JPH11288556A - 情報提供システムおよび情報提供方法 - Google Patents

情報提供システムおよび情報提供方法

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JPH11288556A
JPH11288556A JP2692999A JP2692999A JPH11288556A JP H11288556 A JPH11288556 A JP H11288556A JP 2692999 A JP2692999 A JP 2692999A JP 2692999 A JP2692999 A JP 2692999A JP H11288556 A JPH11288556 A JP H11288556A
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JP
Japan
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customer
recording
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Application number
JP2692999A
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Inventor
Akihiro Kasahara
原 章 裕 笠
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客が望む情報を、簡易な手順で記録媒体に
記録することができる情報提供システムの提供。 【解決手段】 本発明の情報提供システムは、システム
全体を統括するセンター部1と、所定範囲の地域ごとに
設けられるデータ提供部2と、各地域内の複数の店舗3
を統括するローカル統括部4とを備える。これらセンタ
ー部1、データ提供部2、およびローカル統括部4は、
ネットワーク5を介して各種情報の送受信を行う。顧客
が望む情報が店舗にない場合には、ネットワーク5を介
してセンター部1やローカル統括部4から提供を受け
る。情報を記録媒体に記録する際には、その情報に関す
るラベル情報も併せて記録媒体に貼付等する。また、情
報を検索しやすいように、目次情報やイントロダクショ
ン情報等からなるインデックス情報を顧客に提供し、各
地域の法律等により販売が制限される情報はインデック
ス情報から除外する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽情報や映像情
報などの各種の情報を顧客の希望に応じて任意に選択し
てCD-R等の記録媒体に記録する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】顧客が指定したAV(Audio & Visual)情報
やゲーム用ソフトウェアなどの各種のデジタル情報をCD
-R(Compact Disc Recordable)等に記録するシステムが
提案されている(USP4,528,643)。この公報に開示された
システムでは、小売店に設けられたブースで、顧客がタ
ッチスクリーン等を用いて所望の情報を選択し、選択さ
れた情報をその場でCD-R等の記録媒体に記録する。ま
た、小売店に設置された情報記録装置に格納されていな
い情報を顧客が要求した場合には、ネットワークを介し
てマスターサイトから情報の提供を受ける。
【0003】このシステムによれば、顧客は、広範囲の
情報の中から、自分が望む情報だけを任意に選択して自
分独自の記録媒体を製作することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】音楽や映像などの各種
の情報は著作権や工業所有権の保護の対象となり、複製
するには著作権者等の権利者の許諾を受ける必要があ
る。上記公報が提供するシステムの場合、音楽CD等の各
種の情報を切り売りして販売するため、その前提とし
て、権利者から切り売り販売の許可を得ておく必要があ
る。また、切り売り販売した各情報について、著作権者
等の権利者に情報提供料金(著作権料など)を適正に支
払う必要がある。ところが、上記公報では、著作権等の
取り扱いを特に定めておらず、著作権者等の権利者の保
護が十分に図れないおそれがある。
【0005】また、上記公報に開示されたシステムで
は、顧客が望む情報が小売店にない場合に、その情報を
ネットワークを介して小売店に提供しているが、ネット
ワーク上での情報の保守性および機密性について、あま
り考慮されていない。また、上記公報のシステムでは、
記録媒体に情報を記録する際に、複製防止信号を記録し
て違法コピーの防止を図っているが、記録媒体が損傷し
た場合や情報の一部差し替えなど、記録媒体の複製が必
要となる場合もありうる。
【0006】また、CD-R等の記録媒体に顧客の希望する
情報を記録した場合には、記録した情報のタイトル等を
記したラベルを記録媒体に貼付するのが望ましいが、顧
客が自分でラベルを貼付するのは、手間がかかり、見た
目もよくない。上記公報でも、ラベルの作成について触
れているが、具体的なラベル作成手法については開示さ
れていない。
【0007】また、選択可能な情報の種類が多い場合に
は、目的とする情報を検索するのに時間がかかるおそれ
があり、任意の情報を簡易かつ迅速に選択できるような
検索手段を設けるのが望ましい。また、情報の種類によ
っては、各地域の法律や慣習等により販売が制限される
ものがあるが、上記公報では、これら特殊事情を考慮に
入れて情報を提供するような措置を取っていない。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、顧客が望む情報を、簡易な手
順で記録媒体に記録することができる情報提供システム
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明は、記録媒体に記録可能な各種の情報を格
納する情報格納部と、前記情報格納部に格納された情報
の中から少なくとも一部の情報を選択する情報選択部
と、前記選択した情報を記録媒体に記録する情報記録部
と、前記情報格納部に格納された各情報の利用頻度に応
じて、前記情報格納部に格納された情報を消去するか否
かを決定する情報消去判断部と、を備える。
【0010】ここで、消去とは、情報の書き換えが可能
なRAM等では、記録された内容を書き換えることを意
味し、情報の書き換えができないROM(Read Only Mem
ory)や光ディスク等の記録媒体では、記録媒体を交換す
ることを意味する。
【0011】また、本発明は、記録媒体に記録可能な各
種の情報を情報格納部に格納するステップと、前記情報
格納部に格納された情報の中から少なくとも一部の情報
を選択するステップと、前記選択した情報を記録媒体に
記録するステップと、前記情報格納部に格納された各情
報の利用頻度に応じて、前記情報格納部に格納された情
報を消去するか否かを決定するステップと、を備える。
【0012】また、記録媒体に記録した各情報の権利者
