JPH11286020A - 熱可塑性プラスチックから成る物品を製造するための型の型締め装置 - Google Patents

熱可塑性プラスチックから成る物品を製造するための型の型締め装置

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JPH11286020A
JPH11286020A JP11025485A JP2548599A JPH11286020A JP H11286020 A JPH11286020 A JP H11286020A JP 11025485 A JP11025485 A JP 11025485A JP 2548599 A JP2548599 A JP 2548599A JP H11286020 A JPH11286020 A JP H11286020A
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JP
Japan
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yoke
mold clamping
mold
clamping device
yokes
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JP11025485A
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Rudolf Maier
マイアー ルードルフ
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Fischer W Mueller Blasformtechnik GmbH
Original Assignee
Fischer W Mueller Blasformtechnik GmbH
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Publication date
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構成が簡潔で、型締め力による非対称な変形が
確実に阻止される型締め装置を提供する。 【解決手段】各半型(4,5)は、ヨーク(2,3)内
に配置され、両ヨーク(2,3)は動力駆動装置(7)
により直接付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、線形移動可能に配
置される二つの半型から成る型を備え、両半型が動力駆
動装置により互いに逆方向へ移動可能である、熱可塑性
プラスチックから成る物品を製造するための型の型締め
装置、特に吹込み成形機で中空体を吹込み成形するため
の型締め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許公開第3722340号公報
から知られるようになったこの種の型締め装置は、少な
くとも一つの引張り棒と、押圧棒と、引張り棒と押圧棒
をその端部において互いに結合させている二つのヨーク
から成っているフレームを有している。引張り棒と押圧
棒は平行に延び、ヨークは半型を担持している型締め板
の移動方向に対して横方向に延びている。この場合一方
のヨークはブラケットにより直接一方の型締め板に係合
しており、他方のヨークは中間に接続されている動力駆
動装置により第2の型締め板と結合されている。動力駆
動装置を備えたフレームは安定なケーシングに懸架され
ている。ケーシングはフレームとは独立の別個のガイド
バーを担持し、フレームのヨークは、少なくとも型締め
板および(または)中間接続されている動力駆動装置に
支持部材を介して係合している。支持部材の軸面は、両
型締め板の間にして型締め力の作用線上にある。このよ
うな構成により、型締め板用のガイドと型締め力発生用
の手段とを、合目的に且つ狭い場所で互いに引き離すこ
とが達成される。型締め力を伝達させるフレームは、型
締め板のガイドに悪影響を及ぼすことなく自在に変形で
きる。したがって、変形力の作用を受けない個所で同期
装置がこのフレームに連結されているので、フレームが
型締め力の影響で変形する場合でも個々の型締め板の互
いに逆方向での正確な位置調整運動が得られる。
【0003】同期装置は、型締め装置の両型締め板(し
