線 （１４）はスタンド部 （１５）は切込み部 （１６）はスタンド支柱部 （１７）は支柱部 （１８）は挿入部位 （１９）はスタンド部折曲げ線 （２０）は台状折曲げ線 （２１）はスタン部折曲げ線 （２２）は挿入部位折曲げ線 （２３）は両面テープ等 （２４）は繰出し口 （２５）はカード支持枠 （２６）は覆い部 （２７）はマジックテープ

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【手続補正書】

【提出日】平成８年８月１６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 テレホンカード、オレンジカード、磁気
   カード等（以下「テレホンカード等」という。）と同じ
   か厚い紙類を用いて、挿入口（２）、長辺押え枠
   （３）、短辺押え枠（４）及び広告記載枠（５）を持つ
   押え部（１）を作り、長辺押え枠（３）とほぼ同じ幅同
   じ長さで押え部（１）側にストッパー片長辺（１０）は
   広告記載枠（５）長辺の半分以下で、ストッパー片短辺
   （１１）は広告記載枠（５）短辺より数ｍｍ程度幅が狭
   い構造のストッパー片（９）を持つ接続部（７）と、受
   け口部（８）とを設けた台座部（６）を作り、長辺の両
   側を接続部（７）とほぼ同じ幅だけ切り取ってスタンド
   部（１４）を設け、台座部（６）の一部をスタンド部
   （１４）の長辺と平行に、数ｍｍ切り込んで切込み部
   （１５）とし、スタンド部（１４）の内側に凸状に切り
   込みを入れて支柱部位（１７）と挿入部位（１８）とを
   持つスタンド支柱部（１６）を設け、紙類が容易に折り
   曲げられるように筋を付けた、押え部折曲げ線（１
   ２）、接続部折曲げ線（１３）、スタンド部折曲げ線
   （１９）、台状折曲げ線（２０）、スタンド支柱部折曲
   げ線（２１）及び挿入部位折曲げ線（２２）を設け、接
   続部（７）を折って長辺押え枠（３）と台座部（６）に
   接着し、台座部（６）の一部に両面テープ等（２３）を
   装着することにより、台座部（６）と短辺押え枠（４）
   との間に出来る隙間はテレホンカード等を出し入れする
   ための繰出し口（２４）となり、広告記載枠（５）とカ
   ードストッパー片（９）との隙間は収納したテレホンカ
   ード等を保持するためのカード支持部（２５）となり、
   挿入部位（１８）を受け口部（８）に差し込み、スタン
   ド部（１４）を扇状に広げることにより、本考案を机等
   の上に、縦と横にも立たせて置くこと及びスタンド部
   （１４）を台座部側（６）から切り離すことにより、本
   考案をテレホンカード等収納具として携帯すること並び
   にスタンド部（１４）を台座部側（６）から切り離した
   上で、装着した両面テープ等（２３）を使うことで本考
   案を手帳等の中表紙等に固定することが可能となる、以
   上のような仕組みを設けてなるテレホンカード等収納
   具。