または提供者に支払うべき情報提供料金を集計する集計
部を備えてもよい。
【0013】また、本発明は、記録媒体に記録可能な各
種の情報を暗号化して格納する情報格納部と、前記情報
格納部に格納された情報の中から少なくとも一部の情報
を選択する情報選択部と、前記選択した情報を記録媒体
に記録する情報記録部と、前記選択した情報を解読する
のに用いられる暗号解読情報を提供する暗号解読提供部
と、前記暗号解読提供部が前記暗号解読情報を提供した
回数を計測する回数計測部と、前記回数計測部により計
測された回数に基づいて、前記情報格納部に格納された
情報の利用頻度を検出する情報利用頻度決定部と、を備
え、前記情報格納部に格納された情報は、前記暗号解読
情報により一回に限り解読が許可される。
【0014】また、複数の店舗と、これら全店舗を統括
制御するセンター部との間でデータの送受信を行う有線
または無線のネットワークを備え、前記センター部は、
乱数を発生する第1の乱数発生器と、この第1の乱数発
生器により発生された乱数を用いて前記暗号解読情報を
暗号化する暗号化部とを有し、前記店舗のそれぞれは、
前記第1の乱数発生器に同期して乱数を発生する第2の
乱数発生器と、この第2の乱数発生器により発生された
乱数を用いて前記暗号化部で暗号化された暗号解読情報
を復号化する復号化部とを有してもよい。
【0015】また、複数の店舗と、これら全店舗を統括
制御するセンター部との間でデータの送受信を行う有線
または無線のネットワークを備え、前記複数の店舗のそ
れぞれは、顧客の要求する情報が自己の店舗内に存在し
ない場合には、前記ネットワークを介して、他の店舗ま
たは前記センター部から該当する情報の提供を受けても
よい。
【0016】また、記録媒体に記録可能な各種の情報を
格納する情報格納部と、前記情報格納部に格納された情
報の中から少なくとも一部の情報を選択する情報選択部
と、前記選択した情報を記録媒体に記録する情報記録部
と、前記情報格納部に格納された情報を識別するための
インデックス情報を提供するインデックス提供部と、を
備え、前記インデックス提供部は、前記情報格納部に格
納された情報のうち、営業者間での契約、顧客の年齢、
および販売地域の少なくともいずれかを含む販売制約に
より販売が制限される情報については、その旨を明示し
たインデックス情報を提供するか、あるいは、前記販売
が制限される情報を除いたインデックス情報を提供して
もよい。
【0017】また、複数の店舗と、これら全店舗を統括
制御するセンター部との間でデータの送受信を行う有線
または無線のネットワークを備え、前記インデックス提
供部は、販売地域ごとあるいは店舗ごとに情報の販売量
を集計し、その集計結果に基づいて、売れ筋情報に関す
るインデックス情報を提供してもよい。
【0018】また、前記インデックス提供部は、前記売
れ筋情報に基づいて前記インデックス情報の表示順序を
設定してもよい。
【0019】また、前記インデックス提供部は、前記イ
ンデックス情報に含まれる各情報の概略を示すサマリー
情報と、前記インデックス情報に含まれる各情報の一部
であるイントロダクション情報との少なくとも一方を提
供してもよい。
【0020】また、本発明は、記録媒体に記録された情
報と同じ情報、または記録媒体に記録された情報に関連
のある情報を別個の記録媒体に記録する再記録部を備
え、前記情報記録部は、前記情報選択部により選択され
た情報を記録媒体に記録する際、記録媒体が正規に購入
したものであることを示す識別情報を記録媒体に記録
し、前記再記録部は、記録媒体に前記識別情報が記録さ
れている場合に限り、指定された情報の記録を行う。
【0021】また、記録媒体への記録が正常に行えなか
った場合に、前記情報記録部および前記再記録部の少な
くとも一方に対して再記録を許可する記録制御部を備え
てもよい。
【0022】また、前記情報記録部および前記再記録部
により記録媒体に記録を行う際に、記録媒体に記録され
る情報に関連するラベル情報を作成して記録媒体の所定
箇所に付加するラベル付加部を備えてもよい。
【0023】また、記録媒体にラベルを付加するか否か
を選択するラベル有無選択部と、記録媒体に付加するラ
ベルの種類を選択するラベル種類選択部と、を備え、前
記ラベル付加部は、前記ラベル有無選択部によりラベル
を付加することが選択された場合に、前記ラベル種類選
択部により選択された種類のラベルを記録媒体に付加し
てもよい。
【0024】また、顧客に提供した情報の履歴情報を格
納する携帯可能な履歴情報記憶装置と、前記履歴情報記
憶装置に格納されている履歴情報を表示装置に表示させ
る履歴情報表示制御部と、を備えてもよい。
【0025】また、前記履歴情報記憶装置に格納されて
いる履歴情報に関連のある情報を前記情報格納部から読
み出して顧客に提供する情報提供制御部を備えてもよ
い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報提供シス
テムについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は本発明に係る情報提供システムの一実施形態の概
略ブロック図、図2は図1の情報提供システムの接続形
態を説明する図である。
【0027】本実施形態の情報提供システムは、システ
ム全体を統括するセンター部1と、所定範囲の地域ごと
に設けられるデータ提供部2と、各地域に設けられる複
数の店舗3と、各地域内の店舗3を統括するローカル統
括部4とを備える。これらセンター部1、データ提供部
2、店舗3およびローカル統括部4は、ネットワーク5
を介して各種情報の伝送を行う。
【0028】ローカル統括部4は、図2に示すように、
担当する地域内の店舗3とネットワーク5を介して情報
の送受信を行う。なお、システムの規模に応じて、セン
ター部1とローカル統括部4を統合したり、ローカル統
括部4とデータ提供部2を統合してもよい。あるいは、
センター部1のみで全店舗3を統括制御してもよい。
【0029】センター部1内には、図1に示すように、
暗号解読キーテーブル11と、暗号解読キー暗号化回路
12と、第1の乱数発生器13と、課金装置14と、通
信回路15と、店舗IDテーブル16とが設けられる。
店舗情報を暗号解読キーの暗号化に用いてもよい。この
場合、各店舗で解読する場合に、自分の店舗IDも使用
して暗号を解読することもできる。
【0030】暗号解読キーテーブル11は、暗号を解読
するのに必要な複数の暗号解読キーを格納する。暗号解
読キー暗号化回路12は、第1の乱数発生器13で発生
された乱数に基づいて暗号解読キーを暗号化する処理を
行う。課金装置14は、顧客に提供した情報提供料金の
課金処理を行う。店舗IDテーブル16は、ネットワー
クに接続された各店舗に固有のID情報を格納する。
【0031】店舗内には、図3に詳細構成を示すよう
に、センター部1等とデータ通信を行う通信回路21
と、情報の選択を行う操作端末22と、インデックス情
報等を表示する表示装置23と、顧客が要求した情報等
を出力する出力装置24と、暗号解読キーの解読を行う