たがって型締め板によって担持される金型の半型も)
が、型締めモータを形成している動力駆動装置(たとえ
ば液圧または空気圧式のピストンシリンダユニット)を
操作したときに、所定の校正位置に対して相対的に互い
に逆の方向へ同期して移動できるようにするためのもの
である。さらにこの種の型締めユニットは、公知のよう
に特別の搬送システムを用いて二つの異なる作業位置間
を、即ちホース吸出し位置と吹込み位置の間を往復動す
る。
【0004】しかしながら上記公知の型締めユニット
は、型締め力が発生したときに、型締め力導入側から見
て後方のヨークが付勢されるという不具合がある。この
ため、案内と同期を損なうことなく、型締め力による非
対称な変形を回避するためには、複雑な構成が必要であ
る。
【0005】
【発明が解決すべき課題】したがって本発明の課題は、
冒頭で述べた種類の型締め装置において、上記の欠点が
なく、特に構成が簡潔で、型締め力による非対称な変形
が確実に阻止されるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、各半型がヨーク内に配置され、両ヨークが
動力駆動装置により直接付勢されていることを特徴とす
るものである。
【0007】本発明によれば、型締め力の作用側から見
て後方のヨークの側面にレバー作用が生じないような型
締めユニットが達成される。本発明によれば、動力駆動
装置がガイド面内にあり、しかもヨークに対して直接作
用する構成なので、ガイドに対して対称的な型締め力が
発生し、ガイドは負荷を受けない。型締め力が対称的に
導入されることにより、両ヨークに型締め力による変形
が生じても大きさは同じであり、したがって型締めユニ
ットの同期に関して完全に対称であるので、校正位置お
よび型締め位置からの半型の距離変動が阻止される。最
後に、型締めユニットの構成を極めて簡潔にすることが
できる。というのは、従来の型締め装置は二つのヨーク
を有し、これらヨークが動力駆動装置から見て後方のヨ
ークに動力を導入するためにこれら両ヨークを結合させ
ている引張り棒と押圧棒を備えていたが、本発明におい
ては引張り棒および押圧棒を設けなくて済むからであ
る。また従来の型締めシステムと異なり、型締め板、ヨ
ーク等を備えた両半型のために設けられる移動体が同重
量であるので、加速力が同じになり、同期を損なわな
い。
【0008】本発明の一実施形態によれば、両ヨークを
貫通しガイドバーで支持されている引張り棒であって、
一端が一方のヨークに固定されている引張り棒を有して
いる動力駆動装置は、型締め用可動台に配置され、且つ
力の作用方向において前方にあるヨークに直接係合して
おり、ガイドバーを貫通している引張り棒は後部ヨーク
に対して直接に且つ力対称に作用する。型締めシリンダ
(そのピストン棒は片側をヨークと結合される引張り棒
であるのが有利である)が液圧または空気圧で付勢され
ると、型締め可動台が変位し、これと同時に引張り棒を
介して後部ヨークに対し動力が対称的に作用するので、
両ヨークは互いに逆の方向に相対して移動し、半型を開
く場合には互いに離間するように移動する。その際、引
張り棒を同心に取り囲んでいるガイドバーも同様に型締
め可動台により担持される。
【0009】本発明の一つの提案によれば、引張り棒の
下方に該引張り棒に平行に延在し、半型を担持している
上部ヨークブラケットから離間した下部ヨークブラケッ
トに配置され、両ヨーク間で位置調整可能なストッパー
を備えたバーが設けられ、このバーは下部ヨークブラケ
ットの一方の片側に固定されている。同期棒の自由端、
すなわち固定されていないほうの端部は、同期伝動装置
を備えている。たとえば、ラック状に形成された同期棒
の一部分と型締め可動台の同期板のラック状の一部分と
に同時に噛み合う歯車を備えている。同期棒上をたとえ
ばねじ結合部を介して位置調整可能なストッパーによ
り、型厚の公差を補償することができ、したがって動力
駆動装置による型締め力の対称性が保証される。なお、
ストッパーに弾性要素、たとえば圧力箱またはばねユニ
ットを備えさせて、吹き込み成形品の膨らみが著しく異
なる場合にこの膨らみに適合できるようにするのが好ま
しい。
【0010】もっぱら電動機で型締め力を導入するよう
にした他の変形実施形態によれば、動力駆動装置は中空