暗号解読キー解読回路25と、暗号解読キーの解読に用
いる乱数を発生する第2の乱数発生器26と、データ復
号化回路27と、顧客に提供する各種の情報を格納する
情報蓄積装置28と、購入前に各種情報のサマリー情報
やイントロダクション情報等を顧客に提供する情報視聴
装置29と、顧客が選択した情報を記録媒体に記録可能
なデータに変換するデータ変換装置30と、インデック
ス情報を格納するインデックス情報蓄積装置31と、情
報の提供料金(顧客に対する請求料金)を集計する料金
管理装置32と、記録媒体への記録を行う記録媒体製造
装置33と、記録媒体に貼付等するラベルを作成するラ
ベル作成装置34と、全体を制御する制御装置35とが
設けられる。
【0032】操作端末22は、例えばキーボードやタッ
チスクリーン等からなり、顧客の指示内容を取り込む。
表示装置23は、メニュー選択画面や、提供する情報の
一覧を示すインデックス情報などを表示する。出力装置
24は、例えばプリンタからなり、顧客が選択した情報
やインデックス情報や課金情報などをプリントアウトす
る。
【0033】暗号解読キー解読回路25は、暗号化され
ている暗号解読キーを、第2の乱数発生器26で発生さ
れた乱数を用いて元の暗号解読キーに復号する。第2の
乱数発生器26と第1の乱数発生器で発生する乱数は、
一定時間内で同一または一定の規則性を有する。
【0034】データ復号化回路27は、センター部から
送信された暗号化された情報を、暗号解読キー解読回路
25で復号した暗号解読キーを用いて解読する。
【0035】情報蓄積装置28は、ハードディスク装置
(HDD)等の大容量記録装置や複数の光ディスクを収
納したデュークボックス等で構成され、顧客に提供する
各種の情報を暗号化した状態で格納する。情報蓄積装置
28のデータ容量には限りがあるため、利用頻度の高い
情報が主に格納される。
【0036】暗号解読キー暗号化回路12は暗号解読提
供部と暗号化部に対応する。第1の乱数発生器13は第
1の乱数発生器に対応する。操作端末22は、情報選択
部、ラベル有無選択部、およびラベル種類選択部に対応
する。暗号解読キー解読回路25は復号化部に対応す
る。第2の乱数発生器26は第2の乱数発生器に対応す
る。情報蓄積装置28は情報格納部に対応する。料金管
理装置32は集計部に対応する。記録媒体製造装置33
は情報記録部と再記録部に対応する。ラベル作成装置3
4はラベル付加部に対応する。制御装置35は、情報消
去判断部、回数計測部、情報利用頻度決定部、記録制御
部、履歴情報表示制御部、および情報提供制御部に対応
する。また、ICカードは履歴情報記憶装置に対応す
る。
【0037】各店舗3は、顧客から要求のあった情報が
店舗内の情報蓄積装置28にあれば、その情報をCD-R等
の記録媒体に格納して顧客に提供し、情報がなければ、
最寄りのローカル統括部4に問い合わせる。ローカル統
括部4は、店舗3から問い合わせのあった情報が最寄り
のデータ提供部2にあるか否かを検索し、その情報があ
れば、データ提供部2から読み出して店舗3に提供す
る。一方、その情報がなければ、他のデータ提供部2あ
るいはセンター部1に問い合わせる。
【0038】インデックス情報蓄積装置31は、顧客に
提供する情報の目次情報、サマリー情報、イントロダク
ション情報およびプレビュー情報等(以下では、これら
情報をまとめてインデックス情報と呼ぶ)を暗号化しな
い状態で格納する。
【0039】図2に示す店舗3は、具体的には、コンビ
ニエンスストア、ピザ等の飲食店や荷物の宅配業者、駅
等に設置された各種の自動販売機、レコード店や書店等
の各種小売店、カラオケボックスなどからなる。
【0040】店舗3内で情報を選択する方法としては、
店頭あるいは店内に設けられた操作端末22を顧客が操
作して情報を選択する方法や、電話、FAX、インターネ
ット、IT(Information Technology)ビジョン等の各種の
通信媒体を介して情報を選択する方法や、顧客が店頭に
て口頭で注文する方法や、営業マンが顧客を直接訪問し
て注文を受ける方法などが考えられる。
【0041】電話等の通信媒体を介して、あるいは口頭
で顧客の注文を受ける場合には、カラオケや通信販売な
どと同様に、提供可能な情報の一覧を記載した冊子(カ
タログ)や、インターネットのホームページ等を用意す
ればよい。また、新規情報の販売が開始される前に、予
約注文を受け付けてもよい。予約注文を受け付ければ、
新規情報の販売開始後すぐにその情報を顧客に提供する
ことができる。
【0042】また、操作端末22を店頭や店内に設置す
る場合には、銀行の自動預け入れ支払機のようなタッチ
パネルディスプレイや、キー操作が不要な音声自動認識
機能付きの端末を設けるのが望ましい。
【0043】この操作端末22では、最新のヒット曲や
ヒットゲームを宣伝する音楽などの音楽情報を常時流し
ており、できれば、画面に表示された内容に関連のある
映像を表示するのが望ましい。
【0044】また、操作端末22に、人の存在を検知す
る赤外線や超音波等によるセンサーを取り付け、人が一
定時間そのセンサーが検知する範囲に存在すると、表示
画面が顧客対応画面に切り替わるようにしてもよい。ま
た、センサーが人の存在を検知した場合には、今まで流
していた音楽情報を止めて、人の注意を顧客対応画面に
引きつけるために、「いらっしゃいませ」などの音声に
よる案内情報を提供してもよい。
【0045】この顧客対応画面はメニュー形式になって
おり、顧客対応画面が表示される直前に提供した音楽や
宣伝内容表示画面へのジャンプができるようにするのが
望ましい。
【0046】また、操作端末22にヘッドホンを少なく
とも1つ設けて、音量を調整可能なスイッチやボリュー
ム、あるいはそれに相当する操作部材を設けるのが望ま
しい。なお、外部スピーカについては、音量を顧客が勝
手に調整しないように、顧客がアクセスできない位置に
ボリュームを設けるのが望ましい。
【0047】ただし、カラオケボックスのように、同一
情報を欲する顧客のみが閉じた空間にいる場合は、スピ
ーカの音量調整のボリュームは顧客が通常アクセスでき
る位置に配置するのが望ましい。
【0048】また、操作端末22で料金決済を行うとと
もに引換券を発行し、この引換券を顧客が店員に渡し
て、所望の情報が記録された記録媒体を受け取るように
してもよい。顧客が要求する情報が店舗3内にない場合
には、ネットワーク5を介して情報の提供を受けるか、
あるいは、後日顧客に宅配便等で届けてもよい。
【0049】顧客が購入した情報の代金の支払い方法
は、代表的なものとして、クレジットカード等によるロ
ーン払いと現金支払いがあり、宅配便で記録媒体を届け
てもらう場合には、着払いでもよい。また、代金は、PO
S(Point of Sales)と連動させるのが望ましい。
【0050】また、各情報の販売価格は、図1のセンタ
ー部1やローカル統括部4が決定する場合と、各店舗3
が独自の判断で決定する場合が考えられる。
【0051】図4は図1の情報提供システムの概略動作
を示すフローチャートである。このフローチャートは、
顧客がいずれかの店舗3に設けられた端末を操作して情
報の提供を受ける例を示している。
【0052】図4のフローチャートの処理は、各店舗3
ごとに設けられるIDカードを店舗3内のカードリーダ
に差し込んでIDの照合に成功した場合に開始される。
【0053】まず、顧客が操作端末22を介して入力し
たIDがすでに登録されているか否かを判定する(ステ
ップS1)。なお、顧客自身でIDを入力する代わり
に、IDが記録されたICカードや磁気カード等をカー
ドリーダで読み取ってIDの照合を行ってもよい。
【0054】IDがまだ登録されていなければ、顧客に
提供する情報を最大限に制限する非会員モードに設定し
てよいか否かについて、顧客に確認を求める(ステップ
S2)。顧客が非会員モードを否定した場合は、ステッ
プS1に戻る。一方、顧客が非会員モードを肯定した場
合は、非会員モードに設定する(ステップS3)。
【0055】ステップS1またはS3の処理が終了する
と、顧客に提供可能な情報の一覧を示すインデックス情
報を表示する(ステップS4)。
【0056】図5はインデックス情報の一例を示す図で
ある。インデックス情報は通常、階層構造になってお
り、まず初めに最上位階層のインデックス情報が表示さ
れる。顧客が操作端末22により図示のA〜Gのいずれ
かを選択すると、図6に示すように、下位階層のインデ
ックス情報が表示される。あるいは、図5の画面で、キ
ーワードを入力して検索ボタンB1を押すことでも、情
報の選択を行える。なお、図6の「戻る」ボタンB3を
押すと、一つ上位の階層のインデックス情報が表示され
る。また、図5の画面でキーワードを入力してから検索
ボタンB1を押してもよい。
【0057】次に、提供を受けたい情報を顧客が選択し
たか否かを判定する(ステップS5)。顧客がまだ情報
を選択していない場合はステップS5に留まり、顧客が
情報を選択すると、その情報が店舗3内の情報蓄積装置
28に存在するか否かを判定する(ステップS6)。
【0058】顧客が要求した情報が店舗3内の情報蓄積
装置28に存在しない場合は、センター部1にその情報
の提供を要求する(ステップS7)。この要求に応え
て、センター部1は、要求された情報を検索する(ステ
ップS8)。センター部1は、要求された情報がセンタ
ー部1内に存在する場合はその情報を読み出し、また、
その情報がセンター部1内に存在しない場合はデータ提
供部2やローカル統括部4に問い合わせる。
【0059】次に、センター部1は、要求された情報を
暗号化して送信する(ステップS9)。次に、情報を要
求した店舗3は、センター部1から送信された暗号化情
報を受信する(ステップS10)。
【0060】ステップS6において顧客が要求した情報
が情報蓄積装置28に存在すると判定された場合、ある
いはステップS10の処理が終了した場合には、センタ
ー部1で暗号化した情報を解読するのに必要な暗号解読
キーを、第1の乱数発生器13を用いて暗号化する(ス
テップS11)。
【0061】ここでは、顧客の要求した情報に対応する
暗号解読キーを暗号解読キーテーブル11から参照し、
参照した暗号解読キーを、第1の乱数発生器13から出
力される乱数(数、文字等)を用いて、暗号化回路12
により暗号化する。ここで、第1の乱数発生器13は、
一定時間ごと(例えば、1分ごと)に新たな乱数を発生
し、新たな乱数が発生されるたびにステップS9の処理
を行う。
【0062】次に、暗号化した顧客提供情報と暗号解読
キーをネットワークを介して店舗3に送信する(ステッ
プS12)。店舗3は、暗号化された顧客提供情報と暗
号解読キーを受信した後(ステップS13)、第2の乱
数発生器26で発生された乱数を用いて暗号解読キーの
復号を行う(ステップS14)。ここで、店舗3内の第
2の乱数発生器26は、センター部1内の第1の乱数発
生器13に同期しており、センター部1内の第1の乱数
発生器13で発生された乱数と関連のある乱数が店舗3
内の第2の乱数発生器26で発生される。
【0063】次に、復号した暗号解読キーを用いて、暗
号化された顧客提供情報を解読して顧客に提供する(ス
テップS15)。
【0064】本実施形態は、記録媒体の種類、提供情報
の種類、提供情報の更新、インデックス情報、ラベル作
成、通信形態、情報の暗号化、情報の蓄積、複製防止、
記録媒体への記録、情報の切り売り、情報の再販売/レ
ンタル、CM情報の有無、提供情報のバージョンアッ
プ、およびネットワークの形態に特徴があり、以下、こ
れらについて順に詳述する。
【0065】[記録媒体の種類]顧客に提供する記録媒
体は、CD-R、MD(Mini Disc)、PD、DVD-R(Digital Video
Disc Recordable)等のデジタル記録媒体の他、カセット
テープやビデオテープ等のアナログ記録媒体でもよい。
また、複数種類の記録媒体の中から、顧客の希望に応じ
て任意の記録媒体を選択できるようにしてもよい。その
場合には、図3のデータ変換装置30により、顧客の希
望する記録媒体に応じたフォーマットにデータを変換す
る必要がある。
【0066】[提供情報の種類]店舗3で販売される情
報には特に制限はなく、例えば、音楽情報(市販されて
いるCD等のデータの他、個人が自主制作した自作データ
も含む)、ゲーム機用ソフトウェア、コンピュータ用ソ
フトウェア、映画情報、テレビの番組情報(ドラマ、バ
ラエティ、ドキュメント、スポーツ、ニュース等で、主
にCMを抜いたもの)、テレビやラジオのCM情報、新聞
や雑誌等の書籍情報、カーナビゲーション用等の地図情
報、観光案内情報などが考えられる。
【0067】店舗3内の情報蓄積装置28には、売れ筋
データが主に格納される。これは、情報蓄積装置28の
記録容量をなるべく少なくして、システム全体の設備コ
ストを下げるためである。顧客から要求のあった情報が
情報蓄積装置28に格納されていない場合には、ネット
ワーク5を介して、図1に示したデータ提供部2やセン
ター部1から情報の提供を受ける。あるいは、DVD-RAM
や磁気テープなどの大容量記録媒体に最新の売れ筋デー
タを格納しておき、宅配便等により定期的に各店舗3に
配送してもよい。この場合、搬送された記録媒体を、店
員が情報蓄積装置28にセットして情報の更新を行う。
その際、店員が操作を間違えないように、不要情報の削
除作業と売れ筋情報の格納作業を自動化するのが望まし
い。
【0068】[提供情報の更新]DVD-RAM等の大容量記
録媒体を介して新作情報を配送する場合には、ネットワ
ーク5を介して情報の更新を行う場合よりもコストが余
計にかかる。このため、前者の場合は、後者の場合より
も、情報提供者の登録料金を高くする代わりに、情報提
供者が受け取る情報提供料を後者よりも多くすればよ
い。
【0069】音楽や映像等のAV(Audio & Visual)情報
は、売れ筋データが頻繁に入れ替わるため、定期的に
(例えば、一日に一回)ローカル統括部4からネットワ
ーク経由で新規情報を提供するのが望ましい。新規情報
は一定期間の間、情報蓄積装置28に格納され、利用頻
度が低い場合には削除される。削除するか否かの判断