軸サーボ装置として形成され、引張り棒の前端がボール
スクリュー装置に配置され、引張り棒の後部固定端に、
後部ヨークを付勢する動力ユニットが付設されている。
液圧または空気圧で型締め力を発生させる構成に比べ
て、電気的な駆動の利点は、エネルギー消費が少なく、
制御技術上のコストが少なく、騒音が非常に少ないこと
である。またオイル漏れが発生しない。ボールスクリュ
ー装置を使用すると、型締め力は弾性要素を介して供給
される。即ち後部ヨークを付勢する動力ユニットがそれ
であり、動力ユニットは予め緊張せしめられたばね、或
いは蓄圧器を備えた液圧の圧力箱として実施するのが合
目的である。この実施形態において、動力ユニットは有
利に制御される残留ストロークで作動する。ボールスク
リュー装置または電気駆動装置による型締め過程が終了
した後(この場合型締め位置には完全に到達していな
い)、まだ残留距離(たとえば0.2mm)が残ってお
り、残っている残留ストロークは後部ヨークに付設され
ている動力ユニットにより克服される。このように型締
め力を残留ストロークのために使用し制御することによ
り、ボールスクリュー装置に対する静力学的な許容負荷
が動力学的な負荷よりも著しく大きいことを考慮するこ
とができる。このように駆動装置の他端に「柔らかい」
要素が設けられているため、中空軸サーボ装置はボール
スクリュー装置とともに軸線方向に変位する際、最終的
な型締め位置を決定するストッパーへすぐには走行せ
ず、長い調整距離を非常に高速で走行し、その後、型締
め力が他端側から液圧によりもたらされる。
【0011】本発明の有利な実施形態によれば、引張り
棒の前端および前部ヨークは、ボールスクリュー装置に
付設されているトグルレバーシステムのレバーアームに
結合されている。トグルレバーの他端は共通の枢着点を
ボールスクリュー装置のねじ込みナットに有しており、
このためサーボモータが付勢され、従ってボール転動ス
ピンドルがねじ込みナットを介して回転すると、トグル
レバーは屈曲位置から伸張位置へ移動し、よってヨーク
または半型を型締め位置へ変位させ、或いはその逆の作
用を可能にする。後部ヨークと引張り棒の後端の間に配
置されている、予め緊張せしめられたばねユニットによ
り、トグルレバーシステムの無制限の力による接近が阻
止される。引張り棒に対するばねユニットの位置は調整
することができ、したがって吹込み成形品の厚さが常に
同じでないことが考慮されている。
【0012】本発明の一つの提案によれば、トグルレバ
ーシステムはフレームに配置され、このフレームは、ガ
イドにより型締め装置の搬送車に配置されるフレームに
設けたガイドで支持されている。このようにこれらフレ
ームを互いに相手の中へ組み込まれるように配置するこ
とにより、両ヨークまたは半型の互いに逆方向への変位
が保証される。この場合リニアガイドは、トグルレバー
システムから発生する横力を吸収する。トグルレバー駆
動装置を使用することにより、特別な同期装置を設けな
くて済むという利点がある。本発明の他の詳細および効
果は従属項および以下の本発明のいくつかの実施形態か
ら明らかである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を用いて本発明
のいくつかの実施形態を説明する。図1に、熱可塑性プ
ラスチックから成る物品を製造するための吹込み成形機
の一部として示した型締め装置1は、前部ヨーク2と後
部ヨーク3とを有している。前部ヨーク2と後部ヨーク
3は、図の上半分に一部を破線で示した開放位置から型
締め位置へ移動した状態で図示されており、この型締め
位置においては、上部ヨークブラケット2aまたは3a
によって担持されている、二分割の金型6の半型4,5
は、互いに面一に当接している。ヨーク2,3を位置調
整するため、本実施形態では、液圧の型締めシリンダ7
が用いられる。型締めシリンダ7は型締め可動台8上に
配置されている。型締めシリンダ7は、型締めヨーク
2,3のほぼ中央部を貫通しているガイドバー9をも担
持している。ここでは引張り棒10として用いられる型
締めシリンダ7のピストン棒はガイドバー9を貫通し、
駆動部から離れた側の端部11が後部ヨーク3の筒状の
チャンバー状の延長部13の密閉カバーにねじ込まれて
いるとともに、後部ヨーク3に固定されている。引張り
棒(ピストン棒)10の下方に平行に配置され、同期棒