は、センター部1やローカル統括部4が原則として行
い、地域性の高い情報については、各店舗3が独自の判
断で行ってもよい。
【0070】なお、システム全体のコストを下げるに
は、情報蓄積装置28のデータ格納量を減らすだけでな
く、データ提供部2やセンター部1のデータ格納量も減
らす必要がある。このため、隣接する複数のデータ提供
部2や店舗3がそれぞれ異なる情報を分担して所有し、
自己が所有しない情報についてはネットワーク5を介し
て他のデータ提供部2や店舗3からリアルタイムに提供
を受けるようにしてもよい。これにより、重複データを
所有せずに済み、システム全体の設備コストを低減でき
る。
【0071】また、売れ筋データは、地域によって変動
することがあるため、地域別の販売実績に応じて、各デ
ータ提供部2や店舗3に格納するデータ量を動的に切り
替えてもよい。その場合、時間を重み関数としてデータ
量を選定するのが望ましい。また、一般に、通信伝送距
離により通信料が変化するため、通信料も加味して、各
データ提供部2や店舗3に格納されるデータ量の配分を
行ってもよい。
【0072】[インデックス情報]図3に示した店舗3
内の情報視聴装置29のディスプレイ(不図示)には、
選択可能な情報の一覧を示すインデックス情報が表示さ
れる。このインデックス情報は、新たな情報が提供され
ると、同時に更新される。例えば、AV情報や新聞情報な
どのように、日々新たな情報が提供されるものについて
は、例えば、一日に少なくとも一回、定期的にインデッ
クス情報を更新するのが望ましい。インデックス情報を
更新する場合は、差分情報のみをネットワーク5を介し
て送信したり、あるいは、インデックス情報の総量が少
ない場合は全情報を入れ替えてもよい。
【0073】また、新作情報や最新のインデックス情報
を、宅配便等により各店舗3に配送してもよい。あるい
は、記録媒体に記録する情報を識別するためのシリアル
番号情報やインデックス情報はネットワーク5を介して
送信し、情報の中身自体は宅配便等を利用して各店舗3
や顧客に配送してもよい。
【0074】なお、タイトル等のインデックス情報だけ
では、情報を選択すべきか否かを的確に判断できない場
合がある。このため、例えばインデックス情報にイント
ロダクション情報やサマリー情報等を含めておき、これ
ら情報をその場で視聴できるようにするのが望ましい。
その場合には、情報視聴装置29に、ヘッドホン、スピ
ーカ、ディスプレイ等のAV装置を備えておく必要があ
る。
【0075】また、目的とする情報を簡易かつ迅速に検
索できるように、インターネットのホームページ検索と
同様の検索エンジンを設け、ジャンル別、キーワード
別、作者別など多彩な検索機能を用意するのが望まし
い。また、音楽情報を検索する際には、顧客がマイクを
通して音声入力したフレーズやリズムを、音声認識機能
により特徴抽出して検索を行ってもよい。
【0076】また、同種の情報が複数検索された場合に
は利用頻度が高い順に表示するのが望ましい。また、ゲ
ーム用ソフトウェアなどのように、発売前から大量の販
売が予測される場合には、購入実績によらずに予め表示
優先順位を上げておいてもよい。
【0077】また、地域や店舗3ごとに売れ筋情報が異
なることがあるので、店舗3ごとに販売実績をローカル
統括部4やセンター部1に送って、センター部1等で販
売実績を集計してインデックス情報の表示優先順位を決
定するか、あるいは、地域別あるいは店舗3ごとに表示
優先順位を設定してもよい。
【0078】販売される情報の中には、地域限定型の情
報もありうるので、インデックス情報の中に販売可能地
域や系列店に関する情報も含めておき、販売可能でない
地域や系列店以外の店舗3では、一部のインデックス情
報を表示させないようにしてもよい。地域を限定する範
囲が、県単位や国単位など、広範囲に及ぶ場合には、各
地域ごとに別々のインデックス情報を作成してもよい。
【0079】また、インデックス情報を予め複数の言語
に翻訳しておき、各地域で標準的に使用される言語でイ
ンデックス情報を提供するのが望ましい。また、顧客の
希望により、他の言語に切り替え可能にしてもよい。
【0080】販売される情報の中には、性的描写や暴力
的描写などのように、各地域の法律や慣習、あるいは営
業者間の契約等により販売が制限される情報がある。こ
のため、これら法律や慣習等を考慮に入れて、インデッ
クス情報を表示するのが望ましい。例えば、特定の情報
について購入が許されていない顧客に対しては、その情
報に関するインデックス情報を提供しないのが望まし
い。あるいは、インデックス情報を表示する際、販売制
限事項を強調表示して顧客の注意を喚起してもよい。
【0081】また、情報の販売制限を徹底させるため
に、各店舗3のレジ等で、顧客の会員カードやクレジッ
トカード等によりチェックしてもよい。このチェック
は、店員が行ってもよいが、自動化してもよい。また、
これらカードで適正な判断が下せない場合は、販売を禁
止するか、あるいは、身分証明書等の提示を求めてもよ
い。
【0082】インデックス情報に含まれる各種情報の販
売を許可するか否かの判断は、最新のインデックス情報
が作成された段階で、各店舗3を管理するセンター部1
やローカル統括部4により行われ、この判断結果に従っ
て、各店舗3は情報の販売を行う。
【0083】[ラベル作成]図3に示したラベル作成装
置34は、記録媒体に記録した情報のタイトルや、タイ
トルに付属する画像情報や、顧客が希望する情報等を記
したラベルを作成する。このラベルは、顧客が注文した
情報を記録した記録媒体に自動的に貼付等される。ある
いは、ラベルだけ別に顧客に渡してもよい。
【0084】記録媒体がCD-R等の円盤状の場合には、ド
ーナツ状のラベルシールが望ましい。また、記録媒体に
記録する情報を一部追加したり削除したりする場合にラ
ベルを簡易に交換できるように、ラベルのシール部材に
は、剥離が容易な粘着材料を用いるのが望ましい。
【0085】ラベルには、シリアル番号や販売年月日等
の情報を目視で確認できるように印字するのが望まし
い。これにより、正規のルートで購入した記録媒体か否
かを容易に判別でき、悪用目的での複製を確実に防止で
きる。また、ラベル内にバーコード等の識別画像をプリ
ントしてもよい。
【0086】なお、ラベルは、シート状のものに限られ
ず、いったん転写紙に印刷したインク材料を、熱等によ
り記録媒体の外表面に転写してもよい。あるいは、昇華
型プリンタ等を用いて直接記録媒体に印字してもよい。
この場合、ディスクの下地をつや消し白にすれば、発色
性に優れるため、より望ましい。
【0087】また、記録媒体を収納するケース用のラベ
ルを作成してもよい。この場合、ケースの寸法に見合っ
たサイズで、所定位置に切り込みが入った専用紙を使用
し、この専用紙にタイトル等の情報をプリンタ等で印字
した後、切り込み位置で切り取ってケースにはめ込む。
実際にプリントされる領域は、専用紙のサイズより若干
大きい範囲に設定するのが望ましい。また、プリント後
に専用紙を簡易に切り取れるように、切り取り位置に専
用の打ち抜き装置で折り目や切れ目を付けておくのが望
ましい。
【0088】また、歌詞カード等の付属印刷物は、ケー
スに容易に収納できるように、屏風状に折り目の付いた
用紙に印刷するのが望ましい。
【0089】また、成人指定である旨や著作権の所在等
の注意書きをラベル中に記載してもよい。このようにす
れば、未成年者に成人指定のビデオ等を販売することを
未然に防止できる。
【0090】なお、ラベルを不要と考える顧客もいるの
で、ラベルを作成するか否かを顧客が任意に選択できる
ようにしてもよい。ラベルを作成しない場合には、その
分、販売料金を低くしてもよい。また、ラベルに印刷す
る情報や模様を複数種類用意しておき、顧客が任意に選
択できるようにしてもよい。
【0091】[通信形態]本実施形態のネットワーク
は、ISDN回線等の有線で構成してもよいが、衛星放
送等の無線で構成してもよい。図7はセンター部1やロ
ーカル統括部4と衛星放送を介して情報の送受信を行う
店舗3内のハードウェア構成を示すブロック図である。
同図に示すように、店舗3内には、図3の通信装置18
の代わりに、衛星アンテナ41と、変復調回路42と、
デコーダ43と、エンコーダ44と、データ伸長回路4
5と、データ圧縮回路46とが設けられる。衛星からの
電波は衛星アンテナ41さえあれば誰でも受信できるた
め、機密性を維持するために各種の情報を暗号化して送
受信する。衛星アンテナ41で受信されたデータは、変
復調回路42で復調された後、デコーダ43で解読され
る。解読されたデータはデータ伸長回路45で元の情報
に復元されて記録装置47に格納される。この記録装置
47は、図1のデータ提供部2や、図3の情報蓄積装置
28に相当する。
【0092】一方、店舗3からセンター部1等に送信す
る情報は、データ量を低減するためさそにデータ圧縮回
路46で圧縮された後、エンコーダ44で暗号化され
る。暗号化されたデータは、変復調回路42で変調信号
に変換されて衛星アンテナ41から送出される。
【0093】[暗号化]暗号化の一手法として、一回の
み使用できる暗号解読キーをセンター部1やローカル統
括部4から送信し、このキーを使って各店舗3で暗号の
解読を行う方法がある。
【0094】ここで、暗号解読キーは、所定の情報に対
するリクエストが店舗3からセンター部1やローカル統
括部4に対して出された場合、センター部1やローカル
統括部4からリクエストのあった店舗3に対してのみ、
リクエストのあった情報のみを解読するのに必要な暗号
解読キーが配信される。
【0095】なお、暗号解読キーは、高い機密性を保つ
必要がある。このため、暗号解読キーに限っては、電話
回線等の「一対一」の通信形態を利用することにより、
「一対多」の通信形態を利用する衛星放送よりもセキュ
リティ面での確実性を高めることができ、より好まし
い。
【0096】なお、暗号化の具体的手法としては、図1
のデータ提供部2や図3の情報蓄積装置28内に各種の
情報を暗号化して格納しておき、暗号解読キーで解読し
た情報が記録媒体に格納される。
【0097】このようにすれば、暗号解読キーがない限
り、暗号化された情報を解読できないため、機密性が向
上する。また、記録媒体に記録する際、複製防止信号を
記録すれば、よりいっそう機密性が向上する。また、暗
号解読キーは一回しか利用できないため、センター部1
やローカル統括部4が各店舗3に暗号解読キーを送った
回数をカウントすることで、各情報の利用頻度を正確に
把握することができる。なお、暗号解読キーは、無線通
信を行う場合のみ適用できるものではなく、図1のネッ
トワーク5を介して有線通信を行う場合にも適用でき
る。
【0098】[情報の蓄積]図1のデータ提供部2や図
3の情報蓄積装置28に各種の情報を格納する処理は、
センター部1、あるいは不図示のデータ管理会社が行
う。顧客の趣向はさまざまであるため、売れ筋情報だけ
でなく、利用頻度が少ない情報も、データ容量に余裕が
ある限り、できるだけ多く格納するのが望ましい。ま
た、インターネット等を介して提供される各種のデータ
ベースの情報も同時に提供してもよい。
【0099】また、アマチュアバンド等が自己制作した
音楽テープ等も、一定の基準を満たすことを条件に、デ
ータ提供部2等に登録するサービスを行ってもよい。こ
の場合、情報量のサイズと登録期間に応じて課金し、販
売数量に応じて、著作権料等の情報提供料金を著作権者
等の権利者に支払う。
【0100】なお、登録者に支払う金額に関して、以下
の等のいくつかの選択肢を設けてもよい。登録料
金(保管費)を安くする代わりに、情報提供料金も少な
くする。登録料(保管費)を高くする代わりに、情報
提供料金を多くする。
【0101】[複製防止]CD-R等の記録媒体に記録した
情報は、そのままでは、簡単にコピーされるおそれがあ
る。そこで、図3の記録媒体製造装置33は、記録媒体
に情報を記録する際、複製防止信号(ウオーターマーク
等)を記録媒体に記録するのが望ましい。あるいは、記
録する各情報の中に、予め複製防止信号を含ませてお
き、特殊な記録装置でなければ記録媒体への記録ができ
ないようにしてもよい。
【0102】あるいは、販売される各情報の中に、複製
防止信号とは異なる不正販売防止情報を暗号形式で組み
込んでおき、正規ユーザのみに与えられる暗号解読キー
がない限り、記録媒体への記録ができないようにしても
よい。これにより、例えばソフトウェアのバージョンア
ップ時等に不正コピーを防止できる。
【0103】不正販売防止情報の具体例としては、例え
ばシリアル番号を記録媒体の所定箇所に書き込めばよ
い。このシリアル番号をディスクの複数箇所に書き込め
ば、冗長性が向上してより望ましい。また、シリアル番
号自体を暗号化してもよい。
【0104】CD-RやMD等のように、音楽CDフォーマット
等の原データと同じデジタル信号での複製が許可されて
いない記録媒体に対しては、固有のヘッダ情報やエラー
訂正コードを付加し、インターリーブや信号変調等を行
って記録するのが望ましい。
【0105】また、MOのように、原データと同じデジタ
ル信号での複製が許可されている記録媒体に対しては、
固有のヘッダ情報やエラー訂正コードを付加し、インタ
ーリーブや信号変調等を行い、さらに、複製防止信号を
付加して記録するのが望ましい。
【0106】アナログテープ等のアナログ記録媒体に音
楽情報等を記録する場合には、情報蓄積装置28等から
読み出した情報をD/A変換した後、顧客の希望により、
ドルビーシステム等のノイズリダクション処理を施して
記録する。
【0107】アナログVTR等に映像信号をアナログ記録
する場合には、SVHS方式か、通常のVHS方式かを選択で
きるようにし、かつ、コピー防止信号を付加して記録す
る。
【0108】[記録媒体への記録]図3に示した記録媒
体製造装置33は、記録媒体への記録時に、ベリファイ
を行って記録精度を一定基準以上に維持するのが望まし
い。また、記録と同時にベリファイを行うマルチヘッド
を採用すれば、記録時間を短くできる。その際、高速回
転で記録を行える記録装置を使用すれば、顧客の待ち時
間をより短く(例えば、3分以内に)することができ