14として形成されているバーは、その一端が下部ヨー
クブラケット3bに固定され、自由端が対向している前
部ヨーク2の下部ヨークブラケット2bを貫通してい
る。同期棒14の自由端は、型締め可動台8の下方の領
域に、(場合によっては交換を容易にするために載置さ
れ、たとえば同期棒14と螺合する)ラック部分15を
備えている(図2をも参照)。ラック部分15には、ラ
ック状の同期板16が付設されている。型締め装置1全
体を担持している搬送車17内に支持されているピニオ
ン18は、同期棒14のねじ部分15にも型締め可動台
8の同期板16にも噛み合うことにより、型締めシリン
ダ7を付勢したときにヨーク2,3が互いに逆方向へ位
置調整運動するのを保証している。
【0014】型締めシリンダ7の動力は前部ヨーク2へ
対称的に直に導入され、ガイドバー9を貫通している引
張り棒またはピストン棒10は後部ヨーク3に対して動
力が対称的に直に作用するようにはたらく。したがって
動力が導入されたときにレバー作用や、型締め力に起因
する後部ヨーク3側での傾斜位置は生じない。よってす
べての案内が影響を受けない。正確な型締め位置は、位
置調整可能なストッパー19により予め設定される。ス
トッパー19は、ヨーク2,3の下部ヨークブラケット
2bと3bの間に位置するように同期棒14に配置され
ており、ねじ付きストッパーとして形成されている。こ
のため、ねじスリーブ20が同期棒14のねじ部分21
を取り囲んでいる。後部ヨーク3の領域に滑りガイド2
2を配置したガイドバー9の横には、搬送車17のリニ
アガイド23に配置される型締め可動台8のガイドブロ
ック24と、下部ヨークブラケット2b内および(同期
棒の突出自由端のために)搬送車17の下方に配置され
ている滑りガイド25と26が設けられ、前部ヨーク2
を案内する用を成している。搬送車17が走行レール2
7で支持されているため、型締め装置1全体が、電気ま
たは液圧式の駆動装置(図示せず)により、たとえばホ
ース吸出し位置と吹込み位置の間を往復動することがで
きる。
【0015】図2の型締め装置100は、その構成およ
び作用の点で、特に半型4,5を担持している型締めヨ
ーク2,3に対して力が直に対称的に導入される点で、
前記実施形態と違いはない。このため同一の部材には同
一の符号を付した。しかし型締め力を調達するための動
力駆動装置が異なっている。というのは、液圧式または
空気圧式型締めシリンダの代わりに、ここでは完全に電
気的な駆動装置が実現されているからである。この電気
的な駆動装置は、型締め可動台8にフランジ固定されボ
ールスクリュー装置29を備えた中空軸サーボ装置28
を有している。ガイドバー9内に配置されている引張り
棒110は、中空軸サーボ装置28内に突出し駆動側の
自由端を形成しているスクリューバー端部31により回
転ナット30を貫通しており、他方駆動側とは離れてい
る引張り棒端部11は、後部ヨーク3の延長部13に結
合されている受容ブロック32にねじ込まれ、したがっ
て固定されている。受容ブロック32は、そこに配置さ
れている弾性要素、たとえば液圧の圧力箱33として形
成される動力ユニット34の一部である。液圧の圧力箱
33内において後部ヨーク3の受容ブロック32と延長
部13の間に設けられている筒状空間35は、圧力媒体
管を介して、プレストレスの蓄圧器36に接続されてい
る。この実施形態では、電動式の中空軸サーボ装置28
とボールスクリュー装置29によりヨーク2,3は互い
に対向して移動せしめられて、最終的な型締め位置に到
達し、型締め力が調達される。前記したプレストレスの
弾性要素(ばねユニットでもよい)は、ボールスクリュ
ー装置29を過負荷から保護している。或いはこの実施
形態によれば、電気駆動装置が余剰間隙以外の吹き込み
成形用金型を密閉し、その際型締め力が液圧制御されて
筒状空間35を介し調達されることが可能になる。
【0016】図3ないし図5に図示した型締め装置20
0の他の実施形態も、両ヨーク2,3に力を直に対称的
に導入する構成および作用を呈し、同期棒14を除けば
前記型締めユニット1または100に対応している。こ
こでも同一の部材に対しては同一の符号を付した。この
実施形態では同期装置を必要としないが、位置調整可能
なストッパー19を有している下部バーには符号14を