る。
【0109】また、図3の記録媒体製造装置33が記録
媒体に情報を記録する際に、正常に記録ができない場合
には、自動的に他の記録媒体に取り替えるようにしても
よい。
【0110】さらに、記録媒体を有効利用するため、記
録媒体の空き領域に、新たな情報を追加記録できるよう
にしてもよい。また、情報蓄積装置28に圧縮データを
格納しておき、圧縮データを解凍してから記録媒体に記
録するようにしてもよい。また、画像情報や音声情報
は、データ量が膨大なため、顧客の希望する圧縮フォー
マットで圧縮してから記録媒体に記録してもよい。
【0111】また、CD-R等の一部の記録媒体は、媒体の
内周縁や外周縁に、プリピット信号をスタンプできるよ
うになっているため、特殊な情報(例えば、販売店、販
売国、販売年等の情報)をプリピット信号として記録し
てもよい。なお、プリピット信号は、目視で確認できる
ようにしても、できないようにしてもよい。また、プリ
ピット信号を利用して複製防止対策を行ってもよい。
【0112】CD-R等の記録媒体は、まれに読み取り不良
が起きるため、読み取り不良が起きた場合には、正規の
購入者に対して新たな記録媒体を提供するのが望まし
い。ただし、違法コピーを防止するため、元の記録媒体
のラベル等に顧客のID等を記録しておき、読み取り不
良の記録媒体を持ち込んだ顧客に入力されたIDが一致
した場合のみ、再記録を認めるのが望ましい。
【0113】また、顧客が要求した情報が、容量オーバ
ー等で記録媒体に格納できない場合がありうるため、記
録媒体に記録する前にまず適合チェックを行い、記録媒
体に記録できない場合には、エラーメッセージ等の警告
を行うのが望ましい。
【0114】[情報の切り売り]店舗3内で音楽情報を
販売する場合には、音楽CD等の市販ディスク中から任意
の曲を選択し、顧客独自のアルバムを作れるようにする
のが望ましい。このため、市販ディスク中の各曲に管理
番号を付け、「12345-1」や「12345-2」のようにサブ番
号で各曲を管理するのが望ましい。
【0115】ただし、市販ディスク中の各曲をばら売り
することは、著作権上の問題が生じるため、著作権者の
許可が得られたものだけ、ばら売りを行うようにするの
が望ましい。
【0116】[情報の再販売/レンタル]一度販売した
情報を、買い戻すサービスを設けてもよい。すなわち、
レンタルビデオやレンタルCDと同じように、一定期間だ
け顧客の望む情報を貸し出してもよい。この場合、記録
媒体は、顧客のものを利用しても、店舗3のものでもよ
い。ただし、情報を販売する場合と、情報を貸し出す場
合では、著作権法上の取り扱いが異なるため、事前に著
作権者の許可を得ておく必要がある。また、情報を販売
する場合と貸し出す場合とで、異なる料金を設定しても
よい。
【0117】情報を返却または消去する店舗3は、情報
を貸し出した店舗3と一致していなくてもよい。その場
合は、データを貸し出した店舗3に対し、データが返却
された店舗3から顧客に支払われたキャッシュバック金
額相当を振り替えするシステムや、同等の機能を有する
システムをPOSシステム等の清算システムに組み込むの
が望ましい。
【0118】また、いったん記録した情報の一部または
全部を消去するサービスを設けてもよい。消去した場合
には、顧客の使用期間に応じて、販売料金の一部をキャ
ッシュバックしてもよい。あるいは、消去した情報の代
わりに新規の情報を記録媒体に記録する場合には、割安
の料金を設定してもよい。
【0119】[CM情報の有無]また、特定のテレビ番
組情報を販売する場合には、CM込みの場合と、CMなしの
場合とを選択できるようにしてもよい。すなわち、顧客
の中には、番組の内容のみの提供を希望する者と、番組
の内容はともかく低料金での提供を希望する者がいるた
め、CM込みの場合の料金を安く、CMなしの場合の料金を
高く設定すればよい。
【0120】また、テレビ番組以外の情報、例えばAV情
報やゲーム用ソフトウェアなども、CM情報込みで販売し
てもよい。例えば、ゲーム用ソフトウェアに、新作ゲー
ムのお試し版を付加したり、映画情報に新作映画のプレ
ビューを付加してもよい。この場合、CM情報の提供先が
著作権料等の一部を負担するようにすれば、その分、提
供価格を安く設定することができる。
【0121】[情報のバージョンアップ]コンピュータ
のソフトウェアをバージョンアップする場合などは、前
バージョンの記録媒体が不要になるため、不要になった
記録媒体を回収するサービスを行ってもよい。この場
合、回収した記録媒体を著作権者に返却するか、破棄す
るかし、また、記録媒体を返却した顧客に対しては、若
干の料金をキャッシュバックしてもよい。あるいは、割
安で、新バージョンの記録媒体を提供してもよい。
【0122】このように、情報の返却、バージョンアッ
プ、アップグレードがなされた場合で、その記録媒体が
書き換えが可能な媒体である場合は、情報の返却、バー
ジョンアップ、アップグレードが為された直後に不要に
なった情報を復元できないように消去し、その記録媒体
が書き換えができない媒体である場合は、正しい信号が
再生できないようにすることで、権利を放棄した情報が
不正に使用されることを防ぐことができる。
【0123】また、コンピュータソフトウェアやカーナ
ビゲーション情報等の中には、差分情報によりバージョ
ンアップを行うこともあり、この場合、シリアル番号や
現在の記録媒体のバージョンを参照して、正規の購入者
であると確認された場合のみ、最新情報にアップグレー
ドできる差分情報を提供してもよい。
【0124】このように、図1〜図7に示した情報提供
システムにより、各店舗3は大量の在庫をかかえなくて
済み、また、情報が売り切れになる心配もなく、きわめ
て短時間で顧客に記録媒体を提供することができる。さ
らに、ネットワーク5を介して情報のやり取りを行え
ば、情報の配送料を大幅に低減でき、また、記録媒体が
損傷して再生不可能になっても、不正な複製を防止しつ
つ、安価な値段で簡易に複製品を製造でき、さらには、
需要の少ない稀少情報についても、容易に顧客に提供で
きる。
【0125】[ネットワークの形態]ネットワーク5の
形態は図1に示すものに限定されず、LAN回線、電話回
線、電信回線、回線交換回線、パケット交換回線、フレ
ームリレー交換回線、セルリレー交換回線およびISDN回
線などの各種の回線を利用することができる。例えば、
ネットワーク5の規模が小さい場合には、LAN回線や電
話回線等を利用し、ネットワーク5の規模が大きく、大
量のデータを高速通信する必要がある場合には、セルリ
レー交換回線を用いたATM(Asynchronous Transfer Mod
es:非同期転送モード)交換機を利用して通信を行えば
よい。回線の通信媒体も、銅線、同軸線、光ケーブル等
の種々のものが適用でき、また、マイクロ波やミリ波の
ような無線通信を行ってもよい。
【0126】[提供料金の集計]店舗3内には、図3に
示すように料金管理装置32が設けられ、この料金管理
装置32で顧客に対する情報請求料金を計算して、その
計算結果を図1のローカル統括部4やセンター部1で集
計するようにしているが、図8に示すように、各店舗3
の販売実績を集計する会計部6をセンター部1等とは別
個にネットワーク5上に設けて料金管理を行ってもよ
い。また、この会計部6を、各店舗3に設けられるPOS
システムとリンクさせて、センター部1やローカル統括
部4に集計結果をリアルタイムに通知するようにしても
よい。
【0127】[履歴情報の格納]図4のステップS1に
おいて、顧客のIDの照合を行う際、顧客のID情報と
顧客に今までに提供した情報の種類(以下、履歴情報と
呼ぶ)とを記録したICカードを用いてIDの照合を行
ってもよい。
【0128】具体的には、このようなICカードが図3
に点線で示す店舗3内のカードリーダ36に差し込まれ
ると、図3の制御装置35は、履歴情報を読み出して表
示装置23に表示する。これにより、顧客は、今までに
提供を受けた情報を確認することができる。
【0129】また、図3の制御装置35は、ICカード
から読み出した履歴情報を読み出して顧客の趣向を判断
し、顧客が望むと思われる情報を選択してそのインデッ
クス情報を表示装置23に表示する。これにより、顧客
は自らインデックス情報を選択することなく、自己が欲
する最新情報を見逃すことなく確実に手に入れることが
できる。
【0130】[その他の変形例]図1には、センター部
1が1つだけ設けられているが、それぞれ異なる情報を
提供する複数のセンター部1を設けてもよい。例えば、
A会社が所有する音楽データを提供するセンター部1
と、B会社が所有する音楽データを提供するセンター部
1とを設け、これら2つのセンター部1から提供された
情報をデータ提供部2や店舗3等に伝送してもよい。
【0131】
【発明の効果】本発明によれば、情報格納部に格納した
情報を消去するか否かを情報の利用頻度に応じて判断す
るため、利用頻度の高い情報を常に情報格納部に保持し
ておくことができ、情報格納部に格納した情報の利用効
率の向上が図れる。
【0132】また、暗号解読キーで暗号化された情報を
解読してから記録媒体に記録するため、機密性が向上す
る。また、暗号解読キーは一回のみ使用が許されるよう
にしたため、暗号解読キーを送信した回数を計測するこ
とで、情報の利用頻度を正確かつ容易に把握することが
できる。
【0133】また、営業者間での契約や顧客の年齢や販
売地域を考慮に入れてインデックス情報を作成するた
め、法律等に違反する情報を販売するおそれがなくな
る。
【0134】また、記録媒体中に記録された識別情報に
より、正規購入品であるか否かを判断してから新たな記
録媒体を製造するため、悪用目的での記録媒体の複製を
確実に防止できる。
【0135】また、本発明によれば、ラベル情報の自動
作成により、記録媒体に格納されている情報の概要を確
認できるようになる。また、集計手段を設けることによ
り、著作権者等を適正に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報提供システムの一実施形態の
概略ブロック図。
【図2】図1の情報提供システムの接続形態を説明する
図。
【図3】店舗内の詳細構成を示すブロック図。
【図4】図1の情報提供システムの概略動作を示すフロ
ーチャート。
【図5】最上位階層のインデックス情報の一例を示す
図。
【図6】下位階層のインデックス情報の一例を示す図。
【図7】衛星放送を介して情報の送受信を行う店舗内の
構成を示すブロック図。
【図8】会計部をセンター部とは別個に設ける例を示す
ブロック図。
【符号の説明】
1 センター部 2 データ提供部 3 店舗 4 ローカル統括部 5 ネットワーク 11 暗号解読キーテーブル 12 暗号解読キー暗号化回路 13 第1の乱数発生器 14 課金装置 15 通信回路 16 店舗IDテーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録可能な各種の情報を格納す
    る情報格納部と、 前記情報格納部に格納された情報の中から少なくとも一
    部の情報を選択する情報選択部と、 前記選択した情報を記録媒体に記録する情報記録部と、 前記情報格納部に格納された各情報の利用頻度に応じ
    て、前記情報格納部に格納された情報を消去するか否か
    を決定する情報消去判断部と、を備えることを特徴とす
    る情報提供システム。
  2. 【請求項2】記録媒体に記録した各情報の権利者または
    提供者に支払うべき情報提供料金を集計する集計部を備
    えることを特徴とする請求項1に記載の情報提供システ
    ム。
  3. 【請求項3】記録媒体に記録可能な各種の情報を情報格
    納部に格納するステップと、 前記情報格納部に格納された情報の中から少なくとも一
    部の情報を選択するステップと、 前記選択した情報を記録媒体に記録するステップと、 前記情報格納部に格納された各情報の利用頻度に応じ
    て、前記情報格納部に格納された情報を消去するか否か
    を決定するステップと、を備えることを特徴とする情報
    提供方法。
  4. 【請求項4】所望の情報を解読するのに用いられる暗号
    解読情報を提供するステップと、 前記暗号解読情報を提供した回数を計測するステップ
    と、 前記暗号解読情報の提供回数の計測結果に基づいて、前
    記情報格納部に格納された情報の利用頻度を検出するス
    テップと、を備え、 前記情報格納部に格納された情報は、前記暗号解読情報
    により一回に限り解読が許可されることを特徴とする請
    求項3に記載の情報提供方法。
  5. 【請求項5】前記情報格納部に格納された情報のうち、
    営業者間での契約、顧客の年齢、および販売地域の少な
    くともいずれかを含む販売制約により販売が制限される
    情報については、その旨を明示したインデックス情報を
    提供するか、あるいは、前記販売が制限される情報を除
    いたインデックス情報を提供するステップと、を備える
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報提供方
    法。
  6. 【請求項6】前記所望の情報を記録媒体に記録するとと
    もに、記録媒体が正規に購入したものであることを示す
    識別情報を記録媒体に記録するステップと、 記録媒体に前記識別情報が記録されている場合に限り、
    記録媒体に記録された情報と同じ情報、または記録媒体
    に記録された情報に関連のある情報を、別個の記録媒体
    に記録するステップと、を備えることを特徴とする請求
    項3〜5のいずれかに記載の情報提供方法。
  7. 【請求項7】顧客に提供した情報の履歴情報を、携帯可
    能な履歴情報記憶装置に格納し、 前記履歴情報記憶装置に格納されている、顧客に提供し
    た情報の履歴情報を表示装置に表示させることを特徴と
    する請求項3〜6のいずれかに記載の情報提供方法。
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