付した。ガイドバー9を貫通している引張り棒210
は、その後端において動力ユニット34としてのばねユ
ニット37で弾性的に付勢されており、型締め力を調達
するための残留ストロークが得られる。弾性的な付勢は
ねじ込みナット38によりもたらされる。ねじ込みナッ
ト38は、引張り棒210の端部側のねじ部分にねじ込
まれており、その際このねじ部分のピッチは、型締め板
39により半型4,5を受容しているヨーク2,3の移動
経路を型締め位置(図4を参照)前方において残留スト
ロークに制限している位置調整可能なストッパー19の
ピッチに対応している。
【0017】ヨーク2,3を図3に図示した開放位置か
ら図4の型締め位置へ位置調整するため、本実施形態で
は、トグルレバーシステム40を有している動力駆動装
置が使用されている。トグルレバーシステム40は、ボ
ール転動スピンドル41と、電動式のサーボ装置42を
操作したときにボール転動スピンドル41上を上部位置
(図3)へ、および下部位置(図4)へ変位するねじ込
みナット43を有している。即ちこれらの部材はボール
スクリュー装置44を形成している。ボールスクリュー
装置44は担持台45に収容される。ねじ込みナット4
3の互いに対向している側面には、トグルレバーシステ
ム40のトグルレバー46aまたは46bが枢着されて
いる。トグルレバー46aまたは46bの他端は、引張
り棒210を担持している可動なフレーム48に枢着さ
れ(トグルレバー46bの端部の場合)、他方、フレー
ム48を収容し前部ヨーク2と結合されている移動フレ
ーム47に枢着されている(トグルレバー46aの場
合)。前部ヨーク2と結合されているフレーム47は、
走行レール27上を走行可能な搬送車(または搬送板)
17のリニアガイド49で案内され、フレーム48はフ
レーム47のリニアガイド50で案内されている。
【0018】ヨーク2,3を互いに接近させるため、ボ
ール転動スピンドル41をサーボ装置42により回転さ
せる。次にねじ込みナット43を、図3に図示したトグ
ルレバーシステム40の屈曲位置から、図4に図示した
トグルレバーシステム40の伸張位置まで下方へねじ込
む。この場合、前部ヨーク2と結合されているフレーム
47は、伸張しているトグルレバー46aによって付勢
されて、搬送車17に対して相対的に前方へ移動する。
他方これと同時に移動フレーム48は、引張り棒210
に作用するトグルレバー46によって付勢されて後方へ
変位する(図3と関連して図4をも参照)。その際ヨー
ク2,3は同期装置を必要とせずに互いに逆の方向に変
位する。位置調整可能なストッパー19と吹き込み成形
用金型または金型6がヨーク2,3の接近運動を終了さ
せると、型締め力で付勢されたばねユニット37が残留
ストロークを受取り、発生する力を制限する。図3には
図示していないが、図4には、両作業位置間で型締め装
置200を往復動させるための電動機51と、型締め位
置を確実にする終端位置ロック部52とが図示されてい
る。
【0019】以上説明したすべての実施形態に共通して
いることは、動力駆動装置(型締めシリンダ7、または
ボールスクリュー装置29を備えた中空軸サーボ装置2
8、またはボールスクリュー装置44を備えたトグルレ
バーシステム40)が型締め力を発生させるための動力
を前部ヨーク2に対しても後部ヨーク3に対しても直に
対称的に導入し、したがって型締め力に起因して発生す
る後部ヨーク3の傾斜が回避されることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図示していない吹込み成形機の型締め装置の一
実施形態を示し、型締め力を液圧または空気圧式の型締
めシリンダにより、半型を担持している二つのヨークに
直接導入させるようにした実施形態の部分断面側面図で
ある。
【図2】型締め力を発生させる際にボールスクリュー装
置を備えた中空軸サーボ装置を使用して動力を導入する
ようにした本発明による型締め装置の他の実施形態の図
1に対応する部分断面側面図である。
【図3】型締め力を発生させるにあたって電気的なサー
ボ装置により位置調整可能なトグルレバーシステムを設
けて動力を導入するようにした本発明による型締め装置
の他の実施形態を、半型を開放した位置またはヨークを
走行させた位置で示した部分断面側面図である。
【図4】図3の型締め装置を、ヨークを型締め位置へ移
動させた状態で示した図である。
【図5】図4の型締め装置の平面図である。
【符号の説明】
1,100,200 型締め装置 2 前部ヨーク 3 後部ヨーク 4,5 半型 7 型締めシリンダ 8,47,48 型締め往復台 9 ガイドバー 10,110,210 引張り棒 17 搬送車 28 中空軸サーボ装置 29,44 ボールスクリュー装置 40 トグルレバーシステム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線形移動可能に配置される二つの半型
    (4,5)から成る型(6)を備え、両半型(4,5)が
    動力駆動装置(7;28,29;40,44)により互い
    に逆方向へ移動可能である、熱可塑性プラスチックから
    成る物品を製造するための型の型締め装置において、 各半型(4,5)がヨーク(2;3)内に配置され、両
    ヨーク(2,3)が動力駆動装置(7;28,29;4
    0,44)により直接付勢されていることを特徴とする
    型締め装置。
  2. 【請求項2】両ヨーク(2,3)を貫通しガイドバー
    (9)で支持されている引張り棒(10;110;21
    0)であって、一端が一方のヨーク(2;3)に固定さ
    れている引張り棒(10;110;210)を有してい
    る動力駆動装置(7;28,29;40,44)が、型締
    め用可動台(8;47,48)に配置され、且つ力の作
    用方向において前方にあるヨーク(2)に直接係合して
    おり、ガイドバー(9)を貫通している引張り棒(1
    0;110;210)が後部ヨーク(3)に対して直接
    に且つ力対称に作用することを特徴とする、請求項1に
    記載の型締め装置。
  3. 【請求項3】引張り棒(10;110;210)の下方
    に該引張り棒に平行に延在し、半型(4,5)を担持し
    ている上部ヨークブラケット(2a,3a)から離間し
    た下部ヨークブラケット(2b,3b)に配置され、両
    ヨーク(2,3)間で位置調整可能なストッパー(1
    9)を備えたバーが設けられ、このバーは下部ヨークブ
    ラケット(2b,3b)の一方の片側に固定されている
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の型締め装
    置。
  4. 【請求項4】バーが同期棒(14)として形成されてい
    ることを特徴とする、請求項3に記載の型締め装置。
  5. 【請求項5】動力駆動装置が液圧または空気圧式の型締
    めシリンダ(7)であり、型締めシリンダ(7)のピス
    トン棒が引張り棒(10)を形成し、後部ヨーク(3)
    に固定されていることを特徴とする、請求項2から4ま
    でのいずれか一つに記載の型締め装置。
  6. 【請求項6】動力駆動装置が中空軸サーボ装置(28)
    として形成され、引張り棒(110)の前端がボールス
    クリュー装置(29)に配置され、引張り棒(10)の
    後部固定端(11)に、後部ヨーク(3)を付勢する動
    力ユニット(34)が付設されていることを特徴とす
    る、請求項2から4までのいずれか一つに記載の型締め
    装置。
  7. 【請求項7】引張り棒(210)の前端および前部ヨー
    ク(2)が、ボールスクリュー装置(44)に付設され
    ているトグルレバーシステム(40)のレバーアーム
    (46bまたは46a)に結合されていることを特徴と
    する、請求項6に記載の型締め装置。
  8. 【請求項8】トグルレバーシステム(40)がフレーム
    (48)に配置され、フレーム(48)は、ガイド(4
    9)により型締め装置(200)の搬送車(17)に配
    置されるフレーム(47)に設けたガイド(50)で支
    持されていることを特徴とする、請求項7に記載の型締
    め装置。
JP11025485A 1998-02-03 1999-02-02 熱可塑性プラスチックから成る物品を製造するための型の型締め装置 Pending JPH11286020A (ja)

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